JP2010139590A - 画像投影装置及び投影画像の二次元/三次元切替え方法 - Google Patents

画像投影装置及び投影画像の二次元/三次元切替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1台の装置で、投影画像を容易かつ安価に二次元視用と三次元視用とに切り替える。
【解決手段】投射レンズ22、24と、投射レンズ22、24に入射する二次元視用の光を通過させる光透過体52A、52B、53を有し、第1位置と第2位置とに位置を切替え可能なフィルターブロック50とを備える。光透過体は、フィルターブロック50が第1位置に配置されたときに光路上に配置され、二次元視用の光を、それぞれ左目用及び右目用の三次元視用の光に光学特性を変化させる光透過体52A、52Bと、フィルターブロック50が第2位置に配置されたときに光路上に配置され、二次元視用の光としての光学特性を維持しつつ、光透過体52A、52Bの光屈折特性と同一の光屈折特性を有する光透過体53とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、1つの装置で投影画像を二次元視用と三次元視用とに切替え可能な画像投影装置、及び投影画像の二次元/三次元切替え方法に関するものである。
従来より、画像表示用の素子に光を当てて画像(動画像(映像)及び静止画像の双方を含む。本明細書において同じ。)を生成し、投射レンズを通して投影(拡大表示)する画像投影装置(プロジェクター)が知られている。さらに、二次元視用の画像を表示するものと、三次元視用の画像(立体映像)を表示するものとが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−305478号公報
ここで、三次元視用の画像を表示する方法には、例えば眼鏡を利用して両眼視差を得る方式が知られている。さらに、両眼視差を得る方式としては、
1)アナグリフ方式;左右の目に赤と青のフィルターの眼鏡をかけて鑑賞するもの、
2)波長分割方式(インフィティック方式);光を波長別に6バンド(Rの高低、Gの高低、及びBの高低)に分光し、交互に左右に振り分けるフィルターを使用して立体視を得るもの、
3)偏光方式(パッシブ・ステレオ方式);偏光フィルターを用い、左右の画像に分離するもの、
4)時分割方式(アクティブ・ステレオ方式);左右の画像を交互に表示するモニターに、同期するシャッター式眼鏡をかけて鑑賞するもの
等が知られている。
一方、二次元視用の画像を表示する場合には、上記のような方式を採用することなく、生成された画像をそのまま投射レンズを通して投影すればよい。
しかし、上記した従来の技術では、二次元視用の画像を表示したいときは二次元視用の画像投影装置を設置し、三次元視用の画像を表示したときは三次元視用の画像投影装置を設置する必要があった。例えば、二次元視用の画像を表示するときは1台の画像投影装置を用い、三次元視用の画像を表示するときは2台の画像投影装置を用いる等である。このため、二次元視用の画像と三次元視用の画像とのいずれも表示したい場合には、2台の画像投影装置が必要であった。
なお、1つの画像投影装置、例えば三次元視用のものを、二次元視用に変更することも可能である。しかし、レンズの交換及び投射距離合わせが必要となり、その作業に手間がかかるという問題があった。このため、1台で簡単に2役(二次元視用の画像の表示、三次元視用の画像の表示)をこなす装置が望まれていた。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、1台の装置で、投影画像を容易かつ安価に二次元視用の画像と三次元視用の画像とに切替え可能な画像投影装置を提供することである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、かっこ書きで実施形態に対応する構成を示す。
本発明(請求項1に記載の発明)は、2本の投射レンズ(投射レンズ22、24)と、2本の前記投射レンズの入射面側又は出射面側のいずれかに配置され、前記投射レンズに入射するか又は前記投射レンズから出射された二次元視用の光を通過させる光透過体(52A、52B、53)を有し、手動又は所定の駆動部により、第1位置と第2位置とに設置位置を切替え可能なフィルターブロック(フィルターブロック50)とを備え、前記光透過体は、前記フィルターブロックが前記第1位置に配置されたときに、前記投射レンズに入射する光又は前記投射レンズから出射された光が通過するように光路上に配置され、二次元視用の光を、それぞれ左目用及び右目用の三次元視用の光に光学特性を変化させる第1光透過体(光透過体52A及び52B)と、前記フィルターブロックが前記第2位置に配置されたときに、前記投射レンズに入射する光又は前記投射レンズから出射された光が通過するように光路上に配置され、二次元視用の光としての光学特性を維持しつつ、前記第1光透過体の光屈折特性と同一の光屈折特性を有する第2光透過体(光透過体53)とを備える。
(作用)
上記発明においては、フィルターブロックが第1位置に配置されたときは、二次元視用の光は、第1光透過体により、それぞれ左目用及び右目用の三次元視用の光となるようにその光学特性が変化する。これに対し、フィルターブロックが第2位置に配置されたときは、二次元視用の光は、第2光透過体により、二次元視用の光の光学特性が維持される。また、第1光透過体と第2光透過体とは、同一の光屈折特性を有するので、第1光透過体及び第2光透過体の通過前後における光屈折特性の変化は同一となる。
本発明によれば、フィルターブロックを第1位置と第2位置とに切り替えるだけで、1台の装置で、投影画像を容易かつ安価に二次元視用と三次元視用とに切り替えることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1実施形態(フィルターブロックの光透過体が一直線状に並べて配置されている例)
2.第2実施形態(フィルターブロックの光透過体が円板状部材に90度間隔で配置されている例)
<第1実施形態>
[画像投影装置全体構成]
図1は、本発明の一実施形態である画像投影装置10の構成を示す図である。画像投影装置10は、照明部12と、画像生成部14と、画像合成部16と、リレーレンズ18と、導光部20と、(左目用画像)投射レンズ22と、(右目用画像)投射レンズ24等を含んで構成されている。なお、図1中、2点鎖線は、光線を示している。
照明部12は、波長が異なる3つの光を画像生成部14に導くものであり、光源12A、照明光学部12B、及び分離部12Cを備えている。光源12Aは、白色光(自然光)を出射するランプからなり、高圧水銀ランプ等、従来より公知の種々のランプが用いられる。
照明光学部12Bは、光源12Aから出射された白色光を平行光とするとともに、所定の偏光状態に揃えて分離部12Cに導くものである。照明光学部12Bは、UV−IRカットフィルター、フライアイレンズ、PSコンバータ、及びコンデンサレンズ等を含んで構成され、光源12Aから出射された白色光がこれらを通過し、所定の偏光に揃えられた平行光となって分離部12Cに入射されるように構成されている。
分離部12Cは、照明光学部12Bから導かれた光線を互いに波長が異なる3つの光線、すなわち、赤色(R)の光線LR、緑色(G)の光線LG、及び青色(B)の光線LBに分離して画像生成部14に導くものである。分離部12Cは、例えば2つのダイクロイックミラー、複数の反射ミラー、及び複数のレンズを含んで構成され、このような分離部12Cは、従来より公知の種々の構成を採用可能である。
画像生成部14は、波長が異なる3つの光線LR、LG、LBを空間変調器で変調することにより、波長が異なる3つの左目用波長別画像と3つの右眼用波長別画像を生成するものである。特に本実施形態では、画像生成部14は、空間変調器として、反射型液晶パネル14R、14G、14Bと、偏光ビームスプリッタ15R、15G、15Bとを含んで構成されている。
反射型液晶パネル14R、14G、14Bは、それぞれ、赤色、緑色、青色の3色の画像情報を表示するものであり、入射光に対応した色の映像信号が印加され、映像信号に従い、入射光の偏光方向を回転させて変調出力する。
なお、空間変調器は、反射型液晶パネル14R等に限定されるものではなく、透過型液晶パネルや、多数の微小な反射ミラーを用いたDMD(Digital?Micro?mirror?Device :デジタル・マイクロミラー・デバイス)等、従来より公知の種々の空間変調器が採用可能である。
図2は、反射型液晶パネル14R、14G、14Bの表示画面100の説明図である。反射型液晶パネル14R、14G、14Bは同形同大の矩形状の表示画面100を有しており、本実施形態では、表示画面100は、横4096画素、縦2160画素の表示領域で構成されている。そして、図2に示すように、表示画面100は、縦方向の中央において横方向の中心で左右に分割されることで、左目用画像領域101と右目用画像領域102とから構成される。この場合、左目用画像領域101及び右目用画像領域102は同形同大の横長の矩形状を呈し、左目用画像領域101及び右目用画像領域102を除く残りの領域は、画像を表示しない非表示領域103とされる。
反射型液晶パネル14R、14G、14Bには、前記映像信号が印加されることで左目用画像領域101に左目用画像を表示し、右目用画像領域102に右目用画像を表示することになる。
偏光ビームスプリッタ15Rは、光線LRを反射して反射型液晶パネル14Rに入射させ、反射型液晶パネル14Rで空間変調された光線LRを透過して画像合成部16に入射させるものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ15Rは、赤色の光線LRによる左目用波長別画像及び右目用波長別画像を画像合成部16に入射させるものである。
同様に、偏光ビームスプリッタ15Gは、光線LGを反射して反射型液晶パネル14Gに入射させ、反射型液晶パネル14Gで空間変調された光線LRを透過して画像合成部16に入射させるものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ15Gは、緑色の光線LGによる左目用波長別画像及び右目用波長別画像を画像合成部16に入射させるものである。
さらに同様に、偏光ビームスプリッタ15Bは、光線LBを反射して反射型液晶パネル14Bに入射させ、反射型液晶パネル14Bで空間変調された光線LRを透過して画像合成部16に入射させるものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ15Bは、青色の光線LBによる左目用波長別画像及び右目用波長別画像を画像合成部16に入射させるものである。
画像合成部16は、3つの左目用波長別画像を1つの左目用合成画像に合成するとともに、3つの右目用波長別画像を1つの右目用合成画像に合成するものである。すなわち、反射型液晶パネル14R、14G、14Bでそれぞれ変調され偏光ビームスプリッタ15R、15G、15Bを透過した各色光を合成するものである。本実施形態では、画像合成部16には、光合成プリズムが用いられているが、これに限らず、従来より公知の種々の光学部材を採用可能である。
また、画像合成部16は、偏光ビームスプリッタ15R、15G、15Bを透過した各色光がそれぞれ入射される入射面16A、16B、16Cと、合成した画像を出射する出射面16Dとを有している。
リレーレンズ18は、画像合成部16から出射された左目用合成画像及び右目用合成画像を入射して、互いに分離された左目用合成画像の実像及び右目用合成画像の実像を結像するものである。本実施形態では、リレーレンズ18によって得られる左目用合成画像の実像及び右目用合成画像の実像は、画像合成部16から出射された左目用合成画像及び右目用合成画像の2倍以上の大きさに拡大しているが、リレーレンズ18の倍率は1倍以下であってもよい。
導光部20は、リレーレンズ18によって結像された左目用合成画像の実像と右目用合成画像の実像とを別々に導くものである。本実施形態では、導光部20は、プリズム32、34によって構成されている。
プリズム32は、左目用合成画像の実像が入射される入射面32Aと、入射面32Aから入射された左目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸に対しておおむね90度屈曲させて反射させる反射面32Bと、この反射面32で反射された左目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸と平行する方向におおむね90度屈曲させる反射面32Cと、この反射面32Cで反射された左目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸と平行する方向に出射する出射面32Dとを備えている。
同様に、プリズム34は、右目用合成画像の実像が入射される入射面34Aと、入射面34Aから入射された右目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸に対しておおむね90度屈曲させて反射させる反射面34Bと、この反射面34Bで反射された右目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸と平行する方向におおむね90度屈曲させる反射面34Cと、この反射面34Cで反射された右目用合成画像の実像をリレーレンズ18の光軸と平行する方向に出射する出射面34Dとを備えている。
いいかえると、導光部20は、リレーレンズ18の出射面に対向して配置され左目用合成画像の実像と右目用合成画像の実像とを別々にリレーレンズ18の出射面から離れる方向に導くものである。
また、プリズム32によって構成される光路と、プリズム34によって構成される光路とは、同一平面上を延在し、かつ、リレーレンズ18の光軸と直交する方向に間隔をおいて形成されている。したがって、プリズム32の出射面32Dと、プリズム34の出射面34Dとは、リレーレンズ18の光軸と直交する方向に間隔をおいた箇所に位置している。すなわち、導光部20は、リレーレンズ18によって結像された左目用合成画像の実像と右目用合成画像の実像とを、リレーレンズ18の光軸と直交する方向に間隔をおいた箇所に導くように構成されている。
(左目用画像)投射レンズ22は、導光部20によって導かれた左目用合成画像の実像をスクリーンSに投影して左目用の画像を結像するものである。
同様に、(右目用画像)投射レンズ24は、導光部20によって導かれた右目用合成画像の実像をスクリーンSに投影して右目用の画像を結像するものである。
さらに、投射レンズ22及び24の光軸が互いに平行した状態で、それらの光軸と直交する方向に、投射レンズ22と右目用画像投射レンズ24との間の距離を調整するレンズシフト機構25が設けられている。レンズシフト機構25を用いて投射レンズ22と投射レンズ24との間の距離を調整することにより、投射レンズ22及び24とスクリーンSとの距離にかかわらず、スクリーンS上に投影される左目用の画像と右目用の画像とを重ね合わせることが可能となる。
[フィルターブロックの詳細な説明]
導光部20のプリズム32、34と、投射レンズ22、24との間には、フィルターブロック50が配置されている。
図3は、フィルターブロック50を示す正面図である。フィルターブロック50は、4箇所に四角形状の開口部を持つ枠体51と、各開口部にそれぞれ固定された光透過体52A、52B、及び53を備える。図3に示すように、光透過体52A、53、52B、53は、上下方向(天地方向)に一直線上に配列されている。
ここで、投射レンズ22と24との間の光軸間距離をLとすると、光透過体52Aの中心と光透過体53(上から2番目)の中心との間の距離、光透過体53(上から2番目)の中心と光透過体52Bの中心との間の距離、及び光透過体52Bの中心と光透過体53(一番下)の中心との間の距離は、いずれも、L/2に設定されている。すなわち、光透過体52Aの中心と光透過体52Bの中心との間の距離はLであり、2つの光透過体53の中心間距離はLである。
枠体51は、金属材料又は硬質の樹脂材料から形成されており、剛性を有するものが用いられる。また、光透過体52A、52Bは、フィルターとしての機能を有するものであり、入射された光の光学特性を変化させるものである。特に本実施形態では、光透過体52A、52B、及び53に入射される光、すなわちプリズム32、34から出射された光は、二次元視用の光であり、光透過体52A及び52Bは、いずれも二次元視用の光を三次元視用の光に変化させるものである。
ここで、光透過体52Aは、投射レンズ22に対応するもの、すなわち左目用のものである。これに対し、光透過体52Bは、投射レンズ24に対応するもの、すなわち右目用のものである。
どのように光学特性を変化させて、二次元視用の光を三次元視用の光に変化させるかについては、主として以下の2種類が挙げられる。
第1に、波長分割方式(ドルビー3D方式)が挙げられる。波長分割方式は、光を波長別に6バンド(Rの高低、Gの高低、Bの高低)に分光し、左目用として、R高、G高、B高の波長の光を透過させ、右目用として、R低、G低、B低の波長の光を透過させるようにする。すなわち、左目と右目とでRGBの位相をずらす方式である。この場合、光透過体52AはR高、G高、B高の波長の光を透過させるフィルターであり、光透過体52Bは、R低、G低、B低の波長の光を透過させるフィルターである。
また第2に、偏光方式が挙げられる。偏光方式は、光のうち、特定の方向の光のみを通過させるものである。偏光方式としては、第1に、例えば直線偏光が挙げられる。この場合の光透過体52A及び52Bには、互いに直交する偏光フィルターが用いられる。通常は、左目用の光透過体52Aには、45度の偏光軸方向を有するものが用いられ、右目用の光透過体52Bには、135度の偏光軸方向を有するものが用いられる。また第2に、円偏光方式が挙げられる。円偏光方式は、偏光面が規則的に変化し円運動をしている円偏光を用いるものであり、直線偏光のような偏光フィルターの角度ではなく、右回り偏光か左回り偏光かによって、左右の画像を分離する。具体的には、直線偏光板と1/4波長板を組み合わせたフィルターを使用する。
なお、上記以外には、左目用のフィルター(光透過体52A)として赤色のフィルターを用い、右目用のフィルター(光透過体52B)として青色のフィルターを用いるアナグリフ方式等が挙げられるが、本実施形態では説明を省略する。
また、光透過体53は、二次元視用の光としての光学特性を維持しつつ、光透過体52A、52Bと略同一の光屈折特性を有するように形成されている。すなわち、光透過体53は、フィルターとしての機能を有するものではない。
ここで、光透過体52A、52Bと、光透過体53の光屈折特性を同一にするためには、同一の材質、かつ同一の厚みに設定することが挙げられる。
例えば、光透過体52A、52B、53の基材を、透明な(透光度の高い、あるいは100%に近い透光率を有する)ガラス材から形成することが挙げられる。この場合、光透過体53としては、素ガラスがそのまま用いられる。これに対し、光透過体52A、52Bは、素ガラスに対し、蒸着やシート貼付等により、フィルター機能を持たせるようにする。なお、蒸着やシート貼付等を行えば、厳密には、光透過体52A、52Bと、光透過体53の厚みが異なるようになるが、フィルター層の厚みが数μm程度であれば、その厚みは無視できる。
なお、光透過体を光が通過するときは、その厚みに応じて、光が屈折する。図4の上側の図は、このときの様子を示す図である。したがって、図4の下側の図のように、光透過体を用いないで空気層をそのまま光を通過させたときは、光は屈折しないので、光透過体を通過した光と、空気層を通過した光とでは、焦点距離が変化してしまう。具体的には、空気層を通過させた場合には、投射距離を短くする必要があり、投射レンズ22、24を移動させなければならない。このため、フィルター機能を有さない場合にも、素ガラスからなる光透過体53を通過させて、光透過体52A及び52Bを通過した光屈折特性と、光透過体53を通過した光屈折特性とを同一にしている。これにより、両者の光の焦点距離が一致するようになる。
なお、光透過体52A、52B、53の素材としては、上述したガラス材以外に、透明な(透光度の高い、あるいは100%に近い透光率を有する)樹脂板を用いることも可能である。例えば、透光率が98%程度のアクリル樹脂板、より具体的にはポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)による透明固体材(アクリルガラスともいう。)を用いることが挙げられる。
また、フィルターブロック50は、画像投影装置10において、第1位置と第2位置とに位置を切替え可能に形成されている。そして、第1位置に設置されているときは、図3中、左側の図に示すように、投射レンズ22、24の光軸方向から見て、投射レンズ22の光軸中心と、光透過体52Aの中心とが略一致するように配置される。かつ、投射レンズ24の光軸中心と、光透過体52Bの中心とが略一致するように配置される。このとき、使用されていない上から2番目の光透過体53は、高さ方向においてプリズム32と34との間に配置され、一番下の光透過体53は、プリズム34よりも下側に配置されるようになっており、光透過体52A、52Bの使用中に光透過体53が影響を及ぼすことはない。
これに対し、第2位置に設置されているときは、図3中、右側の図に示すように、投射レンズ22、24の光軸方向から見て、投射レンズ22、24の各光軸中心と、光透過体53の中心とが略一致するように配置される。このとき、使用されていない光透過体52Aは、高さ方向においてプリズム32よりも上側に配置され、光透過体52Bは、プリズム32と34との間に配置されるようになっており、光透過体53の使用中に光透過体52A、52Bが影響を及ぼすことはない。
図5及び図6は、画像投影装置10の筐体10aと、フィルターブロック50との位置関係を示す図である。ここで、図5は、全体外観図であり、図6は、図5中、筐体10aを透明で図示した透視図である。
筐体10aは、投射レンズ22、24や、プリズム32、34、及びリレーレンズ18を固定(保持)するものであり、金属材料、又は樹脂材料等から形成されている。
図5に示すように、筐体10aの両側面には、上下方向に溝10bが形成されており、この溝10bと、フィルターブロック50の枠体51の左右両側外縁部とが嵌合している。図5では図示されていない反対面側においても、図5と同様に、溝10bとフィルターブロック50の枠体51の外縁部が嵌合している。これにより、フィルターブロック50は、光軸方向にはガタがなく、上下(垂直)方向(すなわち、光軸方向に対して垂直な方向)にのみ移動可能に支持されている。フィルターブロック50を光軸方向には移動しないようにするのは、光透過体52A、52B、53の位置が光軸方向に移動しないようにするためである。なお、フィルターブロック50は、導光部20(プリズム32、34)や投射レンズ22、24とは接触していない。
また、筐体10aの天面部には、開口部10cが形成されており、この開口部10cから、フィルターブロック50の枠体51の把持部51aが突出している。そして、画像投影装置10の使用者は、この把持部51aをつまんで、フィルターブロック50を上下方向に移動させることができる。そして、上述した第1位置及び第2位置に配置されると、その位置で軽くロックされるように形成されている(ロック機構は図示せず)。これにより、フィルターブロック50は、第1位置又は第2位置に位置決めされる。
なお、以上は、フィルターブロック50を手動で動かす例を示したが、これに限らず、例えばフィルターブロック50をモータやアクチュエータ等の駆動手段に連結し、駆動手段によって移動させてもよい。
以上により、1つの画像投影装置10を用いて、二次元視用と三次元視用との切替えを、簡単かつ安価に行うことができる。
[動作説明]
図7は、本実施形態の画像投影装置10の動作説明図である。
図7に示すように、リレーレンズ18を用いることで、左目用合成画像の実像と右目用合成画像の実像を分離したのち、導光部20を介して左右の投射レンズ22、24に導くようにしたので、画像を形成する光線が失われることがない。したがって、スクリーンSに結像された左目用画像A1と右目用画像A2の明るさが低下することを防止できる。さらに、画質を確保する上で有利となる。
特に本実施形態では、レンズシフト機構25(図1)を用いて、投射レンズ22及び24の光軸が互いに平行をなした状態で、それら光軸と直交する方向において、投射レンズ22と投射レンズ24との間の距離を調整するようにしている。したがって、スクリーンSに対する投射レンズ22及び24の光軸の角度が変化しないので、スクリーンSに結像される左目用画像A1と右目用画像A2に台形ひずみが発生せず、左目用画像A1と右目用画像A2の画像を正確に重ね合わせることができ、良好な画質を得る上で有利となる。
また、本実施形態では、導光部20としてプリズム32、34を用いたので、厳密には、プリズム32の入射面32Aと、プリズム34の入射面34Aとの境目の箇所にわずかながら直線状に延在する隙間が形成される。この隙間に相当する部分に入射する光線は、画像として利用することができない。したがって、空間変調器においても、前記隙間に対応する部分の画像は形成しないこと(前記隙間に対応する部分を非使用領域とすること)が、画質の低下を防止する上で有利となる。
なお、導光部20としてプリズム32、34を用いる代わりに複数のミラーを組み合わせたものを用いてもよいことはもちろんである。ここで、複数のミラーを用いた場合は、リレーレンズ18から出射された左目用合成画像の実像を入射する入射ミラーと、右目用合成画像の実像を入射する入射ミラーとを設けることになる。ミラーは、厚さ方向の寸法がある程度必要となることから、入射ミラーの間に形成される隙間が、プリズム32、34を用いた場合の前記隙間に比較して大きな寸法となり、前記非使用領域の面積が大きくなる。したがって、導光部20としてプリズム32、34を用いることが画質の向上を図る上でより有利となる。
スクリーンS上に重ね合わせて表示される左目用の画像と右目用の画像とは、光透過体52A及び52Bを透過させた三次元視用であるときは、立体視用眼鏡を通して見ることにより、立体的な画像として視認される。立体視用眼鏡は、光透過体52A、52Bと同一特性のレンズを有するものであればよい。例えば、光透過体52A、52Bが波長分割方式のものであるときは、立体視用眼鏡は、波長分離フィルター眼鏡で左目用画像と右目用画像とに分離して立体視する。また、光透過体52A、52Bが偏光方式のものであるときは、偏光フィルター眼鏡で左目用画像と右目用画像とに分離して立体視する。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態のフィルターブロック50’を示す正面図である。第2実施形態では、フィルターブロック50’(及び筐体10aの一部)のみが第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。
図8に示すように、第2実施形態では、フィルターブロック50’の枠体51’は、円板状部材から形成されている。そして、その中心に対し、90度ずつ等間隔で4つの開口部が形成されており、この開口部に、光透過体52A、53、52B、53が配置されている。そして、フィルターブロック50’の第1位置は、図8の上側の図に示すように、光透過体52Aと52Bとが上下に配置される位置である。この位置では、光透過体52Aの中心と投射レンズ22の光軸中心とが一致し、かつ、光透過体52Bの中心と投射レンズ24の光軸中心とが一致する。
これに対し、フィルターブロック50’の第2位置は、第1位置から90度回転した位置であり、図8の下側の図に示すように、2つの光透過体53が上下に配置される位置である。この位置では、上側に配置された光透過体53の中心と投射レンズ22の光軸中心とが一致し、かつ、下側に配置された光透過体53の中心と投射レンズ24の光軸中心とが一致する。
図9及び図10は、投影装置10の筐体10aと、フィルターブロック50’との位置関係を示す図である。ここで、図9は、全体外観図であり、図10は、図9中、筐体10aを透明で図示した透視図である。
図9に示すように、筐体10aの両側面には、縦長の溝10dが形成されており、この溝10dと、フィルターブロック50’の枠体51’の外縁部とが嵌合している。図9では図示されていない反対面側においても同様に、溝10dと枠体51’の外縁部とが嵌合している。これにより、フィルターブロック50’は、光軸方向にはガタがなく、枠体51’の中心を中心軸として回転のみ可能に支持されている。
そして、画像投影装置10の使用者は、この筐体10aから突出している枠体51’の外縁部を回すことで、フィルターブロック50’全体を回転させ、第1位置又は第2位置に配置する。第1位置及び第2位置に配置されると、その位置で軽くロックされる点は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と同様に、手動で回転させるのではなく、駆動手段を用いて回転させてもよい。
第2実施形態のようにフィルターブロック50’を形成すれば、第1実施形態のように、筐体10aの天面から枠体51(把持部51a)が突出しないので、上下のスペースを最小にする点で有効である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、フィルターブロック50を、投射レンズ22、24の入射面側(投射レンズ22、24の前)に配置したが、これに限らず、投射レンズ22、24の出射面側に配置することも可能である。ただし、光透過体52A、52B、及び53を小さく形成するためには、上記実施形態のようにフィルターブロック50を投射レンズ22、24の入射面側に配置することが好ましい。
(2)光透過体52A、52B、53の透光度(透明度)は、特に限定されるものではないが、できる限り輝度が低くならないようにするためには、透光度が100%に近い方が好ましい。
(3)二次元視用の画像を表示するときには、投射レンズ22、24のいずれか一方のみを用いてもよい。この場合には、投射レンズ22、24のいずれか一方にキャップ等をはめることが挙げられる。
本実施形態の画像投影装置の構成を示す平面図である。 反射型液晶パネルの表示画面の説明図である。 第1実施形態のフィルターブロックを示す図である。 光の屈折を説明する図である。 第1実施形態の筐体とフィルターブロックとの位置関係を示す図である。 図5の透視図である。 本実施の形態の画像投影装置の動作説明図である。 フィルターブロックの第2実施形態を示す図である。 第2実施形態の筐体とフィルターブロックとの位置関係を示す図である。 図9の透視図である。
符号の説明
10 画像投影装置
12A 光源
14 画像生成部
16 画像合成部
18 リレーレンズ
20 導光部
22 (左目用画像)投射レンズ
24 (右目用画像)投射レンズ
32、34 プリズム
50 フィルターブロック
51 枠体
52A、52B 光透過体(第1光透過体;三次元視用)
53 光透過体(第2光透過体;二次元視用)

Claims (7)

  1. 2本の投射レンズと、
    2本の前記投射レンズの入射面側又は出射面側のいずれかに配置され、前記投射レンズに入射するか又は前記投射レンズから出射された二次元視用の光を通過させる光透過体を有し、手動又は所定の駆動部により、第1位置と第2位置とに設置位置を切替え可能なフィルターブロックと
    を備え、
    前記光透過体は、
    前記フィルターブロックが前記第1位置に配置されたときに、前記投射レンズに入射する光又は前記投射レンズから出射された光が通過するように光路上に配置され、二次元視用の光を、それぞれ左目用及び右目用の三次元視用の光に光学特性を変化させる第1光透過体と、
    前記フィルターブロックが前記第2位置に配置されたときに、前記投射レンズに入射する光又は前記投射レンズから出射された光が通過するように光路上に配置され、二次元視用の光としての光学特性を維持しつつ、前記第1光透過体の光屈折特性と同一の光屈折特性を有する第2光透過体と
    を備える画像投影装置。
  2. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    2本の前記投射レンズは、上下に配置されており、
    前記フィルターブロックの前記第1光透過体と前記第2光透過体とは、上下方向に交互に2つ配置されている
    画像投影装置。
  3. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    2本の前記投射レンズは、上下に配置されており、
    前記フィルターブロックの前記第1光透過体と前記第2光透過体とは、円板状部材に90度間隔で交互に2つずつ配置されている
    画像投影装置。
  4. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    前記第1光透過体及び前記第2光透過体は、厚みが略同一の透明なガラス板を基材とするものであり、
    前記第1光透過体は、前記ガラス板の表面に光学特性を変化させるフィルター層を積層したものであり、
    前記第2光透過体は、前記ガラス板をそのまま用いたものである
    画像投影装置。
  5. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    前記第1光透過体及び前記第2光透過体は、厚みが略同一の透明な樹脂板を基材とするものであり、
    前記第1光透過体は、前記樹脂板の表面に光学特性を変化させるフィルター層を積層したものであり、
    前記第2光透過体は、前記樹脂板をそのまま用いたものである
    画像投影装置。
  6. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    前記フィルターブロックは、2本の前記投射レンズの入射面側に配置されている
    画像投影装置。
  7. 2本の投射レンズと、
    光透過体を有するフィルターブロックと
    を備え、
    前記光透過体は、
    二次元視用の光を、それぞれ左目用及び右目用の三次元視用の光に光学特性を変化させる第1光透過体と、
    二次元視用の光としての光学特性を維持しつつ、前記第1光透過体の光屈折特性と同一の光屈折特性を有する第2光透過体と
    を有し、
    2本の前記投射レンズの入射面側又は出射面側のいずれかに前記フィルターブロックを配置するとともに、前記フィルターブロックを第1位置に配置したときは、光路上に前記第1光透過体が配置されるようにし、前記フィルターブロックを第2位置に配置したときは、光路上に前記第2光透過体が配置されるようにし、
    前記フィルターブロックを手動又は所定の駆動部により前記第1位置又は前記第2位置に移動させることで、三次元視用又は二次元視用の光をスクリーンに向かって出射する
    投射画像の二次元/三次元切替え方法。
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