JP2010137687A - 建設機械の乗降用ステップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステップ板の格納位置でのキャブ側方への突出を無くし、車幅を可及的に小さく抑え、また、車高を低く抑えるとともに、部材や部品の大型化・重量化を招くことなく、ステップ板の張出位置での支持強度を高め得る建設機械の乗降用ステップ装置を提供する。
【解決手段】下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載され、この上部旋回体の前部にキャブが設けられている。上記キャブの側面部にステップ板21をその一端をヒンジ側として回動可能に設ける。このステップ板は、キャブの側面部から略水平に突出する張出位置で乗降用ステップとして機能し、キャブの側面部と略面一に垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようになっている。
【選択図】図4
【解決手段】下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載され、この上部旋回体の前部にキャブが設けられている。上記キャブの側面部にステップ板21をその一端をヒンジ側として回動可能に設ける。このステップ板は、キャブの側面部から略水平に突出する張出位置で乗降用ステップとして機能し、キャブの側面部と略面一に垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようになっている。
【選択図】図4
Description
本発明は、クレーンやショベルなどの建設機械の乗降用ステップ装置に関し、特に、キャブの側面部に設けられるものに係わる。
一般に、クレーンやショベルなどの建設機械は、下部走行体上に上部旋回体を旋回可能に搭載し、この上部旋回体に作業アタッチメントとしてのブームなどを取り付けるとともに、上部旋回体の前部に運転室としてのキャブを設けている。そして、このような建設機械、特に大型の建設機械においては、キャブへの運転者の乗降を容易にするために、下部走行体に乗降用ステップ装置を設けるだけでなく、キャブの側面部にもドア開口部の下縁部に乗降用ステップ装置を設けることがある。
従来、キャブの乗降用ステップ装置としては、例えば特許文献1に開示されている下部走行体の乗降用ステップ装置の場合と同様に、回動式のもの、スライド式のものなどが知られている。回動式の乗降用ステップ装置は、キャブの側面部に基端が固定され、先端側が略水平に延びる固定ステップと、この固定ステップの先端に一端がヒンジ結合された可動ステップとを備え、この可動ステップを、固定ステップと連続して略水平に延びる張出位置と固定ステップ上に折り返された格納位置との間で手動又はシリンダやリンク機構などからなる駆動手段により回動させ得る構成になっている。また、スライド式の乗降用ステップ装置は、ステップ本体と、このステップ本体をキャブのフロア部の下方に収納した収納位置とキャブの側面部より側方に突出した張出位置との間でスライド可能に保持する機構とを備え、上記ステップ本体を格納位置と張出位置との間で手動又はシリンダなどからなる駆動手段によりスライドさせ得る構成になっている。
特開平6−87380号公報
ところが、上記従来の可動式の乗降用ステップ装置では、可動ステップを格納位置に回動させたときでもキャブの側面部から固定ステップが略水平に延び、この固定ステップ上に可動ステップが折り返されているに過ぎないため、固定ステップがキャブ側方の突出物となり、その分車幅が大きくなるという問題がある。尚、この問題を解決するために、固定ステップの代わりに、取付ブラケットをキャブの側面部に設け、この取付ブラケットに可動ステップの基端をヒンジ結合し、この可動ステップを略水平に延びる張出位置と垂直上方に折り返される格納位置との間で回動させ得る構成することが考えられるが、このものでも、可動ステップを格納位置に回動させたときキャブの側面部から取付ブラケット及び可動ステップが突出しており、車幅を十分に小さく抑えることはできない。
一方、従来のスライド式の乗降用ステップ装置では、キャブのフロア部の下方にステップ本体を格納するスペースを確保する必要があるが、このフロア部の下方にはステアリング装置のシャフト等の部材、油圧配管やリード配線などが配置されていることから、ステップ本体の収納スペースを確保するためにキャブのフロア部の位置を上部旋回体の上面から離して設定しなければならず、その分車高が高くなるという問題がある。また、ステップ本体が張出位置にあるときにはステップ本体を片持ち状態でかつスライド可能に支持することから、その支持部の構成が難しく、強度確保のために部材や部品の大型化・重量化を招くという問題もある。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、特に、キャブの側面部でドア開口部の下縁部を構成する部分自体を可動式のステップ板として利用することにより、ステップ板の格納位置でのキャブ側方への突出を無くし、車幅を可及的に小さく抑えることができ、また、車高を低く抑えるとともに、部材や部品の大型化・重量化を招くことなく、ステップ板の張出位置での支持強度を高め得る建設機械の乗降用ステップ装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載され、この上部旋回体の前部にキャブが設けられた建設機械の昇降用ステップ装置として、上記キャブの側面部にステップ板をその一端をヒンジ側として回動可能に設け、このステップ板を、キャブの側面部から略水平に突出する張出位置で乗降用ステップとして機能し、キャブの側面部と略面一に垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようにする。
この構成では、キャブの側面部に取り付けたステップ板は、キャブの側面部から略水平に突出した張出位置で乗降用ステップとして機能しつつ、キャブの側面部と略面一で垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようになっているため、ステップ板の格納位置でのキャブ側方への突出を無くすことができる。しかも、ステップ板は、その一端がキャブの側面部などにヒンジ結合により取り付けられているため、ステップ板の張出位置での支持強度を比較的簡単な構成でもって確保することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記ステップ板を張出位置と格納位置との間で回動させるための駆動手段と、この駆動手段を操作するためにキャブ内に設けられたキャブ内操作スイッチとを備える構成にする。この構成では、運転者がキャブ内でキャブ内操作スイッチを操作することにより、駆動手段の作動を制御してステップ板を張出位置から格納位置に、又は格納位置から張出位置に回動させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記駆動手段は、少なくとも油圧シリンダと、この油圧シリンダの動作を切り換えるための電磁切換弁とを有する構成にし、かつ油圧シリンダを、シリンダ本体を上記キャブのフロア部に、ピストンロッドの先端側を上記ステップ板にそれぞれ連結してキャブのフロア部の下方に配置する構成にする。この構成では、建設機械は、通常、油圧ポンプなどの油圧源を備えていることから、駆動手段として油圧シリンダを有する構成にすると既存の油圧源を利用して駆動手段を比較的簡易に構成することができる。また、油圧シリンダは、高い保持力を確保することが容易なものであるため、喩えピストンロッドの先端側をステップ板のヒンジ側端に近い位置で連結した場合でもステップ板の張出位置での保持力を十分に確保することができる上、油圧シリンダのストローク長を短くすることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記駆動手段は、更に、上記油圧シリンダのヘッド側油圧室と電磁切換弁とを連通する油路に設けられたパイロットチェック弁を有する構成にし、また、このパイロットチェック弁は、油圧シリンダのロッド側油圧室の作動圧をパイロット圧とするものとし、かつクラッキング圧が油圧シリンダのロッド側油圧室の背圧以上に設定されてなる構成にする。この構成では、油圧シリンダのヘッド側油圧室に油圧源からの圧油が作動圧として供給されるとき、つまりステップ板を張出位置に回動させるときの途中で何らかの原因で作動油の供給が停止した場合でもパイロットチェック弁により油圧シリンダのヘッド側油圧室からの作動油の排出が阻止されるため、ステップ板が張出途中の状態に保持されることになる。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記電磁切換弁を、油圧シリンダの非動作時を実現する中立位置にて少なくとも油圧シリンダのヘッド側油圧室との連通を遮断するように設ける構成にする。この構成では、電磁切換弁が中立位置で油圧シリンダのヘッド側油圧室との連通を遮断するようになっているため、喩え油圧シリンダが伸長してステップ板が張出位置にあるときに上記パイロットチェック弁がスティック等にて閉じない故障状態に陥った場合でも油圧シリンダのヘッド側油圧室からの作動油の排出が阻止されることになり、ステップ板が張出位置のまま支持される。
請求項6に係る発明は、請求項3ないし請求項5のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記油圧シリンダのピストンロッドの先端部に、油圧シリンダの最伸長時に上記ステップ板が張出位置に来るようにするための長さ調整部を設け、上記駆動手段は、油圧シリンダのロッド側油圧室と電磁切換弁とを連通する油路に設けられたリリーフ弁を有する構成にする。この構成では、油圧シリンダのピストンロッドの先端部に設けた長さ調整部によって油圧シリンダの最長時にステップ板が張出位置に来るように調整されているため、ステップ板の張出位置のとき油圧シリンダのピストン押圧力がストロークエンドでシリンダ本体に受けられ、キャブのフロア部に作用する反力が小さく抑えられることになり、キャブのフロア部に大きな力が作用することはない。また、油圧シリンダのロッド側油圧室に作動油を供給してステップ板を格納位置に回動させるとき上記リリーフ弁によって油圧シリンダのロッド側油圧室の圧力が所定値以下に抑えられているため、ステップ板の格納位置のときにも油圧シリンダからキャブのフロア部に大きな力が作用することはない。
請求項7に係る発明は、請求項3ないし請求項6のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記駆動手段は、更に、油圧シリンダの油圧源ラインに設けられたチェック弁と、このチェック弁下流の油圧源ラインに接続されたアキュムレータとを有する構成にする。この構成では、エンストした際の緊急脱出時でもアキュムレータに通常時に蓄圧された作動油を油圧シリンダのヘッド側油圧室に供給することにより、ステップ板を張出位置に回動させることができる。
請求項8に係る発明は、請求項3ないし請求項7のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記キャブの外部に設けられたスイッチであって、オン位置に操作されたときバッテリー電源により上記電磁切換弁を油圧シリンダの縮小動作位置に切り換えるように接続されたキャブ外操作スイッチと、上記ステップ板に設けられた手動引き出し用の取っ手とを備える構成にする。この構成では、キャブに乗る際にキャブの外部からキャブ外操作スイッチをオン位置に操作するとバッテリー電源の通電により電磁切換弁が油圧シリンダの縮小動作位置に切り換わり、油圧シリンダのヘッド側油圧室がタンクに繋がる状態になる。この状態でステップ板の取っ手を握ってステップ板を引き出すとタンクの作動油が油圧シリンダのヘッド側油圧室に流入するようになるため、ステップ板を張出位置にまで手動で回動することができる。その後、キャブ外操作スイッチをオフ位置に戻すと電磁切換弁が中立位置に戻るため、ステップ板が張出位置に保持されることになる。
請求項9に係る発明は、請求項2ないし請求項8のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置において、上記ステップ板が張出位置又は格納位置に位置することを検知するセンサと、このセンサで検知されたステップ板の位置情報をキャブ内の運転者に報知する報知手段とを備える構成にする。この構成では、ステップ板が張出位置又は格納位置に位置することがセンサにより検知され、キャブ内の運転者に対し報知手段により報知されるため、ステップ板が張出位置のまま建設機械を走行させたり、ステップ板が格納位置のまま運転者がキャブから降りたりするのを未然に防止することができる。
以上のように、本発明における建設機械の乗降用ステップ装置によれば、キャブの側面部に取り付けたステップ板は、キャブの側面部から略水平に突出した張出位置で乗降用ステップとして機能しつつ、キャブの側面部と略面一で垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようになっているため、ステップ板の格納位置でのキャブ側方への突出を無くすことができ、車幅の狭小化に寄与することができる。しかも、ステップ板は、一端がキャブの側面部などにヒンジ結合により取り付けられているため、ステップ板の張出位置での支持強度を比較的簡単な構成でもって確保することができ、部材や部品の大型化・重量化を招くことなく、実施化を容易に図ることができる。また、キャブのフロア部の下方にステップ板の格納スペースを確保する必要もないので、車高を低く抑えることもできる。
特に、請求項2に係る発明では、運転者がキャブ内でキャブ内操作スイッチを操作することにより、駆動手段の作動を制御してステップ板を張出位置から格納位置に、又は格納位置から張出位置に回動させることができるので、操作性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、既存の油圧源を利用して駆動手段を比較的簡易に構成することができるので、実施化を図る上で有利なものである。また、油圧シリンダは、高い保持力を確保することが容易なものであるため、喩えピストンロッドの先端側をステップ板のヒンジ側端に近い位置で連結した場合でもステップ板の張出位置での保持力を十分に確保することができる上、油圧シリンダのストローク長を短くすることができ、その小型化を図ることができる。
請求項4に係る発明では、ステップ板を張出位置に回動させるときの途中で何らかの原因で作動油の供給が停止した場合でもパイロットチェック弁により油圧シリンダのヘッド側油圧室からの作動油の排出が阻止されるため、ステップ板を張出途中の状態に保持することができ、安全性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、電磁切換弁が中立位置で油圧シリンダのヘッド側油圧室との連通を遮断するようになっているため、喩え油圧シリンダが伸長してステップ板が張出位置にあるときに上記パイロットチェック弁がスティック等にて閉じない故障状態に陥った場合でもステップ板を張出位置のまま支持することができ、安全性をより高めることができる。
請求項6に係る発明では、ステップ板が張出位置及び格納位置のいずれのときにも油圧シリンダからキャブのフロア部に大きな力が作用することはないので、キャブのフロア部の強度を高めるための厚肉化や補強などを行う必要はなく、実施化を一層容易に図ることができる。
請求項7に係る発明では、エンストした際の緊急脱出時でもアキュムレータに通常時に蓄圧された作動油を油圧シリンダのヘッド側油圧室に供給することにより、ステップ板を張出位置に回動させることができるので、ステップ板を利用した緊急脱出を行うことができ、安全性を一層高めることができる。
請求項8に係る発明では、キャブに乗る際にキャブの外部からキャブ外操作スイッチを操作するとともに、ステップ板の取っ手を握ってステップ板を引き出すことより、ステップ板を張出位置にすることができるので、利便性を高めることができる。
さらに、請求項9に係る発明では、ステップ板が張出位置又は格納位置に位置することがセンサにより検知され、キャブ内の運転者に対し報知手段により報知されるため、ステップ板が張出位置のまま建設機械を走行させたり、ステップ板が格納位置のまま運転者がキャブから降りたりするのを未然に防止することができ、安全性をより一層高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る乗降用ステップ装置を装備する建設機械としてのホイールクレーンを示し、1は前輪2及び後輪3を有する下部走行体であって、この下部走行体1上には旋回装置4を介在して上部旋回体5が旋回可能に搭載されている。この上部旋回体5の後部には、複数段に伸縮可能なブーム(図示せず)の基端がブームフットピン6回りに起伏可能に支持されているとともに、上部旋回体5の前部にはブームを挟む一側方(図では左側方)に運転室としてのキャブ7が設けられている。
上記キャブ7は、図2及び図3に拡大詳示するように、外側の側面部10に乗降用ドア11を有している。この乗降用ドア11は、キャブ7の側面部10に設けたドア開口部12にその後方に延びるガイドレール9に沿ってスライドして開閉可能に設けられている。キャブ7のフロア部13は、ドア開口部12の下縁と略同一の高さ位置に設けられており、キャブ7の側面部10は、このフロア部13の下方に配置されるステアリング装置のシャフト等の部材、油圧配管やリード配線(いずれも図示せず)などを側方より覆うようにフロア部13よりも所定寸法下方に延長され、この延長部14の大部分は、前後方向に細長い略長方形状のステップ板21により構成されている。
上記ステップ板21は、本発明の実施形態に係る乗降用ステップ装置20の1つの構成部材であり、その1つの長辺は、少なくとも2箇所でそれぞれ、図4に示すように、ヒンジ部材22を介してキャブ7のフロア部13に回動可能に取り付けられている。そして、このステップ板21は、図4に仮想線で示す如くキャブ7の側面部10又は閉状態の乗降用ドア11から略水平に突出する張出位置で乗降用ステップとして機能し、図4に実線で示す如くキャブ7の側面部10又は閉状態の乗降用ドア11と略面一で垂下する格納位置でキャブ7の側面部10の一部(延長部14の大部分)を構成するようになっている。ステップ板21は、表面板21aと裏面板21bとで車幅方向の外側部分に矩形状の閉断面を構成してなり、このステップ板21の表面板21aには、キャブ7の前面部に固定されたフロントステップ16の場合と同じく、滑り止め部23が略全面に亘って形成されている。また、ヒンジ部材22は、図5に拡大詳示するように、フロア部13の側縁フランジ13aに固定された一対の固定片22a,22aと、ステップ板21の表面板21aの裏面に固定されかつ一部が上記一対の固定片22a,22aの間に延出する可動片22bと、この可動片22bと一対の固定片22a,22aとを貫通して結合する結合ピン22cとからなる。
上記乗降用ステップ装置20は、ステップ板21の外に、図2又は図3に示すように、ステップ板21を張出位置と格納位置との間で回動させるための駆動手段24と、この駆動手段24を操作するためにキャブ7内に設けられたキャブ内操作スイッチ(図示せず)と、キャブ7の外部であるキャブ7の側面部10の延長部14に設けられた押しボタン式のキャブ外操作スイッチ25と、このキャブ外操作スイッチ25を押してオン位置に操作したとき後述する電磁切換弁51を油圧シリンダ27の縮小動作位置に切り換えるためのバッテリー電源(図示せず)と、上記ステップ板21の後端部に設けられた手動引き出し用の取っ手26とを備えている。
上記駆動手段24は、アクチュエータとしての2つの油圧シリンダ27,27と、この各油圧シリンダ27の動作を制御するための油圧制御回路28(図11参照)とを有している。各油圧シリンダ27は、ステップ板21の前後両端部にそれぞれ対応してキャブ7のフロア部13の下方に配置されており、この各油圧シリンダ27のシリンダ本体27aは、図6及び図7に詳示するように、キャブ7のフロア部13の下面に固定した取付ブラケット31に結合ピン32回りに回動可能に連結支持されている一方、各油圧シリンダ27のピストンロッド27bの先端は、長さ調整部33を介して、ステップ板21の裏面板21bに固定した一対の連結プレート34,34に結合ピン35回りに回動可能に連結されている。長さ調整部33は、図に詳示していないが、ネジ穴を有する部材と、ネジ穴にねじ込まれるネジ棒とを有し、ネジ穴に対するネジ棒のねじ込み量によって軸長さを調整可能とするものであり、本実施形態の場合、油圧シリンダ27の最伸長時にステップ板21が張出位置に来るように設定されている。
上記乗降用ステップ装置20は、更に、上記駆動手段24(詳しくは油圧シリンダ27)によりステップ板21を格納位置に回動させたときの位置決めを行うためのストッパー部材36(図8参照)と、ステップ板21が格納位置に位置することを検知するセンサ37(図9及び図10参照)と、このセンサ37で検知されたステップ板21の位置情報をキャブ7内の運転者に視覚又は聴覚で報知する表示装置又はスピーカなどからなる報知手段(図示せず)とを備えている。ストッパー部材36は、図8に示すように、ステップ板21の裏面板21bに固定した取付ブラケット38に長さ調整可能に植設されたボルトからなり、ステップ板21を格納位置に回動させたときボルト頭部36aがキャブ7のフロア部13の下面に固定した部材39に当接して位置決めを行うものである。また、センサ37は、図9及び図10に示すように、キャブ7のフロア部13の下面に垂下して設けたプレート41の先端部(下端部)に取り付けられた非接触型のもので、ステップ板21が格納位置に回動したときステップ板21の裏面側に固定したプレート42の被検知部42aと対向して検知を行うようになっており、上記プレート42は、ヒンジ部材22の可動片22bとしての機能を兼備するものである。
上記油圧制御回路28は、図11に示すように、油圧シリンダ27の動作を切り換えるための電磁切換弁51と、油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cと電磁切換弁51とを連通する油路52に設けられたパイロットチェック弁53と、油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dと電磁切換弁51とを連通する油路54に設けられたリリーフ弁55と、油圧源56から油圧シリンダ27への油圧源ライン57の電磁切換弁51上流位置に設けられたチェック弁58と、このチェック弁58下流の油圧源ライン57に接続されたアキュムレータ59とを有している。
上記電磁切換弁51は、油圧源56からの作動油を油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cに供給しかつ油圧シリンダ27のロッド側油圧室27d内の作動油をタンク60に戻すことにより油圧シリンダ27を伸長動作させる伸長動作位置aと、油圧源56からの作動油を油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dに供給しかつ油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27c内の作動油をタンク60に戻すことにより油圧シリンダ27を縮小動作させる縮小動作位置bと、油圧源ライン57と油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cとの連通を遮断して油圧シリンダ27の非動作時を実現する中立位置cとに選択的に切り換えられるものである。この電磁切換弁51は、図示していないが、建設機械のエンジン動作中に運転者がキャブ内操作スイッチを操作することで3位置a〜cのいずれかに切り換えられるとともに、建設機械のエンジン停止時にキャブ外操作スイッチ25を押してオン位置に操作するとバッテリー電源により中立位置cから縮小動作位置bに切り換えられるようになっている。
上記パイロットチェック弁53は、油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dの作動油をパイロット油路61を通して1次側に導入してパイロット圧とするものであり、かつクラッキング圧が油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dの背圧以上に設定されている。尚、このパイロットチェック弁53は、図6及び図7に示すように、構造的には油圧シリンダ27のシリンダ本体27aに固定されている。また、電磁切換弁51は、リリーフ弁55と1つのユニットを構成している。
次に、上記乗降用ステップ装置20の作用効果を説明するに、キャブ7の側面部10に取り付けた略長方形状のステップ板21は、キャブ7の側面部10から略水平に突出した張出位置で乗降用ステップとして機能しつつ、キャブ7の側面部10と略面一で垂下する格納位置でキャブ7の側面部10の一部を構成するようになっているため、ステップ板21の格納位置でのキャブ7側方への突出を無くすことができ、車幅の狭小化に寄与することができる。
しかも、上記ステップ板21は、その長辺がキャブ7のフロア部13にヒンジ部材22により結合して取り付けられているため、ステップ板21の張出位置での支持強度を比較的簡単な構成でもって確保することができ、部材や部品の大型化・重量化を招くことなく、実施化を容易に図ることができる。また、スライド式の乗降用ステップ装置の如くキャブ7のフロア部13の下方にステップ板21の格納スペースを確保する必要もないので、車高を低く抑えることもできる。
特に、本実施形態の場合、運転者がキャブ7内でキャブ内操作スイッチを操作するという遠隔操作によって、油圧シリンダ27の伸縮作動を制御してステップ板21を張出位置から格納位置に、又は格納位置から張出位置に回動させることができるので、操作性を高めることができる。
その上、アクチュエータとしての油圧シリンダ27は、建設機械において通常装備されるエンジン駆動の油圧ポンプなどを油圧源として利用することができるので、実施化を容易に図ることができる。また、油圧シリンダ27は、高い保持力を確保することが容易なものであるため、喩えピストンロッド27bの先端側をステップ板21のヒンジ部材22側長辺に近い位置で連結した場合でもステップ板21の張出位置での保持力を十分に確保することができる上、油圧シリンダ27のストローク長を短くすることができ、その小型化を図ることができる。
また、上記油圧シリンダ27の油圧制御回路28においては、ステップ板21を張出位置に回動させるときの途中で何らかの原因で作動油の供給が停止した場合でもパイロットチェック弁53により油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cからの作動油の排出が阻止されるため、ステップ板21を張出途中の状態に保持することができ、安全性を高めることができる。しかも、電磁切換弁51が中立位置cで油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cとの連通を遮断するようになっているため、喩え油圧シリンダ27が伸長してステップ板21が張出位置にあるときに上記パイロットチェック弁53がスティック等にて閉じない故障状態に陥った場合でもステップ板21を張出位置のまま支持することができ、安全性をより高めることができる。
さらに、上記油圧シリンダ27のピストンロッド27bの先端部に設けた長さ調整部33によって油圧シリンダ27の最長時にステップ板21が張出位置に来るように調整されているため、ステップ板21の張出位置のとき油圧シリンダ27のピストン押圧力がストロークエンドでシリンダ本体27aに受けられ、キャブ7のフロア部13に作用する反力が小さく抑えられることになり、キャブ7のフロア部13に大きな力が作用することはない。また、油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dに作動油を供給してステップ板21を格納位置に回動させるとき、油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dと電磁切換弁51とを連通する油路54に設けたリリーフ弁55によって油圧シリンダ27のロッド側油圧室27dの圧力が所定値以下に抑えられているため、ステップ板21の格納位置のときにも油圧シリンダ27からキャブ7のフロア部13に大きな力が作用することはない。このため、キャブ7のフロア部13の強度を高めるための厚肉化や補強などを行う必要はなく、実施化を一層容易に図ることができる。
加えて、エンストした際の緊急脱出時でもアキュムレータ59に通常時に蓄圧された作動油を油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cに供給することにより、ステップ板21を張出位置に回動させることができるので、ステップ板21を利用した緊急脱出を行うことができ、安全性を一層高めることができる。
その上、建設機械のエンジン停止状態でキャブ7に乗る際にキャブ7の外部からキャブ外操作スイッチ25を押してオン位置に操作するとバッテリー電源の通電により電磁切換弁51が油圧シリンダ27の縮小動作位置bに切り換わり、油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cがタンク60に繋がる状態になる。この状態でステップ板21の取っ手26を握ってステップ板21を引き出すとタンク60の作動油が油圧シリンダ27のヘッド側油圧室27cに流入するようになるため、ステップ板21を張出位置にまで手動で回動することができる。その後、キャブ外操作スイッチ25をオフ位置に戻すと電磁切換弁51が中立位置cに戻るため、ステップ板21が張出位置に保持される。これにより、エンジン停止時でもステップ板21を利用してキャブ7内に乗り込むことができるので、利便性を高めることができる。
さらにまた、上記ステップ板21が格納位置に位置することがセンサ37により検知され、キャブ内の運転者に対し報知手段により報知されるため、ステップ板21が張出位置のまま建設機械を走行させたり、ステップ板21が格納位置のまま運転者がキャブ7から降りたりするのを未然に防止することができ、安全性をより一層高めることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、キャブ7の側面部10に1つの長辺をヒンジ側として取り付けられたステップ板21を張出位置と格納位置とに回動させるための駆動手段のアクチュエータとして、油圧シリンダ27を用いて構成したが、本発明は、この油圧シリンダ27の代わりに、エアシリンダや電動モータなどの他のアクチュエータを用いて構成してもよい。
また、本発明は、駆動手段を用いることなく、手動でもって回動させる構成にしてもよい。その場合、図12に示すように、ステップ板70を、一端がヒンジ部材71を介してキャブ7のフロア部13の側縁部に固定された中空状の第1ステップ板72と、この第1ステップ板72内に引き出し可能に収納された第2ステップ板73とによって構成し、ステップ板70がキャブ7の側面部10と略面一に垂下する格納位置のときには第1ステップ板72内に第2ステップ板73を収納した状態でステップ板70がキャブ7の側面部10の一部を構成し、ステップ板70がキャブ7の側面部10から略水平に突出する張出位置のとき第2ステップ板73を第1ステップ板72外に引き出して幅広なステップ板70を実現し、乗降用ステップとしての機能を有効に発揮するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態では、キャブ7の側面部10にステップ板21を回動自在に設けるに当たり、その一端をキャブ7のフロア部13の側縁部にヒンジ部材22を介して取り付けるように構成したが、本発明は、ステップ板21をキャブ7のフロア部13の高さ位置よりも下方に離れて設ける場合などにはその一端をキャブ7の側面部の下端にヒンジ部材を介して取り付けるように構成してもよい。
1 下部走行体
5 上部旋回体
7 キャブ
10 キャブの側面部
13 キャブのフロア部
20 乗降用ステップ装置
21,70 ステップ板
24 駆動手段
25 キャブ外操作スイッチ
26 取っ手
27 油圧シリンダ
27a シリンダ本体
27b ピストンロッド
27c ヘッド側油圧室
27d ロッド側油圧室
33 長さ調整部
37 センサ
51 電磁切換弁
52,54 油路
53 パイロットチェック弁
55 リリーフ弁
57 油圧源ライン
58 チェック弁
59 アキュムレータ
5 上部旋回体
7 キャブ
10 キャブの側面部
13 キャブのフロア部
20 乗降用ステップ装置
21,70 ステップ板
24 駆動手段
25 キャブ外操作スイッチ
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27 油圧シリンダ
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27b ピストンロッド
27c ヘッド側油圧室
27d ロッド側油圧室
33 長さ調整部
37 センサ
51 電磁切換弁
52,54 油路
53 パイロットチェック弁
55 リリーフ弁
57 油圧源ライン
58 チェック弁
59 アキュムレータ
Claims (9)
- 下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載され、この上部旋回体の前部にキャブが設けられた建設機械において、
上記キャブの側面部にはステップ板がその一端をヒンジ側として回動可能に設けられ、このステップ板は、キャブの側面部から略水平に突出する張出位置で乗降用ステップとして機能し、キャブの側面部と略面一に垂下する格納位置でキャブの側面部の一部を構成するようになっていることを特徴とする建設機械の乗降用ステップ装置。 - 上記ステップ板を張出位置と格納位置との間で回動させるための駆動手段と、この駆動手段を操作するためにキャブ内に設けられたキャブ内操作スイッチとを備えた請求項1記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記駆動手段は、少なくとも油圧シリンダと、この油圧シリンダの動作を切り換えるための電磁切換弁とを有しており、油圧シリンダは、シリンダ本体を上記キャブのフロア部に、ピストンロッドの先端側を上記ステップ板にそれぞれ連結してキャブのフロア部の下方に配置されている請求項2記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記駆動手段は、更に、上記油圧シリンダのヘッド側油圧室と電磁切換弁とを連通する油路に設けられたパイロットチェック弁を有しており、このパイロットチェック弁は、油圧シリンダのロッド側油圧室の作動圧をパイロット圧とするものであり、かつクラッキング圧が油圧シリンダのロッド側油圧室の背圧以上に設定されている請求項3記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記電磁切換弁は、油圧シリンダの非動作時を実現する中立位置にて少なくとも油圧シリンダのヘッド側油圧室との連通を遮断するように設けられている請求項4記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記油圧シリンダのピストンロッドの先端部には、油圧シリンダの最伸長時に上記ステップ板が張出位置に来るようにするための長さ調整部が設けられており、上記駆動手段は、油圧シリンダのロッド側油圧室と電磁切換弁とを連通する油路に設けられたリリーフ弁を有している請求項3ないし請求項5のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記駆動手段は、更に、油圧シリンダの油圧源ラインに設けられたチェック弁と、このチェック弁下流の油圧源ラインに接続されたアキュムレータとを有している請求項3ないし請求項6のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記キャブの外部に設けられたスイッチであって、オン位置に操作されたときバッテリー電源により上記電磁切換弁を油圧シリンダの縮小動作位置に切り換えるように接続されたキャブ外操作スイッチと、上記ステップ板に設けられた手動引き出し用の取っ手とを備えた請求項3ないし請求項7のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
- 上記ステップ板が張出位置又は格納位置に位置することを検知するセンサと、このセンサで検知されたステップ板の位置情報をキャブ内の運転者に報知する報知手段とを備えた請求項2ないし請求項8のいずれか一つに記載の建設機械の乗降用ステップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008315226A JP2010137687A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 建設機械の乗降用ステップ装置 |
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JP2008315226A JP2010137687A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 建設機械の乗降用ステップ装置 |
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JP2010137687A true JP2010137687A (ja) | 2010-06-24 |
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