JP2010137408A - 印字装置 - Google Patents

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Kiminori Takada
公則 高田
Shinichi Kobayashi
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Abstract

【課題】バーコードシンボルを誤って選択する可能性を低減することのできる印字装置を提供する。
【解決手段】
印字情報を入力する入力部と、印字内容を表示する表示部と、印字内容に対応したデータを記憶する記憶部と、入力部により入力された印字情報に基づいて記憶部に記憶されたデータを表示部に表示するよう制御する制御部を有し、印字情報を入力する入力部は、複数種のバーコードシンボルから所定のバーコードシンボルを選択できる入力部であり、記憶部は、前もって定められた被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを記憶し、制御部は、オペレータが前記入力部を操作して前記バーコードシンボルの印字を選択する際、表示部に前もって定められた被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを表示し、表示部に表示されたバーコードシンボルを選択することにより印字内容を被印字物に印字する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印字装置に係り、特に、製品(被印字物)に文字、数字、記号、図形、バーコード等を印字する印字装置に関する。
従来の印字装置では、バーコードを印字する場合、印字するバーコードの種類等の名称を選択するための印字フォーマットの入力画面から、印字すべき所望のバーコードの種類の名称を選択することによって印字を行っていた(特許文献1参照)。
図4は、従来の一例の印字フォーマットの入力画面を示す図である。印字フォーマット入力画面400とは、印字する文字の形や文字間のスペース等の文字列の修飾を行うための入力画面である。図4の印字フォーマット入力画面400は、入力移動ボタン401、文字入力ボタン402、入力終了ボタン403、数字入力ボタン404、文字列表示部405、行間スペース設定領域406、文字サイズ設定領域407、文字間スペース設定領域408、横倍角設定領域409およびバーコード設定領域410を備えている。
印字フォーマットを設定する方法について説明する。文字入力ボタン402が押下されると、図示しないが、印字する文字または文字列を入力するための文字列入力専用画面が表示される。この文字列入力専用画面に文字列が入力されると、入力された文字列が文字列表示部405に表示される。
また、この入力された文字に対して種々の文字修飾を行うことができる。まず、文字の大きさの設定は、文字サイズ設定領域407で行う。この文字サイズ設定領域407では、例えば、文字の「縦サイズ×横サイズ」が1:「5×5」、2:「5×8」、3:「7×10」、4:「12×16」、5:「18×24」、6:「24×32」の6通り用意されている。オペレータは、この6通りのタイプから所望のタイプの数字を数字入力ボタン404により選択して入力する。本実施例では、「2:5×8」のタイプが選択された例を示している。文字の横倍角の設定は、横倍角設定領域409で行う。この横倍角設定領域409では、例えば、文字の「横倍」が「1〜9」の9通り用意されている。オペレータは、この9通りの倍角から所望の倍角の数字を数字入力ボタン404から選択して入力する。本実施例では、「1」倍が選択された例を示している。
また、文字間に対しての修飾を行うこともできる。文字間の間隔の設定は、文字間スペース領域408で行う。この文字間スペース領域408では、例えば、文字間の「スペース」が「ドット0〜2」の3通り用意されている。オペレータは、この3通りのスペースから所望のスペースの数字を数字入力ボタン404から選択して入力する。本実施例では、「0」が選択された例を示している。行間のスペースの設定は、行間スペース領域406で行う。この行間スペース領域406では、例えば、行間の「スペース」が「ドット0〜2」の3通り用意されている。オペレータは、この3通りのスペースから所望のスペースの数字を数字入力ボタン404から選択して入力する。本実施例では、「0」が選択された例を示している。
さらに、文字列をバーコードで印字する場合、バーコードの種類の名称を選択する必要がある。バーコードの選択は、バーコード設定領域410で行う。このバーコード設定領域410では、例えば、「バーコードの名称」が1:「コード39」、2:「ITF」、3:「NW−7」の3種類用意されている。オペレータは、この3種類の名称から所望の種類の名称に対応する数字「1〜3」を数字入力ボタン404から選択して入力する。また、バーコードで印字しない場合、「0」を選択する。本実施例では、「0:なし」を選択した場合の例を示している。
尚、入力の際のカーソルの移動は、入力移動ボタン401で行う。全ての設定の入力が終了すると、入力終了ボタン403を押下する。
以上、説明したように、従来では、印字するバーコードを選択する場合、バーコードの種類の名称についての文字情報のみが表示された設定画面から所望のバーコードの名称の選択を行っていた。
特開平10−40237
しかしながら、現在、バーコードシンボルには多数の種類があり、オペレータが印字するバーコードシンボルを選択する際、文字情報だけの選択画面からの選択操作では、誤って所望のバーコードシンボル以外のものを選択してしまうという問題があった。
本発明の目的は、簡単に、しかも正確に被印字物に所定のバーコードシンボルを印字できる印字装置を提供することである。
本発明の他の目的は、バーコードシンボルを誤って選択する可能性を低減するあるいは皆無にすることのできる印字装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の印字装置は、印字情報を入力する入力部と、印字内容を表示する表示部と、前記印字内容に対応したデータを記憶する記憶部と、前記入力部により入力された前記印字情報に基づいて前記記憶部に記憶されたデータを前記表示部に表示するよう制御する制御部を有し、前記印字情報を入力する入力部は、複数種のバーコードシンボルから所定のバーコードシンボルを選択できる入力部であり、前記記憶部は、前もって定められた被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを記憶し、前記制御部は、オペレータが前記入力部を操作して前記バーコードシンボルの印字を選択する際、前記表示部に前もって定められた前記被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを表示し、前記表示部に表示されたバーコードシンボルを選択することにより前記印字内容を前記被印字物に印字するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記表示部は前記バーコードシンボルの内容に係る文字、数字、記号を、前記バーコードシンボルの印字イメージ近傍に表示する機能を有するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記入力部は印字する行数を入力できる機能を有し、前記表示部は前記入力部から入力された行数で印字可能な前記バーコードシンボルのみを表示する機能を有するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記入力部は印字する文字の大きさを入力できる機能を有し、前記表示部は前記入力部から入力された文字の大きさで印字可能な前記バーコードシンボルのみを表示する機能を有するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記入力部から入力された桁数が制限値を超えた場合、前記表示部に入力不可能である旨のメッセージを表示する機能を有するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記バーコードシンボルは、印字できる桁数に制限があるバーコードシンボルであって、前記入力部から入力された桁数が規定値を超えている場合、前記制御部は、前記表示部に印字不可能である旨のメッセージを表示する機能と、印字開始指示を無効とする機能を有するように構成されている。
また、本発明の印字装置は、前記バーコードシンボルの内容に係る文字、数字、記号を、複数行に分けて前記表示部に表示する場合、前記制御部は、横方向において中央に揃えて印字する機能を有するように構成されている。
本発明によれば、簡単に被印字物に所定のバーコードシンボルを印字できる印字装置を実現することができる。また、表示部にバーコードシンボルの印字イメージを表示することにより、バーコードシンボルを誤って選択する可能性を低減する、あるいは皆無にすることのできる印字装置を実現できるので、オペレータが誤操作する可能性が極めて低くなるという大なる特徴がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
図1および図2を用いて、本発明の全体構成を説明する。図1は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図であり、図2は本発明の一実施例の主要部の概略構成を示す図である。
図2の主要部は、印字物検知部110、文字信号発生器120、ノズル201、搬送ベルト202、印字物検出センサ204、帯電電極206、偏向電極208、インク容器209、インク供給管210、供給ポンプ220、ガター221、回収管222、回収ポンプ223およびインク230から構成されている。
主要部の動作を説明する。供給ポンプ220によって、インク容器209のインク230がインク供給管210を介してノズル201に供給される。ノズル201では、インク230を粒子化するために励振電圧が印加され、ノズル201からインク粒子211が噴出する。ノズル201から押し出されたインク粒子211は、帯電電極206によって帯電され、帯電されたインク粒子は、印字内容に応じて偏向電極208で軌道を曲げられて、搬送ベルト202上を搬送される被印字物203の印字面に達する。偏向電極208で曲げられなかったインク粒子211は、ガター221と呼ばれる回収口に吸い込まれ、回収ポンプ223によって回収管222を通ってインク容器209に戻り、再利用される。尚、ノズル201からインク粒子を噴出するタイミングは、印字物検出センサ204の検出情報に基づいて印字物検知部110によって制御される。
次に、図1に示す本発明の一実施例の概略構成を説明する。印字装置は、印字物検知部110、文字信号発生部120、印字内容記憶部130、印字内容反映部140、入力部150、表示部160および制御部170から構成されている。
制御部170は、さらに、ROM171、RAM172、CPU173およびEEPROM174から構成されている。CPU173は、各装置の制御や記憶部に記憶されたプログラムを実行する。ROM171には、表示部160への表示画面出力等の制御プログラムが記憶されている。RAM172は、処理用のデータを一時的に記憶したり処理を行うワークメモリである。EEPROM174は、印字内容、印字パタン、インク濃度やインク温度などの印字用環境データ等を記憶する読み書き可能な不揮発性メモリである。また、バーコード選択画面(図6、詳細は後述)に表示されるバーコード選択ボタンに係るデータも記憶される。尚、不揮発性であり、かつ、CPU173からのアクセスに対して十分な速度で応答できる記憶媒体であれば、EEPROM174に限定されるものではない。
印字内容反映部140は、印字する内容(文字)をドット毎のデータに変換する。印字内容記憶部130は、印字内容反映部140により変換された印字内容のドット毎のデータを記憶する。印字物検知部110は、印字物検出センサ204により被印字物203が検出されると、検出信号を制御部170へ送信する。文字信号発生部120は、制御部170から印字命令を受信すると、印字データに基づいて帯電電極206の印加電圧を制御する。表示部160は、オペレータに対して操作案内画面等を表示し、例えば、液晶ディスプレイから構成されている。入力部150は、例えば、タッチパネルから構成される入力装置であり、表示部160の液晶ディスプレイと兼ねた構成であってもよい。入力部150では、後述する印字フォーマット等の必要項目が入力される。ここで、印字フォーマットについて説明する。
図3は、本発明の一実施例の印字フォーマットの入力画面を示す図である。印字フォーマット入力画面300とは、印字する文字の形や文字間のスペース等の文字列の修飾や、文字列をバーコードシンボルに変換するか否かを選択するための入力画面である。印字フォーマット入力画面300は、文字列表示部301、文字入力ボタン302、入力終了ボタン303、行数ボタン304、横倍角ボタン305、バーコード変換ボタン306、文字サイズボタン307、文字間スペースボタン308および行間スペースボタン309を備えている。
文字入力ボタン302が押下されると、図示しないが、印字する文字または文字列を入力するための文字列入力専用画面が表示される。この文字列入力専用画面に文字列が入力されると、入力された文字列が文字列表示部301に表示される。また、この入力された文字に対して種々の文字修飾を行うことができる。文字の大きさの設定は、文字サイズボタン307を押下して所望の文字サイズ、例えば「12×16」を入力する。文字の横倍角の設定は、横倍角ボタン305を押下して所望の横倍角数、例えば「1」を入力する。さらに、文字間の間隔の設定は、文字間スペースボタン308を押下して所望の文字間隔、例えば「1」を入力する。行数の設定は、行数ボタン304の「1行」〜「4行」のうち所望の行数、例えば「1行」を選択して押下する。行間のスペースの設定は、行間スペースボタン309を押下して所望のスペース、例えば「0」を入力する。
さて、ここで、本発明の特徴であるバーコード表示について説明する。先に説明したように従来、オペレータは、バーコードを印刷する場合、印字するバーコードの種類等の名称が入力画面に表示され、オペレータは、これらバーコードの種類等の名称から所定のバーコード名称を選択し、被印字物に印字することを説明した。このような場合、オペレータは、バーコード名称で選択するので、誤った選択をする場合があり、誤ったバーコードが被印字物に印字される問題が発生する。
本発明は、バーコードシンボルを誤って選択する可能性を低減するあるいは皆無にすることが特徴であり、以下、これについて詳細に説明する。まず、入力した文字列をバーコードに変換して表示するために、バーコード変換ボタン306を入力する。その結果、図6に示すバーコード選択画面が表示される。ここで、入力された場合に表示されるバーコード選択画面について説明する。
図6は、本発明の一実施例のバーコード選択画面を示す図である。バーコード選択画面600には、バーコード選択ボタン601〜609が表示される。ここで、バーコード選択ボタン601〜609について説明する。バーコード選択ボタン601〜609は、前もってバーコード選択画面600上に所定の数のバーコードを表示できるように設定された領域であり、これらバーコード選択ボタン601〜609に後述するバーコード等が表示される。そして、これらバーコード選択ボタン601〜609からオペレータが必要なバーコードを選択して、そのバーコード選択ボタンを選択する(例えば、押下する)と、その領域に表示されたバーコードが選択されるように構成されている。なお、これらバーコード選択ボタン601〜609は、前もってソフト的に設計され、プログラム化して先に説明したROM171に格納されている。
そして、これらバーコード選択ボタン601〜609には、前もってユーザーが指定した製品、例えば、酒類のボトルや清涼飲料のボトル、お菓子の箱等(以下、製品と称する。)に印字するために、多種類のバーコードからそれぞれの製品に特有のバーコードを印字するために、各製品毎に所定の複数のバーコードが表示されるように構成されている。例えば、1つの製品に3種類のバーコードの候補があれば、3個のバーコード選択ボタンが表示され、5種類のバーコードの候補があれば、5個のバーコード選択ボタンが表示され、ユーザーは表示されたバーコードの候補の中から1種類のバーコードを選択する。図6に示す実施例では、9種類の場合が表示されている。バーコード選択ボタン601〜609には、バーコードシンボル文字列(バーコード名称ともいう。)611〜619およびバーコード印字イメージ621〜629が表示され、各バーコードシンボル文字列とバーコード印字イメージ621〜629は一体で表示される。
ここで、バーコード選択ボタン601〜609を、説明の都合上、3種類(選択ボタンA、B、C)に大別し、601から603を選択ボタンA、604から606を選択ボタンB、607から609を選択ボタンCとする。
まず、選択ボタンA(601〜603)について説明する。選択ボタンAは、印字イメージが1次元バーコードからなるバーコード選択ボタンであり、各バーコードシンボル文字列611〜613とバーコード印字イメージ621〜623が表示される。即ち、1次元バーコードの種類(バーコード名称ともいう。)「JAN−13」とバーコード印字イメージ621が、また、バーコード選択ボタン602にはバーコード名称「NW−7」とバーコード印字イメージ622が、バーコード選択ボタン603にはバーコード名称「CODE 39」とバーコード印字イメージ623が表示される。
次に、選択ボタンB(604〜606)について説明する。選択ボタンBには、選択ボタンAと同様、印字イメージが1次元バーコードからなるバーコード選択ボタンであるが、さらに可読文字651〜653を表示することが特徴である。可読文字651〜653とは、バーコードシンボルの内容を理解しやすいように、印字したバーコードシンボルの近傍に表示した文字、数字、記号等のことである。また、可読文字を表示したことをオペレータが容易に理解できるように、または視認できるように、各バーコードシンボル文字列の近傍に可読文字印字614〜616の表示を加えている。
次に、選択ボタンC(607〜609)について説明する。選択ボタンAおよびBは、印字イメージとして1次元バーコードが表示された例であるが、選択ボタンCでは、印字イメージ627〜629が2次元バーコードであることが特徴である。バーコードシンボル文字列617〜619には、2次元バーコードのサイズも併せて表示される。
尚、バーコード選択画面600に表示されるバーコード選択ボタンは、本実施例では、3×3の表示を行っているが、これに限定されるものではない。また、図6に示される実施例では、バーコード選択ボタンとして、異なる表示の3種類の選択ボタンA、B、Cに大別して説明したが、3種類の選択ボタンA、B、Cの内の1種類を、あるいは3種類の選択ボタンA、B、Cの内の2種類をバーコード選択画面600上に表示することもできる。なお、図6に示されるバーコード選択画面600上に表示される1次元バーコードのバーコードシンボル文字列およびバーコード印字イメージあるいは2次元バーコードは、システムの構成やユーザーが自社の製品に付与するバーコードに応じて適宜選択し、表示されることは言うまでもない。
次に、本発明の一実施例の動作について説明する。図5は、印字フォーマット入力画面300(図3に示す。)でバーコード変換ボタン306が押下され、図6に示すバーコード選択画面を表示する本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップ501は、バーコード選択ボタン601〜609の枠(領域)を表示するステップである。次に、ステップ502では、入力された文字列、ここでは、バーコード選択ボタン601〜609に、前もって定められた9個のバーコードシンボルの種別を文字、数字で表示したバーコードシンボル文字列611〜619が表示される。さらに、バーコードシンボル文字列611〜619の近傍に、バーコードシンボル文字列の印字イメージ621〜629を表示する(ステップ503)。なお、ステップ502とステップ503を順次説明したが、各バーコードシンボル文字列とバーコード印字イメージは一体で表示されることから同時に表示することもできる。
このとき表示する印字イメージ621〜629は、オペレータによって入力された印字内容をバーコード印字パタンに変換して表示する。表示方法としては、入力された印字内容に基づいて適宜変換して表示する場合と、予めEEPROM174にバーコードシンボル種別の固定の印字パタンを複数個、例えば、本実施例では、9個を記憶させておき表示する場合とがある。後者の場合、オペレータが印字内容を入力していなくても印字イメージを表示できるというメリットがあり、また、入力の手間が省け、誤入力も防止できる効果がある。
このように、印字イメージ621〜629を表示することにより、オペレータは目視で所望のバーコードシンボルを認識しやすくなり、バーコードシンボルを容易にかつ正確に選択することができる。例えば、印字イメージ627と印字イメージ629など、バーコードシンボル種別は同一でもサイズが異なる場合、印字イメージを表示するとバーコードシンボル文字列617とバーコードシンボル文字列619の文字による表示とを比べることにより、その違いを理解しやすく、誤操作の確率を低減する、あるいは皆無にすることができる。
次に、ステップ504では、バーコード選択ボタンに可読文字を付加する表示を行うかか否かを判定する。ステップ504で可読文字を付加する(バーコード選択ボタン604を表示する)場合(Yesの場合)、ステップ505に進む。ステップ505では、可読文字651、652、653(図6に示す。)を表示するためバーコード印字イメージの下部を消去する。さらに、その消去した領域に可読文字651、652、653を挿し込み(ステップ506)、表示処理は終了する。一方、ステップ504で可読文字を付加しない(バーコード選択ボタン601を表示する)場合(Noの場合)、表示処理は終了する。
ここで、バーコード選択画面には、図6に示した画面の他にもさまざまな画面表示を行うことができる。まず、可読文字の印字を行うか否かを選択する画面として、図3の印字フォーマット入力画面300におけるバーコード変換ボタン306の選択時に、バーコード設定ありと同時に可読文字の要否も選択肢に追加することで実現できる。更に、図7は、「可読文字印字」の表示をしない場合のバーコード選択画面700、750を示した図である。バーコード選択画面700、750ともに、「可読文字印字」の表示はなく、さらに、バーコード選択画面700では、可読文字の表示もしない例を示している。バーコード選択画面700および750は、図6に示したバーコード選択画面600と比べて、表示内容がシンプルで、しかも見易くなるというメリットがある。
また、同一種類のバーコードシンボルであっても複数のサイズの規格があり、それぞれバーコードシンボル生成のアルゴリズムが異なる場合、CPU173ではどのアルゴリズムを用いればよいか決定できないため、オペレータがそのサイズも選択する必要がある。ここで、バーコードシンボル生成のアルゴリズムとは、この分野では良く知られているので、詳細な説明は省略する。本実施例においては617〜619で示される2次元シンボルのサイズがそれに該当する。この場合、CPU173としては同じバーコードシンボルであっても別シンボル扱いとし、サイズごとにそれぞれボタンを表示する。なお、617〜619で示されるサイズとはその2次元シンボルを構成する縦横ドット数である。本実施例においては縦ドット数×横ドット数で表現している。
また、可読文字を印字する場合、見易さの観点からバーコードシンボルと可読文字を横方向の中央にそろえる場合が一般的である。中央にそろえるためには、バーコードシンボルのドットデータ作成時に横方向のドット数と、可読文字のドットデータ作成時の横方向ドット数を比較し、大きい方の値から小さい方の値を減じ、さらにその結果を2分の1にした値を求めることで可能となる。
図8は、バーコードシンボルと可読文字を横方向に対して中央の位置に揃えた場合の一実施例を示した図である。バーコードシンボルの横方向ドット数Xと、可読文字の横方向ドット数Yを比較する。本実施例ではX>Yであるため、(X−Y)÷2という計算式となり、この計算結果をZとする。横方向ドット数の大きい方、本実施例ではバーコードシンボルの印字開始位置よりZドット分移動したところより横方向ドット数の短い方、本実施例でにおける可読文字を印字開始することにより、バーコードシンボルと可読文字の印字を横方向中央に揃えることができ、見易い印字が行えることになる。
また、2次元シンボルリーダーで認識できる印字を行うには、各2次元シンボル仕様にて定義されているセルサイズ、ドット個数、ドットサイズで印字を行う必要がある。本実施例における印字装置は、前述したように搬送ベルト202に乗って流れる被印字物203に対して印字を行う。このため横方向へは帯電電極206で行うインク粒子への電圧印加を継続することで長大な印字を行うことが可能である。一方、縦方向は帯電電極206と偏向電極208でそれぞれ最大の印加を行ったときが縦方向への最大偏向であり、横方向への印字に比べ大きさの自由度は極めて低い。本実施例の印字装置においては偏向電極208の能力、帯電電極206の能力、およびインク粒子の大きさから2次元シンボルリーダーで読み取ることができる印字を行うには印字の行数が1行であることが望ましい。これは2行以上になると必然的に縦方向ドット数が増えインク粒子の間隔がとれなくなるため、2次元シンボルとしては品質の悪い印字を行ってしまう可能性がある。
このためバーコードシンボル選択画面を表示する際、オペレータが選択した行数で印字できるバーコードシンボルのみ表示を行う。これにより印字できないバーコードシンボルを選択することを防ぐことができる。
また、オペレータが選択した文字サイズにおさまらない2次元シンボルも印字することができない。例えば、バーコードシンボル文字列618で示しているサイズ18×18は、オペレータが文字サイズを16×16に選択した場合、印字することができない。これは縦横ドット数が合わないためである。したがって、このような場合、図9のバーコード選択ボタン902の如くバーコードシンボル選択画面に表示しないようにして、誤選択を防止することができる。
図9は、バーコードシンボルを印字できない場合の表示の例を示す図である。印字装置としてはそのバーコードシンボルを作成する能力は持っているが、オペレータの入力内容によりバーコードシンボルを作成できない場合、上記実施例ではバーコード選択ボタン902にバーコードを表示しないことでオペレータに選択不可である旨を知らせることができる。この方法とは別に、図9のバーコード選択ボタン905の如く表現するドットを減らして表示する(結果として薄く表示される。)ことでも同様の表現が可能である。あるいはバーコード選択ボタン908の如く選択可能のボタンと同様の濃度で表示するが、その上に重ねるように×印を表示してもよい。
バーコード選択ボタン902では、空欄で表示されるため、本来は何のバーコードシンボルが選択されているかは不明な懸念もある。そこで、バーコード選択ボタン905や908のようにあえてバーコード選択ボタンを表示させることでその懸念を解消している。尚、本実施例では対象となるバーコードシンボルが選択できない旨をオペレータに伝える手段として濃度を薄くして表示する、×印を重ねるという例を挙げたが、選択できるバーコードシンボルの表示と異なることが容易にわかる表示であれば前述の例にこだわるものではない。
また、バーコードシンボルはその種類により桁数の制約がある。例えば印字イメージ621で示しているJAN−13は桁数が定まっている。図3の印字フォーマットでは、入力する桁数の制限がないため、例えば、オペレータが入力した文字列の文字数が規定以外であった場合、JAN−13選択不可能である旨のメッセージを表示部160に表示しJAN−13への変換を取りやめる。あるいは選択自体は許容するが、印字開始指示を受けたとき印字不可能である旨のメッセージを表示部160に表示し印字をとりやめる方法も考えられる。これにより規定外の無駄な印字を防止することができる。
以上、説明したように、本実施例では、バーコード選択画面600を表示することにより、オペレータは所望するバーコードシンボルを視覚的に確認しながら、バーコードシンボルを選択できるので、バーコードの選択を誤る可能性を低減させるあるいは皆無にすることができる。
尚、本実施例の説明で用いている「バーコードシンボル」という名称はJIS X 0500にて定義されているものであり、1次元シンボルのみならず2次元シンボル、いわゆる2次元コードも含まれる。また、上記の実施例では、コンティニュアス方式の印字装置に基づいて説明したが、ドロップ・オンデマンド方式の印字装置にも適用できることはいうまでもない。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された印字装置の実施例に限定されるものではなく、他の印字装置にも適用できることはいうまでもない。
本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例の主要部の概略構成を示す図である。 本発明の一実施例の印字フォーマットの入力画面を示す図である。 従来の一例の印字フォーマットの入力画面を示す図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例のバーコード選択画面を示す図である。 本発明の他の一実施例のバーコード選択画面を示す図である。 本発明の一実施例のバーコード印字を示す図である。 本発明の更に他の一実施例のバーコード選択画面を示す図である。
符号の説明
110:印字物検知部、 120:文字信号発生部、 130:印字内容記憶部、 140:印字内容反映部、 150:入力部、 160:表示部、 170:制御部、 171:ROM、 172:RAM、 173:CPU、 174:EEPROM、 201:ノズル、 202:搬送ベルト、 203:被印字物、 204:印字物検出センサ、 206:帯電電極、 208:偏向電極、 209:インク容器、 210:インク供給管、 220:供給ポンプ、 221:ガター、 222:回収管、 223:回収ポンプ、 230:インク、 600:バーコード選択画面。

Claims (7)

  1. 印字情報を入力する入力部と、印字内容を表示する表示部と、前記印字内容に対応したデータを記憶する記憶部と、前記入力部により入力された前記印字情報に基づいて前記記憶部に記憶されたデータを前記表示部に表示するよう制御する制御部を有し、前記印字情報を入力する入力部は、複数種のバーコードシンボルから所定のバーコードシンボルを選択できる入力部であり、前記記憶部は、前もって定められた被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを記憶し、前記制御部は、オペレータが前記入力部を操作して前記バーコードシンボルの印字を選択する際、前記表示部に前もって定められた前記被印字物に印字する所定候補のバーコードシンボルを表示し、前記表示部に表示されたバーコードシンボルを選択することにより前記印字内容を前記被印字物に印字することを特徴とする印字装置。
  2. 請求項1記載の印字装置において、前記表示部は前記バーコードシンボルの内容に係る文字、数字、記号を、前記バーコードシンボルの印字イメージ近傍に表示する機能を有することを特徴とする印字装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の印字装置において、前記入力部は印字する行数を入力できる機能を有し、前記表示部は前記入力部から入力された行数で印字可能な前記バーコードシンボルのみを表示する機能を有することを特徴とする印字装置。
  4. 請求項1または請求項2記載の印字装置において、前記入力部は印字する文字の大きさを入力できる機能を有し、前記表示部は前記入力部から入力された文字の大きさで印字可能な前記バーコードシンボルのみを表示する機能を有することを特徴とする印字装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の印字装置において、前記入力部から入力された桁数が制限値を超えた場合、前記表示部に入力不可能である旨のメッセージを表示する機能を有することを特徴とする印字装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の印字装置において、前記バーコードシンボルは、印字できる桁数に制限があるバーコードシンボルであって、前記入力部から入力された桁数が規定値を超えている場合、前記制御部は、前記表示部に印字不可能である旨のメッセージを表示する機能と、印字開始指示を無効とする機能を有することを特徴とする印字装置。
  7. 請求項2乃至6の何れか1項に記載の印字装置において、前記バーコードシンボルの内容に係る文字、数字、記号を、複数行に分けて前記表示部に表示する場合、前記制御部は、横方向において中央に揃えて印字する機能を有することを特徴とする印字装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014156805A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関の制御装置
JP2016068630A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 マツダ株式会社 自動車の回生制御方法及び回生制御システム
JP2017119412A (ja) * 2015-12-25 2017-07-06 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、制御方法

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