JP2010137363A - 記録装置の切断目安の出力方法、記録装置及びプログラム - Google Patents

記録装置の切断目安の出力方法、記録装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】余白部分に影響を与えずに用紙を切り離すことが容易である記録装置の切断目安の出力方法、記録装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】ページとページとの間隔を決定する工程と、印刷したページの後端に、ページの後端位置を示す線を出力する工程と、ページとページとの間隔に合わせて、次のページの先端位置を決定する工程と、ページの先端に、ページの先端位置を示す線を出力する工程とを有する記録装置の切断目安の出力方法である。
【選択図】図10

Description

本発明はプリンタ、複写機等の記録装置に関し、特に、ロール紙等のカット処理を要する用紙を扱う際におけるカットの目安を付加した発明に関する。
記録装置の本体に付属されているカッターでは、カットできないような用紙(メディア)に、カットの目安となる点線や実線(以降、「カットライン」と呼ぶ)を付加することができる記録装置が広く知られている。
印刷出力後に、本来カットすべき位置に、カットラインを付加するので、カットライン上を切断することによって、カットした出力紙等の後端余白と、次の出力の先端余白とを正確に設けることが可能である。
従来、カットライン処理を行うかどうかの判定を、メディア種に基づいて決定する発明が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−123238号公報
しかし、上記従来例において、ページ後端を示すカットラインが、次のページのページ先端を示すので、少しでもカットし損なうと、どちらかのページ、または両方のページの余白部分を切断するという問題がある。
用紙の種類が多様になりつつある現状において、用紙が硬い場合、布製である場合に、カットライン上を切断することが難しいという問題がある。この場合、余白を切断せずに用紙を切り離すことはさらに困難であるという問題がある。
つまり、上記従来例では、余白部分に影響を与えずに用紙を切り離すことが困難であるという問題がある。
本発明は、余白部分に影響を与えずに用紙を切り離すことが容易である記録装置の切断目安の出力方法、記録装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ページとページとの間隔を決定する工程と、印刷したページの後端に、ページの後端位置を示す線を出力する工程と、ページとページとの間隔に合わせて、次のページの先端位置を決定する工程と、ページの先端に、ページの先端位置を示す線を出力する工程とを有する記録装置の切断目安の出力方法である。
本発明によれば、ページの後端位置を示すカットの目安と、次のページの先端位置を示すカットの目安とを間隔を空けて出力するので、ユーザは両目安の間をカットすれば、余白部分に影響を与えずに用紙を切り離すことが容易であるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるインクジェットプリンタ10を示す斜視図である。
インクジェットプリンタ10は、記録装置の例であり、矢印A方向に搬送される記録媒体12が載置されているプラテン14を有する。記録媒体12は、用紙、メディアの例である。プラテン14の上方には、プラテン14に対して平行に、2本の走査レール(図示せず)が掛け渡されている。
この走査レールには、キャリッジモータ16とベルト18とによって、矢印B、C方向(矢印A方向に直行する方向)に、往復運動するキャリッジ20が、スライド軸受け(図示せず)を介して取り付けられている。
また、キャリッジ20の移動経路に沿って、リニアスケール21が配置されている。リニアスケール21には、キャリッジ20の位置検出と、インク吐出タイミングとを定めるための規則的なスリットが設けられている。リニアスケール21のスリットを読み取るために、キャリッジ20に、光学式リニアスケールセンサ(図示せず)が搭載されている。
この光学式リニアスケールセンサが出力するパルスをカウントすることによって、矢印B、C方向におけるキャリッジ20の位置を決定する。
パルスカウントを初期化する場合、電源オン時に走査レールの端部にあるホームポジション(HP)センサ(図示せず)の位置へ、キャリッジ20を移動させることによって、パルスカウントを初期化する。
さらに、キャリッジ20には、反射式光学センサ28が搭載され、反射式光学センサ28が、後述するように、記録媒体12の端部を検出する。
キャリッジモータ16は、キャリッジ20を駆動する(キャリッジ20を矢印B、C方向に往復運動させる)ためのモータである。媒体搬送モータ17は、記録媒体を搬送するためのモータである。ロータリーエンコーダ19は、媒体搬送モータ17に付随しており、媒体搬送モータ17の回転角度を検出する。
オペレーションパネル29は、ユーザが操作する各種キーとユーザへ各種情報を伝える表示部(不図示)とを備える。オペレーションパネル29は、ユーザが各種キーを操作することによって、ユーザの各種操作指示を受け取る。また、オペレーションパネル29は、上記表示部として、メッセージ等を表示する液晶パネル等のディスプレイ、またはインジケータとして機能するLED等のランプで構成することができる。
ヘッド22は、インクジェット記録方式の複数のノズルを有する記録ヘッドである。
図2は、図1に示すインクジェットプリンタ10の制御ハードウエア構成の概略を示すブロック図である。図1と同じ部分には同じ符号を付加して説明を省略する。以下、図3以降においても、それ以前に説明した部分には同じ符号を付加して説明を省略する。
インクジェットプリンタ10は、装置全体の動作をプログラム制御するために、エンジンコントローラ45を有する。エンジンコントローラ45は、通信I/F46と、イメージコントローラ44とを介して、ホストPC47に接続されている。
エンジンコントローラ45は、キャリッジモータ16と、媒体搬送モータ17と、ロータリーエンコーダ19と、反射式光学センサ28と、オペレーションパネル29と、ASIC30とを有する。また、インクジェットプリンタ10は、CPU40と、不揮発性メモリ41と、ROM42と、RAM43とを有する。
ROM42は、CPU40が実行するプログラムやデータ等を格納する。不揮発性メモリ41は、インクジェットプリンタ10に固有なパラメータ、駆動条件など各種データ等を記憶する。RAM43は、プログラム処理における作業領域や一時保持領域等を提供する。
不揮発性メモリ41としては、フラッシュメモリ、バッテリバックアップメモリ、EEPROM等、任意の記憶装置を使用することができる。
エンジンコントローラ45は、主にモータ、ヘッド等のハードウエアを駆動/制御する役目を担っている。エンジンコントローラ45は、印字に関する機能を実現するためにASIC30を有する。
ASIC30は、画像受信、HV変換(水平−垂直変換)等のそれぞれの機能を実現するために特化したICであり、CPU40からのレジスタ設定によって、それぞれの機能をハード的に実現する。ここで、HV変換は、ホストPC47から送られてくる水平方向に並んだライン単位の画像データを受信し、垂直方向の並びの画像データに変換することである。なお、ホストPC47から送られてくる水平方向に並んだライン単位の画像データであって、複数ラインの画像データを、後述する図7の受信バッファ36に記憶する。そして、キャリッジ20の1回の走査によって、ヘッド22のノズル列で記録するライン数にあわせて受信バッファ36から読み出し、垂直方向の並びの画像データに変換する。
イメージコントローラ44は、画像データ等のイメージ処理、通信I/F46を通してネットワークに接続するためのプロトコル処理、ホストPC47と通信処理などを担う部分であり、画像処理を行ったラスタデータを生成する。
エンジンコントローラ45は、ラスタデータの生成に同期して、用紙の搬送、キャリッジの駆動を行い画像の出力を行う。
エンジンコントローラ45は、印刷したページの後端位置を示す線をメディアに出力するページ後端位置出力手段の例であり、次のページの先端位置を決定するページ先端位置決定手段の例である。また、エンジンコントローラ45は、次のページの先端位置を示す線を、メディアに出力するページ先端位置出力手段の例であり、ページとページとの間隔を決定するページ間隔決定手段の例である。また、上記ページ先端位置決定手段は、上記ページ間隔決定手段が決定したページとページとの間隔だけ、ページの後端から離れた位置を、次のページの先端位置として決定する手段である。
上記ページ後端位置出力手段、上記ページ先端位置出力手段は、それぞれページ後端位置決定手段、ページ先端位置決定手段が決定したページ後端位置、ページ先端位置に線を出力する手段である。
なお、上記ページ間隔決定手段は、本体に設けられている操作部(図示せず)におけるキーの入力による設定によって、ページ間隔を決定する手段である。また、上記ページ間隔決定手段は、外部機器からの通信によって、ページ間隔を決定する手段である。さらに、上記ページ間隔決定手段は、複数のメディアと、ページ間隔の数値とが対応しているテーブルを参照して、ページ間隔を決定する手段である。
次に、実施例1におけるカットライン自体の印刷について説明する。まず、単機能としてのカットラインの出力処理に関して説明する。
図7は、ASIC30の詳細を説明する図である。
この図7を用いて、実施例1において、カットラインの印刷工程を説明する。
カットラインの出力は、キャリッジの移動に同期して出力されるリニアエンコーダの検出信号に同期して、カットライン用のヘッド出力データ(カットライン記録用のデータ)を、ヘッドに転送する。
上記ヘッド出力データから形成されるヘッド駆動パルスによって、ノズル内のインクを加熱し、吐出する。
図4は、プリントバッファ37上に保持されるカットラインデータを示す図である。
図5は、ランダムマスクバッファ39上に保持されるカットラインマスクデータの読出しを説明する図である。
カットライン用のヘッド出力データは、プリントバッファ37上に保持されるカットラインデータ(図4)と、ランダムマスクバッファ39上に保持されるカットラインマスクデータ(図5)とを用いて生成される。
カットラインデータ(図4)と、ランダムマスクデータ(図5)とは、1カラムずつ読み出され、ランダムマスク処理回路33でアンド処理される。
アンド処理されたデータは、ノズルマスク処理回路34を通して、不要な上下のノズルについてのデータに0をアンドすることによって、細いカットラインのデータとして、ヘッドに転送する。
次に、実際のデータ例を挙げて詳細に説明する。
プリントバッファ上のカットラインデータは、640ノズル単位で構成され、1カラム分1ビットが、1ドットに相当するので、80バイト分の0xff(全ノズル吐出)で形成されている(図4参照)。
ランダムマスクバッファ上のカットラインマスクデータは、640ノズル単位で構成され、カットラインの点線の実線部分と空白部分とに当たる部分を処理するので、実線部分128カラム+空白部分64カラムの合計192カラムの幅を持つデータである。
図6は、実施例1におけるランダムマスクバッファ上のカットラインマスクデータを説明する図である。
実際のデータは、0xffが(80バイト(縦)×128カラム(横)=)10240バイト続いた後に、0x00が(80バイト(縦)×64カラム(横)=)5120バイト続くように形成されている(図6参照)。
次に、カットラインデータの読出しについて、説明する。
次のパラメータを、ASIC30の専用レジスタに設定して、カットラインデータの読出しが行われる。
上記パラメータは、プリントバッファ上の読出し開始アドレスと、次のカラムを読み出す際の読出しアドレスとを計算するためのカラムオフセットと、カラムの読出し回数を規定するカラム読出し回数とである。
ASIC30は、リニアエンコーダの検出信号に同期して、画像データ読出しタイミングを生成し、生成した読出しタイミングで、プリントバッファ上の読出し開始アドレスから、1カラム分のデータを読み出す。次の読出しタイミングでは、前回の読出しアドレスにカラムオフセットを足したアドレスから読み出す。
上記読出しを、カラム読出し回数分繰り返すことによって、プリントバッファから1スキャン分の画像を読み出す。
カットラインデータを出力するときに、上記パラメータを、次のように設定する。つまり、読出し開始アドレスには、カットラインデータの先頭アドレスを設定する。カラムオフセットを、0に設定する。カラム読出し回数として、出力するカットラインの長さに対応するカラム数を設定する。
カラムオフセットが0に設定されているので、全てのカラムで、カットラインデータの先頭アドレスから読み出される。このために、640ノズル分のベタデータ(全ノズル吐出)が、カットライン長さ分、読み出される(図9(1)参照)。
図9は、実施例1において、カットラインを印刷するためのヘッドへの転送データの生成を説明する図である。
次に、カットラインデータとアンド処理され、点線形状を形成するためのカットラインマスクデータの読出しについて、説明する。
図8は、実施例1において、カットラインマスクデータの読出しを説明する図である。
以下のパラメータを、ASIC30の専用レジスタに設定して、ランダムマスクデータを読み出す。つまり、上記パラメータは、読み出すランダムマスクデータの先頭カラムの開始アドレスと、次のカラムを読み出す際の読出しアドレスを計算するためのカラムオフセットと、読み出すランダムマスクデータの終了アドレスの開始アドレスとである。
ASIC30は、リニアエンコーダの検出信号に同期して、画像データ読出しタイミングを生成し、この生成した読出しタイミングで、ランダムマスクバッファ上のマスクデータの先頭カラムの開始アドレスから、1カラム分のデータを読み出す。
次の読出しタイミングで、前回の読出しアドレスにカラムオフセットを足したアドレスから読み出す。
読出しアドレスがマスクデータの最終カラムの先頭アドレスになるまで、上記読出しを繰り返す。これによって、マスクデータサイズ分を読み出す。次の読出しタイミングでは、マスクデータの先頭カラムの開始アドレスから、読出しが再開される。上記画像データのカラム読出し回数分、上記処理が行われるまで、処理を繰り返す。
カットライン出力時は、マスクデータの先頭カラムの開始アドレス、終了アドレスにそれぞれカットラインマスクデータの先頭カラムの開始アドレス、終了アドレスがセットされる。
カラムオフセットには、80が指定され、これによって、128カラム分の640ノズルのベタと、64カラム分の640ノズルの0データとが、カットライン長さ分繰り返される(図9(2)参照)。
ランダムマスク処理回路は、上記方法で読み出されたカットラインデータとカットラインマスクデータとを読み込み、アンド処理を行って出力する。このために、出力されるデータは、128カラム分の640ノズルのベタと、64カラム分の640ノズルの0データとが、カットライン長さ分、繰り返される。
ランダムマスク処理回路からの出力は、ノズルマスク処理回路34を通して、ヘッド出力データになる(図9(3)参照)。
ノズルマスク処理回路34には、マスクする上端ノズルの位置と、マスクする下端ノズルの位置とを設定するレジスタを持っている。
ノズルマスク処理回路34では、上端ノズルの位置よりも小さいノズル番号のノズルに対するデータと、下端ノズルの位置よりも大きいノズル番号のノズルに対するデータとの全てを、0とアンドし、ヘッド出力データを生成する。
カットライン出力時には、カットラインとして出力させる上端のノズル番号−1を、上端ノズルの位置に指定し、カットラインとして出力させる下端のノズル番号+1を、下端ノズルとして設定する。これによって、カットラインとして出力しないノズルに対しては、0とアンドされ、空白に置き換えられる。この処理によって、カットラインを生成するノズルにのみ、128カラムのベタと64カラムの空白とを、カットライン長さ分繰り返したデータが、ヘッド出力データとして生成される(図9(5)参照)。
カラム単位で、上記ヘッド出力データをヘッドに転送し、ノズルを駆動させ、吐出することによって、用紙上に、カットラインの点線が印刷される。
次に、実施例1におけるカットラインの出力方法について説明する。
図3は、実施例1におけるカットラインの出力処理を示すフローチャートである。
画像出力の終了時に、カットラインの出力が指定されていれば、カットライン出力処理を行う。まず、ROM42上に予め定められたページ間隔パラメータを参照し、ページ間隔パラメータの値が0であるかどうかを判定する(S51)。ページ間隔パラメータが0であれば、ページ後端カットラインを印刷し(S52)、処理を終了する。
一方、ページ間隔パラメータが0でなければ、まず、ページ後端カットラインを印刷し(S53)、そして、これと同時に、または搬送処理を挟んで、次のページのページ先端カットラインを印刷する(S54)。搬送処理を挟んで、次のページのページ先端カットラインを印刷する(S54)場合、ページ後端カットラインから、ページ間隔パラメータで指定された距離分、離れた位置に、次のページのページ先端カットラインを印刷する。
カットライン出力処理が終了した後に、記録媒体12は、次の印字のための待機位置に搬送され、次の印字が可能な状態へ移行する。
図10は、実施例1において、カットラインの出力結果を説明する図である。
上記処理によって、ページ間隔パラメータが0でなければ、図10に示すようなページ間隔パラメータで指定された大きさのユーザカット領域が形成される。
ユーザは、このユーザカット領域をカットすることによって、余白部分を切断せずに、用紙ページを切り離すことができる。
実施例1では、上記ページ間隔パラメータは、ROM上に予め定められた値と規定しているが、電源投入時に、RAM上にコピーされる変数データであってもよい。
図11は、実施例1において、オペレーションパネル29上のカットライン間隔設定画面を示す図である。
さらに、上記ページ間隔パラメータは、オペレーションパネル29上に、メニューから呼び出し可能な設定画面(図11)を介して、設定可能な構成にしてもよい。
設定画面表示中に、上下キーを用いて、カットラインページ間隔の長さを設定する。決定キーが押されたときに表示されている数値が、ページ間隔パラメータに上書き設定される。したがって、状況に応じて、オペレーションパネル29を介して、カットのしづらさに合わせて、ユーザカット領域の幅を、ユーザが適切に決定することができるので、ユーザカット領域が広すぎることによる用紙の無駄を軽減することができる。
また、ページ間隔パラメータは、画像データを送信するホストPCから、通信I/F46を介して受信するように構成してもよい。
図12は、実施例1におけるドライバ上のページ設定画面を示す図である。
図13は、実施例1におけるドライバ上のカットライン(2本)選択画面を示す図である。
図12に示すソフトPC側のドライバのページ設定画面における「オートカット設定」に、カットラインを2本描画するための選択肢「カットライン(2本)を印刷」を、図13に示すように表示する。
図14は、実施例1におけるドライバ上のカットライン間隔設定画面を示す図である。
オートカット設定の「カットライン(2本)を印刷」が選択された場合、ユーザカット領域幅を決定するための画面(カットラインの間隔(図14))へ移行する。
ユーザが、カットラインの間隔を設定し、OKボタンを押すと、ドライバ内のページ間隔パラメータに、ユーザ設定値が設定される。この場合、ページ間隔パラメータを設定するための専用コマンドを用意し、上記専用コマンドを、ホストPCから送信する。
プリンタ側が上記専用コマンドを受信し、この受信結果から得られる値を、ページ間隔パラメータに上書きコピーすることによって、それ以後における印字後のユーザカット領域の幅を設定する。
または、ユーザカット領域の幅を、画像のヘッダファイルの属性に追加するようにしてもよく、この場合、上記と同様に、その印字の後において、カットライン出力時以降、外部機器で設定したユーザカット領域の幅が有効になる。
図15は、実施例1において、メディアに対するカットライン間隔テーブルを示す図である。
用紙の切断のし易さに応じて、ユーザカット領域の幅を決定すべきである。したがって、複数の用紙種のそれぞれとページ間隔パラメータとの関係を示すテーブル(図15)を用意し、用紙種毎に、選択されるページ間隔パラメータを決定するようにしてもよい。この構成では、カットしにくいメディア(用紙)については、そのユーザカット領域を大きく設定し、簡単にカットできるメディアについては、ユーザカット領域を無くし、小さくすることができる。
このようにすることによって、メディアを取り替える度にユーザがユーザカット領域の幅を切り替える手間を省くことができる。
なお、上記実施例における色の順番などは、一例であり、本発明を限定するものではない。
また、ページの後端、ページの先端を示す線として、直線の代わりに、破線、鎖線、波線、二重線等、他の線を使用するようにしてもよい。
上記実施例において、手段を工程に置き換えれば、上記実施例は、記録装置の切断目安の出力方法の例である。
また、上記実施例は、ページとページとの間隔を決定する機能と、印刷したページの後端に、ページの後端位置を示す線を出力する機能とをコンピュータに実現させるプログラムの例である。また、上記実施例は、ページとページとの間隔に合わせて、次のページの先端位置を決定する機能と、ページの先端に、ページの先端位置を示す線を出力する機能とをコンピュータに実現させるプログラムの例である。
この場合、上記ページとページとの間隔を設定する機能は、ページとページとの間隔を設定するメニューを、本体操作パネルに表示する機能である。また、上記ページとページとの間隔を設定する機能は、上記本体操作パネル表示されているメニューに表示されているキーの入力を検出し、検出した結果に応じて、ページとページとの間隔を決定する機能である。
さらに、上記ページとページとの間隔を設定する機能は、外部機器との通信を行う機能と、外部機器との通信結果に基づいて、ページとページとの間隔を決定する機能とを有する機能である。そして、上記ページとページとの間隔を設定する機能は、複数のメディアのそれぞれと、ページとページとの間隔とが対応して定義付けられているテーブルを参照し、ページとページとの間隔を決定する機能である。
本発明の実施例1であるインクジェットプリンタ10を示す斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタ10の制御ハードウエア構成の概略を示すブロック図である。 実施例1におけるカットラインの出力処理を示すフローチャートである。 プリントバッファ37上に保持されるカットラインデータを示す図である。 ランダムマスクバッファ39上に保持されるカットラインマスクデータの読出しを説明する図である。 実施例1におけるランダムマスクバッファ上のカットラインマスクデータを説明する図である。 実施例1において、ASIC30の詳細を説明する図である。 実施例1において、カットラインマスクデータの読み出しを説明する図である。 実施例1において、カットラインを印刷するためのヘッドへの転送データの生成を説明する図である。 実施例1において、カットラインの出力結果を説明する図である。 実施例1において、オペレーションパネル29上のカットライン間隔設定画面を示す図である。 実施例1におけるドライバ上のページ設定画面を示す図である。 実施例1におけるドライバ上のカットライン(2本)選択画面を示す図である。 実施例1におけるドライバ上のカットライン間隔設定画面を示す図である。 実施例1において、メディアに対するカットライン間隔テーブルを示す図である。
符号の説明
10…インクジェットプリンタ、
12…記録媒体、
14…プラテン、
16…キャリッジモータ、
17…媒体搬送モータ、
18…ベルト、
19…ロータリーエンコーダ、
20…キャリッジ、
21…リニアスケール、
28…反射式光学センサ、
29…オペレーションパネル、
33…ランダムマスク処理回路、
34…ノズルマスク処理回路、
37…プリントバッファ、
39…ランダムマスクバッファ、
40…CPU(中央処理装置)、
41…不揮発性メモリ、
42…ROM、
43…RAM、
44…イメージコントローラ、
45…エンジンコントローラ、
46…通信I/F、
47…ホストPC。

Claims (12)

  1. ページとページとの間隔を決定する工程と;
    印刷したページの後端に、ページの後端位置を示す線を出力する工程と;
    ページとページとの間隔に合わせて、次のページの先端位置を決定する工程と;
    ページの先端に、ページの先端位置を示す線を出力する工程と;
    を有することを特徴とする記録装置の切断目安の出力方法。
  2. 請求項1において、
    上記ページとページとの間隔を設定する工程は、
    ページとページとの間隔を設定するメニューを、本体操作パネルに表示する工程と;
    上記本体操作パネルに表示されているメニューに表示されているキーの入力を検出し、検出した結果に応じて、ページとページとの間隔を決定する工程と;
    を有する工程であることを特徴とする記録装置の切断目安の出力方法。
  3. 請求項1において、
    上記ページとページとの間隔を設定する工程は、
    外部機器との通信を行う工程と;
    外部機器との通信結果に応じて、ページとページとの間隔を決定する工程と;
    を有する工程であることを特徴とする記録装置の切断目安の出力方法。
  4. 請求項1において、
    上記ページとページとの間隔を設定する工程は、複数のメディアと、ページとページとの間隔とが対応して定義付けられているテーブルを参照し、ページとページとの間隔を決定する工程であることを特徴とする記録装置の切断目安の出力方法。
  5. 印刷したページの後端位置を示す線をメディアに出力するページ後端位置出力手段と;
    次のページの先端位置を決定するページ先端位置決定手段と;
    次のページの先端位置を示す線を、メディアに出力するページ先端位置出力手段と;
    ページとページとの間隔を決定するページ間隔決定手段と;
    を有し、上記ページ先端位置決定手段は、上記ページ間隔決定手段が決定したページとページとの間隔だけ、ページの後端から離れた位置を、次のページの先端位置として決定する手段であり、
    上記ページ後端位置出力手段、上記ページ先端位置出力手段は、それぞれページ後端位置決定手段、ページ先端位置決定手段が決定したページ後端位置、ページ先端位置に線を出力する手段であることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5において、
    上記ページ間隔決定手段は、本体に設けられている操作部におけるキーの入力による設定によって、ページ間隔を決定する手段であることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5において、
    上記ページ間隔決定手段は、外部機器からの通信によって、ページ間隔を決定する手段であることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項5において、
    上記ページ間隔決定手段は、複数のメディアと、ページ間隔の数値とが対応しているテーブルを参照して、ページ間隔を決定する手段であることを特徴とする記録装置。
  9. ページとページとの間隔を決定する機能と;
    印刷したページの後端に、ページの後端位置を示す線を出力する機能と;
    ページとページとの間隔に合わせて、次のページの先端位置を決定する機能と;
    ページの先端に、ページの先端位置を示す線を出力する機能と;
    をコンピュータに実現させるプログラム。
  10. 請求項9において、
    上記ページとページとの間隔を設定する機能は、
    ページとページとの間隔を設定するメニューを、本体操作パネルに表示する機能と;
    上記本体操作パネルに表示されているメニューに表示されているキーの入力を検出し、検出した結果に応じて、ページとページとの間隔を決定する機能と;
    を有する機能であることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9において、
    上記ページとページとの間隔を設定する機能は、
    外部機器との通信を行う機能と;
    外部機器との通信結果に基づいて、ページとページとの間隔を決定する機能と;
    を有する機能であることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項9において、
    上記ページとページとの間隔を設定する機能は、複数のメディアのそれぞれと、ページとページとの間隔とが対応して定義付けられているテーブルを参照し、ページとページとの間隔を決定する機能であることを特徴とするプログラム。
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