JP2019185590A - バーコード生成装置及びバーコード生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドの走査方向に対するバーコードの配置角度に関わらず、バーコードに対する補正を正しく行うこと。【解決手段】連続紙103に対して記録ヘッド110Aよりインクを吐出してバーコードを記録するための記録データを生成するホストコンピュータ101は、記録ヘッド110Aの走査方向に対するバーコードの配置角度に基づいてバーコードのバー幅を補正すると共に、記録時の記録ヘッド110Aと連続紙103との相対速度に応じてバー幅の補正量を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体にバーコードを記録するための記録データを生成するバーコード生成装置及びバーコード生成方法に関する。
従来、インクジェット記録装置によるバーコードの記録としては、バーコードの黒バーを記録部分で表し、バーコードの白バーを非記録部分(スペース)で表すのが一般的である。
また、流体であるインクを扱うインクジェット記録装置のノズルから吐出した一つのインク滴は、主滴と副滴(サテライト)とに分離する。主滴は副滴よりも先に記録ヘッドのノズルのインク吐出口から記録媒体に向かって飛翔し、副滴は主滴に続いてインク吐出口から記録媒体に向かって飛翔する。これより、副滴は、主滴の記録媒体に着弾する位置(以下、「着弾位置」と記載する)に対して、記録ヘッドの記録媒体に対する相対移動方向の下流側に着弾する。
特に、コンシューマー向けのインクジェット記録装置に比べて記録ヘッドと記録媒体との相対速度が大きい産業用のインクジェット記録装置等では、ノズルから吐出した一つのインクの主滴の着弾位置と副滴の着弾位置とが大きくずれる場合がある。この場合には、一つのインクドットを形成できないために、バーコードの黒バーのバー幅と白バーのバー幅との比率が変化し、バーコードの品位が低下する恐れがある。
これに対して、特許文献1は、記録ヘッドと記録媒体との相対速度を考慮したインクドット着弾位置の補正方法を開示している。
特開2011−218624号公報
しかしながら、バーコードの黒バーのバー幅又は白バーのバー幅への副滴の影響は、記録ヘッドと記録媒体との相対速度だけでなく、記録ヘッドの走査方向に対するバーコードの配置角度によっても異なる。従って、特許文献1においては、記録ヘッドの走査方向に対するバーコードの配置角度によっては、バーコードを正しく補正することができないという課題を有する。
本発明の目的は、記録ヘッドの走査方向に対するバーコードの配置角度に関わらず、バーコードに対する補正を正しく行うことができるバーコード生成装置及びバーコード生成方法を提供することである。
本発明のバーコード生成装置は、記録媒体に対して記録ヘッドよりインクを吐出してバーコードを記録するための記録データを生成するバーコード生成装置であって、前記記録ヘッドの走査方向に対する前記バーコードの配置角度に基づいて前記バーコードのバー幅を補正する補正手段を有することを特徴とする。
本発明のバーコード生成方法は、記録媒体に対して記録ヘッドよりインクを吐出してバーコードを記録するための記録データを生成するバーコード生成装置におけるバーコード生成方法であって、前記記録ヘッドの走査方向に対する前記バーコードの配置角度に基づいて前記バーコードのバー幅を補正することを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドの走査方向に対するバーコードの配置角度に関わらず、バーコードに対する補正を正しく行うことができる。
本発明の実施の形態1に係るバーコード記録システムの模式図である。 本発明の実施の形態1に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る記録速度又はバーコードの配置角度毎の主滴と副滴との着弾位置を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る記録処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態1に係るバーコード設定情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るバーコードの配置角度の設定画面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るバーコードサイズの設定画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る記録処理を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<バーコード記録システムの構成>
本発明の実施の形態1に係るバーコード記録システム1の構成について、図1を参照しながら、詳細に説明する。
インクジェット記録装置としてのバーコード記録システム1は、記録装置100と、ホストコンピュータ101と、を有している。
記録装置100は、ケーブル102によってホストコンピュータ101に接続される。記録装置100は、ホストコンピュータ101からケーブル102を介して取得した制御コマンド及び記録データに基づいて、ロール状に巻かれた記録媒体としての連続紙103にバーコード等を記録する。
バーコード生成装置としてのホストコンピュータ101は、画像データ、連続紙103の切断位置及び連続紙103に関する情報等を制御コマンドとしてケーブル102を介して記録装置100に出力する。ホストコンピュータ101は、連続紙103に対してバーコードを記録するための記録データを生成してケーブル102を介して記録装置100に出力する。
<記録装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る記録装置100の構成について、図1及び図2を参照しながら、詳細に説明する。
記録装置100は、搬送ユニット104と、記録部110と、先端検知センサ111と、切断部113と、制御部200と、を有している。
搬送ユニット104は、連続紙103を搬送する。具体的には、搬送ユニット104は、搬送モータ105と、搬送ベルト106と、吸着ファン107と、ガイドローラー108Aと、ガイドローラー108Bと、ガイドローラー108Cと、駆動ローラー108Dと、排気口109と、を備えている。
搬送モータ105は、制御部200のモータドライバ207の制御により駆動して駆動ローラー108Dを回転させる。
搬送ベルト106は、ガイドローラー108A、ガイドローラー108B、ガイドローラー108C及び駆動ローラー108Dの間に架け渡されている。搬送ベルト106は、図示しない複数の吸引孔を備えており、吸着ファン107によって吸引孔を介して搬送ユニット104の内部の空気が吸引されることにより、表面に連続紙103を吸着する。搬送ベルト106は、駆動ローラー108Dの回転により図1の矢印A1方向又は矢印A2方向に移動して、表面に吸着した連続紙103を矢印A1方向又は矢印A2方向に搬送する。
吸着ファン107は、回転することにより、搬送ベルト106に形成された複数の吸引孔を介して搬送ユニット104の内部の空気を吸引する。
ガイドローラー108A、ガイドローラー108B及びガイドローラー108Cの各々は、回転することにより、搬送ベルト106の矢印A1方向又は矢印A2方向への移動をガイドする。ガイドローラー108Aの回転軸には、その回転軸に同期して回転すると共に連続紙103の搬送位置を検出する図示しないエンコーダーが備えられている。
駆動ローラー108Dは、搬送モータ105が駆動することにより回転して、連続紙103を支持する搬送ベルト106を矢印A1方向又は矢印A2方向に移動させる。
排気口109は、吸着ファン107によって吸引された空気を搬送ユニット104の外部に排出する。
記録部110には、連続紙103に対してバーコード等の画像を記録可能なインクジェット方式の記録ヘッド110Aが着脱可能に搭載されている。記録ヘッド110Aは、電気熱変換素子(ヒーター)やピエゾ素子等の吐出エネルギー発生素子を用いて、複数のノズルからインクを吐出する。記録ヘッド110Aには、連続紙103の搬送方向と直交する方向に延在して配列された図示しないノズル列が少なくとも1列以上設けられている。電気熱変換素子を用いた記録ヘッド110Aは、発熱によりインクを発泡させると共に、その発泡エネルギーを利用して記録ヘッド110Aに設けられたノズルの先端の吐出口からインクを吐出する。
記録ヘッド110Aは、ここでは連続紙103の記録領域の最大幅に相当する長さのノズル列が設けられるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドを例示する。
先端検知センサ111は、反射型センサ及び透過型センサのいずれか一方又は双方を備え、連続紙103の先端を検知して、その検知結果を制御部200に出力する。先端検知センサ111は、連続紙103が所定の単位領域毎に記録されて切断される記録媒体であって、その単位領域の検出が可能なマークが連続紙103に付されている場合には、そのマークを検知することで単位領域の先端を検知する。
切断部113は、搬送ユニット104によって搬送されると共に記録部110により画像が記録された連続紙103を切断する。具体的には、切断部113は、回転刃113Aと、固定刃113Bと、ストッパー113Cと、先端検知センサ112と、を備えている。
回転刃113Aは、図1の矢印B方向及び矢印B方向と反対方向に回転可能である。
固定刃113Bは、回転刃113Aと共に連続紙103を切断する。
ストッパー113Cは、図示しないソレノイドを備えている。ストッパー113Cは、ソレノイドによって回転刃113Aを吸引して回転刃113Aの回転を阻止し、ソレノイドが図1の上方に移動等してソレノイドによる回転刃113Aの吸引を解除して回転刃113Aの回転を許容する。
先端検知センサ112は、反射型センサ及び透過型センサのいずれか一方又は双方を備え、連続紙103の先端を検知して、その検知結果を制御部200に出力する。先端検知センサ112は、連続紙103が所定の単位領域毎に記録されて切断される記録媒体であって、その単位領域の検出が可能なマークが連続紙103に付されている場合には、そのマークを検知することで単位領域の先端を検知する。
制御部200は、ホストコンピュータ101に接続され、記録装置100の動作を制御する。具体的には、制御部200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、イメージメモリ204と、ヘッド駆動回路205と、モータドライバ207と、USB209と、制御回路210と、を備えている。
CPU201は、ROM202に格納されている制御プログラムを実行することにより記録装置100の各構成要素を制御して、後述の記録処理等を実行する。
ROM202は、不揮発性メモリであり、制御プログラム等を予め格納している。
RAM203は、各種データ処理のワークエリアや受信バッファとして使用される。
イメージメモリ204は、制御回路210が画像データを展開するメモリとして使用される。
ヘッド駆動回路205は、制御回路210の制御により動作して記録ヘッド110Aの駆動を制御する。
モータドライバ207は、制御回路210の制御により動作して、搬送モータ105の駆動を制御すると共に、記録ヘッド110Aのクリーニング動作、連続紙103への記録動作及び連続紙103の切断動作を行う図示しないモータの駆動を制御する。
USB209は、ホストコンピュータ101に接続する。
制御回路210は、CPU201の制御により動作する。制御回路210は、USB209を介してホストコンピュータ101から取得した画像データをイメージメモリ204に展開する。制御回路210は、先端検知センサ111及び先端検知センサ112から入力される検知結果をCPU201に出力し、CPU201の制御によりヘッド駆動回路205又はモータドライバ207を動作させて、連続紙103に画像を記録する。
<ホストコンピュータの構成>
本発明の実施の形態1に係るホストコンピュータ101の構成について、図3を参照しながら、詳細に説明する。
ホストコンピュータ101は、少なくとも1つの記録装置100に送出する記録データを生成する情報処理装置であり、通信インターフェースを介して記録装置100と接続されている。具体的には、ホストコンピュータ101は、CPU251と、ROM252と、RAM253と、HDD254と、USB255と、モニタ256と、を備えている。
補正手段としてのCPU251は、ROM252に格納されている制御プログラムを実行することによりホストコンピュータ101の全体を制御する中央処理装置であり、後述の記録処理を実行する。
ROM252は、CPU251の起動プログラムや固定的なデータを不揮発的に記憶したメモリであり、制御プログラム等を予め格納している。ROM252は、通常、読み出し専用であるが、フラッシュROM等の再書き込み可能なメモリでもよい。
RAM253は、CPU251の作業領域や一時記憶領域を提供する通常揮発性のメモリである。
HDD254は、記録データを生成するためのアプリケーションや後述のバーコード設定情報、及びプリンタドライバ等のプログラムやデータを不揮発的に格納する大容量の記憶装置である。
通信手段としてのUSB255は、通信インターフェースを構成し、記録装置100に接続している。なお、通信インターフェースとしては、USBに限らず、ネットワークケーブル又はIEEE1284等でもよい。
モニタ256は、LCD又はCRT等の表示デバイスであり、CPU251の制御によりユーザーに対して種々の情報を表示する。
<バーコードのバー幅に対する影響>
本発明の実施の形態1に係るバーコードのバー幅に対する影響について、図4を参照しながら、詳細に説明する。
図4(a)はバーコードのバー幅に対する記録ヘッド110Aと連続紙103との相対速度(以下、「記録速度」と記載する)の影響を示すものである。図4(b)は、バーコードのバー幅に対する記録ヘッド110Aの走査方向に対するバーコードの配置角度(以下、「バーコードの配置角度」と記載する)の影響を示すものである。なお、図4において、説明の便宜上、ドットの配置が分かり易いようにドット間に隙間を有する記載にしているが、実際はインク滴が記録媒体に着弾後に滲むため、ドット間の隙間はなくなる。
ここで、図4に示す連続紙103への記録方向は、記録ヘッド110Aの副走査方向及び連続紙103の搬送方向に一致する。また、記録ヘッド110Aがフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドである場合には、記録ヘッド110Aの走査方向は記録ヘッド110Aの副走査方向を意味する。
副滴502は、主滴501より遅く着弾するため、記録方向に対して主滴501の後方に着弾する。主滴501と副滴502との着弾のタイミングのずれは、図4(a)に示すように、記録速度が速いほど大きくなる。従って、バーコードのバー幅は、記録速度が速いほど増加する。また、図4(b)に示すように、バーコードのバー幅は、バーコードの配置角度が大きくなるほど増加する。
このような記録速度及びバーコードの配置角度に応じた副滴502の着弾位置の変化に伴って変動するバーコードのバー幅を一定にするために、後述の記録処理においてバーコードのバー幅の補正を行う。
<記録処理>
本発明の実施の形態1に係る記録処理について、図5から図8を参照しながら、詳細に説明する。
図5に示す記録処理は、CPU251がROM252に格納されている制御プログラムの実行を開始した後であってホストコンピュータ101の図示しないキーボード等の入力装置を介してユーザーからの記録要求を受けたタイミングで開始される。
この際に、CPU251は、HDD254に格納されているアプリケーションを実行することにより、図7に示す画面をモニタ256に表示させる。ユーザーは、モニタ256に表示された図7に示す画面の回転角度設定欄301において、バーコードの配置角度を設定する。
また、CPU251は、HDD254に格納されているアプリケーションを実行することにより、図8に示すバーコードサイズの設定画面をモニタ256に表示させる。ユーザーは、モニタ256に表示された図8に示すバーコードサイズの設定画面のドット幅設定欄401から404において、描画するドット幅を各々設定する。
例えば、ドット幅設定欄401に5ドットと設定された場合には、黒の細バーを描画する際に5ドット幅分の黒バーを生成する。また、ドット幅設定欄402に8ドットと設定された場合には、白の細バーを描画する際に8ドット幅分の白バーを生成する。なお、ドット幅設定欄403及びドット幅設定欄404に対しても同様に、黒の太バーのドット幅及び白の太バーのドット幅の設定をユーザーによりドット単位で行うことができる。
まず、CPU251は、記録エリアにバーコードが有るか否かを判定する(S1)。
CPU251は、記録エリアにバーコードが有る場合に(S1:Yes)、HDD254に格納されているプリンタドライバを読み出して実行することにより、連続紙103に対してバーコード及びバーコード以外を記録するための記録データを生成する(S2)。
具体的には、CPU251は、図7に示す画面の回転角度設定欄301においてユーザーにより設定された回転角度を参照することにより、バーコードの配置角度を判定する。また、CPU251は、HDD254に格納されているプリンタドライバを実行することにより、記録速度を算出する。
更に、CPU251は、判定したバーコードの配置角度及び算出した記録速度と、HDD254に格納されているバーコード設定情報と、に基づいて、バーコードのバー幅の設定値であるバーコード幅設定値を決定する。ここで、バーコード設定情報は、記録ヘッド110Aと連続紙103との記録速度と、バーコードの配置角度と、バーコードのバー幅の補正量と、を対応付けた情報であり、例えば図6に示す情報である。
より詳細には、CPU251は、バーコード設定情報において、図6に示す回転角度設定欄301に設定されるバーコード角度及び算出した記録速度に対応付けられているバーコードのバー幅の補正量を導出する。そして、CPU251は、図7に示すドット幅設定欄401において設定された黒の細バーのドット幅を、バーコード設定情報より導出した補正量でバーコードのバー幅を補正することにより、バーコード幅設定値を決定する。
例えば、CPU251は、図6に示すバーコード設定情報においてバーコード角度40°及び記録速度200mm/secに対応付けられている−1dotのバーコードのバー幅の補正量を導出する。そして、CPU251は、ドット幅設定欄401において設定された黒の細バーのドット幅の5dotを、バーコード設定情報より導出したバーコードのバー幅の補正量の−1dotで補正して4dotのバーコード幅設定値を決定する。
そして、CPU251は、連続紙103に対して、上記のように決定したバーコード幅設定値でバーコードのバー幅を調整してバーコードを描画すると共にバーコード以外を描画するための記録データを生成する。このように、CPU251は、記録時の記録ヘッド110Aと連続紙103との相対速度に応じて、バーコードのバー幅の補正量を調整する。
なお、CPU251は、判定したバーコードの配置角度と、HDD254に格納されているバーコード設定情報と、に基づいて、バーコード幅設定値を決定してもよい。この場合には、CPU251は、バーコードの配置角度と、バーコードのバー幅の補正量と、を対応付けたバーコード設定情報において、回転角度設定欄301に設定されるバーコード角度に対応付けられているバーコードのバー幅の補正量を導出する。
次に、CPU251は、生成した記録データをUSB255を介して記録装置100に転送する。この際に、バー幅はドット単位で設定されるため、ホストコンピュータ101は、記録データにおけるインクの吐出の有無を示す2値情報を、記録装置100に対してドット単位で送信する。ここで、1ドットは、描画情報の1ピクセルに対応する。これにより、記録装置100において、バーコード等の記録をドット単位で行うことができる。
次に、記録装置100のCPU201は、ホストコンピュータ101から転送された記録データをUSB209を介して取得する。CPU201は、ガイドローラー108Aの回転軸に設けられているエンコーダーからの検出信号と、取得した記録データと、に基づいてバーコードを描画するように制御回路210を制御する。また、制御回路210は、CPU201の制御により、CPU251により決定されたバーコード幅設定値で連続紙103の記録エリアにバーコードを描画して記録する(S3)。
次に、CPU201は、ガイドローラー108Aの回転軸に設けられているエンコーダーからの検出信号と、取得した記録データと、に基づいて、バーコード以外を描画するように制御回路210を制御する。また、制御回路210は、CPU201の制御により、連続紙103の記録エリアにバーコード以外を描画して記録し(S4)、その後に記録処理を終了する。
具体的には、CPU201は、ガイドローラー108Aの回転軸に設けられているエンコーダーの検出信号に基づいて、搬送ユニット104による連続紙103の搬送、及び記録部110による記録タイミングを制御する。搬送ユニット104の搬送ベルト106は、CPU201の制御により、吸着ファン107の吸着力によって連続紙103の記録面と反対の面を吸着したまま、矢印A1方向に連続紙103を搬送する。記録部110は、CPU201の制御により、連続紙103が矢印A1方向に連続的に搬送される際に、連続紙103にインクを付与してバーコード等を記録する。
この際に、CPU201は、連続紙103の記録領域の先端が先端検知センサ111の下を通過したことを検知する先端検知センサ111からの検知信号を制御回路210を介して取得し、取得した検知信号に基づいて記録タイミングを判断する。CPU201は、連続紙103がラベル紙の場合には、台紙と、その台紙に貼付けられたラベルと、の反射率の差に応じたエンコーダーの検出信号によって、ラベルの先端を検出することができる。また、CPU201は、連続紙103が検出マーク付きの記録媒体の場合には、記録媒体とマークとの光の反射率の差に応じたエンコーダーの検出信号によって、ページの先端を検出することができる。
一方、記録エリアにバーコードが無い場合には(S1:No)、ホストコンピュータ101のCPU251は、バーコード以外を記録するための記録データを生成する(S5)。CPU251は、生成した記録データを記録装置100に転送した後に、ステップS4の処理を実行する。
CPU201は、上記の記録処理の後に、ガイドローラー108Aの回転軸に設けられているエンコーダーの検出信号に基づいて、切断部113による切断タイミングを制御する。切断部113は、CPU201の制御により、搬送ベルト106により搬送される連続紙103の切断位置が固定刃113Bに達するタイミングで連続紙103を切断する。
この際に、CPU201は、連続紙103の記録領域の先端が先端検知センサ112の下を通過したことを検知する先端検知センサ112からの検知信号を制御回路210を介して取得し、取得した検知信号に基づいて切断タイミングを判断する。
ここで、インクの滲み方や濃度は連続紙103の種別やインクの種別によって異なるため、バーコード設定情報は、連続紙103の種別及びインクの種別のうちの少なくとも一方毎(種別毎)にHDD254に格納されてもよい。これにより、連続紙103の種類やインクの種類に応じて、適正なバーコード幅設定値を決定することができる。
このように、本実施の形態では、バーコード設定情報と、設定されたバーコードの配置角度及び記録速度と、に基づいて記録データの補正量を調整して記録データを補正する。これにより、記録速度又は記録ヘッドの相対移動方向に対するバーコードの配置角度に関わらず、バーコードの品位の低下を防止することできる。
なお、本実施の形態において、複数の記録速度を選択可能としたが、記録速度が1種類であってもよい。その場合は、図6のバーコード設定情報における記録速度の欄は1つとなる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、バーコード生成装置としての記録装置100がホストコンピュータ101から送信されたバーコード設定情報等を受信してバーコードを記録する。
なお、本実施の形態に係る記録装置の構成は図1及び図2と同一構成であるので、その説明を省略する。また、本実施の形態に係るホストコンピュータの構成は図3と同一構成であるので、その説明を省略する。
<記録処理>
本発明の実施の形態2に係る記録処理について、図9を参照しながら、詳細に説明する。なお、本実施の形態に係る記録処理においては、図1から図3の符号を用いて説明する。
図9に示す記録処理は、CPU251がROM252に格納されている制御プログラムの実行を開始した後であってホストコンピュータ101の図示しないキーボード等の入力装置を介してユーザーからの記録要求を受けたタイミングで開始される。
まず、CPU251は、HDD254に格納されているアプリケーションを実行することにより、記録装置100に対してUSB255を介して記録開始命令を送信する。また、CPU201は、ホストコンピュータ101から送信された記録開始命令をUSB209を介して受信して取得し(S11)、記録前準備を始める。
次に、CPU251は、HDD254に格納されているアプリケーションを実行することにより、記録装置100に対してUSB255を介してバーコードのバー幅情報を送信する。また、CPU201は、ホストコンピュータ101から送信されたバーコードのバー幅情報を、通信手段としてのUSB209を介して受信して取得する(S12)。ここで、バー幅情報は、モニタ256に表示される設定画面のドット幅設定欄において、ユーザーにより設定された黒バーのドット幅及び白バーのドット幅の情報であり、再書き込み可能なフラッシュROM等の不揮発性メモリに保存されることが好ましい。
次に、CPU251は、記録装置100に対してUSB255を介してバーコード設定情報を送信する。また、CPU201は、ホストコンピュータ101から送信されたバーコード設定情報をUSB209を介して受信して取得し(S13)、取得したバーコード設定情報を保存手段としてのHDD等の記憶装置に格納する。
次に、CPU251は、HDDに格納されているアプリケーションを実行することにより、記録装置100に対してUSB255を介して記録速度の速度情報及びバーコードの配置角度の角度情報を含むバーコード値情報を送信する。また、CPU201は、ホストコンピュータ101から送信されたバーコード値情報をUSB209を介して受信して取得する(S14)。
次に、補正手段としてのCPU201は、ホストコンピュータ101から取得したバー幅情報とバーコード設定情報とバーコード値情報とに基づいて、バーコードを記録するための記録データを生成する(S15)。
次に、CPU201は、記録データに基づいて制御回路210を制御して、連続紙103に対してバーコードの幅を調整しながらバーコードを描画して記録し(S16)、その後に記録処理を終了する。
このように、図9に示す記録処理では、記録装置100は、バーコードを記録する毎にバー幅情報及びバーコード設定情報をホストコンピュータ101から取得する。
なお、記録装置100は、取得したバーコード設定情報及びバー幅情報を不揮発的に保存し、保存したバーコード設定情報及びバー幅情報を、バーコード設定情報及びバー幅情報が変更されるまで使用してもよい。これにより、バーコード設定情報及びバー幅情報を送受信する処理における処理負荷を軽減することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
具体的には、上記実施の形態1及び実施の形態2において、ホストコンピュータ101の機能と記録装置100の機能とを併せ持った単一のインクジェット記録装置を用いて、記録データを生成して連続紙にバーコードを記録してもよい。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、バーコードの種類毎に、複数のバーコード設定情報を保存するようにしてもよい。ここで、バーコードの種類としては、バーの幅が2種類のCode39やバーの幅が4種類のCode128などがある。CPU251は、保存されているバーコードの種類に応じたバーコード設定情報より、記録するバーコードのバー幅の補正量を導出することにより、記録するバーコードの種類に応じてバーコードのバー幅の補正量を調整することができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、インクの種類毎に、複数のバーコード設定情報を保存するようにしてもよい。CPU251は、保存されているインクの種類に応じたバーコード設定情報より、記録するバーコードのバー幅の補正量を導出することにより、記録に使用するインクの種類に応じてバーコードのバー幅の補正量を調整することができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、記録される記録媒体の種類毎に、複数のバーコード設定情報を保存するようにしてもよい。CPU251は、保存されている記録媒体の種類に応じたバーコード設定情報より、記録するバーコードのバー幅の補正量を導出することにより、記録に使用する記録媒体の種類に応じてバーコードのバー幅の補正量を調整することができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、記録ヘッド110Aの主走査方向の走査と、連続紙103の副走査方向の搬送と、を伴って画像を記録するシリアルスキャン方式で連続紙103にバーコード等を記録するものであってもよい。記録ヘッド110Aがシルアルスキャン方式で使用される記録ヘッドである場合には、バーコードの配置角度は、バーコードの記録ヘッド110Aの副走査方向に対する配置角度である。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、記録ヘッド110Aのノズル列は1列に限らず、記録ヘッド110Aに複数のノズル列が平行に形成されていてもよい。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、画像の記録に用いるインクの色は、単色のみに限定されず複数色であってもよい。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、バーコードを記録する記録媒体としては、ロール状の連続紙に特定されず、例えば、蛇腹に折り曲げられた記録媒体、真直ぐな連続する記録媒体、又は枚葉にカットされた記録媒体であってもよい。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、切断部113は、回転刃113Aを用いる構成のみに特定されず、例えば、スライド式に連続紙を切断するカッターを用いる構成であってもよい。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、搬送ユニット104は、連続する記録媒体を搬送することができればよく、必ずしも記録媒体を搬送ベルト106に吸着させて搬送する構成のみに特定されない。
100 記録装置
101 ホストコンピュータ
102 ケーブル
103 連続紙
104 搬送ユニット
105 搬送モータ
106 搬送ベルト
107 吸着ファン
108A ガイドローラー
108B ガイドローラー
108C ガイドローラー
108D 駆動ローラー
109 排気口
110 記録部
110A 記録ヘッド
111 先端検知センサ
112 先端検知センサ
113 切断部
113A 回転刃
113B 固定刃
113C ストッパー
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 イメージメモリ
205 ヘッド駆動回路
207 モータドライバ
209 USB
210 制御回路
251 CPU
252 ROM
253 RAM
254 HDD
255 USB
256 モニタ
301 回転角度設定欄
401 ドット幅設定欄
402 ドット幅設定欄
403 ドット幅設定欄
404 ドット幅設定欄
501 主滴
502 副滴

Claims (8)

  1. 記録媒体に対して記録ヘッドよりインクを吐出してバーコードを記録するための記録データを生成するバーコード生成装置であって、
    前記記録ヘッドの走査方向に対する前記バーコードの配置角度に基づいて前記バーコードのバー幅を補正する補正手段を有することを特徴とするバーコード生成装置。
  2. 前記補正手段は、
    記録時の前記記録ヘッドと前記記録媒体との相対速度に応じて前記バー幅の補正量を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバーコード生成装置。
  3. 前記相対速度と前記配置角度とのうち少なくともいずれか一方を外部装置より取得する通信手段を更に有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバーコード生成装置。
  4. 前記補正手段により補正した前記記録データを外部の記録装置に送出する通信手段を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバーコード生成装置。
  5. 前記補正手段は、
    前記バーコードの種類に応じて前記バー幅の補正量を調整する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバーコード生成装置。
  6. 前記補正手段は、
    前記バーコードの記録に用いる前記記録媒体と前記インクとのうち少なくとも一方の種類に基づいて前記バー幅の補正量を調整する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のバーコード生成装置。
  7. 前記記録ヘッドと、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のバーコード生成装置と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 記録媒体に対して記録ヘッドよりインクを吐出してバーコードを記録するための記録データを生成するバーコード生成装置におけるバーコード生成方法であって、
    前記記録ヘッドの走査方向に対する前記バーコードの配置角度に基づいて前記バーコードのバー幅を補正する、
    ことを特徴とするバーコード生成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112549777A (zh) * 2020-04-29 2021-03-26 智锐达仪器科技南通有限公司 一种用于喷码装置的喷码控制方法及相应的喷码装置

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