JP2010137264A - レーザ発振器を備えたレーザ加工機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザ加工機(100)のレーザ発振器(2)は、放電作用によりレーザガスを励起する放電管(9)と、部分透過性を有していて放電管内においてレーザを増幅するリア鏡(6)および出力鏡(8)と、リア鏡の後方に配置された部分反射鏡(11)と、部分反射鏡により反射されたレーザおよび部分反射鏡を通過したレーザのうちの一方の出力を検出するレーザ検出部(5)と、部分反射鏡により反射されたレーザおよび部分反射鏡を通過したレーザのうちの他方を受光して受光面(12a)におけるレーザの光強度分布データを測定するプロファイラ(12)とを含む。
【選択図】図1
Description
すなわち2番目の発明においては、レーザ加工機のレーザが被加工物を加工できる状態にあるか否か、つまりエージングが完了したか否かを定量的かつ容易に判定することができる。従って、保守を行う際のレーザ加工機の停止時間を最小限にできる。
すなわち3番目の発明においては、部分反射鏡が劣化したか否かを定量的かつ容易に判定することができる。さらに、部分反射鏡の保守を行うタイミングを適切に把握し、保守頻度を低減することができる。
すなわち4番目の発明においては、全反射鏡が劣化したか否かを定量的かつ容易に判定することができる。さらに、全反射鏡の保守を行うタイミングを適切に把握し、保守頻度を低減することができる。
すなわち5番目の発明においては、アラームを出力することにより操作者に注意を促すことができる。
すなわち6番目の発明においては、部分反射鏡の角度を調整する必要があるか否かを定量的に判定でき、部分反射鏡の角度調整量を容易に求めることができる。さらに、部分反射鏡の保守に要する時間を短縮すると共に、操作者の熟練度に応じて角度が異なる事態が生じるのを避けることができる。
すなわち7番目の発明においては、全反射鏡の角度を調整する必要があるか否かを定量的に判定でき、全反射鏡の角度調整量を容易に求めることができる。さらに、全反射鏡の保守に要する時間を短縮すると共に、操作者の熟練度に応じて角度が異なる事態が生じるのを避けることができる。
図1は本発明に基づくレーザ加工機の略図である。レーザ加工機100は主に金属加工用に用いられ、レーザ発振器2と、被加工ワーク20を加工する加工部署40とを含んでいる。レーザ発振器2は放電励起型である比較的高出力のガスレーザ発振器、例えば出力1kW以上の炭酸ガスレーザである。図1に示されるように、これらレーザ発振器2と加工部署40とは制御装置1を介して互いに電気的に接続されている。
2 レーザ発振器
3 マッチング回路
4 レーザ電源
5 レーザ出力センサ
6 リア鏡
7a、7b 放電電極
8 出力鏡
9 放電管
11 部分反射鏡
11a ステップモータ
12 プロファイラ
12a 受光面
13 サブプロセッサ
14 記憶部
20 被加工ワーク
23 メインプロセッサ
24 記憶部
25 エージング加工開始ボタン
26 アラーム出力部
31 判定部
32 劣化判定部
33 調整判定部
34 算出部
40 加工部署
41 全反射鏡
43 加工テーブル
100 レーザ加工機
Claims (7)
- レーザ発振器からレーザを射出して被加工物を加工するレーザ加工機において、
前記レーザ発振器は、
放電作用によりレーザガスを励起する放電管と、
部分透過性を有していて前記放電管内においてレーザを増幅するリア鏡および出力鏡と、
前記リア鏡の後方に配置された部分反射鏡と、
該部分反射鏡により反射されたレーザおよび前記部分反射鏡を通過したレーザのうちの一方の出力を検出するレーザ検出部と、
前記部分反射鏡により反射されたレーザおよび前記部分反射鏡を通過したレーザのうちの他方を受光して受光面における前記レーザの光強度分布データを測定するプロファイラと、を具備するレーザ加工機。 - 前記プロファイラは前記受光面における前記レーザの少なくとも二つの光強度分布データを異なる時刻において測定しており、
前記レーザ加工機は、さらに、前記レーザの少なくとも二つの光強度分布データに基づいて、前記レーザが出力可能であるか否かを判定する判定部を具備する、請求項1に記載のレーザ加工機。 - さらに、前記部分反射鏡が劣化したときの前記レーザの光強度分布データを記憶する記憶部と、
前記プロファイラにより測定された前記レーザの光強度分布データと、前記記憶部に記憶された光強度分布データとを比較して前記部分反射鏡が劣化したか否かを判定する劣化判定部とを具備する、請求項1に記載のレーザ加工機。 - さらに、前記レーザ発振器から射出されたレーザを前記被加工物に反射する全反射鏡と、
前記全反射鏡が劣化したときの前記レーザの光強度分布データを記憶する記憶部と、
前記プロファイラにより測定された前記レーザの光強度分布データと、前記記憶部に記憶された光強度分布データとを比較して前記全反射鏡が劣化したか否かを判定する劣化判定部とを具備する、請求項1に記載のレーザ加工機。 - さらに、前記劣化判定部により劣化が判定された場合には、アラームを出力するアラーム出力部を具備する請求項3または4に記載のレーザ加工機。
- さらに、前記部分反射鏡の角度と前記プロファイラにより測定される前記レーザの光強度分布データとの間の関係を記憶する記憶部と、
前記プロファイラにより測定された前記レーザの光強度分布データと、前記記憶部に記憶された光強度分布データとを比較して前記部分反射鏡の角度を調整するか否かを判定する調整判定部と、
該調整判定部により前記部分反射鏡の角度を調整すると判定された場合に前記部分反射鏡の角度調整量を算出する算出部とを具備する請求項1に記載のレーザ加工機。 - さらに、前記レーザ発振器から射出されたレーザを前記被加工物に反射する全反射鏡と、
前記全反射鏡の角度と前記プロファイラにより測定される前記レーザの光強度分布データとの間の関係を記憶する記憶部と、
前記プロファイラにより測定された前記レーザの光強度分布データと、前記記憶部に記憶された光強度分布データとを比較して前記全反射鏡の角度を調整するか否かを判定する調整判定部と、
該調整判定部により前記全反射鏡の角度を調整すると判定された場合に前記全反射鏡の角度調整量を算出する算出部とを具備する請求項1に記載のレーザ加工機。
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