JP2010137090A - 遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法 - Google Patents

遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】玉返却した際に落下点へ与える落下のダメージを低減可能な遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法を提供する。
【解決手段】パチンコ機を列設してなる島内に遊技媒体を返却する遊技媒体返却通路3において、遊技媒体返却通路3の出口2側の外側に、遊技媒体の落下方向を分散させる、または/および、遊技媒体の落下速度を低下させる、ための落下制限機構1を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ玉などの遊技媒体を、パチンコ機等を列設した島内に返却するための遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法、に関する。
従来、例えば特許文献1の玉通路管6、特許文献2のスパイラルジャバラ19、特許文献3の螺旋管90のようなバネ状体を介して、パチンコ玉を島内のドブに返却する。バネ状体は、通常金属性の線状体を螺旋形状に形成してバネ状体としたもので、線状体間の間隔がパチンコ玉の直径よりかなり狭いのでパチンコ玉を上方に向けてリバンドさせて落下速度を低下させることもできない。また従来、例えば特許文献4のような台間機下方に台間機の遊技者側から島内にかけて横断するパチンコ玉の遊技媒体返却通路(玉計数機23の前後側の通路)を設ける場合には、横断する遊技媒体返却通路が助走路となってしまい、助走して加速した分、落下点で受ける衝撃はさらに大きい。
特開平09−308754 特開平11−57192 特開2007−283051 特開平06−261980
しかしながら上記の如くの従来例では、排出された玉は、特許文献1〜3におけるバネ状体や特許文献4における遊技媒体返却通路によって落下方向が固定されて落下点が1点になってしまったり、遊技媒体の落下速度が低減する形態でもなかったので、玉研磨揚送装置へ流下させるためのドブの所定の1点に繰り返して落下することでドブが損傷してしまうという問題点が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、玉返却した際に落下点へ与える落下のダメージを低減することを目的とする。
上記課題を解決すべく本発明の遊技媒体返却通路は、パチンコ機を列設してなる島内に遊技媒体を返却する遊技媒体返却通路において、前記遊技媒体返却通路の出口側の外側に、遊技媒体の落下方向を分散させる、および、遊技媒体の落下速度を低下させる、ための落下制限機構を備え、前記落下制限機構は、筒状に形成されており、前記遊技媒体が落下する上流端と下流端との間に、前記遊技媒体が通過して前記落下制限機構の外に落下可能とする空間部分を有し、前記空間部分は、上流側で狭く、下流側で広いことを特徴とする。
この発明によれば、遊技媒体返却通路の出口側の外側に、遊技媒体の落下方向を分散させる、および、落下速度を低下させる、ための落下制限機構を備えるので、落下点が分散したり、落下速度が低下できるので遊技媒体の落下点における衝撃を低減できる。
なお、本発明における落下制限機構は、落下中の遊技媒体の落下方向を複数の方向に変更するための物体、および、落下中の遊技媒体の落下速度を低下させるために、遊技媒体の落下中に遊技媒体との接触の結果上方にリバンドさせるための物体を、遊技媒体の落下方向に落下中の遊技媒体が接触するよう返却通路の出口から落下点であるドブまでの間に配置したものである。また落下制限機構は、必ずしも遊技媒体返却通路自体に取り付けられる必要はなく、台間機、台間機と隣接する筐体乃至支持体に取り付けるようにしてもよい。
また、本発明の遊技媒体返却通路は、前記落下制限機構は、筒状に形成された下流端側に、前記遊技媒体が通過できない底部を有することを特徴とする。
また、本発明の遊技媒体返却通路は、前記遊技媒体が溜まることができるように下方に凸に形成されていることを特徴とする。
また本発明の遊技媒体返却通路は、さらに、前記落下制限機構は、線状体を螺旋構造に形成してバネ状体としたものであり、前記バネ状体の少なくとも一部が前記遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔が開いて前記空間部分を形成していることを特徴とする。
この発明によれば、落下制限機構は、線状体を螺旋構造に形成してバネ状体としたものであり、前記バネ状体の少なくとも一部が前記遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔が開いて前記空間部分を形成している、ので、遊技媒体を通過可能な線状体間を抜けてバネ状体の外へ飛び出すとともに遊技媒体が落下中に線状体に当たる位置に応じて落下方向を変更したり、遊技媒体の落下中に遊技媒体との接触の結果上方にリバンドさせて落下速度を低下させることができる。
なおパチンコ玉の直径は約11mmであるので、遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔も11mm以上であることが好ましい。
また本発明の遊技媒体返却通路は、前記落下制限機構は、前記線状体を内側に渦巻きの如く形成した渦巻き部を、筒状に形成された下流端側に、前記遊技媒体が通過できない底部として有することを特徴とする。
また本発明の遊技媒体返却通路は、さらに、前記線状体間の間隔が、前記バネ状体のバネの延伸方向を落下方向に配置した際には重力作用によって前記線状体間の間隔が延伸することで前記遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔が開くことを特徴とする。
この発明によれば、線状体間の間隔が、バネ状体のバネの延伸方向を落下方向に配置した際には重力作用によって前記線状体間の間隔が延伸するので、上記同様、遊技媒体と線状体の接触の結果、リバンドさせることで落下方向の変更及び落下速度を低下させることができる。
また本発明の遊技媒体返却通路は、さらに、前記パチンコ機から排出された前記遊技媒体を受ける玉受部から流下した遊技媒体を当該遊技媒体返却通路に導く玉通路に接続され、かつ、前記遊技媒体を遊技者側から島内へ流下可能な傾斜を備えた傾斜路であることを特徴とする。
また、本発明の台間機は、さらに、上記記載の遊技媒体返却通路を内在させるかまたは隣接配置可能であり、遊技台に隣接して設けられ、投入された現金または受け付けた記憶媒体に記憶された有価価値特定情報に基づいて遊技媒体を貸し出すための処理をすることを特徴とする。この発明によれば、本発明の遊技媒体返却通路を台間機に適用できる。なお、「遊技媒体を貸し出すための処理」とは、台間機自体からパチンコ台の上皿にノズルを介してパチンコ玉を貸し出す台間玉貸機、パチンコ台がパチンコ玉を上皿に貸し出す為に台間機からパチンコ台へ指示信号を出力する台間ユニット、等が例示できる。
また、本発明の遊技媒体返却通路の台間機取付方法は、上記記載の遊技媒体返却通路を、遊技台に隣接して設けられ、投入された現金または受け付けた記憶媒体に記憶された有価価値特定情報に基づいて遊技媒体を貸し出すための処理をする台間機の下方側に取り付ける工程を有することを特徴とする。この発明によれば、本発明の遊技媒体返却通路を台間機に取り付けることができる。
本発明によれば、遊技媒体返却通路の出口側の外側に、遊技媒体の落下方向を分散させる、または/および、落下速度を低下させる、ための落下制限機構を備えるので、落下点が分散したり、落下速度が低下できるので遊技媒体の落下点における衝撃によるダメージを低減できるという効果が得られる。
本発明の遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機を示す斜視図である。 (TypeA−Side View)は遊技媒体返却通路の第1例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。(TypeA―Bottom View)は遊技媒体返却通路の第1例における落下制限機構を下方側から上方を見た図である。 (TypeA’−Side View)は遊技媒体返却通路の第1例の類似例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。(TypeA’―PS View)は遊技媒体返却通路の第1例における落下制限機構をPS視側から上方を見た図である。 (TypeB−Side View)は遊技媒体返却通路の第2例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。(TypeB―Bottom View)は遊技媒体返却通路の第2例における落下制限機構を下方側から上方を見た図である。 (TypeC−Side View)は遊技媒体返却通路の第3例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。(TypeC―Bottom View)は遊技媒体返却通路の第3例における落下制限機構を下方側から上方を見た図である。 (TypeD−Side View)は遊技媒体返却通路の第4例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。 (TypeE−Side View)は遊技媒体返却通路の第5例を島内の長手方向から水平方向に見た図である。
以下、本発明の最良の実施形態による遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法を、図面を参照して説明する。図1は本発明の遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機を示す斜視図である。符号1は、落下制限機構である。符号3は遊技媒体返却通路であり、符号8の台間機の下部に内在した遊技者側から島(遊技機及び台間機が交互に列設されたパチンコホールにおける設備)内のどぶ5へ流下可能な傾斜を備えた傾斜路である。遊技媒体返却通路3の下流側には出口2を備え、出口2の外側に落下制限機構1を備える。符号4は、符号6の玉受部から流下した遊技媒体を遊技媒体返却通路3に導く玉通路である。符号7はパチンコ遊技台である。
図1において、遊技客は、紙幣を紙幣挿入口9に挿入すると紙幣が真であれば、記録媒体(例えばカード)受付口10に内在する記録媒体に対応付けて上記紙幣分の度数(有価価値)を台間機8と通信可能にネットワークされた管理装置(図示なし)に記憶する。また遊技客が遊技台7に設けられた貸玉ボタン11を押すと、遊技台7から上皿にパチンコ玉(遊技媒体)が貸し出される。そして遊技客は、パチンコ玉を遊技台7に打ち込んで遊技をし、その遊技の結果、遊技媒体を獲得すると遊技台7の下皿から玉受部6に放出する。すると玉受部6に受けた遊技媒体を、玉通路4を介して島内奥側に向かって流下可能な傾斜を備えた遊技媒体返却通路3へ導き、出口2を経て落下制限機構1から島内のどぶ5に排出する。遊技客は遊技を終えて、遊技台7に設けられた返却ボタン12を押すと、記録媒体受付口10から記録媒体を排出する。ところで遊技媒体返却通路3は、台間機8の下部に内在するとしたが、台間機8の下方側に、台間機8の筐体とは別体の筐体13に内在させるようにしてもよい。
なお図1において、どぶ5は、最下流側に設けられた揚送機のある島中央に向かってパチンコ玉を流下可能に傾斜する傾斜路であって、薄い金属板で構成される例が多く、落下制限機構1を設けない場合、出口2から落下したパチンコ玉との同一箇所への繰り返し衝突による衝撃によって容易に穴があき、島中央へ向かってパチンコ玉を流下させることが困難となる。そこで本実施の形態では落下制限機構を遊技媒体返却通路3の出口側の外側に設け、パチンコ玉の落下方向の分散や落下速度の低下を行い、どぶに穴があかないようにする。
落下制限機構1は、種々の態様を例示することができ、本実施の形態では、図2のTypeAにおける1A、図3のTypeA’における1A’、図4のTypeBにおける1B、図5のTypeCにおける1C、図6のTypeDにおける1D、図7のTypeEにおける1Eを例示して説明する。なお最良の実施の形態としては図2、図3におけるTypeA、TypeA’等を例示する。
図2を説明する。図2は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図2において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の下方には、遊技媒体返却通路3の下面に落下制限機構1Aを垂下させて備える。遊技媒体返却通路3は台間機8の遊技者側の短手方向の寸法が4cm弱であるため、パチンコ玉2個が並列して流下可能な寸法に設けられる。従って出口2の開口面積もパチンコ玉の直径11mm2個が並んで通過可能な面積に設けられる。
落下制限機構1Aは、線状体を螺旋構造に形成してバネ状体としたものである。線状体には金属、プラスチックなどを用いて形成することができる。バネ状体の出口2側の最上流における開口部は、出口2の開口面積より大きな面積に、断面が円状に形成されている。バネ状体の出口2側の最上流における開口部は、このような開口面積することで出口2から落下するパチンコ玉の通過の障害とならずにスムーズにどぶ5に導くことができる。
また落下制限機構1Aは、1A3の長さ領域において、バネ状体に形成された線状体間の間隔Qは、パチンコ玉の直径11mmの1/2より小さく、パチンコ玉が線状体に衝突した場合、パチンコ玉の下半球と線状体とが衝突しないため上方にリバンドすることがないので、1A3の長さ領域においては、パチンコ玉の落下速度は重力によって増速する。
また落下制限機構1Aは、1A5の長さ領域において、バネ状体に形成された線状体間の間隔Pは、パチンコ玉の直径11mmより大きく、パチンコ玉が線状体に衝突した場合、パチンコ玉の下半球と線状体とが衝突する可能性があるのでそのような衝突があれば上方にリバンドしてパチンコ玉の落下速度が低下する。またバネ状体に形成された線状体間の間隔Pは、パチンコ玉の直径より大きいので、線状体間を抜けてパチンコ玉をバネ状体の外部へ排出する場合もあり、いずれの線状体間を抜けるか特定できないのでパチンコ玉の落下方向を分散させる。
ここで落下制限機構1Aは、1A5の長さ領域において、バネ状体に形成された線状体間の間隔Pは、パチンコ玉の直径11mmの1/2より大きくかつ11mm迄に形成してもよい。この場合、パチンコ玉が線状体に衝突した場合、パチンコ玉の下半球と線状体とが衝突する時には上方にリバンドするので、1A5の長さ領域においては、パチンコ玉の落下速度は低下する。しかしながら、線状体間の間隔Pは、パチンコ玉の直径11mmの1/2より大きくかつ11mm迄では落下速度を落とせるものの、バネ状体の外側へ排出できなくなるので、バネ状体に形成された線状体間の間隔Pをパチンコ玉が通過可能に形成するか、後述する底部の渦巻き部1A1を設けず、直接下方に落下させるようにしてもよい。
またさらに1A5の長さ領域において、筒状に形成されたバネ状体の内側に突出した、パチンコ玉の進行を妨害する進行妨害部OJT1、OJT2、OJT3、OJT4、等を備える。進行妨害部はバネ状体の線状体にスポット溶接にて取り付けられた棒状体(形状は棒状でなくてもよい)であり、内側へ突出した先端はパチンコ玉を線状体の方に向けて弾くよう下方傾斜(図2では下方傾斜のみ)、または上方傾斜させて設ける。落下制限機構1Aは、上流側1A3の領域では線状体間の間隔が密、下流側1A5の領域では線状体間の間隔が疎となるよう形成される。このように形成されることで、位置エネルギーの大きな上流側1A3では、パチンコ玉をバネ状体の外部に排出するのを防止できる。
また落下制限機構1Aは、遊技媒体返却通路3から垂下して取り付けられた最下流側に図2のTypeA−Bottom Viewで示すように、線状体を内側に渦巻きの如く渦巻き部1A1を形成して、渦巻き部1A1の渦巻き中央1A2付近に線状体の最下端部を形成するようにした。このようにすることで、パチンコ玉のうち出口2から垂直に落下したパチンコ玉をも確実に、一旦渦巻き部1A1で受けて落下速度を低下させてその周囲の線状体間Kを抜けて外部に排出するようにした。なお渦巻き部1A1は、中央1A2を上方に向かって凸としてもよいが、パチンコ玉の落下する方向がパチンコ玉が通過可能なKからの外部への排出に偏るため、さらに1A2を下方に向かって凸とすると、そこに数個のパチンコ玉が線状体間Kがパチンコ玉より小さい領域において溜まり、その溜まったパチンコ玉に落下したパチンコ玉が衝突すると、溜まったパチンコ玉と新たに落下したパチンコ玉の衝突角度が様々となるので、パチンコ玉の落下する方向をさらに大きく分散させることができる。
次いで図3について説明する。図3は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図3において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の下方には、遊技媒体返却通路3の下面に落下制限機構1A’を「鉛直下方に対し斜めに」垂下させて備える。遊技媒体返却通路3は台間機8の遊技者側の短手方向の寸法が4cm弱であるため、パチンコ玉2個が並列して流下可能な寸法に設けられる。従って出口2の開口面積もパチンコ玉の直径11mm2個が並んで通過可能な面積に設けられる。
落下制限機構1A’は、線状体を螺旋構造に形成してバネ状体としたものである。線状体には金属、プラスチックなどを用いて形成することができる。バネ状体の出口2側の最上流における開口部は、出口2の開口面積より大きな面積に、断面が円状に形成されている。バネ状体の出口2側の最上流における開口部は、このような開口面積することで出口2から落下するパチンコ玉の通過の障害とならずにスムーズにどぶ5に導くことができる。
また落下制限機構1A’は、上流側の線状体間の間隔が密、下流側の線状体間の間隔が疎となっており、位置エネルギーの大きな上流側では、パチンコ玉をバネ状体の外部に排出するのを防止できる。
また落下制限機構1A’は、下流側においてバネ状体を形成する線状体間の間隔Pがパチンコ玉を通過可能な幅に形成され、この間をパチンコ玉が通過して様々な方向に分散させて落下させることができるようにするとともに、落下したパチンコ玉の下半球が線状体と接触して落下速度を低下させることができる。
また落下制限機構1A’は、出口2から鉛直下方に対しやや斜めに垂下させ、出口2から落下したパチンコ玉が落下中に必ずバネ状体を形成する線状体に当たるよう形成されるので、パチンコ玉の落下速度を確実に低下できる。
また落下制限機構1A’は、遊技媒体返却通路3から垂下して取り付けられた最下流側に図3のTypeA’−PS Viewで示すように、線状体を内側に渦巻きの如く渦巻き部を形成し、その渦巻き中央が最下流になるようにするようにした。そしてさらに渦巻き中央に至るまでの間の線状体の間隔はパチンコ玉を通過可能とすることで、落下したパチンコ玉が線状体と接触する点が様々な点となるので落下方向を分散させることができるとともに、線状体の上方にリバンドさせることで落下速度を低下できる。
次いで図4を説明する。図4は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図4において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の下方には、遊技媒体返却通路3の下面に落下制限機構1Bを垂下させて備える。
落下制限機構1Bは、棒状体1B1の上流端を遊技媒体返却通路3の下面に備え、パチンコ玉の落下点に突出部1B2、1B3、または1B4を備える。突出部1B2、1B3、または1B4に落下したパチンコ玉が当たりリバンドすることで落下速度が低下する。突出部1B2、1B3、または1B4は、合成樹脂や低質量の金属等の低反発材で形成されリバンドによるパチンコ玉の上昇を極力抑える。突出部1B1、1B4は、水平に平面を為しているが、その平面のエッジにパチンコ玉が当たったり或いはパチンコ玉の落下コースのバラツキにより落下方向を分散させることができる。
また突出部1B3の如くドーム状(円錐状でもよい)としその頂上1B=TOPを落下点に設けるようにすると、落下点に若干のバラツキが生じるため、落下方向が分散できるので好ましい。また1B2、1B4も同様に平板に変えて曲面で形成するようにすればパチンコ玉の落下方向を分散できて好ましい。なお1B4の場合にはパチンコ玉の落下方向を変えるので好ましい。
他の突出部として、円錐の先端部を下方に向けた下に絞られたロート形状のものでもよく、円錐を形成する曲面に当たったパチンコ玉の落下方向を分散させるとともに、リバンドにより落下速度を低下できる。また円錐の頂点をカットして、パチンコ玉をそのカットした開口部から落下させるようにしてもよいが、落下点が集中するので、カットせずパチンコ玉を貯めて、その貯めたパチンコ玉の球面に新たに落下するパチンコ玉を衝突させてパチンコ玉の落下方向を分散させるとともに、リバンドにより落下速度を低下するようにしてもよい。
次いで図5を説明する。図5は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図5において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の下方には、遊技媒体返却通路3の下面に落下制限機構1Cを垂下させて備える。
落下制限機構1Cは、棒状体1C1の上流端を遊技媒体返却通路3の下面に備え、パチンコ玉の落下点に複数の突出部1C2、1C3、1C4、及び1C5を備える。突出部1C2、1C3、1C4、1C5はそれぞれ、多数の針金を木の枝状に形成したもの、上面が球面、細長い直方体、卵形状であり、TypeC−Bottom Viewで示す如く落下点の異なるパチンコ玉に対応して多少ずらして配置される。このように構成することで、パチンコ玉の落下点は分散され、各突出部に衝突する際の上方へのリバンドによって落下速度を低下できる。
次いで図6を説明する。図6は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図6において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の側方(図の右側)には、遊技媒体返却通路3の出口2側に落下制限機構1Dを備える。落下制限機構1Dは、線状体を螺旋状に形成したバネ状体であり、バネの伸縮方向が水平方向(図の右側)になるよう形成される。落下制限機構1Dにおける線状体間の間隔は、パチンコ玉が通過可能な形状に形成され、凡そパチンコ玉はg1、g2、g3、g4、g5、g6、g7のそれぞれから落下することで落下方向を分散させることができる。
次いで図7を説明する。図7は、島内の長手方向から水平方向に見た図(図1では右方向から見た)である。図7において、遊技媒体返却通路3の下流側に穿設された出口2は、流下するパチンコ玉を通過可能な開口面積を有する。出口2の下方には、遊技媒体返却通路3の下面に落下制限機構1Eを備える。落下制限機構1Eは、遊技媒体返却通路3の下流端部に設けられたモータE1から駆動シャフトE2を介して減速ギヤボックスE3を介して減速された回転駆動する回転軸E4に、プロペラE5を設けてなる。プロペラE5は回転すると出口3から落下するパチンコ玉を打撃して様々な方向に飛ばす。
以上説明してきた落下速度、及び/又は、落下方向を分散させる落下速度制限機構として、図2のTypeAにおける1A、図3のTypeA’における1A’、図4のTypeBにおける1B、図5のTypeCにおける1C、図6のTypeDにおける1D、図7のTypeEを、遊技媒体返却通路3の下流端部側、即ち、遊技台に隣接して設けられ、投入された現金または受け付けた記憶媒体に記憶された有価価値特定情報に基づいて遊技媒体を貸し出すための処理をする台間機の下方側に取り付ける工程を経て、本実施の形態のおける遊技媒体返却通路を、台間機に取り付けて製造することができる。
1・・・落下制限機構、1A・・・落下制限機構の第1例、1B・・・落下制限機構の第2例、1C・・・落下制限機構の第3例、1D・・・落下制限機構の第4例、1E・・・落下制限機構の第5例、2・・・出口、3・・・遊技媒体返却通路、4・・・玉通路、5・・・どぶ、6・・・玉受部、7・・・パチンコ遊技台、8・・・台間機

Claims (9)

  1. パチンコ機を列設してなる島内に遊技媒体を返却する遊技媒体返却通路において、
    前記遊技媒体返却通路の出口側の外側に、遊技媒体の落下方向を分散させる、および、遊技媒体の落下速度を低下させる、ための落下制限機構を備え、
    前記落下制限機構は、筒状に形成されており、前記遊技媒体が落下する上流端と下流端との間に、前記遊技媒体が通過して前記落下制限機構の外に落下可能とする空間部分を有し、
    前記空間部分は、上流側で狭く、下流側で広いことを特徴とする遊技媒体返却通路。
  2. 前記落下制限機構は、筒状に形成された下流端側に、前記遊技媒体が通過できない底部を有することを特徴とする請求項1記載の遊技媒体返却通路。
  3. 前記底部は、前記遊技媒体が溜まることができるように下方に凸に形成されていることを特徴とする請求項2記載の遊技媒体返却通路。
  4. 前記落下制限機構は、線状体を螺旋構造に形成してバネ状体としたものであり、前記バネ状体の少なくとも一部が前記遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔が開いて前記空間部分を形成していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の遊技媒体返却通路。
  5. 前記落下制限機構は、前記線状体を内側に渦巻きの如く形成した渦巻き部を、筒状に形成された下流端側に、前記遊技媒体が通過できない底部として有することを特徴とする請求項4記載の遊技媒体返却通路。
  6. 前記線状体間の間隔が、前記バネ状体のバネの延伸方向を落下方向に配置した際には重力作用によって前記線状体間の間隔が延伸することで前記遊技媒体を通過可能な線状体間の間隔が開くことを特徴とする請求項4または5いずれか記載の遊技媒体返却通路。
  7. 当該遊技媒体返却通路は、前記パチンコ機から排出された前記遊技媒体を受ける玉受部から流下した遊技媒体を当該遊技媒体返却通路に導く玉通路に接続され、かつ、前記遊技媒体を遊技者側から島内へ流下可能な傾斜を備えた傾斜路であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の遊技媒体返却通路。
  8. 請求項1乃至7いずれか記載の遊技媒体返却通路を内在させるかまたは隣接配置可能であり、遊技台に隣接して設けられ、投入された現金または受け付けた記憶媒体に記憶された有価価値特定情報に基づいて遊技媒体を貸し出すための処理をすることを特徴とする遊技媒体返却通路付の台間機。
  9. 請求項1乃至7いずれか記載の遊技媒体返却通路を、遊技台に隣接して設けられ、投入された現金または受け付けた記憶媒体に記憶された有価価値特定情報に基づいて遊技媒体を貸し出すための処理をする台間機の下方側に取り付ける工程を有することを特徴とする遊技媒体返却通路の台間機取付方法。
JP2010064225A 2010-03-19 2010-03-19 遊技媒体返却通路、遊技媒体返却通路付の台間機、遊技媒体返却通路の台間機取付方法 Active JP4674268B2 (ja)

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