JP2010136565A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の温度が過度に高くなることを防止しながら、蓄電池の充電中に電子機器の状態を駆動状態に維持することが可能な電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器100は、蓄電池101から電力が供給されることにより駆動される。携帯電話端末100は、蓄電池101の端子電圧を検出する。電子機器100は、電子機器100の温度を検出する。電子機器100は、蓄電池101の充電中に、検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、蓄電池101を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う。電子機器100は、検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に関する。
蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器が知られている。この種の電子機器の一つとして特許文献1に記載の電子機器は、蓄電池の充電中に、電子機器の温度が所定の閾値温度よりも高くなった場合、蓄電池に供給される充電電流の大きさを小さくする充電抑制制御を行う。これにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止することができる。
特開2006−115654号公報
しかしながら、電子機器を駆動するために消費される電力(消費電力)が比較的大きい状態において、充電抑制制御を行っていると、蓄電池の端子電圧が過度に低下することにより、電子機器の状態を電子機器が駆動されている状態(駆動状態)に維持することができない虞があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「電子機器の温度が過度に高くなることを防止するとともに、蓄電池の充電中に電子機器の状態を駆動状態に維持することができないこと」を解決することが可能な電子機器を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である電子機器は、蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器である。
更に、この電子機器は、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出手段と、
上記蓄電池の充電中に、上記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
上記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御手段による上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態である電子機器の充電制御方法は、蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に適用され、当該蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を制御する方法である。
更に、この電子機器の充電制御方法は、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出工程と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出工程と、
上記蓄電池の充電中に、上記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池へ供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御工程と、
を含む。
更に、上記充電抑制制御工程は、上記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行うように構成される。
また、本発明の他の形態である充電制御プログラムは、
蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段により検出された端子電圧を取得する端子電圧取得手段と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出手段により検出された温度を取得する温度取得手段と、
上記蓄電池の充電中に、上記取得された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
上記取得された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御手段による上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止しながら、蓄電池の充電中に電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。
本発明の一形態である電子機器は、蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器である。
更に、この電子機器は、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出手段と、
上記蓄電池の充電中に、上記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
上記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御手段による上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
を備える。
これによれば、電子機器は、電子機器の温度が第1の閾値温度よりも高くなった場合、充電抑制制御を実行する。これにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止することができる。
この場合において、電子機器は、蓄電池の端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さいとき、充電抑制制御の実行を延期する。これにより、蓄電池の端子電圧(即ち、蓄電されている電力量)を迅速に増加させることができる。この結果、蓄電池の端子電圧が過度に低下することを防止することができる。従って、電子機器を駆動するために消費される電力(消費電力)が比較的大きい状態においても、電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。
このように、上記構成によれば、電子機器の温度が過度に高くなることを防止しながら、蓄電池の充電中に電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、予め設定された温度であって上記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、上記検出された温度が高くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
これによれば、電子機器は、電子機器の温度が第2の閾値温度よりも高くなった場合、充電抑制延期制御を終了することにより充電抑制制御を実行する。これにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止することができる。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、予め設定された電圧であって上記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、上記検出された端子電圧が大きくなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
ところで、蓄電池の端子電圧が十分に大きくなった場合には、消費電力が比較的大きい状態においても、電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。従って、上記のように、蓄電池の端子電圧が第2の閾値電圧よりも大きくなった場合、充電抑制制御を実行するように電子機器を構成することにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止することができる。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、上記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
ところで、充電抑制延期制御の実行を開始してから十分な時間が経過すると、蓄電池の端子電圧が十分に大きくなる。また、蓄電池の端子電圧が十分に大きくなった場合には、消費電力が比較的大きい状態においても、電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。従って、上記のように、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が閾値時間よりも長くなった場合、充電抑制制御を実行するように電子機器を構成することにより、電子機器の温度が過度に高くなることを防止することができる。
この場合、上記充電抑制制御手段は、上記充電抑制制御の実行中に、上記蓄電池の充電が開始した時点にて上記検出された端子電圧である充電開始時端子電圧よりも小さい端子電圧が上記端子電圧検出手段により検出された場合、当該充電抑制制御を終了するように構成されることが好適である。
ところで、充電抑制制御の実行中に、蓄電池の端子電圧が減少している場合、その状態が継続することにより、電子機器の状態を駆動状態に維持することができない虞がある。そこで、上記のように、充電抑制制御の実行中に、蓄電池の端子電圧が減少している場合、充電抑制制御を終了するように電子機器を構成することにより、蓄電池の端子電圧を増加させることができる。この結果、電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。
この場合、上記電子機器は、
上記蓄電池から上記電源へ向けて電力が供給されていることを検出する放電検出手段を備えるとともに、
上記充電抑制制御手段は、上記充電抑制制御の実行中に、上記蓄電池から上記電源へ向けて電力が供給されていることが上記放電検出手段により検出された場合、当該充電抑制制御を終了するように構成されることが好適である。
ところで、蓄電池から電源へ向けて電力が供給されている場合、蓄電池の端子電圧は減少する。従って、充電抑制制御の実行中に、蓄電池から電源へ向けて電力が供給されている場合、その状態が継続することにより、電子機器の状態を駆動状態に維持することができない虞がある。
そこで、上記のように、充電抑制制御の実行中に、蓄電池から電源へ向けて電力が供給されている場合、充電抑制制御を終了するように電子機器を構成することにより、蓄電池の端子電圧を増加させることができる。この結果、電子機器の状態を駆動状態に維持することができる。
この場合、上記充電抑制制御手段は、上記蓄電池へ供給される電流の大きさを小さくすることにより、当該蓄電池へ供給される電力を抑制する上記充電抑制制御を行うように構成されることが好適である。
また、上記電子機器の他の態様において、
上記充電抑制制御手段は、上記蓄電池へ間欠的に電流を供給することにより、当該蓄電池へ供給される電力を抑制する上記充電抑制制御を行うように構成されることが好適である。
この場合、上記電子機器は、携帯電話端末であることが好適である。
また、本発明の他の形態である電子機器の充電制御方法は、蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に適用され、当該蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を制御する方法である。
更に、この電子機器の充電制御方法は、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出工程と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出工程と、
上記蓄電池の充電中に、上記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池へ供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御工程と、
を含む。
更に、上記充電抑制制御工程は、上記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行うように構成される。
この場合、上記充電抑制制御工程は、予め設定された温度であって上記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、上記検出された温度が高くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御を実行するように構成されることが好適である。
この場合、上記充電抑制制御工程は、予め設定された電圧であって上記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、上記検出された端子電圧が大きくなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御を実行するように構成されることが好適である。
この場合、上記充電抑制制御工程は、上記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御を実行するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態である充電制御プログラムは、
蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に、
上記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段により検出された端子電圧を取得する端子電圧取得手段と、
上記電子機器の温度を検出する温度検出手段により検出された温度を取得する温度取得手段と、
上記蓄電池の充電中に、上記取得された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、上記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
上記取得された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、上記充電抑制制御手段による上記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、予め設定された温度であって上記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、上記取得された温度が高くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、予め設定された電圧であって上記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、上記取得された端子電圧が大きくなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
この場合、上記充電抑制延期制御手段は、上記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、上記充電抑制延期制御を終了することにより上記充電抑制制御手段に上記充電抑制制御を実行させるように構成されることが好適である。
上述した構成を有する、電子機器の充電制御方法、又は、充電制御プログラム、の発明であっても、上記電子機器と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、電子機器、電子機器の充電制御方法、及び、充電制御プログラム、の各実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1に示したように、第1実施形態に係る電子機器としての携帯電話端末100は、バッテリ101と、接続端子部102と、充電電流検出用抵抗(放電検出手段の一部)103と、充電制御FET(Field Effect Transistor)104と、充電制御IC(Integrated Circuit)105と、CPU(Central Processing Unit)106と、メモリ107と、温度センサ(温度検出手段)108と、を備える。
バッテリ101は、電力が供給されることにより充電される蓄電池(二次電池)である。バッテリ101は、携帯電話端末100に内蔵されている。バッテリ101は、接続端子部102を介して充電アダプタ112と接続されている。
充電アダプタ112は、交流電力を供給する外部の電源と接続されている。充電アダプタ112は、供給された交流電力を直流電力に変換して出力する。
このような構成により、バッテリ101は、充電アダプタ112により出力された電力が供給されることにより充電される。
携帯電話端末100は、バッテリ101から電力が供給されることにより駆動されるように構成されている。
充電電流検出用抵抗103及び充電制御FET(充電抑制制御手段の一部)104は、バッテリ101と接続端子部102との間に配設されている。
充電電流検出用抵抗103は、バッテリ101に供給される電流(充電電流)を検出するための素子である。充電制御FET104は、充電電流を制御するための素子である。
充電制御IC105は、バッテリ電圧監視回路(端子電圧検出手段)105aと、充電制御回路(充電抑制制御手段の一部)105bと、充電電流監視回路(放電検出手段の一部)105cと、外部電圧監視回路105dと、を含む。
バッテリ電圧監視回路105aは、バッテリ101の端子電圧を検出する。
充電制御回路105bは、CPU106から連続充電指示を受け付けた場合、充電制御回路105bの状態を通電制御状態に設定するとともにその状態を維持する。また、充電制御回路105bは、CPU106から間欠充電指示を受け付けた場合、所定の周期毎に、充電制御回路105bの状態を、通電制御状態と遮断制御状態とに交互に切り替える。
充電制御FET104は、充電制御回路105bの状態が遮断制御状態である場合、充電アダプタ112とバッテリ101との間を電流が流れないように、充電アダプタ112とバッテリ101とを結ぶ電流路を遮断する。即ち、この場合、充電制御FET104は、バッテリ101への充電電流の供給を禁止する。
一方、充電制御FET104は、充電制御回路105bの状態が通電制御状態である場合、充電アダプタ112とバッテリ101との間を電流が流れるように、充電アダプタ112とバッテリ101とを結ぶ電流路を導通させる。即ち、この場合、充電制御FET104は、バッテリ101への充電電流の供給を許容する。
充電電流監視回路105cは、充電電流検出用抵抗103による電圧降下を検出することにより、充電電流を検出する。充電電流が正の値であることは、外部の電源からバッテリ101へ向けて電流が流れている(電力が供給されている)ことに対応している。充電電流が負の値であることは、バッテリ101から外部の電源へ向けて電流が流れていることに対応している。即ち、充電電流監視回路105cは、バッテリ101から外部の電源へ向けて電力が供給されていることを検出する、と言うことができる。
外部電圧監視回路105dは、充電アダプタ112の電圧を検出する。
温度センサ108は、携帯電話端末100の温度(本例では、携帯電話端末100が有する筐体の内部の温度)を検出するセンサである。
CPU106は、メモリ107に記憶されている充電制御プログラム等を実行することにより、充電電流を制御する。
次に、上述した携帯電話端末100の作動について具体的に述べる。
携帯電話端末100のCPU106は、所定のバッテリ電圧取得周期が経過する毎に、バッテリ電圧監視回路105aにより検出された端子電圧を取得する(端子電圧取得手段、端子電圧検出工程)。
また、CPU106は、所定の温度取得周期が経過する毎に、温度センサ108により検出された温度を取得する(温度取得手段、温度検出工程)。
更に、CPU106は、図2にフローチャートにより示した充電制御プログラムを、バッテリ101の充電が開始すると実行するようになっている。なお、図2の充電制御プログラムの処理が実行されることは、充電抑制制御手段の機能の一部、充電抑制制御工程の機能、及び、充電抑制延期制御手段の機能が達成されることに対応している。
具体的に述べると、CPU106は、充電制御プログラムの処理を開始すると、ステップ205にて、その時点にて取得された端子電圧を充電開始時端子電圧としてメモリ107に記憶させる。充電開始時端子電圧は、バッテリ101の充電が開始した時点にて検出された端子電圧である。
次いで、CPU106は、ステップ210にて、連続充電指示を充電制御IC105へ出力する。
これにより、充電制御回路105bは、充電制御回路105bの状態を通電制御状態に設定するとともに、その状態を維持する。その結果、充電制御FET104は、充電アダプタ112とバッテリ101との間を電流が流れるように、充電アダプタ112とバッテリ101とを結ぶ電流路を導通させる。これにより、外部の電源からバッテリ101へ、所定の大きさ(本例では、600mA)の電流(充電電流)が連続的に供給される。
次いで、CPU106は、ステップ215にて、取得された温度が第1の閾値温度よりも高くなるまで待機する。第1の閾値温度は、予めメモリ107に記憶されている。
いま、消費電力が比較的大きいアプリケーションプログラム(例えば、テレビ電話を行うためのプログラム等)が起動されることにより、携帯電話端末100の温度が第1の閾値温度よりも高くなった場合を想定して説明を続ける。
この場合、CPU106は、「Yes」と判定してステップ220に進み、その時点にて取得された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さいか否かを判定する。第1の閾値電圧は、予めメモリ107に記憶されている。
いま、バッテリ101の端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さい場合を想定して説明を続ける。
この場合、CPU106は、「Yes」と判定してステップ225へ進み、取得された温度が第2の閾値温度よりも高くなるまで待機する。即ち、携帯電話端末100の温度が第2の閾値温度よりも高くなるまで、充電電流はバッテリ101へ連続的に供給され続ける。第2の閾値温度は、第1の閾値温度よりも高い温度であり、予めメモリ107に記憶されている。
このようにして、携帯電話端末100は、検出された端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さい場合、外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う。
そして、携帯電話端末100の温度が第2の閾値温度よりも高くなると、CPU106は、「Yes」と判定してステップ230へ進み、間欠充電指示を充電制御IC105へ出力する。
これにより、充電制御回路105bは、所定の周期毎に、充電制御回路105bの状態を、通電制御状態と遮断制御状態とに交互に切り替える。その結果、充電制御FET104は、上記周期毎に、バッテリ101への充電電流の供給を禁止する状態と、バッテリ101への充電電流の供給を許容する状態と、を交互に切り替える。これにより、外部の電源からバッテリ101へ、充電電流が間欠的に供給される。即ち、外部の電源からバッテリ101へ供給される電力が抑制される。
このようにして、携帯電話端末100は、検出された温度が第2の閾値温度よりも高くなった場合、充電抑制延期制御を終了することにより充電抑制制御を実行する。
これにより、携帯電話端末100の温度が過度に高くなることを防止することができる。
そして、CPU106は、ステップ235にて、取得された端子電圧がメモリ107に記憶されている充電開始時端子電圧よりも小さいか否かを判定する。そして、CPU106は、取得された端子電圧がメモリ107に記憶されている充電開始時端子電圧よりも小さくなった場合、「Yes」と判定してステップ240に進み、連続充電指示を充電制御IC105へ出力する。
これにより、充電制御回路105bは、充電制御回路105bの状態を通電制御状態に設定するとともに、その状態を維持する。その結果、充電制御FET104は、充電アダプタ112とバッテリ101との間を電流が流れるように、充電アダプタ112とバッテリ101とを結ぶ電流路を導通させる。これにより、外部の電源からバッテリ101へ、充電電流が連続的に供給される。
このように、携帯電話端末100は、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101の充電が開始した時点にて検出された端子電圧である充電開始時端子電圧よりも小さい端子電圧が検出された場合、当該充電抑制制御を終了する。
ところで、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101の端子電圧が減少している場合、その状態が継続することにより、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができない虞がある。そこで、この携帯電話端末100は、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101の端子電圧が減少している場合、充電抑制制御を終了する。これにより、バッテリ101の端子電圧を増加させることができる。この結果、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。
次いで、CPU106は、ステップ215へ戻り、ステップ215〜ステップ240の処理を繰り返し実行する。
なお、CPU106がステップ220に進んだとき、バッテリ101の端子電圧が第1の閾値電圧よりも大きい場合、CPU106は、「No」と判定して、ステップ225の処理を実行することなくステップ230へ進み、以降の処理を実行する。
また、CPU106がステップ235に進んだとき、取得された端子電圧がメモリ107に記憶されている充電開始時端子電圧よりも大きい場合、CPU106は、「No」と判定して待機する。
以上、説明したように、本発明による電子機器の第1実施形態によれば、電子機器としての携帯電話端末100は、携帯電話端末100の温度が第1の閾値温度よりも高くなった場合、充電抑制制御を実行する。これにより、携帯電話端末100の温度が過度に高くなることを防止することができる。
この場合において、携帯電話端末100は、バッテリ101の端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さいとき、充電抑制制御の実行を延期する。これにより、バッテリ101の端子電圧(即ち、蓄電されている電力量)を迅速に増加させることができる。この結果、バッテリ101の端子電圧が過度に低下することを防止することができる。従って、携帯電話端末100を駆動するために消費される電力(消費電力)が比較的大きい状態においても、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。
このように、上記構成によれば、携帯電話端末100の温度が過度に高くなることを防止しながら、バッテリ101の充電中に携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。
なお、上記第1実施形態は、バッテリ101へ間欠的に電流を供給することにより、バッテリ101へ供給される電力を抑制するように構成されていたが、バッテリ101へ供給される電流(充電電流)の大きさを小さくする(例えば、充電電流の大きさを600mAから300mAへ変更する)ことにより、バッテリ101へ供給される電力を抑制するように構成されていてもよい。
<第1変形例>
次に、本発明の第1実施形態の第1変形例に係る携帯電話端末について説明する。第1変形例に係る携帯電話端末は、上記第1実施形態に係る携帯電話端末に対して、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101から外部の電源へ向けて電力が供給されていることが検出された場合、その充電抑制制御を終了するように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第1変形例に係る携帯電話端末100のCPU106は、所定の充電電流取得周期が経過する毎に、充電電流監視回路105cにより検出された充電電流を取得する。
更に、CPU106は、図2に示した充電制御プログラムに代えて、図3に示した充電制御プログラムを実行する。この充電制御プログラムは、図2の充電制御プログラムのステップ235をステップ335に置換したプログラムである。
CPU106は、ステップ335に進んだとき、検出された充電電流が負の値であるか否かを判定する。充電電流が負の値であることは、バッテリ101から外部の電源へ向けて電流が流れている(電力が供給されている)ことに対応している。
そして、CPU106は、検出された充電電流が負の値である場合、「Yes」と判定してステップ240へ進み、上述した場合と同様に、連続充電指示を充電制御IC105へ出力する。
このように、携帯電話端末100は、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101から外部の電源へ向けて電力が供給されていることが検出された場合、当該充電抑制制御を終了する。
ところで、バッテリ101から電源へ向けて電力が供給されている場合、バッテリ101の端子電圧は減少する。従って、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101から電源へ向けて電力が供給されている場合、その状態が継続することにより、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができない虞がある。
そこで、携帯電話端末100は、充電抑制制御の実行中に、バッテリ101から電源へ向けて電力が供給されている場合、充電抑制制御を終了する。これにより、バッテリ101の端子電圧を増加させることができる。この結果、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る携帯電話端末について説明する。第2実施形態に係る携帯電話端末は、上記第1実施形態に係る携帯電話端末に対して、検出された端子電圧が十分に大きくなった場合、充電抑制延期制御を終了するように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第2実施形態に係る携帯電話端末100のCPU106は、図2に示した充電制御プログラムに代えて、図4に示した充電制御プログラムを実行する。この充電制御プログラムは、図2の充電制御プログラムのステップ225をステップ425に置換したプログラムである。
CPU106は、ステップ425へ進んだとき、取得された端子電圧が第2の閾値電圧よりも大きくなるまで待機する。即ち、バッテリ101の端子電圧が第2の閾値電圧よりも大きくなるまで、充電電流はバッテリ101へ連続的に供給され続ける。第2の閾値電圧は、第1の閾値電圧よりも大きい電圧であり、予めメモリ107に記憶されている。
このようにして、携帯電話端末100は、検出された端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さい場合において、端子電圧が第2の閾値電圧よりも大きくなるまでの間、外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う。
ところで、バッテリ101の端子電圧が十分に大きくなった場合には、消費電力が比較的大きい状態においても、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。従って、このように、バッテリ101の端子電圧が第2の閾値電圧よりも大きくなった場合、充電抑制制御を実行するように携帯電話端末100を構成することにより、携帯電話端末100の温度が過度に高くなることを防止することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る携帯電話端末について説明する。第3実施形態に係る携帯電話端末は、上記第1実施形態に係る携帯電話端末に対して、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が十分に長くなった場合、充電抑制延期制御を終了するように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第3実施形態に係る携帯電話端末100のCPU106は、図2に示した充電制御プログラムに代えて、図5に示した充電制御プログラムを実行する。この充電制御プログラムは、図2の充電制御プログラムのステップ225をステップ525に置換したプログラムである。
CPU106は、ステップ525へ進んだとき、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した経過時間が、予め設定された閾値時間よりも長くなるまで待機する。即ち、経過時間が閾値時間よりも長くなるまで、充電電流はバッテリ101へ連続的に供給され続ける。閾値時間は、予めメモリ107に記憶されている。
このようにして、携帯電話端末100は、検出された端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さい場合において、経過時間が閾値時間よりも長くなるまでの間、外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う。
ところで、充電抑制延期制御の実行を開始してから十分な時間が経過すると、バッテリ101の端子電圧が十分に大きくなる。また、バッテリ101の端子電圧が十分に大きくなった場合には、消費電力が比較的大きい状態においても、携帯電話端末100の状態を駆動状態に維持することができる。従って、このように、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が閾値時間よりも長くなった場合、充電抑制制御を実行するように携帯電話端末100を構成することにより、携帯電話端末100の温度が過度に高くなることを防止することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る携帯電話端末について説明する。第4実施形態に係る携帯電話端末は、上記第1実施形態に係る携帯電話端末に対して、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が十分に長くなった場合、又は、検出された温度が第2の閾値温度よりも高くなった場合、充電抑制延期制御を終了するように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第4実施形態に係る携帯電話端末100のCPU106は、図2に示した充電制御プログラムに代えて、図6に示した充電制御プログラムを実行する。この充電制御プログラムは、図2の充電制御プログラムのステップ225をステップ625に置換したプログラムである。
CPU106は、ステップ625へ進んだとき、充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した経過時間が閾値時間よりも長くなるまで、又は、取得された温度が第2の閾値温度よりも高くなるまで、待機する。即ち、経過時間が閾値時間よりも長くなる時点、及び、取得された温度が第2の閾値温度よりも高くなる時点のうちの早い方の時点まで、充電電流はバッテリ101へ連続的に供給され続ける。
このようにして、携帯電話端末100は、検出された端子電圧が第1の閾値電圧よりも小さい場合において、経過時間が閾値時間よりも長くなる時点、及び、取得された温度が第2の閾値温度よりも高くなる時点のうちの早い方の時点までの間、外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う。
この第4実施形態によっても、上記第1実施形態及び第3実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記各実施形態の変形例において、充電開始時端子電圧毎に異なる、第1の閾値温度及び/又は第1の閾値電圧が設定されていてもよい。
また、上記各実施形態においては、電子機器は、携帯電話端末であったが、PDA(Personal Data Assistance)、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)、ゲーム機、カーナビゲーション装置、又は、ラップトップ型コンピュータ等であってもよい。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
本発明は、蓄電池を備える携帯電話端末等に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る携帯電話端末の概略構成を表す図である。 図1に示した携帯電話端末のCPUが実行する充電制御プログラムを示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態の第1変形例に係る携帯電話端末のCPUが実行する充電制御プログラムを示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話端末のCPUが実行する充電制御プログラムを示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る携帯電話端末のCPUが実行する充電制御プログラムを示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る携帯電話端末のCPUが実行する充電制御プログラムを示したフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話端末
101 バッテリ
102 接続端子部
103 充電電流検出用抵抗
104 充電制御FET
105 充電制御IC
105a バッテリ電圧監視回路
105b 充電制御回路
105c 充電電流監視回路
105d 外部電圧監視回路
106 CPU
107 メモリ
108 温度センサ
112 充電アダプタ

Claims (17)

  1. 蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器であって、
    前記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段と、
    前記電子機器の温度を検出する温度検出手段と、
    前記蓄電池の充電中に、前記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、前記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
    前記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、前記充電抑制制御手段による前記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
    を備える電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制延期制御手段は、予め設定された温度であって前記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、前記検出された温度が高くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制延期制御手段は、予め設定された電圧であって前記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、前記検出された端子電圧が大きくなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された電子機器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制延期制御手段は、前記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された電子機器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制制御手段は、前記充電抑制制御の実行中に、前記蓄電池の充電が開始した時点にて前記検出された端子電圧である充電開始時端子電圧よりも小さい端子電圧が前記端子電圧検出手段により検出された場合、当該充電抑制制御を終了するように構成された電子機器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記蓄電池から前記電源へ向けて電力が供給されていることを検出する放電検出手段を備えるとともに、
    前記充電抑制制御手段は、前記充電抑制制御の実行中に、前記蓄電池から前記電源へ向けて電力が供給されていることが前記放電検出手段により検出された場合、当該充電抑制制御を終了するように構成された電子機器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制制御手段は、前記蓄電池へ供給される電流の大きさを小さくすることにより、当該蓄電池へ供給される電力を抑制する前記充電抑制制御を行うように構成された電子機器。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記充電抑制制御手段は、前記蓄電池へ間欠的に電流を供給することにより、当該蓄電池へ供給される電力を抑制する前記充電抑制制御を行うように構成された電子機器。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記電子機器は、携帯電話端末である電子機器。
  10. 蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に適用され、当該蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を制御する電子機器の充電制御方法であって、
    前記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出工程と、
    前記電子機器の温度を検出する温度検出工程と、
    前記蓄電池の充電中に、前記検出された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、前記蓄電池へ供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御工程と、
    を含むとともに、
    前記充電抑制制御工程は、
    前記検出された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、前記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行うように構成された電子機器の充電制御方法。
  11. 請求項10に記載の電子機器の充電制御方法であって、
    前記充電抑制制御工程は、予め設定された温度であって前記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、前記検出された温度が高くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御を実行するように構成された電子機器の充電制御方法。
  12. 請求項10又は請求項11に記載の電子機器の充電制御方法であって、
    前記充電抑制制御工程は、予め設定された電圧であって前記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、前記検出された端子電圧が大きくなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御を実行するように構成された電子機器の充電制御方法。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の電子機器の充電制御方法であって、
    前記充電抑制制御工程は、前記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御を実行するように構成された電子機器の充電制御方法。
  14. 蓄電池から電力が供給されることにより駆動されるように構成された電子機器に、
    前記蓄電池の端子電圧を検出する端子電圧検出手段により検出された端子電圧を取得する端子電圧取得手段と、
    前記電子機器の温度を検出する温度検出手段により検出された温度を取得する温度取得手段と、
    前記蓄電池の充電中に、前記取得された温度が予め設定された第1の閾値温度よりも高くなった場合、前記蓄電池を充電するために外部の電源から供給される電力を抑制する充電抑制制御を行う充電抑制制御手段と、
    前記取得された端子電圧が予め設定された第1の閾値電圧よりも小さい場合、前記充電抑制制御手段による前記充電抑制制御の実行を延期させる充電抑制延期制御を行う充電抑制延期制御手段と、
    を実現させるための充電制御プログラム。
  15. 請求項14に記載の充電制御プログラムであって、
    前記充電抑制延期制御手段は、予め設定された温度であって前記第1の閾値温度よりも高い温度である第2の閾値温度よりも、前記取得された温度が高くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された充電制御プログラム。
  16. 請求項14又は請求項15に記載の充電制御プログラムであって、
    前記充電抑制延期制御手段は、予め設定された電圧であって前記第1の閾値電圧よりも大きい電圧である第2の閾値電圧よりも、前記取得された端子電圧が大きくなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された充電制御プログラム。
  17. 請求項14乃至請求項16のいずれか一項に記載の充電制御プログラムであって、
    前記充電抑制延期制御手段は、前記充電抑制延期制御の実行を開始してから経過した時間が予め設定された閾値時間よりも長くなった場合、前記充電抑制延期制御を終了することにより前記充電抑制制御手段に前記充電抑制制御を実行させるように構成された充電制御プログラム。
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