JP2010133683A - バーナチップ構造 - Google Patents

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竜平 高島
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Abstract

【課題】バーナチップ本体の形状を大型化することなく流路径を拡大し、混合区間流路に十分な混合距離を確保して蒸気消費量を増加できるバーナチップ構造を提供する。
【解決手段】バーナチップ本体10内で燃料油を蒸気により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、バーナチップ本体10のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された燃料油主流路11と、燃料油主流路11の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路12と、燃料油主流路11の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口13aが周方向へ等ピッチに配置されている複数の蒸気流路13と、蒸気流路13の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路14とを備え、分割燃料油流路12を混合区間流路14の入口近傍側面に対して斜め方向から合流させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、油焚きボイラ等に適用されるバーナチップ構造に関する。
従来、油焚きボイラにおいては、バーナチップ構造として2流体式チップが用いられている。
2流体式のバーナチップ構造は、噴霧媒体として空気や蒸気を用い、燃料である油(アスファルトやVR(Vacuum Residue : 減圧残油)等の粗悪燃料を含む)を微粒化することにより、着火及び燃焼を確立させる方法がよく知られている。このような2流体式のバーナチップ構造においては、燃料油と蒸気はチップ内の混合区間で混合され、微粒化されながら炉内へ投入される。
図4に示す従来のバーナチップ構造において、バーナチップ本体1の内部には、噴霧媒体となる蒸気を供給する蒸気主流路2が上流側の中心部に形成されている。この蒸気主流路2は、バーナチップ本体1の軸方向において略中間位置まで形成され、その先端部2aには複数の分割蒸気流路3が放射状外向きに形成されている。この分割蒸気流路3は、それぞれがバーナチップ本体1の先端部1aに開口するよう設けられた複数の混合区間流路4に連通している。この混合区間流路4は分割蒸気流路3と同数設けられ、同一軸線上において分割蒸気流路3から流路断面積を拡径して設けられている。
蒸気主流路2の外周側には、混合区間流路4と同数(複数)の燃料油流路5が形成されており、バーナチップ本体1の周方向において等ピッチとなるように配置されている。この燃料油流路5は、油焚きボイラの燃料となる燃料油を供給するものであり、バーナチップ本体1の内部において、混合区間流路4が分割蒸気流路3と連通する入口近傍側面に対し、斜め方向から合流するようになっている。
なお、図中の符号6は、バーナチップ本体1の上流側に連結されているバックプレートであり、蒸気及び燃料油の整流や流路切替を行うものである。
このように構成された2流体式のバーナチップ構造においては、蒸気主流路2から分流して分割蒸気流路3を流れる噴霧媒体の蒸気と、燃料油流路5を通って供給された燃料油とが混合区間流路4内で合流することにより、合流時の衝突や混合区間4内を流れる際の撹拌・混合により燃料油が微粒化される。そして、混合区間流路4を通過して微粒化された燃料油は、バーナチップ本体1の先端部1aに開口する混合区間4の出口開口から、微粒化燃料として蒸気とともに炉内へ投入される。
2流体式のバーナチップ構造に関する他の従来技術としては、バーナチップの先端部に開口する蒸気流路を追設することにより、燃料の微粒化を促進して噴霧性能を向上させ、窒素酸化物並びに煤煙の発生を抑制できるバーナが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
また、2流体式のバーナチップ構造に関する他の従来技術としては、ボイラ装置用CWM(高濃度石炭・水スラリ)等のスラリ燃料を良好に微粒化(噴霧)させるスラリ燃料用アトマイザ構造が提案されている。この従来技術は、微粒化媒体供給環状流路を先端側で収束させて微粒化媒体を加速してからスラリ燃料と合流させるものである。(たとえば、特許文献2参照)
特開2002−168413号公報 特開平9−287714号公報
ところで、上述した2流体式のバーナチップ構造は、良好な微粒化及び燃焼性を確保するため、混合区間流路4の流路長さに十分な混合距離Lを確保する必要がある。一般的な混合区間流路4の混合距離Lについては、混合区間流路4の流路径をDとした場合、流路径Dの2〜3倍以上(L/D>2〜3)を確保する必要がある。なお、混合距離Lは、燃料油と蒸気とが合流した位置から流路出口までの流路長さとなる。
一方、噴霧媒体となる蒸気量については、蒸気消費率(蒸気流量/燃料油流量)を増加させることにより、油の微粒化を促進するとともに燃焼排ガス中の煤塵や窒素酸化物(NOx)を低減できることが知られている。
通常、重質燃料は着火性が低く煤塵やNOxの排出量が高いため、これらを低減する有効策のひとつとして、蒸気消費量を増加して蒸気消費率を高めることが知られている。
しかし、蒸気消費量を増加するためには、混合区間流路4の流路径Dを拡大する必要があるため、混合区間流路4が上述したL/Dの条件を満たす十分な流路長さLを確保することは、バーナチップ本体1が有する外径寸法上の制約から困難になる。すなわち、上述したL/Dの条件を満たして流路径Dを大きくするためには、流路長さLについても長くする必要が生じるので、バーナチップ本体1の外径や全長も増加して形状が大型化することは避けられない。
また、バーナチップ本体1の径を大きくして流路径Dを拡大すると、図示しないバーナ保炎器などバーナ全体の構造を大きくする必要が生じるため好ましくない。
このような背景から、流路径Dを拡大して蒸気消費量を増加した場合であっても、バーナチップ本体1の形状を大型化することなく混合区間流路4に十分な混合距離Lを確保できるバーナチップ構造の開発が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バーナチップ本体の形状を大型化することなく流路径Dを拡大し、混合区間流路4に十分な混合距離Lを確保して蒸気消費量を増加できるバーナチップ構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るバーナチップ構造は、バーナチップ本体内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、前記バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された燃料油主流路と、該燃料油主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路と、前記燃料油主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の噴霧媒体流路と、該噴霧媒体流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路とを備え、前記分割燃料油流路を前記混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流させたことを特徴とするものである。
このような本発明のバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された燃料油主流路と、該燃料油主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路と、燃料油主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の噴霧媒体流路と、該噴霧媒体流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路とを備え、分割燃料油流路を混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流させたので、蒸気消費量を増すため混合区間流路の流路径を拡大しても、十分な流路長さ(混合距離)を確保することができる。この場合、バーナチップ本体のチップ長さは、1.5〜2倍程度に延長することで十分な流路長さの確保が可能となる。
また、バーナチップ本体のチップ長さを延長すると、バーナチップ本体とバックプレートとの接合面を延長分だけ炉外へ移動させることができる。
上記の発明において、前記バーナチップ本体の上流側端部に開口する前記噴霧媒体流路の入口開口と、前記バーナチップ本体の下流側端部に開口する前記混合区間流路の出口開口とは、前記混合区間流路の長さを最大にする開口間が軸中心から傾斜する直線により連結されていることが好ましく、これにより、蒸気消費量増すため混合区間流路の流路径を拡大しても、バーナチップ本体の延長長さを最小限に抑えて十分な流路長さ(混合距離)を確保することができる。
本発明のバーナチップ構造は、バーナチップ本体内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、前記バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された噴霧媒体主流路と、該噴霧媒体主流路の下流側端部から軸中心線と平行に分岐して形成された複数の混合区間流路と、前記噴霧媒体主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成され、前記混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流するとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路とを備え、前記混合区間流路を軸中心線と平行に形成された流路途中から微粒化燃料噴射角度で外向きに傾斜させたことを特徴とするものである。
このような本発明のバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された噴霧媒体主流路と、該噴霧媒体主流路の下流側端部から軸中心線と平行に分岐して形成された複数の混合区間流路と、噴霧媒体主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成され、混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流するとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路とを備え、混合区間流路を軸中心線と平行に形成された流路途中から微粒化燃料噴射角度で外向きに傾斜させたので、蒸気消費量を増すため混合区間流路の流路径を拡大しても、十分な流路長さ(混合距離)を確保することができる。
上記の発明において、前記バーナチップ本体にバックプレートを一体化し、前記混合区間流路と前記燃料油流路との合流位置を前記バックプレート部に設けることが好ましく、これにより、良好な加工性を得ることができる。
上記の発明において、前記噴霧媒体を蒸気とし、前記混合区間流路に水を投入する流路が設けられていることが好ましく、これにより、蒸気の流路径を最小限に抑えて蒸気消費量を増加させることができる。
本発明のバーナチップ構造は、バーナチップ本体内で燃料油を蒸気により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、前記バーナチップ本体の軸中心位置上流側に形成された蒸気主流路と、該蒸気主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割蒸気流路と、前記蒸気主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路と、該燃料油流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路と、該混合区間流路に水を投入する水流路とを備えていることを特徴とするものである。
このような本発明のバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体の軸中心位置上流側に形成された蒸気主流路と、該蒸気主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割蒸気流路と、蒸気主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路と、該燃料油流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路と、該混合区間流路に水を投入する水流路とを備えているので、混合区間流路に投入された水が蒸発して沸騰微粒化を誘発する。従って、蒸気の流路を拡大することなく、蒸気消費量を増加させることができる。
上述した本発明のバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体の形状、特に外径寸法を大型化することなく蒸気を流す流路の流路径を拡大し、混合区間流路に十分な混合距離Lを確保できる流路長さの混合区間流路で燃料油を微粒化できるようになり、従って、蒸気消費量の増加が可能となる。このような蒸気消費量の増加が可能になると、燃料油としてアスファルトやVR等の粗悪燃料を含む重質油等を使用する油焚きボイラにおいても、燃料油の微粒化を促進して良好な着火性を確保するとともに煤塵やNOxの排出量を低減することができる。
以下、本発明に係るバーナチップ構造の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1に示す実施形態のバーナチップ構造は、燃料油を燃焼させる油焚きボイラに適用されるものであり、蒸気や空気を噴霧媒体として燃料油を微粒化した後、微粒化燃料を炉内へ投入する2流体式である。この場合の燃料油は、重油等の一般的な油種はもちろんのこと、たとえばアスファルトやVR等のように、低燃焼性及び高粘度の重質化した粗悪燃料を含むものとする。
図1のバーナチップ構造は、バーナチップ本体10内で燃料油を噴霧媒体の蒸気により微粒化して炉内へ投入する2流体式とされ、バーナチップ本体10のチップ長さが軸方向に延長されている。すなわち、本発明のバーナチップ本体10において、そのチップ長さ(軸方向長さ)は、図4に示す従来構造のバーナチップ本体1を基準として1.5〜2倍程度に延長されている。なお、バーナチップ本体10の外径寸法を含むバーナ仕様については、図4の従来構造と同じである。
図示のバーナチップ本体10は、軸中心位置上流側に形成された燃料油主流路11と、燃料油主流路11の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路12と、燃料油主流路11の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに、入口開口13aが周方向へ等ピッチに配置されている複数の蒸気(噴霧媒体)流路13と、蒸気流路13の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路14とを備えている。そして、複数の分割燃料油流路12は、それぞれが対応する混合区間流路14の入口近傍側面に対して斜め方向から合流するように連通している。
バーナチップ本体10の後端面10aに開口する燃料油主流路11は、図示しない上流側のバックプレートを介して、燃料油の供給源に接続されている。この燃料油主流路11は、略円筒形状としたバーナチップ本体10の軸中心位置に開口するとともに、バックプレートと接続される上流側の端部付近において、軸方向長さを必要最小限に短くした寸法形状に形成されている。すなわち、この燃料主流路11は、下流側先端部に複数(図示の構成例では6箇所)の分割燃料油流路12を開口させ、必要量の燃料油を導入して各分割燃料油流路12に均等配分するヘッダー機能を達成できる寸法及び形状を有するものであればよい。換言すれば、後述する混合区間流路14の流路長さL1を最大限に確保するため、軸方向長さを可能な限り短くすることが望ましい。
バーナチップ本体10の後端面10aには、燃料油主流路11の外周に複数(図示の構成例では6箇所)の蒸気流路13が設けられている。蒸気流路13の入口開口13aは、燃料油主流路11の周囲を取り囲むようにして、周方向へ等ピッチに配置されている。この蒸気流路13は、図示しない上流側のバックプレートを介して蒸気の供給源に接続されている。
そして、蒸気流路13は、その軸線がバーナチップ本体10の軸中心線と交差するように傾斜して形成されている。さらに、蒸気流路13と同じ軸線上には、蒸気流路13の下流側に連通する混合区間流路14が形成されており、この混合区間流路14は、バーナチップ本体10の先端面10bまで連通して出口開口14aを形成している。この出口開口14aは、先端面10bの同一円周上に等ピッチで配置されている。
すなわち、蒸気流路13及び混合区間流路14は、バーナチップ本体10の内部を傾斜して通る同一軸線に連通して設けられ、複数ある軸線(図示の構成例では6本)は、できるだけ長い距離を確保して互いに交差しないように配置されている。さらに、同一軸線に沿って形成される蒸気流路13及び混合区間流路14についても、隣接する流路間が互いに干渉しないよう考慮した配置となっている。なお、蒸気流路13の軸線方向長さについては、混合区間流路14の流路長さを最大限に確保するため、厳密には分割燃料油流路12の合流位置から混合区間流路14の出口開口14aまでの十分な混合距離Lを確保するため、可能な限り短くすることが望ましい。
蒸気流路13及び混合区間流路14が6箇所設けられている図示の構成例では、たとえば図1(b)に示すように、後端面10aに開口する入口開口13aが投影上最も近い位置にある出口開口14aと連通するのではなく、ひとつとばして2番目に近い出口開口14aに連通させることで、入口開口13aから出口開口14aまでの軸線長さを確保している。
このように構成された混合区間流路14の入口部近傍には、すなわち蒸気流路13と連結された直後の位置には、燃料油主流路11の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路12が接続されている。この分割燃料油流路12は、蒸気流路13から混合区間流路14に流入した蒸気の流れに対し、側方から斜めに衝突するようにして燃料油を投入する。
このように構成されたバーナチップ構造は、バーナチップ本体10のチップ長さを従来の1.5〜2倍程度に延長したことにより、蒸気消費量を増すため混合区間流路14の流路径D1を拡大しても、混合区間流路14の流路長さ及び十分な混合距離L1を確保することができる。この場合、バーナチップ本体10の外径寸法については、同じ寸法の採用が可能であり、変更する場合であっても大幅に増加することはない。
また、バーナチップ本体10のチップ長さを延長すると、ボイラに設置した状態ではチップ先端位置が同じになるため、バーナチップ本体10とバックプレートとの接合面は延長分だけ炉外へ移動する。このため、バーナチップ本体10とバックプレートとの接合面が熱影響を受けにくくなるので、接合面から燃料油や空気がリークする可能性を低下させるという利点もある。
特に、バーナチップ本体10の後端面(上流側端部)10aに開口する蒸気流路13の入口開口13aと、バーナチップ本体10の先端面(下流側端部)10bに開口する混合区間流路14の出口開口14aとは、混合区間流路14の長さを最大にする開口間が軸中心から傾斜する直線により連結されているので、蒸気消費量増すため混合区間流路14の流路径D1を拡大しても、バーナチップ本体10のチップ長さ延長を最小限に抑えて十分な混合距離L1を確保することができる。すなわち、略円筒形状としたバーナチップ本体10の内部を有効利用して混合区間流路14を斜めに通したので、バーナチップ本体10の形状を変更して大型化しなくても、流路径D1に対する混合距離L1の比を2以上に大きく設定することが可能になる。
また、上述した構成のバーナチップ本体10においては、噴霧媒体を蒸気とする場合、後述する実施形態と同様に、混合区間流路14に直接水を投入する流路(不図示)を設けることにより、蒸気流路13や混合区間流路14の流路径D1を最小限に抑えて蒸気消費量を増加させることができる。
すなわち、混合区間流路14に投入された水は、加熱を受けることで蒸発して沸騰微粒化を誘発する。このため、蒸気と比較して流路断面積が小さくてすむ水を投入することにより、コンパクトなバーナチップ構造で蒸気消費率を増加させることができる。
従って、上述したバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体10の形状、特に外径寸法を大型化することなく流路径D1を拡大し、混合区間流路14に十分な混合距離L1を確保して燃料油を微粒化できるので、コンパクトなバーナチップ本体10を用いて蒸気消費量の増加が可能となる。このような蒸気消費量の増加が可能になると、燃料油としてアスファルトやVR等の粗悪燃料を含む重質油等を使用する油焚きボイラにおいても、燃料油の微粒化を促進して煤塵やNOxの排出量を低減することができる。
また、流路径D1を拡大してもバーナチップ本体10の外径を大きくする必要がないので、図示しないバーナ保炎器などバーナ全体の構造を大きくする必要もない。
<第2の実施形態>
本発明に係るバーナチップ構造について、第2の実施形態を図2に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2に示すバーナチップ構造は、バーナチップ本体20内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式とされ、バーナチップ本体20のチップ長さが上述した第1の実施形態と同様に軸方向に延長されている。
図示のバーナチップ本体20は、軸中心位置上流側に形成された蒸気(噴霧媒体)主流路21と、蒸気主流路21の下流側端部から軸中心線と平行に分岐して形成された複数(たとえば6箇所)の混合区間流路22と、蒸気主流路21の外周に軸中心方向へ傾斜して形成され、混合区間流路22の入口近傍側面に対して斜め方向から合流するとともに、入口開口23aが周方向へ等ピッチに配置されている複数(たとえば6箇所)の燃料油流路23とを備えている。なお、混合区間流路22は、バーナチップ本体20の軸中心の周囲において、周方向に等ピッチで配置されている。
そして、複数の混合区間流路22は、それぞれが軸中心線と平行に形成された流路途中から微粒化燃料噴射角度で外向きに傾斜するよう折曲され、各混合区間流路22の出口開口22aがバーナチップ本体20の先端面20bに開口している。
なお、バーナチップ本体20の後端面20aに開口する蒸気主流路21及び燃料油流路23は、それぞれが図示しない上流側のバックプレートを介して、蒸気や燃料油の供給源に接続されている。
このように構成されたバーナチップ構造は、バーナチップ本体20のチップ長さを延長したことに加えて、混合区間流路22を途中から外向きに微粒化燃料噴射角度まで曲げたことにより、蒸気消費量を増すために混合区間流路22の流路径D2を拡大しても、混合区間流路22に十分な混合距離L2を確保することができる。なお、この場合の混合距離L2は、混合区間流路22に燃料油流路23が合流した位置から混合区間流路22の出口開口22aまでの流路長さである。
ところで、上述した実施形態は、バーナチップ本体20の上流側にバックプレートを接続する構成としたが、バーナチップ本体20にバックプレートを一体化することにより、混合区間流路22と燃料油流路23との合流位置、すなわち混合距離L2の起点位置をバックプレート部に設けることが可能になる。このようなバックプレートの一体化は、バーナチップ本体20に形成される各流路を機械加工する際に、良好な加工性を得ることができる。
また、上述した構成のバーナチップ本体20においても、噴霧媒体を蒸気とする場合、後述する実施形態と同様に、混合区間流路22に直接水を投入する流路(不図示)を設けることにより、蒸気主流路21や混合区間流路22の流路径D2を最小限に抑えて蒸気消費量を増加させることができる。
すなわち、混合区間流路22に投入された水は、加熱を受けることで蒸発して沸騰微粒化を誘発するため、蒸気と比較して流路断面積が小さくてすむ水を投入することにより、コンパクトなバーナチップ構造で蒸気消費率を増加させることができる。
従って、上述したバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体20の形状、特に外径寸法を大型化することなく流路径D2を拡大し、混合区間流路22に十分な混合距離L2を確保して燃料油を微粒化できるので、コンパクトなバーナチップ本体20を用いて蒸気消費量の増加が可能となる。このような蒸気消費量の増加が可能になると、燃料油としてアスファルトやVR等の粗悪燃料を含む重質油等を使用する油焚きボイラにおいても、燃料油の微粒化を促進して着火性を向上させ、煤塵やNOxの排出量を低減することができる。
<第3の実施形態>
本発明に係るバーナチップ構造について、第3の実施形態を図3に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示すバーナチップ構造は、バーナチップ本体30内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式とされ、バーナチップ本体30の内部には、噴霧媒体となる蒸気を供給する蒸気主流路31が上流側の中心部に形成されている。この蒸気主流路31は、バーナチップ本体30の軸方向においてバーナチップ本体30の後端面30aから略中間位置まで形成され、その先端部31aには複数(たとえば6箇所)の分割蒸気流路32が放射状外向きに形成されている。この分割蒸気流路32は、それぞれの出口開口33aがバーナチップ本体30の先端部30bに開口するよう設けられた複数の混合区間流路33に連通している。この混合区間流路33は分割蒸気流路32と同数(たとえば6箇所)設けられ、同一軸線上において分割蒸気流路32から流路断面積を拡径して設けられている。
蒸気主流路31の外周側には、混合区間流路33と同数(たとえば6箇所)の燃料油流路34が形成されており、燃料油流路34の入口開口34aは、バーナチップ本体30の周方向において等ピッチとなるように配置されている。この燃料油流路34は、油焚きボイラの燃料となる燃料油を供給するものであり、バーナチップ本体30の内部において、混合区間流路33が分割蒸気流路32と連通する入口近傍側面に対し、斜め方向から合流するようになっている。
そして、本実施形態のバーナチップ本体30は、混合区間流路33に対して水を投入する水流路35を備えている。図示の構成例において、水流路35は、混合区間流路33と同数の6本が設けられており、各混合区間流路33に対して直接水を投入できるようになっている。
このような本発明のバーナチップ構造によれば、混合区間流路33に水を投入する水流路35を備えているので、混合区間流路33に投入された水が加熱されることで蒸発し、沸騰微粒化を誘発する。
従って、蒸気主流路31、分割蒸気流路32及び混合区間流路33のように蒸気が流れる流路の流路径を拡大することなく、蒸気消費量を増加させることができる。すなわち、水流路35から投入された水は加熱を受けて気体の蒸気になるので、同じ蒸気量を得るためには、液体の水を流すため流路断面積が小さくてすむ水流路35を備えたコンパクトなバーナチップ本体30を用い、効率よく蒸気を供給して蒸気消費率を増加させることができる。
従って、混合区間流路33の流路径D3を拡大する必要がなくなるので、バーナチップ本体30の寸法形状を拡大することなく、混合区間流路33内に十分な混合距離L3を確保することができる。
ところで、図3に示す水流路35は、図4に示す従来構造のバーナチップ本体1に追加して設けた構成例であるが、上述した各実施形態のバーナチップ本体10,20に追加して設けることも可能である。
このように、上述した本発明のバーナチップ構造によれば、バーナチップ本体の形状、特に外径寸法を大型化することなく蒸気等の噴霧媒体を流す流路径を拡大し、混合区間流路に十分な混合距離を確保して燃料油を微粒化できる。従って、蒸気消費量の増加が可能となり、このような蒸気消費量の増加が可能になると、燃料油としてアスファルトやVR等の粗悪燃料を含む重質油等を使用する油焚きボイラにおいても、燃料油の微粒化を促進して煤塵やNOxの排出量を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係るバーナチップ構造について第1の実施形態を示す図で、(a)はバーナチップ本体の内部構造を示す部分断面図、(b)は(a)の後端面方向から見た(矢視A)流路説明図、(c)は(a)の前端面方向から見た(矢視B)図である。 本発明に係るバーナチップ構造について第2の実施形態を示す図で、バーナチップ本体の内部構造を示す断面図である。 本発明に係るバーナチップ構造について第3の実施形態を示す図で、(a)はバーナチップ本体の内部構造を示す断面図、(b)は(a)の前端面方向から見た図である。 従来のバーナチップ構造について内部構造を示す断面図である。
符号の説明
10,20,30 バーナチップ本体
11 燃料油主流路
12 分割燃料油流路
13 蒸気流路
14,22,33 混合区間流路
21,31 蒸気主流路
23,34 燃料油流路
35 水流路

Claims (6)

  1. バーナチップ本体内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、
    前記バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された燃料油主流路と、該燃料油主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割燃料油流路と、前記燃料油主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の噴霧媒体流路と、該噴霧媒体流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路とを備え、
    前記分割燃料油流路を前記混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流させたことを特徴とするバーナチップ構造。
  2. 前記バーナチップ本体の上流側端部に開口する前記噴霧媒体流路の入口開口と、前記バーナチップ本体の下流側端部に開口する前記混合区間流路の出口開口とは、前記混合区間流路の長さを最大にする開口間が軸中心から傾斜する直線により連結されていることを特徴とする請求項1に記載のバーナチップ構造。
  3. バーナチップ本体内で燃料油を噴霧媒体により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、
    前記バーナチップ本体のチップ長さを延長して軸中心位置上流側に形成された噴霧媒体主流路と、該噴霧媒体主流路の下流側端部から軸中心線と平行に分岐して形成された複数の混合区間流路と、前記噴霧媒体主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成され、前記混合区間流路の入口近傍側面に対して斜め方向から合流するとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路とを備え、
    前記混合区間流路を軸中心線と平行に形成された流路途中から微粒化燃料噴射角度で外向きに傾斜させたことを特徴とするバーナチップ構造。
  4. 前記バーナチップ本体にバックプレートを一体化し、前記混合区間流路と前記燃料油流路との合流位置を前記バックプレート部に設けたことを特徴とする請求項3に記載のバーナチップ構造。
  5. 前記噴霧媒体を蒸気とし、前記混合区間流路に水を投入する流路が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のバーナチップ構造。
  6. バーナチップ本体内で燃料油を蒸気により微粒化して炉内へ投入する2流体式のバーナチップ構造において、
    前記バーナチップ本体の軸中心位置上流側に形成された蒸気主流路と、該蒸気主流路の下流側端部から放射状外向きに分岐して形成された複数の分割蒸気流路と、前記蒸気主流路の外周に軸中心方向へ傾斜して形成されるとともに入口開口が周方向へ等ピッチに配置されている複数の燃料油流路と、該燃料油流路の下流側に連通し略同方向へ傾斜して設けられている混合区間流路と、該混合区間流路に水を投入する水流路とを備えていることを特徴とするバーナチップ構造。
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