JP2010133640A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

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泰有 秋山
Hideto Kubo
秀人 久保
Naomi Ohara
尚己 大原
Hirohisa Kato
裕久 加藤
Takashi Fuji
敬司 藤
Fumihiko Ishiguro
文彦 石黒
Mitsuru Kubo
充 久保
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Abstract

【課題】モータを用いることなく冷媒循環用の冷媒ポンプを駆動することができる沸騰冷却装置を提供する。
【解決手段】熱交換器11が、内燃機関1の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路4に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にてEGRガスを冷却する。冷媒ポンプ15が、熱交換器11を通過した冷媒を熱交換器11に再び循環させるための通路20に設けられている。EGRガスの通路4にEGRガスの通過により回転駆動するタービン30が設けられ、動力伝達手段31によりタービン30による回転力を冷媒ポンプ15に伝えて冷媒ポンプ15が駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、沸騰冷却装置に係り、詳しくは、熱交換器において液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にてEGRガスを冷却する沸騰冷却装置に関するものである。
沸騰冷却装置において、熱交換器とコンデンサとレシーバと循環ポンプとの間を冷媒通路でつなぎ、循環ポンプを電動モータにて駆動して冷媒を循環させている(例えば、特許文献1)。
特開平11−337193号公報
ところが、冷媒を循環させるためのポンプを駆動させるために専用の動力源としてモータが必要となっている。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、モータを用いることなく冷媒循環用の冷媒ポンプを駆動することができる沸騰冷却装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、内燃機関の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にて前記EGRガスを冷却する熱交換器と、前記熱交換器を通過した前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路と、前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路に設けられた冷媒ポンプと、前記EGRガスの通路に設けられ、前記EGRガスの通過により回転駆動するタービンと、前記タービンによる回転力を前記冷媒ポンプに伝えて当該冷媒ポンプを駆動する動力伝達手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーを利用して冷媒ポンプを駆動することができる。また、EGRガスが流れるときが冷媒ポンプを駆動させる必要があるときなので、EGRガスで冷媒ポンプを駆動することにより冷媒ポンプを必要なときに駆動することができる。
請求項2に記載の発明では、内燃機関の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にて前記EGRガスを冷却する熱交換器と、前記熱交換器を通過した前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路と、前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路に設けられた冷媒ポンプと、前記内燃機関の排気ガスの通路に設けられ、前記排気ガスの通過により回転駆動するタービンと、前記タービンによる回転力を前記冷媒ポンプに伝えて当該冷媒ポンプを駆動する動力伝達手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、排気ガスのエネルギーを利用して冷媒ポンプを駆動することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の沸騰冷却装置において、前記熱交換器を通過した冷媒を凝縮するコンデンサを更に備え、前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプであることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーまたは排気ガスのエネルギーを利用して、コンデンサにより凝縮された液相の冷媒を熱交換器の冷媒入口に供給するためのポンプを駆動することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1または2に記載の沸騰冷却装置において、前記熱交換器から気液2相の冷媒が供給され、気相の冷媒と液相の冷媒とに分離する気液分離器と、前記気液分離器で分離された気相の冷媒が供給されるコンデンサとを更に備え、前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記気液分離器の液相冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプであることを要旨とする。
請求項4に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーまたは排気ガスのエネルギーのエネルギーを利用して気液分離器によって分離した液相の冷媒を熱交換器の冷媒入口側に戻すことができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1または2に記載の沸騰冷却装置において、前記熱交換器を通過した冷媒を凝縮するコンデンサを更に備え、前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記熱交換器の冷媒出口とコンデンサの冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられ、前記熱交換器の内部において気化した冷媒を抜くための気化冷媒抜取用の冷媒ポンプであることを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーまたは排気ガスのエネルギーを利用して熱交換器の内部において気化した冷媒を抜くことができる。
請求項6に記載の発明では、請求項4に記載の沸騰冷却装置において、前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプも前記動力伝達手段により駆動されることを要旨とする。
請求項6に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーまたは排気ガスのエネルギーを利用して、コンデンサにより凝縮された液相の冷媒を熱交換器の冷媒入口に供給するためのポンプも駆動することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項5に記載の沸騰冷却装置において、前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプも前記動力伝達手段により駆動されることを要旨とする。
請求項7に記載の発明によれば、EGRガスのエネルギーまたは排気ガスのエネルギーを利用して、コンデンサにより凝縮された液相の冷媒を熱交換器の冷媒入口に供給するためのポンプも駆動することができる。
請求項8に記載の発明では、請求項1,3〜7のいずれか1項に記載の沸騰冷却装置において、前記タービンを、前記EGRガスの通路における前記熱交換器の上流側に設けたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明によれば、タービンを、EGRガスの通路における熱交換器の上流側に設けることにより熱交換器に入るEGRガスの温度を下げることができる。
本発明によれば、モータを用いることなく冷媒循環用の冷媒ポンプを駆動することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1,2を用いて説明する。
排気ガス再循環装置(EGR:exhaust gas recirculation)は、内燃機関の排気ガスの一部を排気系から吸気系に再循環させる装置であって、図1に示すように、内燃機関1の排気通路3と吸気通路2とを連通するEGR通路4を備えている。EGR通路4には、排気通路3から吸気通路2に再循環させるEGRガスの量を調整するEGRバルブ5が設けられている。EGRバルブ5は、図示しないエンジンECUによって内燃機関1の運転状態に応じた開度に制御される。
排気ガス再循環装置には、EGRガスの冷却装置(EGRクーラ)として沸騰冷却装置10が設けられている。この沸騰冷却装置10では、冷媒を循環使用するとともに、被冷却流体としてのEGRガスと冷媒とを熱交換させ、冷媒の一部を沸騰させてEGR通路4を流れるEGRガスを冷却する。冷媒として水が使用されている。
沸騰冷却装置10は、沸騰冷却用熱交換器11と気液分離器12とコンデンサ13と冷媒タンク14と冷媒ポンプ15と合流器16を備えている。冷媒通路20により、これら各機器、即ち、沸騰冷却用熱交換器11と気液分離器12、気液分離器12とコンデンサ13、コンデンサ13と冷媒タンク14、冷媒タンク14と冷媒ポンプ15、冷媒ポンプ15と合流器16、合流器16と沸騰冷却用熱交換器11が、それぞれ連結されている。これにより、冷媒を循環することができるようになっている。
EGR通路4の途中には、冷媒とEGRガスとの熱交換を行う沸騰冷却用熱交換器11が設けられている。沸騰冷却用熱交換器11は、二重管式の熱交換器であって、内管中をEGRガスが流れるとともに内管と外管との間を冷媒が流れる。そして、伝熱は内管中を流れるEGRガスと、内管と外管との間を流れる冷媒との間で行われる。また、二種類の流体の流れる方向は反対方向、即ち、向流(対向流)となっている。
このように、沸騰冷却用熱交換器11は、内燃機関1の排気系から排気ガスの一部が取り出されて内燃機関1の給気系へ再循環されるEGRガスが供給され、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にてEGRガスを冷却する。つまり、沸騰冷却用熱交換器11は、内燃機関1の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路4に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にてEGRガスを冷却する。
気液分離器12には、熱交換器11から気液2相の冷媒が供給され、気相の冷媒と液相の冷媒とに分離して気相の冷媒がコンデンサ13に供給される。気液分離器12の具体的構造としては、熱交換器11からの気液2相の冷媒を、例えば旋回流にして液相の冷媒を分離して液相の冷媒をタンク部に蓄えるようにしている。
コンデンサ13には気液分離器12から気相の冷媒が供給されるとともに冷却用空気が供給され、冷媒と冷却用空気との間で熱交換が行われる。その結果、冷媒が凝縮されて液相の冷媒が送出される。なお、空冷式のコンデンサではなくエンジン冷却水により冷媒を凝縮する水冷式としてもよい。
冷媒タンク14にはコンデンサ13により凝縮された液相の冷媒が蓄えられる。冷媒を循環させるための通路20には冷媒ポンプ15が設けられ、凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15は、冷媒タンク14に蓄えられた液相の冷媒を、合流器16を介して熱交換器11の冷媒入口11aに供給するためのものである。つまり、熱交換器11を通過した冷媒を熱交換器11に再び循環させるための通路20と、冷媒を熱交換器11に再び循環させるための通路20に設けられた冷媒ポンプ15とを備えている。
気液分離器12の液相冷媒出口は冷媒通路21により合流器16と接続されている。合流器16の構造について、図2に示すように、管路16aにはポンプ15からの液相冷媒が熱交換器11に向って流れる。管路16aに対し管路16bの先端部が挿入され、管路16bは冷媒通路21により気液分離器12と接続されている。管路16aの内部において管路16bが突出していることにより流速v2が速くなり管路16b内において吸引力F1が発生する。この吸引力F1により気液分離器12から液相冷媒が吸引され、ポンプ15からの液相冷媒と合流して熱交換器11に送られる。気液分離器12で分離される気体と液体の重量の比は、例えば、一対一(50%ずつ)である。
なお、図1の冷媒通路21にはバルブ17が設けられ、バルブ17は、図示しないエンジンECUによって開度が制御される。具体的には、エンジンECUは気液分離器12に蓄えられた液相の冷媒の量をレベルセンサでモニタしており、液相の冷媒のレベル(量)が所定値以下になるとバルブ17を閉じる。これにより、冷媒通路21に液相の冷媒のみを流すようにしている。
EGRガスの通路4における熱交換器11よりも上流側にはタービン30が設けられ、タービン30はEGRガスの通過により回転駆動する。タービン30と凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15とは動力伝達手段31により連結されている。動力伝達手段31は、タービン30による回転力を冷媒ポンプ15に伝えて冷媒ポンプ15を駆動する。詳しくは、動力伝達手段31は、タービン30の回転出力軸とポンプ15の回転入力軸との間で回転力を伝達するものであり、シャフトとギヤの組み合わせ、あるいは、シャフトのみで構成される。また、はすば歯車等の各種ギヤを用いたり歯数の異なるギヤを噛み合わせることにより、回転数を変えたりトルクを変えたり回転軸の方向を変えることができる。
次に、沸騰冷却装置10の作用を説明する。
図1の内燃機関1が始動すると、運転状態に基づいてEGRバルブ5およびバルブ17が開かれる。すると、内燃機関1の排気ガスの一部がEGR通路4にEGRガスとして流入し、EGRガスは沸騰冷却用熱交換器11に向かって進む。EGRガスは、沸騰冷却用熱交換器11の内部の通過時において、熱の一部が液冷媒に奪われて冷却される。冷却されたEGRガスは、EGR通路4を介して内燃機関1の吸気通路2に供給される。このように、熱交換器11に対してEGRガスが供給され、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にてEGRガスを冷却する。
一方、気液分離器12は、熱交換器11から気液2相の冷媒が供給され、気相の冷媒と液相の冷媒とに分離して気相の冷媒がコンデンサ13に供給される。
また、タービン30がEGRガスの通過により回転駆動する。動力伝達手段31によりタービン30による回転力が冷媒ポンプ15に伝えられて冷媒ポンプ15が駆動する。冷媒ポンプ15の駆動により熱交換器11における冷媒入口11aと冷媒出口11bとの間で冷媒が循環される。
このようにして、EGRガスの流れを利用してタービン30を回し、その動力を利用してポンプ15を駆動して、コンデンサ13によって凝縮して冷媒タンク14に溜まった液相の冷媒を熱交換器11に供給する。よって、冷媒ポンプ15を駆動するための電動モータは不要となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)EGRガスの通路4にタービン30を設け、動力伝達手段31によりタービン30による回転力を冷媒ポンプ15に伝えて冷媒ポンプ15を駆動させることにより、EGRガスのエネルギーを利用して冷媒ポンプ15を駆動することができる。よって、モータを用いることなく冷媒循環用の冷媒ポンプ15を駆動することができる。また、EGRガスが流れるときが冷媒ポンプ15を駆動させる必要があるときなので、EGRガスで冷媒ポンプ15を駆動することにより冷媒ポンプ15を必要なときに駆動することができる。
(2)冷媒ポンプ15は、熱交換器11を通過した冷媒を凝縮するコンデンサ13による液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するための凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプである。即ち、熱交換器11を通過した冷媒を凝縮するコンデンサ13を備え、動力伝達手段31により駆動される冷媒ポンプ15は、コンデンサ13の冷媒出口と熱交換器11の冷媒入口を連結する冷媒通路20に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプである。よって、EGRガスのエネルギーを利用して、コンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するポンプ15を駆動することができる。
この場合において、EGRガスが多いときに冷媒を多く循環させることが必要となるので、タービン30にて冷媒ポンプ15を駆動することは特に有用となる。
(3)タービン30を、EGRガスの通路4における熱交換器11の上流側に設けた。よって、EGRガスの流動エネルギー(運動エネルギー)は熱交換器11の上流の方が大きいので、エネルギーレベルの高い熱交換器入口にタービン30を設けた方がエネルギー効率が良い。また、タービン30によってEGRガスの熱エネルギーが運動エネルギーに変換されることによりEGRガスの温度が下がるが、タービン30を熱交換器11の上流側に設けた場合、タービン30を熱交換器11の下流側に設けた場合よりもタービン30によるEGRガス温度の低下量を大きくすることができるので、目標EGR温度までEGRガスを冷却しようとした際、熱交換器11で低下させないといけない温度幅を小さくすることができる。また、熱交換器11でEGRガスを冷却しすぎた場合には凝縮水が発生するが、このような状況においてタービン30が熱交換器11の下流側に設置されているとタービン30に凝縮水が入って羽根車の破損を招く可能性があるが、熱交換器11の上流側にタービン30があると、熱交換器11でEGRガスを冷却しすぎた場合の不具合を回避することができる。具体的な数値を挙げて説明する。例えば、EGRガスにおける熱交換器11の入口での温度が400℃、熱交換器11の出口での温度が190℃となるように設計した場合において、内燃機関1の運転の変化等により熱交換器11でEGRガスを過剰に冷却した結果としてEGRガスにおける熱交換器11での出口温度が80℃ぐらいになると、凝縮水が発生する。この場合にもタービン30が熱交換器11の上流側に設置されているとタービン30に凝縮水が入ることはない。また、熱交換器11の上流側にタービン30を配置した方が(冷却前の方が)、高温の膨張したガスで(流速が大きなガスで)タービン30を速く回転することができ、これにより、出力を大きくすることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図3には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図3において、図1での冷媒ポンプ15は電動モータ19により駆動する構成となっている。一方、冷媒通路21における気液分離器12とバルブ17の間には液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプ18が設けられている。液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプ18は、気液分離器12で分離された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11a側に戻すためのものである。タービン30とポンプ18とは動力伝達手段31により連結されている。動力伝達手段31により、タービン30による回転力がポンプ18に伝えられ、ポンプ18が駆動する。
このようにして、EGRガスの流れを利用してタービン30を回し、その動力を利用してポンプ18を駆動して熱交換器11の出口で分離した液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aの直前に戻す。
以上のように、動力伝達手段31により駆動する冷媒ポンプ18は、気液分離器12で分離された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11a側に戻すための液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプである。即ち、熱交換器11から気液2相の冷媒が供給され、気相の冷媒と液相の冷媒とに分離する気液分離器12と、気液分離器12で分離された気相の冷媒が供給されるコンデンサ13とを備え、動力伝達手段31により駆動される冷媒ポンプ18は、気液分離器12の液相冷媒出口と熱交換器11の冷媒入口を連結する冷媒通路21に設けられた液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプである。よって、EGRガスのエネルギーを利用して気液分離器12によって分離した液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11a側に戻すことができる。
つまり、沸騰冷却装置の熱交換器では循環する冷媒が一部未沸騰のまま液体状態で熱交換器から出てくる。未沸騰の液は冷却(熱輸送)にあまり寄与せずに循環しているだけである。この液はシステム全体に循環させることは無駄であり、新しい循環には新しい動力が必要となるが、熱交換器11から出てくる未沸騰の冷媒を気液分離器12で分離して熱交換器入口に戻す。その循環の動力にEGRガスのエネルギーを利用して気液分離器12によって分離した液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11a側に戻すことができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図4には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図4において、EGRガスの通路4における熱交換器11よりも下流側にはタービン30が設けられ、タービン30はEGRガスの通過により回転駆動する。タービン30と凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15とは動力伝達手段31により連結されている。動力伝達手段31はタービン30による回転力を冷媒ポンプ15に伝えて冷媒ポンプ15を駆動させる。
このように、タービン30にて冷媒ポンプ15を駆動して冷媒ポンプ15をモータレスとしてもよい。
タービンを熱交換器後方に持ってきたことにより、タービンへの耐熱の要求が下がり、より安価な軽量材料の使用が可能となる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図5には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図5において、沸騰冷却用熱交換器11は、二重管式の熱交換器であって、内管中をEGRガスが流れるとともに内管と外管との間を冷媒が流れる。さらに、二種類の流体の流れる方向は同一方向、即ち、並流(並行流)となっている。
並行流にすることで高温の入口部に新しい冷媒が供給されるのでよい。
(第5の実施の形態)
次に、第5の実施の形態を、第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図6には、図3に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図6において、タービン30から動力伝達手段31がポンプ15およびポンプ18に延びている。ポンプ15はコンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するための凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプである。
以上のように、動力伝達手段31により駆動する冷媒ポンプは、液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプ18に加えポンプ15も駆動することができる(コンデンサ13の冷媒出口と熱交換器11の冷媒入口を連結する冷媒通路20に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15も動力伝達手段31により駆動される)。即ち、EGRガスのエネルギーを利用してコンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するポンプ15も駆動することができる。
(第6の実施の形態)
次に、第6の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図7には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図7においてコンデンサ13と冷媒タンク14とをつなぐ冷媒通路20には冷媒ポンプ25が設けられている。冷媒ポンプ25はコンデンサ13で凝縮した液相の冷媒を冷媒タンク14に供給するためのものである。タービン30と冷媒ポンプ25とは動力伝達手段31により連結されている。動力伝達手段31により、タービン30による回転力が冷媒ポンプ25に伝えられ、冷媒ポンプ15が駆動する。
このように、タービン30にて冷媒ポンプ25を駆動してコンデンサ13で凝縮した液相の冷媒を冷媒タンク14に供給するようにしてもよい。つまり、冷媒ポンプ25をモータレスとしてもよい。
コンデンサ13の出口にポンプ25を付けることでコンデンサ13内に溜まった凝縮液を強制的に排出することができ、コンデンサの性能低下を抑制することができる。
(第7の実施の形態)
次に、第7の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図8において、EGR通路4には図1でのタービン30は設けられていない。一方、内燃機関1の排気ガスの通路3におけるEGR通路4との分岐点よりも上流側にはタービン32が設けられ、タービン32は排気ガスの通過により回転駆動する。タービン32と凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15とは動力伝達手段31により連結されている。動力伝達手段31はタービン32による回転力を冷媒ポンプ15に伝えて冷媒ポンプ15を駆動させる。つまり、排気ガスのエネルギーを利用して、コンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給する冷媒ポンプ15を駆動する。
タービンの設置場所として図1のようにEGRガス通路と図8のように排気ガス通路との比較において、図8のように排気ガス通路ではタービンが内燃機関の排気ガスの負荷となり出力が低下しやすいが、図1のようにEGRガス通路にタービンを設けることは内燃機関の排気ガスの負荷にならず内燃機関の出力低下を抑制することができる。
ここで、図8に示したタービン32を用いて動力伝達手段31を介して図3に示した液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプ18を駆動してもよい。また、図8に示したタービン32を用いて図6で示したポンプ18およびポンプ15を駆動してもよい。
(第8の実施の形態)
次に、第8の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図9には、図1に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図9において、図1での気液分離器12は設けられていない。一方、熱交換器11からコンデンサ13への冷媒通路20に気化冷媒抜取用の冷媒ポンプ40が設けられている。即ち、熱交換器11を通過した冷媒を凝縮するコンデンサ13を備え、動力伝達手段31により駆動される冷媒ポンプ40は、熱交換器11の冷媒出口とコンデンサ13の冷媒入口を連結する冷媒通路20に設けられ、熱交換器11の内部において気化した冷媒を抜くための気化冷媒抜取用の冷媒ポンプである。ポンプ40により熱交換器11の内部において気化した冷媒を抜くことができる。タービン30とポンプ40とは動力伝達手段31により連結され、動力伝達手段31により、タービン30の回転力がポンプ40に伝えられる。
これにより、熱交換器11の冷媒出口11bの圧力を一定にすることができる。例えば、熱交換器11の冷媒入口11aで90℃、1気圧、冷媒出口11bで100℃で沸騰すべきところを1気圧以上で沸騰すると内部圧力が上がる。このような場合において熱交換器11の冷媒出口11bでの冷媒が110℃、1.1気圧であっても、冷媒ポンプ40により強制的に吸引することにより100℃、1気圧にすることができる。これより冷却効率がよい。
以上のように、動力伝達手段31により駆動する冷媒ポンプ40は、熱交換器11からコンデンサ13への冷媒通路20に設けられ、熱交換器11の内部において気化した冷媒を抜くための気化冷媒抜取用の冷媒ポンプである。よって、EGRガスのエネルギーを利用して熱交換器11の内部において気化した冷媒を抜くことができる。
詳しくは、沸騰冷却装置の熱交換器において、沸騰温度の制御が難しく冷却能力を全て発揮することができていない。また、熱交換器で、構造上冷媒の通りの悪い場合、熱交換器の内部に蒸気が溜まり内部圧力の上昇を招き熱交換能力が低下する。そこで、沸騰冷却装置の熱交換器において、沸騰温度が熱交換器の冷却能力を左右するパラメーターの一つとなるが、沸騰温度は圧力により制御することができる。この圧力を制御(熱交換器の内部圧力を低下)するため、熱交換器11の冷媒出口にポンプ40を取り付け、熱交換器11の内部の蒸気を除去する。その結果、熱交換器11の内部の冷媒を取り除くことにより、熱交換器11の内部の圧力が高くなることを抑制し、沸点の上昇を抑え熱交換性能を向上することができる。また、EGRガスの流れを利用したシステムにすることで、冷媒ポンプ40を駆動するための電動モータが不要となる。
また、EGRガスが流れているときが熱交換器で蒸気を抜きたいときであるのでEGRガスで冷媒ポンプ40を駆動する構成はより好ましい。即ち、EGRガスの流量が大きいときには循環する冷媒流量が大きいので、2つを連動させることにより、より好ましいものとなる。
ここで、図8で示したタービン32を用いて図9の冷媒ポンプ40を駆動する構成とし、排気ガスのエネルギーを利用して熱交換器11の内部において気化した冷媒を抜くようにしてもよい。
(第9の実施の形態)
次に、第9の実施の形態を、第8の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図10には、図9に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図10において、EGRガスの通路4における熱交換器11よりも下流側にはタービン30が設けられ、EGRガスの通過により回転駆動する。タービン30とポンプ40とは動力伝達手段31により連結され、動力伝達手段31によってタービン30による回転力がポンプ40に伝えられ、冷媒ポンプ40が駆動する。
(第10の実施の形態)
次に、第10の実施の形態を、第8の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図11には、図9に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図11において、タービン30から動力伝達手段31がポンプ15およびポンプ40に延びている。ポンプ15はコンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するための凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプである。
以上のように、動力伝達手段31により駆動する冷媒ポンプは、気化冷媒抜取用の冷媒ポンプ40に加えポンプ15も駆動することができる。即ち、EGRガスのエネルギーを利用して、コンデンサ13により凝縮された液相の冷媒を熱交換器11の冷媒入口11aに供給するポンプ15も駆動することができる。つまり、コンデンサ13の冷媒出口と熱交換器11の冷媒入口を連結する冷媒通路20に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプ15も動力伝達手段31により駆動される。
ここで、図8に示したタービン32で、図11に示したポンプ40およびポンプ15を駆動してもよい。
(第11の実施の形態)
次に、第11の実施の形態を、第8の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図12には、図9に代わる本実施形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成を示す。
図12において、沸騰冷却用熱交換器11は、二重管式の熱交換器であって、内管中をEGRガスが流れるとともに内管と外管との間を冷媒が流れる。さらに、二種類の流体の流れる方向は同一方向、即ち、並流(並向流)となっている。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・沸騰冷却用熱交換器11は、二種類の流体は向流または並流であったが、直交流であってもよい。
・図1,4,5,7,8における気液分離器12、通路21、バルブ17は無くてもよい。
・タービンからの動力伝達にはギア、ベルト、クラッチ、などを使用し、使用条件に合わせ動力を調整する機能を持たせてもよい。
・沸騰冷却装置10に冷媒を循環させたくないときに、ポンプ15を停止させてしまうとタービンも回転しなくなりタービンが排気ガスに対する抵抗になってしまうため、ポンプ15の出口から出た冷媒がポンプ15の入口に循環するバイパス通路を設け、沸騰冷却装置10に冷媒を循環させたくないときにはポンプ15から出た冷媒をバイパス通路に循環させるようにしてもよい。また、タービンをバイパスする通路とそのバイパス通路に開閉弁を設け、ポンプ15の停止時に、バイパス通路に設けた開閉弁を開くようにしてもよい。
第1の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 合流器の概略断面図。 第2の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第3の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第4の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第5の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第6の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第7の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第8の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第9の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第10の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。 第11の実施の形態における排気ガス再循環装置および沸騰冷却装置の概略構成図。
符号の説明
1…内燃機関、3…排気ガスの通路、4…EGRガスの通路、11…熱交換器、11a…冷媒入口、11b…冷媒出口、12…気液分離器、13…コンデンサ、15…冷媒ポンプ、18…冷媒ポンプ、25…冷媒ポンプ、30…タービン、31…動力伝達手段、32…タービン、40…冷媒ポンプ。

Claims (8)

  1. 内燃機関の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にて前記EGRガスを冷却する熱交換器と、
    前記熱交換器を通過した前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路と、
    前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路に設けられた冷媒ポンプと、
    前記EGRガスの通路に設けられ、前記EGRガスの通過により回転駆動するタービンと、
    前記タービンによる回転力を前記冷媒ポンプに伝えて当該冷媒ポンプを駆動する動力伝達手段と、
    を備えたことを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 内燃機関の排気系から給気系へ再循環されるEGRガスが流れるEGRガスの通路に設けられ、液相の冷媒の一部が沸騰気化するときの潜熱にて前記EGRガスを冷却する熱交換器と、
    前記熱交換器を通過した前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路と、
    前記冷媒を前記熱交換器に再び循環させるための通路に設けられた冷媒ポンプと、
    前記内燃機関の排気ガスの通路に設けられ、前記排気ガスの通過により回転駆動するタービンと、
    前記タービンによる回転力を前記冷媒ポンプに伝えて当該冷媒ポンプを駆動する動力伝達手段と、
    を備えたことを特徴とする沸騰冷却装置。
  3. 前記熱交換器を通過した冷媒を凝縮するコンデンサを更に備え、
    前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプであることを特徴とする請求項1または2に記載の沸騰冷却装置。
  4. 前記熱交換器から気液2相の冷媒が供給され、気相の冷媒と液相の冷媒とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器で分離された気相の冷媒が供給されるコンデンサとを更に備え、
    前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記気液分離器の液相冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた液相分離冷媒循環用の冷媒ポンプであることを特徴とする請求項1または2に記載の沸騰冷却装置。
  5. 前記熱交換器を通過した冷媒を凝縮するコンデンサを更に備え、
    前記動力伝達手段により駆動される冷媒ポンプは、前記熱交換器の冷媒出口とコンデンサの冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられ、前記熱交換器の内部において気化した冷媒を抜くための気化冷媒抜取用の冷媒ポンプであることを特徴とする請求項1または2に記載の沸騰冷却装置。
  6. 前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプも前記動力伝達手段により駆動されることを特徴とする請求項4に記載の沸騰冷却装置。
  7. 前記コンデンサの冷媒出口と前記熱交換器の冷媒入口を連結する冷媒通路に設けられた凝縮冷媒循環用の冷媒ポンプも前記動力伝達手段により駆動されることを特徴とする請求項5に記載の沸騰冷却装置。
  8. 前記タービンを、前記EGRガスの通路における前記熱交換器の上流側に設けたことを特徴とする請求項1,3〜7のいずれか1項に記載の沸騰冷却装置。
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