JP2010133346A - ロータリ型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性・商品性の高いロータリ型圧縮機を提供すること。
【解決手段】前部側板1と後部側板2とシリンダ3とを、ボルト18により締結したロータリ型圧縮機であって、上記前部側板1と後部側板2のシリンダ3端面と接触しないシリンダ3内周の内側と相対する位置にコーティング膜1aおよび2aを設けた構成としてある。これにより、ボルト18締結によるコーティング膜1a、2aの座屈が起こらないので、初期に設定した前部側板1と後部側板2とロータ5との間のクリアランスを確保することが出来、圧縮機運転による摺動面の焼き付がおこりにくくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車用空調装置等に用いられるロータリ型圧縮機に関するものである。
従来、この種のロータリ型圧縮機、例えばベーンロータリ型圧縮機は、圧縮機内の摺動部に、複層乾潤滑被膜を用いている(例えば、特許文献1参照)。
図6〜10は、特許文献1に記載された従来のロータリ型圧縮機を示すものである。図6は、従来のロータリ型圧縮機の横断面図、図7は縦断面図、図8、図9は前部側板および後部側版の正面図である。また、図10(a)はボルト締結開始時の断面図、図10(b)はボルト締結後の断面図である。図6に示すように、従来の圧縮機はシリンダ3の両端が回転軸5aによって軸支された前部側板1および後部側板2によって閉塞されて作動室を形成し、作動室には冷媒を吸入する吸入孔9および圧縮された冷媒を吐出する吐出孔10を有する。前記シリンダ3内には、図7に示すように回転軸5aを具備するロータ5に形成されたベーン溝14内を出没するようにベーン15が組み込まれ、回転軸5aの回転とともにベーン15によって冷媒が圧縮される。また作動室は、前部側板1とシリンダ3と後部側板2をボルト18で締結し形成されている。その前部側板1または後部側板2、または両方に、図8および図9に示すように耐焼付け性を向上させることを目的として、複層乾性潤滑被膜(以下、コーティング膜と称す)1a、2aを摺動面と同一平面上の全面に形成する表面処理を行なっている。
図10(a)はボルト18の締結開始時の様子を示しているが、各部の寸法は、摺動面となるロータ5と側板に形成されたコーティング1aおよび2aとの間に微小隙間を構成するように設定されている。
以上のように構成された圧縮機に、エンジン(図示せず)からベルト(図示せず)を介して動力が伝達され、回転軸5aとともにロータ5が回転することにより、冷媒が吸入孔9からシリンダ3内の作動室内へ吸入、圧縮されて、シリンダ3に形成された吐出孔10から吐出される。また、図6および図10に示すように、シリンダ3にはシール用のOリング溝16が形成されており、Oリング溝16内にはOリング19が封入されて気密を保持している。
特開平10−246192号公報
しかしながら、上記従来の構成は、圧縮機の組立において、図10に示すように膜厚fのコーティング膜1aが形成されている前部側板1と、膜厚fのコーティング膜2aが形成されている後部側板2と幅Lのシリンダ3をボルト18により締結する場合に問題が発生する。ロータ5の幅Rは、前部側板1または後部側板2に接触しないようにシリンダ3の幅Lより小さい幅になっており、さらに前部側板1とロータ5の前側端面との隙間、後部側板2とロータ5の後部端面との隙間を理論上確保できるようにしてある。しかし、前述のように、コーティング膜が全面に形成してある前部側板1と後部側板2とシリンダ3とをボルト18により締結すると、ボルト18の軸力により、軸力を受ける部分(シリンダ3と接触する部分)のみ、樹脂であるコーティング膜1a、2aが座屈して膜厚が減少してしまう(図10(b)のf´)。その為、理論上に設定していた微小隙間はコーティング膜1a、2aがそれぞれ座屈した分減少し、必要微小隙間が確保できないもしくはロータ5と前部側板1、後部側板2が接触してしまう場合も出てくる。
このような状態で、圧縮機が起動すると、ロータ5と前部側板1または後部側板2とが接触し、異常摩耗あるいは焼き付きを起こす場合があった。特に、ロータ5および前後部側板1、2がアルミ材である場合には、焼き付きの影響は大きい。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、表面処理を適切な位置に施しコーティング膜を形成することで微小隙間(クリアランス)を確保して摺動面の焼き付きを防止し、耐高速性に優れた信頼性の高いロータリ型圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のロータリ型圧縮機は、筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダの内部に配設されたロータと、前記ロータを軸支持するとともに前記シリンダを閉塞してシリンダ内に作動室を形成する前部側板および後部側板とを有するロータリ圧縮機であって、
前記前部側板または後部側板の、略シリンダ内周の内側に相対する位置に表面処理を施したものである。
これによって、圧縮部をボルトにより締結する際に、ボルト軸力を受ける部分に表面処理膜が無いため、軸力による座屈が発生しない。その為、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板とが接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなる。
本発明のロータリ型圧縮機は、圧縮部をボルトにより締結する際に、ボルト軸力を受ける部分に表面処理が無いため、軸力による座屈が発生しない。その為、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板とが接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなり、信頼性の向上を図ることができる。
第1の発明は、筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダの内部に配設されたロータと、前記ロータを軸支持するとともに前記シリンダを閉塞してシリンダ内に作動室を形成する前部側板および後部側板とを有するロータリ型圧縮機であって、前記前部側板または後部側板の、略シリンダ内周の内側に相対する位置に表面処理を施したものである。これによって、前部側板およびシリンダ、後部側板をボルトにより締結する際に、ボルト軸力を受ける部分に表面処理が無いため、軸力による座屈が発生しない為、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板とが接触することによる異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなる。
第2の発明は、特に、第1の発明のロータリ型圧縮機において、シリンダの端面のうち、内周に隣接する端面に凹部を形成したものである。これによって、表面処理時にコーティング膜の多少の位置ずれが生じたとしても凹部によって吸収されるため、摺動面に対して確実に表面処理を行なうことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明のロータリ型圧縮機において、表面処理によるコーティング膜の膜厚が、前記シリンダ端面の凹部の凹深さより大きくならないようにしたことを特徴とするものである。これによって摺動面に対して確実に表面処理を行なうことができるとともに、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板と接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなる。
第4の発明は、筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダの内部に配設されたロータと、前記ロータを軸支持するとともに前記シリンダを閉塞してシリンダ内に作動室を形成する前部側板および後部側板と、前記シリンダの端面のシリンダ内壁よりも外側にOリング溝部とOリングを設けたロータリ型圧縮機であって、
前記前部側板または後部側板の、Oリング溝部の内側に相対する位置に表面処理を施したものである。これによって、前部側板およびシリンダ、後部側板をボルトにより締結する際に、ボルト軸力を受ける部分に表面処理が無いため、軸力による座屈が発生しない。その為、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板と接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなる。また、Oリングを備えたことで作動室内の気密性を保つことができる。
第5の発明は、特に、第4の発明のロータリ型圧縮機において、シリンダのOリング溝を形成する径方向内側の壁部の高さが、シリンダ端面を基準としたOリング溝深さ以下であることを特徴としたことにより、Oリングによって作動室内の気密性を保つことができるとともに、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板とが接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなる。
第6の発明は、特に、第5の発明のベーン型圧縮機において、前記シリンダのOリング溝を形成する径方向内側の壁部の高さと前記表面処理によるコーティング膜の膜厚との和が、前記Oリング溝深さ以下としたものである。これによって、圧縮部をボルトにより締結する際に、軸力による座屈が発生しない為、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板とが接触することによる摺動面の異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなるので、信頼性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるロータリ型圧縮機の前部側板の正面図、図2は後部側板の正面図を示すものである。
本実施の形態におけるロータリ型圧縮機の横断面図および縦断面図は従来のロータリ型圧縮機のそれと同じであるので、圧縮機の全体構造についてはまず、図6および図7を用いて説明する。また、従来例と同じ部分については同じ符号を用いて説明する。
図6および図7に示すように、本実施の形態におけるロータリ型圧縮機はロータリ圧縮機の一種であるベーンロータリ型圧縮機であり、円筒空間を有するシリンダ3と、前記シリンダ3の円筒空間両側開口を閉塞する前部側板1及び後部側板2と、前記シリンダ3の上部に設けられた通路カバー8と、前記後部側板2に連続した高圧室カバー12を具備している。前記高圧室カバー12の内部は、高圧室となっており、前記後部側板2の連通穴6を介して前記通路カバー8の内部に形成された吐出室8aと連通している。前記通路カバー8の一部には冷凍サイクル(図示せず)に連結される吸入口7が形成され、また前記高圧室カバー12には、冷凍サイクル(図示せず)に連結される吐出口13が形成されている。また、前記シリンダ3には、前記吸入口7とシリンダ3内部の円筒空間を連通する吸入孔9と、前記円筒空間と前記吐出室8を連通する吐出孔10が設けられている。ロータ5は前記シリンダ3内部の円筒空間に設けられ、前記前部側板1と後部側板2にそれぞれ軸支された回転軸5aと一体に形成されている。この回転軸5aの前部側板1側は、軸封シール11が設けられ、冷媒の漏れを防止している。
前記ロータ5は、図7に示す如くその外周の一部がシリンダ3内において吸入孔9と吐出孔10の間で最も近接するように配置されている。この近接部をロータヘッド部と定義し、このロータヘッド部により、前記シリンダ3内の円筒空間を吸入側と吐出側に区分している。ここで、前記ロータヘッド部は、シリンダ3の内壁との間で狭小隙間(クリアランス)を維持しており、前記円筒空間の吸入側と吐出側は、通常この狭小隙間に形成されている潤滑油膜によって気密性を保って仕切られている。また、前記ロータ5は、接線と平行方向で且つ、所定角度毎にベーン溝14が設けられ、この各ベーン溝14には、先端が前記シリンダ3の内壁に接触するベーン15が出没自在に設けられている。これら各ベーン15のシリンダ3内壁への当接によりシリンダ3の円筒空間は、前部側板1と後部側板3とで作動室を形成している。
また図3は本実施の形態におけるロータリ型圧縮機のE−E断面図である。図3に示すようにシリンダ3の内壁より外側の端面には作動室の気密を確保する為の、Oリング溝16およびOリング19が設けられている。このOリング溝16のシリンダ3の径方向内側には、Oリング溝16を形成する壁部17が設けられている。なお、Oリング溝16の前記壁部17のシリンダ径方向であるところの外径はφ75.1mmである。Oリング溝16には、Oリング19が挿入されており、Oリング19は締結後、前部側板1の非コーティング面1b(図1参照)とシリンダ3、および後部側板2の非コーティング面2b(図2参照)とシリンダ3でシール面を形成している。さらに前記前部側板1とシリンダ3と後部側板2を、ボルト18により締結している。
ここで、前記シリンダ3の幅Lが40mm、前記Oリング溝を形成する壁部17を含むシリンダ3内壁に接する部分の軸方向の幅Pが39.95mmとなるように形成されている。前部側板1には図1に示すようにシリンダ3のOリング溝16壁部17の外径であるφ75.1mmより若干小さいφ75mmの範囲に、膜厚fが10μmの樹脂コーティング膜1aが、潤滑性向上を目的として形成されている。
同様に、前記後部側板2には図2示すようにシリンダ3のOリング溝壁部17の外径より若干小さいφ75mmの範囲に、膜厚fが10μmの樹脂コーティング膜2aが形成されている。
図3に示すようにロータ5は焼き付がおきないよう、クリアランスを確保する為ロータ幅R=39mmで形成されており、ロータ端面と前部側板1および後部側版2上の樹脂コーティング膜1a、2aとの間にはそれぞれクリアランスが確保されている。
すなわち、コーティング膜1aまたは2aと壁部17の壁高さhとの和が、Oリング溝16の溝深さd以下となっており、さらに、壁部17の壁高さhはOリング溝16の溝深さd以下である。
また、前部側板1とシリンダ3と後部側板2を、ボルト18にて締結する際、締め付け長さはシリンダ幅である40mmとなっている。締め付け時、シリンダ端面と接触する前部及び後部側板の端面1b,2bは、それぞれコーティングが施されていない。
以上のように構成されたロータリ型圧縮機において、前部側板1と後部側板2とシリンダ3とをボルト18により締結した時、コーティング膜1a,2aがシリンダ3端面と接触することは無い。この為、ボルト18による軸力が働いたとしても、コーティング膜1a、2aには座屈による変形が発生しない。すなわち、本実施の形態におけるロータリ圧縮機においては、組立て時のボルト締結後でも、初期に設定したクリアランスを確保することが出来る。
これによって、圧縮機を起動して前部側板1および後部板2とロータ5が摺動しても、適正なクリアランスが確保され、圧縮機運転による摺動面の焼き付がおこりにくくなる。また、上記のように摺動面での信頼性が向上することで、耐高速性も向上することとなる。
また、クリアランスが確保されることで、シリンダ3の吸入側と吐出側は、クリアランスに形成される潤滑油膜によって気密性が保たれたまま仕切られ、圧縮効率の低下を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、表面処理によるコーティング膜の範囲が、Oリング溝16の壁部17の外径内側と略同一としたが、図4のようにOリング溝16の外径まで処理をされていても同様の効果が期待できる。この場合においても、Oリングが圧縮変形することにより組立て時のボルト18の締め付けによる座屈が生じることはなく、かつ、Oリングによる気密性を確保することが可能である。
さらに、図5のようにOリングが無いタイプの場合でも、コーティング膜1a、2aの膜厚をシリンダ3の端面に形成された凹部20の凹深さd´よりも小さくし、さらにシリンダ3の内径以上かつ凹部20の外径よりも内側の範囲で前部側板1および後部側板2にコーティング処理をすることにより、組立て時のボルト18の締め付けにより座屈が生じることはなく、摺動面の焼き付きを防止することができる。
なお、上述の通り、Oリング溝16がある場合にあってはシリンダ3の内壁からOリング溝16の外径まで、前記Oリング溝16がない場合についてはシリンダ3の内壁からシリンダ端面に設けた凹部の外径までの範囲内にコーティング膜1a、2aの端面があれば良く、表面処理工程において多少コーティング膜の位置のずれが生じたとしても上記凹部20またはOリング溝部16によってそのずれが吸収されるため、摺動面の焼き付きを防止し、耐高速性能を向上することが可能である。
さらに、本実施の形態においてはベーンロータリ型圧縮機を例に説明したが、ロータと側板との摺動面を有する種々のロータリ型圧縮機に用いることが可能であることはいうまでもない。
以上のように、本発明にかかるロータリ型圧縮機は、ボルトにより締結することによる表面処理の座屈が無いため、ロータと前部または後部側板との隙間が減少することがなくなり、ロータと前部または後部側板と接触することによる異常摩耗あるいは焼き付きが起こりにくくなって信頼性が向上するため、空調機はもちろん種々の圧縮機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるロータリ型圧縮機の前部側板の正面図 同実施の形態1におけるロータリ圧縮機の後部側板の正面図 同実施の形態1におけるロータリ圧縮機のE−E断面図 同実施の形態1におけるロータリ圧縮機のE−E断面図 同実施の形態1におけるロータリ圧縮機のE−E断面図 従来及び実施の形態1における圧縮機の横断面図 同圧縮機の縦断面図 従来の圧縮機の前部側板の正面図 従来の圧縮機の後部側板の正面図 (a)従来の圧縮機のE−E断面図(締結前)(b)同E−E断面図(締結後)
符号の説明
1 前部側板
1a 前部側板のコーティング膜
1b 前部側板の非コーティング面
2 後部側板
2a 後部側板のコーティング膜
2b 後部側板の非コーティング面
3 シリンダ
5 ロータ
5a ロータの駆同軸
6 後部側板の連通穴
7 吸入口
8 通路カバー
8a 吐出室
9 吸入孔
10 吐出孔
11 軸封シール
12 高圧室カバー
13 吐出口
14 ベーン溝
15 ベーン
16 Oリング溝
17 Oリング溝を形成する壁部
18 ボルト
19 Oリング
20 凹部
L シリンダ幅
R ロータ幅
d Oリング溝の溝深さ
f コーティング膜の膜厚
h 壁部の壁高さ

Claims (6)

  1. 筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダの内部に配設されたロータと、前記ロータを軸支持するとともに前記シリンダを閉塞してシリンダ内に作動室を形成する前部側板および後部側板とを有するロータリ圧縮機であって、
    前記前部側板または後部側板の、略シリンダ内周の内側に相対する位置に表面処理を施したことを特徴とするロータリ型圧縮機。
  2. 前記シリンダの端面のうち、内周に隣接する端面に凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載のロータリ型圧縮機。
  3. 前記表面処理によるコーティング膜の膜厚が、前記シリンダ端面の凹部の凹深さより大きくならないようにしたことを特徴とする請求項2記載のベーン型圧縮機。
  4. 筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダの内部に配設されたロータと、前記ロータを軸支持するとともに前記シリンダを閉塞してシリンダ内に作動室を形成する前部側板および後部側板と、前記シリンダの端面のシリンダ内壁よりも外側にOリング溝部とOリングを設けたロータリ型圧縮機であって、
    前記前部側板または後部側板の、Oリング溝部の内側に相対する位置に表面処理を施したことを特徴とするロータリ型圧縮機。
  5. 前記シリンダのOリング溝を形成する径方向内側の壁部の高さが、シリンダ端面を基準としたOリング溝深さ以下であることを特徴とする請求項4記載のロータリ型圧縮機。
  6. 前記シリンダのOリング溝を形成する径方向内側の壁部の高さと前記表面処理によるコーティング膜の膜厚との和が、前記Oリング溝深さ以下であることを特徴とする請求項5記載のロータリ型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012036141A1 (ja) 2010-09-14 2012-03-22 大豊工業株式会社 ロータリ型圧縮機
JP2013079616A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Yotsuba Kikai Seisakusho:Kk 耐腐食性多段式真空ポンプ

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