JP2010132797A - 遮水壁構築用の薬剤及び遮水壁の構築方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対象地盤の掘削により形成された当該地盤中の土砂に薬剤を供給し、撹拌して遮水壁を構築する際に、当該薬剤として用いられるものであり、スメクタイトを含む粘土鉱物が配合された薬剤であって、炭酸ソーダとともに、コロイダルシリカが配合される。
【選択図】図1
Description
〔請求項1記載の発明〕
対象地盤の掘削により形成された当該地盤中の土砂に薬剤を供給し、撹拌して遮水壁を構築する際に、当該薬剤として用いられるものであり、スメクタイトを含む粘土鉱物が混合された薬剤であって、
炭酸ソーダとともに、コロイダルシリカが配合された、
ことを特徴とする遮水壁構築用の薬剤。
苛性ソーダが配合されず、又は、1.9kg/m3以下に配合され、
かつ、前記コロイダルシリカとして下記平均粒径のものが用いられた、
請求項1記載の遮水壁構築用の薬剤。
〔平均粒径〕
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が0kg/m3以上0.4kg/m3未満の場合は、平均粒径8nm以上、
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が0.4kg/m3以上1.1kg/m3未満の場合は、平均粒径11〜20nm、
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が1.1kg/m3以上1.9kg/m3以下の場合は、平均粒径8〜32nm。
前記苛性ソーダの供給量が1.1kg/m3未満とされ、かつモル比2.6以上の珪酸ナトリウムが配合された、
請求項2記載の遮水壁構築用の薬剤。
対象地盤の掘削により形成された当該地盤中の土砂に、第1の撹拌剤を供給して先行撹拌をし、この先行撹拌をした土砂に、第2の撹拌剤を供給して後行撹拌をし、この後行撹拌をした土砂を遮水壁とする、遮水壁の構築方法であって、
前記第1の撹拌剤として請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤を用い、
前記第2の撹拌剤としてスメクタイトを含む粘土鉱物の粉体を用いる、
ことを特徴とする遮水壁の構築方法。
前記薬剤を供給するにおいて、当該薬剤の構成成分であるコロイダルシリカを他の構成成分と同じ経路で搬送する、
請求項4記載の遮水壁の構築方法。
○ 炭酸ソーダが配合されると、対象地盤が電解質の溶けた水分を含む場合においても、構築される遮水壁の遮水性が低下するのを抑えることができる。
〔遮水壁構築用の薬剤〕
本形態の薬剤は、例えば、掘削装置などを用いて対象地盤を掘削し、この掘削により形成された当該地盤中の土砂に薬剤を供給し、撹拌して遮水壁を構築する際に、当該薬剤として用いられるものであり、スメクタイトを含む粘土鉱物(以下、単に「粘土鉱物」ともいう。)が配合された薬剤である。
電解質たるカルシウムイオン、マグネシウムイオンが溶けた海水に炭酸ソーダを供給すると、次の反応を示す。
Na2CO3 + Ca2+,Mg2+ → CaCO3,MgCO3 + 2Na+
そして、CaCO3は、溶解度が0.0015g/水100g(25℃)と極めて小さいため、炭酸ソーダの供給によって、カルシウムイオンの大部分が不活性化される。
電解質たるカルシウムイオン、マグネシウムイオンが溶けた海水に苛性ソーダを供給すると、次の反応を示す。
NaOH + Ca2+,Mg2+ → Ca(OH)2,Mg(OH)2 + 2Na+
そして、Mg(OH)2は、溶解度が0.0009g/水100g(17℃)と極めて小さいため、苛性ソーダの供給によって、マグネシウムイオンの大部分が不活性化される。
MgCO3は、溶解度が0.1518g/水100g(19℃)であり、また、Ca(OH)2は、溶解度が0.185(0℃)であり、いずれも溶解度が相対的に大きい。したがって、炭酸ソーダ及び苛性ソーダの両方を使用した方が、より好ましく、当初、炭酸ソーダ及び苛性ソーダの両方が配合された薬剤を開発した。
しかしながら、前述したように苛性ソーダの配合量は、減らすのが好ましい。そこで、本発明者らは、さまざまな試験・検討を行い、結果、炭酸ソーダとともに、コロイダルシリカ、好ましくはコロイダルシリカ及び珪酸ナトリウム(水ガラス)等の珪酸アルカリを配合し、これらの配合による効果によって、苛性ソーダの配合量を減らせることを知見した。なお、以下では、珪酸アルカリが珪酸ナトリウムである場合を例に説明する。
電解質たるアルカリ土類金属イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン等)が溶けた海水に、珪酸ナトリウムを供給すると、海水中の塩分による塩析効果によって、珪酸ゲルが生成し遮水壁中の間隙に充填されて、目止め機能を発揮するため、構築された遮水壁の遮水性が向上する。
電解質たるアルカリ土類金属イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン等)が溶けた海水に、珪酸ナトリウムを供給すると、次の反応を示す。
Na2O・nSiO2 + Ca2+,Mg2+ → CaO・nSiO2↓,MgO・nSiO2↓ + 2Na+
そして、MgO・nSiO2は不溶であり、また、CaO・nSiO2は溶解度が0.0095g/水100g(17℃)と極めて小さいため、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンの大部分が不活性化されることになる。しかも、珪酸ナトリウム由来のナトリウムイオン(アルカリイオン)によって、カルシウムイオンやマグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオンを水酸化物として不溶化させ、前述した炭酸ソーダ及び苛性ソーダの両方の作用効果を奏するため、粘土鉱物の脱水量増加、遮水性低下を防止するに極めて優れる。
コロイダルシリカを配合すると、下記に示す効果によって、構築される遮水壁の遮水性が向上する。しかも、コロイダルシリカは、珪酸ナトリウムと異なり、薬剤や土砂の粘度増加を招かないため、施工面で有利である。
以上のほか、本形態の遮水壁構築用の薬剤には、Na型ゼオライトを配合するのも、好ましい形態である。ゼオライトは、陽イオン交換能(CEC)が高い。例えば、前田建設工業の人工ゼオライトのCECは、200cmol/kg以上である。したがって、ゼオライトを配合すると、アルカリ土類金属イオンを吸着、除去できると考えられ、構築される遮水壁の遮水性が低下するのを阻止することができる。
次に、本形態の遮水壁の構築方法について、説明する。
本形態の遮水壁構築用の薬剤を用いて、遮水壁を構築するにあたっては、例えば、掘削装置などを用いて対象地盤を掘削し、この掘削により形成された当該地盤中の土砂に本形態の薬剤を供給し、撹拌して遮水壁を構築する形態が考えられる。
本形態の遮水壁の構築方法は、粘土鉱物と炭酸ソーダ、苛性ソーダ、コロイダルシリカなどと(以下、粘土鉱物以外の材料(構成成分)をイオン遮蔽剤ともいう。)が配合された薬剤を対象地盤に供給するものであるが、粘土鉱物及びイオン遮蔽剤の混合を、対象地盤への搬送に先立って行うか、対象地盤への搬送後、当該対象地盤中において行うかは、特に限定されない。
まず、10%濃度のベントナイトの粘度を、500/500mLファンネル粘度計で測定すると、48.1秒となる。そこに、イオン遮蔽剤たるソーダ灰(炭酸ナトリウム)を3kg/m3投入すると粘度が65.3秒となり、ソーダ灰の投入によって粘度が増加したことが分かる。また、更に分散剤(Super Slurry B、三洋化成(株)社製、ポリカルボン酸系の高性能分散剤)を10kg/m3投入すると粘度が44.3秒となり、分散剤の投入によって粘度が低下したことが分かる。
〔試験1〕
珪酸ナトリウムを配合することによって、カルシウムイオンやマグネシウムイオン等を不活性化することができ、また、二酸化珪素(SiO2)の間詰め機能(目止め機能)によって透水係数が向上(遮水性が向上)することを明らかにするために、試験を行った。
コロイダルシリカを混合することによって、二酸化珪素(SiO2)のコロイダル粒子による間詰め機能(目止め機能)によって透水係数が小さくなる(遮水性が向上)ことを明らかにするために、試験を行った。
Claims (5)
- 対象地盤の掘削により形成された当該地盤中の土砂に薬剤を供給し、撹拌して遮水壁を構築する際に、当該薬剤として用いられるものであり、スメクタイトを含む粘土鉱物が混合された薬剤であって、
炭酸ソーダとともに、コロイダルシリカが配合された、
ことを特徴とする遮水壁構築用の薬剤。 - 苛性ソーダが配合されず、又は、1.9kg/m3以下に配合され、
かつ、前記コロイダルシリカとして下記平均粒径のものが用いられた、
請求項1記載の遮水壁構築用の薬剤。
〔平均粒径〕
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が0kg/m3以上0.4kg/m3未満の場合は、平均粒径8nm以上、
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が0.4kg/m3以上1.1kg/m3未満の場合は、平均粒径11〜20nm、
前記土砂に対する前記苛性ソーダの供給量が1.1kg/m3以上1.9kg/m3以下の場合は、平均粒径8〜32nm。 - 前記苛性ソーダの供給量が1.1kg/m3未満とされ、かつモル比2.6以上の珪酸ナトリウムが配合された、
請求項2記載の遮水壁構築用の薬剤。 - 対象地盤の掘削により形成された当該地盤中の土砂に、第1の撹拌剤を供給して先行撹拌をし、この先行撹拌をした土砂に、第2の撹拌剤を供給して後行撹拌をし、この後行撹拌をした土砂を遮水壁とする、遮水壁の構築方法であって、
前記第1の撹拌剤として請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤を用い、
前記第2の撹拌剤としてスメクタイトを含む粘土鉱物の粉体を用いる、
ことを特徴とする遮水壁の構築方法。 - 前記薬剤を供給するにおいて、当該薬剤の構成成分であるコロイダルシリカを他の構成成分と同じ経路で搬送する、
請求項4記載の遮水壁の構築方法。
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