JP2010132365A - 軟質帯状材の巻取装置および巻取方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リールを巻取位置へ搬送する前に、予め巻取開始端係止部を、巻取開始端が挿入可能な位置に位置決めして固定する巻取開始端係止部の位置決め手段と、巻取開始端係止部の位置決め手段と共に、リールを巻取位置へ搬送するリール搬送手段とを備える軟質帯状材の巻取装置、および前記巻取装置を用いる軟質帯状材の巻取方法。
【選択図】図3
Description
軟質帯状材をリールにより巻取る軟質帯状材の巻取装置であって、
前記軟質帯状材の巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端係止部が設けられたリールと、
前記リールを巻取位置へ搬送する前に、予め前記巻取開始端係止部を、前記巻取開始端が挿入可能な位置に位置決めして固定する巻取開始端係止部の位置決め手段と、
前記巻取開始端係止部の位置決め手段と共に、前記リールを巻取位置へ搬送するリール搬送手段と、
前記巻取位置に搬送された前記リールの前記巻取開始端係止部に、前記巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端挿入係止手段と、
前記巻取開始端が挿入、係止された前記リールの固定を解除した後、前記リールを回転させて前記軟質帯状材を巻取る軟質帯状材巻取手段と、
前記軟質帯状材の巻取りが完了した前記リールを前記巻取位置から搬出するリール搬出手段とを備えることを特徴とする。
前記巻取開始端係止部の位置決め手段は、
前記巻取開始端係止部を検出するセンサと、
前記リールを回転させて、前記巻取開始端係止部の位置を調整する巻取開始端係止部の位置調整手段とを備えていることを特徴とする。
前記の軟質帯状材の巻取装置を用いて軟質帯状材をリールにより巻取る軟質帯状材の巻取方法であって、
前記リールを巻取位置に搬送する前に、予め前記リールに設けられた巻取開始端係止部を、前記軟質帯状材の巻取開始端が挿入可能な位置に位置決めして固定する巻取開始端係止部の位置決め工程と、
前記巻取開始端係止部の位置決め手段と共に、前記リールを前記巻取位置へ搬送するリール搬送工程と、
前記巻取位置に搬送された前記リールの前記巻取開始端係止部に、前記巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端挿入係止工程と、
前記巻取開始端が挿入、係止された前記リールの固定を解除した後、前記リールを回転させて前記軟質帯状材を巻取る軟質帯状材巻取工程と、
前記軟質帯状材の巻取りが完了した前記リールを前記巻取位置から搬出するリール搬出工程とを備えることを特徴とする。
本発明を明確にするため、はじめに、本発明と従来の巻取装置の主な相違点について説明する。
(1)リールの巻取開始端係止部の位置決めポジション
図1は、一般的な巻取装置における軟質帯状材巻取用のリールを取り付けた1個の台車(以下、「リール付台車」ともいう)に着目したときのリール付台車Cの移動経路を示す平面図である。図1において巻取りラインのライン上流側に位置する台車入口から搬入されたリール付台車Cは(1)〜(5)の順に順次搬送され、(5)の巻取位置において軟質帯状材を巻取った後(6)(7)の順に搬送され、台車出口から搬出される。
従来の巻取装置の場合は、巻取開始端係止部の位置決め手段が巻取位置に固定されている。一方、本発明に係る巻取装置の場合には、巻取開始端係部の位置決め手段が巻取待機位置と巻取位置の間を移動させることが可能なように設けられている点で従来の巻取装置と相違する。
(1)巻取開始端係止部の位置決め手段
本実施の形態における巻取開始端係止部の位置決め手段は、巻取開始端係止部を検出する巻取開始端係止部検出用のセンサと巻取開始端係止部の位置を調整する巻取開始端係止部の位置調整手段とにより構成される。
はじめに、巻取開始端係止部検出用のセンサについて説明する。前記の通り、本実施の形態に係る巻取装置においては巻取開始端係止部の位置決めが軟質帯状材料の巻取位置(図1の(5))ではなく、手前の巻取待機位置(図1の(4))で行われる。このため、巻取開始端係止部検出用のセンサS1は巻取待機位置の巻取リールRの上方に固定されている。そして、巻取開始端係止部検出用のセンサS1は、巻取待機位置に搬送された巻取リールRにおける巻取開始端係止部R1のポイントラインR2を検出した時、検出信号を位置決め手段の制御手段(図示せず)に発信する(図2参照)。なお、巻取開始端係止部R1には、挿入された巻取開始端を確実に係止することができるように、鋸歯状部R3が設けられている。この鋸歯状部R3の形状から巻取開始端係止部R1は、鰐口とも称される。
次に、巻取開始端係止部の位置調整手段について説明する。巻取開始端係止部の位置調整手段1は、図3に示すように、位置決めローラ11と、位置決めローラ11を駆動させるモータ12と、位置決めローラ11及びモータ12を支持する支持フレーム13と、支持フレーム13が起倒自在に軸着される台フレーム14とを備えている。また、台フレーム14には、ロッド15の伸縮により支持フレーム13を起倒させる揺動シリンダー16が取付けられ、揺動シリンダー16の後端は台フレーム14に軸着され、ロッド15は支持フレーム13を軸着する軸体17にクランク腕19を介して取り付けられている。
前記したように、本実施の形態に係る巻取装置においては、リール付台車Cが巻取待機位置に待機している間に、巻取開始端係止部の位置決めが行われる。具体的には、位置決めローラ11によりリールRを回転させて巻取開始端係止部R1の位置を調整し、センサS1がポイントラインR2を検出した後所定時間後に位置決めローラの回転を停止させることにより位置決めが行われ、位置決め後も位置決めローラ11をリールRに接触させておくことにより、リールRが固定され位置決めされた状態が保たれる。また、巻取待機位置においてリール付台車Cのセンターリング装置4によるセンターリング作業も完了させる。
次に、リール搬送手段について説明する。リール搬送手段2には、図3に示すように巻取開始端係止部の位置調整手段1及びリフター3が設けられ、ローラ21a付移動フレーム21が備えられている。移動フレーム21はモータ22aを有する移動機構部22によりレール23に沿って紙面の前後方向に巻取待機位置と巻取位置との間を水平に往復移動するため、巻取開始端係止部R1の位置調整手段1は、巻取開始端係止部R1が位置決めされた状態で、リール付台車Cと共に巻取位置まで搬送される。
次に、軟質帯状材の巻取りについて説明する。図6は、本実施の形態に係る巻取装置による巻取動作を説明する図である。図6に示すように巻取装置Aは、巻取位置にあるリール付台車CのリールRを回転駆動させるリール回転手段A1と、送り込みローラA2で送り込まれる軟質帯状材WをリールRの巻取開始端係止部R1に案内するためのシュートローラA3と、送り込みの入口に配置されて軟質帯状材Wを検出する軟質帯状材検出用のセンサA4とを備えている。
2 リール搬送手段
3 リフター
4 センターリング装置
11 位置決めローラ
12、22a モータ
13 支持フレーム
14 台フレーム
15 ロッド
16 揺動シリンダー
17 軸体
18 被検出体
19 クランク腕
21 移動フレーム
21a、A11 ローラ
22 移動機構部
22b スプロケット
22c チェ−ン
22d 連結フレーム
23 レール
71 巻取装置
72 送りコンベア
73 切断機(スカイバー)
74 フェスツーン
A 巻取装置
A1 リール回転手段
A2 送り込みローラ
A3 シュートローラ
A4、S1、S2、S3 センサ
A12 ベルト
a 台車入口
b 巻取待機位置
c 巻取位置
C リール付台車
C1 リール搬送用台車
C2 支持枠
C3 車輪
d 台車出口
R リール
R1 巻取開始端係止部
R2 ポイントライン
R3 鋸歯状部
W 軟質帯状材
Claims (3)
- 軟質帯状材をリールにより巻取る軟質帯状材の巻取装置であって、
前記軟質帯状材の巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端係止部が設けられたリールと、
前記リールを巻取位置へ搬送する前に、予め前記巻取開始端係止部を、前記巻取開始端が挿入可能な位置に位置決めして固定する巻取開始端係止部の位置決め手段と、
前記巻取開始端係止部の位置決め手段と共に、前記リールを巻取位置へ搬送するリール搬送手段と、
前記巻取位置に搬送された前記リールの前記巻取開始端係止部に、前記巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端挿入係止手段と、
前記巻取開始端が挿入、係止された前記リールの固定を解除した後、前記リールを回転させて前記軟質帯状材を巻取る軟質帯状材巻取手段と、
前記軟質帯状材の巻取りが完了した前記リールを前記巻取位置から搬出するリール搬出手段とを備えることを特徴とする軟質帯状材の巻取装置。 - 前記巻取開始端係止部の位置決め手段は、
前記巻取開始端係止部を検出するセンサと、
前記リールを回転させて、前記巻取開始端係止部の位置を調整する巻取開始端係止部の位置調整手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の軟質帯状材の巻取装置。 - 請求項1または請求項2に記載の軟質帯状材の巻取装置を用いて軟質帯状材をリールにより巻取る軟質帯状材の巻取方法であって、
前記リールを巻取位置に搬送する前に、予め前記リールに設けられた巻取開始端係止部を、前記軟質帯状材の巻取開始端が挿入可能な位置に位置決めして固定する巻取開始端係止部の位置決め工程と、
前記巻取開始端係止部の位置決め手段と共に、前記リールを前記巻取位置へ搬送するリール搬送工程と、
前記巻取位置に搬送された前記リールの前記巻取開始端係止部に、前記巻取開始端を挿入、係止する巻取開始端挿入係止工程と、
前記巻取開始端が挿入、係止された前記リールの固定を解除した後、前記リールを回転させて前記軟質帯状材を巻取る軟質帯状材巻取工程と、
前記軟質帯状材の巻取りが完了した前記リールを前記巻取位置から搬出するリール搬出工程とを備えることを特徴とする軟質帯状材の巻取方法。
Priority Applications (1)
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JP2008307093A JP2010132365A (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 軟質帯状材の巻取装置および巻取方法 |
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JP2010132365A true JP2010132365A (ja) | 2010-06-17 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10151687A (ja) * | 1996-11-25 | 1998-06-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 未加硫ゴム体の巻取方法及び巻取装置 |
JP2008081225A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴムシート巻取り装置 |
JP2008169002A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Bridgestone Corp | 長尺部材の巻取装置及び製造装置 |
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2008
- 2008-12-02 JP JP2008307093A patent/JP2010132365A/ja active Pending
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