JP2009279890A - アンダートレッド貼付装置 - Google Patents

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Kazuhiko Mamiya
一彦 間宮
Futoshi Kubo
太 久保
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Abstract

【課題】作業者がトレッドのコンベアラインに手を入れてアンダートレッドを誘導する必要がなくなり、安全面のリスクを回避することができ、時間ロスの発生を抑制することができるアンダートレッド貼付装置を提供する。
【解決手段】ローラーコンベアによりトレッドを搬送させながらトレッドにアンダートレッドを貼り付けるためのアンダートレッド貼付装置であって、ローラーコンベアの下方に配置され、アンダートレッドをトレッドに誘導する自動誘導手段を備え、自動誘導手段は、アンダートレッドを供給するアンダートレッド供給手段と、シリンダーとを有し、シリンダーは、その伸長により、アンダートレッドの一部をローラーコンベアのローラー間の隙間を通ってトレッドまで移動させてトレッドの裏面側に圧着して貼り付け、その後、アンダートレッドの一部を貼付開始端としてトレッドに貼り付けるアンダートレッド貼付装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤを構成するトレッドとアンダートレッドとを貼り付けるためのアンダートレッド貼付装置に関する。
近年、耐摩耗性や高速走行時の操縦安定性に優れたラジアル構造の空気入りタイヤが広く普及している。かかる空気入りタイヤはトレッドの裏面側(トレッドのタイヤ半径方向の内側)にアンダートレッドを貼り付けてなるトレッドゴム層を有する(特許文献1)。
トレッドにアンダートレッドを貼り付ける場合には、ローラーコンベアによりトレッドを移動させながら、押出成形機により押し出されたアンダートレッドの貼付開始端をトレッドの裏面に誘導することにより行われる。
特開2000−108612号公報
しかし従来のアンダートレッド貼付装置においては、前記アンダートレッドの貼付開始端をトレッドの裏面まで誘導する誘導作業を作業者が手で行っていた。この誘導作業は作業者がトレッドのコンベアラインに手を入れて行う作業となるため、安全面でのリスクがあった。また、誘導作業を手作業で行うため時間のロスが発生していた。
本発明は、上記の問題に鑑み、作業者がトレッドのコンベアラインに手を入れてアンダートレッドを誘導する必要がなくなり、安全面のリスクを回避することができ、また時間のロスを抑制することができるアンダートレッド貼付装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るアンダートレッド貼付装置は、
ローラーコンベアによりトレッドを搬送させながら前記トレッドにアンダートレッドを
貼り付けるためのアンダートレッド貼付装置であって、
前記ローラーコンベアの下方に配置され、前記アンダートレッドを前記トレッドに誘導する自動誘導手段を備え、
前記自動誘導手段は、前記アンダートレッドを供給するアンダートレッド供給手段と、シリンダーとを有し、
前記シリンダーは、その伸長により、前記アンダートレッドの一部を前記ローラーコンベアのローラー間の隙間を通って前記トレッドまで移動させて前記トレッドのシリンダー側に圧着して貼り付け、その後、前記アンダートレッドの一部を貼付開始端として前記アンダートレッドを前記トレッドに貼り付けることを特徴としている。
また、本発明に係るアンダートレッド貼付装置は、
前記トレッドの先端と前記アンダートレッドの貼付開始端を検知するセンサーを備え、
前記センサーによる検知後、所定時間経過した後に前記シリンダーを伸長させることを特徴としている。
本発明によれば、前記ローラーコンベアの下方に配置され、前記アンダートレッドを前記トレッドに誘導する自動誘導手段を備えているため、作業者がトレッドのコンベアラインに手を入れてアンダートレッドを誘導する必要がなくなり、安全面でのリスクを回避することができる。また、時間のロスを抑制することができる。
以下、本発明をその最良の実施の形態に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
図1は本発明の一実施の形態に係るアンダートレッド貼付装置の斜視図であり、図2はアンダートレッド貼付装置の構成を概念的に示す側面図である。
1.アンダートレッド貼付装置の構成
イ.全体の構成
アンダートレッド貼付装置は、帯状ゴムシートであるトレッドTを水平に直行移動させるローラーコンベア1と、ローラーコンベア1で搬送されるトレッドTに向けてアンダートレッドUTを誘導する自動誘導手段2と、ローラーコンベア1の上流側(搬入側、図1、2では右側)上方に設置され、搬入されたトレッドTの先端およびアンダートレッドUTの貼付開始端を検知する光電管等のセンサーSおよびこれらを制御する制御部(図示省略)とを備えている。
ロ.ローラーコンベア
ローラーコンベア1は、複数の搬入側のローラー11と搬出ローラー6および中央部付近にトレッドTにアンダートレッドUTに貼り付けるための貼付ローラー12(貼付ローラ12はローラーコンベア1のローラーを兼ねる。)を備え、これらのローラーを適宜間隔で列設することにより構成される。なお、貼付ローラ12とその上流側に隣接するローラー11の間には図2に示すようにアンダートレッドUTを通すための隙間Qが設けられている。
ハ.自動誘導手段
自動誘導手段2は、アンダートレッドUTを供給するアンダートレッド供給手段3とシリンダー5を有し、これらはローラーコンベア1の下方に配置されている。
a.アンダートレッド供給手段
アンダートレッド供給手段3は、ベルト4と前記ベルト4をループ状に支持する駆動ローラー31aを含む複数のガイドローラー31を有している。
押出成形機(図示省略)により押し出された後カレンダーローラー(図示省略)で圧延された薄肉の未加硫ゴムシートであるアンダートレッドUTは、図2に示す白抜き矢印の方向からループ状に支持されたベルト4の面上に供給される。ベルト4は駆動ローラー31aにより矢印の方向に向けて回転しており、ベルト4の面上に供給されたアンダートレッドUTをシリンダー5の圧着ローラー51に向けて供給する。
b.シリンダー
シリンダー5は、伸縮が自在であり、そのロッド先端に圧着ローラー51が取り付けられ、ループ状に支持されたベルト4の内側に位置し、センサーSがトレッドTの先端およびアンダートレッドUTの貼付開始端を検知した後所定時間経過後に伸長する。伸長時には上方に向けて伸びてローラーコンベア1のローラー11と貼付ローラー12との隙間Qに進入する。そして、シリンダー5を伸長させることにより、ベルト4のうち圧着ローラー51の上方に位置する部分およびこの部分の面上にあるアンダートレッドUTの貼付開始端をローラー11と貼付ローラー12の間の隙間Qを通ってローラーコンベア1で搬送中のトレッドTまで移動させ、トレッドTに圧着させることにより貼り付ける。貼り付けが終了すると同時にシリンダー5は元の長さに収縮する。
ニ.貼付ローラー
トレッドTの先端近傍にアンダートレッドUTの貼付開始端を貼り付けた後、ローラーコンベア1がトレッドTをさらに下流側(搬出側、図では左側)に搬送すると共に、貼付ローラー12によりアンダートレッドUTをトレッドTに連続的に貼り付ける。なお、アンダートレッド供給手段3によるアンダートレッドUTの搬送速度は、ローラーコンベア1によるトレッドTの搬送速度に合わせてアンダートレッドUTをトレッドTに向けて搬送されるように設定されている。
2.貼付工程の詳細な説明
次にアンダートレッド貼付装置を用いたアンダートレッドUTの貼付工程について図2ないし図5を用いて詳細に説明する。
イ.トレッドTの搬送およびアンダートレッドUT供給工程
ローラーコンベア1によりトレッドTを貼付ローラー12に向けて搬送する(図4a)。一方、押出成形機により押し出されカレンダーローラーで圧延されたアンダートレッドUTをアンダートレッド供給手段3のガイドローラー31によりループ状に支持されたベルト4上に供給する(図2)。
ロ.アンダートレッドUTの貼り付け開始工程
次に、光電管を用いたセンサーSによりトレッドTの先端およびアンダートレッドUTの貼付開始端を検知し、この検知信号に基づいて所定時間経過した後に、図3に示すようにシリンダー5を伸長させて圧着ローラー51によりベルト4およびアンダートレッドUTの貼付開始端をトレッドTの先端部分に向けて移動させることにより、図4(b)のようにアンダートレッドの貼付開始端をローラーコンベア1のローラー11と貼付ローラー12の間の隙間Qを通ってトレッドTの裏面(シリンダー側の面)に圧着して貼り付ける。この場合未加硫ゴムからなるアンダートレッドUTは粘着性を有しているため、接着剤を用いることなくトレッドTに圧着するだけで貼り付けることができる。トレッドTは引き続き搬送されるためアンダートレッドUTの圧着ローラー51より下流側部分UT2には張力が加わり、アンダートレッドUTは切断され、上流側部分UT1と切り離される。
ハ.アンダートレッドUTの貼り付け継続工程
その後は、シリンダー5は収縮し、アンダートレッドUTは、図4(c)のように貼付ローラー12に直接供給されてトレッドTに貼り付けられる。アンダートレッドUTが貼り付けられたトレッドTはその後搬出ローラー6により搬出される。
以上のようにしてアンダートレッドUTが貼り付けられたトレッドTの先端部分の一例を図5に示す。図5に示した例においては、センサーSによる検知とシリンダー5の動作等とのタイムラグの関係でトレッドTの先端にアンダートレッドUTが貼り付けられていない箇所が生じているが、先端部分は製品にはならないため特に問題とはならない。
以上、詳述したように、本発明によれば、アンダートレッドをトレッドに自動で誘導するための簡単な機構の自動誘導装置を設けることにより、高額な設備費用をかけることなく、アンダートレッド誘導作業の安全面のリスクを回避し、時間ロスを抑制することができる。
また、センサーによる検知後、所定時間経過した後に前記シリンダーを伸長させることにより、簡単な構成でトレッドへのアンダートレッドの貼り付けを効率的に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るアンダートレッド貼付装置の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るアンダートレッド貼付装置の構成を概念的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るアンダートレッド貼付装置による貼付開始端の貼付工程を説明するための斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るアンダートレッド貼付装置による貼付開始端の貼付工程を説明するための側面図である。 (a)はアンダートレッドが貼り付けられたトレッドの先端部分の一例を示す平面図であり、(b)は側面図である。
符号の説明
1 ローラーコンベア
11 ローラー
12 貼付ローラー
2 自動誘導手段
3 アンダートレッド供給手段
31 ガイドローラー
31a 駆動ローラー
4 ベルト
5 シリンダー
51 圧着ローラー
6 搬出ローラー
Q 隙間
S センサー
T トレッド
UT アンダートレッド
UT1 上流側部分
UT2 下流側部分

Claims (2)

  1. ローラーコンベアによりトレッドを搬送させながら前記トレッドにアンダートレッドを
    貼り付けるためのアンダートレッド貼付装置であって、
    前記ローラーコンベアの下方に配置され、前記アンダートレッドを前記トレッドに誘導する自動誘導手段を備え、
    前記自動誘導手段は、前記アンダートレッドを供給するアンダートレッド供給手段と、シリンダーとを有し、
    前記シリンダーは、その伸長により、前記アンダートレッドの一部を前記ローラーコンベアのローラー間の隙間を通って前記トレッドまで移動させて前記トレッドのシリンダー側に圧着して貼り付け、その後、前記アンダートレッドの一部を貼付開始端として前記アンダートレッドを前記トレッドに貼り付けることを特徴とするアンダートレッド貼付装置。
  2. 前記トレッドの先端と前記アンダートレッドの貼付開始端を検知するセンサーを備え、
    前記センサーによる検知後、所定時間経過した後に前記シリンダーを伸長させることを特徴とする請求項1に記載のアンダートレッド貼付装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103231532A (zh) * 2013-05-10 2013-08-07 三角轮胎股份有限公司 内衬层防粘辊装置
JP2017148953A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 住友ゴム工業株式会社 アンダートレッド押さえ装置およびアンダートレッド押さえ方法

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