JP2010131778A - 製本システム、綴じ機能選択表示方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

製本システム、綴じ機能選択表示方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】リング製本機が画像形成装置に連結されたシステムにおけるユーザの使用性の向上を図るとともに、リング製本された用紙束の美観を損ねないようにする。
【解決手段】用紙に画像を形成するMFPと、用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔ユニット16、用紙を整合するジョガー、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔ユニットによって穿孔され、前記ジョガーによって整合された用紙のパンチ穴にリング28を装着して冊子を作成するリングバインド部を有し、MFPの後段に接続されたリングバインド製本装置と、ユーザインターフェイスとしての表示パネルとを含む製本システムにおいて、リングバインド製本装置はリング28の最大綴じ枚数を検知するリング径検知センサとリングの長手方向の長さによって設定されるリングサイズを検知するリングサイズ検知センサを備え、前記表示パネルに前記各センサによって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを表示する(ステップS207,S208,S210,S211)。
【選択図】図11

Description

印刷装置、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複合して有するデジタル複合機などの画像形成装置に接続され、リングによるバインド製本とパンチ処理を自動的に行う製本システム、この製本システムで実行される綴じ機能選択表示方法、この綴じ機能選択表示方法をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムがコンピュータによって実行可能に記録された記録媒体に関する。
従来からの画像形成装置の後処理機が有する機能の1つに、用紙の綴じ側端部に1枚ずつ多穴のパンチ穴を明け、ページ順に揃えて1冊分ずつ排紙トレイに積載する機能があった。こうして得られた出力物は、その後、オフラインの装置や治具を用いて、金属コイルや、プラスチック製のリングなどで綴じを行い、リング製本物として仕上げられていた。一方、画像形成装置に対して複数種の作業装置、例えばパンチ処理装置、スティプル処理装置などをライン状(直列)に連結し、画像形成装置によって画像形成された用紙に対してパンチ処理、スティプル処理などの各処理を行って所望の用紙処理が施された用紙、あるいは用紙束を作成する用紙処理システムが知られている。
そのうち、製本処理に関する機能としては、用紙の端部や中央に綴じ処理を行う機能、糊の付いたテープに用紙端を押し付けて製本処理を行う機能、用紙束の綴じ側の辺に複数個の穴を穿孔した後、金属コイルや、プラスチック製のリングなどで綴じを行い、リング製本物として仕上げられる機能等が一般に知られている。近年では、パンチ穿孔後の用紙を整合し、用紙束の綴じ側の辺に多数個の穴を穿孔した後、金属コイルあるいはプラスチック製のリングなどを前記穴に通すことによって用紙束を綴じるリング製本についても、インラインで実行可能なリングバインダ装置も現れはじめ、生産性向上に大きく寄与している。
このようなリング製本に関する技術としては、例えば特許文献1ないし3に記載された技術が知られている。このうち特許文献1には、用紙の端縁部に形成された穿孔を綴じるプラスチック製バインダであって、長手方向の線膨張を吸収できるようにした技術が開示されている。また、特許文献2には、パンチ処理部からバインダ紙揃えユニットへ用紙を搬送する場合に、重力方向での自重落下を利用できるようにすると共に、用紙の移動距離を短くできるようにした技術が開示されている。さらに、特許文献3には、バインダの移動の円滑性と装填の容易性の向上を図るようにしたバインド処理装置に用いるバインダカートリッジに関する技術が開示されている。
特開2007−030319号公報 特開2007−031068号公報 特開2007−055179号公報
リング製本に関する技術は前記特許文献から分かるように広く知られている。リング製本では、金属コイルあるいはプラスチック製のリングなどの消耗品は、カートリッジにセットする際にリングサイズ、リング径の種類がありその製本目的に合わせて選択する必要がある。また、穿孔手段にもサイズに合った穿孔手段があり、用紙サイズに合わないリングサイズで製本処理を行ってしまうと、製本された用紙束の外観が損なわれるという状態、例えば、リング部材が用紙束に対してはみ出してしまう状態等が発生してしまう。なお、ここでいうリングサイズはリングの長手方向の寸法を意味し、リング綴じの対象となる用紙の綴じ側の長さに対応する。リング幅サイズとも称される。
しかし、従来までのリング製本機は、予め決まったサイズであって所定範囲の枚数を設定していることから、リングサイズやリング径の違いや種類の違いを配慮する必要はなかった。
一方、前述のようにインラインでリング製本を行うようになると、画像形成装置で作成される用紙束の用紙サイズや枚数もまちまちである。そのため、リング製本機で用意されているリングのサイズやリング径が、リング綴じ対象となる用紙束とマッチングしていなければ、リング製本された用紙束(冊子)の使用性あるいは美観に問題を生じる。すなわち、A4縦サイズの用紙束にB4縦サイズのリングサイズでリング綴じを行うと用紙束の端部にリングがはみ出し、B5縦サイズのリングでリング綴じを行うと、用紙束の端部にリング綴じが行われていない部分が生じる。また、例えば20枚の用紙束を綴じる場合には、100枚用のリング径のリングを使用すると、リング径が用紙束の厚さに対してあまりに大きくなり、美観を損ねるばかりでなく、使用性にも問題が生じる。これに対し、100枚の用紙束を綴じる場合に20枚用のリング径のリングを使用すると、用紙束を綴じることができないという結果になる。
すなわち、従来では、ユーザの指示に基づいて画像形成装置で作成した印刷用紙に穿孔し、重ねて用紙束とし、その用紙束に対してリング綴じを行うという動作を自動的に一連の処理(インライン処理)として実行するシステムがなかったので、リングサイズやリング径の異同について配慮する必要がなかったのである。
しかし、インライン処理を行うようになると、前記リングサイズやリング径が用紙サイズや用紙束の枚数と異なる場合も自動的に製本されるので、前述のように製本後の使用性や製本の美観に問題が生じる。また、使用性や美観に問題が生じないようにするためには、ユーザ自身が作成した用紙束の用紙サイズと用紙枚数がリング製本機にセットされているリングのリングサイズとリング径にマッチしているかどうかをチェックする必要があり、画像形成装置とリング製本機が連結されたシステムの使用性に問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、リング製本機が画像形成装置に連結されたシステムにおけるユーザの使用性の向上を図るとともに、リング製本された用紙束の美観を損ねることのないようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴に綴じ具としてリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、ユーザインターフェイスとしての表示手段と、を備えた製本システムであって、 前記製本装置は前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知するリング部材検知手段を備え、前記表示手段は前記リング部材検知手段によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを表示することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記製本装置は、前記穿孔手段によって穿孔される穴の数と穿孔対象の用紙の長さとによって決まる穿孔ユニットサイズを検知する穿孔種類検知手段を備え、
複数の前記製本装置を連続して接続した場合、前記表示手段は、前記リング部材検知手段によって検知されたリング部材の最大綴じ枚数とリングサイズ、及び前記穿孔種検知手段によって検知された穿孔ユニットサイズの組み合わせに基づいて表示内容を変更することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段がそれぞれ同一であって、前記リング部材の最大綴じ枚数のみが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されているリング部材の最大綴じ枚数を表示することを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記リング部材の最大綴じ枚数の表示に基づいていずれかのリング部材を選択する選択手段を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第2の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズとリング部材のリングサイズが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズを表示することを特徴とする。
第6の手段は、第5の手段において、前記穿孔ユニットサイズの表示に基づいていずれかの穿孔手段を選択する選択手段を備えていることを特徴とする。
第7の手段は、第2の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段及びリング部材が同一である場合、前記表示手段に前記製本装置が単一で接続された場合と同様の表示を行うことを特徴とする。
第8の手段は、第2の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数がそれぞれ異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数を表示することを特徴とする。
第9の手段は、第8の手段において、前記穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、及び最大綴じ枚数の表示に基づいて、いずれかの穿孔手段及びリング部材を選択する選択手段を備えていることを特徴とする。
第10の手段は、第1ないし第9のいずれかの手段において、前記表示手段が前記画像形成装置に設けられていることを特徴とする。
第11の手段は、第10の手段において、前記製本システムは連結された各装置間で相互に通信する通信手段を、前記画像形成装置は前記表示手段の表示制御を行う制御手段をそれぞれ備え、前記制御手段は、前記製本装置から入力されるリング部材及び穿孔手段の情報を前記表示手段に表示し、当該表示手段から入力される選択情報に基づいて前記製本装置側に用紙束に対するリングバインド処理を実行させることを特徴とする。
第12の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴にリング状のリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、ユーザインターフェイスとしての表示手段と、を備えた製本システムにおける綴じ機能選択表示方法であって、前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知し、検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを前記表示手段に表示することを特徴とする。
第13の手段は、第12の手段において、前記穿孔手段によって穿孔される穴の数と穿孔対象の用紙の長さとによって決まる穿孔ユニットサイズを検知し、複数の前記製本装置を連続して接続した場合、検知されたリング部材の最大綴じ枚数とリングサイズ、及び穿孔ユニットサイズの組み合わせに基づいて前記表示手段の表示形態を変更することを特徴とする。
第14の手段は、第13の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段がそれぞれ同一であって、前記リング部材の最大綴じ枚数のみが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されているリング部材の最大綴じ枚数を表示することを特徴とする。
第15の手段は、第13の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズとリング部材のリングサイズが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズを表示することを特徴とする。
第16の手段は、第13の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段とリング部材が同一である場合、前記表示手段に前記製本装置が単一で前記画像形成装置に接続された場合と同様の表示を行うことを特徴とする。
第17の手段は、第13の手段において、前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数がそれぞれ異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数を表示することを特徴とする。
第18の手段は、第14、第15、第16及び第17のいずれかの手段において、前記表示手段に表示された表示事項を選択入力することにより所望の綴じ処理を実行させることを特徴とする。
第19の手段は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴に綴じ具としてリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、ユーザインターフェイスとしての表示手段と、を備えた製本システムにおける綴じ機能選択表示をコンピュータによって制御し実行するコンピュータプログラムであって、前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知する手順と、前記手順によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを前記表示手段に表示する手順と、を備えていることを特徴とする。
第20の手段は、第19の手段に係るコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録された記録媒体を特徴とする。
なお、後述の実施形態において、画像形成装置はMFP1に、穿孔手段は穿孔ユニット16に、整合手段はジョガー14に、リング部材はリング28に、リングバインド手段はリングバインド部29に、製本装置はリングバインダ製本装置7に、表示装置は操作パネル3(操作表示部3a)に、リング部材検知手段はリングサイズ検知センサ84及びリング径検知センサ85に、穿孔ユニットサイズ検知手段はパンチ穴検知センサ81,82,83に、選択手段は操作パネル3(操作表示部3a、選択ボタン3a−1〜12)に、制御手段はCPU1Uに、通信手段は通信ポート1P,7P1,7P2,7P1−1,2,7P2−1,2,8Pに、それぞれ対応する。
本発明によれば、リング部材検知手段によって検知されたリング部材の最大綴じ枚数とリングサイズを表示手段に表示するので、用紙サイズ及び用紙枚数と合うリング部材を選択して容易に製本することができる。これにより、ユーザの使用性の向上を図ることができるとともに、リング部材と用紙及び用紙束との間にサイズ上の齟齬が生じることがないので、リング製本された用紙束の美観と使用性を損ねることがない。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について実施例1及び2を例示して説明する。
図1は本実施形態における実施例1の製本システムの外観を示す正面図である。以下、システム構成について簡単に説明する。
画像形成装置本体は本実施例においては、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を備えたデジタル複合機(Multi Function Peripheral−以下、MFPと称す)1から構成されている。このMFP1はADF2を備え、表示装置付きの操作パネル3が設けられている。MFP1の排紙方向下流側にはリングバインダ製本装置7が連結され、専用排紙トレイ4を挟んで最下流には後処理機(フィニッシャ)8が連結されている。符号8aは後処理機8の排紙トレイである。リングバインダ製本装置7では、リング製本する冊子の用紙は、当該リングバインダ製本装置7の中で穿孔処理されて多穴のパンチ穴が形成され、整合され、リング綴じされる。後処理機8についての詳しい機能の説明は省略するが、1〜4穴程度までのパンチ装置やスティプル装置などを内蔵し、各種のスティプル綴じや用紙の整合などを行う公知のものである。
図2は前記リングバインダ製本装置7の詳細な構成を示す図である。このリングバインダ製本装置7は、オンラインで使用される所謂リング製本装置である。以下、リングバインダ製本装置7の機構と動作、機能について順を追って説明する。
リングバインダ製本装置7は、搬送経路に沿って、水平搬送路10、整合トレイ13,22、束搬送部30、最終束搬送部32、及びスタックトレイ34を備え、また、リングを保持するためのクランプ25及びリングバインド部29、さらには穿孔ユニット16を含むパンチ部を備えている。MFP本体1から給紙された用紙は、リングバインダ製本装置7の水平搬送路10を搬送される。用紙がリング綴じされない場合には、そのまま水平搬送され、下流の専用排紙トレイ4又は後処理装置8に搬送される。リング綴じされる場合には、水平搬送路下流にある、反転ローラ11によって用紙がスイッチバックされる。その際、切り替え爪12が切り替えられて、斜め下のパンチ部へと搬送される。なお、水平搬送路10を含む用紙搬送路には、複数の搬送ローラ対が配置され、用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する。
パンチ部では、整合トレイ13上で、搬送方向に対してほぼ直交する方向から用紙端部に当接するジョガー14によって用紙の搬送方向に対して平行な方向(以下、横方向と称する)の端部が揃えられる。一方、用紙の搬送方向先端部が前記整合トレイ13の搬送経路に突出した先端突き当てストッパ20に突き当てられ、搬送方向の用紙先端の位置が決まる。すなわち、整合トレイ13とストッパ20により、用紙の横方向と搬送方向(縦方向)位置が決まる。なお、用紙が先端突き当てストッパ20に突き当てられる際、用紙にはトルクリミッタ付きの搬送ローラ15によって搬送力が付与され、用紙先端のダメージをなくしている。
用紙が位置決めされたところで、穿孔ユニット16の内部のカム19が回転し、ポンチ18を押し下げ、ダイ17との間で用紙に所定の間隔で1列に並んだパンチ穴が明けられる。このパンチ穴の位置はストッパ20から所定の距離離れた位置である。この穿孔ユニット16は、リング綴じ用の多穴のパンチである。リング穴の穴明けが終了した用紙は、先端突き当てストッパ20の搬送経路から後退して当接状態が解除され、さらに下流へ搬送される。また、穴明けにより生じたパンチ屑はパンチ屑ホッパ21に収納される。
次に用紙は整合部へ搬送される。整合部では、冊子にされる多数枚の用紙を整合トレイ22に1枚ずつ受け入れ、整合しながら積載してゆく。整合トレイ22には、横揃えジョガー23及び用紙の搬送方向へ用紙を押さえ付けるタタキコロ24が備えられ、図示しないフェンスに用紙の搬送方向(縦方向)を揃えつつ、ジョガー23によって横方向が揃えられる。
整合トレイ22上に冊子にする枚数分の用紙が積載され、整合された後、クランプ25によって、用紙の綴じ側近傍が加圧保持される。整合トレイ22の近傍には、リングカートリッジ保持部26が設けられ、当該リングカートリッジ保持部26内には、リングカートリッジ27が収められている。リングカートリッジ27の中にはリング28が多数スタックされている。本実施形態では、円周を3分割したタイプの公知のプラスチックリングが使用される。
リングカートリッジ保持部26の近傍には、リングカートリッジ27に収納されたリング28のサイズ(綴じ方向の長さ)を検知するためのリングサイズ検知センサ84と、リング径を検知するためのリング径検知センサ85が設けられている。リングサイズ検知センサ84はリングの長手方向に沿って複数個設けられ、これらのセンサのオン/オフ状態でリング長、すなわちリングサイズが分かる。リング径検知センサは例えばラインセンサからなり、リング径に応じてラインセンサのオン/オフ位置が変化するので、この位置からリング径が分かる。なお、リングサイズ検知センサ84もラインセンサによって構成することもできる。
リングサイズとリング径については、この他に、リングカートリッジ27自体にリングサイズとリング径を示す情報(例えばバーコード、穴、RFIDチップ等)を設け、この情報を読み取り手段によって読み取ることにより検知することができるようにすることもできる。
整合トレイ22に綴じ枚数分の用紙が積載され、整合された後、リングバインド部29がリングカートリッジ27の下部へ回動してリングを取りに行く。リングバインド部29がリンクを1本取り、その1本を保持した状態でクランプ部25の下へ回動し、用紙束の下端に明けられた穴にリングを通す。その後、図示しないバインド機構によってリング綴じが行われる。リング綴じが行われた冊子は、回動する束搬送部30がクランプ部25の下へ移動した後、クランプ25が解除され、束搬送部30のベルトに設けられた放出爪31によって受け取られ、束搬送部30に乗せ換えられる。
その後、束搬送部30が図示反時計回りに回動し、最終束搬送部32と略直線となる位置まで移動する。そして、束搬送部30のベルトに設けられた放出爪31によって、最終束搬送部32まで冊子が受け渡される。最終束搬送部32からは、同じくベルトに設けられた放出爪33によって冊子が搬送され、スタックトレイ34に排出される。スタックトレイ34はスタック量に応じて昇降動作を行い、大量の冊子を適度に揃えた状態で集積可能となっている。
また、本実施例では、図3に示すように用紙のサイズとリング綴じのためのリング穴(パンチ穴)を検出するための反射型光センサからなるパンチ穴検知センサ81,82が設けられている。このパンチ穴検知センサ81,82はA4サイズの用紙とレターサイズの用紙を識別するため、A4サイズの用紙の外側の2穴のリング穴40−1,2を検出する位置に配置されている。パンチ穴検知センサ81,82は、本実施例では、図2に示すように穿孔ユニット16の用紙搬送方向の上流側であって、当該穿孔ユニット16の近傍に、用紙搬送方向に対して直交する方向に並んで設けられている。なお、パンチ穴検知センサ81,82は、図2に示した位置に限定されるものではなく、穿孔ユニット16の配設位置よりも用紙搬送方向上流側で、用紙の横方向の位置が整合されている位置であればよい。このパンチ穴検知センサ81は、A4サイズの用紙とレターサイズの用紙を識別するためのもので、識別可能な位置にそれぞれ設けられている。
パンチ穴の検出は図3に示すように用紙60がパンチ部に搬送され、手前と奥のジョガー14F,14Rによって幅(横)方向が揃えられた後、実施される。すなわち、用紙の幅方向がジョガー14F,14Rによって揃えられた後、用紙60はパンチ部へ搬送される。搬送された先には、リングバインド用のパンチ穴62に合わせた2個のパンチ穴検知センサ81,82によって、穴の有無を検知する。なお、この実施形態では、A4及びレター(LT)サイズの横送りの多穴パンチ穴を想定して説明しているが、センサの位置、センサの数、あるいはセンサのタイプ等を変更することによって、容易に多種多用な用紙サイズ及び穴モードへの対応ができることはいうまでもない。全サイズに対応するには、例えばライン状のセンサ83をパンチ穴位置に沿って配置し、当該センサ83の検出状態に応じてパンチ穴を検出するように構成することもできる。また、このパンチ穴検知手段は、前述のように穿孔ユニット16より上流側の搬送経路であれば、MFP1等の画像形成装置本体あるいはその他の処理装置のいずれに内蔵しても、同様な機能を発揮することができる。
前述のように2個のパンチ穴検知センサ81,82によって、用紙サイズと穴モードに対応できるのは、次の理由による。例えばA4サイズの用紙に対して23穴のリング穴を明ける穿孔ユニット16でレターサイズの用紙にA4サイズの用紙と同様にしてパンチングにより穴明けすると、21穴のリング穴が明けられる。すなわち、レターサイズの用紙はA4サイズの用紙に対してリング穴を形成する用紙辺について両側の2穴分が少なくなる。そこで、リング穴を形成する用紙辺の片側の2穴の位置で穴検知を行い、2穴検知できるとA4サイズ、1穴しか検知できないとレターサイズとなる。また、ここでは特に説明していないが、2穴とも検知できない場合には、A4サイズでもレターサイズでもないこれより小さなサイズの用紙、例えばB5サイズあるいはA5サイズということも分かる。
なお、リング穴がはじめから明けられた用紙の場合、水平搬送路10の途中などにセンサを設けてリング穴を検出することによりリング穴検知を行う。本実施例では、スイッチバック部の用紙が停止する部分でリング穴の有無を反射型センサによって検知し、その検知結果に基づいてリング穴の判別を行っている。また、本実施例に係る製本システムでは、リング綴じする用紙のサイズ、リング部材の種類(サイズ)の選択あるいは設定を操作パネル3から入力することができる。
本実施例では、MFP1の排紙方向下流側にリングバインダ製本装置7、専用排紙トレイ4及び後処理機8が連結されている。ここでは、MFP1、リングバインダ製本装置7、専用排紙トレイ4、及び後処理装置5はオンラインで連結されている。この状態を図4に示す。
図4は図1に示した製本システムのオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。すなわち、オンラインの製本システムは、MFP(画像形成装置)1に対してリングバインダ製本装置7が接続され、このリングバインダ製本装置7に後処理装置(フィニッシャ)8が接続されている。MFP1、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8はそれぞれCPU1U,7U,8Uと通信ポート1P,7P1,7P2,8Pを備え、MFP1とリングバインダ製本装置7は通信ポート1Pと7P1により、リングバインダ製本装置7と後処理装置8は通信ポート7P2と8Pとにより相互に通信可能となっている。操作パネル3はMFP1に図示しないI/Fにより接続され、MFP1のCPU1Uからの表示指示により後述の表示が実行され、操作パネル3からのキー入力によりMFP1に対してユーザから操作入力が行われる。
MFP1、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8にそれぞれ搭載されているCPU1U,7U,8Uは、同じくMFP1、リングバインダ製本装置7及び後処理装置8にそれぞれ搭載されたROMに格納されたプログラムコードをそれぞれ読み出し、RAMに展開するとともに、RAMをワークエリアとして使用して、前記プログラムコードに記載されたプログラムを実行する。これにより、以降に述べる表示制御や処理が行われる。これらの各装置は、前記通信ポート1P,7P1,7P2,8Pを介して直列に、また、少なくとも水平搬送路10を介して機械的にも直列にライン状(インライン状)に接続されている。オンライン処理の場合には、MFP1のCPU1Uと通信を行い、MFP1のCPU1Uの制御下で制御される。なお、本実施形態でインラインというのは、画像形成からパンチ処理、リング綴じ処理、あるいは後処理が1つの用紙の流れの中で処理されることを意味している。
また、リングバインダ製本装置7のCPU7Uには、前述のパンチ穴検知センサ81,82,83、リングサイズ検知センサ84、及びリング径検知センサ85がインターフェイスを介してそれぞれ接続され、CPU7Uはこれらのセンサ81〜85の検知結果に基づいて所定の処理を実行する。
リング28はリング綴じ処理を行う用紙サイズによって適合するサイズがある。リング処理される用紙はパンチ処理が施されるが、用紙サイズによってパンチ穴の数が異なる。また、リング綴じ処理を行う用紙辺の長さも用紙サイズにより異なる。そのため、適合するサイズとは、前記2点、すなわち、パンチ穴の数と用紙サイズの2点が適合した種類のリング28のサイズのことである。本実施形態では、このリング28のサイズのことをリングサイズと称している。
図5は本実施形態に係るシステムによって作成されるリングバインド冊子の製本後の一例を示す外観図である。同図から分かるように用紙束60の端部近傍にパンチ穴62が多数明けられ、リング28で綴じられて冊子が形成されている。本実施形態では、予めパンチ穴(リング穴)62が明けられてMFP1から搬送されてきた用紙であっても、穿孔ユニット16によってパンチ穴(リング穴)62が形成された用紙であっても、リングバインド部29でリング28が嵌められ、リングバインド製本が行われる。
本実施形態で例示するリングバインダ製本装置7は、穿孔ユニット16がA4Y用とLTY用、リング部材の種類がリング可能枚数50枚用と100枚用、リングサイズがA4Y用とLTY用のものを装着可能である。しかし、この他の種類のパンチユニット、リング部材が装着可能な場合でも同様の制御が行われる。また、1つのリングバインダ製本装置7にセットされている穿孔ユニット16とリング部材は、各リングバインダ内でリング製本を完結させるため、各々の適合サイズは同一のものが装着される。
本実施形態では、リングバインダ製本装置7はリング部材のリング可能枚数とリングサイズの種類を検知するリング部材検知手段を有し、また、MFP1はリング部材の種類を表示する表示手段を有し、前記リング部材検知手段によって検知したリング部材の種類を前記表示手段に表示する。本実施形態では、リング部材検知手段はリングサイズ検知センサ84とリング径検知手段85とから構成され、これらの検知結果からリング部材の種類を特定することができる。特定されたリング部材の種類は、MFP1の操作パネル3の操作表示部3aに表示される。操作表示部3aは所謂タッチパネルで構成され、表示されたボタン領域にタッチし、あるいは押圧することにより、当該ボタン領域に設定された機能がオンになるように設定されたユーザインターフェイスである。
図6は実施例1におけるリング部材の種類を検知し、操作パネル3に表示するときの処理手順を示すフローチャートである。リングバインダ製本装置7は、リングカートリッジ保持部26にリングカートリッジ27が装着され、システムの電源がオンになり、リングバインダ製本装置7が使用可能な状態になったとき、リングバインダ製本装置7のCPU7Uは、リングサイズ検知センサ84とリング径検知手段85の検知結果からリング28の種類を特定し(ステップS101)、MFP1本体へ検知したリング28の種類を通知する(ステップS102)。MFP1はリング28の種類が通知されると、リング28の種類を操作パネル3に表示する。
図7は操作パネル3の詳細を示す正面図である。同図において、操作パネル3には、操作表示部3a、テンキー3b、ストップボタン3c、スタートボタン3d及び電源ボタン3eが設けられ、操作表示部3aは前述のようにタッチパネルである。テンキー3b及び他のボタン3c,3d,3eはハードキーである。テンキー3bの図において左側には、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを選択するための機能キー等が設けられ、右側には、クリアーボタンや割り込みボタンなどの作業を選択キーが設けられている。
図8は図6のステップS103の操作表示部3aにおける表示状態の一例を示す図である。この表示は、リングの種類はA4長手方向のサイズで、リング径が50枚用のものであることを示している。このため、リング製本を選択したときの表示が、「A4Y 50枚」の横綴じと縦綴じの選択ボタン3a−1,2と、「A4Y」の横方向と縦方向のリングパンチの選択ボタン3a−3,4が表示されている。なお、ここでは、一例としてMFP本体1の操作パネル3に表示した場合を示したが、リングバインダ製本装置7に表示部あるいは操作パネルを設け、当該表示部あるいは操作パネルに表示するようにすることもできる。
したがって、MFP1で画像を形成した用紙をリングバインド製本する場合、この操作表示部3aの操作表示画面からリング製本のタブを選択し、<リング製本>と<リングパンチ>を表示させる。この実施例1では、1台のリングバインダ製本装置7が連結されているだけなので、図示のようにリングサイズ(A4Y)と最大綴じ枚数(50枚)、及び穿孔ユニットサイズ(A4Y)が選択ボタン3a−1〜4として表示され、このサイズで製本を行うのであれば、選択ボタン3a−1あるいは2を選択すれば、その選択したリングバインド製本がMFP1から排紙された用紙束に対して実行される。
なお、穿孔ユニットサイズ3a−3あるいは4を選択すれば、穿孔処理だけも可能である。
図9は実施例2に係る製本システムの外観を示す図、図10は図9に示した製本システムのオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。
この実施例2は、実施例1におけるリングバインダ製本装置7の後段であって専用排紙トレイ4の前段にさらにもう1台のリングバインド製本装置を連結し、実施例1におけるリングバインダ製本装置7を第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,7−2としたものである。このように2台のリングバインダ製本装置7−1,7−2を連結すると、それぞれに装着するリングの種類を変えることにより、インラインで異なるリング種でのリングバインド製本が一連の動作で可能となる。
このため、図10に示すように図4に示したシステム構成におけるリングバインダ製本装置7を第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,7−2に置き換え、通信ポート及びCPUについては、図4の通信ポート及びCPUに対し、添字1,2をハイフンの後に付け、明示している。なお、図10の例においても、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,7−2のCPU7U−1,7U−2には、それぞれ前記パンチ穴検知センサ81,82,83、リングサイズ検知センサ84、及びリング径検知センサ85がインターフェイスを介してそれぞれ接続され、CPU7U−1,7U−2はこれらのセンサ81〜85の検知結果に基づいて所定の処理、すなわち、セットされたリング部材の種類(幅サイズ、リング可能枚数)、及び穿孔ユニット16の種類をMFP本体1へ通知し、MFP本体1は、前記通知に応じて操作パネル3aの表示を変更する。
なお、その他の各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能するので、同等の各部には同一の参照符号を付して説明し、重複する説明は省略する。
図11は、この表示制御の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,2はそれぞれ実施例1と同様にしてリング28の種類を検知し(ステップS201)、検知したリング28の種類をMFP(画像形成装置)1に通知する(ステップS202)。同様に穿孔ユニット16の種類(穿孔ユニットサイズ)、すなわち穿孔される穴の数と穿孔対象となる用紙のサイズ(穿孔する側の用紙の長さ)を検知し(ステップS203)、穿孔ユニット16の種類をMFP1に通知する(ステップS204)。なお、穿孔ユニット16の種類は、リングバインダ製本装置7−1,2に装着したとき、あるいはシステムの電源がオンになったときにリングバインド装置が検知し、MFP1に通知する。穿孔ユニット16の種類の検知は、穿孔ユニット16に自身の種類を示す情報がバーコード、穴(穴の数と位置)あるいはRFIDチップなどによって予め付与され、その情報を読み取ることによって取得される。
ステップS202及びS204でリング28の種類と穿孔ユニット16の種類(穿孔ユニットサイズ)がMFP1側に通知されると、MFP1のCPU1U(制御回路)では、穿孔ユニット16がA4Y(A4横サイズ)用のものかどうかをチェックする(ステップS205)。このチェックで穿孔ユニット16がA4Yサイズのものであれば(ステップS205−YES)、さらにリング部材が50枚用のものかどうかをチェックする(ステップS206)。50枚用のものであれば、A4Y、50枚のリング径のリングを使用する場合の操作表示画面を表示する(ステップS207)。この操作表示画面は、例えば図8に示すようなもので、ユーザは、リング製本タブを選択した場合に、操作表示部3aに表示された選択ボタン3a−1,3a−2の中からリング製本の形式を、選択ボタン3a−3,3a−4からリングパンチの種類(穿孔リングサイズ)を選択することができる。
一方、ステップS206でリング部材が50枚用のものでない場合には、例えば図12の選択画面に示す選択ボタン3a−5,3a−6の中からリング製本の形式を、選択ボタン3a−3,3a−4の中からリングパンチの種類(穿孔リングサイズ)を選択することができる。
また、ステップS205で穿孔ユニット16がA4Y用のものでなかった場合には、同様にリング部材が50枚用のものかどうかをチェックし(ステップS209)、50枚用であれば、例えば図13に示す操作表示画面の選択ボタン3a−7,3a−8の中からリング製本の形式を、選択ボタン3a−9,3a−10の中からリングパンチの種類を選択することができる。ステップS209でリング部材が50枚用でなければ、図15に示す選択画面の選択ボタン3a−11,3a−12の中からリング製本の形式を、選択ボタン3a−9,3a−10の中からリングパンチの種類(穿孔ユニットサイズ)を選択することができる。
前記処理では、例えば、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,7−2にセットされたリング28の最大綴じ枚数が異なり、リング28のリングサイズ及び穿孔ユニット16が同じ種類のものが装着されているとき、操作パネル3の操作表示部3aにはリング可能枚数の違いが分かるように表示し、穿孔ユニット16は同じ種類(穿孔ユニットサイズ)のものが付いているのでパンチの表示は1種類のみ表示する。このときの操作表示部3aの表示例を図12に示す。この図12に示した表示例1は、それぞれのリングバインダ製本装置7−1,2に装着されたリング28と穿孔ユニット16の組み合わせが以下の組み合わせ時のものである。図12の例では、選択ボタン3a−1〜6によってリング28のリングサイズ、最大綴じ枚数、リング製本の形式、及び穿孔ユニット16の穿孔ユニットサイズを選択することができる。そして、この選択により、MFP1で画像形成された用紙束に第1及び第2のリングバインダ7−1,2を自動的に選択してリングバインド製本処理が実行される。

表示例1
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最大綴じ枚数 リングサイズ 穿孔ユニットサイズ
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リングバインダ7−1 50枚 A4Y A4Y
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リングバインダ7−2 100枚 A4Y A4Y
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他の例として、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,2にセットされたリング28の長手方向のサイズと穿孔ユニット16のパンチサイズが違い、リング28の最大綴じ枚数が同じ場合、操作パネル3の操作表示部3aはリングサイズと穿孔ユニットサイズの違いが分かるように表示する。この場合、最大綴じ枚数は同じものが付いているので各々のリングバインダ装置7−1,2に対して表示を行わない。このときの操作表示部3aの表示例を図13に示す。この図13に示した表示例2はそれぞれのリングバインダ製本装置7−1,2に装着されたリング28と穿孔ユニット16の穿孔ユニットサイズの組み合わせが以下の組み合わせ時のものである。図13の例では、選択ボタン3a−1〜4、7〜10によってリングサイズ、リング製本の形式、及び穿孔ユニットサイズを選択することができる。そして、この選択により、MFP1で画像形成された用紙束に対して第1及び第2のリングバインダ7−1,2が自動的に選択され、リングバインド製本処理が実行される。

表示例2
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最大綴じ枚数 リングサイズ 穿孔ユニットサイズ
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リングバインダ7−1 50枚 LTY LTY
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リングバインダ7−2 50枚 A4Y A4Y
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さらに他の例として、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,2にセットされたリング28及び穿孔ユニット16が同じ種類のものである場合、操作表示部3aには各々のリングバインダ製本装置毎に表示を行わず、まとめて表示する。このときの操作表示部3aの表示例を図14に示す。この図14に示した表示例3はそれぞれのリングバインダ製本装置7−1,2に装着されたリング28と穿孔ユニット16の穿孔ユニットサイズの組み合わせが以下の組み合わせ時のものである。図14の例では、選択ボタン3a−1〜4によってリングサイズ、リング製本の形式、及びリングパンチを選択することができる。そして、この選択により、MFP1で画像形成された用紙束に第1及び第2のリングバインダ7−1,2を自動的に選択してリングバインド製本処理が実行される。

表示例3
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最大綴じ枚数 リングサイズ 穿孔ユニットサイズ
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リングバインダ7−1 50枚 A4Y A4Y
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リングバインダ7−2 50枚 A4Y A4Y
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さらに他の例として、第1及び第2のリングバインダ製本装置7−1,2にセットされたリング28及び穿孔ユニット16がそれぞれ違う場合、操作表示部3aにはリング可能枚数、リングサイズ、穿孔ユニット16の穿孔ユニットサイズの表示を行う。このときの操作表示部3aの表示例を図15に示す。この図15に示した表示例3はそれぞれのリングバインダ製本装置7−1,2に装着されたリング28と穿孔ユニット16の組み合わせが以下の組み合わせ時のものである。図15の例では、選択ボタン3a−1〜4、9〜12によってリングサイズ、リング製本の形式、及びリングパンチを選択することができる。そして、この選択により、MFP1で画像形成された用紙束に第1及び第2のリングバインダ7−1,2を自動的に選択してリングバインド製本処理が実行される。

表示例4
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最大綴じ枚数 リングサイズ 穿孔ユニットサイズ
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リングバインダ7−1 50枚 A4Y A4Y
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リングバインダ7−2 100枚 LTY LTY
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このように表示し、選択ボタン3a−1〜12から所望のリングサイズ、リング製本の形式、及び穿孔ユニットサイズを選択すると、ユーザはいずれのリングバインダ製本装置を使用するかを認識することなく、リングバインダ製本処理が可能となり、製本された冊子は処理したリングバインダ製本装置のスタックトレイ34に積載される。
なお、以上において、特に説明しない各部は前述のように実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように、本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1)用紙に画像を形成するMFP1と、用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔ユニット16、用紙を整合するジョガー14、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔ユニット16によって穿孔され、前記ジョガー14によって整合された用紙のパンチ穴にリング28を装着して冊子を作成するリングバインド部29を有し、MFP1の後段に接続されたリングバインダ製本装置7と、ユーザインターフェイスとしての表示パネル3とを含む製本システムにおいて、前記リングバインダ製本装置7はリング28の最大綴じ枚数を検知するリング径検知センサ85とリング28の長手方向の長さによって設定されるリングサイズを検知するリングサイズ検知センサ84を備え、前記表示パネル3に前記各センサ84,85によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを表示するので、ユーザはリングバインダ製本装置7に装着されているリング28のリング径とリングサイズを表示装置の表示から簡単かつ正確に知ることができる。その結果、ユーザが意図しない外観の損なわれたリングバインド製本で製本処理された冊子の発生を防ぐことができる。
2)リングバインダ製本装置7は、穿孔ユニット16によって穿孔される穴の数と穿孔対象の用紙の長さとによって決まる穿孔ユニットサイズ(穿孔の種類)を検知するパンチ穴検知センサ81,82を備え、複数のリングバインダ製本装置7−1,2を連続して接続した場合、操作パネル3の表示を、リング38の最大綴じ枚数とリングサイズ、及び穿孔ユニットサイズの組み合わせに基づいて変更するので、連結したリングバインダ製本装置7−1,2で綴じることができるリング綴じ種類を確実に把握することができる。これにより、リングバインダ製本装置を複数連結した場合においても、表示を簡潔にすることが可能となり、操作性の向上を図ることができる。また、リングバインダ製本装置7−1,2が連結されてリングバインダ製本を行う場合においても、ユーザが意図しない外観の損なわれたリングバインド製本で製本処理された冊子の発生を防ぐことができる。なお、ここでは、リングバインダ製本装置7は2台連結されているが、リングサイズと穿孔ユニットサイズが異なる他のリングバインダ製本装置、あるいは同じの他のリングバインダ製本装置をさらに連結することも可能である。
3)連続して接続されたリングバインダ製本装置7−1,2にセットされた穿孔ユニット16がそれぞれ同一であって、リング28の最大綴じ枚数のみが異なる場合、各々のリングバインダ製本装置7−1,2に装填されているリング28の最大綴じ枚数を示す選択ボタン3a−1,2,5,6を表示する。これにより、リング28の最大綴じ枚数の表示に基づいていずれかのリング28を選択すれば、その最大綴じ枚数のリング28を使用したリング綴じが自動的に行われる。その際、図12の例では、A4Yの最大枚数と方向が表示されているので、例えばA4Y100枚上綴じの選択ボタン3a−1を選択すると、穿孔ユニット16は選択ボタン3a−3の状態となる穿孔処理を実行する。その結果、使用するリングバインダ製本装置7−1,2を選択する必要なく、所望のリング径でリングバインダ製本が行われるので、ユーザの使用性が向上する。
4)前記連続して接続されたリングバインダ製本装置7−1,2にセットされた穿孔ユニット16の穴の数及び穿孔対象の用紙の長さ(穿孔の種類)とリング28のリングサイズが異なる場合、前記操作パネル3に各々のリングバインダ製本装置7−1,2に装填されている穿孔ユニットサイズ(3a−3,4,9,10)を表示する。これにより、穿孔ユニットサイズの表示に基づいていずれかの穿孔ユニットを選択すれば、その穿孔ユニットを使用したリングバインド製本装置が選択され、穿孔処理とリングバインド製本処理が自動的に行われる。その際、使用するリングバインダ製本装置7−1,2をユーザが選択する必要はなく、穿孔ユニットサイズを選択するだけでよい。図13の例では、穿孔ユニットサイズとしてA4Y3a−3を選択すれば、A4Y50枚3A−1のリング28で製本され、穿孔ユニットサイズとしてLTYの選択ボタン3a−10を選択すれば、LTY50枚3a−8でリングバインダ製本が行われるので、ユーザの使用性が向上する。
5)連続して接続された製本装置7−1,2にセットされた穿孔ユニット16及びリング28が同一である場合、表示パネル3にリングバインダ製本装置7が単一で接続された場合と同様の表示を行うので、ユーザは連結状態を意識することなくリングバインダ製本処理を行うことができる。
6)連続して接続されたリングバインダ製本処理7−1,2にセットされた穿孔ユニット16の穿孔ユニットサイズ、リング28のリングサイズ、最大綴じ枚数がそれぞれ異なる場合、表示パネル3に各々に装填されている穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数を表示するので、現在実行できるリングバインダ製本処理のバリエーションが直ぐに分かる。その際、前記表示が選択ボタン3a−1〜4、9〜12によって行われるので、当該選択ボタンを所望のリングバインダ製本処理のバリエーションに沿って選択すれば、その選択されたリングバインド製本処理が可能になる。
7)表示パネル3がMFP1に設けられているので、MFP1の操作時にリングバインド製本処理に関する選択処理も同時に実行することができる。
8)MFP1に複数台のリングバインダ製本装置7−1,2を連結したシステム、さらに、リングバインダ製本装置の後段に後処理機8を連結したシステムにおいて、各装置間は通信ポート1P,7P1,7P2,7P1−1,2,7P2−1,2,8Pを介して相互に通信し、また、MFP1は操作パネル3の表示制御を行うCPU1Uを備え、CPU1Uは各装置のCPU7U−1,7U−2,8Uに対して通信を行い、各リングバインダ製本装置7−1,2から入力されるリング28及び穿孔ユニット16の情報を操作パネル3の操作表示部3aに表示し、操作パネル3の選択ボタン3a−1〜12から入力される選択情報に基づいてリングバインダ製本装置7−1,2に用紙束に対するリングバインド処理を実行させるので、ユーザは選択操作を行うだけでCPU1Uによりリングバインド製本処理が行われ、ユーザに設定処理などの面倒な操作をさせることがない。
9)製本システムにおける前記リングバインダ製本処理を行う綴じ機能選択制御をコンピュータによって制御し実行するコンピュータプログラムが、リング28の最大綴じ枚数とリング28の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知する手順と、前記手順によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを表示パネル3に表示する手順と、を備えているので、ユーザはリングバインダ製本装置7に装着されているリング28のリング径とリングサイズを表示装置の表示から簡単かつ正確に知ることができる。
10)製本システムにおける前記リングバインダ製本処理を行う綴じ機能選択制御をコンピュータによって制御し実行するコンピュータプログラムが、コンピュータによって読み取って実行可能に記録媒体に記録されているので、記録媒体から前記コンピュータプログラムを読み出してインストールするだけで、当該コンピュータプログラムに設定されている綴じ機能選択制御を実行することが可能となる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明の実施形態に係る実施例1における画像形成システムの外観を示す正面図である。 実施例1におけるリングバインダ製本装置の詳細な構成を示す図である。 実施例1における用紙とリング穴との関係を示す図である。 図1に示した画像形成システムの実施例1におけるオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。 実施例1において作成されるリングバインド冊子の外観を示す図である。 実施例1におけるリング部材の種類を検知し、操作パネルに表示するときの処理手順を示すフローチャートである。 実施例1における操作パネルの詳細を示す正面図である。 図6のステップS103の操作パネルの表示状態の一例を示す図である。 本実施形態における実施例2に係る製本システムの外観を示す正面図である。 図9に示した製本システムのオンラインの制御構成の概略を示すブロック図である。 実施例2における表示制御の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2におけるリングの最大綴じ枚数が異なる場合の表示パネルの表示選択画面を示す図である。 実施例2におけるリングサイズが異なる場合の表示パネルの表示選択画面を示す図である。 実施例2における最大綴じ枚数、リングサイズ、及びパンチユニットサイズが両リングバインダ製本装置で同一であるときの表示選択画面を示す図である。 実施例2における最大綴じ枚数、リングサイズ、及びパンチユニットサイズが全て異なるときの表示選択画面を示す図である。
符号の説明
1 MFP(画像形成装置)
1U,7U,8U CPU
3 操作パネル
3a 操作表示部(表示選択画面)
3a−1〜12 選択ボタン
7 リングバインダ製本装置
8 後処理機
16 穿孔ユニット
28 リング
29 リングバインド部
60 用紙
62 パンチ穴
81,82,83 リング穴検知センサ
84 リングサイズ検知センサ
85 リング径検知センサ
1P,7P1,7P2,7P1−1,2,7P2−1,2,8P 通信ポート

Claims (20)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴に綴じ具としてリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、
    ユーザインターフェイスとしての表示手段と、
    を備えた製本システムであって、
    前記製本装置は、前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知するリング部材検知手段を備え、
    前記表示手段は、前記リング部材検知手段によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを表示すること
    ことを特徴とする製本システム。
  2. 請求項1記載の製本システムであって、
    前記製本装置は、穿孔される穴の数と穿孔対象の用紙の長さとによって決まる前記穿孔手段の穿孔ユニットサイズを検知する穿孔ユニットサイズ検知手段を備え、
    複数の前記製本装置を連続して接続した場合、前記表示手段は、前記リング部材検知手段によって検知されたリング部材の最大綴じ枚数とリングサイズ、及び前記穿孔ユニットサイズ検知手段によって検知された穿孔ユニットサイズの組み合わせに基づいて表示内容を変更すること
    を特徴とする製本システム。
  3. 請求項2記載の製本システムであって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段がそれぞれ同一であって、前記リング部材の最大綴じ枚数のみが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されているリング部材の最大綴じ枚数を表示すること
    を特徴とする製本システム。
  4. 請求項3記載の製本システムであって、
    前記リング部材の最大綴じ枚数の表示に基づいていずれかのリング部材を選択する選択手段を備えていることを特徴とする製本システム。
  5. 請求項2記載の製本システムであって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の前記穿孔ユニットサイズとリング部材のリングサイズが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズを表示すること
    を特徴とする製本システム。
  6. 請求項5記載の製本システムであって、
    前記穿孔ユニットサイズの表示に基づいていずれかの穿孔手段を選択する選択手段を備えていることを特徴とする製本システム。
  7. 請求項2記載の製本システムであって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段及びリング部材が同一である場合、前記表示手段に前記製本装置が単一で接続された場合と同様の表示を行うこと
    を特徴とする製本システム。
  8. 請求項2記載の製本システムであって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数がそれぞれ異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数を表示すること
    を特徴とする製本システム。
  9. 請求項8記載の製本システムであって、
    前記穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、及び最大綴じ枚数の表示に基づいて、いずれかの穿孔手段及びリング部材を選択する選択手段を備えている
    ことを特徴とする製本システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製本システムであって、
    前記表示手段が前記画像形成装置に設けられていることを特徴とする製本システム。
  11. 請求項10記載の製本システムであって、
    前記製本システムは、連結された各装置間で相互に通信する通信手段を備え、
    前記画像形成装置は、前記表示手段の表示制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記製本装置から入力されるリング部材及び穿孔手段の情報を前記表示手段に表示し、当該表示手段から入力される選択情報に基づいて前記製本装置側に用紙束に対するリングバインド処理を実行させること
    を特徴とする製本システム。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴に綴じ具としてリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、
    ユーザインターフェイスとしての表示手段と、
    を備えた製本システムにおける綴じ機能選択表示方法であって、
    前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知し、
    検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを前記表示手段に表示すること
    ことを特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  13. 請求項12記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記穿孔手段によって穿孔される穴の数と穿孔対象の用紙の長さとによって決まる穿孔ユニットサイズを検知し、
    複数の前記製本装置を連続して接続した場合、検知されたリング部材の最大綴じ枚数とリングサイズ、及び穿孔ユニットサイズの組み合わせに基づいて前記表示手段の表示形態を変更すること
    を特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  14. 請求項13記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段がそれぞれ同一であって、前記リング部材の最大綴じ枚数のみが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されているリング部材の最大綴じ枚数を表示すること
    を特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  15. 請求項13記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズとリング部材のリングサイズが異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズを表示すること
    を特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  16. 請求項13記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段とリング部材が同一である場合、前記表示手段に前記製本装置が単一で前記画像形成装置に接続された場合と同様の表示を行うこと
    を特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  17. 請求項13記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記連続して接続された製本装置にセットされた穿孔手段の穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数がそれぞれ異なる場合、前記表示手段に各々の製本装置に装填されている穿孔ユニットサイズ、リング部材のリングサイズ、最大綴じ枚数を表示すること
    を特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  18. 請求項14、15、16及び17のいずれか1項に記載の綴じ機能選択表示方法であって、
    前記表示手段に表示された表示事項を選択入力することにより所望の綴じ処理を実行させる
    ことを特徴とする綴じ機能選択表示方法。
  19. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    用紙にパンチ穴を穿孔する穿孔手段、用紙を整合する整合手段、及び予め穿孔されたあるいは前記穿孔手段によって穿孔され、前記整合手段によって整合された用紙のパンチ穴に綴じ具としてリング部材を装着して冊子を作成するリングバインド手段を有し、前記画像形成装置の後段に接続された製本装置と、
    ユーザインターフェイスとしての表示手段と、
    を備えた製本システムにおける綴じ機能選択表示をコンピュータによって制御し実行するコンピュータプログラムであって、
    前記リング部材の最大綴じ枚数とリング部材の長手方向の長さによって設定されるリングサイズとを検知する手順と、
    前記手順によって検知された前記最大綴じ枚数と前記リングサイズを前記表示手段に表示する手順と、
    を備えていることを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. 請求項19記載のコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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