JP2010130428A - パワーアンプの出力調整回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】聞感上での違和感を生じさせることがなく、しかも、演奏時間が長くなっても、音量が異常に下がってしまうことがないパワーアンプを保護するためのパワーアンプの出力調整回路を提供する。
【解決手段】パワーアンプ1の出力の積分値信号VL と前記パワーアンプの温度検出信号VT との和として得られる和信号に応じて、前記パワーアンプ1の入力信号を増減させる。
【選択図】図1

Description

この発明は音響機器に係わり、特に、そのパワーアンプを保護するためのパワーアンプの出力調整回路に関する。
従来から音響機器のパワーアンプの発熱による破壊を防止するためにパワーアンプの出力調整回路が用いられている。図3にそのようなパワーアンプの出力調整回路の例を示す。図3に示すパワーアンプ1には電力が供給されており、入力端子12からアッテネータ18を介して入力された音声信号を電力増幅してスピーカ2を駆動する。アッテネータ18のアース端子はアナログスイッチ19を介してアースと接続されている。
電源7の+端子とアース間にサーミスタ16と抵抗器17の直列回路が接続されている。そして、サーミスタ16と抵抗器17の接続点はアナログスイッチ19の制御端子に接続されている。
サーミスタ16はパワーアンプ1と熱接触状態に配置されており、パワーアンプ1の発熱により高温となる。サーミスタ16の温度が高くなると抵抗値が小さくなり、サーミスタ16と抵抗器17の接続点の電圧が高くなる。この接続点の電圧が閾値を越えると、アナログスイッチ19はオンとなり、アッテネータ18は所定のゲインで音声信号を減衰する。それによりパワーアンプ1の出力が減少されて、パワーアンプ1の発熱が押さえられる。
上記したパワーアンプの出力調整回路によると、パワーアンプ1の入力信号が所定ゲインだけ減衰された状態と減衰されない状態に変化するので、変化の前後での音量の変動があり、聞感上での違和感が生じていた。
特開2007−300457号公報に開示された音響装置は、所定時間ごとにパワーアンプやスイッチング電源の温度を検出して第3の温度以上となっていると、パワーアンプに入力される信号のボリュームゲインを所定のレベル分だけ下げる。そして、音源機器の動作が停止するまでは、ボリュームゲインを下げる方向にしか変化させない。
上記特開2007−300457号公報に開示された音響装置では、1回にボリュームゲインを下げるレベルが小さいため、聞感上での違和感は生じないが、音源機器の動作が停止するまでは、ボリュームゲインを下げる方向にしか変化させないため、長時間の曲を演奏する場合に、演奏時間が長くなるにつれてボリュームゲインが下がりすぎてしまうことがあるという問題があった。
特開2007−300457号公報、段落0006〜段落0027、図1、図2
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、聞感上での違和感を生じさせることがなく、しかも、演奏時間が長くなっても、音量が異常に下がってしまうことがないパワーアンプを保護するためのパワーアンプの出力調整回路を提供することにある。
この発明のパワーアンプの出力調整回路は、パワーアンプの出力の積分値信号と前記パワーアンプの温度検出信号との和として得られる和信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を増減させるものてある。
また、前記パワーアンプの出力調整回路において、前記和信号が所定閾値以下のときは、前記パワーアンプの入力信号を減衰させないものである。
また、前記各パワーアンプの出力調整回路において、前記和信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を電子ボリュウムにより増減させるものてある。
また、この発明のパワーアンプの出力調整回路は、パワーアンプの温度検出信号と前記パワーアンプの出力の積分値信号との差として得られる差信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を増減させるものである。
また、同パワーアンプの出力調整回路において、前記差信号に応じて、直列に接続された2個以上の各アッテネータの減衰を制御するものである。
この発明のパワーアンプの出力調整回路によれば、パワーアンプの発熱による破壊が防止され、しかも、聞感上での違和感を生じさせず、さらに、演奏時間が長くなっても、音量が異常に下がってしまうことがない。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1はこの発明の実施例であるこの発明の実施例1であるパワーアンプの出力調整回路を示す回路図である。図1に示すに示すパワーアンプ1には電力が供給されており、入力端子12から電子ボリューム11を介して入力された音声信号を電力増幅してスピーカ2を駆動する。
電源7の+端子とアース間に抵抗器9とサーミスタ8の直列回路が接続されている。サーミスタ8はパワーアンプ1と熱接触状態に配置されており、パワーアンプ1の発熱により高温となる。サーミスタ8の温度が高くなると抵抗値が大きくなり、抵抗器9とサーミスタ8の接続点の電圧が高くなる。そして、抵抗器9とサーミスタ8の接続点の電圧VTはマイクロコンピユータ10の一方の入力端子に入力される。
パワーアンプ1の出力端子とアース間にダイオード3とコンデンサ4の直列回路が接続されており、前記直列回路の接続点は抵抗器5と抵抗器6の直列回路によりアースに接続されている。抵抗器5と抵抗器6の接続点の電圧はパワーアンプ1の出力の積分値信号VL となっており、この積分値信号VL はマイクロコンピユータ10の他方の入力端子に入力される。
マイクロコンピユータ10は電圧VT と積分値信号VL の和信号に応じて電子ボリューム11のゲインを制御する。すなわち、和信号が閾値Xより小さい場合は電子ボリューム11のゲインを正常レベルとして信号を減衰させない。
そして、和信号が閾値Xを越えると、所定値を越えるごとに電子ボリューム11のゲインを所定レベルだけ下げる。さらに、和信号が閾値Xを越えている状態で和信号が前記所定値だけ下がるにごとに電子ボリューム11のゲインを前記所定レベルだけ上げる。
前記サーミスタ8によりパワーアンプ1の入力を段階的に増減させてパワーアンプ1が過熱されることを防止するが、サーミスタ8の温度変化の時定数が大きいと、パワーアンプ1の入力制限の動作が遅れてパワーアンプ1が過熱されることがある。しかしながら上記実施例ではパワーアンプ1の出力の積分値信号VL によりパワーアンプ1の入力制限の動作遅れが補われており、パワーアンプ1の過度の過熱が押えられる。しかも、電子ボリューム11の入力が1回で変化させる量が小さいため、聞感上での違和感を生じさせることがない。
図2はこの発明の実施例2であるパワーアンプの出力調整回路を示す回路図である。図2に示すに示すパワーアンプ1には電力が供給されており、入力端子12から2個以上のアッテネータ14、14…の直列回路を介して入力された音声信号を電力増幅してスピーカ2を駆動する。
各アッテネータ14、14…のアース端子は夫々アナログスイッチ15、15…を介してアースに接続されており、各アッテネータ14はアース端子がアースに接続された状態でアッテネータ14は減衰状態となるが、アッテネータ14のアース端子がアースに接続されてない状態ではアッテネータ14は信号を減衰しない。
電源7の+端子とアース間に抵抗器9とサーミスタ8の直列回路が接続されている。サーミスタ8はパワーアンプ1と熱接触状態に配置されており、パワーアンプ1の発熱により高温となる。サーミスタ8の温度が高くなると抵抗値が大きくなり、抵抗器9とサーミスタ8の接続点の電圧が高くなる。そして、抵抗器9とサーミスタ8の接続点の電圧VTは多段階コンパレータ13の一方の入力端子に入力される。
パワーアンプ1の出力端子とアース間にダイオード3とコンデンサ4の直列回路が接続されており、前記直列回路の接続点は抵抗器5と抵抗器6の直列回路によりアースに接続されている。抵抗器5と抵抗器6の接続点の電圧はパワーアンプ1の出力の積分値信号VL となっており、この積分値信号VL は多段階コンパレータ13の他方の入力端子に入力される。
多段階コンパレータ13は電圧VT と積分値信号VL の差信号(VT −VL )に応じて各アナログスイッチ15、15…オンまたはオフさせる。すなわち、多段階コンパレ13は前記差信号に応じて、各アナログスイッチ15、15…をオン・オフ制御する。そして、差信号が閾値X1より小さい場合は多段階コンパレータ13は全てのアナログスイッチ15、15…をオフとして、アッテネータ14、14…の直列回路で信号を減衰させない。
そして、差信号が閾値X1を越えると、所定値を越えるごとに多段階コンパレータ13は入力側からアナログスイッチ15、15…を順次オンとする。さらに、差信号が閾値X1を越えている状態で差信号が前記所定値だけ下がるにごとにオンとなっているアナログスイッチ15、15…を出力側から順次オフとする。
前記サーミスタ8によりパワーアンプ1の入力を段階的に増減させてパワーアンプ1が過熱されることを防止するが、サーミスタ8の温度変化の時定数が小さいと、パワーアンプ1の入力制限の動作が上下に振れすぎてスピーカ2の音量変化が大きくなりすぎることがある。しかしながら上記実施例ではパワーアンプ1の出力の積分値信号VL によりパワーアンプ1の出力の過度の変動が押えられ、聞感上での違和感を生じさせることがない。
なお、この実施例でも実施例1と同様にマイクロコンピユータと電子ボリュームによりパワーアンプ1の入力を増減させてもよい。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、スイッチング電源の過熱が防止される音響機器にもこの発明を適用することが可能である。
この発明の実施例1であるパワーアンプの出力調整回路を示す回路図である。 この発明の実施例2であるパワーアンプの出力調整回路を示す回路図である。 従来のパワーアンプの出力調整回路の例を示す回路図である。
符号の説明
1 パワーアンプ
2 スピーカ
3 ダイオード
4 コンデンサ
5 抵抗器
6 抵抗器
7 電源
8 サーミスタ
9 抵抗器
10 マイクロコンピユータ
11 電子ボリューム
12 入力端子
13 多段階コンパレータ
14 アッテネータ
15 アナログスイッチ
16 サーミスタ
17 抵抗器
18 アッテネータ
19 アナログスイッチ

Claims (5)

  1. パワーアンプの出力の積分値信号と前記パワーアンプの温度検出信号との和として得られる和信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を増減させることを特徴とするパワーアンプの出力調整回路。
  2. 前記和信号が所定閾値以下のときは、前記パワーアンプの入力信号を減衰させない請求項1のパワーアンプの出力調整回路。
  3. 前記和信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を電子ボリュウムにより増減させる請求項1または2のパワーアンプの出力調整回路。
  4. パワーアンプの温度検出信号と前記パワーアンプの出力の積分値信号との差として得られる差信号に応じて、前記パワーアンプの入力信号を増減させることを特徴とするパワーアンプの出力調整回路。
  5. 前記差信号に応じて、直列に接続された2個以上の各アッテネータの減衰を制御する請求項4のパワーアンプの出力調整回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102968145A (zh) * 2012-11-08 2013-03-13 中国船舶重工集团公司第七二四研究所 一种功放模块工作电压的温度自适应调节方法
CN106878863A (zh) * 2017-03-03 2017-06-20 广东欧珀移动通信有限公司 供电电源和功放系统和功放系统的电压调整方法

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