JP2010129524A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コネクタは、雌側端子金具110を挿入可能な複数のキャビティ19を有するとともに、各キャビティ19の内面には雌側端子金具110の抜け止めをなす撓み可能なランス24が形成されているブロック状の雌側ハウジング10、10Aを備えている。雌側ハウジング10、10Aの外面には、相手の雄側ハウジング40に対する誤嵌合を規制するための誤嵌合防止部27が突出して設けられている。誤嵌合防止部27は、ランス24の根元が接続されたキャビティ19の内面と同じ側の面でかつ互いに隣接するキャビティ19間を仕切る隔壁22と対応する位置に配されている。
【選択図】図10
Description
誤嵌合防止部がランスの根元が接続されたキャビティの内面と同じ側の面でかつ互いに隣接するキャビティ間を仕切る隔壁と対応する位置に配されているから、誤嵌合防止部とキャビティとの間に薄壁が介在する場合と違って、ランスが撓み変形したり誤嵌合防止部に異物が干渉したりしても、誤嵌合防止部の配設位置が変動することはない。その結果、誤嵌合防止機能の信頼性が高められる。
誤嵌合防止部がロック部を設けた短辺部とは異なる短辺部に設けられているから、ハウジングの長辺部側を有効に活用できるのに加え、ロック部の幅方向両側に誤嵌合防止部を設ける場合と比べ、短辺部の幅方向両端側の領域を有効に活用できる。このため、例えば、パネルの貫通孔にハウジングを挿通する際に、ハウジングとパネルとの間に形成された隙間に誤嵌合防止部を進入させることが可能となる。
ハウジングの外面にはランスの先端部と対応する位置に切欠部が開口して設けられているから、ランスの撓み空間を画成する壁を設けなくて済む分、ハウジングの低背化が実現される。この場合、ランスの先端部が切欠部を通して露出するため、ランスの先端部が異物と干渉して折損・破損されるおそれがあるものの、本発明によれば、誤嵌合防止部が隣接する切欠部の間に配されているため、この誤嵌合防止部の保護作用によって異物がランスと干渉するのが回避される。
本発明の実施形態1を図1ないし図20によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、雌雄一対のハウジング10、40、リテーナ70A、70B、ホルダ90及び雌雄一対の端子金具110、140を備えて構成されている。雌側ハウジング10はドアミラー等の車体側の取付対象に一体に設けられたホルダ90に装着された状態で雄側ハウジング40と嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については両ハウジング10、40の互いの嵌合面側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
雌側ハウジング10にリテーナ70Aを仮係止位置に留め置き、その状態で雌側ハウジング10のキャビティ19内に雌側端子金具110を挿入する。正規挿入された雌側端子金具110はランス24によって一次的に抜け止めされる。全ての雌側端子金具110を挿入したら、今度はリテーナ70Aを本係止位置に押し込み、図18に示すように、抜止部74を雌側端子金具110の後端顎部115に対峙させることによって雌側端子金具110を二次的に抜け止めする。このとき、リテーナ70Aの露出部75とリテーナ装着孔28の開口の各対向縁には斜面部39、76が面取りされているため、ここに電線W等の異物が引っ掛かるのが防止される。同様に、雌側ハウジング10のキャビティ19内に雄側端子金具140を抜け止め状態で収容する。
雌側ハウジング10が正規の嵌合姿勢をとっていると、面取り部14、15がフード部42の対応する部位に適合して両ハウジング10、40の嵌合動作が支障なく進行する。一方、雌側ハウジング10が正逆反転した姿勢をとっていると、面取り部14、15がフード部42の対応する部位に適合せずに両ハウジング10、40の嵌合動作が規制される。したがって、かかる状態を確認することにより、両ハウジング10、40の誤嵌合が防止される。この場合に、誤嵌合を防止する手段が面取り部14、15によって構成されているから、従来の突部と違って、雌側ハウジング10が嵩張ることがなく、ひいては雄側ハウジング40をも含めたコネクタ全体がコンパクトにまとめられる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ハウジング本体の外面における対角上の角部が互いに異形状の面取り部とされていればよく、例えば、各角部がいずれも異形状とされてもよい。
(2)面取り部は、直線状のテーパ面に限らず、曲線状のアール面であってもよい。
(3)斜面部は、直線状のテーパ面に限らず、曲線状のアール面であってもよい。
(4)リテーナ装着孔の開口縁には斜面部が設けられていなくてもよい。
(5)規制部は1つだけ設けられるものであってもよい。
(6)ハウジング本体の下面のうちのランスの先端部と対向する部位は切欠部として構成されずに閉止されていてもよい。
(7)突板部は、第1板と1つの第2板とを交差連結することで背面視L字形に形成されてもよく、あるいは第1板と第2板のいずれか一方だけで構成されてもよい。さらに、突板部は、ハウジング側電線導出口側が開放された断面略半円弧状に形成されてもよい。 (8)実施形態1とは逆に、ホルダロック部が凹設され、ホルダロック受部が突設されるものであってもよい。
(9)実施形態1とは逆に、ロック部が台状に突設され、ロック受部が前後方向にアーム状に突設されるものであってもよい。
(10)ホルダロック部は第2板に設けられてもよい。
(11)ホルダと取付対象とは別体であってもよい。
(12)電線導出口はホルダにおいて前後方向と交差する斜め方向に開口する形態であってもよい。
(13)電線導出口とハウジング側導出口とが前後方向に互いに離間して配されていてもよい。
(14)電線導出口とハウジング側導出口の全体が前後方向にラップして配されていてもよい。
11…ハウジング本体
12…長辺部
13…短辺部
14…緩傾斜部(面取り部)
15…急傾斜部(面取り部)
22…隔壁
24…ランス
26…切欠部
27…誤嵌合防止部
28…リテーナ装着孔
32…突板部
33…第1板
34…第2板
37…ハウジング側電線導出口
38…ホルダロック部
40…雄側ハウジング
42…フード部
48…ロック部形成用凹部
50…ロック部
58…規制部
70A、70B…リテーナ
75…露出部
90…ホルダ
92…ホルダロック受部
93…第2板収容凹部
96…内壁(倒れ防止部)
99…電線導出口
Claims (3)
- 端子金具を挿入可能な複数のキャビティを有するとともに、各キャビティの内面には前記端子金具の抜け止めをなす撓み可能なランスが形成されているブロック状のハウジングを備え、
前記ハウジングの外面には、相手ハウジングに対する誤嵌合を規制するための誤嵌合防止部が突出して設けられ、
前記誤嵌合防止部は、前記ランスの根元が接続された前記キャビティの内面と同じ側の面でかつ互いに隣接する前記キャビティ間を仕切る隔壁と対応する位置に配されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ハウジングの外面は相対向する短辺部及び長辺部を有し、両短辺部のうち、一方の短辺部には前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するためのロック受部が突出して設けられ、他方の短辺部には前記誤嵌合防止部が突出して設けられている請求項1記載のコネクタ。
- 前記ハウジングの外面には、前記ランスの先端部と対応する位置に、切欠部が開口して設けられ、前記誤嵌合防止部は、隣接する前記切欠部の間に配されている請求項1又は2記載のコネクタ。
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