JP2010129426A - 高圧放電ランプ、この高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いたプロジェクタ - Google Patents

高圧放電ランプ、この高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いたプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】特に電極ピンと金属箔との接続部が異常に高温となるのを抑制し、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルにおいても、かかる接続部の近傍において外囲器の構成材料中にクラックが発生するのを抑制する。
【解決手段】電極ピン5bのうち、封止部4に位置する部分の少なくとも一部には、筒状に形成された箔状の被覆部材9が密接して覆われている。被覆部材9には、電極ピン5bの長手方向の中心線と平行であって、金属箔7と電極ピン5bとの接続部10を通過する仮想線Lの一部を含む開口面11が形成されている。被覆部材9のうち、開口面11を含む領域を、仮想線Lに対して垂直に交わる面で切った断面において、開口部分の円弧の中心角をa[°]とした場合、5≦a<180なる関係式を満たし、かつ前記断面において、前記円弧の中点が仮想線L上に略位置している。そして、電極ピン5bは開口面11を介して外囲器2の構成材料に接している。
【選択図】図2

Description

本発明は、高圧放電ランプ、この高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いたプロジェクタに関するものである。
近年、プレゼンテーションツール、または大画面のホームシアターとして、プロジェクタが一般的に利用されている。このプロジェクタの光源としては、高圧放電ランプが利用されているが、その中でもプロジェクタに対する照度の向上の要望を受けて高輝度という観点から高圧水銀ランプが主流となっている。
この種の高圧水銀ランプは、外囲器が石英ガラスからなる発光管を備えている。この発光管は、一対の高融点金属製の電極が互いに略対向して配置された発光部と、この発光部の内部を気密状態とする目的で発光部の両端部に形成された封止部とを有する外囲器を含んでいる。高圧水銀ランプは、上記電極間によって放電空間が形成され、高輝度の光が放射されることにより点灯する。
ところで、放電によって形成されるアークの温度は6000℃以上にもなるため、高圧水銀ランプを点灯させていると、発光部が変形、破壊して、ランプ寿命が短くなるという問題がある。そこで、高圧水銀ランプの寿命を確保するという観点から、発光部の温度に留意しながら発光管が適切に設計される。また、発光管の設計時には、発光部を形成する石英ガラスが非常に高温下でも変形、破壊させないように、また発光部が適度に冷却されるように留意する必要がある。
さらに、発光管を設計する際には、発光部の温度に留意することに加えて、封止部の温度にも留意する必要がある。この封止部にいわゆるクラックが発生するからである。その理由は以下のとおりである。
すなわち、従来、かかる封止部は、電極の一部と金属箔とが外囲器を構成する石英ガラス内に封止込まれた構成を有する。ここで、その封止工程において、高温溶融させた石英ガラスを電極(金属)に密着させて封着させることになるが、その後の冷却過程において石英ガラスと金属との熱膨張率がそれぞれ異なるために、石英ガラスおよび金属の双方にストレスがかかり、このストレスに起因して石英ガラスにクラックが発生する場合がある。また、このようなストレスおよびクラックは、高圧水銀ランプの点灯時、消灯時にも起きる。そして、このような石英ガラスに発生したクラックは発光管の破損を引き起こす原因となる。
特に、このようなクラックは、電極の表面のうち、金属箔と接続されている側とは反対側の表面に多く発生しやすく、とりわけ、電極と石英ガラスとが接触し始める部分、および電極の端面付近には大きなクラックが発生しやすい。
ところで、この種の高圧水銀ランプに対しては、より一層の高輝度化が期待されている。そのため、発光物質である水銀の封入量のさらなる増加、または発光管の内容積のさらなる縮小を行うことにより、点灯中における発光管内の水銀蒸気圧を上げて高輝度化を図ることが試みられている。
そして、高輝度化のために発光部内の水銀蒸気圧を上げるには、かかるクラックによる破損の対策が不可欠であり、様々な手段が提案されている。
例えば、電極のうち、封止部に位置する部分に金属箔板を当該電極と隙間をあけるようにして緩く巻回した手段が提案されている(例えば、特許文献1等)。
なお、これ以外にも、例えば、電極のうち、封止部に位置する部分にコイルを巻き付けた手段も提案されている(例えば、特許文献2〜4参照)。
また、レニウム鞘を圧縮して電極と一体化する手段も提案されている(例えば、特許文献5参照)。
さらに、電極に接続されて電流導入の役割を果たす金属箔に形状的な特徴を具備させ、前記クラックを防止する手段が提案されている(例えば、特許文献6〜8参照)。かかる手段では、金属箔の幅を細くして電極棒に巻きつけたり、細くせずに巻きつけたりして前記クラックの発生を防止している。
特開平1−151149号公報 特開平11−176385号公報 特開2001−160374号公報 特開2003−331789号公報 特開2002−270133号公報 特開2004−265753号公報 特開2004−296178号公報 特開2003−123696号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手段であっても微小なクラックは依然として発生してしまう。一方、かかる手段の場合、電極と金属箔との間に積極的に隙間を設けるために、当該隙間に水銀が侵入する。そうすると、高圧水銀ランプの点滅によるヒートサイクルにより、上記隙間に侵入した水銀の膨張収縮が繰り返され、前記微小クラックが成長し、発光管の破損に至るという問題が起り得る。しかも、高圧水銀ランプの場合、侵入するのは水銀だけでなく、ハロゲン物質も侵入することになる。侵入したハロゲン物質は、点灯中に高温となる金属箔と化学的に反応を起こし、金属箔を腐食させてしまうおそれがある。その結果、封止部における気密性が低下するおそれが生じる。さらに、かかる手段では、封止部において石英ガラスと電極とが直接的に接触していないので、点灯中、高温となった電極先端部の熱が石英ガラスに伝導しにくい。そうすると、電極と金属箔との接続部の温度が過剰に高温となるので、前記微小クラックの発生を促進させることになり、発光管の破損確率が増すという問題が起こり得る。
なお、特許文献2〜4に開示された手段も微小なクラックは依然として発生すると同時に、コイルの各ターン間の溝部分に石英ガラスが流れ込まず、隙間が形成されてしまう。その結果、上記と同様の問題が起り得る。
また、特許文献5に開示された手段も、ランプの点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルにより、レニウム鞘と電極との間に隙間が形成されてしまうために、上記と同様の問題が起こり得る。
さらに、特許文献6〜8に開示された手段のうち、金属箔の幅を細くして電極棒に巻きつける構成では、封止時およびランプ寿命中の点滅等の膨張、収縮のストレスが原因となり、金属箔の細幅部分で破断の発生確率が増すという問題が起こり得る。一方、細くせずに巻きつける構成では、もともと平面状の金属箔を無理やり電極に丸く円筒状に巻きつけるために、金属箔のうち、平面部分から円筒部分へ移行する部分を高温封止するときに、当該部分にストレスがかかり、金属箔のエッジ部分の近傍の石英ガラス中に微小クラックが発生するという問題が起こり得る。また同時に、金属箔において、前記平面部分から円筒部分へ移行する部分には凹部が形成されてしまい、かかる凹部には石英ガラスが流れ込まず、空間ができやすく、この空間によって微小クラックが誘発されるという問題が起こり得る。さらに、特に、クラックが発生しやすい電極の表面のうち、金属箔と接続されている側とは反対側の表面が金属箔によって覆われていないので、前記クラックの発生を十分に抑制することができないという問題が起こり得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、封止部における電極の近傍において石英ガラス中にクラックが発生するのを抑制することができるものであるが、特に電極ピンと金属箔との接続部が異常に高温となるのを抑制することができ、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルにおいても、かかる接続部の近傍において外囲器の構成材料中にクラックが発生するのを抑制することができる高圧放電ランプ、この高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いたプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明の高圧放電ランプは、内部に放電空間を有し、かつ発光物質が封入された発光部と、前記発光部の両端部に形成された封止部とを有する外囲器と、一端部が前記発光部内に位置し、かつ他端部が前記封止部内まで延在しつつ、前記封止部に封着された金属箔に接続されている棒状の電極ピンを含む電極とを備え、前記電極ピンのうち、前記封止部に位置する部分の少なくとも一部には、筒状に形成された箔状の被覆部材が密接して覆われており、前記被覆部材には、前記電極ピンの長手方向の中心線と平行であって、前記金属箔と前記電極ピンとの接続部を通過する仮想線Lの一部を含む開口面が形成され、前記被覆部材のうち、前記開口面を含む領域を、前記仮想線Lに対して垂直に交わる面で切った断面において、開口部分の円弧の中心角をa[°]とした場合、5≦a<180なる関係式を満たし、かつ前記断面において、前記円弧の中点が前記仮想線L上に略位置しており、前記電極ピンは前記開口面を介して前記外囲器の構成材料に接していることを特徴とする。
なお、前記円弧の中点が前記仮想線L上に「略位置」しているとは、円弧の中点が仮想線L上に完全に位置している場合はもちろんのこと、製造上のばらつきによってその位置関係がわずかにずれる場合を含むことを意味している。
かかる高圧放電ランプにおいて、特に、前記仮想線L上における前記接続部の長さをC[mm]、前記封止部に封止されている前記電極ピン棒の長さをG[mm]、前記発光部と前記封止部との境界から前記被覆部材の前記発光部側の端までの長さをQ[mm]、前記被覆部材の長手方向の長さをJ[mm]とした場合、0.3≦Q≦1.0、かつG−Q−C/2≦J≦G−Qなる関係式を満たすことが好ましい。
また、前記被覆部材は、前記発光部側の端を含んで開口面が形成されており、前記仮想線L上における前記接続部の長さをC[mm]、前記封止部に封止されている前記電極ピンの長さをG[mm]、前記発光部と前記封止部との境界から前記被覆部材の前記発光部側の端までの長さをQ[mm]、前記開口面の前記長手方向における長さをH[mm]とした場合、0.3≦H≦(G−C−Q)/2なる関係式を満たすことが好ましい。
なお、「前記発光部と前記封止部との境界」とは、電極ピンが外囲器の構成材料である石英ガラスが接触し始める位置を示す。そして、電極ピンのうち、封止部に封止されている部分とは、この石英ガラスが接触し始める位置から電極ピンの他端までをいう。
また、本発明のランプユニットは、凹面の反射面を有する反射鏡と、前記反射鏡の内部に組み込まれた、上記した高圧放電ランプとを備え、前記高圧放電ランプからの射出光が前記反射面によって反射されるように構成されたことを特徴とする。
さらに、本発明のプロジェクタは、上記したランプユニットを備えたことを特徴とする。
本発明は、封止部における電極の近傍において石英ガラス中にクラックが発生するのを抑制することができるものであるが、特に電極ピンと金属箔との接続部が異常に高温となるのを抑制することができ、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルにおいても、かかる接続部の近傍において外囲器の構成材料中にクラックが発生するのを抑制することができる高圧放電ランプ、この高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いたプロジェクタを提供することができるものである。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面を用いてその詳細を説明する。
[第1の実施形態]
図1に、本発明の第1の実施形態である定格電力220[W]の高圧水銀ランプの発光管1の構成を示す。
発光管1は、その外囲器2の構成材料が例えば石英ガラスからなり、管中央部に発光部3を有し、この発光部3の両端部に封止部4が公知のシュリンク封止によって形成されている。
発光部3内には、例えばタングステンからなる高融点金属製の一対の電極5が設けられ、放電空間6が形成されている。一対の電極5は、発光部3内においてそれぞれの一端部側が互いに略対向しており、それぞれの長手方向の中心線X(発光管1の長手方向の中心線に略一致)が略同一軸上に位置するように配置されている。電極5間の距離は、0.5[mm]以上2.0[mm]以下の範囲内で例えば1.0[mm]に設定されている。電極5の他端部は、封止部4に封着された例えばモリブデン製の金属箔7を介して外部リード線8に電気的に接続されている。外部リード線8の一部は、外囲器2の外部に導出しており、口金または電力供給線等(図示せず)に接続される。このように発光管1に対して口金等の付属部品が取り付けられて高圧水銀ランプを構成することになるが、その仕様に応じて口金等の付属部品を取り付けない場合もあり、この場合は発光管1と高圧水銀ランプとが実質的に同一構成となる。
電極5は、タングステン製の電極ピン5bと、この電極ピン5bの一端部に取り付けられたタングステン製の電極コイル5aとからなる。具体的に、電極コイル5aを含む電極ピン5bの一端部が発光部3内に位置し、かつ電極ピン5bの他端部が封止部4内まで延在しつつ、金属箔7に例えば抵抗溶接等による溶接によって接続されている。
また、この発光部3内には、発光物質である水銀(Hg)と、始動補助用の希ガスとして例えばアルゴンガス(Ar)、クリプトンガス(Kr)、あるいはキセノンガス(Xe)またはそれら2種以上の混合ガスと、ハロゲンサイクル作用のためのヨウ素(I)、塩素(Cl)あるいは臭素(Br)、またはそれらの混合物とがそれぞれ所定量封入されている。一例として、水銀の封入量は、高輝度化という観点から0.15[mg/mm]以上0.40[mg/mm]の範囲内であることが好ましく、例えば0.2[mg/mm]に、アルゴンガスの封入量(25℃)は0.01[MPa]以上1[MPa]以下の範囲内で例えば0.03[MPa]に、臭素の封入量は1×10−7[μmol/mm]以上1×10−1[μmol/mm]以下の範囲内で、好ましくは1×10−6[μmol/mm]以上1×10−2[μmol/mm]以下の範囲内で例えば0.5×10−5[μmol/mm]にそれぞれ設定されている。特に、ハロゲンサイクル作用を十分に発揮させ、発光管1の内面に黒化が発生するのを防止するために、臭素の封入量は1×10−6[μmol/mm]以上に規定することが好ましい。
ここで、電極ピン5bのうち、封止部4に位置する部分の少なくとも一部には、筒状に形成された箔状の被覆部材9が密接して覆われている。もっとも、この被覆部材9には、図2に示すように、電極ピン5bの長手方向の中心線Xと平行であって、電極ピン5bと金属箔7との接続部10を通過する仮想線Lの一部を含む開口面11が形成されている。そして、電極ピン5bは、この開口面11を介して外囲器2の構成材料に接している。
図2に示す例の被覆部材9に形成された開口面11は、その長手方向に沿って一方の端から他方の端まで形成されたスリット状である。したがって、この開口面11と電極ピン5bと金属箔7との接続部10との位置は一致している。つまり、接続部10は、被覆部材9で覆われていない。
また、被覆部材9は構成上、次のような特徴を有している。
なお、図3は、図2においてA−A線の断面図であって、電極ピン5bおよび被覆部材9のみを示す。また、図4は、図2においてB−B線の断面図であって、電極ピン5b、金属箔7および被覆部材9のみを示す。
図3に示すように、被覆部材9のうち、開口面11を含む領域を、仮想線Lに対して垂直に交わる面で切った断面において、開口部分の円弧Mの中心角をa[°]とした場合、5[°]≦a<180[°]なる関係式を満たし、かつ当該断面において、当該円弧Mの中点が前記仮想線L上に略位置している。
また、被覆部材9の構成材料としては、耐熱性の観点から、モリブデン、レニウムあるいはタングステンからなる、またはこれらのうちの1種を含む合金であることが好ましい。
また、被覆部材9の厚みは、十分な耐圧性を確保するという観点から、10[μm]以上20[μm]以下の範囲内であることが好ましい。その厚みが10[μm]未満の場合では、電極ピン5bとの溶接時等に箔破れを起こしやすくなる。一方、その厚みが20[μm]を超える場合では、金属箔7のエッジ部分においてその近傍の石英ガラス中にクラックが生じやすくなり、十分な耐圧性を確保することができないおそれがある。
さらに、被覆部材9の構成において、図2に示すように、仮想線L上における接続部10の長さをC[mm]、封止部4に封止されている電極ピン5bの長さをG[mm]、発光部3と封止部4との境界から被覆部材9の発光部3側の端までの長さをQ[mm]、被覆部材9の長手方向の長さをJ[mm]とした場合、後述する理由により、0.3≦Q≦1.0、かつG−Q−C/2≦J≦G−Qなる関係式を満たすことが好ましい。
ただし、「発光部3と封止部4との境界」とは、電極ピン5bが外囲器2の構成材料である石英ガラスが接触し始める位置を示す。そして、電極5bのうち、封止部4に封止されている部分とは、この石英ガラスが接触し始める位置から電極ピン5bの他端までをいう。ここで、接続部10の長さCは、電極ピン5bと金属箔7との溶接強度の適正化という観点から、0.7[mm]以上2.0[mm]以下の範囲内であることが好ましい。
以上のように本発明の第1の実施形態である高圧水銀ランプにかかる構成によれば、被覆部材9が電極ピン5bを一定の面積で覆っているので、緩衝材として機能し、外囲器2の構成材料と電極ピン5bの構成材料の熱膨張率の差によって双方の部材に発生するストレスを緩和することができ、電極ピン5bの近傍の石英ガラス中にクラックが生じるのを抑制することができる。特に、当該クラックは、電極ピン5bの表面のうち、金属箔7と接続されている側とは反対側の表面に多く発生することがわかっているが、その表面を確実に被覆部材9によって覆っているので、当該クラックの発生を十分に抑制することができる。一方、点灯中における電極5の熱を開口面11を介して一定の面積で接している外囲器2へ適度に伝導、すなわち放熱させることができる。特に、電極ピン5bと金属箔7との接続部10は、固定部分であるために、ランプの点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルによって膨張、収縮が繰り返され、大きな機械的ストレスが生じ、外囲器2におけるクラックの発生を誘発する。ところが、上記した放熱作用により、この接続部10の温度を抑えることができ、その結果、そこに発生する機械的ストレスを緩和させることができ、クラックの発生を確実に抑制することができる。
なお、かかる中心角aが5[°]未満の場合、電極ピン5aと外囲器2との接触面積が小さすぎ、外囲器2におけるクラックの発生は十分に防止することができるものの、上記した放熱性を十分に確保することができなくなるおそれがある。一方、中心角aが180[°]以上の場合、当該放熱性を確保することはできるものの、外囲器2におけるクラックの発生を十分に抑制することができなくなるおそれがある。
ここで、0.3≦Q≦1.0、かつG−Q−C/2≦J≦G−Qなる関係式を満たす場合、電極ピン5bのうち、封止部4に封止されている部分に対して被覆部材9で覆われた領域を大きく取ることができるので、封止部4に封止された電極ピン5bの近傍の石英ガラス中にクラックが生じるのを一層確実に抑制することができる。また、被覆部材9と放電空間6との間の距離を一定以上確保することができるので、特に被覆部材9の発光部3側の端部が異常に高温となり、封入物と反応するのを防止することができる。一方、Q>1.0となる場合、電極ピン5bにおける被覆部材9で覆われた領域が小さくなり、前記クラックの発生を十分に防止できなくなるおそれがある。また、Q<0.3となる場合、被覆部材9が放電空間6に近づきすぎ、点灯中、特にその発光部3側の端部が異常に高温となり、封入物と反応するおそれが生じる。
なお、電極ピン5bの近傍の石英ガラス中、大きなクラックが生じやすいのは、接続部10の中心(C/2)から発光部3側の領域であることがわかった。したがって、大きくクラックが生じるのを確実に防止する観点から、G−Q−C/2≦Jと規定している。
以下、本実施形態の高圧水銀ランプ(以下、「本発明品1」という)にかかる構成による作用効果を確認するために、種々の実験を行った。
[実験1]
まず、本発明品1の構成を基本とし、一方にのみ封止部4を形成したサンプルを作製した。そして、封止部4を形成していない方から高圧の空気を破損するまで圧入し、破損した時点の封入圧力を記録して耐圧値[MPa]として評価した。
比較のために、被覆部材9を有していない点を除いては本発明の第1の実施形態である定格電力220[W]の高圧水銀ランプと同じ構成を有している高圧水銀ランプ(以下、「比較品1」という)を作製し、本発明品1と同じ評価を行った。また、開口面がない点を除いては被覆部材9を同じ構成を有する開口面無し被覆部材を作製した。そして、開口面11を有する被覆部材9に代えて、開口面無し被覆部材を用いた点を除いては本発明の第1の実施形態である定格電力220[W]の高圧水銀ランプと同じ構成を有している高圧水銀ランプ(以下、「比較品2」という)を作製し、本発明品1と同じ評価を行った。
なお、本発明品1、比較品1および比較品2において、電極ピン5bの径を0.45[mm]、金属箔7の幅を1.5[mm]、その厚さを15[μm]とした。また、C=1.0[mm]、G=2.5[mm]、被覆部材9の長さJを2.5[mm]、その厚さを10μm、中心角aを100[°]とした。
その結果、本発明品1における耐圧値は30.5[MPa]であるのに対して、比較品1における耐圧値は19.5[MPa]、比較品2における耐圧値は30.0[MPa]であり、本発明品1の耐圧性は比較品1の耐圧性に比して約1.6倍向上し、比較品2の耐圧性とほぼ同等であることが確認された。
そして、耐圧性は、石英ガラス中に発生するクラックの量および大きさに依存していると考えられる。つまり、クラックの量が多いほど、その大きさが大きいほど耐圧性は低いと言える。したがって、本発明品1および比較品2では、被覆部材が緩衝材として機能し、石英ガラス中のクラックの発生が抑制されていると考えられる。実際に、目視においても本発明品1および比較品2ではほとんどクラックが観察されなかった。
[実験2]
実験2では、実験1とは異なり、ランプ完成品として本発明品1、比較品1および比較品2をそれぞれ15本ずつ作製した。作製した各々のランプを後述する反射鏡に組み込んでランプユニットとし、次のような評価を行った。すなわち、作製したランプユニットを定格電力にて点灯させ、15分点灯、15分消灯を1サイクルとする点滅を繰り返す点灯試験(短期点滅テスト)を行った。そして、累積点灯時間100時間までにおいて各々の発光管の破損数を調べた。
なお、本発明品1、比較品1および比較品2において、水銀の封入量を0.30[mg/mm]、アルゴンガスに封入量を0.03[MPa]、臭素の封入量を0.5×10−5[μmol/mm]とした。また、使用した反射鏡は、開口径が19[インチ]、f=7.9[mm]、f=62.1[mm]である。
その結果、本発明品1では発光管1の破損数がサンプル15本中、0本であったのに対して、比較品1では発光管の破損数がサンプル15本中、10本であり、比較品2では発光管の破損数がサンプル15本中、6本であった。
ここで、上記した実験1の結果より、本発明品1と比較品2とではその耐圧性がほぼ同等であったにもかかわらず、一定時間点灯させることにより、耐圧性が低下し、すなわちクラックの発生によって発光管の破損確率に差が出ることを確認した。その理由については以下のとおりと考えられる。
比較品2では、封止部4に封止されている電極ピン5bが開口面の無い被覆部材によって覆われているために、点灯中、電極コイル5aの熱が電極ピン5bを経由して電極ピン5bと金属箔7との接続部10に直接的に伝導し、接続部10が異常に高温となりやすい。したがって、この接続部10には、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルに対して大きなストレスがかかり、この接続部10の近傍の石英ガラス中のクラックが発生し、これに起因して発光管が破損したと考えられる。
一方、本発明品1では、封止部4に封止されている電極ピン5bが開口面11を有する被覆部材9によって覆われているために、点灯中、電極コイル5aの熱が電極ピン5bを経由して電極ピン5bと金属箔7との接続部10に伝導する際、その一部が開口面11を介して接触している石英ガラスへ伝導し、接続部10への伝導量を抑えることができる。したがって、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルに対しても接続部10には大きなストレスがかかることがなく、このストレスに起因する発光管1の破損の発生を防止することができたと考えられる。
[実験3]
実験3では、中心角aの有効範囲を確認するための実験を行った。具体的には、中心角aを180[°]、100[°]、45[°]、5[°]、4[°]とした5種類の被覆部材9を作製した。続いて、これら各種の被覆部材9を用いた点を除いては本発明品1と同じ構成を有しているものを作製した。そして、作製したものにおいて上記した実験1および実験2と同じ評価を行った。
ただし、中心角aが5[°]および4[°]のものは、接続部10を覆わないようにするため、接続部10に相当する部分のみ、中心角aが45[°]となるように異形の被覆部材9を用いている。
なお、中心角aが180[°]のもにを比較品3、同じく100[°]のものを本発明品2、同じく45[°]のものを本発明品3、同じく5[°]のものを本発明品4、同じく4[°]のものを比較品4とした。
その結果、本発明品2では、耐圧値が30.5[MPa]、破損数が15本中、0本であった。また、本発明品3では、耐圧値が31.0[MPa]、破損数が15本中、0本であった。さらに、本発明品4では、耐圧値が31.0[MPa]、破損数が15本中、0本であった。一方、比較品3では、耐圧値が27.0[MPa]、破損数が15本中、1本であった。また、比較品4では、耐圧値が30.0[MPa]、破損数が15本中、1本であった。
以上の結果から、十分な耐圧性を確保し、発光管1が破損するのを防止するためには、被覆部材9のうち、開口面11を含む領域を、仮想線Lに対して垂直に交わる面で切った断面において、開口部分の円弧Mの中心角をa[°]とした場合、5[°]≦a<180[°]なる関係式を満たし、かつ当該断面において、当該円弧Mの中点が前記仮想線L上に略位置するように規定すべきことを確認した。
[変形例1]
以下、変形例について説明する。
なお、図6は、図5においてE−E線の断面図であって、電極ピン5bおよび被覆部材12のみを示す。
被覆部材にはその長手方向に対して一端から他端まで開口面11を形成されている必要は必ずしもなく、図5に示すように、被覆部材12における発光部3側の端部、具体的に被覆部材12の発光部3側の端から一定の長さHまでの範囲においては、電極ピン5bの全周が被覆部材12の一部で覆われており、その残部においては上記した被覆部材9と同じような開口面13が形成されていてもよい。
かかる構成によれば、被覆部材12による電極ピン5bを覆う面積を拡大させることができ、上記したようなクラックの発生をより一層を防止することができる。
特に、仮想線L上における接続部10の長さをC[mm]、封止部4に封止されている電極ピン5bの長さをG[mm]、発光部3と封止部4との境界から被覆部材12の発光部3側の端までの長さをQ[mm]、開口面13の長手方向における長さをH[mm]とした場合、0.3≦H≦(G−C−Q)/2なる関係式を満たすことが好ましい。
これにより、被覆部材12による電極ピン5bを覆う面積を拡大させることができ、上記したようなクラックの発生をより一層を防止することができるとともに、点灯中における電極5の熱の外囲器2への放熱性を一定以上に確保することができる。その結果、この接続部10の温度を抑えることができ、そこに発生する機械的ストレスを緩和させることができ、クラックの発生をより確実に抑制することができる。
なお、上記した実施形態では、定格電力220[W]の高圧水銀ランプを例示して説明したが、これに限らず定格電力が例えば100[W]以上400[W]以下の範囲内の高圧水銀ランプを適用した場合でも上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記した実施形態では、本発明を高圧水銀ランプに適用した場合について説明したが、これに限らず、一般照明用の高圧水銀ランプまたはメタルハライドランプ等の高圧放電ランプにも適用することができる。
[第2の実施形態]
図7に本発明の第2の実施形態であるランプユニット14の構成を示す。
図7に示すように、ランプユニット14は、上記した発光管1と、内面が凹面の反射面15を有する基体がガラスからなる反射鏡16とを備えており、この反射鏡16内に発光管1がその長手方向の中心軸Yと反射鏡16の光軸Zとが略一致するように組み込まれ、発光管1からの射出光が反射面15によって反射されるように構成されている。その際、発光管1は、その一方の封止部4が反射鏡16のネック部17内に挿入され、その状態で接着剤18によって固着されている。
なお、反射面15は、例えば回転楕円体面や回転放物体面からなり、多層干渉膜等が蒸着されている。発光管1は、例えば反射鏡16の前面の開口部(図示せず)から送り込まれた冷却風によって、特に導風板等(図示せず)を使って冷却される。
以上のような本発明の第2の実施形態であるランプユニット14にかかる構成によれば、上記した本発明の第1の実施形態である高圧水銀ランプ(変形例等を含む)を用いたランプユニットを採用しているために、発光管1の破損が少ない品質に優れたランプユニットを実現することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施の形態であるプロジェクタについて、図8および図9を参照して説明する。
図8は、第2の実施形態であるランプユニット14が用いられたプロジェクタの一例として、フロントプロジェクタ19の概略構成を示す。フロントプロジェクタ19は、その前方に設置したスクリーン(図示せず)に向けて画像を投影するタイプのプロジェクタである。
なお、図8は、後述する筐体20の天板を取り除いた状態を示している。
フロントプロジェクタ19は、筐体20に収納された、光源であるランプユニット14、光学ユニット21、制御ユニット22、投射レンズ23、および電源ユニット24等から構成されている。光学ユニット21は、画像形成ユニットからの出射光を合成する光合成ユニット、入射光を偏光させて画像を形成する画像形成ユニット、およびランプユニット14からの照明光をその画像形成ユニットに照射する照明ユニット(いずれも図示せず)を有している。照明ユニットは、3色のカラーフィルタ等(図示せず)を有し、照明光を3原色に分解して画像形成ユニットに照射する。3原色に分解された光を光合成ユニットで合成することにより、フルカラーの画像を得られる。制御ユニット22は、画像形成ユニット等を駆動制御する。投射レンズ23は、光合成ユニットにより合成された光学像を拡大投射する。電源ユニット24は、商用電源から供給される電力を制御ユニット22やランプユニット14に適した電力に変換してそれぞれ供給する。
また、第2の実施形態であるランプユニット14は、図9に示すプロジェクタの一例であるリアプロジェクタ25の光源としても用いることができる。リアプロジェクタ25は、ランプユニット14、光学ユニット、投射レンズ、およびミラー(いずれも図示せず)等が筐体26内に収納された構成を有している。投射レンズから投射されミラーで反射された画像が、透過式スクリーン27の裏側から投影されて画像表示される。
本発明は、特に電極ピンと金属箔との接続部が異常に高温となるのを抑制することができ、点灯、消灯の繰り返しによるヒートサイクルにおいても、かかる接続部の近傍において外囲器の構成材料中にクラックが発生するのを抑制することが必要な用途にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態である高圧水銀ランプの発光管の構成を示す平面図 同じく発光管の封止部の要部拡大正面図 図1のA−A線の断面図 図1のB−B線の断面図 同じく発光管の変形例の構成を示す正面図 図5のE−E線の断面図 本発明の第2の実施形態であるランプユニットを示す一部切欠正面断面図 本発明の第3の実施形態であるプロジェクタとして、フロントプロジェクタの構成を示す一部切欠斜視図 同じくプロジェクタとして、リアプロジェクタの構成を示す斜視図
符号の説明
1 発光管
2 外囲器
3 発光部
4 封止部
5 電極
5a 電極コイル
5b 電極ピン
6 放電空間
7 金属箔
8 外部リード線
9,12 被覆部材
10 接続部
11,13 開口面
14 ランプユニット
19,25 プロジェクタ

Claims (5)

  1. 内部に放電空間を有し、かつ発光物質が封入された発光部と、前記発光部の両端部に形成された封止部とを有する外囲器と、
    一端部が前記発光部内に位置し、かつ他端部が前記封止部内まで延在しつつ、前記封止部に封着された金属箔に接続されている棒状の電極ピンを含む電極とを備え、
    前記電極ピンのうち、前記封止部に位置する部分の少なくとも一部には、筒状に形成された箔状の被覆部材が密接して覆われており、
    前記被覆部材には、前記電極ピンの長手方向の中心線と平行であって、前記金属箔と前記電極ピンとの接続部を通過する仮想線Lの一部を含む開口面が形成され、
    前記被覆部材のうち、前記開口面を含む領域を、前記仮想線Lに対して垂直に交わる面で切った断面において、開口部分の円弧の中心角をa[°]とした場合、5≦a<180なる関係式を満たし、かつ前記断面において、前記円弧の中点が前記仮想線L上に略位置しており、
    前記電極ピンは前記開口面を介して前記外囲器の構成材料に接している
    ことを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 前記仮想線L上における前記接続部の長さをC[mm]、前記封止部に封止されている前記電極ピンの長さをG[mm]、前記発光部と前記封止部との境界から前記被覆部材の前記発光部側の端までの長さをQ[mm]、前記被覆部材の長手方向の長さをJ[mm]とした場合、0.3≦Q≦1.0、かつG−Q−C/2≦J≦G−Qなる関係式を満たす
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  3. 前記被覆部材は、前記発光部側の端を含んで開口面が形成されており、
    前記仮想線L上における前記接続部の長さをC[mm]、前記封止部に封止されている前記電極ピンの長さをG[mm]、前記発光部と前記封止部との境界から前記被覆部材の前記発光部側の端までの長さをQ[mm]、前記開口面の前記長手方向における長さをH[mm]とした場合、0.3≦H≦(G−C−Q)/2なる関係式を満たす
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高圧放電ランプ。
  4. 凹面の反射面を有する反射鏡と、
    前記反射鏡の内部に組み込まれた、請求項1〜3のいずれか1項に記載の高圧放電ランプとを備え、
    前記高圧放電ランプからの射出光が前記反射面によって反射されるように構成された
    ことを特徴とするランプユニット。
  5. 請求項4記載のランプユニットを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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