JP2009043701A - 高圧放電ランプ、それを用いたランプユニット、およびそのランプユニットを用いた投射型画像表示装置 - Google Patents

高圧放電ランプ、それを用いたランプユニット、およびそのランプユニットを用いた投射型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ランプ寿命時間に亘って超高圧の管内蒸気圧による発光管の封止部破損を確実に抑制し、発光管内の蒸気圧を30MPa以上まで上昇させた高効率で高品質のショートアーク型高圧放電ランプを提供する。
【解決手段】内部に水銀が封入され、かつ一対の電極が互いに対向するように配置された発光部2と、この発光部に連接された封止部3とを有する石英ガラス製の発光管1を備える。一対の電極は電極棒5aを有し、電極棒の一端部が発光部の内部空間に位置し、電極棒の他端部が封止部に埋め込まれつつ、封止部に封着された導電用金属箔7に接合されており、電極棒のうち、封止部に埋め込まれた部分の少なくとも一部において、その外周面全体がスリーブ状金属箔7aによって密に覆われている。
【選択図】図3

Description

本発明は、高圧放電ランプ、特に発光管の封止部構成に関するものである。また、本発明は、その高圧放電ランプを用いたランプユニット、およびそのランプユニットを用いた投射型画像表示装置に関するものである。
液晶プロジェクター等の投射型画像表示装置の光源には、点光源に近く、高輝度で高演色性を有する光源、例えば高圧水銀ランプが広く用いられている。
図14(a)は、一般的なショートアーク型の高圧水銀ランプの発光管の構成を示す正面断面図である。発光管101の容囲器は、材質が石英ガラスであり、管中央部に略回転楕円形状の発光部102と、この両側から外方向に延在するように連接された略円柱形状の封止部103,104とを有している。発光部102内には、一対のタングステン(W)製の電極105,106が互いに対向して配置されている。電極105,106の一部を構成する電極棒105a,106a(断面が円形)の後端部には、長方形をした帯状のモリブデン(Mo)製の金属箔107,108が溶接され接合されている。
ここで、封止部103,104には、電極棒105a,、106aの後端側の一部が埋め込まれている。もっとも、電極棒105a,106aが埋め込まれているといっても、封止部103,104に位置する電極棒105a,106aにおいて、その外周面全体が石英ガラスと密着しているわけではない。つまり、電極棒105a,106aの外周面のある領域を見たときに、その外周面において一部は石英ガラスと密着しているものの、残りは不可避的に石英ガラスと密着せず、発光部102に封入されたガス等が入り込める程度の微小な隙間が形成されてしまう。特に、図14(b)の要部拡大断面図に示すように、電極棒105a(106a)と金属箔107(108)とが重なった領域では前記隙間よりも少し大きな隙間Xが形成されてしまう。
そこで、一般的に肉厚が20μmと肉薄化された金属箔107,108を封止部103,104に用いることにより、封止過程において、上記したような隙間を皆無にし封止部103,104における気密性を確保している。また、肉薄化された金属箔107,108を用いることにより、封止部103,104の構成材料である石英ガラスとの熱膨張係数の差に起因する応力を緩和することができ、その領域において微小なクラックが発生するのを抑えている。
ところが、金属箔107,108と異なり電極棒105a,106aでは、封止過程において、上記したような石英ガラスとの熱膨張係数の差に起因する応力を緩和することはできず、その領域において微小なクラックが発生する。この状況だけでは単に微小なクラックが発生したに過ぎないが、特に水銀の封入量を増やし(例えば0.15mg/mm3以上)、点灯時における蒸気圧を高めてより高輝度化等を狙った高圧放電ランプにおいて、わずかに発生した微小クラックが起点となり、点灯時における高い蒸気圧による応力が加えられて成長していき、最終的に封止部103,104の破損に至ることがあった(例えば、特許文献1参照)。
特に、電極棒105a,106aと金属箔107,108とが重なった隙間Xが形成されている領域では、原因は不明なものの、点灯する前から電極棒105a,106aが埋め込まれた他の領域で発生する微小なクラックよりも大きな(例えば2倍〜3倍)クラックが発生することがあった。
そこで、従来からこの種の封止部103,104の破損を抑制するために種々の技術手段が開示されている。例えば、図15に示す発光管201の場合、封止部103,104において、電極棒105a,106aの埋め込み部に1層巻のコイル部材202,203が巻き付けられ埋設されている。これにより、電極棒105a,106aとの熱膨張差によって封止部103,104に加えられる応力を緩和しようとするものである(特許文献2参照)。
また、図14(b)に拡大して示した隙間Xによる微小クラックの発生及び成長を抑制するために、電極棒105aと接合される金属箔107の形状を改良することで当該隙間Xを小さくするか、あるいは除去しようとする技術も開示されている。例えば、(1)金属箔107において、電極棒105aとの接合される部分を小幅化する、(2)当該小幅化された金属箔107を電極棒105aの外周面に部分的に巻き付ける、などの手段が知られている(例えば、特許文献1及び3〜5参照)。
特許第3570414号公報 特開平11−176385号公報 特許第3518533号公報 特開2004−265753号公報 特開2004−296178号公報
ところで、近時、投射型画像表示装置に搭載される高圧放電ランプに対して一層の高輝度及び高い演色性が求められており、これに応じるべく発光管内の水銀蒸気圧を高めようと水銀の封入量を増やす傾向にある。
そこで、本発明者らは、定格電力300Wの高圧放電ランプにおいて水銀の封入量を0.35mg/mm3とし、定格寿命時間2000時間を目標に検討を行った。その際、封止部の破損の発生を懸念して、これを防止するための前記従来技術を全て適用してみた。ところが、前記従来技術を適用したいずれの試作ロットランプにおいても、目標の定格寿命時間2000時間までに20%〜50%という割合で封止部が破損した。
本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、封止部の破損を一層抑制することができる高圧放電ランプを提供することを目的とする。
本発明の高圧放電ランプは、内部に水銀が封入され、かつ一対の電極が互いに対向するように配置された発光部と、この発光部に連接された封止部とを有する石英ガラス製の発光管とを備え、前記一対の電極は電極棒を有し、前記電極棒の一端部が前記発光部の内部空間に位置し、前記電極棒の他端部が前記封止部に埋め込まれつつ、前記封止部に封着された導電用金属箔に接合されており、前記電極棒のうち、前記封止部に埋め込まれた部分の少なくとも一部において、その外周面全体がスリーブ状金属箔によって密に覆われている。
また、本発明の他の構成の高圧放電ランプは、内部に水銀が封入され、かつ一対の電極が互いに対向するように配置された発光部と、この発光部に連接された封止部とを有する石英ガラス製の発光管を備え、前記一対の電極は電極棒を有し、前記電極棒の一端部が前記発光部の内部空間に位置し、前記電極棒の他端部が前記封止部に埋め込まれつつ、前記封止部に封着された導電用金属箔に接合されており、前記導電用金属箔の端部に他の部分よりも幅狭な幅狭箔片部が形成され、前記電極棒のうち、前記封止部に埋め込まれた部分の少なくとも一部において、その外周面の周方向における一部が前記幅狭箔片部によって密に覆われており、前記幅狭箔片部および前記電極棒の前記幅狭箔片部に対応する領域の外周面全体がスリーブ状金属箔によって覆われている。
ここで、「一対の電極が互いに対向するように配置された」とは、各々の電極の長手方向の軸が完全に一致している場合はもちろんのこと、プロセス上のばらつき等によってずれる場合も含むものである。
「電極棒のうち、封止部に埋め込まれた部分」とは、電極棒のうち、封止部の構成材料である石英ガラスと接触し始める位置から接合された金属箔側の端までの部分をいう。
「密に覆われている」とは、電極棒に対して実質的に隙間がないようにスリーブ状金属箔を覆うことを意図し、例えば電極棒にスリーブ状金属箔を挿入する場合、電極棒の直径とスリーブ状金属箔の内径が等しいことに相当するものであるが、実際にはそのプロセス上のばらつきを考慮するため、例えばスリーブ状金属箔の内径を電極棒の直径よりもわずかに大きくするので、部分的に隙間が形成されるがこの場合も含むものである。
また、「覆われている」とは、電極棒に、予めスリーブ状に形成された金属箔を挿入することによって覆う場合や、電極棒に、シート状の金属箔を巻き付けて覆う場合等を含むものである。もっとも、この「スリーブ状金属箔」は、後述するように機械的伸縮性を有する緩衝部材として機能させる別部材からなり、電極棒に例えば所望の材料によるめっきを施したり、電極棒の表面を改質したりした電極棒そのものを加工したものは本質的に性質が異なるのでここでは含まない。
本発明によれば、電極棒と石英ガラスとの熱膨張係数の差に起因して封止部に加えられる応力を十分に緩和することができ、その結果、封止部における微小クラックの発生を確実に抑制することができ、封止部の破損を効果的に抑制することができる。
本発明の高圧放電ランプは、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記電極棒のうち、前記スリーブ状金属箔によって覆われた領域は、前記電極棒のうち、少なくとも前記導電用金属箔と重なっている部分を含むことができる。
また、前記導電用金属箔の端部に金属箔切片部が設けられ、前記金属箔切片部が前記電極棒に巻き付けられて前記スリーブ状金属箔を形成している構成とすることができる。
また、前記金属箔切片部はその少なくとも1箇所で前記電極棒に対して溶接により固定されており、前記金属箔切片部の前記溶接により固定された箇所は、前記金属箔切片部の他の部分により覆われている構成とすることができる。
また、前記電極棒がタングステン製の場合であって、前記スリーブ状金属箔は、モリブデン、ニオブ、レニウム、タングステン及びタンタルのうちのいずれか1種、又はそれを主成分とする合金からなる構成とすることができる。
また、本発明のランプユニットは、上記いずれかの構成の高圧放電ランプと、凹面の反射面を有する反射鏡とを備え、前記反射鏡に前記高圧放電ランプが装着されて、前記高圧放電ランプの射出光が前記反射面により反射されるように構成される。
また、本発明の投写型画像表示装置は、上記いずれかの構成のランプユニットと、前記ランプユニットからの照明光を変調して光学像を形成する光学ユニットと、前記光学像を拡大投射する投射装置とを備える。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における、定格電力が300Wの高圧水銀ランプの発光管の構成を示す。この発光管の基本的な構成は上記従来例の発光管と同様であり、封止部に改良された構成を有する。
発光管1の容囲器は、材質が石英ガラスであり、管中央部の略回転楕円形状の発光部2と、この両側から外方向に延在するように連接された略円柱形状の封止部3,4とから構成されている。発光部2内には、一対のタングステン(W)製の電極5,6が互いに対向して配置されている。そして、封止部3,4には、後述する本実施の形態の特徴である構成を用いて、電極5,6の一部を構成する電極棒5a,6a(横断面が円形)の埋め込み部が、いわゆる絞り封止加工により封止されている。併せて、電極棒5a,6aの後端部が溶接され接合されたモリブデン(Mo)製の導電用金属箔7,8も気密に封着されている。導電用金属箔7,8において、電極棒5a,6aとの接合部との反対側の端部には、モリブデン(Mo)製の外部リード線9,10が接合され、発光管1の外部へと引き出されている。
発光管1の管内には、発光物質である水銀(Hg)11及び始動補助用希ガスとしてのアルゴン(Ar)12と、更にハロゲンとして臭素(Br)13がそれぞれ所定量封入されている。
発光管1の具体構成について詳しく説明する。
発光部2は、略回転楕円形状であって、その中央部内径φaiを5.0mm、外径φaoを12.0mm、管内軸長Laoを8.0mm、内容積Vaiを0.1ccとした。封止部3,4は、略円柱形状であって、その外径φsoを5.8mm、全長Lsを30mmとした。なお、発光管1の全長Loは68mmとなる。また、電極5,6間、すなわち電極間距離Ldは1.2mmに設定した。さらに、水銀11の封入量は総量で35mg(0.35mg/mm3)、アルゴン11の封入量は30kPa(室温時)、臭素12は総量で0.5×10-3μmolとした。
電極5(電極6も同じ)の形状は、図2(a)に拡大して示すように、その先端部5cが例えば略半球形状をなすように形成されている。これは、従来技術に準じたものであり、このような形状は、例えば図2(b)に示すように、まず電極棒5a(断面が円形で棒径0.50mm)の先端部に2層巻のタングステン(W)製のコイル5b(W線径0.30mm、コイル巻数7回)を取付け、次いで電極棒5aとコイル5bの先端部を例えばYAGレーザ等によって溶融することにより製作される。
図1に示すように、この電極5において、この溶融部5cを含む電極棒5aの一端部が発光部2の内部空間に位置し、その他端部(後端部)が封止部3に埋め込まれている。
なお、電極5の寸法は、例えば全長Leが7.5mm、電極棒5aにおける封止部3に埋め込まれた埋め込み部の長さLas(図1参照)が3.8mmにそれぞれ設定されている。もっとも、Las値は、2.5〜4.0mmの範囲から選択できる。
次に、電極5(電極6も同じ)の埋め込み部の構成について詳細に説明する。図3に拡大して示すように、封止部3に埋め込まれている電極棒5aの一部において、その外周面全体が例えば肉厚20μmの肉薄のモリブデン(Mo)製のスリーブ状(円筒形状)金属箔7aで密に覆われている。
次に、このような本実施の形態における発光管1の封止部3(封止部4も同じ)に封止される部材とその組立工程を図4A〜4Cにそれぞれ示す。
まず図4Aに示すように、長方形の帯状をした導電用金属箔7と、これとは分離した、比較的容易に円筒形状に形成し得るような矩形状の金属箔切片7bを製作する。次いで図4Bの(a)に示すように、金属箔切片7bをスリーブ状金属箔7aに成形加工する。次に(b)に示すように、そのスリーブ状金属箔7a内に電極棒5aを、導電用金属箔7との溶接部分5aeとなる後端側から挿入する。その際、溶接部分5aeの後端がスリーブ状金属箔7aの後端と一致するように挿入する。そして、スリーブ状金属箔7aを電極棒5aに、抵抗溶接等によって固定する。
そして、図4Cに示すように、電極棒5a及びスリーブ状金属箔7aのそれぞれにおいて金属箔との溶接部分5ae及び7aeを同時に、導電用金属箔7の先端溶接部7tに、抵抗溶接等によって接合する。最後に、導電用金属箔7の後端溶接部7eに、外部リード線9を接合する。
なお、導電用金属箔7の寸法は、全体長Lmを18mm、幅Wmを1.5mm、肉厚tmを20μmにそれぞれ設定した。矩形状の金属箔切片7bの寸法は、長さLmaを3.0mm、幅Wmaを2.0mm、肉厚tmを20μmにそれぞれ設定した。スリーブ状金属箔7aの寸法は、長さLmaを3.0mm、筒内径φsiを0.51mmにそれぞれ設定した。電極棒5a及び金属箔スリーブ7aのそれぞれの後端の溶接部分5ae及び7aeの長さLaeを0.6mmに設定した。
なお、図4A及び4Bにおいて、矩形状の金属箔切片7bをスリーブ状金属箔7aへ成形加工する代りに、最初からシームレスのスリーブ状金属箔7aを用いてもよい。
以上のように本発明の実施の形態1にかかる高圧水銀ランプの構成によれば、封止部3,4における石英ガラスと電極棒5a,6aとの間にスリーブ状金属箔7a,8aを介在させることにより、スリーブ状金属箔7a,8aが機械的伸張性を有する緩衝部材として機能し、封止部3,4に加えられる電極棒5a,6aとの熱膨張係数の差による応力を大きく緩和(吸収)することができ、封止過程において、封止部3,4のその領域において微小クラックの発生自体を効果的に抑制することができる。しかも、仮に水銀の封入量を増やし、点灯時における発光管1内の蒸気圧を高めたとして、これに起因する応力が発生したとしても、この応力もスリーブ状金属箔7a,8aによって緩和することができ、微小クラックが発生したとしてもその成長を抑えることができ、封止部3,4が破損するのを確実に抑制することができる。
ここで、上述したように隙間Xの領域に位置する電極棒5a,6aの部分では比較的大きな微小なクラックを発生するおそれがあるために、特に電極棒5a,6aのうち、スリーブ状金属箔7a,8aによって覆われた領域は電極棒5a,6aのうち、少なくとも導電用金属箔7,8と重なっている部分を実質的に含むことが好ましい。
また、スリーブ状金属箔7a,8aは、モリブデンを含め、ニオブ(Nb)、レニウム(Re)、タングステン(W)及びタンタル(Ta)のうちのいずれか1種、又はそれを主成分とする合金からなることが好ましい。これにより、スリーブ状金属箔7a,8aの耐熱性を十分に確保することができる。
また、この金属箔7a,8aの肉厚は、最大値として40μm以下に設定されることが好ましい。最小値は実用上、10μm以上であることが好ましい。
次に、本発明の実施の形態にかかる高圧水銀ランプの作用効果を確認するために行った実験について説明する。
上記した本発明の実施の形態1における高圧水銀ランプの発光管1(20灯)について、後述する図11に示す実施の形態7における完成されたランプユニット23の形態で寿命試験を行い、発光管1の封止部3,4の破損の状況を観測した。寿命試験でのランプユニット23は、発光管1が水平状態で点灯させた。そして、発光管1の点灯は、周波数100Hzの矩形波電流により、定格電力300Wで点灯3時間、消灯0.5時間を1サイクルとしてこれを繰り返す点滅サイクルで行った。
また、比較のため、図14及び図15に示した従来技術の封止部の構成からなる2種類の比較用発光管101及び201も試作、準備して、本実施の形態における発光管1と同様に、寿命試験における封止部の破損の状況を観測した。
具体的に、比較用発光管101の構成(図14)は、図3に示した本実施形態の発光管1の封止部構成において、電極棒5a,6aに被覆されたスリーブ状金属箔7a,8aを取り除いた点を除いてはその他の構成において発光管1と全て同じ設定にした。また、比較用発光管201の構成(図15)は、図3に示す本実施形態の発光管1の封止部構成におけるスリーブ状金属箔7a,8aに代えて、1層巻きのモリブデン(Mo)製のコイル部材203、203(線径0.1mm、コイル巻数30回)を電極棒105a,106aにそれぞれ巻き付け埋設したものであり、その他の構成において発光管1と全て同じ設定にした。
なお、比較用発光管101、201を装備したランプ及びランプユニットの構成も、実施の形態7におけるランプ20及びランプユニット23と全て同じに設定した。
表1は、本実施形態の発光管1、及び比較用発光管101、201の定格寿命時間2000時間までにおいて各累積点灯時間時までの封止部の破損の発生状況を示す。
Figure 2009043701
表1から明らかなように、比較用発光管101の場合、封止部の破損が累積点灯時間僅か1時間時から発生し始めて、2000時間時において20灯のうちの14灯で発生した。また、比較用発光管201も、封止部の破損が累積点灯時間100時間時から発生し始めて、2000時間時において20灯のうちの10灯で発生した。
これに対して、実施の形態1の発光管は、定格寿命時間2000時間に亘って封止部3,4に破損が全く発生しなかった。また、発光管1の封止部3,4を目視検査したところ、電極棒5a,6a埋め込み部において微小クラックは見られなかった。
この実験結果により、電極棒5a,6aに密に覆われたスリーブ状金属箔7a,8aによって封止部3,4に加えられる熱膨張係数差による応力を大きく緩和することができることが確認され、スリーブ状金属箔7a,8aが機械的伸縮性の高い緩衝部材として有効に機能したことが実証された。
(実施の形態2)
図5A〜5C及び図6を参照して、本発明の実施形態2における発光管について説明する。本実施の形態2の発光管は、実施の形態1の発光管1とは異なる封止部構成を有するが、封止部以外の構成は全て同じある。従って、以降の記載では図1〜図4、図11も参照し、実施の形態1と同一の各要素については、実施の形態1と同一の参照符号を付して説明する。実施の形態1と異なる要素は、導電用金属箔7、8、スリーブ状金属箔7a,8a、及び金属箔切片7bに関係する部分である。それらに対応する要素は、図5A〜5C及び図6では、導電用金属箔14、スリーブ状金属箔14a、及び金属箔切片14b等として示される。
図5A〜5Cは、発光管の封止部3(4も同じ)に封止される部材とその組立工程を示す。本実施の形態の発光管は、実施の形態1における金属箔切片7bに代えて、導電用金属箔14の端部に金属箔切片部14bを設ける。すなわち、図5Aに示すように、導電用金属箔14の先端部の先端溶接部14tにおける、対峙する両側縁部に切り込み14c、14dを入れる。これにより、比較的容易に円筒形状に形成し得る矩形状の金属箔切片部14bが形成される。
次いで図5Bに示すように、電極棒5aの後端溶接部5aeを、先端溶接部14tに対して抵抗溶接等によって接合する。次に図5Cに示すように、電極棒5aの埋め込み部のうちの特定部分に、その外周面全体に亘って金属箔切片部14bをスリーブ状金属箔14aの形態になるように巻き付け、密に被覆する。最後に、スリーブ状金属箔14aを抵抗溶接等によって溶接し、固定する。
なお、導電用金属箔14の寸法は、全長Lmを18mm、幅Wmを1.8mm、肉厚tmを20μmにそれぞれ設定した。矩形状の金属箔切片部14bの長さLmaを2.7mmに設定した。スリーブ状金属箔部14aの寸法は、長さLmaを2.7mm、筒内径φsiを0.51mmにそれぞれ設定した。導電用金属箔14の先端溶接部14tに接合される電極棒5aの後端溶接部5aeの長さLaeは0.6mmに設定し、この後端溶接部5aeにはスリーブ状金属箔14aの巻き付け、被覆がされない。さらに、導電用金属箔14の後端溶接部14eには、外部リード線9が抵抗溶接等によって接合される。
図6は、電極棒5a、導電用金属箔14とその金属箔切片部14b、及び外部リード線9から組み立てられた部材が、一方の封止部3(4も同じ)に封止された状態を示す。ここで、電極棒5aにおける埋め込み部の長さLasは3.8mm、金属箔スリーブ14aの長さLmaは2.7mmである。
このような本発明の実施の形態2の高圧水銀ランプの発光管(20灯)についても、寿命試験を完成されたランプユニットの形態で行って、発光管の封止部3,4の破損の発生状況を観測した。その際、寿命試験の条件は、上記実施の形態1の発光管1の寿命試験の条件と同様に設定した。実験の結果、表1に併せて示すように、本発明の実施の形態2の発光管においても、実施形態1の発光管1と同様に、定格寿命時間2000時間に亘って封止部3,4の破損が全く発生しておらず、目視検査による微小クラックの発生も見られなかった。
以上のように本発明の実施の形態2にかかる構成によれば、実施の形態1にかかる高圧水銀ランプの構成と同様に、封止部3(以下、封止部4についても同様)における石英ガラスと電極棒5aとの間にスリーブ状金属箔14aを介在させることにより、スリーブ状金属箔14aが機械的伸張性を有する緩衝部材として機能する。そのため、封止部3に加えられる電極棒5aとの熱膨張係数の差による応力を大きく緩和(吸収)することができ、封止過程において、封止部3のその領域において微小クラックの発生自体を効果的に抑制することができる。しかも、仮に水銀の封入量を増やし、点灯時における発光管1内の蒸気圧を高めたとして、これに起因する応力が発生したとしても、この応力もスリーブ状金属箔14aによって緩和することができ、微小クラックが発生したとしてもその成長を抑えることができ、封止部3が破損するのを確実に抑制することができる。
(実施の形態3)
図7A〜7Cを参照して、本発明の実施形態3における発光管について説明する。本実施の形態の発光管は、実施の形態2の発光管の封止部の構成を変形したものである。封止部以外の構成は全て同じある。従って、以降の記載では、実施の形態2と同一の各要素については、実施の形態2と同一の参照符号を付して説明する。図7A〜図7Cは、発光管の封止部3(図6参照、封止部4も同じ)に封止される部材とその組立工程を示す。
まず図7Aに示すように、実施の形態2の図5Aに示したものと同様、導電用金属箔14の端部に金属箔切片部14bを形成する。
次に図7B(a)、(b)に示すように、電極棒5aを、導電用金属箔14の長手方向中心線に沿って、金属箔切片部14b上に戴置する。さらに、金属箔切片部14bの切り込み14d側の一方の側片部を電極棒5aに巻きつける。図7B(b)は、図7B(a)における金属箔切片部14bの部分の横断面を拡大して示す。この状態で、金属箔切片部14bを、溶接箇所Weの位置で、電極16を用いた抵抗溶接等によって接合する。
更に図7Cに示すように、金属箔切片部14bの切り込み14c側の他方の側片部を電極棒5aに巻付ける。これにより、金属箔切片部14bは、電極棒5aの外周面全体に亘ってスリーブ状金属箔14aの形態になるように巻き付けられる。この状態で、金属箔切片部14bの切り込み14c側の他方の側片部が、溶接箇所Weを覆う範囲まで巻付くように、金属箔切片部14bの形状、寸法と、溶接位置Weの関係が設定される。
このように、金属箔切片部14bの溶接箇所Weが、金属箔切片部14bの他の部分により覆われるようにすれば、スリーブ状金属箔14aによる、封止部における微小クラックの発生を抑制する効果を向上させることができる。すなわち、溶接箇所Weが露出して封止ガラスが接触すると、その領域では、スリーブ状金属箔14aの緩衝部材としての機能が制限され、熱膨張係数の差に起因する応力を緩和する効果が弱まるが、溶接箇所Weを金属箔切片部14bの他の部分で覆うことにより、そのような状況の発生を回避できるからである。
(実施の形態4)
図8A〜図8Cを参照して、本発明の実施形態4における発光管について説明する。本実施の形態は、実施の形態3の発光管の封止部の製造方法の他の例である。従って、以降の記載では、実施の形態3と同一の各要素については、実施の形態3と同一の参照符号を付して説明する。図8A〜図8Cは、発光管の封止部3(図6参照、封止部4も同じ)に封止される部材とその組立工程を示す。
まず、図示しないが、実施の形態3の図7Aに示したものと同様、導電用金属箔14の端部に金属箔切片部14bを形成する。
次に図8A(a)、(b)に示すように、電極棒5aを、金属箔切片部14bの切り込み14d側の一方の側片の端部に偏らせて戴置する。図8A(b)は、図8A(a)における金属箔切片部14bの部分の横断面を拡大して示す。この状態で、金属箔切片部14bを溶接箇所Weの位置で抵抗溶接等によって接合する。
次に図8Bに示すように、金属箔切片部14bを巻付けながら、電極棒5aを金属箔切片部14bの中心線に沿った位置まで回転させる。
更に図8Cに示すように、金属箔切片部14bの切り込み14c側の他方の側片部を電極棒5aに巻付ける。これにより、金属箔切片部14bは、電極棒5aの外周面全体に亘ってスリーブ状金属箔14aの形態になるように巻き付けられる。この状態で、金属箔切片部14bの切り込み14c側の他方の側片部が、溶接箇所Weを覆う範囲まで巻付けられる。
このようにして、実施の形態3と同様、スリーブ状金属箔14aによる、封止部における微小クラックの発生を抑制する効果を向上させることができる。
(実施の形態5)
図9A〜図9Dを参照して、本発明の実施形態5における発光管について説明する。本実施の形態の発光管は、実施の形態2の発光管の封止部の構成を変形したものである。封止部以外の構成は全て同じある。従って、以降の記載では、実施の形態2と同一の各要素については、実施の形態2と同一の参照符号を付して説明する。図9A〜図9Dは、発光管の封止部3(図6参照、封止部4も同じ)に封止される部材とその組立工程を示す。
まず図9Aに示すように、導電用金属箔14の端部に金属箔切片部14fを形成する。金属箔切片部14fは、実施の形態2の金属箔切片部14bと形状が異なる。すなわち、切り込み14g、14hにより矩形状に形成された金属箔切片部14fは、導電用金属箔14の長手方向の中心線に対して、図における上方にずれた配置となる。すなわち、金属箔切片部14fにおける、導電用金属箔14の中心線から上側(大幅部)の幅は、下側(小幅部)の幅よりも大きい。大幅部と小幅部の幅の配分は、以下に説明する構成を得ることが可能なように設定される。なお、図9Aの金属箔切片部14fにおける小幅部には×印で溶接箇所Weが示されが、これは、以降の溶接工程で溶接が施されるべき箇所を示す。
次に図7B(a)、(b)に示すように、電極棒5aを、溶接箇所Weに重なるように、金属箔切片部14fの小幅部側に偏らせて戴置する。図9B(b)は、図9B(a)におけるX1−X1断面を拡大して示す。この状態で、金属箔切片部14fを溶接箇所Weの位置で抵抗溶接等によって接合する。
次に図9C(a)、(b)に示すように、金属箔切片部14fを巻付けながら、電極棒5aを金属箔切片部14fの中心線Cに沿った位置まで回転させる。図9C(b)は、図9C(a)におけるX2−X2断面を拡大して示す。
更に図9D(a)、(b)に示すように、金属箔切片部14fの大幅部を電極棒5aに巻付ける。図9D(b)は、図9D(a)におけるX3−X3断面を拡大して示す。これにより、金属箔切片部14fは、電極棒5aの外周面全体に亘ってスリーブ状金属箔14iの形態になるように巻き付けられる。この状態で、金属箔切片部14fの大幅部が溶接箇所Weを覆う範囲まで巻付くように、金属箔切片部14fの形状、寸法と、溶接位置Weの関係が設定される。
このように、金属箔切片部14fの溶接箇所Weが、金属箔切片部14fの他の部分により覆われるようにすれば、実施の形態3と同様、スリーブ状金属箔14iによる、封止部における微小クラックの発生を抑制する効果を向上させることができる。
(実施の形態6)
図10A〜図10Dを参照して、本発明の実施形態4における発光管について説明する。本実施の形態の発光管は、実施の形態1の発光管1の封止部の構成を変形したものである。封止部以外の構成は全て同じある。従って、以降の記載では、実施の形態1と同一の各要素については、実施の形態1と同一の参照符号を付して説明する。図10A〜図10Dは、発光管の封止部3(封止部4も同じ)に封止される部材とその組立工程を示す。
図10A(a)は、本実施の形態おいて、電極棒5a、導電用金属箔15、スリーブ状金属箔16a、及び外部Moリード線9が組立られた状態を示す。導電用金属箔15は、幅広部15aと、幅広部15aよりも幅の狭い幅狭箔片部15b(図10B(b)参照)とを有する。スリーブ状金属箔16aは、実施の形態1におけるスリーブ状金属箔7aと同様の要素であり、幅狭箔片部15bは、スリーブ状金属箔16aにより覆われている。
図10A(b)の幅広部15aにおけるY−Y断面を、図10A(c)に拡大して示す。幅広部15aには、長手方向中心線に沿った円弧溝15cが形成されている。円弧溝15cは、幅広部15aだけでなく幅狭箔片部15bにも亘って形成されている。幅狭箔片部15bは全体が円弧状に形成される。電極棒5a、及び外部Moリード線9は、幅狭箔片部15b及び幅広部15の円弧溝15c内に装着されている。
図10A(b)の幅広部15aにおけるZ−Z断面を、図10A(d)に拡大して示す。この図に示されるように、電極棒5aは、その外周面の周方向における一部(図では約半周)に巻付けられた幅狭箔片部15bによって密に覆われている。更に、幅狭箔片部15bが巻付けられた領域における電極棒5a及び幅狭箔片部15bの外周面全体がスリーブ状金属箔16aによって覆われている。
以上のような封止部の構成を製造する工程について、以下に説明する。但し、外部Moリード線9については、図示及び説明を省略する。まず、図10Bに示すように、電極棒5a、導電用金属箔15、及び金属箔切片16bを用意する。導電用金属箔15は、幅広部15aの先端に幅狭箔片部15bが形成された形状に作製する。なお、便宜上、幅広部15a及び幅狭箔片部15bについては、円弧溝15cを形成する加工前後において、同一の参照符号を用いて説明する。
次に、図10C(a)に示すように、導電用金属箔15に、幅広部15aと幅狭箔片部15bに亘る円弧溝15cを形成する。一方、金属箔切片16bをスリーブ状金属箔16aに成形加工し、そのスリーブ状金属箔16a内に電極棒5aを挿入して、図10C(b)に示す状態にする。この状態では、電極棒5aの先端部がスリーブ状金属箔16aから十分な長さで突出しているようにする。
次に、図10Dに示すように、スリーブ状金属箔16aから突出した電極棒5aの先端部を、導電用金属箔15の円弧溝15cに対して、幅狭箔片部15bから若干、幅広部15の端部にも亘るように装着する。この状態で、幅狭箔片部15bを電極棒5aに溶接する。さらに、スリーブ状金属箔16aを矢印で示すように移動させて、電極棒5a及び幅狭箔片部15bの外周面を覆うように配置する。これにより、図10Aに示したような組立体が作製される。
本実施の形態のように、電極棒5a及び幅狭箔片部15bの外周面が、スリーブ状金属箔16aにより覆われることにより、封止部における微小クラックの発生を抑制することができる。すなわち、スリーブ状金属箔16aで覆うことにより、緩衝部材としての機能が得られ、その領域では熱膨張係数の差に起因する応力を緩和できるからである。
(実施の形態7)
図11は、本発明の実施の形態7におけるランプユニット23を示す。このランプユニット23は、上記実施の形態の構成を有する発光管1からなる高圧放電ランプ20を装備したものである。
高圧放電ランプ20は、上記発光管1の一方の封止部3に電源接続端子21付の円筒形口金22が装着された状態に構成されている。ここで、発光管1の一方の封止部3の外部Moリード線9は、電源接続端子21に接続されている(図示せず)。ランプユニット23としては、高圧放電ランプ20の口金22が反射ミラー24に装着・保持された構成を有する。また、高圧放電ランプ20の他方の封止部4の外部Moリード線10に接続されたリード線25が、反射ミラー24に設けられた貫通孔26を通じて外部に引き出されている。
反射ミラー24としては、例えば回転楕円面鏡、回転放物面鏡、凹面(球面)鏡等を用いることができる。鏡面は、例えば、硬質ガラス製基体の回転楕円面に形成された凹面部分に、多層干渉膜からなる反射膜が蒸着された構成を有する。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8における投写型画像表示装置について、図12及び図13を参照して説明する。
図12は、実施の形態7のランプユニット23が用いられた投写型画像表示装置の一例として、フロントプロジェクタ30の概略構成を示す。図12は、筐体31の天板を取り除いた状態を表している。フロントプロジェクタ30は、その前方に設置したスクリーン(不図示)に向けて画像を投影するタイプのプロジェクタである。
フロントプロジェクタ30は、筐体31に収納された、光源であるランプユニット23、光学ユニット32、制御ユニット33、投写レンズ34、冷却ファンユニット35、および電源ユニット36等から構成されている。
光学ユニット32は、入射光を変調して画像を形成する画像形成ユニット、及びランプユニット23からの照明光を画像形成ユニットに照射する照明ユニット(いずれも不図示)を有する。照明ユニットは、3色のカラーフィルタからなるカラーホイール等(不図示)を有し、照明光を3原色に分解して画像形成ユニットに照射する。
制御ユニット33は、画像形成ユニット等を駆動制御する。投写レンズ34は、画像形成ユニットにより変調されて形成された光学像を拡大透写する。電源ユニット36は、商用電源から供給される電力を、制御ユニット33やランプユニット23に適した電力に変換してそれぞれ供給する。
また、ランプユニット23は、図13に示す投写型画像表示装置の一例であるリアプロジェクタ40の光源としても用いることができる。リアプロジェクタ40は、ランプユニット23、光学ユニット、投写レンズ、ミラー(いずれも不図示)等が筐体41内に収納された構成を有する。投写レンズから投写されミラーで反射された画像が、透過式スクリーン42の裏側から投影されて画像表示される。
本発明高圧放電ランプは、封止部における微小クラックの発生が確実に抑制され、封止部の破損を効果的に抑制することができるので、投射型画像表示装置の光源である高圧水銀ランプとして有用である。また、高圧水銀ランプ以外の、例えばメタルハライドランプなどの高圧放電ランプにもそのまま適用でき、例えば自動車ヘッドライト用メタルハライドランプとして有用である。
本発明の実施の形態1における高圧水銀ランプの発光管の構成を示す断面図 同発光管に用いられる電極の構成を示す正面図 同発光管の封止部の構成を示す要部断面図 同発光管の封止部の部材とその組立工程を示す平面図 図4Aの次の工程を示す平面図 図4Bの次の工程を示す平面図 本発明の実施の形態2における高圧水銀ランプの発光管の封止部の部材とその組立工程を示す平面図 図5Aの次の工程を示す平面図 図5Bの次の工程を示す平面図 同発光管の封止部の構成を示す要部断面図 本発明の実施の形態4における高圧水銀ランプの発光管の封止部の部材とその組立工程を示す平面図 図7Aの次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は拡大横断面図 図7Bの次の工程を示す拡大横断面図 本発明の実施の形態5における高圧水銀ランプの発光管の封止部の部材とその組立工程を示し、(a)は平面図、(b)は拡大横断面図 図8Aの次の工程を示す拡大横断面図 図8Bの次の工程を示す拡大横断面図 本発明の実施の形態3における高圧水銀ランプの発光管の封止部の部材とその組立工程を示す平面図 図9Aの次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は拡大横断面図 図9Bの次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は拡大横断面図 図9Cの次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は拡大横断面図 本発明の実施の形態6における高圧水銀ランプの発光管の封止部の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)及び(d)は拡大横断面図 同封止部の部材とその組立工程を示す平面図 図10Bの次の工程を示す平面図 図10Cの次の工程を示す平面図 本発明の実施の形態7におけるランプユニットを示す一部断面斜視図 本発明の実施の形態8におけるフロントプロジェクタを示す斜視図 同実施の形態におけるリアプロジェクタを示す斜視図 (a)は従来例の高圧水銀ランプの発光管の構成を示す断面図、(b)はその要部拡大断面図 従来例の封止部破損の抑制手段を有する高圧水銀ランプの発光管の構成を示す断面図
符号の説明
1 発光管
2 発光管の発光部
3、4 発光管の封止部
5、6 電極
5a、6a 電極棒
5ae、7ae、 溶接部分
5b コイル
5c 溶融部
7、8、14、15 導電用金属箔
7a、8a、14a、14i、16a スリーブ状金属箔
7b、16b 金属箔切片
7e、14e 後端溶接部
7t、14t 先端溶接部
9、10 外部Moリード線
11 水銀
12 アルゴン
13 臭素
14b 金属箔切片部
14c、14d 切り込み
15a 幅広部
15b 幅狭箔片部
16 電極
20 高圧水銀ランプ
21 電源接続端子
22 円筒形口金
23 ランプユニット
24 反射ミラー
25 リード線
26 貫通孔
30 フロントプロジェクタ
31 筐体
32 光学ユニット
33 制御ユニット
34 投写レンズ
35 冷却ファンユニット
36 電源ユニット
40 リアプロジェクタ
41 筐体
42 透過式スクリーン

Claims (8)

  1. 内部に水銀が封入され、かつ一対の電極が互いに対向するように配置された発光部と、この発光部に連接された封止部とを有する石英ガラス製の発光管とを備え、
    前記一対の電極は電極棒を有し、前記電極棒の一端部が前記発光部の内部空間に位置し、前記電極棒の他端部が前記封止部に埋め込まれつつ、前記封止部に封着された導電用金属箔に接合されており、
    前記電極棒のうち、前記封止部に埋め込まれた部分の少なくとも一部において、その外周面全体がスリーブ状金属箔によって密に覆われていることを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 前記電極棒のうち、前記スリーブ状金属箔によって覆われた領域は、前記電極棒のうち、少なくとも前記導電用金属箔と重なっている部分を含むことを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ。
  3. 前記導電用金属箔の端部に金属箔切片部が設けられ、前記金属箔切片部が前記電極棒に巻き付けられて前記スリーブ状金属箔を形成している請求項1記載の高圧放電ランプ。
  4. 前記金属箔切片部はその少なくとも1箇所で前記電極棒に対して溶接により固定されており、前記金属箔切片部の前記溶接により固定された箇所は、前記金属箔切片部の他の部分により覆われている請求項3記載の高圧放電ランプ。
  5. 内部に水銀が封入され、かつ一対の電極が互いに対向するように配置された発光部と、この発光部に連接された封止部とを有する石英ガラス製の発光管を備え、
    前記一対の電極は電極棒を有し、前記電極棒の一端部が前記発光部の内部空間に位置し、前記電極棒の他端部が前記封止部に埋め込まれつつ、前記封止部に封着された導電用金属箔に接合されており、
    前記導電用金属箔の端部に他の部分よりも幅狭な幅狭箔片部が形成され、
    前記電極棒のうち、前記封止部に埋め込まれた部分の少なくとも一部において、その外周面の周方向における一部が前記幅狭箔片部によって密に覆われており、
    前記幅狭箔片部および前記電極棒のうち、前記幅狭箔片部が位置する領域の外周面全体がスリーブ状金属箔によって覆われていることを特徴とする高圧放電ランプ。
  6. 前記スリーブ状金属箔は、モリブデン、ニオブ、レニウム、タングステン及びタンタルのうちのいずれか1種、又はそれを主成分とする合金からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の高圧放電ランプ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の高圧放電ランプと、
    凹面の反射面を有する反射鏡とを備え、
    前記反射鏡に前記高圧放電ランプが装着されて、前記高圧放電ランプの射出光が前記反射面により反射されるように構成されたことを特徴とするランプユニット。
  8. 請求項7記載のランプユニットと、
    前記ランプユニットからの照明光が変調して光学像を形成する光学ユニットと、
    前記光学像を拡大投射する投射装置とを備えたことを特徴とする投射型画像表示装置。
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