JP2010129134A - ホログラム記録装置及びホログラム再生装置 - Google Patents

ホログラム記録装置及びホログラム再生装置 Download PDF

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章宏 川嶋
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Abstract

【課題】
対物レンズと立上げミラーを一体にせずとも、対物レンズが駆動しても対物レンズとレーザ光の光軸位置の関係を一定に保つことが可能であり、また装置に大がかりな駆動機構を設けずコストUPを抑制できるホログラム記録装置及びホログラム再生装置を提供する。
【解決手段】
情報レーザ光の光路上で対物レンズの入射瞳面の手前に設置され、駆動により情報レーザ光の光軸位置を変化させる、屈折率が空気とは異なる板状物体と、情報レーザ光の光路上で対物レンズの入射瞳面の手前に設置され、駆動により情報レーザ光の光路長を可変する光路長可変用光学部品と、トラッキングサーボ手段による対物レンズのホログラム記録媒体の半径方向の中立位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段と、検出した駆動量により板状物体を駆動する光軸位置可変手段と、検出した駆動量により光路長可変用光学部品を駆動する光路長可変手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホログラム記録媒体にシフト多重方式でデータの記録を行うホログラム記録装置及びシフト多重方式でデータの記録がされたホログラム記録媒体からデータの再生を行うホログラム再生装置に関する。
従来より、光ディスクへ記録するデータの容量を大きくするため、ホログラム記録媒体へ多重記録を行う研究が進められている。ホログラム記録媒体へ多重記録を行う方法としては、主に2光束干渉方式とコリニア方式があるが、この内コリニア方式は記録用のレーザ光の焦点をホログラム記録媒体の記録層に合わせた上で、記録層と平行に移動してシフト多重方式でホログラム記録媒体にデータの記録を行う方式である。
通常、コリニア方式におけるデータの記録においては、記録用のレーザ光とは別にサーボ用のレーザ光を照射してホログラム記録媒体に形成されたトラックからの反射光に基づく信号により、サーボ用のレーザ光の焦点がトラックの位置に合った上でトラックの溝を追従するようフォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御とを行っており、これらのサーボ制御により記録用のレーザ光の焦点がホログラム記録媒体の記録層に合った上で、ホログラム記録媒体を螺旋状に移動するようになっている。
これらのサーボ制御は、例えば特許文献1に示されているように、DVDやCD等の光ディスクの記録再生におけるサーボ制御と同様、対物レンズをレーザ光の光軸方向とこの方向の垂直方向とに駆動することで行うが、この方法には図8に示したように、トラッキングサーボ制御において対物レンズが中立位置にあるときは、空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)を透過し、回折したレーザ光は大部分が対物レンズに入射し、精度のよい記録を行うことができるが、対物レンズがレーザ光の光軸方向の垂直方向に動いたときは、空間光変調器を透過し、回折したレーザ光の内、空間光変調器の周辺で回折した光の対物レンズに入射する量が減ってしまい、記録の精度が悪くなるという問題がある。
また、記録したデータの再生においては、対物レンズにより集光されるレーザ光の強度が落ちるため、受光器で形成されるドットパターン(空間光変調器のパターンに相当する)の光量が落ち、データの再生精度が悪くなるという問題がある。
この問題を解決する方法として、例えば特許文献2に示されているように、トラッキングサーボ制御において対物レンズと立上げミラーを一体にして駆動する方法がある。この方法によれば、対物レンズがレーザ光の光軸方向の垂直方向に動いても、レーザ光の光軸も一緒に動くため前述の問題は発生しない。
特開平11−311937号公報 特開2007−193874号公報
しかしながら、特許文献2に示された装置では、駆動するものの重量が大きくなるためホログラム記録媒体のトラックヘの追従性が悪くなるという問題がある。また、立上げミラーが移動するとそのままでは対物レンズの入射瞳面とドットパターンが結像する位置及び対物レンズの入射瞳面の位置と受光器の面でパターンを結像させるための位置とがずれてしまうため、何らかの対応が必要であるが、特許文献2に示されているように装置に第2移動部、第3移動部といった大がかりな駆動機構を設けて、空間光変調器、受光器、リレーレンズ、対物レンズの間の光路長を一定に保つような構成にすると装置のコストがUPするという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、対物レンズと立上げミラーを一体にせずとも、対物レンズが駆動しても対物レンズとレーザ光の光軸位置の関係を一定に保つことが可能であり、また装置に大がかりな駆動機構を設ける必要がないため装置のコストUPを抑制できるホログラム記録装置及びホログラム再生装置を提供することにある。
請求項1記載のホログラム記録装置は、情報レーザ光の光路上であって対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により情報レーザ光の光軸位置を変化させる、屈折率が空気とは異なる板状物体と、情報レーザ光の光路上であって対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により情報レーザ光の光路長を可変する光路長可変用光学部品と、トラッキングサーボ手段による対物レンズのホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段と、駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて、板状物体を駆動する光軸位置可変手段と、駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて、光路長可変用光学部品を駆動する光路長可変手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載のホログラム再生装置は、参照レーザ光の光路上であって対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により参照レーザ光の光軸位置を変化させる、屈折率が空気とは異なる板状物体と、参照レーザ光の光路上であって対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により参照レーザ光の光路長を可変する光路長可変用光学部品と、トラッキングサーボ手段による対物レンズのホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段と、駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて板状物体を駆動する光軸位置可変手段と、駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて光路長可変用光学部品を駆動する光路長可変手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置は、光軸位置可変手段による板状物体の駆動が、情報レーザ光又は参照レーザ光の光路に直角な回転軸で回転する回転駆動であることを特徴とする。
請求項4記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置は、光路長可変用光学部品が、屈折率が空気とは異なる2枚の板状物体から構成され、2枚の板状物体が同じ素材で且つ同じ厚さであり、光路長可変手段が、2枚の板状物体を、それぞれの板状物体と情報レーザ光又は参照レーザ光の光路とのなす角度が、板状物体同士が対向する側と反対の側で等しくなるように駆動することを特徴とする。
請求項5記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置は、光路長可変手段による2枚の板状物体の駆動が、情報レーザ光又は参照レーザ光の光路に直角且つ互いに平行である回転軸周りにそれぞれの板状物体を逆方向に回転させる回転駆動であることを特徴とする。
請求項6記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置は、駆動量検出手段が、対物レンズのフォーカス方向における中立位置からの駆動量をも検出し、光路長可変手段が、対物レンズのフォーカス方向における中立位置からの駆動量と対物レンズのホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量とに基づいて光路長可変用光学部品を駆動することを特徴とする。
請求項7記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置は、板状物体及び光路長可変用光学部品である2枚の板状物体の素材が、ガラスであることを特徴とする。
請求項1及び請求項2の発明によれば、対物レンズの半径方向駆動量に基づいて板状物体と光路長可変用光学部品とを駆動するようにしたことから、対物レンズが駆動しても対物レンズとレーザ光の光軸位置との関係を一定に保つことができ、板状物体の駆動により空間光変調器から対物レンズまでの光路長及び対物レンズから受光器までの光路長が変化するが、光路長可変用光学部品を駆動することで別の箇所で光路長を変化させ、対物レンズの入射瞳面とドットパターンが結像する位置及び対物レンズの入射瞳面の位置と受光器の面でパターンを結像させるための位置とを一致させることができる。また、このような構成にすることで、装置に大がかりな駆動機構を設ける必要がなくなるため装置のコストUPを抑制できる。
請求項3の発明によれば、板状物体を回転するようにすることから、駆動のための負荷が小さいので、対物レンズの駆動に精度よくレーザ光の光軸位置を追従させることができ、対物レンズとレーザ光の光軸位置との関係を精度よく一定に保つことができる。
請求項4の発明によれば、光路長可変用光学部品を、同じ素材、同じ厚さの2枚の板状物体とし、該2枚の板状物体をそれぞれの板状物体と情報レーザ光又は参照レーザ光の光路とのなす角度が、板状物体同士が対向する側と反対の側で等しくなるように駆動することで、大がかりな駆動機構にならず光路長を可変させることができる。
請求項5の発明によれば、光路長可変用光学部品の2枚の板状物体を回転するようにすることから、駆動のための負荷が小さいので、対物レンズの駆動(言い換えるとレーザ光の光軸位置を変化させる板状物体の駆動)に精度よく追従させて光路長を変化させることができ、対物レンズの入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置及び対物レンズの入射瞳面の位置と受光器の面でパターンを結像させるための位置とを精度よく一致させることができる。
請求項6の発明によれば、トラッキングサーボとフォーカスサーボの2つの駆動量により光路長を可変するようにすることから、対物レンズの2つの方向の駆動量により光路長を可変しているので、対物レンズの入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置及び対物レンズの入射瞳面の位置と受光器の面でパターンを結像させるための位置とをさらに精度よく一致させることができる。
請求項7の発明によれば、板状物体の素材がガラスであることから、板状物体のコストを抑えることができる。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の形態におけるホログラム記録再生装置は、ホログラム記録媒体にシフト多重方式でデータの記録を行い、又シフト多重方式でデータの記録がされたホログラム記録媒体からデータの再生を行う装置である。
図1は、本発明に係るホログラム記録再生装置の実施形態を示す構成図である。図2は、対物レンズのトラッキング方向の移動に伴う回転ガラス板の回転を示した説明図である。図3は、対物レンズのフォーカス方向の移動に伴う回転ガラス板の回転を示した説明図である。図4は、回転ガラス板の回転によるレーザ光の光軸位置の変化を示した説明図である。図5は、回転ガラス板の回転による光路長の変化を示した説明図である。図6は、レーザ光の光軸位置の変化と光路長の変化を行うガラス板の他の駆動方法を示した説明図である。
図1において、ホログラム記録再生装置1は、ピックアップ装置200、表示装置302や入力装置304を備えたコントローラ300、記録用レーザ駆動回路202、記録用信号生成回路204、サーボ用レーザ駆動回路210、再生データ生成回路212、変位量信号生成回路A214、変位量信号生成回路B215、回転駆動回路B216、回転駆動回路A218、ターンテーブル130、スピンドルモータ132、フィードモータ134、スピンドルモータ制御回路102、フィードモータ制御回路108、半径位置検出回路106、信号増幅回路110、トラッキングエラー信号生成回路112、トラッキングサーボ回路114、スレッドサーボ回路118、フォーカスエラー信号生成回路120、フォーカスサーボ回路122、ドライブ回路116,124等から構成されている。
ピックアップ装置200は、従来のホログラム記録再生装置のようにレーザ光源10,30、コリメートレンズ12,32、ミラー14,28、空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)16、リレーレンズ18,22,24、偏光ビームスプリッタ20、ダイクロイックプリズム38、集光レンズ48、フォトディテクタ26,52、対物レンズ40、ビームスプリッタ34、1/4波長板36、シリンドリカルレンズ50、トラッキングアクチュエータ46、フォーカスアクチュエータ44、ポジションセンサ42、立ち上げミラー54等から構成されると共に、リレーレンズ22と対物レンズ40との間の光路上に回転ガラス板60,62,64が設けられている。
レーザ光源10から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ12で平行光になり、ミラー14で進行方向を変えられた後、空間光変調器16を透過する。空間光変調器16は、透過型のTFT液晶表示装置(LCD)のパネル等でできており、ホログラム記録媒体HKへのデータ記録時には、後述する記録用信号生成回路204が出力する2次元の2値化データを入力し、平面上に明暗のドットパターンを形成する。空間光変調器16は、中心領域に明暗のドットパターンを形成し、この箇所を透過した光は回折して2次元の2値化データに基づいた情報をもつ光(以下、情報レーザ光という)になる。そして、空間光変調器16は、周辺領域に明のドットのみを形成し、この箇所を透過した光は入射前と変化せず、情報を持たない光(以下、参照レーザ光という)のままとなる。尚、ホログラム記録媒体HKに記録されたデータの再生時には、空間光変調器16は全領域に明のドットのみを形成し、入射したレーザ光をそのまま透過させる。
レーザ光は空間光変調器16を透過し、データ記録時においては情報レーザ光と参照レーザ光の2つが生成され、データ再生時においては参照レーザ光のみであるレーザ光はリレーレンズ18,22により光束径が変更され、ミラー28で進行方向を変えられて回転ガラス板60,62を透過し、ダイクロイックプリズム38に入射する。
回転ガラス板60,62は、同じ厚さTのガラス板60a,62aとこのガラス板60a,62aを駆動するモータ60b,62bとから構成される。ガラス板60a,62aの厚さTは、対物レンズ40のフォーカス方向の駆動範囲及び後述する回転ガラス板64のガラス板64aの厚さと回転駆動範囲とから算出される必要な光路長変化範囲と、回転ガラス板60,62の回転駆動範囲とから適切な値に設定される。モータ60b,62bは、後述する回転駆動回路B216から供給される駆動信号に基づいてそれぞれ反対方向に同じ回転量だけ回転するようになっている。ガラス板60a,62aの回転によりレーザ光の光軸位置を変化させずにリレーレンズ22から対物レンズ40までの光路長を変化させることができる。この変化が、対物レンズ40のフォーカス方向における中立位置からの駆動量と後述する回転ガラス板64の回転駆動により発生する光路長の変化量とを加算した量に等しくなるようにすることで、対物レンズ40の入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置及び対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でドットパターンが結像するための位置は常に一致するようになる。対物レンズ40のフォーカス方向の駆動量及び回転ガラス板64の回転量と回転ガラス板60,62の回転量との関係は後述する。
リレーレンズ18,22の間には偏光ビームスプリッタ20があり、情報レーザ光及び参照レーザ光は偏光方向が偏光ビームスプリッタ20の透過軸と一致しているためほとんどが透過し、後述するようにホログラム記録媒体HK側からの再生光は、偏光方向が偏光ビームスプリッタ20の透過軸から90度の方向にあるためほとんどが反射して進行方向を変える。この偏光ビームスプリッタ20は、ホログラム記録媒体HKに記録されたデータの再生の際、ホログラム記録媒体HKからの再生光をリレーレンズ24を介してフォトディテクタ26に入射させるために配置されている。
ダイクロイックプリズム38は、レーザ光の波長により透過と反射が変わる特性を持っており、レーザ光源10から出射されたレーザ光は、ダイクロイックプリズム38を透過する波長の光であるため、情報レーザ光及び参照レーザ光は、ダイクロイックプリズム38を透過し、対物レンズ40によりホログラム記録媒体HKの記録層に集光する。そして、データ記録時においては集光位置で情報レーザ光と参照レーザ光とが干渉し、記録層に干渉縞によりデータの記録が行われ、データ再生時においてはデータ記録位置への参照レーザ光の集光により再生光が発生する。
1/4波長板36は、レーザ光源10から出射されるレーザ光の波長のレーザ光において直線偏光を円偏光に変え、円偏光を直線偏光に変える。このため、参照レーザ光は直線偏光から円偏光に変えられてホログラム記録媒体HKに照射され、データ記録箇所で発生する再生光も円偏光で発生する。そして、再生光が1/4波長板36を透過すると参照レーザ光の偏光方向とは90度偏光方向が異なる直線偏光になる。このため、再生光の偏光方向は偏光ビームスプリッタ20の透過軸から90度の方向にある。
ダイクロイックプリズム38と1/4波長板36との間には、回転ガラス板64が設けられている。回転ガラス板64は、ガラス板64aとこのガラス板64aを駆動するモータ64bとから構成される。ガラス板64aの厚さTは、対物レンズ40の半径方向の駆動範囲と、回転ガラス板64の回転駆動範囲とから適切な値に設定される。モータ64bは、後述する回転駆動回路A218から供給される駆動信号に基づいて回転するようになっている。ガラス板64aの回転により、レーザ光の光軸位置が変化する。対物レンズ40の半径方向の駆動量と回転ガラス板64の回転量との関係は後述する。
レーザ光源30は、後述するフォーカスサーボ制御、トラッキングサーボ制御のために設けられている。レーザ光源30から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ32で平行光になり、ビームスプリッタ34で半分程度が透過してダイクロイックプリズム38に入射する。レーザ光源30から出射されたレーザ光は、ダイクロイックプリズム38で反射する波長の光であるため、ビームスプリッタ34側から入射したレーザ光はダイクロイックプリズム38で反射し、回転ガラス板64及び1/4波長板36を透過し、立ち上げミラー54で反射して対物レンズ40によりホログラム記録媒体HKの反射層に形成されたトラックに集光する。そして、集光位置からの反射光は対物レンズ40により平行光になり、立ち上げミラー54で反射して、1/4波長板36及び回転ガラス板64を透過してダイクロイックプリズム38で反射してビームスプリッタ34で半分程度が反射し、集光レンズ48、シリンドリカルレンズ50により4分割フォトディテクタ52に集光する。
1/4波長板36は、レーザ光源10から出射されるレーザ光の波長のレーザ光において直線偏光を円偏光に変えるように設定された複屈折材であるため、レーザ光源30のレーザ光が透過すると直線偏光は楕円偏光に変えられ、ホログラム記録媒体HKで反射した後再度透過すると楕円偏光は別の楕円偏光に変えられるが、偏光状態が変わってもビームスプリッタ34に入射した光の透過と反射の比率は一定であるため4分割フォトディテクタ52での受光量には影響はない。
4分割フォトディテクタ52にレーザ光が入射する手前にシリンドリカルレンズ50が設けられているため、ホログラム記録媒体HKの反射層の位置からレーザ光の焦点がずれると、4分割フォトディテクタ52に形成された円状のスポットは4分割フォトディテクタ52の対角線上に長軸がある楕円光になり、後述するように4分割フォトディテクタ52のそれぞれのフォトディテクタが出力する信号を演算することにより、反対層の位置からのレーザ光の焦点のずれを信号として検出できる。このずれがなくなるようにフォーカスサーボ制御は行われる。本実施の形態では非点収差法によるフォーカスサーボ制御を用いている。
また、ホログラム記録媒体HKのトラックの溝位置からレーザ光の焦点がずれると、4分割フォトディテクタ52に形成された円状のスポットの片側の光量が落ち、後述するように4分割フォトディテクタ52のそれぞれのフォトディテクタが出力する信号を演算することによりレーザ光の焦点のトラックの溝位置からのずれを信号として検出できる。このずれがなくなるようにトラッキングサーボ制御は行われる。本実施の形態ではプッシュプル法によるフォーカスサーボ制御を用いている。
フォーカスアクチュエータ44は、フォーカスサーボ制御において後述するドライブ回路124からの駆動信号によりフォーカス方向に対物レンズ40を駆動する。トラッキングアクチュエータ46は、トラッキングサーボ制御において後述するドライブ回路116からの駆動信号により半径方向に対物レンズ40を駆動する。
回転駆動回路は、回転駆動回路A218と回転駆動回路B216の2つがある。回転駆動回路A218は、トラッキングサーボ回路114からの信号を入力し、信号の強度から回転ガラス板64の回転量を算出し、回転ガラス板64を回転駆動する信号を出力する。回転駆動回路B216は、トラッキングサーボ回路114及びフォーカスサーボ回路122からの信号を入力し、信号の強度から回転ガラス板60,62の回転量を算出し、回転ガラス板60,62を回転駆動する信号を出力する。
回転駆動回路A218は、対物レンズ40の中立位置からの半径方向への移動量に相当する信号であるトラッキングサーボ回路114が出力する信号を入力し、回路内に設定された移動量と回転量との関係により回転駆動量に相当する信号を作成し、回転ガラス板64のモータ64bに出力する。移動量と回転量の関係は以下のように求めることができる。
図2(a)及び図2(b)に示すように、対物レンズ40の中立位置からトラッキング方向へΔY移動したとき対物レンズ40の光軸とレーザ光の光軸が一致するためには、レーザ光の光軸も同じ方向へΔY移動する必要がある。立ち上げミラーは、45度の角度であるので回転ガラス板64にレーザ光が入射する前と後でΔYだけレーザ光の光軸が移動する必要がある。
図4に示すように、回転ガラス板64の面がレーザ光の光軸に対して角度θ’回転したとき(実線状態のとき)、レーザ光の光軸の移動距離ΔYは以下の数1のように計算される。
Figure 2010129134
これに屈折率nの式であるn=sinθ’/sinψ’を代入すると、数2が導き出される。
Figure 2010129134
n、T’は固定値であるので、θ’が定まれば、ΔYは計算される。すなわち、移動量ΔYと回転量θ’の関係を求めることができる。
回転ガラス板64が回転するとレーザ光の光軸が移動するとともに、光路長が変化する。回転ガラス板64からレーザ光が出射してからホログラム記録媒体HKまではレーザ光の光路は変化するが、立ち上げミラー54までの光路長が増えた分(減った分)、立ち上げミラー54から後の光路長が減る(増える)ので回転ガラス板64からレーザ光が出射した後の光路長は変化せず、光路長の変化は回転ガラス板64での変化のみである。この光路長の変化ΔZは、以下の数3により計算される。
Figure 2010129134
数3は、以下のように求めることができる。まず、図4に示すようにガラス板64aの面がレーザ光の光軸に対して垂直であるとき(点線の状態のとき)はA点からB点までの光路長は数4の数値である。
Figure 2010129134
ガラス板64aの面がレーザ光の光軸に対して角度θ回転したとき(実線の状態のとき)はA点からB点までの光路長は数5の数値である。
Figure 2010129134
数5−数4が光路長の変化ΔZになり、数6の式になる。
Figure 2010129134
この数6に屈折率nの式であるn=sinθ’/sinφ’を代入すると数3になる。
この光路長の変化のみであると対物レンズ40の入射瞳面の位置から遠い側にドットパターンの結像位置や受光器の面でパターンを結像させるための位置がずれてしまうので、図2(a)及び図2(b)に示すように、回転ガラス板60,62を光路長が反対符号で同じ量変化するよう回転させ、対物レンズ40の入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置やフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置が一致するようにする。
さらに図3(a)及び図3(b)に示すように、対物レンズ40のフォーカス方向への駆動によってもそのままであると、対物レンズ40の入射瞳面の位置からドットパターンの結像位置やフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置がずれてしまうので、この駆動量ΔX分,回転ガラス板60,62の回転により光路長を変化させる。すなわち、回転ガラス板60,62は、回転ガラス板64で発生する光路長の変化ΔZの反対符号とレーザ光の照射方向を正方向とした場合の対物レンズのフォーカス方向への駆動量ΔXを加算した分、光路長を変化させる。
回転駆動回路B216は、対物レンズ40の中立位置からのフォーカス方向の移動量(ΔX)に相当する信号であるフォーカスサーボ回路122が出力する信号と対物レンズ40の中立位置からの半径方向の移動量(ΔY)に相当する信号であるトラッキングサーボ回路114が出力する信号を入力し、回路内に設定されたΔYとΔZの関係を用いてΔZを計算し、ΔX−ΔZの演算を行い、回路内に設定された光路長の変化(ΔX−ΔZ)と回転量θの関係を用いて回転量θを計算し、回転駆動量に相当する信号を作成し、回転ガラス板60,62のモータ60b,62bに出力する。
トラッキング方向の移動量ΔYと光路長の変化ΔZの関係は以下のように求めることができる。まず、数2によりΔYと回転ガラス板64の回転角度θ’の関係が出る。次に、数3により回転ガラス板64の回転角度θ’と光路長の変化ΔZの関係が出る。よって数2と数3によりΔYとΔZの関係がでる。
回転ガラス板60,62の回転量θと光路長の変化(ΔX−ΔZ)の関係式は、以下の数7である。これから光路長の変化(ΔX−ΔZ)と回転量θの関係を求めることができる。
Figure 2010129134
数7において、Tはガラス板60a,62bの厚さであり、θはガラス板60a,62bのレーザ光の光軸と板面が垂直な状態からの回転量であり、θsはガラス板60a,62bの初期状態におけるレーザ光の光軸からの回転角度であり、nはガラス板60a,62bの屈折率である。数7は以下のように計算することができる。
まず、図5に示すようにガラス板60aの面がレーザ光の光軸に対して垂直であるとき(点線の状態のとき)はA点からB点までの光路長は数8の数値である。
Figure 2010129134
ガラス板60aの面がレーザ光の光軸に対して角度θ回転したとき(実線の状態のとき)はA点からB点までの光路長は数9の数値である。
Figure 2010129134
数9−数8が光路長の変化ΔX−ΔZになり、数10の式になる。
Figure 2010129134
この数10に屈折率nの式であるn=sinθ/sinφを代入すると数11になる。
Figure 2010129134
これは、ガラス板60aによる光路長の変化であるので、ガラス板60a,62aによる光路長の変化は数11の2倍で数12のようになる。
Figure 2010129134
これはθ=0のときからの光路長の変化ΔX−ΔZであるが、初期の回転位置θsのときからの光路長の変化ΔX−ΔZは数12から数12でθ=θsとした式を減算すればよいので数7の式になる。
以下、回転駆動回路以外の回路の説明を行う。スピンドルモータ制御回路102は、スピンドルモータ132内のエンコーダから入力するパルス信号の単位時間あたりのパルス数がコントローラ300から入力される回転速度に相当するパルス数になるよう、スピンドルモータ132の回転を制御する。コントローラ300は、後述する半径位置検出回路106から入力される半径値から、所定の線速度になる回転速度を計算し、スピンドルモータ制御回路102に出力する。
半径位置検出回路106は、装置の電源が投入されると駆動開始し、フィードモータ134が内臓するエンコーダからのパルス信号の入力が停止したときを初期半径値として、それ以降入力するパルス信号のパルス数をカウントして移動距離を算出し、初期半径値に加減することで半径値を算出し、コントローラ300及び後述するフィードモータ制御回路108に出力する。
フィードモータ制御回路108は、以下の働きをする。
・装置の電源が投入されると駆動開始し、フィードモータ134を駆動限界位置(初期半径値である位置)まで駆動する。
・コントローラ300から半径値が入力すると、半径値検出回路106から入力する半径値から駆動方向を判定してフィードモータ134を駆動し、半径位置検出回路106から入力する半径値がコントローラ300から入力した半径値になるとフィードモータ134の駆動を停止する。
・コントローラ300からスレッドサーボ開始の指令が入力すると、フィードモータ134内のエンコーダから入力するパルス信号の単位時間あたりのパルス数が後述するスレッドサーボ回路118から入力される送り速度に相当するパルス数になるよう、フィードモータ134の回転を制御する。
記録用レーザ駆動回路202は、コントローラ300から作動開始の指令が入力すると、レーザ光源10から所定の強度のレーザ光が出射するための電圧及び電流の供給をレーザ光源10に対し行う。サーボ用レーザ駆動回路210は、コントローラ300から作動開始の指令が入力すると、レーザ光源30から所定の強度のレーザ光が出射するための電圧及び電流の供給をレーザ光源30に対し行う。
信号増幅回路110は、4分割フォトディテクタ52のそれぞれのフォトディテクタが出力する信号を入力し所定の増幅率で増幅して、それぞれをトラッキングエラー信号生成回路112とフォーカスエラー信号生成回路120に出力する。
トラッキングエラー信号生成回路112は、4分割フォトディテクタ52のそれぞれのフォトディテクタが出力し、信号増幅回路110で増幅された信号を、プッシュプル法における演算の式である(a+b)−(c+d)により生成したトラッキングエラー信号をトラッキングサーボ回路114に出力する。a,b,c,dはトラックの溝方向に4分割フォトディテクタ52を当てはめたとき右上のフォトディテクタから右回りにa,b,c,dである。
トラッキングサーボ回路114は、トラッキングエラー信号生成回路112からトラッキングエラー信号を入力し、入力したトラッキングエラー信号が0となるための対物レンズ40の駆動量に相当するトラッキングサーボ信号を作成し、ドライブ回路116に出力する。ドライブ回路116は、トラッキングサーボ回路114からトラッキングサーボ信号を入力し、この信号に基づいて対物レンズ40を半径方向に駆動するための信号をトラッキングアクチュエータ46に供給する。
4分割フォトディテクタ52,トラッキングエラー信号生成回路112,トラッキングサーボ回路114,ドライブ回路116,トラッキングアクチュエータ46によりトラッキングサーボ制御が行われる。
スレッドサーボ回路118は、トラッキングサーボ回路114からトラッキングサーボ信号を入力し、信号の直流成分を検出して、この直流成分が0になるためのフィードモータ134の送り速度に相当する信号を作成し、フィードモータ制御回路108に出力する。トラッキングサーボ信号の直流成分は、対物レンズ40の中立位置からのずれの所定時間内における平均に相当し、このずれがなくなるようフィードモータ134を駆動することでサーボ用レーザ光の焦点はホログラム記録媒体HKのトラックの溝を追従して半径方向に移動する。
フォーカスエラー信号生成回路120は、4分割フォトディテクタ52のそれぞれのフォトディテクタが出力し、信号増幅回路110で増幅された信号を、非点収差法における演算の式である(a+c)−(b+d)により生成したフォーカスエラー信号をフォーカスサーボ回路122に出力する。フォーカスサーボ回路122は、フォーカスエラー信号生成回路120からフォーカスエラー信号を入力し、入力したフォーカスエラー信号が0となるための対物レンズ40の駆動量に相当するフォーカスサーボ信号を作成し、ドライブ回路124に出力する。ドライブ回路124は、フォーカスサーボ回路122からフォーカスサーボ信号を入力し、この信号に基づいて対物レンズ40をフォーカス方向に駆動するための信号をフォーカスアクチュエータ44に供給する。
4分割フォトディテクタ52,フォーカスエラー信号生成回路120,フォーカスサーボ回路122,ドライブ回路124,フォーカスアクチュエータ44によりフォーカスサーボ制御が行われる。
記録用信号生成回路204は、コントローラ300から元データが入力すると、入力した元データを2次元の2値化データに変換し、回路内のメモリに記憶する。そして、コントローラ300から出力指令が入力すると、所定の時間間隔で記憶した2次元の2値化データを空間光変調器16へ出力する。尚、記録用信号生成回路204は、コントローラ300からデータ再生開始の指令が入力すると、メモリに記憶されている空間光変調器16のドット(ピクセル)がすべて明になるデータを出力する。
再生データ生成回路212は、コントローラ300から作動開始の指令が入力すると作動開始し、ホログラム記録媒体HKに参照レーザ光のみを照射したとき、ホログラム記録媒体HKからの再生光を受光することでフォトディテクタ26(例えばCCDやCMOSで形成されている)に形成された明暗のドット(データ記録において空間光変調器16に形成される明暗のドットに相当する)に基づく信号をフォトディテクタ26から入力し、この信号から2次元の2値化データ(記録用信号生成回路204が作成する信号に相当する)を作成し、さらにこのデータを記録用信号生成回路204が行うデータ変換とは逆の変換を行い、元データを復号してコントロ−ラ300に出力する。
このように構成されたホログラム記録再生装置1において、作業者はホログラム記録媒体HKをターンテーブル130にセットし、入力装置304からデータ記録開始又はデータ再生開始を指示すると、コントローラ300は各回路に作動開始指令を出力し、通常のホログラム記録再生装置と同様にデータの記録またはデータの再生が行われる。このとき、対物レンズ40の半径方向駆動量に基づいて板状物体である回転ガラス板64を駆動するようにしたことから、対物レンズ40が駆動しても対物レンズ40とレーザ光の光軸位置との関係を一定に保つことができ、回転ガラス板64の駆動により空間光変調器16から対物レンズ40までの光路長及び対物レンズ40からフォトディテクタ26までの光路長が変化するが、光路長可変用光学部品である回転ガラス板60,62を駆動することで別の箇所で光路長を変化させ、対物レンズ40の入射瞳面とドットパターンが結像する位置及び対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置とを一致させることができる。また、このような構成にすることで、装置に大がかりな駆動機構を設ける必要がなくなるため装置のコストUPを抑制できる。
尚、対物レンズ40の入射瞳面とドットパターンが結像する位置及び対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置とを一致させる理由は以下の通りである。
ホログラム記録媒体HKにデータを記録する場合においては、中立位置にある対物レンズ40の入射瞳面に空間光変調器16で形成されたドットパターンが結像するよう設定されているが、空間光変調器16から対物レンズ40の入射瞳面までの光路長が変化すると、入射瞳面とは異なった位置でドットパターンが結像するようになるため入射瞳面でのドットパターンはぼやけることになる。この状態でホログラム記録媒体HKにデータを記録した場合ぼやけたドットパターンがフーリエ変換されて記録されるためデータの記録精度が悪くなる。
また、ホログラム記録媒体HKに記録されたデータを再生する場合においては、中立位置にある対物レンズ40の入射瞳面で結像したドットパターンがフォトディテクタ26の面で結像するよう設定されているが、対物レンズ40の入射瞳面からフォトディテクタ26までの光路長が変化すると、フォトディテクタ26の面とは異なった位置でドットパターンが結像するようになるためフォトディテクタ26の面におけるドットパターンはぼやけることになる。この状態でフォトディテクタ26から信号を取り出してもぼやけたドットパターンによる信号となるためデータの再生精度が悪くなる。従って、光路長が変化した分、別の箇所で光路長を変化させ、対物レンズ40の入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置および対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置とを一致させる必要がある。
また、板状物体である回転ガラス板60,62,64を回転するようにすることから、駆動のための負荷が小さいので、対物レンズ40の駆動に精度よくレーザ光の光軸位置を追従させることができ、対物レンズ40とレーザ光の光軸位置との関係を精度よく一定に保つことができる。
さらに、光路長可変用光学部品である回転ガラス板60,62を、同じ素材、同じ厚さの2枚の板状物体とし、該2枚の板状物体をそれぞれの板状物体と情報レーザ光又は参照レーザ光の光路とのなす角度が、板状物体同士が対向する側と反対の側で等しくなるように駆動することで、大がかりな駆動機構にならず光路長を可変させることができる。
さらに、光路長可変用光学部品である回転ガラス板60,62の2枚の板状物体を回転するようにすることから、駆動のための負荷が小さいので、対物レンズ40の駆動(言い換えるとレーザ光の光軸位置を変化させる板状物体である回転ガラス板64の駆動)に精度よく追従させて光路長を変化させることができ、対物レンズ40の入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置及び対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置とを精度よく一致させることができる。
さらに、トラッキングサーボとフォーカスサーボの2つの駆動量により光路長を可変するようにすることから、対物レンズ40の2つの方向の駆動量により光路長を可変しているので、対物レンズ40の入射瞳面の位置とドットパターンの結像位置及び対物レンズ40の入射瞳面の位置とフォトディテクタ26の面でパターンを結像させるための位置とをさらに精度よく一致させることができる。
さらに、板状物体である回転ガラス板60,62,64の素材がガラスであることから、板状物体のコストを抑えることができる。
尚、上記実施の形態は、様々な変更が可能である。上記実施の形態では、回転駆動回路B216,回転駆動回路A218に入力する対物レンズ40の半径方向の駆動量に相当する信号及びフォーカス方向の駆動量に相当する信号は、トラッキングサーボ回路114及びフォーカスサーボ回路122が出力する信号を使用したが、これに代えて対物レンズ40のフォーカス方向の駆動量及び半径方向の駆動量を検出するポジションセンサ42が出力する信号を使用するようにしてもよい。すなわち、図1に点線で示すように、ポジションセンサ42が出力する信号を変位量信号生成回路A214及び変位量信号生成回路A215に入力させ、これらの回路で加減算等の演算により対物レンズ40の半径方向の駆動量及びフォーカス方向の駆動量に相当する信号を作成し、回転駆動回路B216,回転駆動回路A218に入力させればよい。ポジションセンサ42は、例えば発光素子と4分割されたフォトディテクタとを組み合わせたものを使用することができる。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、回転ガラス板64及び回転ガラス板60,62をともにモータによりガラス板を回転させたが、図6(a),(b)に示すように、ガラス板を取り付けた支持部材が円弧状になっているレールにセットされ、このレール上を移動するような構成にしてもよい。この場合、回転ガラス板64はガラス板を大きくし、回転ガラス板60,62は支持部材を移動方向の垂直方向におけるガラス板の中心線より移動方向側に取り付け、ガラス板が移動してもレーザ光の光軸がガラス板のいずれかの箇所と重なるようにすればよい。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、光路長を変化させるのに2対の回転ガラス板60,62を互いに反対方向に回転させたが、簡単な駆動で光路長を変化させることができるならば、どのような方法を採用してもよい。例えば、図7(a)に示すように偏光ビームスプリッタ70を透過したレーザ光を回転ガラス板72、1/4波長板74を透過させた後、ミラー76で反射させ、再び1/4波長板74、回転ガラス板72を透過をさせた後、偏光ビームスプリッタ70で反射させるようにする。そして、回転ガラス板72を回転させれば、回転量により定まる分光路長を変化させることができる。
また、図7(b)に示すように偏光ビームスプリッタ70を透過したレーザ光を1/4波長板74を透過させた後、ミラー76で反射させ、再び1/4波長板74を透過をさせた後、偏光ビームスプリッタ70で反射させるようにする。そして、ミラー76をレーザ光の光軸方向に駆動させれば、駆動量により定まる分光路長を変化させることができる。尚、この場合は、空間的な距離で光路長を変化させているので、回転ガラス板64で発生する光路長の変化ΔZとレーザ光の照射方向を正方向とした場合の対物レンズのフォーカス方向への駆動量ΔXの反対符号を加算したΔZ−ΔX分、光路長を変化させる。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態では、回転ガラス板60,62による光路長の変化は、回転ガラス板64による光路長の変化と、対物レンズ40のフォーカス方向の駆動による対物レンズ40の入射瞳面の位置の変動の2つを考慮したが、ホログラム記録媒体HKが回転によりほとんど面ぶれが起きないものであれば、回転ガラス板64による光路長の変化のみを考慮すればよい。この場合には、トラッキングサーボ回路114が出力する信号のみを回転駆動回路B216に入力させればよい。
さらに、上記実施の形態では回転ガラス板60,62,64にガラスを用いたが、屈折率が適度のものであればガラス以外の素材の板を用いてもよい。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態では、空間光変調器16としてSLM(Spatial Light Modulator)を用いたが、これに換えてDMD(Degital Micro Mirror Device)やGLV(Grating Light Valve)を用いてもよい。これによっても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態では、スピンドルモータ132及びターンテーブル130をフィードモータ134により移動することによりホログラム記録媒体HKにおけるレーザ光の焦点を半径方向に移動するようにしたが、ピックアップ装置200をフィードモータ134により移動させる構成にしてもよい。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態では、フォーカスサーボ制御に非点収差法、トラッキングサーボ制御にプッシュプル法を用いたが、ナイフエッジ法や差動プッシュプル法等、これ以外の制御方法を用いてもよい。これによっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。以上のように、本発明の目的を逸脱しなければ様々な変形が可能である。
以上のように、本発明によれば、対物レンズと立上げミラーを一体にせずとも、対物レンズが駆動しても対物レンズとレーザ光の光軸位置の関係を一定に保つことが可能であり、また装置に大がかりな駆動機構を設ける必要がないため装置のコストUPを抑制できるホログラム記録装置及びホログラム再生装置を提供することができる。
本発明に係るホログラム記録再生装置の実施形態を示す構成図である。 対物レンズのトラッキング方向の移動に伴う回転ガラス板の回転を示した説明図である。 対物レンズのフォーカス方向の移動に伴う回転ガラス板の回転を示した説明図である。 回転ガラス板の回転によるレーザ光の光軸位置の変化を示した説明図である。 回転ガラス板の回転による光路長の変化を示した説明図である。 レーザ光の光軸位置の変化と光路長の変化を行うガラス板の他の駆動方法を示した説明図である。 光路長の変化を行う他の方法を示した説明図である。 従来のホログラム記録装置において対物レンズの移動により空間光変調器で回折したレーザ光の対物レンズヘの入射量が減少する様子を示した説明図である。
符号の説明
1・・・・・ホログラム記録再生装置
10・・・・レーザ光源
12・・・・コリメートレンズ
14・・・・ミラー
16・・・・空間光変調器
18・・・・リレーレンズ
20・・・・偏光ビームスプリッタ
22・・・・リレーレンズ
24・・・・リレーレンズ
26・・・・フォトディテクタ
28・・・・ミラー
30・・・・レーザ光源
32・・・・コリメートレンズ
34・・・・偏光ビームスプリッタ
36・・・・1/4波長板
38・・・・ダイクロイックプリズム
40・・・・対物レンズ
42・・・・ポジションセンサ
44・・・・フォーカスアクチュエータ
46・・・・トラッキングアクチュエータ
48・・・・集光レンズ
50・・・・シリンドリカルレンズ
52・・・・4分割フォトディテクタ
54・・・・立上げミラー
60・・・・回転ガラス板
60a・・・ガラス板
60b・・・モータ
62・・・・回転ガラス板
62a・・・ガラス板
62b・・・モータ
64・・・・回転ガラス板
64a・・・ガラス板
64b・・・モータ
70・・・・偏光ビームスプリッタ
72・・・・回転ガラス板
74・・・・1/4波長板
76・・・・ミラー
102・・・スピンドルモータ制御回路
106・・・半径位置検出回路
108・・・フィードモータ制御回路
110・・・信号増幅回路
112・・・トラッキングエラー信号生成回路
114・・・トラッキングサーボ回路
116・・・ドライブ回路
118・・・スレッドサーボ回路
120・・・フォーカスエラー信号生成回路
122・・・フォーカスサーボ回路
124・・・ドライブ回路
130・・・ターンテーブル
132・・・スピンドルモータ
134・・・フィードモータ
200・・・ピックアップ装置
202・・・記録用レーザ駆動回路
204・・・記録用信号生成回路
210・・・サーボ用レーザ駆動回路
212・・・再生データ生成回路
214・・・変位量信号生成回路A
215・・・変位量信号生成回路B
216・・・回転駆動回路B
218・・・回転駆動回路A
220・・・ピックアップ装置
300・・・コントローラ
302・・・表示装置
304・・・入力装置

Claims (7)

  1. ホログラム記録媒体を搭載するターンテーブルと、該ターンテーブルを回転するテーブル回転手段と、該テーブル回転手段による回転が行われている間、元データを2次元の2値化データに変換し、変換した2次元の2値化データに基づいて情報レーザ光を作成し、該作成した情報レーザ光を情報を有さない参照レーザ光と共に対物レンズを介して該ホログラム記録媒体に照射し、該ホログラム記録媒体にデータをシフト多重方式で記録するデータ記録手段と、該テーブル回転手段による回転が行われている間、該ホログラム記録媒体に形成された反射層に対して該対物レンズを介してサーボ用レーザ光を照射し、該反射層からの反射光に基づいて作成された信号により、該サーボ用レーザ光の該対物レンズによる焦点位置が該反射層に形成されたトラックの溝に合うように該対物レンズを駆動するトラッキングサーボ手段とを有するホログラム記録装置において、
    該情報レーザ光の光路上であって該対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により該情報レーザ光の光軸位置を変化させる、屈折率が空気とは異なる板状物体と、
    該情報レーザ光の光路上であって該対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により該情報レーザ光の光路長を可変する光路長可変用光学部品と、
    該トラッキングサーボ手段による該対物レンズの該ホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段と、
    該駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて、該板状物体を駆動する光軸位置可変手段と、
    該駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて、該光路長可変用光学部品を駆動する光路長可変手段とを備えたことを特徴とするホログラム記録装置。
  2. ホログラム記録媒体を搭載するターンテーブルと、該ターンテーブルを回転するテーブル回転手段と、該テーブル回転手段による回転が行われている間、情報を有さない参照レーザ光を該ホログラム記録媒体のシフト多重方式で記録されたデータ記録箇所に照射し、該データ記録箇所からの再生光を受光し、該受光した再生光に基づいて、該データ記録箇所に記録されたデータを再生するデータ再生手段と、該テーブル回転手段による回転が行われている間、該ホログラム記録媒体に形成された反射層に対して該対物レンズを介してサーボ用レーザ光を照射し、該反射層からの反射光に基づいて作成された信号により、該サーボ用レーザ光の該対物レンズによる焦点位置が該反射層に形成されたトラックの溝に合うよう該対物レンズを駆動するトラッキングサーボ手段とを有するホログラム再生装置において、
    該参照レーザ光の光路上であって該対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により該参照レーザ光の光軸位置を変化させる、屈折率が空気とは異なる板状物体と、
    該参照レーザ光の光路上であって該対物レンズの入射瞳面の手前に設置された、駆動により該参照レーザ光の光路長を可変する光路長可変用光学部品と、
    該トラッキングサーボ手段による該対物レンズの該ホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段と、
    該駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて該板状物体を駆動する光軸位置可変手段と、
    該駆動量検出手段により検出した駆動量に基づいて該光路長可変用光学部品を駆動する光路長可変手段とを備えたことを特徴とするホログラム再生装置。
  3. 前記光軸位置可変手段による前記板状物体の駆動が、前記情報レーザ光又は前記参照レーザ光の光路に直角な回転軸で回転する回転駆動であることを特徴とする請求項1記載のホログラム記録装置又は請求項2記載のホログラム再生装置。
  4. 前記光路長可変用光学部品が、屈折率が空気とは異なる2枚の板状物体から構成され、該2枚の板状物体が同じ素材で且つ同じ厚さであり、
    前記光路長可変手段が、該2枚の板状物体を、それぞれの該板状物体と前記情報レーザ光又は前記参照レーザ光の光路とのなす角度が、該板状物体同士が対向する側と反対の側で等しくなるように駆動することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置。
  5. 前記光路長可変手段による前記2枚の板状物体の駆動が、前記情報レーザ光又は前記参照レーザ光の光路に直角且つ互いに平行である回転軸周りにそれぞれの板状物体を逆方向に回転させる回転駆動であることを特徴とする請求項4記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置。
  6. 前記駆動量検出手段が、前記対物レンズのフォーカス方向における中立位置からの駆動量をも検出し、
    前記光路長可変手段が、該対物レンズのフォーカス方向における中立位置からの駆動量と該対物レンズの前記ホログラム記録媒体の半径方向における中立位置からの駆動量とに基づいて前記光路長可変用光学部品を駆動することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置。
  7. 前記板状物体及び前記光路長可変用光学部品である2枚の前記板状物体の素材が、ガラスであることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載のホログラム記録装置又はホログラム再生装置。
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