JP2010128846A - 抵抗膜型タッチパネルおよび入力機能付き表示装置 - Google Patents

抵抗膜型タッチパネルおよび入力機能付き表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シール材で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することのできる抵抗膜型タッチパネル、および入力機能付き表示装置を提供すること。
【解決手段】抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30で囲まれた矩形領域2bのうち、中央領域については第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させてニュートンリングの発生を防止する。また、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cでは、第1基板10に、光散乱層181からなるアンチ・ニュートンリング層18を設けてニュートンリングの発生を防止する。従って、シール材30で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、指や入力ペンなどが接触した位置を検出可能な抵抗膜型タッチパネル、および該抵抗膜型タッチパネルを備えた入力機能付き表示装置に関するものである。
携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器では、近年、液晶装置などの画像生成装置の前面にタッチパネルが配置され、画像生成装置に表示された画像を参照しながら、情報の入力が行えるものがある。このようなタッチパネルのうち、抵抗膜型タッチパネルは、第1抵抗膜が設けられた第1基板と、第1抵抗膜に対向する第2抵抗膜が設けられた第2基板とを備え、第1基板と第2基板とは入力領域を囲むように配置されたシール材により貼り合わされている。
このような抵抗膜型タッチパネルでは、入力時の負荷(動作荷重)を軽減するという観点からすれば、第1基板と第2基板との間隙が狭い方が好ましい。但し、第1基板と第2基板との間隙が狭いと、ニュートンリングが発生するという問題点があり、かかるニュートンリングの発生は、利用者にとって感覚的に不快である。そこで、図8(a)に示すように、第2基板20の中央部分を第1基板10が位置する側とは反対側に向けて凸状に湾曲させた構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−280759号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、第2基板20の中央部分を第1基板10が位置する側とは反対側に向けて凸状に湾曲させた場合でも、シール材30で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することはできないという問題点がある。すなわち、第2基板20の中央部分を第1基板10が位置する側とは反対側に向けて凸状に湾曲させた場合でも、シール材30で貼り合わされている外周側領域では第1基板10と第2基板20との間隙が狭く、かつ、間隙が連続的に変化しているため、図8(b)に示すように、シール材30で囲まれた矩形領域の外周側領域、特に角部分2cにニュートンリングが発生しやすい。仮にニュートンリングの発生する領域が、タッチパネルと組み合わされる画像生成装置の表示領域外に位置領域であっても、利用者にニュートンリングが視認されることは好ましくない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、シール材で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することのできる抵抗膜型タッチパネル、および該抵抗膜型タッチパネルを備えた入力機能付き表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る抵抗膜型タッチパネルは、第1抵抗膜が設けられた第1基板と、前記第1抵抗膜に対向する第2抵抗膜が設けられ、前記第1基板が位置する側とは反対側に向けて中央部分が凸状に湾曲した透光性の第2基板と、入力領域を囲む外周側で前記第1基板と前記第2基板とを貼り合せるシール材と、前記第1基板において前記第2基板と対向する面、および前記第2基板において前記第1基板と対向する面の少なくとも一方の面において前記シール材により囲まれた領域内の外周側領域に設けられ、当該外周側領域でのニュートンリングの発生を防止するアンチ・ニュートンリング層と、を有することを特徴とする。
本発明では、シール材で囲まれた領域のうち、中央領域については第2基板の中央部分を凸状に湾曲させてニュートンリングの発生を防止し、外周側領域についてはアンチ・ニュートンリング層を設けてニュートンリングの発生を防止する。従って、シール材で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することができる。
本発明において、前記シール材は、矩形枠状に設けられ、前記アンチ・ニュートンリング層は、少なくとも前記シール材で囲まれた矩形領域内の少なくとも角部分に設けられていることが好ましい。シール材を矩形枠状に形成した場合、シール材で囲まれた矩形領域内の角部分にニュートンリングが発生しやすいので、かかる角部分にアンチ・ニュートンリング層を設ければ、シール材で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を効果的に防止することができる。
本発明において、前記アンチ・ニュートンリング層は、前記第1基板において前記第2基板と対向する面に設けられている構成を採用することができる。
かかる構成の場合、前記アンチ・ニュートンリング層としては、前記第2基板の側に凹凸を向ける光散乱層を採用することができる。かかる構成によれば、第2基板の側から入射した光が第1基板で反射する際に散乱するため、ニュートンリングの発生を防止することができる。
本発明において、前記アンチ・ニュートンリング層は、光吸収層からなる下層と、前記第2基板の側に凹凸を向ける光散乱層からなる上層と、を備えている構成を採用してもよい。第2基板の側から入射した光が第1基板で反射する際に散乱するため、ニュートンリングの発生を防止することができる。また、第2基板の側から入射した光の一部が光散乱層を透過しても光吸収層で吸収される。その際、光吸収層の表面で一部の光が反射しても、かかる反射光は、上層の光散乱層によって散乱光となるため、ニュートンリングの発生を防止することができる。
本発明では、前記第1基板において前記第2基板と対向する面側には、ドット状の樹脂スペーサが複数設けられていることが好ましく、前記光散乱層は、前記樹脂スペーサと同一の樹脂材料からなることが好ましい。このように構成すると、光散乱層を樹脂スペーサと同時形成することができるので、新たな層を追加する必要がない。
本発明において、前記アンチ・ニュートンリング層としては、光吸収層を採用してもよい。かかる構成によれば、第2基板の側から入射した光が第1基板で反射するのを抑制、防止することができるため、ニュートンリングの発生を防止することができる。
本発明において、前記第1基板、前記第1抵抗膜および前記第2抵抗膜はいずれも透光性を備えていることが好ましい。
この場合、本発明を適用した抵抗膜型タッチパネルは、入力機能付き表示装置に用いることができ、この場合、前記第1基板に対して前記第2基板側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置される。
本発明を適用した入力機能付き表示装置は、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器に用いられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、タッチパネルの各電極、および液晶装置の画素電極などの数についても簡素化して示してある。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を示す説明図であり、図1(a)、(b)は各々、本発明を適用した入力機能付き表示装置の斜視図、および断面図である。なお、図1(b)は、図2(a)のY1−Y1′線に沿って入力機能付き表示装置を切断したときの断面図に相当する。
図1において、本形態を適用した入力機能付き表示装置100は、概ね、画像生成装置としての液晶装置5と、この液晶装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置された入力装置1とを有している。
液晶装置5は、透過型、反射型あるいは半透過反射型のアクティブマトリクス型の液晶パネル5aを備えている。本形態において、液晶パネル5aは、透過型であるため、表示光の出射側とは反対側にバックライト装置(図示せず)が配置される。また、液晶装置5において、液晶パネル5aに対して表示光の出射側には上偏光板81が配置され、その反対側には下偏光板82が配置されている。液晶パネル5aは、透光性の素子基板50と、この素子基板50に対して表示光の出射側に対向配置された透光性の対向基板60とを備えている。対向基板60と素子基板50とは、矩形枠状のシール材71により貼り合わされており、対向基板60と素子基板50との間においてシール材71で囲まれた領域内に液晶層55が保持されている。
本形態において、液晶装置5にはTN(Twisted Nematic)方式が採用されているため、素子基板50において、対向基板60と対向する面には複数の画素電極58がマトリクス状に設けられ、対向基板60において、素子基板50と対向する面には共通電極68が設けられている。また、対向基板60において、素子基板50と対向する面には、画素電極58が配列されている領域の外周を囲むように矩形枠状に遮光膜56が設けられており、遮光膜56で囲まれた領域が液晶装置5の画像表示領域である。なお、液晶装置5がIPS(In Plane Switching)方式や、FFS(Fringe Field Switching)方式である場合、共通電極68は素子基板50の側に設けられる。また、素子基板50が表示光の出射側に配置されることもある。
素子基板50において、対向基板60の縁から張り出した張出領域59には駆動用IC75がCOG実装されているとともに、張出領域59にはフレキシブル基板73が接続されている。なお、素子基板50には、素子基板50上のスイッチング素子と同時に駆動回路を形成することもある。
本形態の入力機能付き表示装置100において、入力装置1は、液晶装置5に重ねて配置された抵抗膜型タッチパネル2を備えており、抵抗膜型タッチパネル2の中央領域が入力領域2aとして利用される。かかる抵抗膜型タッチパネル2は、ガラス板やプラスチック板などからなる透光性の第1基板10と、ガラス板、プラスチック板、プラスチックシートなどからなる透光性の第2基板20とを備えており、本形態では、第1基板10および第2基板20のいずれにもガラス板が用いられている。
ここで、第2基板20は入力操作側に配置され、第1基板10は液晶装置5の側に配置されている。このように構成した抵抗膜型タッチパネル2では、入力を行なう際、第2基板20が撓む必要があるので、第2基板20は、第1基板10より厚さが薄く、可撓性を備えている。
第1基板10と第2基板20とは、第1面10a、20a同士が所定の間隙を介して対向するように、枠状のシール材30によって貼り合わされている。第1基板10の第1面10aにおいて、第2基板20の縁から張り出した張出領域10sにはフレキシブル基板33が接続されている。かかるフレキシブル基板33は、抵抗膜型タッチパネル2と入力位置検出回路(図示せず)とを電気的に接続するための配線部材である。
本形態において、抵抗膜型タッチパネル2は、アクリル樹脂系などといった透光性の接着剤91によって、第1基板10の第2面10bが液晶パネル5aの対向基板60に接着されている、また、抵抗膜型タッチパネル2において、第2基板20の第2面20bにアクリル樹脂系などといった透光性の接着剤92によって上偏光板81が接着されている。なお、上偏光板81は、抵抗膜型タッチパネル2と液晶パネル5aとの間に配置されることもあり、この場合、上偏光板81と抵抗膜型タッチパネル2との間に位相差板を配置し、抵抗膜型タッチパネル2の第2基板20の第2面20bの側に1/4波長板および偏光板を重ねて配置することもある。
(抵抗膜型タッチパネル2の電極構成)
図2は、本発明を適用した抵抗膜型タッチパネル2に形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図であり、図2(a)、(b)、(c)は各々、抵抗膜型タッチパネル2の第1基板10と第2基板20とに形成された電極の平面的な位置関係を示す説明図、第1基板に形成された電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および第2基板に形成された電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。なお、図2(a)には、第1基板10に形成された帯状電極を実線で示し、第2基板に形成された帯状電極を点線で示し、図2(b)、(c)には、第1基板10と第2基板20とに形成された面状電極(抵抗膜)を一点鎖線で示してある。また、以下の説明では、抵抗膜型タッチパネル2に用いた第1基板10および第2基板20の基板面で互いに交差する方向(本形態では、直交する方向)を各々X方向およびY方向として説明する。
本形態の抵抗膜型タッチパネル2において、第1基板10および第2基板20はいずれも、X方向に延在する基板辺が短辺で、Y方向に延在する基板辺が長辺の長方形である。
図1および図2に示すように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2では、第1基板10の第1面10aの入力領域2aの全体にわたってITO膜(Indium Tin Oxide)からなる透光性の第1面状電極11(第1抵抗膜)が設けられ、第2基板20の第1面20aにも、入力領域2aの全体にわたってITO膜からなる透光性の第2面状電極21(第2抵抗膜)が設けられ、その内側は空気層になっている。
また、第1基板10の第1面10aでは、第1面状電極11においてY方向で対向する両端部の各々に対して一対の第1帯状電極16a、16bが設けられている。第1帯状電極16a、16bは、第1面状電極11においてY方向で対向する両端部の上層に積層された金属電極であり、銀や銀合金などからなる。このため、第1帯状電極16a、16bは、第1面状電極11に比較してシート抵抗が低い。
第1基板10の4つの角部のうち、1つの角部付近には4つの端子16e、16f、16g、16hが設けられており、一対の第1帯状電極16a、16bのうち、一方の第1帯状電極16aは端子16eの一方端から、Y方向の一方側に位置する基板辺に平行に延在している。また、端子16gからは中継電極16sがX方向の一方側に位置する基板辺に沿って延在しており、他方の第1帯状電極16bは、中継電極16sの先端部からY方向の他方側に位置する基板辺に沿って延在している。
また、第2基板20の第1面20aでは、第2面状電極21においてX方向で対向する両端部の各々に対して一対の第2帯状電極26a、26bが設けられている。本形態において、第2帯状電極26a、26bは、第2面状電極21においてX方向で対向する両端部の上層に積層された金属電極であり、第1帯状電極16a、16bと同様、銀や銀合金などからなる。このため、第2帯状電極26a、26bのシート抵抗は、第2面状電極21に比較してシート抵抗が低い。
第2基板20の端部には2つの端子26f、26hが設けられており、一対の第2帯状電極26a、26bのうち、一方の第2帯状電極26aは端子26fの一方端から、X方向の一方側に位置する基板辺に沿って延在している。また、端子26hからは中継電極26sがY方向の一方側に位置する基板辺に沿って延在しており、他方の第2帯状電極26bは、中継電極26sの先端部からX方向の他方側に位置する基板辺に沿って延在している。
このように構成した第1基板10に第2基板20を対向配置すると、第2基板20に設けられた端子26f、26hは、第1基板10に設けられた端子16f、16hと重なる。また、第1基板10の第1面10aでは、端子16e、16f、16g、16hにおいて張出領域10sに位置する他方側端部にフレキシブル基板33(図1参照)が接続される。さらに、シール材30において、端子16e、16f、16g、16h、26f、26hの形成されている領域に塗布された部分には、表面に金属層が設けられたプラスチックビーズなどからなる基板間導通材31(図1(b)参照)が配合されている。従って、第2基板20の端子26f、26hと、第1基板10の端子16f、16hとは、基板間導通材31を介して導電接続することになる。それ故、第1帯状電極16aは、端子16eおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続され、第1帯状電極16bは、中継電極16s、端子16gおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。また、第2帯状電極26aは、端子26f、端子16fおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続され、第2帯状電極26bは、中継電極26s、端子26h、端子16hおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。
かかる抵抗膜型タッチパネル2において、第1基板10および第2基板20はいずれも平面矩形である。また、シール材30は、図2(a)に右下がりの斜線を2本一組で付した領域として示してあるように、第1基板10および第2基板20の外周縁に沿うように配置されている。このため、シール31材は、矩形枠状に設けられ、かかるシール材30で囲まれた矩形領域2bの中央領域が入力領域2aとして利用される。より具体的に説明すると、シール材30は、内側の縁が第1帯状電極16a、16b、第2帯状電極26a、26b、および中継電極16s、26sと重なる位置にある。このため、シール材30で囲まれた矩形領域2bには、第1帯状電極16a、16b、第2帯状電極26a、26b、および中継電極16s、26sの幅方向の一部が張り出しているため、かかる電極の張出し領域よりさらに内側の領域が入力領域2aとして利用されている。
また、本形態では、第1基板10において、第2基板20に対向する第1面10aに複数の小突起からなる樹脂スペーサ17(マイクロドットスペーサ)が設けられている。かかる樹脂スペーサ17は、第2基板20が押圧されていない状態で第1基板10の第1面状電極11と第2基板20の第2面状電極21とが接触することを阻止する機能を担っている。また、樹脂スペーサ17は、第2基板20を押圧して第1基板10に当接させた際、第1基板10と第2基板20とが吸着してしまうことを阻止する機能を担っている。本形態において、樹脂スペーサ17は、図4を参照して後述するように、アクリル樹脂などといった光硬化性の樹脂からなり、その高さ寸法は5μm程度である。また、樹脂スペーサ17の間隔は、通常、1mm〜数mmであるが、ペンで入力するか、あるいは指先で入力を行なうかなどに応じて最適な値に設定される。
かかる抵抗膜型タッチパネル2において、X方向の接触位置を検出するには、第2帯状電極26a、26bを介して第2面状電極21にX方向の電圧を印加し、入力位置検出回路において、第1基板10に設けられた第1面状電極11を介して電位を監視する。従って、第2基板20が押圧されて第1面状電極11と第2面状電極21とが接触した際、第2面状電極21での抵抗分割により、X方向での接触位置を検出することができる。また、Y方向の接触位置を検出するには、入力位置検出回路から第1帯状電極16a、16bを介して第1面状電極11にY方向の電圧を印加し、入力位置検出回路において、第2基板20に設けられた第2面状電極21を介して電位を監視する。従って、第2基板20が押圧されて第1面状電極11と第2面状電極21とが接触した際、第1面状電極11での抵抗分割により、Y方向での接触位置を検出することができる。
(ニュートンリング対策)
図3は、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置100に用いた抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分の構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)は各々、図2(a)のZ−Z′断面図、およびそのZ側端部の拡大図である。
抵抗膜型タッチパネル2では、入力時の負荷(動作荷重)を軽減するという観点からすれば、第1基板10と第2基板20との間隙が狭い方が好ましい。そこで、本形態では、図1(b)および図3(a)、(b)に示すように、シール材30の厚さ寸法を20〜50μmと薄く設定し、第1基板10と第2基板20との間隙を狭めてある。
但し、第1基板10と第2基板20との間隙が狭いと、ニュートンリングが発生するという問題点がある。特に、第1基板10と第2基板20との間隙が約50μm以下となるとニュートンリングが顕著に発生する。
そこで、本形態では、第1基板10と第2基板20との間に空気を充填することにより、第1基板10が位置する側とは反対側に向けて第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させてある。このため、中央部分では、第1基板10と第2基板20との間隙が広いので、ニュートンリングが発生しない。
また、本形態では、第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させても、シール材30により囲まれている矩形領域2b内において、シール材30に近接する外周側領域では、第1基板10と第2基板20との間隙が狭く、ニュートンリングが発生するおそれがある。特に、シール材30で囲まれた矩形領域2bの4つの角部分2cは、矩形領域2bの辺部分に比較して、第1基板10と第2基板20との間隙が狭い領域が広く、ニュートンリングが目立ちやすい。
そこで、本形態の抵抗膜型タッチパネル2では、シール材30により囲まれた領域内の外周側領域にアンチ・ニュートンリング層18が設けられており、かかるアンチ・ニュートンリング層18の形成によって、外周側領域でのニュートンリングの発生を防止する。
かかるアンチ・ニュートンリング層18として、本形態では、第1基板10の第1面10aにおいて、シール材30で囲まれた矩形領域2bの4つの角部分2c(図2(a)参照)には、第2基板20に凹凸181aを向ける光散乱層181が設けられており、光散乱層181において、凹凸181aはランダムな凹凸パターンを備えている。本形態において、光散乱層181(アンチ・ニュートンリング層18)は、第1基板10において、シール材30の内周縁が位置する個所から、第1帯状電極16a、16b、第2帯状電極26a、26b、および中継電極16s、26s(図2参照)が設けられている領域よりもやや内側まで設けられている。かかる光散乱層181は、アクリル樹脂など、樹脂スペーサ17と同一の樹脂材料からなる。
このような構成の抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30により囲まれた領域内の外周側領域では、第2基板20の側から入射した光が第1基板10において反射する際、光散乱層181の表面で散乱する。また、光散乱層181は、第2基板20に凹凸181aを向けているため、第1基板10と第2基板20との間隙寸法はランダムに変化している。このため、第2基板20の第1面20aでの空気層との界面で反射した光と、第1基板10の第1面10aでの空気層との界面(光散乱層181と空気層との界面)で反射した光とが規則性をもって干渉し合うことがない。それ故、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の外周側領域(角部分2c)では、第1基板10と第2基板20との間隙が狭くても、ニュートンリングが発生しない。
なお、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の外周側領域は、液晶パネル5aにおいて遮光膜56と平面視で重なる領域である。従って、抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の外周側領域にアンチ・ニュートンリング層18(光散乱層181)を形成しても、液晶パネル5aで表示される画像に欠けなどが発生しない。より具体的には、平面的な位置関係において、アンチ・ニュートンリング層18の内縁と遮光膜56の内縁との位置が一致している、あるいは、アンチ・ニュートンリング層18の内縁が遮光膜56の内縁よりも外側に配置されるように設定すれば、アンチ・ニュートンリング層18によって液晶パネル5aの表示される画像が遮られることはない。
(光散乱層181の製造方法)
図4は、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型タッチパネル2に光散乱層181と樹脂スペーサ17と同時形成する様子を示す工程断面図である。
本形態の抵抗膜型タッチパネル2において、第1基板10に対して、図3を参照して説明した光散乱層181を形成するには、図4を参照して以下に説明するように、樹脂スペーサ17を同時形成する。より具体的には、まず、図4(a)に示すように、第1基板10の第1面10aに対して、図2を参照して説明した第1面状電極11、第1帯状電極16a、16b、および中継電極16sを形成した後、それらの表面全体にアクリル樹脂などの感光性樹脂170を塗布する。
次に、図4(b)に示すように、完全遮光部分190a、ハーフ露光部分190b、全露光部分190cを備えたグレイトーンマスクやハーフトーンマスクなどの多諧調露光マスク190を用いて、感光性樹脂170を露光する。本形態において、感光性樹脂170はポジタイプの感光性樹脂である。このため、現像工程を行なうと、感光性樹脂170において、一切露光されなかった部分は完全に残り、部分露光された部分は一部が残り、完全露光された部分は完全に除去される。その結果、図4(c)に示すように、第1基板10上には、樹脂スペーサ17と、表面に凹凸181aを備えた光散乱層181とが同時に形成される。
なお、上記の方法は、感光性樹脂170がポジタイプである場合の例であるが、感光性樹脂170がネガタイプである場合、多諧調露光マスク190として上記と反転したパターンを備えた多諧調露光マスクを用いればよい。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2では、シール材30の厚さ寸法を20〜50μmと薄く設定してあるが、シール材30で囲まれた矩形領域2bのうち、中央領域については第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させてニュートンリングの発生を防止する。また、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cについては、第1基板10にアンチ・ニュートンリング層18(光散乱層181)を設けてニュートンリングの発生を防止する。従って、シール材30で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することができる。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置100に用いた抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cの構成を示す説明図であり、図5(a)、(b)は各々、図2(a)のZ−Z′断面図、およびそのZ側端部の拡大図に相当する。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図5に示すように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2でも、実施の形態1と同様、第1基板10と第2基板20とは、厚さ寸法が20〜50μmのシール材30で貼り合わされている。また、第2基板20の中央部分は、第1基板10と第2基板20との間に充填された空気により、中央部分が凸状に湾曲している。さらに、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の角部分2cにアンチ・ニュートンリング層18が設けられている。
かかるアンチ・ニュートンリング層18として、本形態では、第1基板10の第1面10aにおいて、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2c(図2(a)参照)には、黒色の樹脂からなる光吸収層182(下層)が設けられ、かかる光吸収層182の上には、第2基板20に凹凸181aを向ける光散乱層181(上層)が設けられている。
光散乱層181は、実施の形態1と同様、凹凸181aはランダムな凹凸パターンを備えている。本形態において、アンチ・ニュートンリング層18(光吸収層182および光散乱層181)は、第1基板10において、シール材30の内周縁が位置する個所から、第1帯状電極16a、16b、第2帯状電極26a、26b、および中継電極16s、26s(図2参照)が設けられている領域よりもやや内側まで設けられている。かかる光散乱層181は、実施の形態1と同様、アクリル樹脂など、樹脂スペーサ17と同一の樹脂材料からなる。
このような構成の抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30により囲まれた領域内の外周側領域では、第2基板20の側から入射した光が第1基板10において反射する際、光散乱層181の表面で散乱する。また、光散乱層181を透過した光は、光吸収層182で吸収される。その際、光吸収層182の表面で一部の光が反射しても、かかる反射光は、上層の光散乱層181によって散乱光となる。しかも、光散乱層181は、第2基板20に凹凸181aを向けているため、第1基板10と第2基板20との間隙寸法はランダムに変化している。それ故、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の角部分2cでの第1基板10と第2基板20との間隙が狭くても、ニュートンリングが発生しない。
このように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2でも、実施の形態1と同様、シール材30で囲まれた矩形領域2bのうち、中央領域については第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させてニュートンリングの発生を防止する。また、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cについては、第1基板10にアンチ・ニュートンリング層18(光散乱層181および光吸収層182)を設けてニュートンリングの発生を防止する。従って、シール材30で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することができる。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る入力機能付き表示装置100に用いた抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cの構成を示す説明図であり、図6(a)、(b)は各々、図2(a)のZ−Z′断面図、およびそのZ側端部の拡大図に相当する。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図6に示すように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2でも、実施の形態1と同様、第1基板10と第2基板20とは、厚さ寸法が20〜50μmのシール材30で貼り合わされている。また、第2基板20の中央部分は、第1基板10と第2基板20との間に充填された空気により、中央部分が凸状に湾曲している。さらに、シール材30により囲まれた矩形領域2b内の角部分2cにアンチ・ニュートンリング層18が設けられている。
かかるアンチ・ニュートンリング層18として、本形態では、第1基板10の第1面10aにおいて、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2c(図2(a)参照)には、黒色の樹脂からなる光吸収層182が設けられている。本形態において、アンチ・ニュートンリング層18(光吸収層182)は、第1基板10において、シール材30の内周縁が位置する個所から、第1帯状電極16a、16b、第2帯状電極26a、26b、および中継電極16s、26s(図2参照)が設けられている領域よりもやや内側まで設けられている。
このような構成の抵抗膜型タッチパネル2において、シール材30により囲まれた領域内の外周側領域では、第2基板20の側から入射した光が第1基板10において反射する際、光吸収層182で大部分が吸収される。それ故、シール材30により囲まれた領域内の外周側領域での第1基板10と第2基板20との間隙が狭くても、ニュートンリングが発生しない。
このように、本形態の抵抗膜型タッチパネル2でも、実施の形態1と同様、シール材30で囲まれた矩形領域2bのうち、中央領域については第2基板20の中央部分を凸状に湾曲させてニュートンリングの発生を防止する。また、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cについては、第1基板10にアンチ・ニュートンリング層18(光吸収層182)を設けてニュートンリングの発生を防止する。従って、シール材30で囲まれた領域の全体にわたってニュートンリングの発生を防止することができる。
[その他の構成]
上記の実施の形態1〜3では、シール材30で囲まれた矩形領域2bの角部分2cのみにアンチ・ニュートンリング層18を設けたが、矩形領域2bの辺部分を含む外周側領域全体にアンチ・ニュートンリング層18を設けてもよい。
上記の実施の形態1、2では、光散乱層181を形成するにあたって感光性樹脂の階調露光を利用したが、樹脂層に配合した粒子によって表面に凹凸が形成された光散乱層や、サンドブラストなどといった機械的な粗面化により表面に凹凸が形成された光散乱層を利用してもよい。
上記の実施の形態1〜3では、第1基板10の第1面10aにアンチ・ニュートンリング層18を設けたが、第2基板20の第1面20aにアンチ・ニュートンリング層18を設けた構成や、第1基板10の第1面10aおよび第2基板20の第1面20aの双方にアンチ・ニュートンリング層18を設けた構成を採用してもよい。
上記の実施の形態1〜3では、画像生成装置としての液晶装置5を用いたが、有機エレクトロルミネッセンス装置やプラズマ表示装置を画像生成装置として用いてもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る入力機能付き表示装置100を適用した電子機器について説明する。図7(a)に、入力機能付き表示装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図7(b)に、入力機能付き表示装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、入力機能付き表示装置100に表示される画面がスクロールされる。図7(c)に、入力機能付き表示装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が入力機能付き表示装置100に表示される。
なお、入力機能付き表示装置100が適用される電子機器としては、図7に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した入力機能付き表示装置100が適用可能である。
本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を示す説明図である。 本発明を適用した抵抗膜型タッチパネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置に用いた抵抗膜型タッチパネルにおいて、シール材で囲まれた矩形領域の角部分の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型タッチパネルに光散乱層を樹脂スペーサと同時形成する様子を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置に用いた抵抗膜型タッチパネルにおいて、シール材で囲まれた矩形領域の角部分の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る入力機能付き表示装置に用いた抵抗膜型タッチパネルにおいて、シール材で囲まれた矩形領域の角部分の構成を示す説明図である。 本発明に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。 従来の抵抗膜型タッチパネルの問題を示す説明図である。
符号の説明
1・・入力装置、2・・抵抗膜型タッチパネル、2a・・入力領域、2b・・シール材で囲まれた矩形領域、2c・・シール材で囲まれた矩形領域の角部分、5・・液晶装置(画像生成装置)、10・・第1基板、11・・第1面状電極(第1抵抗膜)、18・・アンチ・ニュートンリング層、20・・第2基板、21・・第2面状電極(第2抵抗膜)、100・・入力機能付き表示装置、181・・光散乱層、182・・光吸収層

Claims (9)

  1. 第1抵抗膜が設けられた第1基板と、
    前記第1抵抗膜に対向する第2抵抗膜が設けられ、前記第1基板が位置する側とは反対側に向けて中央部分が凸状に湾曲した透光性の第2基板と、
    入力領域を囲む外周側で前記第1基板と前記第2基板とを貼り合せるシール材と、
    前記第1基板において前記第2基板と対向する面、および前記第2基板において前記第1基板と対向する面の少なくとも一方の面において前記シール材により囲まれた領域内の外周側領域に設けられ、当該外周側領域でのニュートンリングの発生を防止するアンチ・ニュートンリング層と、
    を有することを特徴とする抵抗膜型タッチパネル。
  2. 前記シール材は、矩形枠状に設けられ、
    前記アンチ・ニュートンリング層は、前記シール材で囲まれた矩形領域内の少なくとも角部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  3. 前記アンチ・ニュートンリング層は、前記第1基板において前記第2基板と対向する面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  4. 前記アンチ・ニュートンリング層は、前記第2基板の側に凹凸を向ける光散乱層であることを特徴とする請求項3に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  5. 前記アンチ・ニュートンリング層は、光吸収層からなる下層と、前記第2基板の側に凹凸を向ける光散乱層からなる上層と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  6. 前記第1基板において前記第2基板と対向する面側には、ドット状の樹脂スペーサが複数設けられ、
    前記光散乱層は、前記樹脂スペーサと同一の樹脂材料からなることを特徴とする請求項4または5に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  7. 前記アンチ・ニュートンリング層は、光吸収層であることを特徴とする請求項3に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  8. 前記第1基板、前記第1抵抗膜および前記第2抵抗膜はいずれも透光性を備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の抵抗膜型タッチパネル。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の抵抗膜型タッチパネルを備えた入力機能付き表示装置であって、
    前記第1基板に対して前記第2基板側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置されていることを特徴とする入力機能付き表示装置。
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