JP2010128627A - 車載用電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
マルチコアCPUを搭載する電子制御装置における安価なフェールセーフ構成。
【解決手段】
監視用サブCPU200は、メインCPU100上のCPUコア110に例題データを送信する。CPUコア110上の例題演算部115が例題データに対する演算を行い、回答データをサブCPU200に送信する。サブCPU200の比較照合部204は、得られた回答データとあらかじめ用意した期待値の比較照合を行い、CPUコア110を診断する。監視用サブCPUによりCPUコア110を正常判定した後、CPUコア110の例題出題部113よりメインCPU100上の各CPUコアに例題データが順次送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチコアCPUを用いた車載用電子制御装置におけるCPUの診断方法に関するものである。
一般にCPUが故障すると安全性を損なう可能性のある、車載用電子制御装置では、サブCPUなどの監視部によってメインCPUの監視を行うことで、メインCPUの異常を検出して制御装置の動作を保証する策が講じられてきた(例えば、特許文献1参照)。図9に電子スロットル制御を行っているエンジン制御装置の適用例を示す。制御用メインCPU100は、アクセルポジションセンサやスロットルセンサの検出値からスロットル開度の目標値を演算し、電子制御スロットルモーターの駆動回路402に対し指令値302を出力する。電子制御スロットルモーターの電源上流には、装置外部にモーターリレーが接続されており、監視用サブCPU200からモーターリレー駆動回路401によってモーターリレーをコントロールできる構成となっている。
診断方法としては、監視用サブCPU200上の例題出題部203で生成された例題が通信ライン300を介して出題され、メインCPU100の例題演算部115において実制御のための演算処理とは別に例題の演算を行い、その演算結果である回答データを例題出題側の監視用サブCPU200に返す。そして、比較照合部204にて回答データの期待値との比較が行われる。その回答データが期待値と一致しない場合には、監視用サブCPU200より、モーターリレー駆動回路401をオフすることによりスロットルのモーター駆動回路の電源を遮断可能であり、制御メインCPU100の異常時にスロットルモーターの駆動を防止し、安全性が確保される。
特開2000−29734号公報
一方で、近年パーソナルコンピュータを代表とする民生製品は、消費電力低減やクロック周波数対効果の停滞などによりマルチコアCPUへの技術シフトが進んでおり、車載用としても実用化が計画されている。しかしながら、車載用などの電子制御装置にマルチコアCPUを採用するときに、従来のシングルコアCPU使用時と同一のCPU異常監視手段を用いると、CPUコア毎に監視する監視部が複数必要となるため、コストアップに繋がるという課題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、複数のコアを持つCPUの異常検出システムを単独の監視部を用いて実現することで、コストを抑えたフェールセーフ構成を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は複数のCPUコアを持つCPUと、前記CPUに対して例題を出題し、前記例題に対する回答に基づいて前記CPUの演算機能を監視する監視部と、を備え、前記監視部は前記複数のCPUコアのうちの特定のCPUコアの演算機能を監視し、前記特定のCPUコアは、前記複数のCPUコアのうちの他のCPUコアを一つずつ選択してそれぞれに順番に例題データを送信し、前記他のCPUコアは、前記特定のCPUコアから受信した例題データに対する回答データをそれぞれが算出し、前記特定のCPUコアは前記他のCPUコアからの回答データと、あらかじめ用意された期待値との比較を前記他のCPUコアそれぞれに関して順番に行い、前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する。
また、前記複数のCPUコアを順番に診断し、あるCPUコアに関して回答データと期待値との比較結果に異常があったとき、それ以降の診断を行わず、前記CPUの演算機能が異常であると診断する。
また、複数のCPUコアを持つCPUと、前記CPUの演算機能を監視する監視部を備え前記監視部は、前記複数のCPUコアのうちからCPUコアを一つずつ選択してそれぞれに順番に例題データを送信し、前記複数のCPUコアは、前記例題データに対する回答データをそれぞれが算出し、前記監視部は前記回答データと、あらかじめ用意された前記回答データの期待値との比較をそれぞれ順番に行い、前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する。
また、前記複数のCPUコアを順番に診断し、回答データと期待値との比較結果に不一致があったCPUコアの演算機能を異常と診断する。
また、複数のCPUコアを持つCPUと、前記CPUの演算機能を監視する監視部を備え、前記監視部は前記複数のCPUコア中のあるCPUコアへ例題データを送信し、前記複数のCPUコア中のあるCPUコアは、前記例題データに対する一時的な回答として中間回答データを算出し、あるCPUコアが算出した中間回答データは、前記複数のCPUコア中の他のコアに対して送信され、前記他のコアは受け取った中間回答データに基づいて新たな中間回答データを算出し、前記監視部は前記複数のCPU全てを経由して算出された中間回答データを最終回答データとし、前記最終回答データとあらかじめ用意した期待値との比較を行い、前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する。
本発明によれば、複数のCPUコアを持つCPUに対しても、監視を行う監視部が一つで済むため、安価なフェールセーフ構成が実現可能となる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明を具体化した第一の実施形態を図1と図2を用いて説明する。本実施の形態の車載用電子制御装置では、消費電力低減や処理速度の向上を目的に同一パッケージに封入した複数のCPUコア、ここでは4つのCPUコア(クァッドCPU)を用いられている場合について説明する。なお、本実施例においては、同一パッケージ内に複数CPUコアを有する例を挙げているが、複数のCPUパッケージを有するマルチプロセッサシステムを採用してもよく、本発明においてコアとプロセッサの表記の差異は特別に区別しない。
車載用電子制御装置1は、主にエンジン制御を行うメインCPU100と、監視を目的としたサブCPU200により構成される。なお、本実施例におけるサブCPU200は、上記監視部の役割に相当する。メインCPU100はCPUコア110,120,130,140を同一パッケージに封入したマルチコアCPUであり、制御部111,121,131,141において実際の各エンジン制御を並列処理している。また、メインCPU100上の、あるCPUコア110上には、他のCPUコアに例題データを出題し、その例題データに対する回答データの期待値を用意する例題出題部113と、例題データを出題するコアを選択する出題先選択部112を設けており、出題先選択部112が切り替え部104を制御することで、診断されるメインCPU100上の他のCPUコアのうちいずれか一つを選択できる構成としている。また、CPUコア110上には、他のCPUコアにおいて演算された、例題データに対する回答データと、CPUコア110上であらかじめ演算されている期待値とを比較する比較照合部114を有しており、この比較結果により比較照合部114は、他のCPUコアが正常に動作しているか否かを診断する。そして、各CPUコアそれぞれには、実制御を遂行するための演算を兼ねて、与えられた例題データに対する回答データを計算する、例題演算部115,122,132,142の演算器が備えられている。また、監視用サブCPU200は、通信ライン300によりメインCPU100に接続され、メインCPU100の演算機能を診断するための例題データを生成する例題演算出題部203、およびCPUコア110上の例題演算部115にて生成される回答データを、サブCPU200上であらかじめ演算されている期待値と比較し、CPUコア110を診断するための比較照合部204を有している。サブCPU200が、あるCPUコア110をその回答データに基づき異常検出し、残りのCPUコアは既にサブCPU200により正常判定されているCPUコア101が診断する構成となる。
なお、CPUコア110から他のCPUコアに出題する例題の生成と、その期待値の算出とは、別々の箇所で行っても良いが、一つの箇所でまとめて行うのが好適である。さらに、本実施形態では、CPUコアの診断を一つずつ順番に行う構成をとるため、CPUコア110に出題先選択部を設けている。したがって、一般的に複数のCPUコアを同時に診断する場合、各CPUコアからの回答データには、回答を行ったCPUコアを識別できるデータを付加する必要があるが、本発明においては省略が可能となる。
図2のフローチャートは本実施の形態にてメインCPU100が正常であるか否かの診断をするための制御の流れを示している。
まずステップS001において、サブCPU200は、メインCPU100上のあるCPUコア110に例題データを送信する。ステップS002では、CPUコア110上の例題演算部115が例題データに対する演算を行い、回答データをサブCPU200に送信する。この回答データを生成するための演算は、実制御で使用される演算命令であり、所定の値となる様にプログラムされている。次にステップS003においてサブCPU200の比較照合部204は、得られた回答データと、サブCPU200上であらかじめ演算してある期待値との比較照合を行い、不一致の場合は、メインCPU100が異常と判定し、また一致した場合は、CPUコア110は正常と判断する。ステップS004への移行は、CPUコア110がサブCPU200により正常と判定された時のみに適用され、CPU110上の出題先選択部112はメインCPU100上のCPUコア120を選択する。次にステップS005では、CPUコア110上の例題出題部113よりCPUコア120の例題演算部122に例題データが送信される。ステップS006において例題演算部122で生成された回答データがCPUコア110に送信され、ステップS007では、CPUコア110の比較照合部114で、CPUコア110上であらかじめ演算されている期待値との比較照合が実施され、不一致の場合はCPUコア120が異常と判定し、また一致した場合は、CPUコア120が正常と判断する。同様にCPUコア110は、残りのCPUコア130とCPUコア140を順次診断し、それらが全て正常と判断した場合、メインCPU100が正常判定される。
なお、必要に応じてメインCPUからサブCPU200への、最終的なメインCPU100の診断結果の通知を行っても良い。また、メインCPU100内の異常が発生したCPUコアに対するフェールセーフ動作を、メインCPU100内の正常動作しているCPUコアが行っても良いし、サブCPU200が行っても良い。フェールセーフ動作をサブCPUが行う場合には、サブCPU200への診断結果の通知が必要となる。
また、本実施形態において、どのCPUコアを診断している段階で、回答データと期待値の比較結果に不一致が生じたかを特定することで、異常が発生したCPUコアを特定することも可能である。
本実施形態によれば、監視部であるサブCPU200は、従来のシングルチップCPUを診断するのと同様に、監視対象のCPUの中で、一つのCPUコアのみ診断をすればよい。したがって、従来から用いられている監視部を、大きな改良を行うことなく流用でき、かつ単一の監視部によって複数のCPUコアを持つCPUを監視することが可能となるため、フェールセーフ実現のコストを抑えることができる。
次に、本発明を具体化した第ニの実施形態を図3と図4を用いて説明する。本実施の形態と第一の形態との相違点を中心に説明する。
図3では、図1と同様に車載用電子制御装置1は、主にエンジン制御を行うメインCPU100と、監視部として動作するサブCPU200を有している。サブCPU200から各CPUコアに例題データを出力し、各CPUコアから返信される回答データに基づき、監視部が各CPUコアの異常を検出可能とした。サブCPU200上の出題先選択部202は、メインCPU100上の全てのCPUコアを順番に選択し、例題出題部203は選択されたCPUコアに対して例題データを出題する。各メインCPUコア110,120,130,140それぞれの例題演算部115,122,132,142で順次生成される回答データと、サブCPU200上であらかじめ演算された期待値との比較は、サブCPU200の比較照合部204で行う。
図4のフローチャートはメインCPU100が正常であるか否かの診断をするための制御の流れを示している。
まずステップS101において、サブCPU200は、メインCPU100上のCPUコア110を選択する。次にステップS102で、サブCPUの例題出題部203は、CPUコア110の例題演算部115に例題データを送信する。ステップS103にて、例題演算部115は例題データに対する演算を行い、回答データをサブCPU200に送信する。ステップS104においてサブCPU200の比較照合部204は、得られた回答データと期待値の比較を行い、不一致の場合は、メインCPU100が異常と判定し、また一致した場合は、CPUコア110は正常と判断する。ステップS105への移行は、CPUコア110がサブCPU200により正常と判定された時のみに適用され、CPUコア120を診断するステージに移行する。この様にして順次CPUコア130,140の回答データを確認しメインCPU100が正常であるかを診断する。
本実施形態によれば、第一の実施形態のように、特定のCPUコアに出題先選択部,例題出題部,比較照合部を設ける必要がない。また、第一の実施形態と同様に、どのコアにおいて異常が発生したかを特定することが可能であることは容易に想到できる。
次に、本発明を具体化した第三の実施形態を図5と図6を用いて説明する。本実施の形態は、メインCPU100が、CPUコアを2つ持つデュアルコアCPUの場合について説明する。
図5では、図1と同様に車載用電子制御装置1は、主にエンジン制御を行うメインCPU100と、監視部であるサブCPU200を有しており、メインCPU100上のCPUコア110をサブCPU200が診断し、CPUコア120をCPUコア110が診断する。
図6のフローチャートはメインCPU100が正常であるか否かの診断をするための制御の流れを示しており、まずステップS201において、サブCPU200の例題出題部203は、メインCPU100上のCPUコア110に例題データを送信する。ステップS202では、CPUコア110上の例題演算部115が例題データに対する演算を行い、回答データをサブCPU200に送信する。ステップS203においてサブCPU200の比較照合部204は、得られた回答データと、サブCPU200上の例題出題部203であらかじめ演算されている期待値との比較を行い、不一致の場合は、メインCPU100が異常と判定し、また一致した場合は、CPUコア110が正常と判断する。ステップS204への移行は、CPUコア110がサブCPU200により正常と判定された時のみに適用され、CPUコア110の例題出題部113よりCPUコア120に例題データが送信される。ステップS205においてCPUコア120の例題演算部122で生成された回答データがCPUコア110に送信され、ステップS206では、CPUコア110の比較照合部114で、CPUコア110上の例題出題部113であらかじめ演算されている期待値との比較照合が実施され、不一致の場合はメインCPU100が異常と判定し、また一致した場合は、メインCPU100は正常と判断する。
本実施形態においては、第一,第二の実施形態のようにメインCPU上の特定のCPUコアや、サブCPU上に出題先選択部を設ける必要がなく、より簡単な構成でフェールセーフを実現できる。さらに、第一の実施形態と同様に、本発明に対して従来の監視部を用いることに大きな技術的弊害が無い。また、二つのコアのどちらに異常が発生したかを特定することも、上記二つの実施例と同様に可能である。
次に、本発明を具体化した第四の実施形態を図7と図8を用いて説明する。本実施の形態と第三の形態との相違点を中心に説明する。
図7では、上記実施形態と同様に、車載用電子制御装置1は、主にエンジン制御を行うメインCPU100と、サブCPU200を有しており、メインCPU100をサブCPU200が診断する。
図8のフローチャートはメインCPU100が正常であるか否かの診断をするための制御の流れを示しており、まずステップS301において、サブCPU200は、メインCPU100上のCPUコア110に例題データを送信する。ステップS302では、CPUコア110上の例題演算部115は例題データに対する演算を行い、その回答データをCPUコア120に送信する。このデータは中間回答データとして扱い、ステップS303においてCPUコア120の例題演算部122は、例題演算部115の中間回答データを用い、サブCPUに返すための回答データを生成する。そして、ステップS304にて比較照合部204は、CPUコア120から得られた回答データとあらかじめサブCPU200上で演算された期待値との比較を行い、不一致の場合は、メインCPU100が異常と判定し、また一致した場合は、メインCPU100は正常と判断する。
なお、本実施形態における回答データの一例としては、ステップS302におけるCPUコア110からCPUコア120へ送信する中間回答データを、サブCPU200からの例題データの補数となるロジックとし、ステップS303におけるCPUコア120からサブCPU200への回答データをCPUコア110からCPUコア120への中間回答データの補数となるロジックとし、またサブCPU200におけるCPUコア120からの期待値を例題データと同一とすることで診断が可能である。なお、CPUコアが奇数存在する場合の期待値は例題データの補数となる。本実施形態では監視対象のCPUコアが2つである例を記載しているが、3つ以上の複数コアの監視においても本実施例は有効である。
本実施形態によれば、診断を行うための比較照合回数と、メインCPUとサブCPUとの通信回数の低減により、CPU演算負荷低減に貢献することが可能である。
本発明一実施例の電子制御装置を示した説明図である。(実施例1) 本発明一実施例の制御フローを示した説明図である。(実施例1) 本発明一実施例の発明の電子制御装置を示した説明図である。(実施例2) 本発明一実施例の制御フローを示した説明図である。(実施例2) 本発明一実施例の発明の電子制御装置を示した説明図である。(実施例3) 本発明一実施例の制御フローを示した説明図である。(実施例3) 本発明一実施例の発明の電子制御装置を示した説明図である。(実施例4) 本発明一実施例の制御フローを示した説明図である。(実施例4) 従来技術の示した説明図である。
符号の説明
1 車載用電子制御装置
100 メインCPU
200 サブCPU
300 メインCPU〜サブCPU通信ライン
401 モーターリレー駆動回路
402 モーター駆動回路

Claims (7)

  1. 複数のCPUコアを持つCPUと、
    前記CPUに対して例題を出題し、
    前記例題に対する回答に基づいて前記CPUの演算機能を監視する監視部と、
    を備えた電子制御装置であって、
    前記監視部は前記複数のCPUコアのうちの特定のCPUコアの演算機能を監視し、
    前記特定のCPUコアは、前記複数のCPUコアのうちの他のCPUコアを一つずつ選択してそれぞれに順番に例題データを送信し、
    前記他のCPUコアは、前記特定のCPUコアから受信した例題データに対する回答データをそれぞれが算出し、
    前記特定のCPUコアは前記他のCPUコアからの回答データと、
    あらかじめ用意された期待値との比較を前記他のCPUコアそれぞれに関して順番に行い、
    前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する車載用電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記CPUはCPUコアを2つ持つデュアルコアCPUである車載用電子制御装置。
  3. 請求項1または2いずれかに記載の電子制御装置であって、前記複数のCPUコアを順番に診断し、あるCPUコアに関して回答データと期待値との比較結果に異常があったとき、それ以降の診断を行わず、前記CPUの演算機能が異常であると診断する車載用電子制御装置。
  4. 複数のCPUコアを持つCPUと、前記CPUの演算機能を監視する監視部を備えた電子制御装置であって、
    前記監視部は、前記複数のCPUコアのうちからCPUコアを一つずつ選択してそれぞれに順番に例題データを送信し、
    前記複数のCPUコアは、前記例題データに対する回答データをそれぞれが算出し、
    前記監視部は前記回答データと、
    あらかじめ用意された前記回答データの期待値との比較をそれぞれ順番に行い、
    前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する車載用電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の電子制御装置であって、前記複数のCPUコアを順番に診断し、回答データと期待値との比較結果に不一致があったCPUコアの演算機能を異常と診断する車載用電子制御装置。
  6. 複数のCPUコアを持つCPUと、前記CPUの演算機能を監視する監視部を備えた電子制御装置であって、
    前記監視部は前記複数のCPUコア中のあるCPUコアへ例題データを送信し、
    前記複数のCPUコア中のあるCPUコアは、前記例題データに対する一時的な回答として中間回答データを算出し、
    あるCPUコアが算出した中間回答データは、
    前記複数のCPUコア中の他のコアに対して送信され、
    前記他のコアは受け取った中間回答データに基づいて、
    新たな中間回答データを算出し、
    前記監視部は前記複数のCPU全てを経由して算出された中間回答データを最終回答データとし、前記最終回答データとあらかじめ用意した期待値との比較を行い、
    前記比較の結果に基づいて前記CPUの演算機能を診断する車載用電子制御装置。
  7. 請求項6に記載の電子制御装置であって、
    前記CPUは2つのCPUコアを備え、
    前記監視部は前記2つのCPU中の一方のCPUコアへ前記例題データを送信し、
    前記一方のCPUコアは、前記2つのCPU中の他方のCPUコアへ前記中間回答データを送信し、
    前記他方のCPUコアは前記中間回答データに基づいて、
    前記最終回答データを算出する車載用電子制御装置。
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