JP2010128198A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影の操作をより素早く行なうことができるようにすると共に撮影時の手ぶれを抑制する。
【解決手段】互いに隣接して二つのタッチセンサを設け、一方のタッチセンサからの出力信号T1がHi信号のときには自動焦点合わせ処理を行なうと共に(S100,S110)、出力信号T1がHi信号からLo信号となったときには撮影処理を開始し(S120,S170)、一方のタッチセンサからの出力信号T1がLo信号となる前に他方のタッチセンサからの出力信号T2がHi信号となりその後に出力信号T1がLo信号となったときには撮影をキャンセルする(S120〜160)。これにより、一つのタッチセンサの操作だけで自動焦点合わせから撮影までを行なうことができると共に他方のタッチセンサの操作を追加することにより撮影をキャンセルすることもできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影装置に関し、詳しくは、レンズの焦点距離を自動的に調整する焦点調整部と、シャッター駆動を行なうシャッター駆動部と、を有する撮影装置に関する。
従来、この種の撮影装置としては、3箇所に設けられた静電容量式のセンサ部により焦点調整とシャッター駆動とを行なうものが提案されている(特許文献1参照)。この装置では、親指が第1のセンサ部に接触すると共に人差し指が第2のセンサ部に接触すると焦点調整を行ない、人差し指を第2のセンサ部から第3のセンサ部に移動させることによりシャッター駆動を行なう。これにより、レリーズボタンを押圧操作することによりシャッター駆動するものに比して手ぶれの発生を抑制することができるとしている。
また、タッチセンサ型のレリーズボタンを2箇所に配置して2つのレリーズボタンにより焦点調整とシャッター駆動とを行なうものも提案されている(特許文献2参照)。この撮影装置では、2つのレリーズボタンの双方に触れると、焦点調整を行ない、一方のレリーズボタンから指を離すことによりシャッター駆動を行なっている。
特開2005−55723号公報 特開平11−160776号公報
しかしながら、上述した撮影装置では、いずれもタッチセンサを用いてレリーズボタン操作を行なうため、手ぶれを抑制することができるものの、焦点調整とシャッター駆動とを2以上のセンサに対する操作を伴うことから、迅速な操作を妨げ、シャッターチャンスを逃す場合も考えられる。
本発明の撮影装置は、撮影時に手ぶれの発生を抑制すると共に焦点調整からシャッター駆動までをシンプルな操作により行なうことを主目的とする。
本発明の撮影装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の撮影装置は、
レンズの焦点距離を自動的に調整する焦点調整部と、シャッター駆動を行なうシャッター駆動部と、を有する撮影装置であって、
第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサと、
前記第1の検知エリアがオンされているときに前記レンズの焦点距離が自動的に調整されるよう前記焦点調整部を制御し、前記第1の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動が行なわれ前記第1の検知エリアがオンからオフされる前に前記第2の検知エリアがオフからオンされその後に該第2の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動をキャンセルするよう前記シャッター駆動部を制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の撮影装置では、第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサを設け、第1の検知エリアがオンされているときにレンズの焦点距離が自動的に調整されるよう焦点調整部を制御し、第1の検知エリアがオンからオフされたときにシャッター駆動が行なわれ第1の検知エリアがオンからオフされる前に第2の検知エリアがオフからオンされその後に第2の検知エリアがオンからオフされたときにシャッター駆動をキャンセルするようシャッター駆動部を制御する。したがって、第1の検知エリア上の操作だけで焦点調整とシャッター駆動とを行なうことができ、操作をよりシンプルなものとすることができる。また、第1の検知エリアと第2の検知エリアとを用いてシャッター駆動のキャンセル操作を行なうことができる。もとより、シャッター駆動の指示操作の検知にタッチセンサを用いるから、撮影時の手ぶれを抑制することができる。
本発明の第2の撮影装置は、
レンズの焦点距離を自動的に調整する焦点調整部と、シャッター駆動を行なうシャッター駆動部と、を有する撮影装置であって、
第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサと、
前記第1の検知エリアがオンされているときに前記レンズの焦点距離が自動的に調整されるよう前記焦点調整部を制御し、前記第1の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動が行なわれ前記第1の検知エリアがオンからオフされる前に前記第2の検知エリアがオフからオンされたときに前記シャッター駆動をキャンセルするよう前記シャッター駆動部を制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の撮影装置では、第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサを設け、第1の検知エリアがオンされているときにレンズの焦点距離が自動的に調整されるよう焦点調整部を制御し、第1の検知エリアがオンからオフされたときにシャッター駆動が行なわれ第1の検知エリアがオンからオフされる前に第2の検知エリアがオフからオンされたときにシャッター駆動をキャンセルするようシャッター駆動部を制御する。したがって、第1の検知エリア上の操作だけで焦点調整とシャッター駆動とを行なうことができ、操作をよりシンプルなものとすることができる。また、第1の検知エリアと第2の検知エリアとを用いてシャッター駆動のキャンセル操作を行なうことができる。もとより、シャッター駆動の指示操作の検知にタッチセンサを用いるから、撮影時の手ぶれを抑制することができる。
こうした本発明の第1または第2の撮影装置において、前記第1の検知エリアと前記第2の検知エリアは、所定の指をスライドさせることにより、該第1の検知エリアがオンからオフされる前に該第2の検知エリアをオフからオンすることができるよう隣接して配置されてなるものとすることもできる。こうすれば、より簡易な操作によりシャッター駆動のキャンセル操作を行なうことができる。この場合、前記所定の指は、人差し指であるものとすることもできる。
また、本発明の第1または第2の撮影装置において、前記タッチセンサは、第3の検知エリアを有し、前記制御手段は、前記第3の検知エリアがオンされたときには前記レンズの焦点距離の自動調整を伴って前記シャッターが開状態とされるよう前記シャッター駆動部を制御し、前記第3の検知エリアがオンからオフされたときには前記シャッターが閉状態とされるよう前記シャッター駆動部を制御する長時間露光撮影を行なう手段であるものとすることもできる。こうすれば、タッチセンサを用いて長時間露光撮影も行なうことができるから、手ぶれを抑制することができるという本発明の効果をより顕著なものとすることができる。
図1は本発明の一実施形態であるデジタルカメラ20の外観を例示する斜視図であり、図2はデジタルカメラ20の背面を例示する背面図であり、図3はデジタルカメラ20の機能ブロックを例示するブロック図である。
本実施形態のデジタルカメラ20は、図1に示すように、正面には光学3倍ズームが可能なズーム機構およびオートフォーカス機構付きレンズ21と、シャッターと連動して発光する補助照明装置としてのフラッシュ22とを備え、上部にはモードを選択するモードダイヤル23と、このモードダイヤル23の中央に配置された電源ボタン24と、レンズ21の自動焦点合わせ(オートフォーカス)を指示する機能を有すると共にシャッターボタンとしても機能するタッチセンサ25と、キャンセルボタンとして機能するタッチセンサ26とを備える。また、本実施形態のデジタルカメラ20は、図2に示すように、背面30には、中央の左寄りに配置された液晶ディスプレイ31と、その右側に配置され上下左右の方向に操作可能な4方向ボタン32と、ズーム機能を操作するWボタン34aおよびTボタン34bと、4方向ボタン32の左上に配置されたメニューボタン35と、4方向ボタン32の下方左に配置され液晶ディスプレイ31への表示を切り替えるディスプレイボタン36と、その右方向に配置されたレビューボタン38とを備える。
タッチセンサ25,26は、例えば、楕円形状のエリア内に人の指などが触れたか否かを蓄えられた電荷によって検知する静電容量式のセンサとして構成されており、人の指などが触れているときにはHi信号(オン)を出力し、触れていないときにはLo信号(オフ)を出力する。このタッチセンサ25,26は、例えば、人差し指を両センサの中間点においたときに互いにHi信号を出力する領域を持つよう互いに隣接して配置されている。なお、本実施形態では、タッチセンサ25,26を静電容量式のセンサとして構成するものとしたが、人の指が触れているか否かを検知できればよいから、抵抗膜式などの他のタイプのタッチセンサにより構成するものとしてもよい。
本実施形態のデジタルカメラ20は、機能的には図3に例示するように、中央演算処理装置としてのCPU40aや処理プログラムを記憶するROM40b,一時的にデータを記憶するワークメモリ40c,設定値などのデータを記憶する不揮発性のフラッシュメモリ40dなどを中心として構成されている。デジタルカメラ20は、撮影系として、レンズ41a,41bやシャッター41cなどにより構成された光学系41や、このレンズ41a,41bやシャッター41cをそれぞれ駆動するアクチュエータとしてのモータ42a〜42cと、モータ42a〜42cの駆動回路としてのモータコントローラ44と、光学系41により結像される光学像を光電変換して得られる電荷を受光セル毎に一定時間蓄積し受光セル毎の受光量に応じた電気信号を出力するイメージセンサ45、このイメージセンサ45を駆動するために必要な駆動パルスをイメージセンサ45に出力する駆動回路としてのセンサコントローラ46、イメージセンサ45から出力される電気信号を量子化してデジタル信号に変換するアナログフロントエンド(AFE)部47、このAFE部47から出力されたデジタル信号に対して画像形成処理,ホワイトバランス補正,γ補正,色空間変換等を施して各画素についてR,G,Bの階調値やY,Cb,Crの階調値などを表すデジタル画像を出力するデジタル画像処理部48、デジタル画像の系列変換(離散コサイン変換やウェーブレット変換等)及びエントロピー符号化(ランレングス符号化やハフマン符号化等)を行なうことによりデジタル画像を圧縮しそれらの逆変換を施すことによりデジタル画像を伸張する圧縮伸張部49などを備える。また、本実施形態のデジタルカメラ20は、液晶ディスプレイ31の一画面分のデータを格納するためのフレームバッファやフレームバッファに格納されたデジタル画像に基づいて液晶ディスプレイ31を駆動するための表示回路を有するディスプレイコントローラ50やモードダイヤル23,タッチセンサ25,26,各種ボタン32〜38などの入出力および着脱可能なフラッシュメモリなどの記憶媒体53への入出力を司る入出力インタフェース52、USB(Universal Serial Bus)接続端子55に接続された機器(コンピュータやプリンタ)と通信のやり取りを管理するUSBホストコントローラ54やUSBデバイスコントローラ56なども備えている。
また、本実施形態のデジタルカメラ20は、オートフォーカス(自動焦点合わせ)機能を有している。本実施形態では、予めイメージセンサ45により検出された被写体画像のコントラストを解析して合焦点を割り出し、レンズ41a,41bが合焦点に位置するようモータ42a,42bを駆動するコントラスト式のオートフォーカスを用いるものとした。勿論、このコントラスト式に代えて、被写体に向けて発光すると共に被写体で反射した光を受光することにより三角測距の原理により被写体までの距離を測定し測定した距離に基づいてレンズ41a,41bの焦点合わせを行なう位相差式を用いるものとしてもよいし、これらを組み合わせたハイブリッド式を用いるものとしても構わない。本実施形態では、こうして自動焦点合わせに伴って絞り値とシャッタースピードとの組み合わせを自動的に決定する自動露出調整も行なっている。
次に、こうして構成された本実施形態のデジタルカメラ20の動作、特に、タッチセンサ25,26を用いて焦点合わせをして撮影する際の動作について説明する。図4は、デジタルカメラ20のCPU40aにより実行される撮影処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
撮影処理ルーチンが実行されると、CPU40aは、まず、タッチセンサ25からの出力信号T1がHi信号となる、即ちタッチセンサ25に指が触れるのを待ち(ステップS100)、出力信号T1がHi信号となったときにモータ42a,42bの駆動を伴って被写体の合焦点にレンズ41a,41bが移動するようモータコントローラ44を制御する自動焦点合わせを行なう(ステップS110)。本実施形態では、自動焦点合わせに伴って前述した絞りとシャッタースピードとを自動的に決定する自動露出調整も行なわれる。続いて、タッチセンサ25からの出力信号T1がLo信号であるか否か即ちタッチセンサ25に触れていた指が離されたか否かを判定し(ステップS120)、出力信号T1がLo信号でないときには、撮影キャンセル用フラグFに値0を設定しステップS110に戻る。ステップS120で出力信号T1がLo信号となると、タッチセンサ25に触れていた指が離されたと判定し、タッチセンサ26からの出力信号T2がLo信号か否か(ステップS140)、撮影キャンセル用フラグFが値0か否かを判定する(ステップS160)。タッチセンサ26からの出力信号T2がLo信号であり且つ撮影キャンセル用フラグFが値0のときには、撮影を指示する操作がなされていると判断し、撮影処理を開始して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。これにより、モータ42bの駆動を伴ってシャッター41cが自動露出調整で決定されたシャッタースピードに基づいて解放するようモータコントローラ44を制御すると共にシャッター41cの解放に伴ってイメージセンサ45で得られた電気信号に基づいてAFE部47、デジタル画像処理部48、圧縮伸張部49を経て圧縮デジタル画像としてフラッシュメモリ40dに記録される。
ステップS120でタッチセンサ25からの出力信号T1がLo信号のときにステップS140でタッチセンサ26からの出力信号T2がHi信号のとき、撮影キャンセル用フラグFに値1を設定して(ステップS150)、ステップS120に戻る。この処理は、タッチセンサ25からの出力信号T1がLo信号となる前にタッチセンサ26からの出力信号T2がHi信号となった場合を判定する処理である。本実施形態では、タッチセンサ25,26の中間点に人差し指がおかれたときに両出力信号T1,T2がHi信号となるよう隣接して配置しているから、例えば、人差し指をタッチセンサ25からタッチセンサ26までスライドさせる操作を行なった場合などが該当する。ステップS120でタッチセンサ25からの出力信号T1がLo信号となっている状態でタッチセンサ26からの出力信号T2がLo信号で且つ撮影キャンセル用フラグFが値1のときには、撮影をキャンセルする操作がなされたと判断し、ステップS170の撮影処理を行なうことなく、撮影キャンセル用フラグFを値0にクリアして(ステップS180)、本ルーチンを終了する。なお、タッチセンサ26からの出力信号T2がHi信号からLo信号となる前にステップS120でタッチセンサ25からの出力信号T1が再びHi信号となったときには、撮影キャンセル用フラグFが値0となり(ステップS130)、自動焦点合わせ処理が再開され(ステップS110)、その後、出力信号T1がHi信号からLo信号となったときには、撮影処理が行なわれる。
上述した撮影処理ルーチンでは、タッチセンサ25に人差し指が触れると、自動焦点合わせを行ない、タッチセンサ25から人差し指を離すと、シャッター41cが解放されて撮影が開始される。また、撮影をキャンセルする場合には、タッチセンサ25から人差し指をスライドしてタッチセンサ26に触れた後にタッチセンサ26から人差し指を離すことにより行なわれる。したがって、タッチセンサ25の操作だけで自動焦点合わせから撮影までを行なうことができると共にタッチセンサ26の操作によりその撮影をキャンセルすることもできる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のレンズ41a,41bを駆動するモータ42a,42bが「焦点調整部」に相当し、シャッター41cを駆動するモータ42cが「シャッター駆動部」に相当し、タッチセンサ25,26が「タッチセンサ」に相当し、図5の撮影処理ルーチンを実行するCPU40aとモータコントローラ44とが「制御手段」に相当する。
以上、説明した本実施形態のデジタルカメラ20によれば、互いに隣接して二つのタッチセンサ25,26を設け、タッチセンサ25からの出力信号T1がHi信号のときには自動焦点合わせ処理を行なうと共に出力信号T1がHi信号からLo信号となったときには撮影処理を開始し、タッチセンサ25からの出力信号T1がLo信号となる前にタッチセンサ26からの出力信号T2がHi信号となりその後に出力信号T1がLo信号となったときには撮影をキャンセルするから、タッチセンサ25の操作だけで自動焦点合わせから撮影までを行なうことができると共にタッチセンサ26の操作を追加することにより撮影をキャンセルすることもできる。この結果、迅速なシャッター操作を行なうことができ、シャッターチャンスを逃がすのを抑制することができる。もとより、指が触れているか否かを検知するタッチセンサ25,26を用いるから、従来のような押圧式のシャッターボタンの半押しにより焦点合わせを行ない全押しによりシャッターを開放させて撮影するものに比して、撮影時の手ぶれを抑制することができる。
本実施形態では、撮影をキャンセルする操作は、タッチセンサ25から指をスライドしてタッチセンサ26に触れた後にタッチセンサ26から指を離すことにより行なうものとしたが、タッチセンサ25から指をスライドしてタッチセンサ26に触れた時点で行なうものとしてもよい。このときの変形例の撮影処理ルーチンを図5に示す。図5の撮影処理ルーチンでは、図4の撮影処理ルーチンのステップS130〜S160,S180の処理に代えて、ステップS120でタッチセンサ25からの出力信号T1がHi信号からLo信号となった判定されたときに、タッチセンサ26からの出力信号T2がLo信号であるか否かを判定し(ステップS140B)、Lo信号のときには撮影処理を行ない(ステップS170)、Lo信号でないとき(Hi信号のとき)には撮影をキャンセルして処理を終了するものとすればよい。
本実施形態ではタッチセンサ25をオンすることにより焦点合わせを行なうと共にタッチセンサ25をオンからオフすることによりシャッター駆動を行なうものとしたが、タッチセンサ25とは別に長時間露光撮影用のタッチセンサ27を設けるものとしてもよい。図6に長時間露光撮影用のタッチセンサ27を備えるデジタルカメラ20Bの外観を示す。図示するように、長時間露光撮影用のタッチセンサ27は、タッチセンサ25,26に直列に並ぶように配置されている。勿論、タッチセンサ27の配置はこれに限られず如何なる位置であってもよい。この長時間露光撮影用のタッチセンサ27からの出力信号T3は、図示しないが、入出力インタフェース52(図3参照)を介してCPU40aに入力されている。図7は、デジタルカメラ20のCPU40aにより実行される長時間露光撮影処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンが実行されると、CPU40aは、まず、タッチセンサ27からの出力信号T3がHi信号となるのを待って(ステップS200)、自動焦点合わせを行なう(ステップS210)。自動焦点合わせが完了すると(ステップS220)、シャッター41cを開いて露光を開始し(ステップS230)、タッチセンサ27からの出力信号T3がHi信号からLo信号となるのを待って(ステップS250)、シャッター41cを閉じて露光を終了し(ステップS260)、イメージセンサ45で得られた電気信号を、AFE部47、デジタル画像処理部48、圧縮伸張部49を経て圧縮デジタル画像としてフラッシュメモリ40dに記録するデータ記録処理を行なって(ステップS270)、本処理を終了する。ステップS250でタッチセンサ27からの出力信号T3がHi信号からLo信号となる前に撮影キャンセル用のタッチセンサ26からの出力信号T2がHi信号となったときには(ステップS240)、イメージセンサ45で得られた電気信号に基づくデータ記録を行なうことなく撮影をキャンセルして(ステップS280)、本処理を終了する。これにより、夜間などの暗い環境下でも手ぶれの発生を抑制しながらより適切に撮影することができる。
本実施形態では、自動焦点合わせに伴って自動露出調整も行なうものとしたが、露出調整についてはマニュアル操作により設定するものとしても構わない。
本実施形態では、二つのタッチセンサ25,26をデジタルカメラ20の上部に隣接して配置するものとしたが、撮影をキャンセルするためタッチセンサ26Bを背面30に配置するものとしてもよい。この場合、タッチセンサ26Bを配置する位置としては、撮影のためにデジタルカメラ20をグリップしたときには親指に触れない位置であって親指の移動によるキャンセル操作がし易い位置、例えば、図8に示すように、背面30におけるメニューボタン35の右上周辺の領域に配置することが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることは勿論である。
実施例のデジタルカメラ20の外観を例示する斜視図。 実施例のデジタルカメラ20の背面を例示する背面図。 実施例のデジタルカメラ20の機能ブロックを例示するブロック図。 撮影処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 変形例の撮影処理ルーチンを示すフローチャート。 変形例のデジタルカメラ20Bの外観を示す斜視図。 長時間露光撮影処理ルーチンを示すフローチャート。 変形例のデジタルカメラの背面を例示する背面図。
符号の説明
20 デジタルカメラ、21 レンズ、22 フラッシュ、23 モードダイヤル、24 電源ボタン、25,26 タッチセンサ、30 背面、31 液晶ディスプレイ、32 4方向ボタン、34a Wボタン、34b Tボタン、35 メニューボタン、36 ディスプレイボタン、38 レビューボタン、40a CPU、40b ROM、40c ワークメモリ、40d フラッシュメモリ、41 光学系、41a,41b レンズ、41c シャッター、42a〜42c モータ、44 モータコントローラ、45 イメージセンサ、46 センサコントローラ、47 アナログフロントエンド(AFE)部、48 デジタル画像処理部、49 圧縮伸張部、50 ディスプレイコントローラ、52 入出力インタフェース、53 記憶媒体、54 USBホストコントローラ、55 USB接続端子、56 USBデバイスコントローラ。

Claims (5)

  1. レンズの焦点距離を自動的に調整する焦点調整部と、シャッター駆動を行なうシャッター駆動部と、を有する撮影装置であって、
    第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサと、
    前記第1の検知エリアがオンされているときに前記レンズの焦点距離が自動的に調整されるよう前記焦点調整部を制御し、前記第1の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動が行なわれ前記第1の検知エリアがオンからオフされる前に前記第2の検知エリアがオフからオンされその後に該第2の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動をキャンセルするよう前記シャッター駆動部を制御する制御手段と、
    を備える撮影装置。
  2. レンズの焦点距離を自動的に調整する焦点調整部と、シャッター駆動を行なうシャッター駆動部と、を有する撮影装置であって、
    第1の検知エリアと第2の検知エリアとを有するタッチセンサと、
    前記第1の検知エリアがオンされているときに前記レンズの焦点距離が自動的に調整されるよう前記焦点調整部を制御し、前記第1の検知エリアがオンからオフされたときに前記シャッター駆動が行なわれ前記第1の検知エリアがオンからオフされる前に前記第2の検知エリアがオフからオンされたときに前記シャッター駆動をキャンセルするよう前記シャッター駆動部を制御する制御手段と、
    を備える撮影装置。
  3. 前記第1の検知エリアと前記第2の検知エリアは、所定の指をスライドさせることにより、該第1の検知エリアがオンからオフされる前に該第2の検知エリアをオフからオンすることができるよう隣接して配置されてなる請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 前記所定の指は、人差し指である請求項3記載の撮影装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の撮影装置であって、
    前記タッチセンサは、第3の検知エリアを有し、
    前記制御手段は、前記第3の検知エリアがオンされたときには前記レンズの焦点距離の自動調整を伴って前記シャッターが開状態とされるよう前記シャッター駆動部を制御し、前記第3の検知エリアがオンからオフされたときには前記シャッターが閉状態とされるよう前記シャッター駆動部を制御する長時間露光撮影を行なう手段である
    撮影装置。
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