JP2010127114A - 排ガス再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じて排気ガスと吸入空気との混合を促進することが可能なエンジンの排ガス再循環装置を提供する。
【解決手段】エンジンに接続された吸気マニホールドと、エンジンに接続された排気マニホールドとを連通するEGR管15と、吸気マニホールド内へ出没自在に設けられ、吸気マニホールドを流れる吸入空気と、EGR管15を介して排気マニホールドから吸気マニホールドへ流入する排気ガスと、を混合させるためのピストン25と、ピストン25を吸気マニホールド内へ出没させるピストン出没機構26と、を備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、排気通路を流れる排気ガスの一部を、EGR通路を介して吸気通路へ循環させる排ガス再循環装置に関するものである。
従来、吸気マニホールドと排気マニホールドとの間に還流通路を形成して、排気ガスの一部を吸気側に還流する内燃機関のEGR装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このとき、吸気マニホールドには、還流通路と連通するEGRガス戻り口が形成されており、このEGRガス戻り口は、吸気マニホールドの空気吸入口近傍に設けられている。そして、吸気マニホールドは、その壁部を、EGRガス戻り口よりも下流側の位置から吸入空気の上流方向へ延出することで、EGRガスと吸入空気とを混合する混合室を形成している。
特開2007−205264号公報
しかしながら、従来の内燃機関のEGR装置では、吸気マニホールドに混合室を形成しているため、常にEGRガスと吸入空気とが混合されてしまう。このため、必要に応じてEGRガスと吸入空気とを混合の促進を図ることができず、混合の促進の必要がない場合であっても、混合の促進を行ってしまう問題がある。
そこで、本発明は、必要に応じて排気ガスと吸入空気との混合を促進することが可能な内燃機関の排ガス再循環装置を提供することを課題とする。
本発明の排ガス再循環装置は、内燃機関に接続された吸気通路と、内燃機関に接続された排気通路とを連通するEGR通路と、吸気通路内へ出没自在に設けられ、吸気通路を流れる吸入空気と、EGR通路を介して排気通路から吸気通路へ流入する排気ガスと、を混合させるための混合部材と、混合部材を吸気通路内へ出没させる混合部材出没手段と、を備えたことを特徴とする。
この場合、混合部材出没手段は、EGR通路内の圧力に応じて、混合部材を出没させることが、好ましい。
また、この場合、混合部材出没手段は、EGR通路内の圧力が高くなるにつれて、混合部材を突出させる一方、EGR通路内の圧力が低くなるにつれて、混合部材を没入させることが、好ましい。
一方、この場合、混合部材出没手段は、EGR通路内の圧力が高くなるにつれて、混合部材を没入させる一方、EGR通路内の圧力が低くなるにつれて、混合部材を突出させることが、好ましい。
また、この場合、混合部材出没手段は、吸気通路の内周面に対し混合部材が没入するように、混合部材を収容可能な部材収容部と、混合部材を没入方向へ付勢する付勢手段と、部材収容部および混合部材により区画されると共に付勢手段の付勢に抗して混合部材を突出させるための突出側収容空間と、EGR通路とを連通するEGR側圧力配管と、を有していることが、好ましい。
また、この場合、混合部材出没手段は、吸気通路の内周面に対し混合部材が没入するように、混合部材を収容可能な部材収容部と、混合部材を突出方向へ付勢する付勢手段と、部材収容部および流路側混合部材により区画されると共に付勢手段の付勢に抗して混合部材を没入させるための没入側収容空間と、EGR通路とを連通するEGR側圧力配管と、を有していることが、好ましい。
また、この場合、吸気通路内の圧力を検出可能な吸気側圧力センサと、EGR通路内の圧力を検出可能なEGR側圧力センサと、吸気側圧力センサにより検出された圧力と、EGR側圧力センサにより検出された圧力とに基づいて、混合部材出没手段を制御可能な出没制御部と、をさらに備えたことが、好ましい。
また、この場合、EGR通路に介設された流量調整弁と、流量調整弁の絞り量に応じて、混合部材出没手段を制御可能な出没制御部と、をさらに備えたことが、好ましい。
また、この場合、吸気通路には、EGR通路と連通する接続口が形成され、混合部材は、接続口に対し、吸気通路の空気流れ方向の上流側に配設されていることが、好ましい。
また、この場合、混合部材は、円柱状に形成された混合部材本体を有していることが、好ましい。
また、この場合、混合部材本体は、突出側の端部を軸方向に対し斜めに切り欠いて形成されていることが、好ましい。
また、この場合、混合部材は、円盤状に形成された混合部材本体を有しており、混合部材本体は、軸方向に対し斜めに配設されていることが、好ましい。
また、この場合、吸気通路には、EGR通路と連通する接続口が形成され、接続口には、EGR通路を介して排気通路から吸気通路へ流入する排気ガスを乱流とする乱流部材が設けられていることが、好ましい。
また、この場合、乱流部材は、接続口を被覆するように配設した多孔板であることが、好ましい。
また、この場合、乱流部材は、接続口から吸気通路の内部まで延在するEGR延長通路であり、EGR延長通路には、排気ガスを吸気通路へ流入させるための排気口が形成されていることが、好ましい。
また、この場合、EGR延長通路は、その断面が翼型形状に形成されていることが、好ましい。
請求項1の排ガス再循環装置によれば、混合部材出没手段により混合部材を吸気通路内へ出没させることができる。これにより、混合部材を吸気通路内へ突出させることで、吸気通路を流れる吸入空気が混合部材により遮られるため、混合部材の空気流れ方向下流側において乱流となる。そして、この乱流により、吸気通路を流れる吸入空気と、EGR通路を介して吸気通路へ流入する排気ガスとを混合させることができる。一方、混合の促進を行う必要がない場合、混合部材出没手段により混合部材を吸気通路内から没入させることができる。
請求項2の排ガス再循環装置によれば、EGR通路内の圧力に応じて、混合部材を出没させることができる。つまり、EGR通路内の圧力が高いと、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量は多く、また、EGR通路内の圧力が低いと、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量は少ない。これにより、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量に応じて混合部材を出没させることで、ガス流入量に応じた混合の促進を行うことが可能となる。
請求項3の排ガス再循環装置によれば、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量が少ない場合、混合部材を没入させることで、混合の促進を行わない一方、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量が多い場合、混合部材を突出させることで、混合の促進を行うことができる。
請求項4の排ガス再循環装置によれば、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量が多い場合、混合部材を没入させることで、混合の促進を行わない一方、吸気通路に流入する排気ガスのガス流入量が少ない場合、混合部材を突出させることで、混合の促進を行うことができる。
請求項5の排ガス再循環装置によれば、EGR通路内の圧力が高くなることで、EGR側圧力配管により連通する収容空間の圧力も高くなる。これにより、混合部材は、付勢手段の付勢に抗して突出方向に移動することができる。一方、EGR通路内の圧力が低くなることで、EGR側圧力配管により連通する収容空間の圧力も低くなる。これにより、混合部材は、付勢手段の付勢に従って没入方向に移動することができる。
請求項6の排ガス再循環装置によれば、EGR通路内の圧力が低くなることで、EGR側圧力配管により連通する収容空間の圧力も低くなる。これにより、混合部材は、付勢手段の付勢に従って突出方向に移動することができる。一方、EGR通路内の圧力が高くなることで、EGR側圧力配管により連通する収容空間の圧力も高くなる。これにより、混合部材は、付勢手段の付勢に抗して没入方向に移動することができる。
請求項7の排ガス再循環装置によれば、吸気側圧力センサおよびEGR側圧力センサを用いると共に、これらセンサの検出結果に基づいて、混合部材を吸気通路内に出没させることができる。これにより、吸気通路およびEGR通路の圧力に基づいて、混合部材を正確に出没させることが可能となる。
請求項8の排ガス再循環装置によれば、流量調整弁の絞り量に応じて、混合部材を吸気通路内に出没させることができる。これにより、流量調整弁の絞り量に基づいて、混合部材を正確に出没させることが可能となる。
請求項9の排ガス再循環装置によれば、混合部材を接続口の上流側に配設することで、混合部材から内燃機関に至る吸気通路を長くしつつ、混合部材の下流側に発生する乱流により接続口から流入する排気ガスを、吸入空気と好適に混合させることができる。
請求項10の排ガス再循環装置によれば、混合部材本体を円柱状に形成することができるため、混合部材本体を簡易な構成とすることができる。
請求項11の排ガス再循環装置によれば、円柱状に形成された混合部材本体に対し、突出側の端部を軸方向に対し斜めに切り欠いて形成することで、混合部材本体の下流側において乱流を好適に形成することができる。
請求項12の排ガス再循環装置によれば、円盤状に形成された混合部材本体を軸方向に対し斜めに配設することで、混合部材本体の下流側において乱流を好適に形成することができる。
請求項13の排ガス再循環装置によれば、乱流部材により接続口を介して吸気通路へ流入する排気ガスを乱流とすることができる。これにより、排気ガスと吸入空気との混合をさらに好適に行うことができる。
請求項14の排ガス再循環装置によれば、乱流部材として多孔板を用いることにより簡易な構成とすることができる。
請求項15の排ガス再循環装置によれば、乱流部材としてEGR延長通路とすることにより、EGR延長通路が吸気通路内を流れる吸入空気を遮るため、排気ガスと吸入空気との混合をさらに好適に行うことができる。
請求項16の排ガス再循環装置によれば、EGR延長通路を断面翼状に形成することができるため、EGR延長通路の下流側において、乱流を好適に発生させることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る排ガス再循環装置について説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
ここで、図1は、実施例1に係る排ガス再循環装置を模式的に表した概略構成図であり、図2は、排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図であり、また、図3は、排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。
実施例1に係る排ガス再循環装置14は、内燃機関(以下、エンジン1という)から排出された排気ガスを循環させるものであり、エンジン1としては、例えば、レシプロ式のガソリンエンジンやディーゼルエンジン等が適用される。このエンジン1は、例えば、4つの気筒2を有しており、このエンジン1には、吸気マニホールド3(吸気通路)、および排気マニホールド4(排気通路)がそれぞれ接続されている。
吸気マニホールド3は、4本の吸気枝通路7、吸気チャンバ8および吸気管9を有している。そして、4本の吸気枝通路7は、その空気流れ方向の下流側端部が、4つの気筒2にそれぞれ接続されており、その上流側端部が吸気チャンバ8に接続されている。吸気チャンバ8は、その下流側が4本の吸気枝通路7に接続されており、その上流側が吸気管9に接続されている。これにより、吸気管9から吸入空気が導入されると、吸入空気は、吸気チャンバ8を通過した後、各吸気枝通路7を通過し、この後、エンジン1の各気筒2に導入される。
排気マニホールド4は、4本の排気枝通路11、排気チャンバ12および排気管13を有している。そして、4本の排気枝通路11は、その空気流れ方向の上流側端部が、4つの気筒2にそれぞれ接続されており、その下流側端部が排気チャンバ12に接続されている。排気チャンバ12は、その上流側が4本の排気枝通路11に接続されており、その下流側が排気管13に接続されている。これにより、エンジン1の各気筒2から排気ガスが導出されると、排気ガスは、各排気枝通路11を通過した後、排気チャンバ12を通過し、この後、排気管13から外部へ排出される。
ここで、排ガス再循環装置14は、EGR管15(EGR通路)と、EGR触媒16と、EGR弁17(流量調整弁)と、を備えている。また、排ガス再循環装置14は、吸気管9と吸気チャンバ8との接続部分近傍に配設された排ガス混合機構20を備えている。
EGR管15は、排気マニホールド4の排気管13と吸気マニホールド3の吸気管9とを連通している。つまり、EGR管15は、その上流側端部が排気管13と接続され、その下流側端部が吸気管9と接続されている。EGR触媒16は、EGR管15に介設されており、EGR管15を流れる排気ガスを浄化している。そして、EGR触媒16は、排気管13に近い位置に設けられている。EGR弁17は、EGR触媒16の下流側のEGR管15に介設されており、EGR管15を流れる排気ガスの流量を調整可能に構成されている。
従って、排気マニホールド4を流れる排気ガスは、排気管13からEGR管15へ流入し、この後、EGR触媒16、EGR弁17を順に通過して吸気管9へ流入する。吸気管9へ流入した排気ガスは、吸気管9を流れる吸入空気と共に、吸気チャンバ8へ送られ、この後、各吸気枝通路7を経て各気筒2に流入する。これにより、EGR管15を介してエンジン1の気筒2内に排気ガスを還流させることができ、エンジン1の燃費向上等を図ることができる。
図2および図3に示すように、排ガス混合機構20は、排気ガスと吸入空気との混合を良好に行うためのものである。排ガス混合機構20は、吸気チャンバ8内へ出没自在に設けられたピストン25(混合部材)と、ピストンを出没させるピストン出没機構26(混合部材出没手段)とを有している。そして、ピストン出没機構26は、ピストン25を収容可能なシリンダ30(部材収容部)と、シリンダ30に対しピストン25を没入方向へ付勢する引張りバネ31(付勢手段)と、ピストン25およびシリンダ30により区画された収容空間V1とEGR管15とを連通するEGR側圧力配管32と、で構成されている。
ピストン25は、円柱状に形成されており、吸気管9と吸気チャンバ8との接続部の下流側近傍の吸気チャンバ8に配設されている。このため、ピストン25は、吸気管9とEGR管15との接続口34の下流側に位置している。また、ピストン25は、その軸方向が、吸気管9の管軸方向に対し直交するように配設されており、軸方向に出没自在となっている。
シリンダ30は、上記のピストン25が収容可能なように、ピストン25よりも僅かに大径となる円柱状の収容空間V1が形成されている。また、収容空間V1の軸方向における長さは、ピストン25の軸方向における長さに比して、長くなるよう構成されている。このため、この収容空間V1にピストン25を収容すると、ピストン25は、収容空間V1の内周面に案内されて出没することができる。このとき、ピストン25の外周面には、Oリング33が配設されており、Oリング33は、ピストン25の外周面と収容空間V1の内周面との間をシールしている。
引張りバネ31は、その一端が収容空間V1の底部に接続され、その他端が収容空間底部側のピストン25の端面に接続されている。そして、引張りバネ31は、所定のバネ定数となっており、ピストン25を没入方向へ、すなわち、収容空間V1の底部側へ付勢している。
EGR側圧力配管32は、その一端がピストン25およびシリンダ30により区画された収容空間V1の底部に接続され、その他端がEGR管15に接続されている。すなわち、EGR管15には、収容空間V1へ向けて排気ガスを導入する導入口35が形成されており、導入口35は、EGR管15と吸気管9との接続口34近傍に形成されている。
従って、EGR弁17を開放して、排気管13から導入された排気ガスがEGR管15内を流れると、EGR管15内を流れる排気ガスの流量に応じて、EGR管15内の圧力が変化する。具体的に、EGR管15内を流れる排気ガスの流量が多い場合、すなわち、吸気管9へ流入する排気ガスのガス流入量が多い場合、EGR管15内の圧力が高まり、これに伴って、EGR側圧力配管32の圧力が高まる。すると、ピストン25およびシリンダ30により区画された収容空間V1内の圧力が高まり、ピストン25は、引張りバネ31の付勢力に抗して突出方向へ、すなわち吸気チャンバ8の内周面側へ移動する。すると、ピストン25は、その先端が吸気チャンバ8の内周面から突出する。これにより、吸気管9から流入した吸入空気および接続口34から流入した排気ガスは、ピストン25に吹き当たり、これにより、ピストン25の下流側において乱流が発生する。そして、この乱流により、吸入空気および排気ガスの混合を促進することができる。
一方、EGR管15内を流れる排気ガスの流量が少ない場合、すなわち、吸気管9へ流入する排気ガスのガス流入量が少ない場合、EGR管15内の圧力が低くなり、これに伴って、EGR側圧力配管32の圧力も低くなる。すると、ピストン25およびシリンダ30により区画された収容空間V1内の圧力が低くなり、ピストン25は、引張りバネ31の付勢力に従って没入方向へ、すなわち収容空間V1の底部側へ移動する。すると、ピストン25は、その先端が吸気チャンバ8の内周面に対し没入する。これにより、吸気管9から流入した吸入空気および接続口34から流入した排気ガスは、ピストン25に吹き当たることがないため、吸入空気および排気ガスは、吸気マニホールド3内を好適に流れることができる。
以上の構成によれば、ピストン出没機構26は、EGR管15内の圧力に応じて、ピストン25を吸気チャンバ8内に出没させることができる。これにより、EGR管15内の圧力が高いときは、ピストンを吸気チャンバ8内に突出させて、吸入空気と排気ガスとの混合を促進させることができる。一方で、EGR管15内の圧力が低いときは、ピストン25を吸気チャンバ8内から没入させて、吸入空気および排気ガスのガス流れをスムーズにさせることができる。
次に、図4を参照して、実施例2に係る排ガス再循環装置について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図4は、実施例2に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。この排ガス再循環装置50は、EGR管15内の圧力が高くなる場合、ピストン55を没入させる一方、EGR管15内の圧力が低くなる場合、ピストン55を突出させる。以下、実施例2に係る排ガス再循環装置50について具体的に説明する。
排ガス再循環装置50の排ガス混合機構51は、吸気管9内へ出没自在に設けられたピストン55(混合部材)と、ピストン55を出没させるピストン出没機構56(混合部材出没手段)とを有している。そして、ピストン出没機構56は、ピストン55を収容可能なシリンダ60(部材収容部)と、シリンダ60に対しピストン55を突出方向へ付勢する圧縮バネ61(付勢手段)と、ピストン55を没入方向へ移動させるためのEGR側圧力配管62と、ピストン55を突出方向へ移動させるための吸気側圧力配管63と、で構成されている。
ピストン55は、吸気管9に配設されており、吸気管9とEGR管15との接続口34の上流側に位置するように配設されている。また、ピストン55は、その軸方向が、吸気管9の管軸方向に対し直交するように配設されており、軸方向に出没自在となっている。ピストン55は、円柱状に形成されたピストン本体70(混合部材本体)と、一端をピストン本体70の端面に接続した支持棒71と、支持棒71の他端に接続された円盤状の平板72と、で構成されている。そして、ピストン本体70、支持棒71および平板72は、同軸上に配設されており、一体となって出没自在に構成されている。
シリンダ60は、上記のピストン55が収容可能なように、ピストン55よりも僅かに大径となる円柱状の収容空間V2が形成されている。このとき、収容空間V2には、軸方向に直交する隔壁75が形成されており、この隔壁75を境にして、その吸気管9側が、ピストン本体70が収容されるピストン収容空間V3となっており、その底部側が、平板72が収容される平板収容空間V4となっている。なお、隔壁75には、支持棒71を挿通するための貫通孔77が形成されており、貫通孔77の内周面には、Oリング78が配設されている。このため、Oリング78は、支持棒71の外周面と貫通孔77の内周面との間をシールしている。また、平板72の外周面にも、Oリング79が配設されており、Oリング79は、平板72の外周面と平板収容空間V4の内周面との間をシールしている。これにより、平板収容空間V4は、平板72を境にして、その吸気管9側が、没入側収容空間V5となっており、その底部側が突出側収容空間V6となっている。
圧縮バネ61は、その一端が平板収容空間V4の底部に接続され、その他端が平板収容空間V4の底部に対面する平板72の端面に接続されている。そして、圧縮バネ61は、所定のバネ定数となっており、ピストン55を突出方向へ、すなわち、吸気管9側へ付勢している。
EGR側圧力配管62は、その一端が平板72およびシリンダ60により区画された没入側収容空間V5の底部側に接続され、その他端がEGR管15に接続されている。すなわち、EGR管15には、没入側収容空間V5へ向けて排気ガスを導入する導入口35が形成されており、導入口35は、EGR管15と吸気管9との接続口34近傍に形成されている。
吸気側圧力配管63は、その一端が平板72およびシリンダ60により区画された突出側収容空間V6の先端側周面に接続され、その他端が吸気管9に接続されている。すなわち、吸気管9には、突出側収容空間V6へ向けて吸入空気を導入する導入口80が形成されており、導入口80は、ピストン55の上流側近傍に形成されている。
従って、EGR弁17を開放して、排気管13から導入された排気ガスがEGR管15内を流れると、EGR管15内を流れる排気ガスの流量に応じて、EGR管15内の圧力が変化する。具体的に、EGR管15内を流れる排気ガスの流量が多い場合、すなわち、吸気管9へ流入する排気ガスのガス流入量が多い場合、EGR管15内の圧力が高まり、これに伴って、EGR側圧力配管62の圧力が高まる。すると、平板72およびシリンダ60により区画された没入側収容空間V5内の圧力が高まる。このとき、没入側収容空間V5内の圧力が、突出側収容空間V6内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に比して高くなると、ピストン55は、突出側収容空間V6内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に抗して没入方向へ移動する。すると、ピストン55は、その先端が吸気管9の内周面に対し没入する。これにより、吸気管9から流入した吸入空気および接続口34から流入した排気ガスは、ピストン55に吹き当たることがないため、吸入空気および排気ガスは、吸気マニホールド3内を好適に流れることができる。
一方、EGR管15内を流れる排気ガスの流量が少ない場合、すなわち、吸気管9へ流入する排気ガスのガス流入量が少ない場合、EGR管15内の圧力が低くなり、これに伴って、EGR側圧力配管62の圧力も低くなる。すると、平板72およびシリンダ60により区画された没入側収容空間V5内の圧力が低くなる。このとき、没入側収容空間V5内の圧力が、突出側収容空間V6内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に比して低くなると、ピストン55は、突出側収容空間V6内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に従って突出方向へ移動する。すると、ピストン55は、その先端が吸気管9の内周面から突出する。これにより、吸気管9から流入した吸入空気および接続口34から流入した排気ガスは、ピストン55に吹き当たり、これにより、ピストン55の下流側において乱流が発生する。そして、この乱流により、吸入空気および排気ガスの混合を促進することができる。
以上の構成によれば、ピストン出没機構56は、EGR管15内の圧力および吸気管9内の圧力に応じて、ピストン55を吸気管9内に出没させることができる。これにより、EGR管15内の圧力が吸気管9内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に比して高いときは、ピストン55を吸気管9内から没入させて、吸入空気および排気ガスのガス流れをスムーズにさせることができる。一方で、EGR管15内の圧力が吸気管9内の圧力および圧縮バネ61の付勢力に比して低いときは、ピストン55を吸気管9内に突出させて、吸入空気と排気ガスとの混合を促進させることができる。
また、ピストン55を接続口34の上流側に位置するように配設したため、ピストン55と各気筒2までとの距離を、実施例1に比して長くすることができるため、排気ガスおよび吸入空気の混合の促進をより好適に行うことができる。なお、実施例2では、ピストン55を接続口34の上流側に位置する吸気管9に設けたが、実施例1と同様に接続口34の下流側に位置する吸気チャンバ8に設けてもよい。
次に、図5を参照して、実施例3に係る排ガス再循環装置について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図5は、実施例3に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。この排ガス再循環装置100は、吸気管9内の圧力を検出する吸気側圧力センサ104およびEGR管15内の圧力を検出するEGR側圧力センサ105の検出結果に基づいて、ピストン25を出没させている。以下、実施例3に係る排ガス再循環装置100について具体的に説明する。
排ガス再循環装置100の排ガス混合機構101は、吸気チャンバ8内へ出没自在に設けられた実施例1と同様のピストン25(混合部材)と、ピストン25を出没させるピストン出没機構103(混合部材出没手段)とを有している。そして、ピストン出没機構103は、ピストン25を収容可能な実施例1と同様のシリンダ30(部材収容部)と、ピストン25を出没移動させるアクチュエータ110と、で構成されている。また、ピストン出没機構103は、吸気管内の圧力を検出する吸気側圧力センサ104と、EGR管15内の圧力を検出するEGR側圧力センサ105と、アクチュエータ110を駆動制御する駆動制御部111(出没制御部)とを有しており、駆動制御部111は、各圧力センサ104,105の検出結果に基づいて、アクチュエータ110を駆動制御している。
従って、EGR弁17を開放して、排気管13から導入された排気ガスがEGR管15内を流れると、EGR管15内を流れる排気ガスの流量に応じて、EGR管15内の圧力が変化する。このとき、EGR側圧力センサ105は、EGR管15内の圧力を検出すると共に、吸気側圧力センサ104は、吸気管9内の圧力を検出する。そして、駆動制御部111は、EGR側圧力センサ105および吸気側圧力センサ104により検出された圧力に基づいて、アクチュエータ110を駆動制御し、ピストン25を吸気管9およびEGR管15の圧力に応じて出没させる。
以上の構成によれば、ピストン出没機構103は、吸気管9およびEGR管15の圧力に応じて、ピストン25を正確に動作させることができ、また、ピストン25の出没量を吸気管9およびEGR管15の圧力に応じた最適なものとすることができる。
次に、図6を参照して、実施例4に係る排ガス再循環装置について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図6は、実施例4に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。この排ガス再循環装置120は、EGR弁17の絞り量に基づいて、ピストン25を出没させている。以下、実施例3に係る排ガス再循環装置120について具体的に説明する。
排ガス再循環装置120の排ガス混合機構121は、吸気チャンバ8内へ出没自在に設けられた実施例1と同様のピストン25(混合部材)と、ピストン25を出没させるピストン出没機構123(混合部材出没手段)とを有している。そして、ピストン出没機構123は、ピストン25を収容可能な実施例1と同様のシリンダ30(部材収容部)と、ピストン25を出没移動させるアクチュエータ130と、で構成されている。また、ピストン出没機構123は、アクチュエータ130を駆動制御する駆動制御部132(出没制御部)を有しており、駆動制御部132は、EGR弁17の絞り量を検出可能な絞り量検出部131を有している。そして、駆動制御部132は、絞り量検出部131の検出結果に基づいて、アクチュエータ130を駆動制御している。
従って、EGR弁17を開放して、排気管13から導入された排気ガスがEGR管15内を流れると、EGR管15内を流れる排気ガスの流量に応じて、EGR管15内の圧力が変化する。このとき、絞り量検出部131は、EGR弁17の絞り量を検出する。そして、駆動制御部132は、絞り量検出部131により検出されたEGR弁17の絞り量に基づいて、アクチュエータ130を駆動制御し、ピストン25を出没させる。
以上の構成によれば、ピストン出没機構123は、EGR弁17の絞り量に応じて、ピストン25を正確に動作させることができ、また、ピストン25の出没量をEGR弁17の絞り量に応じた最適なものとすることができる。
なお、上記の実施例1ないし実施例4に記載した排ガス再循環装置14,50,100,120において、EGR管15と吸気管9との接続口34に、EGR管15から吸気管9へ流入する排気ガスを乱流とする乱流部材を配設してもよい。ここで、乱流部材としては、図7に示す多孔板140を配設してもよいし、図8および図9に示すEGR延長管141を配設してもよい。
ここで、図7を参照し、実施例1ないし実施例4の変形例1に係る排ガス再循環装置14,50,100,120について説明する。図7は、変形例1に係る排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図である。この排ガス再循環装置14,50,100,120は、EGR管15と吸気管9との接続口34に多孔板140を被覆して配設している。従って、多孔板140を通過した排気ガスは、その下流側において、すなわち、吸気管9内において乱流となる。このため、乱流となった排気ガスは、吸気管9を流れる吸入空気と好適に混合する。これにより、変形例1に係る排ガス再循環装置14,50,100,120は、接続口34を多孔板140で被覆することにより、多孔板140を配設しない場合に比べ、混合の促進をより好適に行うことが可能となる。
次に、図8および図9を参照し、実施例1ないし実施例4の変形例2に係る排ガス再循環装置14,50,100,120について説明する。図8は、変形例2に係る排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図であり、図9は、変形例2に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。この排ガス再循環装置14,50,100,120は、EGR管15と吸気管9との接続口34にEGR延長管141(EGR延長通路)を接続している。具体的に、EGR延長管141は、EGR管15と吸気管9との接続口34から、吸気管9内を跨いで、管軸を挟んで接続口34に対向する吸気管9の内周面に接続されている。つまり、EGR延長管141は、吸気管9の管軸を直交する径方向に延在するように配設されている。そして、EGR延長管141には、複数の排気口142が、吸気管9の径方向に列設して形成されており、複数の排気口142は、空気流れ方向の下流側に形成されている。また、EGR延長管141は、その断面が翼形状に形成されている。
従って、EGR管15の接続口34から流出した排気ガスは、EGR延長管141に流入し、EGR延長管141に形成された複数の排気口142を介して、吸気管9内へ導入される。これにより、EGR延長管141は、排気ガスを分散させて吸気管9に導入することができるため、排気ガスと吸入空気との混合を好適に促進させることができる。また、EGR延長管141の断面を翼形状としているため、吸気管9内の空気流れをスムーズにすることができる。
また、上記の実施例1ないし実施例4に記載した排ガス再循環装置14,50,100,120において、ピストン25(ピストン本体70)は、円柱形状としたが、これに限らず、乱流を好適に発生可能な形状としてもよい。具体的に、図10に示すように、円柱形状に形成したピストン25,70の吸気管側(突出側)の端部を軸方向に対し斜めに切り欠いて形成してもよい。また、図11に示すように、実施例1ないし実施例4のピストン25,70に代えて、円盤形状のピストン本体151と、支持棒152と、平板153とで構成したピストン150としてもよい。
ここで、図10を参照し、実施例1ないし実施例4の変形例3に係る排ガス再循環装置14,50,100,120について説明する。図10は、変形例3に係る排ガス再循環装置のピストンを模式的に表した構成図である。このように、ピストン25,70を円柱形状に形成し、その吸気管側(突出側)の端部を軸方向に対し斜めに切り欠いて形成することで、ピストン25,70の下流側において乱流を好適に形成することができる。
次に、図11を参照し、実施例1ないし実施例4の変形例4に係る排ガス再循環装置14,50,100,120について説明する。図11は、変形例4に係る排ガス再循環装置のピストンを模式的に表した構成図である。このピストン150は、円盤形状に形成されたピストン本体151と、一端をピストン本体151の端面に接続した支持棒152と、支持棒152の他端に接続された円盤状の平板153と、で構成されている。そして、ピストン本体151、支持棒152および平板153は、同軸上に配設されており、ピストン本体151は、軸方向に対し斜めに取り付けられている。このように、ピストン150を構成することで、ピストン本体151の下流側において乱流を好適に形成することができる。
以上のように、本発明に係る排ガス再循環装置は、排気ガスと吸入空気との混合を促進する場合に有用であり、特に、必要に応じて排気ガスと吸入空気との混合を促進する場合に適している。
実施例1に係る排ガス再循環装置を模式的に表した概略構成図である。 実施例1に係る排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図である。 実施例1に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。 実施例2に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。 実施例3に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。 実施例4に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。 変形例1に係る排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図である。 変形例2に係る排ガス再循環装置の要部を上方から模式的に表した要部構成図である。 変形例2に係る排ガス再循環装置の要部を側方から模式的に表した要部構成図である。 変形例3に係る排ガス再循環装置のピストンを模式的に表した構成図である。 変形例4に係る排ガス再循環装置のピストンを模式的に表した構成図である。
符号の説明
1 エンジン
2 気筒
3 吸気マニホールド
4 排気マニホールド
14 排ガス再循環装置
15 EGR管
16 EGR触媒
17 EGR弁
20 排ガス混合機構
25 ピストン
26 ピストン出没機構
30 シリンダ
31 引張りバネ
32 EGR側圧力配管
V1 収容空間
50 排ガス再循環装置(実施例2)
51 排ガス混合機構(実施例2)
55 ピストン(実施例2)
56 ピストン出没機構(実施例2)
60 シリンダ(実施例2)
61 圧縮バネ
62 EGR側圧力配管(実施例2)
63 吸気側圧力配管
V5 没入側収容空間
V6 突出側収容空間
100 排ガス再循環装置(実施例3)
101 排ガス混合機構(実施例3)
103 ピストン出没機構(実施例3)
104 吸気側圧力センサ
105 EGR側圧力センサ
110 アクチュエータ
111 駆動制御部
120 排ガス再循環装置(実施例4)
121 排ガス混合機構(実施例4)
123 ピストン出没機構(実施例4)
130 アクチュエータ(実施例4)
131 絞り量検出部
132 駆動制御部(実施例4)
140 多孔板
141 EGR延長管
142 排気口
150 ピストン(変形例4)
151 ピストン本体(変形例4)
152 支持棒(変形例4)
153 平板(変形例4)

Claims (16)

  1. 内燃機関に接続された吸気通路と、前記内燃機関に接続された排気通路とを連通するEGR通路と、
    前記吸気通路内へ出没自在に設けられ、前記吸気通路を流れる吸入空気と、前記EGR通路を介して前記排気通路から前記吸気通路へ流入する排気ガスと、を混合させるための混合部材と、
    前記混合部材を前記吸気通路内へ出没させる混合部材出没手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の排ガス再循環装置。
  2. 前記混合部材出没手段は、前記EGR通路内の圧力に応じて、前記混合部材を出没させることを特徴とする請求項1に記載の排ガス再循環装置。
  3. 前記混合部材出没手段は、前記EGR通路内の圧力が高くなるにつれて、前記混合部材を突出させる一方、前記EGR通路内の圧力が低くなるにつれて、前記混合部材を没入させることを特徴とする請求項2に記載の排ガス再循環装置。
  4. 前記混合部材出没手段は、前記EGR通路内の圧力が高くなるにつれて、前記混合部材を没入させる一方、前記EGR通路内の圧力が低くなるにつれて、前記混合部材を突出させることを特徴とする請求項2に記載の排ガス再循環装置。
  5. 前記混合部材出没手段は、
    前記吸気通路の内周面に対し前記混合部材が没入するように、前記混合部材を収容可能な部材収容部と、
    前記混合部材を没入方向へ付勢する付勢手段と、
    前記部材収容部および前記混合部材により区画されると共に前記付勢手段の付勢に抗して前記混合部材を突出させるための突出側収容空間と、前記EGR通路とを連通するEGR側圧力配管と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の排ガス再循環装置。
  6. 前記混合部材出没手段は、
    前記吸気通路の内周面に対し前記混合部材が没入するように、前記混合部材を収容可能な部材収容部と、
    前記混合部材を突出方向へ付勢する付勢手段と、
    前記部材収容部および前記流路側混合部材により区画されると共に前記付勢手段の付勢に抗して前記混合部材を没入させるための没入側収容空間と、前記EGR通路とを連通するEGR側圧力配管と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の排ガス再循環装置。
  7. 前記吸気通路内の圧力を検出可能な吸気側圧力センサと、
    前記EGR通路内の圧力を検出可能なEGR側圧力センサと、
    前記吸気側圧力センサにより検出された圧力と、前記EGR側圧力センサにより検出された圧力とに基づいて、前記混合部材出没手段を制御可能な出没制御部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の排ガス再循環装置。
  8. 前記EGR通路に介設された流量調整弁と、
    前記流量調整弁の絞り量に応じて、前記混合部材出没手段を制御可能な出没制御部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の排ガス再循環装置。
  9. 前記吸気通路には、前記EGR通路と連通する接続口が形成され、
    前記混合部材は、前記接続口に対し、前記吸気通路の空気流れ方向の上流側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の排ガス再循環装置。
  10. 前記混合部材は、円柱状に形成された混合部材本体を有していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の排ガス再循環装置。
  11. 前記混合部材本体は、突出側の端部を軸方向に対し斜めに切り欠いて形成されていることを特徴とする請求項10に記載の排ガス再循環装置。
  12. 前記混合部材は、円盤状に形成された混合部材本体を有しており、
    前記混合部材本体は、軸方向に対し斜めに配設されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の排ガス再循環装置。
  13. 前記吸気通路には、前記EGR通路と連通する接続口が形成され、
    前記接続口には、前記EGR通路を介して前記排気通路から前記吸気通路へ流入する排気ガスを乱流とする乱流部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の排ガス再循環装置。
  14. 前記乱流部材は、前記接続口を被覆するように配設した多孔板であることを特徴とする請求項13に記載の排ガス再循環装置。
  15. 前記乱流部材は、前記前記接続口から前記吸気通路の内部まで延在するEGR延長通路であり、
    前記EGR延長通路には、前記排気ガスを前記吸気通路へ流入させるための排気口が形成されていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の排ガス再循環装置。
  16. 前記EGR延長通路は、その断面が翼型形状に形成されていることを特徴とする請求項15に記載の排ガス再循環装置。
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