JP5811356B2 - 排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気の一部を吸気系へ還流する排気還流装置に関する。
従来、内燃機関の排気系を流れる排気の一部を吸気系へ還流する排気還流装置が知られている。特許文献1には、吸気系に設けられ内燃機関の燃焼室に供給される新気の量を制御する吸気制御弁、排気還流ガス通路内の排気を吸気系へ還流するタイミングを制御する排気還流ガス制御弁、および当該2つの制御弁の開閉タイミングを制御する開閉動作時期制御手段を備え、内燃機関の運転条件に応じて新気および排気還流ガス通路内の排気を燃焼室に供給するタイミングを異ならせることにより、燃焼室での成層燃焼を実現する内燃機関の排気還流ガス導入制御装置が記載されている。
特開2006−266159号公報
しかしながら、特許文献1に記載の排気還流ガス導入制御装置では、吸気制御弁および排気還流ガス制御弁は、内燃機関の回転数に応じて高速作動する必要があり、また、開閉動作時期制御手段は電気によって駆動するため、構造が複雑となる。また、気筒を複数備える多気筒式内燃機関の場合、各気筒にそれぞれ吸気制御弁および排気還流ガス制御弁が設けられるため、装置の体格が大きくなる。
本発明の目的は、体格の小型化が可能な排気還流装置を提供することにある。
本発明は、内燃機関の排気系を流れる排気の一部を還流排気として内燃機関の吸気系を流れる新気に混合する排気還流装置であって、第1排気還流通路を形成する第1排気還流管と、吸気系の上流側から下流側に流れる新気の流路断面積を小さくする絞り通路を形成する絞り部、還流排気が流れる吸引通路を形成する吸引通路形成部、新気と還流排気とを混合する混合通路を形成する混合部、および吸引通路と連通する第1連通路を形成する第1連通路形成部を有するエジェクタと、第1排気還流通路と前記第1連通路とを連通可能に設けられる排気還流制御弁とを備え、排気還流制御弁は第1連通路の圧力が所定の圧力以下であるとき、第1排気還流通路と第1連通路とを連通することを特徴とする。
エジェクタの絞り部を新気が通過するとき、絞り通路の下流側では新気の流れによって負圧が発生する。この負圧の大きさは絞り部を流れる新気の流速と一定の関係を有する。絞り部の下流側に発生する負圧により吸引通路の還流排気が混合通路に向かって吸引されるとともに、吸引通路に連通する第1連通路の還流排気も吸引される。このとき、第1連通路の圧力が所定の圧力以下であるとき、排気還流制御弁は還流排気が流れる第1排気還流通路と第1連通路とを連通する。これにより、内燃機関の運転条件と一定の関係がある新気の流速の大きさに応じて、排気還流制御弁、第1連通路、および吸引通路を流れる還流排気は、混合通路において新気と混合され、内燃機関に供給される。したがって、従来技術のように内燃機関の運転条件にあわせて駆動する高速駆動弁を用いることがなくなり構造が簡素となるため、小さな体格で還流排気と新気とを混合することができる。
また、本発明の排気還流装置では、新気が一定量エジェクタ内を流れてから負圧が発生することにより排気還流制御弁が開弁し、新気と還流排気とが混合される。これにより、吸気行程における内燃機関の燃焼室には、吸気の供給初期に新気のみが供給され、吸気の供給後期に新気と還流排気との混合気が供給される。したがって、燃焼室の新気および還流排気の濃度分布を調整することができる。
第1実施形態による排気還流装置を適用するエンジンシステムの概略図である。 第1実施形態による排気還流装置を適用するエンジンシステムのエンジンのシリンダの頭頂部を示す模式図である。 第1実施形態による排気還流装置のエジェクタおよび逆止弁の断面図である。 第1実施形態による排気還流装置の作動を説明する特性図である。 第2実施形態による排気還流装置を適用するエンジンシステムの全体概略図である。 第2実施形態による排気還流装置のエジェクタおよび逆止弁の断面図である。 第2実施形態による排気還流装置の作動を説明する特性図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態による排気還流装置20を適用するエンジンシステム1を図1に示す。
エンジンシステム1は、「内燃機関」としてのエンジン11、吸気系12、排気系13、排気還流装置20、ECU14などを備える。本実施形態では、吸気系12を通る大気中の気体を「新気」と呼ぶ。また、エンジン11が排出する気体を「排気」と呼ぶ。また、排気還流装置20によって新気に還流される排気の一部を「還流排気」と呼ぶ。また、排気還流装置20のエジェクタ30において混合され燃焼室110に供給される新気と還流排気との混合気を「吸気」と呼ぶ。なお、排気還流装置20の作動により、「吸気」に「還流排気」が含まれない「新気」のみとなる場合もある。図1〜図3において、「新気」の流れは矢印F1で示す。「還流排気」の流れは矢印F2で示す。「吸気」の流れは矢印F12で示す。「排気」の流れは矢印F3で示す。
エンジン11は、例えば、筒内噴射式の内燃機関であって、軽油を燃料とするディーゼルエンジンである。エンジン11は複数の燃焼室110を備えており、それぞれの燃焼室110を形成するシリンダブロック111には、ディーゼル燃料を直接噴射する燃料噴射弁112が取り付けられている。エンジン11では、吸気弁118が開くとともにピストン113が図1の下方に降下することにより、シリンダブロック111に形成されている吸気ポート114を介して吸気系12内の吸気が燃焼室110内に導入される(吸気行程)。燃焼室110内で導入された吸気が圧縮されて高温となり(圧縮行程)、燃料噴射弁112によって燃焼室110内にディーゼル燃料が噴射されると燃焼し、燃焼時に発生する圧力によってピストン113を押し下げられる(爆発行程)。押し下げられたピストン113が再び上昇するとき、排気弁119が開くことにより排気ポート115を介して燃焼室110内の燃焼後の気体を排気として排出する(排気行程)。その後、ピストン113が再び降下するとき、吸気ポート114を介して吸気系12内の新気または吸気が燃焼室110内に導入される。
吸気系12は、大気と吸気ポート114とを連通するように設けられており、吸気管120、エアクリーナ121、スロットルバルブ122、吸気マニホールド123などを有する。吸気系12は、大気中の空気を燃焼室110内に導入するとともに、後述する排気還流装置20が新気に還流する排気の一部を燃焼室110内に導入する。
エアクリーナ121は、吸気系12の最上流側に設けられ、吸気管120に流入する新気に含まれる異物を除去する。
スロットルバルブ122は、エアクリーナ121の下流側に設けられ、吸気管120を流れる新気の量を調節する。スロットルバルブ122には、スロットルバルブ122の開度を調節するモータ124が設けられている。また、吸気管120には、スロットル開度センサ125が設けられており、スロットルバルブ122の開度を検出する。
吸気マニホールド123は、吸気管120に接続するサージタンク126、および、サージタンク126とエンジン11の吸気ポート114とを接続する多岐管127から構成されている。
サージタンク126は、吸気管120等と比べて大きい通路断面積を有し、吸気マニホールド123を流れる新気または吸気の脈動を緩和する。
多岐管127は、サージタンク126内の新気をエンジン11の各気筒に分配する。本実施形態の多岐管127は、図2に示すようにエンジン11の各気筒に対してそれぞれ2本の吸気管から構成されている。
図2は、エンジン11のシリンダブロック111における吸気ポート114および排気ポート115が形成されている頭頂部の拡大図である。シリンダブロック111に形成されている2つの吸気ポート114のうち、一方にはスワール流用吸気管128が接続している。スワール流用吸気管128から燃焼室110内に導入される吸気は、燃焼室110内でシリンダブロック111の中心軸に対して垂直方向の旋回流、すなわちタンブル流を形成する。また、他方の吸気ポート114に接続するタンブル流用吸気管129から燃焼室110内に導入される吸気は、燃焼室110内でシリンダブロック111の中心軸に対して平行方向の旋回流、すなわちスワール流を形成する。後述する排気還流装置20のエジェクタ30は、タンブル流用吸気管129に接続される。タンブル流用吸気管129は、特許請求の範囲に記載の「第1配管」に相当する。
排気系13は、排気ポート115と大気とを連通するように設けられ、排気マニホールド131、排気管130、触媒132などを有する。排気系13は、排気を大気に放出するとともに、後述する排気還流装置20に排気の一部を還流排気として供給する。
排気マニホールド131は、エンジン11の各気筒が有する排気ポート115と排気管130とを接続する。本実施形態では、図2に示すように排気ポート115は各気筒に2つずつ設けられている。排気マニホールド131を通った排気は、排気管130を流れる。
排気管130は、一端を排気マニホールド131の排気ポート115と接続する側と反対側に接続し、他端を大気に連通している。排気管130を流れる排気は排気管130に設けられている触媒132を通ることにより、排気に含まれる窒素酸化物、未燃炭素分などが除去される。触媒132を通過した排気は大気に放出される。
排気還流装置20は、吸気系12と排気系13とを連通可能に設けられている。排気還流装置20は、排気系13を流れる排気の一部を吸気系12を流れる新気に混合する。排気還流装置20の詳細は後述する。
電子制御回路(以下、「ECU」という)14は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROMに記憶された各種のエンジン制御用のプログラムを実行する。エンジンシステム1には、エンジン11の冷却水の温度を検出する冷却水温センサ116や、クランク軸15が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ117が設けられている。ECU14には、前述したスロットル開度センサ128により検出されたスロットルバルブ122の開度、シリンダブロック111内の冷却水の温度、クランク軸15の回転角度などの運転状態に関する情報が入力される。ECU14はこれらの情報に応じて燃料噴射量、スロットル開度などを制御する。
次に、排気還流装置20の構造について説明する。
排気還流装置20は、第1排気還流管21、エジェクタ30、および排気還流制御弁40から構成される。第1排気還流管21は、一端を排気管130に接続するともに他端を排気還流制御弁40に接続している。第1排気還流管21が形成する第1排気還流通路211には、排気管130を流れる排気の一部が流れ込む。
エジェクタ30は、略円筒状の金属部材から形成されている。エジェクタ30は、図3に示すようにタンブル流用吸気管129内の新気が流れる導入部31、絞り部32、吸引通路形成部33、第1連通路341が形成される第1連通路形成部34、混合部35、および排出部36などから構成される。導入部31、絞り部32、吸引通路形成部33、第1連通路341が形成される第1連通路形成部34、混合部35は、例えば一体に形成されている。
導入部31は、図3に示すようにエジェクタ30の大気側に形成されている。導入部31は、円筒形状をなしており、中心軸上にはタンブル流用吸気管129内の新気が流れる流通路311が形成されている。導入部31は、大気側のタンブル流用吸気管129の端部312に固定される。
絞り部32は、導入部31の端部312に固定されている側とは反対側に接続している。絞り部32の中心軸上には流通路311に連通する絞り通路321が形成されている。絞り通路321の内径は図3の左側から右側、すなわち大気側からエンジン11側に進むにつれて小さくなっている。絞り部32のエンジン11側の端部を形成する外壁322は、エンジン11側に向かってテーパ状に形成されている。
吸引通路形成部33は、絞り部32の径方向外側に設けられている。吸引通路形成部33の径方向内側の内壁332と絞り部32の外壁322との間には吸引通路331が形成されている。吸引通路331は、絞り通路311と同軸上に環状に形成され、大気側からエンジン11側に向かって絞り部32の中心軸に対して距離が小さくなる通路と絞り部32の中心軸に対して距離が一定の通路とから構成されている。絞り部32の中心軸に対して距離が一定の通路は、第1連通路341に連通している。
第1連通路形成部34は、吸引通路形成部33の径方向外側の一方に形成されている。第1連通路形成部34が形成する第1連通路341は、排気還流制御弁40の連通室411に連通する。
混合部35は、吸引通路形成部33のエンジン11側の端部に接続するように設けられている。混合部35の中心軸上に形成されている混合通路351は、絞り通路321の下流側に形成され、絞り通路321および吸引通路331と連通している。混合通路351は、絞り通路321を流れる新気および吸引通路331を流れる還流排気を混合して「吸気」とする。
排出部36は、混合部35のエンジン11側の端部に接続し、エジェクタ30において最も下流側に設けられている。排出部36は、円筒形状をなしており、中心軸上には混合通路351の吸気が流れる流通路361が形成されている。排出部36は、エンジン11側のタンブル流用吸気管129の大気側の端部362に固定される。
排気還流制御弁40は、第1スリーブ41、第1スリーブ41に接続する第2スリーブ42、スプール43、第2連通路形成部44、および「付勢手段」としての付勢部材45などから構成される。排気還流制御弁40は、第1排気還流管21とエジェクタ30とを接続し、第1排気還流通路211を流れる還流排気のエジェクタ30への供給を制御する。
第1スリーブ41および第2スリーブ42は、略円筒状に一体に形成されている。本実施形態では、第1スリーブ41の内径は、第2スリーブ42の内径より大きく形成されている。第1スリーブ41は、スプール43の第1ランド431を摺動可能に収容する。また、第2スリーブ42はスプール43の第2ランド432を摺動可能に収容する。第1ランド431と第1スリーブ41の内壁412との間に形成される連通室411は、スプール43の移動によって第1排気還流通路211および第1連通路341とも連通可能である。また、第2ランド432と第2スリーブ42の内壁422との間には圧力室421が形成され、圧力室421は第2連通路形成部44が形成する第2連通路441を介して第1連通路341と連通する。第1スリーブ41および第2スリーブ42は、特許請求の範囲に記載の「スリーブ」に相当する。
スプール43は、第1ランド431および第2ランド432を有する。第1ランド431と第2ランド432とは、互いの距離を変化しないように接続されている。したがって、第2ランド432が移動するとき、第1ランド431も第2ランド432と同じ距離だけ移動する。
付勢部材45は、一端を第2ランド432の圧力室421側に係止され、他端を第2スリーブ42の内壁に係止されている。付勢部材45は、連通室411の体積を小さくするようにスプール43を図3の上方に付勢する付勢力を有している。
排気還流制御弁40は、第1連通路341の圧力と第1排気還流通路211の圧力との関係によって第1連通路341と第1排気還流通路211とを連通または遮断する。
第1連通路341の圧力が第1排気還流通路211の圧力より低く、かつ所定の圧力以下となる場合、第1連通路341と連通する圧力室421の圧力が下がり、スプール43が図3の下方に移動する。スプール43の第1ランド431が第1スリーブ41の第1排気還流管21が接続している側から離れ、連通室411と第1連通路341とが連通すると、連通室411を介して第1排気還流通路211と第1連通路341とが連通する。これにより、第1排気還流通路211の還流排気が第1連通路341に流入する。なお、所定の圧力は、第1排気還流通路211の還流排気が第1ランド431の第1排気還流通路211側の端面に作用する力、圧力室421の還流排気が第2ランド432の第2連通路441側の端面に作用する力、および付勢部材45がスプール43に付勢する力の関係から算出される。
第1連通路341の圧力が第1排気還流通路211の圧力より低いが所定の圧力より大きい場合、連通室411と第1連通路341とは連通しないため、第1排気還流通路211の還流排気は第1連通路341に流入しない。
また、第1連通路341の圧力が第1排気還流通路211の圧力より高い場合、スプール43は、第1スリーブ41の第1排気還流管21が接続している側の端部に当接し、連通室411と第1連通路341とは連通しないため、第1排気還流通路211の還流排気は第1連通路341に流入しない。
次に、排気還流装置20の作動について説明する。
エンジンシステム1の吸気行程において、ピストン113が降下すると燃焼室110は負圧となる。吸気弁118が開弁すると、吸気管120内の新気は燃焼室110の負圧によって燃焼室110の方向に流れる。吸気管120内の新気がエジェクタ30の絞り部32を通過するとき、新気の流速が増加する。エジェクタ30では、絞り通路321から混合通路351に向かって高速で流れる新気により絞り部32の下流側で負圧が発生し、吸引通路331の還流排気が吸引される。吸引された還流排気は、混合部35で新気と混合され、吸気が形成される。形成された吸気は、燃焼室110に供給される。
ここで、エンジンシステム1の吸気行程における排気還流制御弁40の作動について、エンジン11の負荷の大きさに基づいて説明する。
図4は、燃焼室110に供給される吸気量と時間との関係を示した図である。図4(a)は、エンジン11の負荷が低い場合、例えばクランク軸15の回転数が低い場合の単位時間あたりの吸気量と時間との関係を示している。また、図4(b)は、エンジン11の負荷が高い場合、例えばクランク軸15の回転数が高い場合の単位時間あたりの吸気量と時間との関係を示している。
図4には、燃焼室110に供給される吸気のうちタンブル流用吸気管129を流れる新気の量に対して閾値Fが設定されている。タンブル流用吸気管129を流れる新気の量が閾値Fより大きい場合、絞り部32を通過する新気により発生する負圧によって第1連通路341は所定の圧力以下となる。これにより、排気還流制御弁40は開弁状態となる。また、タンブル流用吸気管129を流れる新気の量が閾値F以下である場合、絞り部32を通過する新気により発生する負圧によっても第1連通路341の圧力は所定の圧力より大きい。これにより、排気還流制御弁40は閉弁状態を維持する。タンブル流用吸気管129を流れる新気の量は、エンジン11の負荷の大きさにより決定される。
エンジン11の負荷が低い場合、吸気行程における燃焼室110の圧力はあまり小さくないため、絞り部32を通過する新気の量は閾値Fより少ない。この場合、第1連通路341の圧力は所定の圧力より大きいため、排気還流制御弁40は閉弁状態を維持し、第1排気還流通路211と第1連通路341とは遮断されたままとなる。したがって、図4(a)の曲線L10に示すように、単位時間あたりの吸気量は吸気管120を流れる新気の量と同じであり、燃焼室110には新気のみが供給される。
一方、エンジン11の負荷が高い場合、吸気行程における燃焼室110の圧力はエンジン11の負荷が低い場合に比べて小さくなるため、絞り部32を通過する新気の量は閾値Fより多くなる。この場合、絞り部32を通過する新気の流速が上がると第1連通路341の圧力は時刻t1において所定の圧力以下となる。時刻t1においてスプール43が図3の下方に移動し、連通室411を介して第1排気還流通路211と第1連通路341とが連通する。これにより、第1連通路341、吸引通路331を通って第1排気還流通路211の還流排気が混合部35に導入される。混合部35では、新気と還流排気とが混合され、吸気となって燃焼室110に供給される。
絞り部32を通過する新気の流速が下がると、第1連通路341の圧力は所定の圧力より大きくなるため、スプール43が図3の上方に移動し、第1排気還流通路211と第1連通路341とを遮断する(図4(b)の時刻t2)。これにより、第1連通路341に還流排気が流入しなくなるため、混合部35には還流排気が供給されない。時刻t3において吸気弁118が閉じることにより、燃焼室110への吸気の供給が停止する(図4(b)の時刻t3)。
このように、エンジン11の負荷が比較的高い場合、図4(b)の曲線L11に示すように、燃焼室110には吸気弁118が開弁する時刻t0から時刻t1の間では新気のみが供給され、時刻t1から時刻t2の間では新気および還流排気の混合気が供給され、時刻t2から時刻t3の間では新気のみが供給される。なお、図4(b)の曲線L11と閾値Fを示す直線L0との間に囲まれる斜線部Aは、燃焼室110に供給された還流排気の量を示している。
第1実施形態による排気還流装置20では、エジェクタ30の絞り部32を通過する新気により発生する負圧の大きさに応じて新気に混合される還流排気の量を制御する。絞り部32を通過する新気の流速が遅い場合、第1連通路341が所定の圧力より大きくなり、排気還流制御弁40は閉弁状態を維持する。これにより、燃焼室110には新気のみが供給される。一方、絞り部32を通過する新気の流速が速い場合、吸引通路331を介して第1連通路341が所定の圧力以下となり、排気還流制御弁40が開弁する。これにより、還流排気が新気とともに燃焼室110に供給される。このように、排気還流装置20は、エンジン11の運転条件と関係がある新気の量に応じて還流排気の混合量を制御することができる。したがって、排気還流装置20は、エンジンの運転条件にあわせて駆動する高速駆動弁を用いることなく、小さい体格で還流排気と新気とを混合することができる。
また、排気還流装置20では、燃焼室110に吸気が供給される時間において、吸気の供給初期には新気のみを供給し、吸気の供給中期には混合部に導入された還流排気と新気との混合気を燃焼室110に供給し、吸気の供給後期には新気のみを供給する。すなわち、酸素濃度が比較的高い新気のみが供給されるタイミングと酸素濃度が低い還流排気と新気との混合気が供給されるタイミングとに時間差を作ることができる。これにより、燃焼室110の酸素濃度分布および還流排気に含まれている未燃炭素分の濃度分布を調節することができる。したがって、窒素酸化物の低減および未燃炭素分の燃焼促進を目的とした成層燃焼を実施可能な燃焼室の環境を実現することができる。
排気還流制御弁40は、新気の流れにより発生する負圧の大きさに応じてスプール43が移動し、第1排気還流通路211と第1連通路341とを連通または遮断する。これにより、排気還流装置20を駆動するとき電気などのエネルギーを必要としない。したがって、排気還流装置20は、簡便な構成で還流排気と新気とを混合することができる。
また、第1連通路341の圧力が所定の圧力より大きい場合、排気還流制御弁40は開弁しない。これにより、排気還流制御弁40は、吸気系12から排気系13への新気や還流排気の逆流を防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による排気還流装置を図5から図7に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態と異なり、排気還流装置は排気還流制御弁を介して吸気系に2箇所に接続されている。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態による排気還流装置50は、排気還流制御弁60から吸気系12に還流排気を還流する経路が2つ設けられている。一方は、第1実施形態と同じエジェクタ30を介して還流する経路であり、他方は、吸気系12のエジェクタ30より上流側の吸気管120に還流する経路である。
図6に排気還流装置50の排気還流弁60およびエジェクタ30の断面図を示す。排気還流弁60の第1スリーブ61には、第1ランド431と第1スリーブ61の内壁612とにより形成される連通室611と第1連通路341とが連通可能なように第1連通路形成部34が接続するとともに、第2排気還流通路661が連通室611に連通可能なように第2排気還流管66が接続されている。第2排気還流管66の第1スリーブ61と接続する側とは反対側の端部は、図5に示すように吸気管120のスロットルバルブ122の下流側の吸気管120に接続されている。なお、図5、図6において、第2排気還流通路661を流れる還流排気と吸気管120を流れる新気との混合気である「一次吸気」の流れを矢印F22で示す。また、「一次吸気」と第1連通路341を流れる還流排気との混合気である「二次吸気」の流れを矢印F23で示す。
ここで、第2実施形態による排気還流装置50の作動について、エンジン11の負荷の大きさに基づいて説明する。
図7は、燃焼室110に供給される吸気量と時間との関係を示した図である。図7(a)は、エンジン11の負荷が比較的低い場合の単位時間あたりの吸気量と時間との関係を示している。また、図7(b)は、エンジン11の負荷が比較的高い場合の単位時間あたりの吸気量と時間との関係を示している。
エンジン11の負荷が低い場合、吸気行程における燃焼室110の圧力はあまり小さくないため、絞り部32を通過する新気の量は閾値Fより少ない。この場合、第1連通路341の圧力は所定の圧力より大きいため、排気還流制御弁60は閉弁状態を維持し、第1排気還流通路211と第1連通路341および第2排気還流通路661とは遮断されたままとなる。したがって、図7(a)の曲線L20に示すように、単位時間あたりの吸気量は吸気管120を流れる新気の量と同じであり、燃焼室110には新気のみが供給される。
一方、エンジン11の負荷が高い場合、絞り部32を通過する新気の量は閾値Fより多くなる。この場合、第1連通路341の圧力は時刻t1において所定の圧力以下となる。時刻t1においてスプール43が図6の下方に移動し、第1排気還流通路211と第1連通路341および第2排気還流通路611とは連通する。これにより、第1排気還流通路211の還流排気が第1連通路341、吸引通路331を通って混合部35に導入されるとともに、第1排気還流通路211の還流排気の一部が第2排気還流通路661を通ってエジェクタ30の上流側の吸気管120に還流される。すなわち、エジェクタ30の上流側の一次吸気には、第1連通路341、吸引通路331を通って供給される還流排気がさらに混合される。
絞り部32を通過する新気の流速が下がると、第1連通路341の圧力は所定の圧力より大きくなるため、スプール43が図6の上方に移動し、第1排気還流通路211と第1連通路341および第2排気還流通路661とを遮断する(図7(b)の時刻t2)。しかしながら、排気還流装置50では、エジェクタ30の上流側において還流排気の一部を還流しており、図7(b)の曲線L21に示すように、時刻t2において排気還流制御弁60が閉弁した後でも燃焼室110に供給される二次吸気には還流排気が含まれている。時刻t2の後、エジェクタ30の上流側で供給された還流排気と新気との混合気がエジェクタ30を通過し、吸気弁118が閉じることにより燃焼室110への吸気の供給が停止する(図7(b)の時刻t3)。
図7(b)の曲線L21と閾値Fを示す直線L0との間に囲まれる斜線部Bは、燃焼室110に供給された還流排気の量を示しており、第1実施形態による排気還流装置20の曲線L11と直線L0との間に囲まれる斜線部Aに比べて広い。すなわち、第2実施形態による排気還流装置50では、第1実施形態による排気還流装置20に比べて多くの還流排気を新気に混合することを示している。
第2実施形態による排気還流装置50では、還流排気の一部をエジェクタ30の上流側に戻すことにより、吸気に含まれる還流排気の量を多くすることができる。特に、燃焼室110に吸気が供給される時間(図7(b)の時刻t0から時刻t3の間)において、供給後期に供給される吸気中の還流排気の濃度を高めることができる。これにより、吸気が燃焼室110内に供給されたとき、燃焼室110の吸気ポート114付近の吸気中の排気濃度を高めることができ、窒素酸化物の低減に寄与することができる。したがって、第2実施形態の排気還流装置60は、第1実施形態の効果に加えて、吸気中の還流排気濃度および量を第1実施形態に比べて広範囲に制御することができる。
(他の実施形態)
(a)上述の実施形態では、エンジンは、筒内噴射式のディーゼルエンジンとした。しかしながら、エンジンの種類はこれに限定されない。吸気管において新気、吸気、一次吸気、または二次吸気のいずれかに燃料を混合する種類のエンジンでもよいし、燃料をガソリンとするエンジンでもよい。
(b)上述の実施形態では、シリンダに形成されている吸気ポートを2つとした。しかしながら、吸気ポートの数はこれに限定されない。1つであってもよい。この場合、本発明の排気還流装置は、その1つの吸気ポートに接続する吸気管に接続する。
(c)上述の実施形態では、エジェクタは、吸気マニホールドのタンブル流用吸気管に設けられるとした。しかしながら、エジェクタが配置される位置はこれに限定されない。吸気管に設けられるエアクリーナより下流側であって、吸気マニホールドが接続する吸気ポートより上流側であればよい。
(d)上述の実施形態では、排気還流管の一端を排気管に接続するとした。しかしながら、排気還流管が接続する位置はこれに限定されない。排気マニホールドが接続する排気ポートの下流側であって、排気管に設けられる触媒より上流側であればよい。
(e)上述の実施形態では、第2排気還流管は吸気管に設けられるスロットルバルブの下流側の吸気管に接続されるとした。しかしながら、第2排気還流管が接続される位置はこれに限定されない。エアクリーナより下流側であって、エジェクタの上流側に位置する吸気管または吸気マニホールドであればよい。
(f)上述の実施形態では、第1スリーブの内径は、第2スリーブの内径より大きいとした。しかしながら、第1スリーブの内径と第2スリーブの内径との大小関係はこれに限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態により実施可能である。
11 ・・・エンジン(内燃機関)、
12 ・・・吸気系、
13 ・・・排気系、
20、50 ・・・排気還流装置、
21 ・・・第1排気還流管、
211 ・・・第1排気還流通路、
30 ・・・エジェクタ、
32 ・・・絞り部、
321 ・・・絞り通路、
33 ・・・吸引通路形成部、
331 ・・・吸引通路、
34 ・・・第1連通路形成部、
341 ・・・第1連通路、
35 ・・・混合部、
351 ・・・混合通路、
40 ・・・排気還流制御弁。

Claims (7)

  1. 内燃機関(11)の排気系(13)を流れる排気の一部を還流排気として前記内燃機関の吸気系(12)を流れる新気に混合する排気還流装置であって、
    一端を前記排気系に接続し、前記排気系から前記吸気系への還流排気が流れる第1排気還流通路(211)を形成する第1排気還流管(21)と、
    前記吸気系に設けられ、前記吸気系の上流側から下流側に流れる新気の流路断面積を小さくする絞り通路(321)を形成する絞り部(32)、前記第1排気還流管の還流排気が流れる吸引通路(331)を前記絞り部の径方向外側に形成する吸引通路形成部(33)、前記絞り通路を流れる新気と前記吸引通路を流れる還流排気とを混合する混合通路(351)を前記絞り通路の下流側に形成する混合部(35)、および、前記吸引通路に連通する第1連通路(341)を形成する第1連通路形成部(34)を有するエジェクタ(30)と、
    前記第1排気還流通路と前記第1連通路とを連通可能に設けられ、前記第1連通路の圧力が所定の圧力以下であるとき、前記第1排気還流通路と前記第1連通路とを連通する排気還流制御弁(40)と、
    を備えることを特徴とする排気還流装置。
  2. 前記排気還流制御弁に接続し、前記第1排気還流通路を流れる還流排気の一部を前記吸気系の前記エジェクタより上流側に還流する第2排気還流管(66)を備えることを特徴とする請求項1に記載の排気還流装置。
  3. 前記排気還流制御弁は、
    スプール(43)と、
    前記第1排気還流管および前記第1連通路形成部と接続し、前記スプールを摺動可能に収容し、前記スプールの一方の端部(431)との間に前記第1排気還流通路および前記第1連通路とを連通可能にする連通室(411)、および、前記スプールの他方の端部(432)との間に前記第1連通路と連通可能な圧力室(421)を形成するスリーブ(41、42)と、
    前記圧力室と前記第1連通路とを連通する第2連通路(441)を形成する第2連通路形成部(44)と、
    前記スプールを前記連通室の容積を小さくする方向に付勢する付勢手段(45)と、
    を備え、
    前記第1連通路の圧力が所定の圧力以下であるとき、前記連通室を介して前記第1排気還流通路と前記第1連通路とを連通することを特徴とする請求項1または2に記載の排気還流装置。
  4. 前記排気還流制御弁は、前記第1排気還流通路への還流排気の逆流を防止する逆止弁であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の排気還流装置。
  5. 前記内燃機関が有する気筒のそれぞれは、それぞれの気筒の燃焼室に新気または新気と還流排気との混合気を供給する吸気ポート(114)を2つずつ有し、
    前記エジェクタは、前記吸気ポートのいずれか一方に接続する第1配管(129)に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の排気還流装置。
  6. 前記第1配管は、前記内燃機関の燃焼室でタンブル流を形成するように新気または新気と還流排気との混合気を前記内燃機関の燃焼室に供給することを特徴とする請求項5に記載の排気還流装置。
  7. 燃料を前記内燃機関の燃焼室内に直接噴射する直噴式の内燃機関に適用されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の排気還流装置。
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