JP2010125752A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ACアダプタを使用するプリンタにおいて、ジャックの挿抜による突入電流を抑制する。
【解決手段】 突入電流防止回路の動作を前記バッテリの装着状態を検知する検知回路の出力によって切り替えることによって、安価で安定動作可能な突入電流防止回路を備えたACアダプタ付プリンタを提供することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 突入電流防止回路の動作を前記バッテリの装着状態を検知する検知回路の出力によって切り替えることによって、安価で安定動作可能な突入電流防止回路を備えたACアダプタ付プリンタを提供することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は昇華型プリンタなど、外部ACアダプタおよびバッテリーの両方で駆動され、電源のON・OFF動作をソフトスイッチで行うプリンタに関する。
近年、デジタルカメラの普及に伴い、その出力装置としてコンパクトフォトプリンタの使用が増えている。
該コンパクトフォトプリンタにおいては、ACアダプタおよび電池の両方で駆動されるように構成され、屋内で使用する際は、前記ACアダプタを使用し、屋外で使用する場合は前記ACアダプタで充電されたバッテリーを用いて使用する場合が多い。
また、このようなコンパクトフォトプリンタにおいては、プリンタ本体にサーマルヘッドを具備しており、前記ACアダプタまたはバッテリーの出力電圧、たとえば24Vを駆動用としてのDC/DCコンバータが具備され、その入力用のコンデンサは電圧の安定化および瞬断対策として、電源例えば24V系ラインに大容量のコンデンサが具備される。そのため、前記コンデンサに対しての突入電流を防止するために、前記コンデンサの前にソフトスイッチ回路を具備することが一般的である。
このようなソフトスイッチ回路を説明するのに好適な従来例として特許文献1を示す。
該従来例においては、電源投入時にコンデンサ22を充電することにより、FET21のゲート電圧を徐々に増加させ、FET21のドレイン−ソース間の抵抗値を徐々に減少させ、突入電流を抑制している。
本先行事例は電源一次側の構成を元について説明しているが、前述のコンパクトフォトプリンタの二次側の構成に適用しても有効である。
適用した実施例として、図4を示す。
図4において、50はACアダプタの接続プラグ、51はプリンタ内の接続ジャック、52はDC/DCコンバータ、53はCPU、54がソフトスイッチ回路、C1は電圧安定用コンデンサである。ソフトスイッチ回路54の内部は、抵抗55、抵抗56、抵抗59、充電用コンデンサ58、FET57、トランジスタ60で構成される。ユーザが不図示のプッシュスイッチを押すと、トランジスタ60がONする。その結果抵抗55、抵抗56、抵抗59と充電用コンデンサで構成される時間定数を持ち、FET57のゲート電圧が低下し、FETがONする。その後、DC/DCコン52が動作し、CPU53に対しての電力を供給し、CPU53は電力供給を持って、トランジスタ60のON状態を持続する。
すなわち、24V入力がACアダプタから供給された状態で、SWオンする際、前記大容量コンデンサに対する突入電流を抑制するために、FETを24V−コンデンサ間に配置し、ドレイン−ソース間の抵抗値を徐々に減少させることにより、突入電流を抑制する構成になっている。
特開平9−6440号公報
しかしながら前述した従来例のようなACアダプタと接続される形態においては、プリンタの電源がONしているときに、上記ACアダプタの電源ジャック51を抜き差しした場合において、その挿抜時間により発生する突入電流が大きく変動する。
その例を図5に示す
挿抜の時間が短い場合、図5のaに示されるように後段のコンデンサC1の蓄積電荷が十分あるので、突入電流は小さい。また、図5のbに示されるように挿抜の時間が十分長いとコンデンサC1の電荷量が小さいがFETがOFFしているため、突入電流が生じない。しかしながら、図5のcのようにコンデンサC1の電荷が十分放電さえておらず、かつFETがオンしている状態においては、大きな突入電流が生じる。
挿抜の時間が短い場合、図5のaに示されるように後段のコンデンサC1の蓄積電荷が十分あるので、突入電流は小さい。また、図5のbに示されるように挿抜の時間が十分長いとコンデンサC1の電荷量が小さいがFETがOFFしているため、突入電流が生じない。しかしながら、図5のcのようにコンデンサC1の電荷が十分放電さえておらず、かつFETがオンしている状態においては、大きな突入電流が生じる。
したがって、該回路設計時にこの点を考慮し、FET選定の際、ドレイン電流を大きなものにしなければならなかった。
また、ACアダプタが抜かれたことを検知してファームウェアでOFFする手段も考えられるが、バッテリーとACアダプタの両方で駆動可能なシステムの場合、ACアダプタを抜かれた場合、バッテリー装着状態も考慮して、上記OFF制御を行わなければならず、切り替え手段を新たに有しなければならなかった。
上記目的を達成するため、本出願に係る第一の発明のプリンタは外部AC電源またはバッテリ−と接続し、該電源またはバッテリ-からの電圧の入力ラインにFETを直列に接続し、該FETのゲート電圧をコンデンサの充電電圧で制御して電源接続時における突入電流を抑圧する構成となっている。
そして、該突入電流防止回路の動作を前記バッテリの装着状態を検知する検知回路の出力によって切り替えることを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、該突入電流防止回路の動作を前記バッテリの装着状態を検知する検知回路の出力によって切り替えることによって、安価で安定動作可能な突入電流防止回路を提供することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
本発明の第一の実施例を図1〜図3まで使用し説明する。
図1は本発明の構成を如実に示す図である。
図1において、50はACアダプタの接続プラグ、51はプリンタ内の接続ジャック、52はDC/DCコンバータ、53はCPU、54がソフトスイッチ回路、61は電圧安定用コンデンサ、63はFETのゲート信号である。ソフトスイッチ回路54の内部は、抵抗55、抵抗56、抵抗59、充電用コンデンサ58、FET57、トランジスタ60で構成される。
また、70はバッテリー駆動時のON/OFF用FET、71と72は該FETのゲート信号を生み出す分圧抵抗である。
また、75は本発明の中核である強制スイッチOFF回路であり、PNPトランジスタ76とエミッタ抵抗77、ベース抵抗78で構成される。
さらに、80はバッテリーであり、内部には例えば、25℃環境で470Ωの抵抗値を示すバッテリー温度検知用ポジスタ81を具備し、プリンタ本体のプルアップ抵抗83例えば10kΩ、検知用トランジスタ82で、バッテリー検知回路84を構成する。
また85はバッテリー装着検知信号であり、CPU53に入力される。
以下、各素子の動作を説明していく。
まずバッテリ−80が装着されていないケースについて説明する。
バッテリー80が装着されていない場合には、検知用トランジスタ82のベース電圧がプルアップ抵抗83により上昇し、トランジスタ82がONしている。
この状態で、DCプラグ50がDCジャック51に接続され、かつCPU53からのスイッチON信号が出力されていると、プリンタ全体がONしており、FET57がONし、充電用コンデンサ58の両端には電位差が生じ、電荷が蓄えられている。
強制OFF回路75に着目するとPNPトランジスタ76のベース電圧は24Vになり、ベースーエミッタ間には電位差がないため、PNPトランジスタ76はOFFしている。
この状態でDCプラグ50をDCジャック51から抜くと、PNPトランジスタ76のベース電圧は、前述したようにトランジスタ82がONしているため、エミッタ抵抗77とベース抵抗78の抵抗比で決定する。このとき、トランジスタ76のエミッタにはコンデンサ61の電圧がFET57の寄生ダイオードを介して印加される。
そのため、エミッタ抵抗77、ベース抵抗78に電流が流れ、エミッターベース間に電位差が生じトランジスタ76がONする。その結果、充電用コンデンサ58の両端がショートしFETが急速にOFFする。
したがって、その後ジャックを再挿入した際にはFETはOFFしているため、突入電流は流れない。
次に、バッテリーがACアダプタとともに装着された場合について説明する。
バッテリー80が装着されている場合には、検知用トランジスタ82のベース電圧がプルアップ抵抗83とポジスタ81により分圧される。このとき、ポジスタの抵抗値がプルアップ抵抗より十分小さいため、トランジスタ82がOFFしている。
このとき、アダプタの電圧がバッテリより大きいので、プリンタはアダプタの電力で動作している。
上記と同じように、プリンタ全体がONしている状態でDCプラグ50をDCジャック51から抜くと、前述したようにトランジスタ82がOFFしているため、前述のコンデンサ61からFET57、エミッタ抵抗77、ベース抵抗78への電流経路が構成されず、トランジスタ76がONしない。そのため、FET57はOFFしない。
その結果、プリンタの電力供給源はACアダプタからバッテリーに切り替わり、FET70を介してバッテリーからの電力が供給される。
上記動作を図2、図3を用いて説明する。
図2はACアダプタのみで動作している際のFET周辺の信号がアダプタ挿抜によって、どのように変化するかを示した波形であり、図3はアダプタ、バッテリ両方が装着されているときのFET周辺の信号がアダプタ挿抜によって、どのように変化するかを示した波形である。
図2で、アダプタを取り外したA点において、FETのゲート電圧が急速に24Vに上昇する。そのため、FET70は急速にOFFし、ドレイン電圧も0V程度まで低下する。
その後B点においてアダプタが再挿入されるが、充電用コンデンサ58は放電されているため、再充電が行われるのでゲート電圧が緩やかに降下し、同様にドレイン電圧も緩やかに上昇し、突入電流は小さく、システムが再ONする。
一方、図3でアダプタが取り外されたA点においては前述したようにトランジスタ76がONしないため、充電コンデンサ58の両端の電圧は変わらず、FET70のゲート、ソース電圧は変わらずFET70はONしたままで、電力供給源がACアダプタからバッテリーに切り替わる。
以上、説明したようにバッテリ内の温度検知用素子を用いて、バッテリ装着信号を生成しその信号をもって、ACアダプタのジャック挿抜時のシステムON/OFFを切り替えることにより下記のような効果がある。
ACアダプタのみ装着されている場合は再挿入時の突入電流を防止するために、急速にシステムOFFする
ACアダプタ、バッテリーの両方が装着されている場合はACアダプタが取り除かれた際にも、システムはOFFせず、バッテリを電源とするように切り替わる
ACアダプタ、バッテリーの両方が装着されている場合はACアダプタが取り除かれた際にも、システムはOFFせず、バッテリを電源とするように切り替わる
50 DCプラグ
51 DCジャック
52 DC/DCコン
53 CPU
54 ソフトスイッチ回路
57 FET
58 充電用コンデンサ
75 強制スイッチOFF回路
80 バッテリ
84 バッテリ検知回路
51 DCジャック
52 DC/DCコン
53 CPU
54 ソフトスイッチ回路
57 FET
58 充電用コンデンサ
75 強制スイッチOFF回路
80 バッテリ
84 バッテリ検知回路
Claims (3)
- 外部AC電源またはバッテリ−と接続し、該電源またはバッテリ-からの電源供給を受けプリント動作を行うプリンタにおいて、電源の入力ラインにFETを直列に接続し、該FETのゲート電圧をコンデンサの充電電圧で制御して電源接続時における突入電流を抑圧する突入電流防止回路を具備し、該突入電流防止回路の動作を前記バッテリの装着状態を検知する検知回路の出力によって切り替えることを特徴とするプリンタ。
- 前記検知回路は前記バッテリ内に具備される温度上昇検知用素子の出力を共用したことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- 前記FETの下流側に第2のコンデンサを具備し、該FETをOFFさせるためのゲートソース間のコンデンサに対する充電電流を前記第2のコンデンサに蓄えられた電荷を用いて前記FETのボディーダイオードを利用して供給することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106059295A (zh) * | 2015-04-07 | 2016-10-26 | 意法半导体(图尔)公司 | 整流桥控制电路 |
US11271561B2 (en) | 2017-10-16 | 2022-03-08 | Stmicroelectronics (Tours) Sas | Thyristor or triac control circuit |
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2008
- 2008-11-28 JP JP2008304407A patent/JP2010125752A/ja active Pending
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