JP2009112083A - 補助電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力電圧範囲の広い電源回路において、補助電源回路の損失を抑制することができ、ひいては、回路の小型化、発熱減少による高放熱構造の簡略化に伴う低コスト化を実現することができる補助電源回路を提供すること。
【解決手段】 補助巻線5及びダイオードD2と、コンデンサCtrからPWMコントローラ2への供給ラインと、コンパレータcomp1と、抵抗Rtrと、補助巻線5における補助巻線電圧を検出するダイオードD3を介する検出ラインと、ダイオードD3を介する検出ラインで検出する補助巻線電圧値に基づいて、抵抗Rtrを接続状態、非接続状態にスイッチSWで切り替えるコンパレータcomp2を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、補助電源回路の技術分野に属する。
従来では、パルス幅制御回路の出力するパルスによりスイッチ回路をオンオフさせて、1次巻線への直流入力電圧を変化させ、DC/DCコンバータとして3次巻線から電源を供給している(例えば、特許文献1参照。)。
また、コントローラの電圧端子VccにコンデンサC1を接続し、抵抗R1を介して電圧VinによりコンデンサC1を充電し、コントローラの出力パルスによりMOSFETをオンオフさせ、1次巻線への直流入力電圧を変化させ、DC/DCコンバータとするものもある(例えば、非特許文献1参照。)。
特開平11−168883号公報(第2−12頁、全図) ?汎用、絶縁型フライバック・コントローラLT1725"、17頁、図7、[online(PDF)]、リニアテクノロジー株式会社、[平成19年10月18日検索]、インターネット〈URL:http//www.linear-tech.co.jp/pc/productDetail.jsp?navId=H0,C1,C1003,C1042,C1113,P1919の資料の日本語データシートのLT1725-汎用絶縁型フライバック・コントローラのPDFファイル〉
しかしながら、従来のようなパルス幅制御回路の出力するパルスによりスイッチ回路をオンオフさせて、1次巻線へ直流電圧を入力するものでは、入力電圧の範囲が広い場合に顕著となる損失をいかにして抑制するかが問題となる。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、入力電圧範囲の広い電源回路において、補助電源回路の損失を抑制することができ、ひいては、回路の小型化、発熱減少による高放熱構造の簡略化に伴う低コスト化を実現することができる補助電源回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、スイッチング電源回路のトランスへの通電をオンオフするスイッチ素子を駆動制御する駆動制御手段へ電源供給する補助電源回路において、前記トランスに設けた補助巻線で生じる補助巻線電圧により前記駆動制御手段へ電源供給する第1の電源供給手段と、コンデンサに充電した電荷の放電により前記駆動制御手段へ電源供給する第2の電源供給手段と、前記コンデンサの充電電圧が所定のしきい値電圧を超えると前記駆動制御手段へ起動指令を出力する起動指令手段と、前記駆動制御手段へ供給する電源電流を抵抗成分により調整する調整手段と、前記第1電源供給手段における補助巻線電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出する補助巻線電圧値に基づいて、前記調整手段を接続状態、非接続状態に切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明にあっては、入力電圧範囲の広い電源回路において、補助電源回路の損失を抑制することができ、ひいては、回路の小型化、発熱減少による高放熱構造の簡略化に伴う低コスト化を実現することができる。
以下、本発明の補助電源回路を実現する実施の形態を、請求項1,2に係る発明に対応する実施例1と、請求項1,2,3に係る発明に対応する実施例2に基づいて説明する。
なお、説明上、電圧値や抵抗値を指すものとして、電源や抵抗等の符号を用いている箇所を有する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の補助電源回路を用いたスイッチング回路の回路図である。
実施例1では、補助電源回路1を介し、PWMコントローラ2へ電源を供給する。
実施例1の補助電源回路1は、コンパレータcomp1,comp2、コンデンサCtr、ツェナーダイオードD1、ダイオードD2,D3、スイッチSW,抵抗Rtr、補助巻線5、基準電源6を主要な構成としている。
コンパレータcomp1は、基準電源6で示している閾値電圧Vthと、コンデンサCtrにチャージされた電圧を比較し、比較結果をPWMコントローラ2のイネーブル端子ENへ出力する。
コンパレータcomp2は、入力端子の一方を補助巻線5の電圧を検出するようダイオードD3のカソードへ接続し、他方をスイッチング電源回路のグランドラインへ接続する。そして、補助巻線5の電圧が予め設定される所定電圧まで立ち上がると、出力の切り替え、つまりスイッチSWをオフ(開路)させる出力を行う。
コンデンサCtrは、一方をコンパレータcomp1の入力端子に接続し、他方をスイッチング電源回路のグランドラインへ接続する。そして、充電電圧をPWMコントローラ2の電源供給端子Vccへ供給する。
ツェナーダイオードD1は、アノードをグランドラインへ接続し、カソードをPWMコントローラ2の電源供給端子へ接続し、PWMコントローラ2の電源電圧Vccが許容電圧を超えないようにしてPWMコントローラ2を保護する。
ダイオードD3は、アノードを補助巻線5に接続し、カソードをコンパレータcomp2の入力端子に接続し、補助巻線5からコンパレータcomp2へ電流が流れるよう整流する。
スイッチSWは、入力電源Vinの正極側から抵抗Rtrへの接続を切り替える。具体的には、入力電源Vinの電圧が所定の電圧に達するまでは、スイッチSWをオン(閉路)状態にし、入力電源Vinの電圧が所定の電圧に達すると、スイッチSWをオフ(開路)状態にする。
抵抗Rtrは、入力電源Vinの正極側からPWMコントローラ2の電源供給端子の間に設けられ、コンデンサCtrをチャージする。
補助巻線5は、トランス4と同じ鉄心に設けられ、ダイオードD2を介して、PWMコントローラ2の電源供給端子に接続される。そして、トランス4の変圧で生じる電圧を、ダイオードD2を介してPWMコントローラ2の電源供給端子へ送る。
基準電源6は、コンパレータcomp1がPWMコントローラ2を起動させる閾値電圧Vthを、コンパレータcomp1の入力端子へ出力する。
この補助電源回路1を用いたスイッチング電源回路は、補助電源回路1、PWMコントローラ2、スイッチ素子3、トランス4、ダイオードD4、コンデンサC1を主要な構成としている。
PWMコントローラ2は、補助電源回路1を介して供給される電圧Vccを電源電圧とし、コンパレータcomp1からの起動を示す出力により起動し、スイッチ素子3をオンオフさせる出力、つまりPWM制御によるゲート制御信号を出力する。
スイッチ素子3は、例えばパワーMOSFETであり、PWMコントローラ2のゲート制御により入力電源Vinからトランス4へ流す電流のオンオフを行う。
トランス4は、1次側巻線へ流れる電流によって蓄えたエネルギーを2次巻線へ変圧、出力する。
ダイオードD4は、トランス4から負荷側へ電流が流れるよう整流する。
コンデンサC1は、トランス4から負荷側へ流れる電流を平滑化する。
作用を説明する。
[補助電源回路により内部動作のための電源供給を行う作用]
別の従来の回路例(非特許文献1と近似した回路の例)を図2に示す。
図2は、従来の回路構成を示す図である。
図2の回路構成では、図1に対して、コンパレータcomp2、スイッチSW,ダイオードD3を設けず、入力電源VinからPWMコントローラ2の電源供給端子への電源供給路には、抵抗Rtrが常時接続された状態で設けられる。
コンパレータcomp1、ツェナーダイオードD1、ダイオードD2、基準電源6、PWMコントローラ2、スイッチ素子3、トランス4、補助巻線5、ダイオードD4、コンデンサC1については、図1の構成と同様であるので説明を省略する。
次に、図2の回路構成を参照して、スイッチング電源回路の起動動作について説明する。
図3は、図2の補助電源回路1を用いたスイッチング電源回路のPWMコントローラの電源電圧Vcc、PWMコントローラ2の電源電流Icc、PWMコントローラへの制御信号EN、PWMコントローラ2の出力状態のタイムチャートである。
まず、起動前の状態では、コンデンサCtrのチャージ電圧である電圧Vccは、PWMコントローラ2の起動しきい値Vth(on)より低い状態である。
そのため、PWMコントローラ2はスイッチ動作を停止、遮断した状態である。
この停止時の電流Iccは非常に小さく、例えば500uA以下である。そして、この時点では、補助巻線5の電圧は発生していない(図3の起動期間(1)を参照)。
次に起動期間になると、抵抗値の大きい抵抗RtrからコンデンサCtrを充電し、充電電流の一部は電流Icc=Icc(start)(停止時の非常に小さい値)を供給する。
コンデンサCtrの電圧は、PWMコントローラ2が起動するしきい値Vth(on)まで上昇する。このとき、抵抗Rtrを流れる電流は電流Icc(start)より大きく設定される必要がある(図3の起動期間(2)を参照)。
次に起動の状態では、コンデンサCtrの電圧が閾値電圧Vth(on)に達すると、PWMコントローラ2が起動する。そして、PWMコントローラ2は、スイッチ動作を始める。起動後は電流Iccが増大する(図3の起動(3)を参照)。Icccの値は、例えば5mA程度である。
次に起動から補助巻線5の電圧が立ち上がるまでを説明する。電流Icc(動作時)は抵抗Rtrを流れる電流Itrより大きいとする。従って、コンデンサCtrは放電して電圧Vccが低下を始める。一方、PWMコントローラ2のスイッチ動作により、補助巻線電圧が発生してくることになる(図3の(4)を参照)。
次に動作期間では、補助巻線5による電圧が立ち上がり電流Iccを供給する(図3の動作期間(5)を参照)。
この補助電源回路の抵抗Rtrを流れる電流値Itrをスタートアップ電流Icc(start)より大きく、且つ動作時電流Iccより十分小さく設定することで、抵抗Rtrによる電力損失を小さくしている。スイッチング電源回路が動き出すと、補助巻線5からの電圧をスイッチング電源回路の動作電圧(Vcc)に用いることで、補助電源回路のトータル損失は小さく抑えられる。
しかしながら、この補助電源回路では、抵抗Rtrには常に(Vin−Vcc)/Rtrの電力損失が発生する。そしてこの損失は、入力電圧範囲が広い場合に増大する。
例えば、スイッチング電源の入力電源Vinの電圧が100v〜500vの範囲である場合、閾値電圧Vth(on)を15vとすると、抵抗Rtrの最大値は、入力電源Vinの電圧が100vだと、500μAを供給する条件から、(100v-15v)/500μA=170kΩとなる。このときの電力損失は、500μA×170kΩ=0.0425Wとなる。
ここで、抵抗損失が最大になる条件は、入力電源Vinが最大値となる電圧Vin=500vの時である。この時、抵抗損失は、(500v-15v)/170kΩ=1.38Wとなり非常に大きくなる。
この損失は、特に、周囲温度が高い密閉された環境では、大きい問題となり、装置やユニットの小型化を妨げ、熱による信頼性の低下をもたらすことになる。
[スイッチング電源回路の内部動作用の電源供給を損失を抑制して行う作用]
図4は、図1の補助電源回路1を用いたスイッチング電源回路のPWMコントローラの電源電圧Vcc、PWMコントローラ2の電源電流Icc、PWMコントローラへの制御信号EN、PWMコントローラ2の出力状態、補助巻線5の電圧(時間平均値)のタイムチャートである。
実施例1の補助電源回路1を用いたスイッチング電源回路において、閾値電圧Vthを用いた判断に基づくコンパレータcomp1の出力でPWMコントローラ2が起動するまでの間(図4の起動期間(1),(2)参照)では、抵抗Rtrに電流Itrが流れており、抵抗Rtrによる損失が発生する。
また次に、PWMコントローラ2が起動した後、補助巻線電圧が立ち上がるまでの間(図4の期間(4)参照)においても、抵抗Rtrに電流Itrが流れており、抵抗Rtrによる損失が発生する。
また次に、補助巻線電圧が立ち上がり、補助巻線5による電圧Vccの供給が始まるが、スイッチSWが閉じられている間(図4の期間(5a)参照)においても、抵抗Rtrに電流Itrが流れており、抵抗Rtrによる損失が発生する。
ここで、コンパレータcomp2は、PWMコントローラ2が起動後、補助巻線電圧が立ち上がり、補助巻線5から電圧Vccが供給開始された後、スイッチSWを開く指令を出力する。
これによりスイッチSWが開くと抵抗Rtrを電流が流れなくなるため、損失が発生しなくなる。
補助巻線5から電圧Vccが供給開始された後、速やかにスイッチSWを開くため、抵抗Rtrの発熱を抑制することができる。
PWMコントローラの起動時の抵抗Rtrを流れる電流Itrが流れ始めてから補助巻線5からの電圧Vcc供給に切り替わる時間は、一般に数10msec程度と短い。そのため、実施例1の補助電源回路1では、数10msec程度に対する過渡熱対策を行えばよく、回路の小型化、放熱構造の簡略化に伴う低コスト化が実現する。
実施例1の補助電源回路にあっては、以下の効果を有する。
(1)スイッチング電源回路のトランス4への通電をオンオフするスイッチ素子3を駆動制御するPWMコントローラ2へ電源供給する補助電源回路1において、トランス4に設けた補助巻線5で生じる巻線電圧によりPWMコントローラ2へ電源供給する補助巻線5及びダイオードD2と、コンデンサCtrに充電した電荷の放電によりPWMコントローラ2へ電源供給するコンデンサCtrからPWMコントローラ2への供給ラインと、コンデンサCtrの充電電圧が基準電源6で設定する閾値電圧Vthを超えるとPWMコントローラ2へ起動指令を出力するコンパレータcomp1と、コンデンサCtrをチャージする電流を抵抗成分により調整する抵抗Rtrと、補助巻線5における補助巻線電圧を検出するダイオードD3を介する検出ラインと、ダイオードD3を介する検出ラインで検出する補助巻線電圧値に基づいて、抵抗Rtrを接続状態、非接続状態にスイッチSWで切り替えるコンパレータcomp2を備えるため、入力電圧範囲の広い電源回路において、補助電源回路の損失を抑制することができ、ひいては、回路の小型化、発熱減少による高放熱構造の簡略化に伴う低コスト化を実現することができる。
(2)コンパレータcomp2は、補助巻線5の補助巻線電圧値がPWMコントローラ2へ供給するのに充分な電圧値になると、抵抗Rtrを接続状態から非接続状態に切り替えるため、補助巻線5から電圧Vccを供給開始した後、速やかに抵抗Rtrが回路上切断状態となるため、損失を抑制することができ、抵抗Rtrの発熱を減少させることができる。
実施例2の補助電源回路は、トランジスタにより抵抗の接続、非接続を切り替える例である。
構成を説明する。
図5は実施例2の補助電源回路を用いたスイッチング電源回路の回路構成を示す図である。
実施例2の補助電源回路1では、コンパレータcomp3の一方の入力端子に補助巻線5の電圧を検出するダイオードD3を介した検出ラインを接続し、もう一方の入力端子には閾値電圧を出力する基準電源7を接続する。
コンパレータcomp3の出力端子は、抵抗R1を介してトランジスタ8のベースへ接続する。
抵抗RtrとコンデンサCtrの間は、トランジスタ8のエミッタ−コレクタにより接続する。
ダイオードD3とコンパレータcomp3の入力端子の間と、グランドの間に、コンデンサC3を介在させる。そして、抵抗R2をコンデンサC3と並列に設ける。
コンデンサC3は、補助巻線の検出電圧を、変動を抑制し安定した検出電圧値にする。
抵抗R2は、補助巻線5に発生する電圧が低下したときにコンデンサC3の電荷を放電するためのブリーダである。
その他構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
作用を説明する。
[スイッチング電源回路の内部動作用の電源供給を損失を抑制して行う作用]
実施例2では、補助巻線5の検出電圧によりコンデンサC3の電圧Vaux2を立ち上げるようにする。そして電圧Vaux2と基準電源7の閾値電圧をコンパレータcomp3が比較する。
電圧Vaux2が基準電源7の閾値電圧に達しない状態では、コンパレータcomp3の出力電圧がロー(L)であり、トランジスタ8のベース電流が流れ、トランジスタ8がオンになる。これにより抵抗Rtrに電流Itrが流れる。
そして、補助巻線5の電圧が立ち上がることにより、電圧Vaux2が基準電源7の閾値電圧に達すると、コンパレータcomp3の出力電圧がハイ(Hi)になる。すると、トランジスタ8のベース電流が流れなくなる。そのため、抵抗Rtrは遮断され、電流Itrが流れなくなる。抵抗Rtrが遮断されることにより損失の発生が抑制される。
言い換えると、補助巻線5からの電圧Vccが供給開始した後、速やかにトランジスタ8をオフにすることにより、抵抗Rtrにおける損失、発熱が抑制される。
効果を説明する。
実施例2の補助電源回路にあっては、上記(1),(2)に加えて、以下の効果を有する。
(3)切替手段は、補助巻線5からのダイオードD3を介した検出ラインの検出する補助巻線電圧値と基準電源7による所定の閾値電圧値を比較するコンパレータcomp3と、コンパレータcomp3の比較結果により抵抗Rtrに通電する接続状態から、抵抗Rtrに通電しない非接続状態に切り替えるトランジスタ8とを備えるため、補助巻線5から電圧Vccを供給開始した後、コンパレータcomp3によるトランジスタ8のオフにより、速やかに抵抗Rtrが回路上切断状態となるため、損失を抑制することができ、抵抗Rtrの発熱を減少させることができる。
以上、本発明の補助電源回路を実施例1、実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例では、入力電源Vinの電圧からPWMコントローラ2への供給電流の調整を抵抗により行ったが、半導体などでもよく、抵抗成分により損失を生じさせるものであればよい。
実施例1の補助電源回路を用いたスイッチング回路の回路図である。 従来の補助電源の回路構成を示す図である。 図2の回路構成のPWMコントローラの電源電圧Vcc、PWMコントローラの電源電流Icc、PWMコントローラへの制御信号EN、PWMコントローラの出力状態のタイムチャートである。 図1の補助電源回路1を用いたスイッチング電源回路のPWMコントローラの電源電圧Vcc、PWMコントローラ2の電源電流Icc、PWMコントローラへの制御信号EN、PWMコントローラ2の出力状態、補助巻線5の電圧(時間平均値)のタイムチャートである。 実施例2の補助電源回路を用いたスイッチング電源回路の回路構成を示す図である。
符号の説明
1 補助電源回路
2 PWMコントローラ
3 スイッチ素子
4 トランス
5 補助巻線
6 基準電源
7 基準電源
8 トランジスタ
Ctr コンデンサ
C1 コンデンサ
C2 コンデンサ
C3 コンデンサ
comp1〜comp3 コンパレータ
D1 ツェナーダイオード
D2〜D4 ダイオード
Rtr 抵抗
R1 抵抗
R2 抵抗
SW スイッチ

Claims (3)

  1. スイッチング電源回路のトランスへの通電をオンオフするスイッチ素子を駆動制御する駆動制御手段へ電源供給する補助電源回路において、
    前記トランスに設けた補助巻線で生じる補助巻線電圧により前記駆動制御手段へ電源供給する第1の電源供給手段と、
    コンデンサに充電した電荷の放電により前記駆動制御手段へ電源供給する第2の電源供給手段と、
    前記コンデンサの充電電圧が所定のしきい値電圧を超えると前記駆動制御手段へ起動指令を出力する起動指令手段と、
    前記駆動制御手段へ供給する電源電流を抵抗成分により調整する調整手段と、
    前記第1電源供給手段における補助巻線電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段の検出する補助巻線電圧値に基づいて、前記調整手段を接続状態、非接続状態に切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする補助電源回路。
  2. 請求項1に記載の補助電源回路において、
    前記切替手段は、前記第1電源供給手段の補助巻線電圧値が前記駆動制御手段へ供給するのに充分な電圧値になると、前記調整手段を接続状態から非接続状態に切り替えることを特徴とする補助電源回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の補助電源回路において、
    前記切替手段は、
    前記電圧検出手段の検出する補助巻線電圧値と所定の閾値電圧値を比較するコンパレータと、
    前記コンパレータの比較結果により前記調整手段に通電する接続状態から、前記調整手段に通電しない非接続状態に切り替えるトランジスタと、
    を備えることを特徴とする補助電源回路。
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