JP4857960B2 - スイッチング装置 - Google Patents

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本発明は、スイッチング装置に関する。
従来、スイッチング装置としては、図7に示すように、メインスイッチとしてのPチャネルのMOSFET124のゲート124Gにダイオード125及び抵抗126を介してNチャネルのMOSFET128を接続し、MOSFET124のドレイン124Dとソース124Sとにスナバ回路140を接続し、入力端子122a側からMOSFET124のゲート124G側に電流を供給可能なNPNトランジスタ134を備えたものが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。この非特許文献1に記載されたスイッチング装置120は、MOSFET128をオンしてMOSFET124のゲート124Gを抵抗126を介してグランドに接続して電位を下げてMOSFET124をオンし、MOSFET128をオフしてNPNトランジスタ134をターンオンしてMOSFET124のゲート124Gの電位を高めることによりMOSFET124をオフする。
トランジスタ技術SPECIAL No.88,「改訂新版ダイオード/トランジスタ/FET活用入門」P259(図12.35),CQ出版株式会社
しかしながら、この特許文献1に記載されたスイッチング装置120では、メインスイッチをオフする際の出力電圧の低下の安定性などについては考慮されておらず、MOSFET128をオフしたあともMOSFET124からの出力電圧が低下しにくいことがあった。MOSFET124からの出力電圧が低下しにくいとMOSFET124の温度が上昇することがあるため、MOSFET124からの出力電圧を速やかに低下させることが望まれた。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、第1スイッチング素子のオフ時において第1スイッチング素子の出力電圧を速やかに低下することができるスイッチング装置を提供することを目的の一つとする。また、オフ時において安定した状態で第1スイッチング素子の電圧を低下することができるスイッチング装置を提供することを目的の一つとする。
本発明は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明のスイッチング装置は、
入力端子と出力端子とに接続されスイッチングを司る第1制御端子を有し該入力端子から入力した電力をスイッチング可能な第1スイッチング素子と、
前記第1制御端子に接続されスイッチングを司る第2制御端子を有し該第1スイッチング素子のスイッチングを行う第2スイッチング素子と、
前記第2制御端子に接続され前記第2スイッチング素子のスイッチングを行う信号を出力する駆動回路と、
前記第1スイッチング素子の前記入力端子側に接続され前記第1スイッチング素子をオフする際に前記駆動回路が前記第2スイッチング素子をオフすると前記第1スイッチング素子から電流を引き込み可能である電圧低下回路と、
を備えたものである。
このスイッチング装置では、第1スイッチング素子をオフする際に駆動回路が第2スイッチング素子をオフすると、第1スイッチング素子の前記入力端子側に接続された電圧低下回路が第1スイッチング素子から電流を引き込む。したがって、第1スイッチング素子のオフ時において第1スイッチング素子の出力電圧を速やかに低下することができる。このため、第1スイッチング素子の温度上昇を抑えることができるし、ひいては、第1スイッチング素子のオフ時の損傷の発生を抑制することができる。
本発明のスイッチング装置において、前記第1スイッチング素子は、PチャネルのMOSFETであり、ソースが前記入力端子側に接続され、ドレインが前記出力端子側に接続され、前記第1制御端子としてのゲートが前記第2のスイッチング素子側に接続されているものとしてもよい。こうすれば、PチャネルのMOSFETを利用することにより比較的小さな駆動電流でスイッチングを行うことができる。
本発明のスイッチング装置において、前記第2スイッチング素子は、前記第1制御端子に第1抵抗を介して接続され、前記第1制御端子を前記第1抵抗を介してグランドに接続させ前記第1制御端子の電位を下げることにより前記第1スイッチング素子をオンするものとしてもよい。こうすれば、グランドへ接続することにより比較的簡単に第1スイッチング素子をオンすることができるし、第1抵抗を介するため比較的小さな電流で第1スイッチング素子をオンすることができる。
本発明のスイッチング装置において、前記電圧低下回路は、前記第1スイッチング素子の前記入力端子側と前記第2スイッチング素子の前記駆動回路側とに接続されているものとしてもよい。こうすれば、駆動回路が第2スイッチング素子をオン、オフすると、それに連動して電圧低下回路が第1スイッチング素子から電流を引き込むため、構成を簡略化することができる。
本発明のスイッチング装置において、前記電圧低下回路は、前記駆動回路側に接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサに第2抵抗を介して接続され前記第1スイッチング素子の前記入力端子側から前記第1コンデンサに電流が流れると前記入力端子側から前記第1制御端子に電流を供給可能である第3スイッチング素子と、を備えているものとしてもよい。こうすれば、第1スイッチング素子から第3スイッチング素子の制御端子及び第2抵抗を介して電流を第1コンデンサに引き込むため、オフ時において安定した状態で第1スイッチング素子の電圧を低下することができるし、比較的簡単な構成で第1スイッチング素子から電流を引き込むことができる。なお、前記第2抵抗は前記第1抵抗に比べて抵抗値が小さいものとしてもよい。このとき、前記第3スイッチング素子は、PNPトランジスタであり、ベースが前記第1コンデンサ側に接続され、エミッタが前記入力端子側に接続され、コレクタが前記第1制御端子側に接続されているものとしてもよい。こうすれば、第1スイッチング素子から電流を引き込むとベース電流が流れて第3スイッチング素子がターンオンし、第1スイッチング素子の第1制御端子側に電流を供給してこの制御端子の電圧が上昇するため、第1スイッチング素子をオフしやすい。また、前記電圧低下回路は、前記第2抵抗から前記入力端子側に順方向に接続され前記第1コンデンサの電荷を前記入力端子側へ供給可能な整流素子と、前記整流素子と並列に接続された第3抵抗と、を備えているものとしてもよい。こうすれば、第1コンデンサに蓄積された電荷を入力端子側へ確実に逃がすことができるし、第3抵抗により整流素子を保護することができる。
本発明のスイッチング装置は、前記第1スイッチング素子の前記出力端子側から第4抵抗を介して前記第1スイッチング素子の制御端子側に接続された第2コンデンサ、を備えたものとしてもよい。こうすれば、第1スイッチング素子のオン時に流れる電流を抑えることにより第1スイッチング素子を保護することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるスイッチ装置20の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のスイッチ装置20は、電子機器の省電力用のロードスイッチとして構成されており、入力端子22aと出力端子23aとに接続されたメインスイッチとしての第1スイッチング素子24と、第1スイッチング素子24のオンオフを司る第2スイッチング素子28と、第1スイッチング素子24のオフ時に出力端子23aの電圧を迅速に低下させる電圧低下回路30と、第1スイッチング素子24のオン時に第1スイッチング素子24を保護する保護回路40と、第1スイッチング素子24のスイッチングを司るASIC(Application Specific Integrated Circuit)50とを備えている。なお、入力端子22bと出力端子23bとのラインはグランド電位となっている。
第1スイッチング素子24は、比較的小さな熱容量を有するPチャネルのMOSFETであり、第1ソース24Sが入力端子22aに接続され、第1ドレイン24Dが出力端子23aに接続され、第1ゲート24Gが第1抵抗26を介して第2スイッチング素子28に接続されている。この第1スイッチング素子24は、第1ソース24Sと第1ゲート24Gとの電位差に基づいてスイッチングを行うものであり、第1ゲート24Gが第2スイッチング素子28によって第1抵抗26を介してグランドに接続され第5抵抗44と第1抵抗26との比に応じて図中A点の電位が降下することによりオンし、第2スイッチング素子28によってグランドから切り離されるとオフするように構成されている。本実施形態では、入力端子22aに入力される入力電圧Vinは、ASIC50が出力する電圧(例えば3.3V)よりも高い電圧(例えば20V)となっている。
第2スイッチング素子28は、NチャネルのMOSFETであり、第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gに第1抵抗26を介して第2ドレイン28Dが接続され、グランド電位である入力端子22bと出力端子23bとのラインに第2ソース28Sが接続され、ASIC50に第2ゲート28Gが接続されている。この第2スイッチング素子28は、ASIC50から第2ゲート28Gに電圧が印加されるとオンして第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gを第1抵抗26を介してグランドに接続する。また、第2スイッチング素子28の第2ソース28S側と第1スイッチング素子24の第1ソース24S側との間には、比較的大きな抵抗値(例えば470kΩなど)を有する第1抵抗26と比較的大きな抵抗値(例えば470kΩなど)を有する第5抵抗44とが直列に接続されており、第1スイッチング素子24のオン時の第2スイッチング素子28の第2ゲート28G−第2ソース28S間の電位が低くなると共に第2スイッチング素子28に流れる電流が小さくなっている。
電圧低下回路30は、第2スイッチング素子28のASIC50側に接続された第1コンデンサ31と、第1コンデンサ31に第2抵抗32を介して接続されると共に第1スイッチング素子24の第1ソース24S側と第1スイッチング素子24の第1ゲート24G側とに接続された第3スイッチング素子34と、第2抵抗32から第1スイッチング素子24の入力端子22a側に順方向に接続されたダイオード36と、ダイオード36と並列に接続された第3抵抗38とを備えている。第3スイッチング素子34は、PNPトランジスタであり、ベース34Bが第2抵抗32に接続され、エミッタ34Eが第1スイッチング素子24の第1ソース24S側に接続され、コレクタ34Cが第1ゲート24G側に接続されている。したがって、第3スイッチング素子34は、第1スイッチング素子24の第1ソース24S側から第1コンデンサ31側に、エミッタ34E,ベース34B,第2抵抗32を介して電流が流れると第1ソース24S側から第1ゲート24G側へ電流を増幅して供給するようになっている。また、第1コンデンサ31は、第2ゲート28Gの電位が下がると第1スイッチング素子24の第1ソース24Sから電流を引き込むようになっている。なお、第2抵抗32は、比較的小さな抵抗値(例えば10kΩなど)を有するものである。また、第3抵抗38は、比較的高い抵抗値(例えば470kΩなど)を有するものである。
保護回路40は、第1スイッチング素子24のオン時に急激な電流の増加などを抑制する回路であり、第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gと第1抵抗26との間に接続された第2コンデンサ41と、第2コンデンサ41と第1スイッチング素子24の出力端子23a側とに接続された比較的抵抗値の小さい(例えば10kΩなど)第4抵抗42とを備えている。
ASIC50は、スイッチ装置20を制御する機能を備えたICチップであり、第1スイッチング素子24のスイッチング信号として第2スイッチング素子28の第2ゲート28Gへ電圧印加の実行及び中止を行うことにより、第1スイッチング素子24のスイッチングを行う。
次に、こうして構成された本実施形態のスイッチ装置20の動作、まず第1スイッチング素子24をオンし入力端子22aと出力端子23aとを導通する動作について説明する。図2は、第1スイッチング素子24をオンしたときの説明図であり、図3は、第1スイッチング素子24のオン時の出力端子23aでの出力電圧Voutとドレイン電流Idとの経時変化を表す説明図である。まず、ASIC50がスイッチオンの信号として第2スイッチング素子28の第2ゲート28Gに電圧を印加すると、第2ソース28Sよりも第2ゲート28Gが高い電位となり、第2スイッチング素子28がオンする。すると第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gが第1抵抗26を介してグランドに接続し、第1ゲート24Gが第1ソース24Sよりも低い電位となり第1スイッチング素子24がオンする(図3のt1)。このとき、第1コンデンサ31のASIC50側の電位が高くなるため、第1コンデンサ31に蓄積されている電荷がダイオード36及び第3抵抗38を介して入力端子22a側に流れる。また、第1スイッチング素子24がオンするとドレイン電流Idが第1ソース24Sから第1ドレイン24Dを介して出力端子23a側に流れるが、第2コンデンサ41が第4抵抗42を介して電荷を蓄えることにより第1スイッチング素子のオン時に流れる電流を抑える。そして、所定時間が経過すると、出力電圧Vout及びドレイン電流Idが安定する(図3のt2)。このように、入力端子22aと出力端子23aとが導通するのである。
続いて、第1スイッチング素子24をオフし入力端子22aと出力端子23aとの導通を遮断する動作について説明する。図4は、第1スイッチング素子24をオフしたときの説明図であり、図5は、第1スイッチング素子24のオフ時の出力端子23aでの出力電圧Voutとドレイン電流Idとの経時変化を表す説明図である。まず、ASIC50がスイッチオフの信号として第2スイッチング素子28の第2ゲート28Gに電圧を印加しないようにすると、第2ゲート28Gの電位が第2ソース28Sの電位に低下し、第2スイッチング素子28がオフする。すると第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gのグランドへの接続が解除され、第1ゲート24Gが第1ソース24Sの電位に近づく(図5のt3)。このとき、第1コンデンサ31のASIC50側の電位が低くなるため、第1スイッチング素子24から第3スイッチング素子34のエミッタ34Eやベース34B,第2抵抗32を介して第1コンデンサ31に電流が流れ、電荷を第1コンデンサ31が蓄えると共に第3スイッチング素子34がターンオンする。第3スイッチング素子34がターンオンすると、第1ソース24S側から第3スイッチング素子34を介して第1ゲート24G側に電流が流れる。そして、所定時間が経過すると、出力電圧Vout及びドレイン電流Idが最低値となりスイッチオフ状態となる(図5のt4)。このとき、電圧低下回路30は、電流を第1ソース24Sから第1コンデンサ31側に引き込むと共に第1ゲート24G側に電流を流すため、電圧低下回路30がないもの(図5の点線及びt5参照)と比べて速やかに且つ安定した状態で出力電圧Vout及びドレイン電流Idが低下する。このように、入力端子22aと出力端子23aとの導通が遮断されるのである。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の第1ゲート24Gが本発明の第1制御端子に相当し、第2ゲート28Gが第2制御端子に相当し、駆動回路がASIC50に相当し、整流素子がダイオード36に相当する。
以上詳述した本実施形態のスイッチ装置20によれば、第1スイッチング素子24をオフする際にASIC50が第2スイッチング素子28をオフすると、第1スイッチング素子24の入力端子22a側(第1ソース24S)と第2スイッチング素子28のASIC50側(第2ゲート28G)とに接続された電圧低下回路30が第1スイッチング素子24の第1ソース24S側から電流を引き込む。したがって、第1スイッチング素子24のオフ時において第1スイッチング素子24の出力電圧Voutを速やかに低下することができる。このため、第1スイッチング素子24の温度上昇を抑えることができるし、ひいては、オフ時の第1スイッチング素子24の熱による損傷の発生を抑制することができる。また、熱容量の小さなMOSFETを採用することが可能であるため、利用可能なMOSFETの範囲を広げることができ、熱容量が小さなMOSFETを採用した場合にはコストを低減させることができる。また、ASIC50が第2スイッチング素子28をオフすると、それに連動して電圧低下回路30が第1スイッチング素子24から電流を引き込むため、構成を簡略化することができる。
また、第1スイッチング素子24としてPチャネルのMOSFETを利用することにより比較的小さな駆動電流でスイッチングを行うことができる。更に、第1スイッチング素子24の第1ゲート24Gを第1抵抗26を介してグランドに接続することにより第1スイッチング素子24をオンするため、比較的簡単に第1スイッチング素子24をオンすることができるし、第1抵抗26を介するため比較的小さな電流で第1スイッチング素子24をオンすることができる。更にまた、電圧低下回路30は、第1スイッチング素子24から第3スイッチング素子34のベース34B及び第2抵抗32を介して電流を第1コンデンサ31に引き込むため、オフ時において安定した状態で第1スイッチング素子の電圧を低下することができるし、比較的簡単な構成で第1スイッチング素子24から電流を引き込むことができる。また、第3スイッチング素子34は、PNPトランジスタであり、ASIC50が第2スイッチング素子28をオフすると第1ソース24Sから電流を引き込むと共にターンオンして第1ゲート24G側に電流を供給し第1ゲート24Gの電圧が上昇するため、第1スイッチング素子24をオフしやすい。そして、電圧低下回路30は、第1コンデンサ31の電荷を入力端子22a側へ供給可能なダイオード36と、ダイオード36と並列に接続された第3抵抗38とを備えているため、第1コンデンサ31に蓄積された電荷を入力端子22a側へ確実に逃がすことができるし、第3抵抗38によりダイオード36を保護することができる。そしてまた、第1スイッチング素子24の出力端子23a側から第4抵抗42を介して第1スイッチング素子24の第1ゲート24G側に接続された第2コンデンサを備えているため、第1スイッチング素子24のオン時に流れる電流を抑えることにより第1スイッチング素子24を保護することができる。そして更に、入力端子22aから入力し出力端子23aへ出力する電圧Vin、Voutよりも低い電圧でスイッチ装置20を駆動可能であるため、比較的安全にスイッチ装置20を駆動することができる。また、第1抵抗26や第3抵抗38,第5抵抗44など、スイッチ装置20の駆動に関する抵抗が比較的大きな抵抗値を有し駆動時に流れる電流が小さいため、省電力化を一層図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、第2スイッチング素子28をNチャネルのMOSFETとしたが、バイアス抵抗を内蔵したNPNトランジスタ、いわゆるデジタルトランジスタとしてもよい。こうしても、第1スイッチング素子24のオフ時において第1スイッチング素子24からの出力電圧を速やかに低下することができる。
上述した実施形態では、電圧低下回路30の一端は、第2スイッチング素子28のASIC50側(第2ゲート28G)に接続されているものとしたが、ここに接続されていないものとしてもよい。このとき、第1コンデンサ31の一端には第1スイッチング素子24のオン、オフに伴い電位が上昇、降下する回路を設ける。こうすれば、第1コンデンサ31の電位を変化させる構成が必要となるが、第1スイッチング素子のオフ時において第1スイッチング素子の出力電圧を速やかに低下することはできる。
上述した実施形態では、電子機器の省電力用のロードスイッチとして構成されたスイッチ装置20としたが、図6に示すように、この構成を備えたDC−DCコンバータ装置60としてもよい。具体的には、第1スイッチング素子24の出力端子側(第1ドレイン24D側)と出力端子23aとに接続されたコイル62と、出力端子23bからコイル62の第1スイッチング素子24側に順方向に接続された第2ダイオード61と、出力端子23bからコイル62の出力端子23a側に接続された第3コンデンサ64とを備えている。そして、DC−DCコンバータ装置60において、第1スイッチング素子24のスイッチングを行うことにより入力端子22aに入力した入力電圧Vinを変更して出力端子23aへ出力する。こうしても、第1スイッチング素子24のオフ時において第1スイッチング素子24からの出力電圧を速やかに低下することができる。特に、第1スイッチング素子24の出力端子23a側にコイル62が接続されており、第1スイッチング素子24のオフ時に出力電圧Voutが低下しにくいため、本発明を適用する意義が高い。
スイッチ装置20の構成の概略を示す構成図である。 第1スイッチング素子24をオンしたときの説明図である。 オン時の出力電圧とドレイン電流との経時変化を表す説明図である。 第1スイッチング素子24をオフしたときの説明図である。 オフ時の出力電圧とドレイン電流との経時変化を表す説明図である。 DC−DCコンバータ装置60の構成の概要を示す構成図である。 従来のスイッチ装置120の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20 スイッチ装置、22a,b 入力端子、23a,b 出力端子、24 第1スイッチング素子、26 第1抵抗、28 第2スイッチング素子、30 電圧低下回路、31 第1コンデンサ、32 第2抵抗、34 第3スイッチング素子、36 ダイオード、38 第3抵抗、40 保護回路、41 第2コンデンサ、42 第4抵抗、44 第5抵抗、50 ASIC、60 DC−DCコンバータ装置、61 第2ダイオード、62 コイル、64 第3コンデンサ。

Claims (6)

  1. 入力端子と出力端子とに接続されスイッチングを司る第1制御端子を有し該入力端子から入力した電力をスイッチング可能な第1スイッチング素子と、
    前記第1制御端子に接続されスイッチングを司る第2制御端子を有し該第1スイッチング素子のスイッチングを行う第2スイッチング素子と、
    前記第2制御端子に接続され前記第2スイッチング素子のスイッチングを行う信号を出力する駆動回路と、
    前記第1スイッチング素子の前記入力端子側に接続され前記第1スイッチング素子をオフする際に前記駆動回路が前記第2スイッチング素子をオフすると前記第1スイッチング素子から電流を引き込み可能である電圧低下回路と、
    を備え
    前記電圧低下回路は、前記第2スイッチング素子の前記駆動回路側に接続されるか又は前記第1スイッチング素子のオン、オフに伴い電位が上昇、降下する回路に接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサに第2抵抗を介して接続され前記第1スイッチング素子の前記入力端子側から前記第1コンデンサに電流が流れると前記入力端子側から前記第1制御端子に電流を供給可能である第3スイッチング素子と、を備えている、
    スイッチング装置。
  2. 前記第1スイッチング素子は、PチャネルのMOSFETであり、ソースが前記入力端子側に接続され、ドレインが前記出力端子側に接続され、前記第1制御端子としてのゲートが前記第2のスイッチング素子側に接続されている、
    請求項1に記載のスイッチング装置。
  3. 前記第2スイッチング素子は、前記第1制御端子に第1抵抗を介して接続され、前記第1制御端子を前記第1抵抗を介してグランドに接続させ前記第1制御端子の電位を下げることにより前記第1スイッチング素子をオンする、
    請求項2に記載のスイッチング装置。
  4. 前記第3スイッチング素子は、PNPトランジスタであり、ベースが前記第1コンデンサ側に接続され、エミッタが前記入力端子側に接続され、コレクタが前記第1制御端子側に接続されている、
    請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチング装置。
  5. 前記電圧低下回路は、前記第2抵抗から前記入力端子側に順方向に接続され前記第1コンデンサの電荷を前記入力端子側へ供給可能な整流素子と、前記整流素子と並列に接続された第3抵抗と、を備えている、
    請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチング装置。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のスイッチング装置であって、
    前記第1スイッチング素子の前記出力端子側から第4抵抗を介して前記第1スイッチング素子の制御端子側に接続された第2コンデンサ、
    を備えたスイッチング装置。
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