JP2010125078A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
普通機と称されるパチンコ遊技機において、複数の入賞装置への入賞順序の適否を報知する。また、該報知により遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にして、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知する報知手段を備えたパチンコ遊技機。
【選択図】図18

Description

本発明は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置と、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構を有するパチンコ遊技機において、前記複数の入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知するパチンコ遊技機に関するものである。
従来より、パチンコ遊技機の構成および機能の複雑化に伴い、パチンコ遊技機の遊技方法については分かりづらいものとなっており、遊技者とりわけ初心の遊技者が安心して遊技を行えるために、どのように遊技方法を説明するのかがホール運営上重要な問題となっている。
特許文献1に記載のパチンコ遊技機は、大当り状態となる可能性が高くなった場合に役物を回転させて大当り予告を行うものであった。
特開2000−202141
上述したように一般に、普通機と称されるパチンコ遊技機については、入賞装置への入賞を契機として付与される入賞口への入賞に対して、遊技方法を熟知した遊技者と遊技方法を熟知していない遊技者とでは獲得賞球数に差異が生じる可能性が比較的高いものであるため、遊技者の熟練度による有利不利が顕著に現れるものであり、公平性が保たれた遊技環境を提供するために遊技方法の説明が重要課題とされている。
しかしながら、上記特許文献1に記載のパチンコ遊技機においては、図29に示されるように、ゲーム表示部Dの表示状態が大当り状態となる可能性が高い時に、ワープ球センサSによってパチンコ球が流下したことを検知すると役物Aを回転させて大当り予告を行なうにすぎないものであり、役物装置に遊技球が入賞した後に、該複数の入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利であったかどうかを報知することができないという問題があった。
このためホールは、パチンコ遊技機についての小冊子を設置したり、遊技方法を記載したPOPを別途作成したり、遊技者に対してホール従業員による遊技方法の説明を行なったりと、パチンコ遊技機の遊技方法の説明のために多くの手間と費用が必要とされていた。
そこで本発明者らは、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知する報知手段から成るという本発明の技術的思想に着眼して、さらに研究開発を重ねた結果、遊技者が報知された役物の動作態様により前記複数の侵入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が、遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを知ることができるという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知する報知手段から成る
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
遊技球の複数の進入穴からの進入および入賞装置への入賞を検知して、検知情報を出力する検知手段と、
検知手段の検知出力に基づき前記複数の進入穴への進入順序またはおよび前記入賞装置への入賞順序の適否について役物の動作態様によって報知する報知手段を備えた
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明または第2発明において、
遊技球の前記入賞装置への入賞順序の適否に応じて前記報知手段によって報知される役物の動作態様を任意のタイミング、役物の動作態様の種類またはおよび順序で設定する報知順序設定手段を備えた
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
遊技球の前記複数の進入穴への進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知順序設定手段が作動する
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されている
ものである。
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた入賞装置を複数有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
入賞装置毎に異なった役物の動作態様が設定されており、設定された役物の動作態様が前記複数の入賞装置への入賞順序の適否を反映するように構成されている
ものである。
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
入賞装置に入賞する毎に、入賞検知手段により検知された前回の入賞情報と該入賞検知手段により検知された今回の入賞情報とを比較する入賞情報比較手段と、
入賞情報比較手段の比較結果に基づき、前回の入賞情報に対して今回の入賞情報が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知する報知手段とを備えた
ものである。
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
入賞装置の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
入賞装置に入賞する毎に、入賞検知手段により検知された入賞情報および入賞前における開閉状態検知手段により検知された開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブルに従って、遊技者にとって有利な入賞かどうかを判定する判定手段と、
判定手段における判定結果に基づいて有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知する報知手段とを備えた
ものである。
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、
前記第6発明ないし第8発明のいずれかにおいて、
前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記報知手段により報知する役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されている
ものである。
本発明(請求項10に記載の第10発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
入賞装置へ入賞した遊技球の動きに基づき作動して、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて役物の動作態様によって報知する報知手段から成る
ものである。
本発明(請求項11に記載の第11発明)のパチンコ遊技機は、
前記第10発明において、
前記報知手段が、前記遊技球の動きにより入賞した入賞装置を判別するとともに、該入賞装置への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判別する判別機構と、
前記判別機構の判別により、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかによって異なった動作をする表示役物から成る
ものである。
本発明(請求項12に記載の第12発明)のパチンコ遊技機は、
前記第11発明において、
前記判別機構は、前記遊技球の落下位置によって揺動方向が異なる揺動部材によって構成されている
ものである。
本発明(請求項13に記載の第13発明)のパチンコ遊技機は、
前記第11発明において、
前記判別機構は、前記遊技球が入賞した入賞装置によって回転方向が異なり、入賞した遊技球を複数の供給導路に振り分ける回転機構によって構成されている
ものである。
本発明(請求項14に記載の第14発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第13発明のいずれかにおいて、
前記報知手段によって報知する役物の動作態様が、揺動動作またはおよび回転動作によって構成されている
ものである。
本発明(請求項15に記載の第15発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第14発明のいずれかにおいて、
前記報知手段によって報知する役物の動作態様が、直線動作またはおよび往復動作によって構成されている
ものである。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、前記報知手段が該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により前記複数の侵入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が、遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。また、前記複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるという効果を奏する。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記検知手段が遊技球の複数の進入穴からの進入および入賞装置への入賞を検知して、検知情報を出力して、前記検知手段の検知出力に基づき、前記報知手段によって前記複数の進入穴への進入順序またはおよび前記入賞装置への入賞順序の適否について役物の動作態様によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により前記複数の侵入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が、遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。また、前記複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるという効果を奏する。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明または第2発明において、前記報知順序設定手段が、遊技球の前記入賞装置への入賞順序の適否に応じて前記報知手段によって報知される役物の動作態様を任意のタイミング、役物の動作態様の種類またはおよび順序で設定するので、前記報知順序設定手段の作動を契機として報知する役物の動作態様のタイミング、役物の動作態様の種類またはおよび順序を変更するため、遊技者に興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、遊技球の前記複数の進入穴への進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知順序設定手段が作動するので、前記報知手段において報知される役物の動作態様の順序の基準を明確にすることができるという効果を奏する。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記複数の入賞装置での入賞した順序が、遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏するとともに、報知された該役物の動作態様によって前記複数の入賞装置への入賞した順序が、遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるという効果を奏する。
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記入賞検知手段が遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力して、前記入賞検知手段の検知出力に基づき、前記報知手段によって入賞装置毎に設定された前記複数の入賞装置への入賞順序の適否を反映する異なった役物の動作態様によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により入賞した入賞装置の適否を知ることができるという効果を奏する。
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記入賞検知手段が遊技球の前記入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力して、入賞装置に入賞する毎に、前記入賞情報比較手段によって前記入賞検知手段により検知された前回の入賞情報と該入賞検知手段により検知された今回の入賞情報とを比較することにより、前記報知手段が前記入賞情報比較手段の比較結果に基づき、前回の入賞情報に対して今回の入賞情報が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利かどうかを知ることができるという効果を奏する。また、報知された該役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者は遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記開閉状態検知手段により前記入賞装置の開閉状態を検知して、前記入賞検知手段によって遊技球の前記入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力することにより、前記入賞装置に入賞する毎に、前記判定手段において入賞検知手段により検知された入賞情報および入賞前における開閉状態検知手段により検知された開閉状態に基づいて構成される前記入賞判定テーブルに従って、該入賞が遊技者にとって有利な入賞かどうかを判定して、前記報知手段が前記判定手段における判定結果に基づいて有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知するので、遊技者は報知された役物の動作態様により前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを知ることができるという効果を奏するとともに、報知された該役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、前記第6発明ないし第8発明のいずれかにおいて、前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記報知手段により報知する役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記複数の入賞装置での入賞した順序が、遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏するとともに、報知された該役物の動作態様によって前記複数の入賞装置への入賞した順序が、遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるという効果を奏する。
本発明(請求項10に記載の第10発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴から遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時に、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記入賞装置へ入賞した遊技球の動きに基づき作動する前記報知手段が、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知するので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、遊技者が報知された役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。また、報知された該役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者は遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項11に記載の第11発明)のパチンコ遊技機は、前記第10発明において、前記判別機構が前記遊技球の動きにより入賞した入賞装置を判別するとともに、該入賞装置への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判別して、前記報知手段としての表示役物が前記判別機構の判別に基づいて、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかによって異なった動作をするので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、遊技者が報知された役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。また、報知された該役物の動作態様によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者は遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項12に記載の第12発明)のパチンコ遊技機は、前記第11発明において、前記判別機構が前記遊技球の落下位置によって揺動方向が異なる揺動部材によって判別するので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを判別することができるという効果を奏する。
本発明(請求項13に記載の第13発明)のパチンコ遊技機は、前記第11発明において、前記判別機構が前記遊技球が入賞した入賞装置によって回転方向が異なり、入賞した遊技球を複数の供給導路に振り分ける回転機構によって判別するので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを判別することができるという効果を奏する。
本発明(請求項14に記載の第14発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第13発明のいずれかにおいて、前記報知手段が、役物の揺動動作またはおよび回転動作によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって該入賞装置への入賞が有利であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本発明(請求項15に記載の第15発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第14発明のいずれかにおいて、前記報知手段が、役物の直線動作またはおよび往復動作によって前記入賞装置への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって該入賞装置への入賞が有利であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は前記第1発明、第6発明、第9発明および第14発明の実施例であり、図12に示されるように第2種非電動役物12ないし15の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチ29および25毎に異なった揺動動作をする役物の動作態様が設定されていて、異なった揺動動作が設定されている餅つき動作を模した役物の動作態様が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を反映するように構成した点を特徴とする。
また、第2種非電動役物12ないし14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設することにより、パチンコ遊技機製造に必要となる前記入賞検知スイッチの数を減らした点に特徴がある。
第1実施例のパチンコ遊技機は、図1ないし図12に示されるように、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置有するパチンコ遊技機において、遊技球の複数の進入穴からの進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構1と、遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段2と、入賞検知手段の検知出力に基づき入賞順序の適否について役物の動作態様によって報知する報知手段9を備えるものである。
第1実施例のパチンコ遊技機は、図1ないし図12に示されるように遊技盤100に、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第1種非電動役物10および11と、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第2種非電動役物12ないし15が配設されている。
前記変換機構1は、遊技球の進入を検知して、前記第1種非電動役物および第2種非電動役物の誘導状態を変換する変換機構10Tないし15Tによって構成される。
前記入賞検知手段2は、各入賞装置への入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29によって構成される。
前記報知手段9は、図2および図12に示されるように前記遊技盤100の下側右方の非遊技領域に配設され、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29より出力された入賞情報に基づいて、前記入賞検知スイッチ毎に設定された角度によって槌を振り上げたり振り下ろしたりする人間の形をした役物99と、臼の形に成形された装飾部材98とによって構成される。
なお、前記人間の形をした役物99は、腕の角度を一定角度に駆動制御するためのステッピングモーター99Mを格納しており、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29より出力された入賞情報に基づいて、前記腕および腕と一体となって形成された槌を、振り上げた位置または振り下ろした位置に制御する。
第1実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29より出力された入賞情報に基づいて同一または異なった角度範囲で揺動動作する役物の動作態様で報知する前記人間の形をした役物99と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、前記第2種非電動役物13の上入賞口への入賞を支持する下ゲート33と、遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路を備えている。
前記第1種非電動役物10は、図4または図5に示されるように略扇形状に形成され対向して揺動可能に配設された左誘導部材40および右誘導部材41と、変換機構10Tにより構成されている。
前記変換機構10Tは、前記左誘導部材40および右誘導部材41の閉鎖状態においては前記左誘導部材40および右誘導部材41の下端部に当接支持することにより前記左誘導部材40および右誘導部材41を閉鎖状態に維持させるロック部材42と、前記ロック部材42と一体的に形成され上入賞口より入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第1のガイド部材43と、前記ロック部材42および第1のガイド部材43と対向して平行に形成され、前記左誘導部材40および右誘導部材41の拡開状態において、前記左誘導部材40および右誘導部材41に誘導されて入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第2のガイド部材45と、前記第1のガイド部材43の略中心位置に介挿され前記ロック部材42と、第1のガイド部材43、および第2のガイド部材45の揺動動作を支持する略円柱状の支持部材44により構成されている。
なお、前記左誘導部材40および右誘導部材41は、図4(a)に示されるようにその閉鎖状態において、前記第1種非電動役物10の上入賞口より入賞した遊技球は前記第1のガイド部材43上に落下して、図4(b)に示されるように前記第1のガイド部材43が前記支持部材44を支点として図4中時計方向に揺動動作するため、前記第1のガイド部材43と一体的に形成された前記ロック部材42と前記左誘導部材40および右誘導部材41との間に介挿された当接状態が解除されることにより、前記左誘導部材40および右誘導部材41が自重により拡開状態に変換される。
なお、図5(a)に示されるように前記左誘導部材40および右誘導部材41の拡開状態において、前記左誘導部材40および右誘導部材41に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材45上に落下して、図5(b)に示されるように前記第2のガイド部材45が前記支持部材44を支点として図5中時計方向に揺動動作するため、前記第1のガイド部材43と一体的に形成された前記ロック部材42が前記左誘導部材40および右誘導部材41との間に介挿されて当接状態となることにより、前記左誘導部材40および右誘導部材41が閉鎖状態に変換される。
なお、以下の説明では図4および図5に示されるように遊技球の進入により左誘導部材および右誘導部材を閉鎖状態から拡開状態へと変換する変換機構における範囲を拡開落下点OPとして表すとともに、左誘導部材および右誘導部材を拡開状態から閉鎖状態へと変換する変換機構における範囲を閉鎖落下点CLとして表す。
前記第1種非電動役物11および変換機構11Tは前記第1種非電動役物10および変換機構10Tと同様の構成であるため説明を省略する。
前記第2種非電動役物12は、図6ないし図9に示されるように略扇形状に形成された左誘導部材50および右誘導部材51と、変換機構12Tにより構成されている。
前記変換機構12Tは、前記左誘導部材50および右誘導部材51の閉鎖状態においては前記左誘導部材50および右誘導部材51の下端部に当接支持することにより前記左誘導部材50および右誘導部材51を閉鎖状態に維持させるロック部材52と、前記ロック部材52と一体的に形成され上入賞口より入賞して拡開落下点OPに落下した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第1のガイド部材53と、前記ロック部材52および第1のガイド部材53と対向して平行に形成され、前記左誘導部材50および右誘導部材51の拡開状態において、前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第2のガイド部材55と、前記第1のガイド部材53の略中心位置に介挿され前記ロック部材52、第1のガイド部材53、および第2のガイド部材55の揺動動作を支持する略円柱状の支持部材54と、前記第1のガイド部材53の図中後方右端に穿設され後述する第2の左アーム58の揺動動作を連絡する円柱状の連絡棒56と、前記左ゲート30および中ゲート31を通過した遊技球の自重により押圧されて揺動し、一方の先端に前記第2の左アーム58の歯部と噛み合う歯部を有する略くの字状の第1の左アーム57と、一方の先端に前記第1の左アーム57の歯部と噛み合う歯部を有するとともに他方の先端において図9に示されるように前記連絡棒56と当接する突出部59を備え、前記第1の左アーム57が図中時計方向に揺動する場合には互いに噛み合う歯部において連絡して図中反時計方向に揺動する略Yの字状の第2の左アーム58により構成されている。
なお、前記第2の左アーム58が、図8(B)に示されるように遊技球の落下による前記第1の左アーム57の時計方向の揺動に応じて中反時計方向に揺動することにより前記連絡棒56が前記突出部59によって図8(B)中下方に揺動されるので、図7に示されるように前記第1のガイド部材53が前記支持部材54を支点として図7中反時計方向に揺動するため、前記左誘導部材50および右誘導部材51の下部に介挿されている前記ロック部材52のロック機構としての状態が解除され、前記左誘導部材50および右誘導部材51が拡開状態となる。
なお、上述したように図8(B)に示される前記左誘導部材50および右誘導部材51の拡開状態において、前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材55の閉鎖落下点CLに落下して、前記第2のガイド部材55が前記支持部材54を支点として揺動動作するため前記第1のガイド部材53と一体的に形成された前記ロック部材52が前記左誘導部材50および右誘導部材51の下部に介挿され当接状態となることにより、前記左誘導部材50および右誘導部材51が閉鎖状態に変換される。
第2種非電動役物14および変換機構14Tは前記第2種非電動役物12および変換機構12Tと左右対称に構成されており、基本構成が同様であるため説明および図示を省略する。すなわち、第2種非電動役物14は上入賞口より入賞した場合に加え、前記中ゲート31および右ゲート32を遊技球が通過した場合に、該入賞した遊技球または通過した遊技球が前記第2種非電動役物14における拡開落下店OPに落下することにより拡開状態となるように構成されている。
なお、上記した前記変換機構12Tにおいて図8(B)を用いた説明と同様に、前記第2種非電動役物14は、左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材の下部に介挿され当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。
第2種非電動役物13は前記第1種非電動役物10と基本構成が同様であるため、相違点を中心に説明する。
前記第2種非電動役物13の変換機構13Tの動作原理は、図10に示されるように前記下ゲート33に支持されるか、または直接上入賞口へ入賞した遊技球が拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるとともに、前記左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32に進入した遊技球が拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるものである。
なお、上述したように左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材と当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。
第2種非電動役物15は前記第1種非電動役物10と基本構成が同様であるため、相違点を中心に説明する。
前記第2種非電動役物15の変換機構15Tの動作原理は、前記第2種非電動役物12、13および14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球が、図3に示されるように前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路を通って、前記第2種非電動役物15の拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるものである。
なお、上述したように左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材と当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。
本第1実施例のパチンコ遊技機の制御システムの概要は図11に示されるように、メイン制御基板80に信号を出力する入賞検知手段2を構成する入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29と、メインCPU81、メインROM82およびメインRAM83を格納した前記メイン制御基板80と、前記メイン制御基板80からの信号を入力して前記ステッピングモーター99Mに対して出力指令を出力する役物動作制御基板84と、前記メイン制御基板80からの信号を入力して賞球払出指令を出力する払出制御基板85によって構成される。
以下において、本第1実施例における前記人間の形をした役物99によって報知される前記人間の形をした役物99の動作態様の決定制御を説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機における前記第1種非電動役物10および11へ遊技球が入賞すると図12に示されるように前記入賞検知スイッチ20および21に対応して設定された役物の動作態様(サ)が前記人間の形をした役物99によって報知される。同様に、入賞口16および17へ遊技球が入賞すると前記入賞検知スイッチ26および27に対応して設定された役物の動作態様(サ)が前記人間の形をした役物99によって報知される。
なお、役物の動作態様(サ)については、図12に示されるように前記人間の形をした役物99の腕および腕と一体となって形成された槌が図中(ア)の位置にある時は、該腕および腕と一体となって形成された槌が図中(サ)Aの位置に揺動動作した後に、図中(ア)の位置に復帰するとともに、前記人間の形をした役物99の腕および腕と一体となって形成された槌が図中(イ)の位置にある時は、該腕および腕と一体となって形成された槌が図中(サ)Bの位置に揺動動作した後に、図中(イ)の位置に復帰するものとする。
また、第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると図12に示されるように前記入賞検知スイッチ29に対応して設定された役物の動作態様(ア)が前記人間の形をした役物99によって報知される。同様に、第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると前記入賞検知スイッチ25に対応して設定された役物の動作態様(イ)が前記人間の形をした役物99によって報知される。
なお、役物の動作態様(ア)については、図12に示されるように前記人間の形をした役物99の腕および腕と一体となって形成された槌が図中(ア)の位置に揺動動作するものとし、役物の動作態様(イ)については、前記人間の形をした役物99の腕および腕と一体となって形成された槌が図中(イ)の位置に揺動動作するものとする。
すなわち、本第1実施例のパチンコ遊技機では、図12に示されるように一例として役物の動作態様(ア)については例えば一般的に餅つき動作における槌を振り上げる動作をイメージさせる役物の動作に設定し、役物の動作態様(イ)については例えば一般的に餅つき動作における槌を振り下ろす動作をイメージさせる役物の動作に夫々設定することにより、「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(イ)→役物の動作態様(ア)→…」のように役物の動作態様(ア)と役物の動作態様(イ)が交互に報知された場合には違和感のない役物の動作態様の順序となるようにして意味を有するようにして、「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(イ)→…」のように役物の動作態様(ア)が続けて報知された場合には連続する役物の動作態様がちぐはぐな発生順序となるものである。
以下、上記構成および作用の本第1実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29が入賞装置への入賞を検知するとともに入賞情報を出力して、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29毎に同一または異なった役物の動作態様が設定されていて、前記人間の形をした役物99によって報知される設定された役物の動作態様が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を反映するように構成されているので、遊技者が報知された連続する役物の動作態様の順序により入賞した入賞装置の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、報知された役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設したので、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞を1つの検知手段によって検出したので、必要となる検知手段の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記人間の形をした役物99が、役物の揺動動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
第2実施例のパチンコ遊技機は、前記第1発明および第10発明ないし第14発明の実施例であり、図1ないし図10、図13ないし図16に示されるように、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、複数の進入穴からの遊技球が進入した時および入賞装置へ入賞した時、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構1と、前記入賞装置へ入賞した遊技球を複数の振分誘導路に振り分ける振分機構5と、該振分機構5によって振り分けられた前記振分誘導路を移動する遊技球の自重により作動して、前記入賞装置への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判別する判別機構6と、前記判別機構6の判別結果に基づいて遊技者にとって有利かどうかで異なった回転動作をする役物の動作態様によって報知する回転式報知役物995を備えるものである。
また、本第2実施例のパチンコ遊技機は、図13に示されるように前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路202、212、252、262、272、292および302を通って、賞球払出制御を開始するための賞球払出スイッチSを通過するように構成することにより、パチンコ遊技機製造に必要となる入賞検知スイッチの数を減らした点に特徴がある。なお、以下においては上述した第1実施例との相違点を中心に説明し、同様の構成または作用については同一符号を付して説明を省略する。
前記遊技球導出路202は、前記第1種非電動役物10へ入賞した遊技球および前記第2種非電動役物12の上入賞口より入賞した遊技球が通って前記賞球払出スイッチSへと連絡しており、前記遊技球導出路212は、前記第1種非電動役物11へ入賞した遊技球および前記第2種非電動役物14の上入賞口より入賞した遊技球が通って前記賞球払出スイッチSへと連絡しており、前記遊技球導出路252は、前記第2種非電動役物15の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球が前記振分機構5および前記判別機構6を通った後前記賞球払出スイッチSへと連絡している。前記遊技球導出路262は、前記入賞口16へ入賞した遊技球が通って前記賞球払出スイッチSへと連絡しており、前記遊技球導出路272は、前記入賞口17へ入賞した遊技球が通って前記賞球払出スイッチSへと連絡しており、前記遊技球導出路292は、前記第2種非電動役物12ないし14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球および、前記第2種非電動役物15の上入賞口より入賞した遊技球が前記振分機構5および前記判別機構6を通った後前記賞球払出スイッチSへと連絡しており、前記遊技球導出路302は、前記第2種非電動役物13の上入賞口より入賞した遊技球が通って前記賞球払出スイッチSへと連絡している。
すなわち、上の段の第2種非電動役物12ないし14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は遊技球導出路292を移動して前記振分機構5の落下点292Pへ落下し、または下の段の第2種非電動役物15の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は遊技球導出路252を移動して前記振分機構5の落下点252Pへ落下する。
前記振分機構5は、図14および図15に示されるように、4個の突出部より成る回転自在の略十字型の横断面形状の回転部材より成り、略円弧状の遊技球を受容する受容部392Cおよび352Cと、一方面にテーパ部が配設された遊技球の移動方向を90度変更して誘導する誘導部392Gおよび352Gと、一体的に形成された前記2つの受容部および2つの誘導部の略中心に配設され、前記2つの受容部および2つの誘導部の回転動作を可能にするヒンジ部272と、遊技者にとって有利な入賞順序で前記第2種非電動役物12ないし15へ入賞した時に振り分けられる遊技球振分誘導路GGと、遊技者にとって有利とならない入賞順序で前記第2種非電動役物12ないし15へ入賞した時に振り分けられる遊技球振分誘導路BBによって構成される。
前記判別機構6は、遊技球振分誘導路GGを通った遊技球を受容する受容部材252Cおよび遊技球振分誘導路BBを通って落下した遊技球を受容する受容部材292Cと、前記受容部材252Cおよび292Cの回転範囲を規制するための制止部材252Sおよび292Sと、前記受容部材252Cおよび292Cと一体となって落下してきた遊技球の自重により回転する回転部材996によって構成されている。なお、前記回転部材996の回転動作には一定量の抵抗が付与されており、前記受容部材252Cまたは292Cが落下してきた遊技球の自重による押圧等の外部から力が加えられた時には移動するが、外部から力が加えられていない時には移動しない構成となっている。
本第2実施例のパチンコ遊技機は前記振分機構5によって遊技球の自重により回転して遊技球を振り分けることにより、異なった方向に回転部材996が回転動作することによって、回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と回転連絡機構7を介して同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転して報知する回転式報知役物995上に配設された「×」の報知図柄975aおよび「○」の報知図柄975bが、遊技者にとって視認可能な前記遊技盤100の上方中央部に配設された報知窓としての透明なクリアプレート982を介して報知されることにより、前記回転式報知役物995の動作態様が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否に基づく役物の動作態様によって報知するように構成した点を特徴とする。
前記回転連絡機構7は、図16に示されるように、前記回転部材996と一体となって回転する回転ギア996Gと、該回転ギア996Gと噛み合う歯部が内面に形成された連結ベルト996Bによって連絡された回転ギア997Gと、当該回転ギア997Gと一体となって回転する回転ギア998Gと、該回転ギア998Gと噛み合う歯部が内面に形成された連結ベルト998Bによって連絡された回転ギア999Gと、当該回転ギア999Gと一体となって回転する回転ギア1000Gと、該回転ギア1000Gと噛み合う歯部が内面に形成された連結ベルト1000Bによって連絡された回転ギア1001Gとによって構成されている。
上記構成より成る本第2実施例のパチンコ遊技機は、図14(a)に示されるように、遊技球が前記遊技球振分誘導路BBを通って前記受容部材292Cに受容された時には、遊技球の自重によって前記回転部材996および前記回転ギア996Gが図中反時計方向に回転して、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「×」と描かれた報知図柄975aが前記クリアプレート982に対向する位置で停止する。また図14(b)に示されるように、遊技球が前記遊技球振分誘導路GGを通って前記受容部材252Cに受容された時には、遊技球の自重によって前記回転部材996および前記回転ギア996Gが図中時計方向に回転して、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡され前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「○」と描かれた報知図柄975bが前記クリアプレート982に対向する位置で停止するように構成されている。
なお、受容部材252Cまたは292Cにおいて前記受容部材252Cまたは292Cの受容部に受容された遊技球は図14(b)または(a)に示される位置まで前記回転部材996を押圧回転すると、前記受容部材252Cまたは292Cと前記制止部材252Sまたは252Sが接触した位置において再び遊技球導出路の下流側部位252D、292Dへと誘導供給され、図中下方の賞球払出スイッチSへと向かう。
以下において、上記構成の本第2実施例における前記回転式報知役物995によって報知される役物の動作態様を説明する。
本第2実施例のパチンコ遊技機における前記第1種非電動役物10および11に遊技球が入賞すると遊技球が移動する遊技球導出路202および212は、前記振分機構5の前記受容部352Cおよび392Cに連絡していないため、前記回転式報知役物995は回転しない。同様に、前記入賞口16および17に遊技球が入賞すると遊技球が移動する遊技球導出路262および272は前記振分機構5の前記受容部352Cおよび392Cに連絡していないため、前記回転式報知役物995は回転しない。
一方、前記振分機構5が図15(a)に示される状態にある時に、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図15(c)に示されるように遊技球導出路292を介して移動した遊技球が、前記振分機構5の受容部392Cを半時計方向に押圧回転させるとともに、前記遊技球振分誘導路GGへと落下移動するため、該遊技球がその自重により前記受容部材252Cおよび回転部材996を図中時計方向に押圧回転させることによって、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「○」と描かれた報知図柄975bが透明な前記クリアプレート982を介して報知される。
なお、前記振分機構5が図15(b)に示される状態にある時に、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図15(d)に示されるように遊技球導出路292を介して移動した遊技球が、前記振分機構5の誘導部392Gを押圧するが、前記振分機構5が図15(b)に示される状態にある時は前記受容部392Cと固定の遊技球振分誘導路壁Wが接触して前記振分機構5の図中反時計方向への回転動作を規制するため、前記誘導部392Gおよび振分機構5は回転しない。すなわち、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は前記誘導部392Gによってその移動方向が90度変更され水平方向の前記遊技球振分誘導路BBへと誘導されるため、該遊技球がその自重により前記受容部材292Cおよび回転部材996を図中反時計方向に押圧回転させることによって、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「×」と描かれた報知図柄975aが透明な前記クリアプレート982を介して報知される。
また、前記振分機構5が図15(a)に示される状態にある時に、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図15(e)に示されるように遊技球導出路252を介して移動した遊技球が、前記振分機構5の誘導部352Gを押圧するが、前記振分機構5が図15(a)に示される状態にある時は前記受容部352Cと固定の遊技球振分誘導路壁Wが接触して前記振分機構5の図中時計方向への回転動作を規制するため、前記誘導部材352Gおよび振分機構5は回転しない。すなわち、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は前記誘導部352Gによってその移動方向が90度変更され水平方向の前記遊技球振分誘導路GGへと誘導されるため、該遊技球がその自重により前記受容部材252Cおよび回転部材996を図中時計方向に押圧回転させることによって、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「○」と描かれた報知図柄975bが透明な前記クリアプレート982を介して報知される。
なお、前記振分機構5が図15(b)に示される状態にある時に、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図15(f)に示されるように遊技球導出路252を介して移動した遊技球が、前記振分機構5の受容部352Cを時計方向に押圧回転させるとともに、前記遊技球振分誘導路GGへと落下移動するため、該遊技球がその自重により前記受容部材252Cおよび回転部材996を図中時計方向に押圧回転させることによって、前記回転連絡機構7によって回転動作が連絡して前記回転部材996と同方向に回転する回転ギア1001Gと一体となって回転する回転式報知役物995の「○」と描かれた報知図柄975bが透明な前記クリアプレート982を介して報知される。
以下、上記構成および作用の本第2実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15へ入賞した遊技球の動きに基づき作動する前記回転式報知役物995が、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知するので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、遊技者が報知された役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
また、前記回転式報知役物995によって報知される動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者は遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記判別機構6が前記遊技球の動きにより入賞した第2種非電動役物12ないし15を判別するとともに、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判別して、前記報知手段としての前記回転式報知役物995が前記判別機構6の判別に基づいて、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかで異なった動作をするので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、遊技者が報知された役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記判別機構6が前記遊技球の落下位置によって揺動方向が異なる回転部材996によって判別するので、検知手段を用いることなく安価な部品構成によって、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを判別することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記判別機構6が前記遊技球が入賞した前記第2種非電動役物12ないし15によって回転方向が異なり、前記遊技球の供給導路252Dまたは292Dを振り分ける回転機構によって判別するので、検知手段を用いることなく安価な機械的な部品構成によって、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞であったかどうかを判別することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記回転式報知役物995が、回転動作によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が、遊技者にとって有利となる入賞であったかどうかを報知するので、遊技者が報知された前記回転式報知役物995の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が有利であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路292において同一経路を通過するように構成したので、前記複数の入賞装置の中で役割が同一の入賞装置への入賞を1つの遊技球導出路によって検出したので、必要となる遊技球導出路の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路202、212、252、262、272、292および302を通って、賞球払出制御を開始するための賞球払出スイッチSを通過するように構成したので、パチンコ遊技機製造に必要となる入賞検知スイッチの数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記遊技盤100の略上方中央部に前記回転式報知役物995の報知図柄である「×」または「○」の表示を可能にする透明な前記クリアプレート982を配設したので、遊技者は所望する流下経路へ遊技球を打ち出すための操作ハンドルの調整を行いながら、透明な前記クリアプレート982を介して報知されている前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞となるかどうかに基づいて報知される前記回転式報知役物995の報知図柄である「×」または「○」を確認することができるという効果を奏する。
さらに本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記回転部材996と前記回転報知役物995としての回転部材との間を複数のギアと噛み合うベルトより成る前記回転連絡機構7により連絡するようにしたので、前記回転部材996と回転式報知役物995の配設位置の自由度が高まり、遊技球が見やすいその他の視点による任意の位置に配設することを可能にするという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は前記第1発明ないし第5発明および第14発明の実施例であり、図17に示されるように入賞検知スイッチ20ないし27およびゲート進入検知スイッチ28より出力された入賞情報および後述する検知順序に基づいて時計の形をした役物992の短針または長針の指す位置(角度)が異なる役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段86を備えたことを特徴とするもので、以下相違点を中心に説明する。
なお前記役物の動作態様割振手段86は、図18に示されるように遊技者にとって有利となる順序で遊技球が第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した場合に、選択される役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されているものである。
第3実施例のパチンコ遊技機は、図1、図4ないし図10、図17ないし図19および図21に示されるように、遊技盤100に、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第1種非電動役物10および11と、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第2種非電動役物12、13、14および15とが配設されている。
前記入賞検知手段2は、各入賞装置への入賞を検知して夫々の入賞情報を出力する入賞検知スイッチ20ないし27によって構成される。
前記報知手段9は、図21に示されるように前記遊技盤100の下側右方の非遊技領域に配設された前記時計の形をした役物992と、前記入賞検知スイッチ20ないし27およびゲート進入検知スイッチ28より出力された入賞情報に基づいて設定された順序で、前記時計の形をした役物992の短針または長針の指す位置(角度)が異なる役物の動作態様を出力するステッピングモーター992Mによって構成される。
第3実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20ないし27およびゲート進入検知スイッチ28より出力された入賞情報および検知順序に基づいて前記時計の形をした役物992によって報知する役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段86と、遊技球の進入によって前記役物の動作態様割振手段86における検知順序をリセットする左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、該左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入したことを検知するゲート進入検知スイッチ28を備えている。
以下において、本第3実施例における前記時計の形をした役物992によって報知される役物の動作態様の決定制御を説明する。
本第3実施例のパチンコ遊技機における前記役物の動作態様割振手段86は図18に示されるように、第1種非電動役物10および11における入賞を検知する入賞検知スイッチ20および21に対しては検知順序によらず役物の動作態様(サ)として表される同一の役物の動作態様が選択され、入賞口16および17における入賞を検知する入賞検知スイッチ26および27に対しては検知順序によらず役物の動作態様(タ)として表される同一の役物の動作態様が選択される。なお、役物の動作態様(サ)については、前記時計の形をした役物992の長針が12時の方向を中心として2分を示す位置と58分を示す位置を1秒間揺動させるものであり、役物の動作態様(タ)については、前記時計の形をした役物992の長針が12時の方向を中心として3分を示す位置と57分を示す位置を1秒間揺動させるものである。
一方、第2種非電動役物12ないし15における入賞を検知する入賞検知スイッチ22ないし25に対しては、図18に示されるように検知順序に応じた役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)、役物の動作態様(ア)´ないし役物の動作態様(コ)´、役物の動作態様(ア)´´ないし役物の動作態様(コ)´´および役物の動作態様(コ)´´´が選択されるように構成されている。
なお、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86における検知順序は前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入したことを前記ゲート進入検知スイッチ28において検知した時にリセットされ、前記第2種非電動役物12ないし15の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記入賞検知スイッチ22ないし25において検知した時に次の検知順序へと移行する。
最初に、遊技球の打ち出しが開始される。この時点における前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「1」となる。
ここで遊技球が前記第1種非電動役物10に入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ20・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(サ)が報知される。同様に、遊技球が前記第1種非電動役物11に入賞すると、前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ21・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(サ)が報知される。
また、遊技球が前記入賞口16に入賞すると、前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ26・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(タ)が報知され、遊技球が前記入賞口17に入賞すると、前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ27・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(タ)が報知される。
次に、遊技球が前記左ゲート30に進入すると、前記変換機構12Tおよび13Tが作動して前記第2種非電動役物12および第2種非電動役物13が拡開状態となり、前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(ナ)が報知されるとともに、前記役物の動作態様割振手段86における検知順序がリセットされ検知順序は「1」となる。以下においては、この状態を「状態1」として説明する。なお、役物の動作態様(ナ)については前記時計の形をした役物992の短針を1時の方向に揺動させた後停止させるものとする。
「状態1」において、前記第2種非電動役物12の上入賞口より遊技球が入賞すると、本第2実施例のパチンコ遊技機は前記第2種非電動役物12の上入賞口より入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチを備えていないため、当然として該入賞情報は前記役物の動作態様割振手段86へ出力されないので前記時計の形をした役物992によって役物の動作態様は報知されない。
一方「状態1」において、第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ22・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(ア)´´が報知される。また、前記第2種非電動役物12は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「1」から「2」へと移行される。
上述したように前記左ゲート30に遊技球が進入した後、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞すると、前記第2種非電動役物13および15は拡開状態にあり、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「2」である。以下においては、この状態を「状態2」として説明する。
「状態2」において前記第2種非電動役物13の上入賞口より遊技球が入賞すると、本第3実施例のパチンコ遊技機は前記第2種非電動役物13の上入賞口より入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチを備えていないため、当然として該入賞情報は前記役物の動作態様割振手段86へ出力されないので前記時計の形をした役物992によって役物の動作態様は報知されない。
また「状態2」において、第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ23・検知順序「2」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(ウ)´が報知される。また、前記第2種非電動役物13は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は拡開状態を維持し、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「2」から「3」へと移行される。
一方「状態2」において、第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ25・検知順序「2」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(イ)が報知される。また、前記第2種非電動役物15は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「2」から「3」へと移行される。
すなわち、「状態2」において遊技者にとって有利な入賞となる前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、役物の動作態様(イ)が報知され「状態1」において報知された役物の動作態様(ア)´´と連続性を有した役物の動作態様として遊技者に報知される。一方、「状態2」において遊技者にとって不利な入賞となる前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、役物の動作態様(ウ)´が報知され「状態1」において報知された役物の動作態様(ア)´´と連続性の無い役物の動作態様として遊技者に報知される。
なお一例として、役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)で報知される役物の動作情報は、役物の動作態様(ア)については前記時計の形をした役物992の短針を2時の方向に揺動させた後停止させるものとし、役物の動作態様(イ)については前記時計の形をした役物992の短針を3時の方向に揺動させた後停止させるものとし、役物の動作態様(ウ)については前記時計の形をした役物992の短針を4時の方向に揺動させた後停止させるものとする。
役物の動作態様(エ)ないし役物の動作態様(コ)については、上記した役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(ウ)と同様に、前記時計の形をした役物992の短針を5時ないし11時の方向に揺動させた後停止させるものとする。すなわち、役物の動作態様(コ)については前記時計の形をした役物992の短針を11時の方向に揺動させた後停止させるものである。
また、役物の動作態様(ア)´ないし役物の動作態様(コ)´については、役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)において停止させた前記時計の形をした役物992の短針より1分進んだ位置において該短針を停止させるものとする。また、役物の動作態様(ア)´´ないし役物の動作態様(コ)´´については、役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)において停止させた前記時計の形をした役物992の短針より1分前の位置において該短針を停止させるものとする。つまり、役物の動作態様に付帯する「´」または「´´」は、役物の動作態様の報知時間にわずかな変化を加えるものではあるが、役物の動作態様の基本に変更を加えるものでは無く役物の動作の発生態様の連続性に大きな影響を与えるものではないのである。なお、役物の動作態様(コ)´´´については、時計の形をした役物992の短針を11時の方向に揺動させた後57分を示す位置と53分を示す位置を1秒間揺動させるものである。
すなわち、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86における役物の動作態様については「役物の動作態様(ア)´→役物の動作態様(イ)→役物の動作態様(ウ)´´→…」のように「´」または「´´」を考慮せず五十音順に役物の動作態様が報知された場合には連続性を有して違和感のない役物の動作態様を形成して、「役物の動作態様(ア)´´→役物の動作態様(ウ)→役物の動作態様(ウ)´→…」のように「´」または「´´」を考慮せず五十音順に役物の動作態様が報知されない場合には連続性の無いちぐはぐな順序の役物の動作の発生態様として遊技者に報知されるものである。
上述したように前記左ゲート30に遊技球が進入した後、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞して、その後前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、前記第2種非電動役物13は拡開状態にあり、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「3」である。以下においては、この状態を「状態3」として説明する。
「状態3」において第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ23・検知順序「3」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(ウ)´が報知される。また、前記第2種非電動役物13は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「3」から「4」へと移行される。
上述したように前記左ゲート30に遊技球が進入した後、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞して、その後前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して、さらに前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、前記第2種非電動役物15は拡開状態にあり、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「4」である。以下においては、この状態を「状態4」として説明する。
「状態4」において第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ25・検知順序「4」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(エ)が報知される。また、前記第2種非電動役物15は拡開状態から閉鎖状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「4」から「5」へと移行される。
ここで前記第2種非電動役物14の上入賞口より遊技球が入賞すると、前記第2種非電動役物14は閉鎖状態から拡開状態へと変換される。なお、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「5」を維持する。以下においては、この状態を「状態5」として説明する。
次に「状態5」において、第2種非電動役物14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ24・検知順序「5」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(オ)が報知される。また、前記第2種非電動役物14は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「5」から「6」へと移行される。以下においては、この状態を「状態6」として説明する。
「状態6」において第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図18に示される前記役物の動作態様割振手段86の入賞検知スイッチ25・検知順序「6」の項目が参照され前記時計の形をした役物992において役物の動作態様(カ)が報知される。また、前記第2種非電動役物15は拡開状態から閉鎖状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序は「6」から「7」へと移行される。以下においては、この状態を「状態7」として説明する。
このように前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入した後の、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞の一連の流れにおいて、前記第2種非電動役物12ないし14のいずれかの上入賞口より遊技球が入賞すると、該上入賞口より入賞した第2種非電動役物12ないし14のいずれかへの前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されての入賞と、これに伴う第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されての入賞の2回分の入賞権利が発生し、結果として前記役物の動作態様割振手段86における検知順序も2回移行することになる。
このため、前記役物の動作態様割振手段86による役物の動作態様の割振については、前記第2種非電動役物12ないし14のいずれかの上入賞口より遊技球が入賞するたびに連続性を持った役物の動作態様が2つ追加されることが望ましいが、本第3実施例のパチンコ遊技機においては、前記役物の動作態様割振手段86の入賞順序が「11」以上の場合に前記第2種非電動役物12ないし15への前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合の役物の動作態様は一律役物の動作態様(コ)´´´に統一されている。
次に、「状態7」において、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入すると、前記時計の形をした役物992の短針が1時の方向に揺動させた後停止するとともに、前記役物の動作態様割振手段86の検知順序が「7」から「1」へとリセットされる。
以下、上記構成より成る本第3実施例のパチンコ遊技機の作用および効果について説明する。
上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20ないし27およびゲート進入検知スイッチ28が入賞装置への入賞を検知するとともに入賞情報を出力して、前記入賞検知スイッチ20ないし27およびゲート進入検知スイッチ28の検知出力に基づき前記役物の動作態様割振手段86において、入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様を選択するとともに前記時計の形をした役物992によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により前記入賞装置への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、前記ゲート進入検知スイッチ28において遊技球の進入を検知した時に、前記時計の形をした役物992によって報知される役物の動作態様を決定する前記役物の動作態様割振手段86の検知順序をリセットするので、前記ゲート進入検知スイッチ28における遊技球の検知を契機として報知する役物の動作態様の順序を変更することにより、遊技者に興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、前記左ゲート30、中ゲート31および前記右ゲート32への遊技球の進入によって、前記ゲート進入検知スイッチ28において検知出力が出されるので、前記報知手段において報知される役物の動作態様の順序の基準を明確にするという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記役物の動作態様割振手段86により入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様の連続を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、前記時計の形をした役物992の揺動動作またはおよび回転動作によって、入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は前記第1発明ないし第5発明、第14発明および第15発明の実施例であり、図20に示されるように、役物の動作態様割振手段862において検知順序に応じた役物の動作態様の割振パターンを3種類備え、役物の動作態様割振手段862における検知順序「1」において入賞した前記第2種非電動役物12ないし14のいずれかに応じて3種類の割振パターンを決定して、役物の動作態様割振手段862における検知順序「2」以降の報知する役物の動作態様を選択する構成とすることにより、前記第2種非電動役物12ないし14のいずれかを狙い打ちすることにより、遊技者の所望する役物の動作態様を選択可能として、遊技者の遊技への参加感または興趣を向上させたことが上述の第1実施例および第3実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
また、本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記3種類の割振パターンについて、 前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否に基づき時計の形をした役物993、後述する蝶の形をした役物983または龍の形をした役物973の揺動動作、回転動作、直線動作またはおよび往復動作によって報知する点が特徴である。
第4実施例のパチンコ遊技機は図17に示されるように、前記入賞検知スイッチ20ないし27よりおよびゲート進入検知スイッチ28出力された入賞情報および前記検知順序に基づいて前記時計の形をした役物993、蝶の形をした役物983または龍の形をした役物973の揺動動作、回転動作、直線動作またはおよび往復動作によって報知する役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段862を備えている。なお、本第4実施例のパチンコ遊技機は図21に示されるように、前記遊技盤100の右方および下側右方部分の非遊技領域において、該非遊技領域には前記時計の形をした役物993、蝶の形をした役物983または龍の形をした役物973が配設されている。
前記龍の形をした役物973は、前記入賞検知スイッチ20ないし27の検知出力により作動するソレノイド973Sの駆動力によって前記遊技盤100の右方の非遊技領域において、上下方向における停止する位置を10段階変化可能な構成となっている。
また、前記蝶の形をした役物983は、前記入賞検知スイッチ20ないし27の検知出力により作動するモータ983Mの駆動力によって前記遊技盤100の下側右方の非遊技領域において、前記蝶の形をした役物983の羽根の揺動速度すなわち羽根の羽ばたく速度を10段階変化可能な構成となっている。
なお、前記時計の形をした役物993は、上述の第3実施例で説明した前記時計の形をした役物99と同様の構成となっており、前記時計の形をした役物993の短針および長針を所定角度だけ回転駆動力により揺動動作および回転動作させるためのステッピングモーター993Mを備えている。
以下において、本第4実施例における前記報知手段9を構成する前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知される役物の動作態様の決定制御を説明する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、図20に示されるように前記役物の動作態様割振手段862が、前記第1種非電動役物10および11に対しては、上述した第3実施例のパチンコ遊技機における前記役物の動作態様割振手段86と同様に役物の動作態様(サ)が選択されるとともに、前記入賞口16および17に対しても、上述した第3実施例のパチンコ遊技機における前記役物の動作態様割振手段86と同様に役物の動作態様(タ)が選択される。
一方、前記役物の動作態様割振手段862は、前記第2種非電動役物12ないし15に対しての役物の動作態様割振パターンを3種類備えている。前記役物の動作態様割振手段862の検知順序「1」に対しては図20(a)に示されるように入賞検知スイッチ22、23および24に対して役物の動作態様(ア)、役物の動作態様(A)および役物の動作態様(1)が設定されている。
ここで、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞すると、図20(a)に示される前記役物の動作態様割振手段862の入賞検知スイッチ22・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物993において役物の動作態様(ア)が報知される。また、前記第2種非電動役物12は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段862の検知順序は「1」から「2」へと移行されるとともに、図20(b)に示されるように役物の動作態様(ア)に対して連続性を有する役物の動作態様(イ)ないし役物の動作態様(コ)によって構成される役物の動作態様割振パターンが決定される。
一方、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図20(a)に示される前記役物の動作態様割振手段862の入賞検知スイッチ23・検知順序「1」の項目が参照され前記蝶の形をした役物983において役物の動作態様(A)が報知される。また、前記第2種非電動役物13は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段862の検知順序は「1」から「2」へと移行されるとともに、図20(c)に示されるように役物の動作態様(A)に対して連続性を有する役物の動作態様(B)ないし役物の動作態様(J)によって構成される役物の動作態様割振パターンが決定される。
前記役物の動作態様割振手段862における検知順序「2」以降についての役物の動作態様の決定制御については上述の第3実施例と同様に逐次選択されるものである。なお、図20(d)に示される役物の動作態様(2)ないし役物の動作態様(10)によって構成される割振パターンについては、前記中ゲート31および右ゲート32に遊技球が進入した場合に拡開状態となる前記第2種非電動役物14に対して、前記役物の動作態様割振手段862の検知順序が「1」である時に、該第2種非電動役物14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合に決定されるものである。
上記構成より成る本第4実施例のパチンコ遊技機においては前記役物の動作態様割振手段862によって選択される役物の動作態様を一例として、役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)で報知される役物の動作情報を、上述した第2実施例において説明した役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)と同様のものとする。
次に、役物の動作態様(A)ないし役物の動作態様(J)で報知される役物の動作情報については、前記蝶の形をした役物983の羽の揺動速度を役物の動作態様(A)から役物の動作態様(J)に対して遅いものから速いものの順に並べたものとする。
また、役物の動作態様(1)ないし役物の動作態様(10)で報知される役物の動作情報については、前記龍の形をした役物973の停止位置を役物の動作態様(1)から役物の動作態様(10)に対して低いものから高いものの順に並べたものとする。
以下、上記構成および作用の本第4実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第4実施例のパチンコ遊技機は、前記役物の動作態様割振手段862が前記第2種非電動役物12ないし15に対しての役物の動作態様割振パターンを3種類備えていることにより、遊技状況に応じて多彩な役物の動作態様を報知することが可能であるので遊技者に対して興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
また、本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記役物の動作態様割振手段862の検知順序が「1」である時において入賞した前記第2種非電動役物12ないし14のいずれかに応じて3種類の割振パターンを決定するため、遊技者は上述した3種類の割振パターンの所望する役物の動作態様を決定する第2種非電動役物12ないし14のいずれかを狙い打ちすることが可能であり、遊技者に対して遊技への参加感を高めるとともに、遊技に対しての興趣を維持することができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20ないし27が入賞装置への入賞を検知するとともに入賞情報を出力して、前記入賞検知スイッチ20ないし27の検知出力に基づき前記役物の動作態様割振手段862において、入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様を選択するとともに前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様の順序により前記入賞装置への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記ゲート進入検知スイッチ28において遊技球の進入を検知した時に、前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知される役物の動作態様を決定する前記役物の動作態様割振手段862の検知順序をリセットするので、前記ゲート進入検知スイッチ28における遊技球の検知を契機として報知する役物の動作態様の順序を変更するため、遊技者に興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記左ゲート30、中ゲート31および前記右ゲート32への遊技球の進入によって、前記ゲート進入検知スイッチ28において検知出力が出されるので、前記報知手段において報知される役物の動作態様の順序の基準を明確にするという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記役物の動作態様割振手段862により入賞順序の適否に応じて設定された順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にするので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記龍の形をした役物973が、役物の直線動作またはおよび往復動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記蝶の形をした役物983および時計の形をした役物993が、役物の揺動動作またはおよび回転動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第5発明、第14発明および第15発明の実施例であり、図22に示されるように前記入賞検知スイッチ25および29より出力された入賞情報および検知順序に基づいて前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知する役物の動作態様が異なる役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段863を備えたことを特徴とする。なお前記役物の動作態様割振手段863は、図23に示されるように遊技者にとって有利となる順序で遊技球が第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した場合に、選択される役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されているものであり、以下より相違点を中心に説明する。
さらに、本第5実施例のパチンコ遊技機は、上述の第1実施例のパチンコ遊技機と同様に図3に示されるように前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチを配設することにより、パチンコ遊技機製造に必要となる前記入賞検知スイッチの数を減らしたものである。
また、本第5実施例のパチンコ遊技機は図23(a)ないし(c)に示されるように、役物の動作態様割振手段863において検知順序に応じた役物の動作態様の割振パターンを3種類備え、遊技球が前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれに進入したかに応じて3種類の割振パターンを決定して、役物の動作態様割振手段863における検知順序「1」以降の報知する役物の動作態様を選択する構成とすることにより、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれかを狙い打ちすることにより、遊技者の所望する役物の動作態様を選択可能として、遊技者の遊技への参加感または興趣を向上させたことが上述の第1実施例ないし第4実施例との主な相違点である。
第5実施例のパチンコ遊技機は、図1ないし図10、図22および図23に示されるように前記第2種非電動役物12ないし14の入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ29と、前記第2種非電動役物15の入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ25と、前記入賞検知スイッチ25および29より出力された入賞情報に基づいて設定された順序で役物の動作態様を出力する報知手段としての前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993と、前記入賞検知スイッチ25および29より出力された入賞情報および検知順序に基づいて前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知する役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段863と、遊技球の進入によって前記役物の動作態様割振手段863における検知順序をリセットするとともに、前記役物の動作態様割振手段863における役物の動作態様の割振パターンを決定する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、該左ゲート30への遊技球の進入を検知するゲート進入検知スイッチ28a、該中ゲート31への遊技球の進入を検知するゲート進入検知スイッチ28bおよび該右ゲート32への遊技球の進入を検知するゲート進入検知スイッチ28cを備えている。
以下において、本第5実施例における前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知される役物の動作態様の決定制御について説明する。
本第5実施例のパチンコ遊技機における前記第1種非電動役物10および11への遊技球の入賞に関しては、前記役物の動作態様割振手段863へと該入賞情報を出力する入賞検知スイッチを備えていないため、当然として前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって役物の動作態様は報知されない。同様に、前記入賞口16および17に関しても、前記役物の動作態様割振手段863へと該入賞情報を出力する入賞検知スイッチを備えていないため、当然として前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって役物の動作態様は報知されない。
前記役物の動作態様割振手段863は前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導による遊技球の入賞に対しての役物の動作態様割振パターンを3種類備えている。なお、遊技球が前記左ゲート30に進入して、前記ゲート進入検知スイッチ28aにおいて検知出力が出された場合には図19(a)に示されるように役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)によって構成される役物の動作態様割振パターンが決定され、遊技球が前記中ゲート31に進入して、前記ゲート進入検知スイッチ28bにおいて検知出力が出された場合には図23(b)に示されるように役物の動作態様(A)ないし役物の動作態様(J)によって構成される役物の動作態様割振パターンが決定され、遊技球が前記右ゲート32に進入して、前記ゲート進入検知スイッチ28cにおいて検知出力が出された場合には図23(c)に示されるように役物の動作態様(1)ないし役物の動作態様(10)によって構成される役物の動作態様割振パターンが決定される。
上記構成より成る本第5実施例のパチンコ遊技機においては前記役物の動作態様割振手段863によって選択される役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)、役物の動作態様(A)ないし役物の動作態様(J)または役物の動作態様(1)ないし役物の動作態様(10)については上述した第4実施例で説明した役物の動作態様と同様とする。
ここで、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞すると、図23(a)に示される前記役物の動作態様割振手段863の入賞検知スイッチ29・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物993において役物の動作態様(ア)が報知される。また、前記第2種非電動役物12は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段863の検知順序は「1」から「2」へと移行される。
一方、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、図23(a)に示される前記役物の動作態様割振手段863の入賞検知スイッチ29・検知順序「1」の項目が参照され前記時計の形をした役物993において役物の動作態様(ア)が報知される。また、前記第2種非電動役物13は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記役物の動作態様割振手段863の検知順序は「1」から「2」へと移行される。
すなわち、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチ29が共通であることから、当然として「状態1」において前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞するのか、前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞するのかに対して、前記役物の動作態様割振手段863において選択される役物の動作態様は同一であるとともにその後の遊技状況に変わりはない。
つまり、本第5実施例のパチンコ遊技機はパチンコ遊技機製造に必要となる前記入賞検知スイッチの数を減らすとともに、遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を遊技者が、遊技を通じて学習することを可能にするという作用を実現するものである。
なお、前記役物の動作態様割振手段863における検知順序「2」以降についての役物の動作態様の決定制御については第3実施例および第4実施例と同様に逐次選択されるものである。
以下、上記構成および作用の本第5実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記役物の動作態様割振手段863が前記第2種非電動役物12ないし15に対しての役物の動作態様割振パターンを3種類備えていることにより、遊技状況に応じて多彩な役物の動作態様を報知することが可能であるので遊技者に対して興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
また、本第5実施例のパチンコ遊技機は、遊技球が前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれかに進入するかに応じて前記役物の動作態様割振手段863の3種類の割振パターンを決定するため、遊技者は上述した3種類の割振パターンの所望する役物の動作態様を決定する前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれかを狙い打ちすることが可能であり、遊技者に対して遊技への参加感を高めるとともに遊技に対しての興趣を維持することができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチが入賞装置への入賞を検知するとともに入賞情報を出力して、前記入賞検知スイッチの検知出力に基づき前記役物の動作態様割振手段863において、検知順序に応じて設定された順序の役物の動作態様を選択するとともに前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様の順序により前記入賞装置への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記ゲート進入検知スイッチ28において遊技球の進入を検知した時に、前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983または時計の形をした役物993によって報知される役物の動作態様を決定する前記役物の動作態様割振手段863の検知順序をリセットするとともに、報知する役物の動作態様の割振パターンを決定するので、前記ゲート進入検知スイッチ28における遊技球の検知を契機として報知する役物の動作態様の種類またはおよび順序を変更することにより、遊技者に興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記左ゲート30、中ゲート31および前記右ゲート32への遊技球の進入によって、前記ゲート進入検知スイッチ28aないし28cにおいて検知出力が出されるので、前記報知手段において報知される役物の動作態様の順序の基準を明確にするという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記役物の動作態様割振手段863により検知順序に応じて設定された順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するので、遊技者は報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設したので、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞を1つの検知手段によって検出したので、必要となる検知手段の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記龍の形をした役物973が、役物の直線動作またはおよび往復動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第5実施例のパチンコ遊技機は、前記蝶の形をした役物983および時計の形をした役物993が、役物の揺動動作またはおよび回転動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第6実施例のパチンコ遊技機は前記第1発明、第7発明および第15発明の実施例であり、前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞する毎に、前記入賞検知スイッチ29および25による検知出力と前記入賞検知スイッチ29および25により検知された前回の検知出力とを比較する入賞情報比較手段91を備え、該入賞情報比較手段の比較結果に基づいて、前回の入賞に対する今回の入賞の順序が遊技者にとって有利な順序かどうかを判定し、判定結果に応じて龍の形をした役物975において異なった動作範囲で往復動作する役物の動作態様によって報知するように構成した点が、上述の第1実施例ないし第5実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
本第6実施例のパチンコ遊技機は、上述の第1実施例、第4実施例および第5実施例のパチンコ遊技機と同様に図3に示されるように前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設することにより、パチンコ遊技機製造に必要となる前記入賞検知スイッチの数を減らしたものである。
第6実施例のパチンコ遊技機は、図24に示されるように、前記第2種非電動役物12ないし14への入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ29と、前記第2種非電動役物15の入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ25と、前記入賞検知スイッチ25および29より出力された入賞情報と、該入賞検知スイッチ25および29により出力された前回の入賞情報とを比較して前記龍の形をした役物975の往復動作する動作範囲を変化させた役物の動作態様を選択する入賞情報比較手段91と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32を備えている。
以下において、本第6実施例における前記龍の形をした役物975によって報知される役物の動作態様の順序の決定制御を説明する。
本第6実施例のパチンコ遊技機において前記入賞口16および17への入賞が前記入賞検知スイッチ26および27において検知されると、前記入賞口16および17への入賞に関しては入賞する順序が遊技者にとって有利であるかどうかに関与しないため前記入賞情報比較手段91において入賞情報は比較せず、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(ア)を報知する。また、前記第1種非電動役物10および11への入賞が前記入賞検知スイッチ20および21において検知されると、前記第1種非電動役物10および11への入賞に関しては入賞する順序が遊技者にとって有利であるかどうかに関与しないため前記入賞情報比較手段91において入賞情報は比較せず、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(ア)を報知する。なお、役物の動作態様(ア)については、前記龍の形をした役物975が可動領域の下から3分の1の高さまで直線移動した後、該直線移動における移動速度より遅い移動速度で可動領域の下端まで直線移動するものとする。なお、前記龍の形をした役物975による報知がなされていない時は、前記龍の形をした役物975は常に可動領域の下端に存在するものとする。なお、前記龍の形をした役物975は上述した第4実施例と同様に駆動源としての975Sを備えている。
ここで、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ29において入賞が検知されると、前記入賞情報比較手段91において比較対象となる前回の入賞情報は存在しない。なお、前記入賞情報比較手段91においては比較対象となる前回の入賞情報が存在しない場合には今回の入賞情報は遊技者にとって有利であったと判断されるので、前記龍の形をした役物975において役物の動作態様(カ)が報知される。また、前記第2種非電動役物12は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換され、前記入賞検知スイッチ29において取得された入賞情報が前記RAM83において一時的に記憶される。なお、役物の動作態様(カ)については、前記龍の形をした役物975が可動領域の上端まで直線移動した後、該直線移動における移動速度より遅い移動速度で可動領域の下端まで直線移動するものとする。
次に上述した「状態2」において、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ25において入賞が検知されると、前記入賞情報比較手段91において前回取得された前記入賞検知スイッチ29における入賞に対する今回取得された前記入賞検知スイッチ25による入賞の順序が遊技者にとって有利となる順序かどうかを比較判定して、遊技者にとって有利となる順序であると判定されるため前記龍の形をした役物975において役物の動作態様(カ)が報知されるとともに、前記入賞検知スイッチ25において取得された入賞情報が前記RAM83において一時的に記憶される。
一方上述した「状態2」において、前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ29において入賞が検知されると、前記入賞情報比較手段91において前回取得された前記入賞検知スイッチ29における入賞に対する今回取得された前記入賞検知スイッチ29による入賞の順序が遊技者にとって有利となる順序かどうかを比較判定して、遊技者にとって有利とならない順序であると判定されるため前記龍の形をした役物975において役物の動作態様(サ)が報知されるとともに、前記入賞検知スイッチ29において取得された入賞情報が前記RAM83において一時的に記憶される。なお、役物の動作態様(サ)については、前記龍の形をした役物975が移動することなく、可動領域の下端において停止状態を続けるものとする。
上述したように、前記入賞情報比較手段91において、今回取得した第2種非電動役物への入賞が前回取得した第2種非電動役物への入賞に対して遊技者にとって有利となる順序と判断された場合においては、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(カ)を報知する。また、前記入賞情報比較手段91において、今回取得した第2種非電動役物への入賞情報が前回取得した第2種非電動役物への入賞情報と比較して遊技者にとって有利とならない順序と判断される場合においては、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(サ)を報知する。
本第6実施例における前記入賞検知スイッチ20、21、25ないし27および29における入賞検知から前記入賞情報比較手段91における比較判定に基づいて報知する役物の動作態様を選択する流れを図25に示されるフローチャートを用いて説明する。
遊技球が発射され遊技が開始され、最初にステップ101において、前記第1種非電動役物10または11に遊技球が入賞すると、前記入賞検知スイッチ20または21において該入賞情報が出力される。ここで、前記第1種非電動役物10または11への入賞に関しては前記入賞情報比較手段91において入賞情報の比較は行なわれず、ステップ102において、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(ア)が報知される。
次にステップ103において、前記入賞口16または17に遊技球が入賞すると、前記入賞検知スイッチ26または27において該入賞情報が出力される。ここで、前記入賞口16または17への入賞に関しては前記入賞情報比較手段91において入賞情報の比較は行なわれず、ステップ104において、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(ア)が報知される。
次にステップ105において、前記第2種非電動役物12ないし15に遊技球が入賞すると、前記入賞検知スイッチ29または25において該入賞情報が出力される。ここでステップ106において、前記入賞情報比較手段91において前記RAM83に一時的に記憶された前回の入賞情報と、前記入賞検知スイッチ22ないし25によって今回取得された今回の入賞情報とが比較され、前回の入賞に対する今回の入賞の順序が遊技者にとって有利であったかどうかが判定される。
なおステップ107において、前記入賞情報比較手段91における比較結果が遊技者にとって有利であったかどうか判断され、前記入賞情報比較手段91における比較結果が遊技者にとって有利であった場合にはステップ108において、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(カ)が報知されるとともに、ステップ109において、前記入賞検知スイッチ29および25によって取得された今回の入賞情報を前記RAM83において一時的に記憶する。
また、前記入賞情報比較手段91における比較結果が遊技者にとって有利でなかった場合にはステップ110において、前記龍の形をした役物975によって役物の動作態様(サ)が報知されるとともに、ステップ111において、前記入賞検知スイッチ29または25によって取得された今回の入賞情報を前記RAM83において一時的に記憶する。
以下、上記構成および作用の本第6実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第6実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ29および25が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞を検知するとともに入賞情報を出力して、前記第2種非電動役物12ないし15に入賞する毎に、前記入賞情報比較手段91によって前記入賞検知スイッチ29および25により検知された前回の入賞情報と前記入賞検知スイッチ29および25により検知された今回の入賞情報とを比較することにより、前回の入賞に対する今回の入賞の順序が遊技者にとって有利であるかどうかの前記入賞情報比較手段91の比較結果に基づき前記龍の形をした役物975によって、前回の入賞情報に対して今回の入賞情報が遊技者にとって有利かどうかで異なった動作範囲で往復動作する役物の動作態様によって報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により前記入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかを知ることができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第6実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様の順序によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第6実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設したので、特定の組み合わせにより組み合わせた複数の入賞装置に対して、必要となる入賞検知装置の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
本第6実施例のパチンコ遊技機は、前記RAM83において一時的に記憶される前記入賞検知スイッチ29および25において取得された入賞情報は最大で1つであるので、高価な前記RAM83において必要となるメモリ容量を低減することにより安価な部品によってパチンコ遊技機を製造することができるという効果を奏する。
本第6実施例のパチンコ遊技機は、前記龍の形をした役物975が、役物の直線動作またはおよび往復動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
本第7実施例のパチンコ遊技機は、前記第1発明、第8発明および第14発明の実施例であり、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92を備え、前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞する毎に、前記入賞検知スイッチ22ないし25による入賞検知出力と、入賞前の前記開閉状態検知手段92による前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態の検知出力に基づいて入賞が有利かどうかを判定するための入賞判定テーブル93に従って、遊技者にとって有利な入賞の順序かどうかを判定する判定手段94における判定結果に基づいて有利かどうかで、蝶の形をした役物986の揺動動作状態が異なった役物の動作態様によって報知するように構成した点が、上述の第1実施例ないし第6実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。すなわち、入賞前の前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態とどの入賞装置に入賞したのかによって、有利な入賞順序かどうかを判定する点に特徴がある。
第7実施例のパチンコ遊技機は、図26ないし図28に示されるように前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92と、前記第2種非電動役物12ないし15に入賞する毎に、前記入賞検知スイッチ22ないし25により検知された入賞情報および前記開閉状態検知手段92における検知出力に基づいて構成される入賞判定テーブル93に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利な入賞かどうかを判定する判定手段94と、前記判定手段94における判定結果に基づいて前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様を出力する報知手段としての蝶の形をした役物986と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32を備えている。なお、前記蝶の形をした役物986は上述した第4実施例と同様に駆動源としてのモータ986Mを備えている。
前記開閉状態検知手段92は、前記第2種非電動役物12の開閉状態を検知する開閉状態検知装置112、前記第2種非電動役物13の開閉状態を検知する開閉状態検知装置113、前記第2種非電動役物14の開閉状態を検知する開閉状態検知装置114および前記第2種非電動役物15の開閉状態を検知する開閉状態検知装置115により構成される。
前記開閉状態検知装置112は、図27(a)に示されるように、前記遊技盤100の裏面に前記第2種非電動役物12に対して一定距離下方に離して配設され、一端が固着されたバネ部材より成る薄板矩形状の揺動部材120と、前記揺動部材120の他端に回転自在に配設されたローラ状部材121とから成り、前記第2種非電動役物12が閉鎖状態の時には、前記ローラ状部材121が前記第2のガイド部材55の下端に当接して図中下方に押圧されるので、前記ローラ状部材121を一端に支持する前記揺動部材120が他端を中心として図中時計方向に揺動するので、前記揺動部材120と非接触の接点部材122が揺動してきた前記揺動部材120に接触して図中下方へ押圧され、前記第2種非電動役物12が閉鎖状態であることを検知するように構成されている。
なお、図27(b)に示されるように、前記第2種非電動役物12が拡開状態の時には、前記ローラ状部材121が図中反時計方向に揺動した前記第2のガイド部材55と非接触状態となるので、前記ローラ状部材121を一端に支持する前記揺動部材120が他端を中心として図中反時計方向に揺動するので、前記揺動部材120と接点部材122は非接触状態を維持して、前記第2種非電動役物12が拡開状態であることを検知するように構成されている。
また、前記開閉状態検知装置113ないし115については前記開閉状態検知装置112と同様の構成であるため説明を省略する。
なお、前記開閉状態検知手段92は、各開閉状態検知装置112ないし115の開閉状態のデータを一時的に保存する一時保存手段を備え、前記蝶の形をした役物986による役物の動作態様の報知が行なわれると、前記開閉状態検知装置112ないし115によって検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態の情報によって、前記一時保存手段のデータが上書きされるものである。
前記入賞判定テーブル93は、図28に示されるように、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞した場合に参照されるテーブルAと、前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合に参照されるテーブルBと、前記第2種非電動役物14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合に参照されるテーブルCと、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部1に誘導されて遊技球が入賞した場合に参照されるテーブルDとにより構成され、予め前記ROM82に格納されている。
以下において、本第7実施例における前記蝶の形をした役物986によって報知される役物の動作態様の決定制御を説明する。
本第7実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞口16および17への入賞が前記入賞検知スイッチ26および27において検知されると、前記入賞口16および17への入賞に関しては入賞する順序が遊技者にとって有利であるかどうかに関与しないため、前記蝶の形をした役物986によって役物の動作態様(ア)を報知する。また、前記第1種非電動役物10および11への入賞が前記入賞検知スイッチ20および21において検知されると、前記第1種非電動役物10および11への入賞に関しては入賞する順序が遊技者にとって有利であるかどうかに関与しないため、前記蝶の形をした役物986によって役物の動作態様(ア)を報知する。なお、役物の動作態様(ア)については、前記蝶の形をした役物986の羽が比較的揺動速度の遅い揺動状態にある場合においては、1s間比較的速度の速い揺動動作をした後、次に信号が入力されるまでの間比較的揺動速度の遅い揺動状態を維持するものとし、前記蝶の形をした役物986の羽が停止状態にある場合においては、1s間比較的速度の速い揺動動作をした後、次に信号が入力されるまでの間停止状態を維持するものとする。
ここで、上述した「状態1」において前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ22において入賞が検知されると、前記入賞検知スイッチ22における入賞データおよび前記一時保存手段に保存された入賞前の前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図28に示される前記入賞判定テーブル93のテーブルAにおける上から4行目を参照して、該入賞が遊技者にとって有利な入賞であると判定され、前記蝶の形をした役物986において役物の動作態様(カ)が報知される。なお、前記第2種非電動役物12は拡開状態から閉鎖状態へと変換され、前記第2種非電動役物15は閉鎖状態から拡開状態へと変換されるとともに、前記一時保存手段において保存する開閉状態のデータが、前記第2種非電動役物12は閉鎖状態、前記第2種非電動役物13は拡開状態、前記第2種非電動役物14は閉鎖状態および前記第2種非電動役物15は拡開状態であると上書きされる。なお、役物の動作態様(カ)については、前記蝶の形をした役物986の羽が1s間比較的速度の速い揺動動作をした後、次に信号が入力されるまでの間比較的揺動速度の遅い揺動状態を維持するものとする。
また、上述した「状態2」において前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ25において入賞が検知されると、前記入賞検知スイッチ25における入賞データおよび前記一時保存手段に保存された入賞前の前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図28に示される前記入賞判定テーブル93のテーブルDにおける上から6行目を参照して該入賞が遊技者にとって有利な入賞であると判定され、前記蝶の形をした役物986において役物の動作態様(カ)が報知される。なお、前記第2種非電動役物15は拡開状態から閉鎖状態へと変換されるとともに、前記一時保存手段において保存する開閉状態のデータが、前記第2種非電動役物12は閉鎖状態、前記第2種非電動役物13は拡開状態、前記第2種非電動役物14は閉鎖状態および前記第2種非電動役物15は閉鎖状態であると上書きされる。
一方、上述した「状態2」において前記第2種非電動役物13の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して、前記入賞検知スイッチ23において入賞が検知されると、前記入賞検知スイッチ23における入賞データおよび前記一時保存手段に保存された入賞前の前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図28に示される前記入賞判定テーブル93のテーブルBにおける上から7行目を参照して該入賞が遊技者にとって有利とならない入賞であると判定され、前記蝶の形をした役物986において役物の動作態様(サ)が報知される。なお、前記第2種非電動役物13は拡開状態から閉鎖状態へと変換され、前記第2種非電動役物15は拡開状態を維持するとともに、前記一時保存手段において保存する開閉状態のデータが、前記第2種非電動役物12は閉鎖状態、前記第2種非電動役物13は閉鎖状態、前記第2種非電動役物14は閉鎖状態および前記第2種非電動役物15は拡開状態であると上書きされる。なお、役物の動作態様(サ)については、前記蝶の形をした役物986の羽が1s間比較的速度の速い揺動動作をした後、次に信号が入力されるまでの間停止状態を維持するものとする。
本第7実施例のパチンコ遊技機においては、上述したように前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞する毎に、上記した前記入賞判定テーブル93を参照して前記蝶の形をした役物986によって報知する役物の動作態様を選択する。
なお、本第7実施例のパチンコ遊技機においては役物の動作態様(カ)を遊技者にとって有利な入賞であると判定された場合に報知される役物の動作態様として、役物の動作態様(サ)を遊技者にとって有利な入賞とならないと判定された場合に報知される役物の動作態様とする。
以下、上記構成および作用の本第7実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第7実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ22ないし25が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞を検知して入賞情報を出力するとともに、前記開閉状態検知手段92が前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知して、前記第2種非電動役物12ないし15に入賞する毎に、前記入賞検知スイッチ22ないし25により検知された入賞情報および前記開閉状態検知手段92における検知出力に基づいて構成される前記入賞判定テーブル93に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判定するとともに、該判定結果に基づき前記蝶の形をした役物986によって、該入賞が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知するので、遊技者は報知された役物の動作態様の順序により前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利となる入賞かどうかを知ることができるという効果を奏する。
本第7実施例のパチンコ遊技機は、報知された該役物の動作態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞した順序が遊技者にとって有利となる入賞順序であったかどうかを報知するため、遊技者に対して間接的に遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第7実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が前記入賞検知スイッチ22ないし25において検知される毎に、前記入賞判定テーブル93を参照して、遊技者にとって有利となるかどうかを判定するため、前記入賞検知スイッチにおいて取得された入賞情報を前記RAM83に記憶する必要がないので、高価な前記RAM83において必要となるメモリ容量を削減することにより安価な部品によってパチンコ遊技機を製造することができるという効果を奏する。
本第7実施例のパチンコ遊技機は、前記蝶の形をした役物986が、役物の揺動動作によって入賞した前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を報知するので、遊技者が報知された役物の動作態様により興趣をもって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序の適否を知ることができるという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
前記第1実施例ないし第7実施例においては、前記報知手段9の一例として前記報知役物99、龍の形をした役物973および975、蝶の形をした役物983および986、時計の形をした役物992および993および回転式報知役物995を前記遊技盤100に配設した形態を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ遊技機の外枠などの遊技者が視認可能な位置において報知手段を配設する構成を採用することが出来るものであり、どのような位置、装置または形態によって報知する役物の動作態様を発生させるかについては、本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜選択できるものであり、上述した前記報知役物99、龍の形をした役物973および975、蝶の形をした役物983および986、時計の形をした役物992および993および回転式報知役物995によるものに限定されない。
前記第1実施例のパチンコ遊技機については一例として、前記第2種非電動役物12ないし14に対応して設定された役物の動作態様を「役物の動作態様(ア)」として同一のものを採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を検知する入賞検知スイッチを備え、前記第2種非電動役物12に対応した役物の動作態様を「役物の動作態様(ア)」、前記第2種非電動役物13に対応した役物の動作態様を「役物の動作態様(ウ)」および前記第2種非電動役物14に対応した役物の動作態様を「役物の動作態様(エ)」として別の役物の動作態様を設定する形態を採ることが出来る。なお、上記した形態を採った場合には「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(イ)」、「役物の動作態様(ウ)→役物の動作態様(イ)」「役物の動作態様(エ)→役物の動作態様(イ)」「役物の動作態様(イ)→役物の動作態様(ア)」「役物の動作態様(イ)→役物の動作態様(ウ)」および「役物の動作態様(イ)→役物の動作態様(エ)」の順序で役物の動作態様が報知されると違和感のない役物の動作態様として意味を有して、「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(ウ)」「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(エ)」「役物の動作態様(ウ)→役物の動作態様(ア)」「役物の動作態様(ウ)→役物の動作態様(エ)」「役物の動作態様(エ)→役物の動作態様(ア)」および「役物の動作態様(エ)→役物の動作態様(ウ)」の順序で役物の動作態様が報知されると連続した役物の動作態様として順序またはつながりがちぐはぐになるように役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(エ)を設定する。
前記第2実施例のパチンコ遊技機においては、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、入賞装置へ入賞した遊技球の動きに基づき作動する前記報知手段が、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知する例について説明したが、音態様または光表示態様または機械的表示態様、電気的表示態様等の物理的表示態様によって報知することも可能であり、役物において音態様または光表示態様ならびに上述のその他の表示態様によって報知することも可能である。
前記第2実施例のパチンコ遊技機においては、前記回転連絡機構7を用いることにより遊技球導出路252または292を通った遊技球の動きに基づいて動く前記遊技盤100の下方の裏側に配設された回転部材996と離れた位置の前記遊技盤100の上方中央部の前記クリアプレート982の裏側に配設された前記回転式報知役物995によって報知する構成としたが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、報知役物を前記遊技盤100の下方または下方の裏側に配設された回転部材996によってその報知を実施することにより前記回転連絡機構7を用いることなく遊技者への報知を実現するシンプルな構成の実施形態を採用することが出来る。
第2実施例のパチンコ遊技機において、一例として前記報知図柄975aおよびbを「×」および「○」が描かれたものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、効果的な報知演出を実現するものであれば動物、植物、キャラクター、その他の文字等またはこれらの組み合わせを適宜選択して用いることが出来る。
前記第3実施例においては前記役物の動作態様割振手段86の入賞順序が「11」以上の場合に前記第2種非電動役物12ないし15への前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合の役物の動作態様については、一律役物の動作態様(コ´´´)に統一したが、本発明はこれに限定されるものでなく前記役物の動作態様割振手段86の入賞順序「1」から「10」においての役物の動作態様割振と同様に連続性を持ったものとすることが出来る。また、入賞検知スイッチ20、21、26および27については前記役物の動作態様割振手段86の入賞順序によらない役物の動作態様としたが、入賞順序に応じた役物の動作態様の順序を割振る構成とすることが出来る。
前記第3実施例においては、前記入賞検知スイッチ22ないし24に対しての役物の動作態様を役物の動作態様(ア)ないし役物の動作態様(コ)、役物の動作態様(ア)´ないし役物の動作態様(コ)´および役物の動作態様(ア)´´ないし役物の動作態様(コ)´´を備えた構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく前記入賞検知手段22ないし24に対しての役物の動作態様を同一の(ア)ないし役物の動作態様(コ)とすることが出来る。
前記第4実施例および第5実施例においては前記役物の動作態様割振手段862および863における入賞順序に応じた役物の動作態様の割振パターンを一例として3種類備える構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく該割振パターンを複数種類備え、該複数の割振パターンを遊技状況に応じて選択的に用いるものであればよい。
前記第4実施例および第5実施例においては、前記役物の動作態様割振手段862および863によって選択される連続性を有する役物の動作態様を10つの役物の動作態様すべてが報知された時に、繋がった新たな役物の動作態様として完結するものとしたが、本発明はこれに限定されるものでなく一例として、連続性を有する役物の動作態様が4つもしくは6つの役物の動作態様すべてが順に報知された時に、繋がった新たな役物の動作態様として完結するものとしてもよいし、これらに限定されるものではない。
第4実施例のパチンコ遊技機においては、遊技球が前記第2種非電動役物12ないし14のいずれに進入するかに応じて役物の動作態様の種類を選択する構成とし、第5実施例のパチンコ遊技機においては、遊技球が前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれに進入するかに応じて役物の動作態様の種類を選択する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記入賞検知スイッチ20ないし27および29またはゲート進入検知スイッチ28aないし28cのいずれかにおいて検知出力が出された時に役物の動作態様の種類を選択する形態を採用することができる。また、遊技者が操作可能な操作ボタンを本発明のパチンコ遊技機に配設して、該操作ボタンを操作することにより役物の動作態様の種類を選択する形態を採用することもできる。
前記第5実施例においては前記役物の動作態様割振手段863においては前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材の誘導による遊技球の入賞に対しての役物の動作態様割振パターンを一例として3種類備えた構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく図23(a)に示される役物の動作態様割振パターン1種類のみとする形態を採用することが出来る。
前記第1実施例、第5実施例および第6実施例においては、一例として前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチを配設したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記第1種非電動役物10および11、前記第2種非電動役物12ないし15および前記入賞口16および17の何れの組み合わせに対して共通の入賞検知スイッチを備えるかは、本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜選択できるものである。
前記第1実施例、第5実施例および第6実施例においては、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチを配設したが、本発明を第3実施例、第4実施例および第7実施例に適用することができる。
前記第1実施例および第3実施例ないし第5実施例のパチンコ遊技機において報知する役物の動作態様の連続性については、上述したように一例として連続性を有する「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(イ)」と、連続性を有しないちぐはぐな「役物の動作態様(ア)→役物の動作態様(ウ)」によって前記入賞装置への入賞順序の適否を報知する構成としたが、本発明はこれらに限定されるものでなく、適当なタイミングで報知されると連続性を有する「役物の動作態様(ア)→発生のタイミングが適当な役物の動作態様(イ)」に対して、役物の動作態様(イ)を報知するタイミングを前後にずらすことにより連続性を有しないちぐはぐな「役物の動作態様(ア)→発生のタイミングがずれた役物の動作態様(イ)」を備えることによって、前記入賞装置への入賞順序の適否を報知する形態を採用することが出来る。
前記第3実施例ないし第5実施例のパチンコ遊技機においては報知する役物の動作態様を選択する役物の動作態様割振手段を図17に示されるようにメイン制御基板に備えた構成としたが、役物の動作態様割振手段をランプ声制御基板に格納して、入賞検知スイッチ等の検知出力に従いランプ声制御基板においてメイン制御基板とは独立して報知する役物の動作態様を選択する構成とすることが出来る。
前記第6実施例または第7実施例のパチンコ遊技機においては、前記第2種非電動役物の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した場合に、該入賞が遊技者にとって有利となる入賞であった時に前記龍の形をした役物975または蝶の形をした役物986によって報知する役物の動作態様を1種類の同一の役物の動作態様としたが、本発明はこれに限定されるものではなく第3実施例ないし第5実施例において記載したように、前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983、時計の形をした役物992および993によって報知する役物の動作態様を複数種類備え、該入賞が遊技者にとって有利となる入賞であった時に前記龍の形をした役物973、蝶の形をした役物983、時計の形をした役物992および993によって報知される役物の動作態様が連続性を有する違和感のない役物の動作態様を形成するような形態を採用することが出来る。
前記第1実施例ないし第7実施例に記載したパチンコ遊技機においては、一例として前記報知役物99、龍の形をした役物973および975、蝶の形をした役物983および986、時計の形をした役物992および993および回転式報知役物995によって実現される役物の動作態様を用いての報知形態を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなくスピーカ等を用いた音情報による報知形態、LEDまたはドット表示等を用いた光情報により実現される報知形態等を本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜組み合わせることが出来るものである。
前記第6実施例においては、前記入賞情報比較手段91の比較結果に基づいて、前回の入賞に対する今回の入賞の順序が遊技者にとって有利な順序でないと判定した後においても、前記龍の形をした役物975による報知を行なう構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく一例として、前回の入賞に対する今回の入賞の順序が遊技者にとって有利な順序でないと判定した後においては、前記龍の形をした役物975による報知を行なわない形態を採用することが出来る。なお、前記龍の形をした役物975による報知を停止した後には、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32への遊技球の進入を検知する等の一定条件を満たすと再び前記龍の形をした役物975による報知が開始される構成とする。
前記第7実施例においては、前記判定手段94の判定結果に基づいて、今回の入賞の順序が遊技者にとって有利な順序でないと判定した後においても、前記蝶の形をした役物986による報知を行なう構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく一例として、今回の入賞の順序が遊技者にとって有利な順序でないと判定した後においては、前記蝶の形をした役物986による報知を行なわない形態を採用することが出来る。なお、前記蝶の形をした役物986による報知を停止した後には、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32への遊技球の進入を検知する等の一定条件を満たすと再び前記蝶の形をした役物986による報知が開始される構成とする。
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知する報知手段を備え、遊技者が報知された役物の動作態様により前記複数の侵入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が、遊技者にとって有利となる進入順序またはおよび入賞順序であったかどうかを知ることができるという用途に適用できる。
本発明の第1実施例ないし第7実施例パチンコ遊技機を示す正面図である。 本第1実施例および第2実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。 本第1実施例、第5実施例および第6実施例におけるパチンコ遊技機の遊技盤裏面に配設された、遊技球導出路、変換機構および入賞検知スイッチを示す裏面図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第1種非電動役物および変換機構を示す部分拡大正面図および部分拡大斜視図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第1種非電動役物および変換機構を示す部分拡大側面図および部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構を示す部分拡大正面図および部分拡大斜視図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構を示す部分拡大側面図および部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構の要部を示す部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構の要部を示す部分拡大上面図である。 本第1実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物、左ゲート、中ゲート、右ゲート、下ゲートおよび変換機構の要部を示す部分拡大正面図および部分拡大断面図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機における報知する役物の動作態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、入賞検知スイッチと報知される役物の動作態様の対応関係を示す説明図である。 本発明の第2実施例のパチンコ遊技機の遊技盤裏面に配設された、遊技球導出路、変換機構、入賞検知スイッチおよび報知手段を示す裏面図である。 本第2実施例のパチンコ遊技機における、振分機構および判別機構を示す正面図である。 本第2実施例のパチンコ遊技機における、振分機構の振分態様を説明するための説明図である。 本第2実施例のパチンコ遊技機における、判別機構、報知手段および回転連絡機構を示す正面図および側面図である。 本発明の第3実施例および第4実施例のパチンコ遊技機における報知する役物の動作態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第3実施例の役物の動作態様割振手段により選択される役物の動作態様を示した説明図である。 本第3実施例、第4実施例および第7実施例のパチンコ遊技機の遊技盤裏面に配設された、遊技球導出路、変換機構および入賞検知スイッチを示す裏面図である。 本発明の第4実施例の役物の動作態様割振手段により選択される役物の動作態様を示した説明図である。 本第3実施例ないし第7実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。 本発明の第5実施例のパチンコ遊技機における報知する役物の動作態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第5実施例の役物の動作態様割振手段により選択される役物の動作態様を示した説明図である。 本発明の第6実施例のパチンコ遊技機における報知する役物の動作態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第6実施例のパチンコ遊技機において、入賞検知スイッチによる入賞情報の出力から報知する役物の動作態様を選択する際の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第7実施例のパチンコ遊技機における報知する役物の動作態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第7実施例のパチンコ遊技機における、第2種非電動役物と開閉状態検知装置の位置関係を示す部分拡大側面図である。 本第7実施例の入賞判定テーブルの詳細を示した説明図である。 従来のパチンコ遊技機において、大当り予告を実施する役物、ゲーム表示機およびワープ球センサを示した正面図。
符号の説明
1 変換機構
2 入賞検知手段
5 振分機構
6 判別機構
7 回転連絡機構
9 報知手段
10ないし11 第1種非電動役物
12ないし15 第2種非電動役物
10Tないし15T 変換機構
16ないし17 入賞口
20ないし27および29 入賞検知スイッチ
28および28aないし28c ゲート進入検知スイッチ
30 左ゲート
31 中ゲート
32 右ゲート
33 下ゲート
40および50 左誘導部材
41および51 右誘導部材
42および52 ロック部材
43および53 第1のガイド部材
44および54 支持部材
45および55 第2のガイド部材
56 連絡棒
57 第1の左アーム
58 第2の左アーム
59 突出部材
80 メイン制御基板
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 役物動作声制御基板
85 払出制御基板
86、862および863 役物の動作態様割振手段
91 入賞情報比較手段
92 開閉状態検知手段
93 入賞判定テーブル
94 判定手段
98 装飾部材
99 人間の形をした役物
99M、992Mおよび993M ステッピングモータ
100 遊技盤
112ないし115 開閉状態検知装置
120 揺動部材
121 ローラ状部材
122 接点部材
202、212、252、262、272、292および302 遊技球導出路
252Pおよび292P 落下点
252Cおよび292C 受容部材
252Sおよび292S 制止部材
272 ヒンジ部
352Cおよび392C 受容部
352Gおよび392G 誘導部
973および975 龍の形をした役物
973Sおよび975S ソレノイド
975aおよび975b 報知図柄
982 クリアプレート
983および986 蝶の形をした役物
983Mおよび986M モータ
992および993 時計の形をした役物
995 回転式報知役物
996 回転部材
996Gないし1001G 回転ギア
996B、998Bおよび1000B 連結ベルト
BBおよびGG 遊技球振分誘導路
CL 閉鎖落下点
OP 拡開落下点
W 遊技球振分誘導路壁

Claims (15)

  1. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    遊技球が複数の進入穴および入賞装置のいずれか1つに進入および入賞した場合においては、該複数の進入穴および入賞装置への進入順序またはおよび入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて異なった役物の動作態様によって報知する報知手段から成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    遊技球の複数の進入穴からの進入および入賞装置への入賞を検知して、検知情報を出力する検知手段と、
    検知手段の検知出力に基づき前記複数の進入穴への進入順序またはおよび前記入賞装置への入賞順序の適否について役物の動作態様によって報知する報知手段を備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 請求項1または請求項2において、
    遊技球の前記入賞装置への入賞順序の適否に応じて前記報知手段によって報知される役物の動作態様を任意のタイミング、役物の動作態様の種類またはおよび順序で設定する報知順序設定手段を備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    遊技球の前記複数の進入穴への進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知順序設定手段が作動する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、
    前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記入賞順序の適否に応じた順序の役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
    入賞装置毎に異なった役物の動作態様が設定されており、設定された役物の動作態様が前記複数の入賞装置への入賞順序の適否を反映するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  7. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
    入賞装置に入賞する毎に、入賞検知手段により検知された前回の入賞情報と該入賞検知手段により検知された今回の入賞情報とを比較する入賞情報比較手段と、
    入賞情報比較手段の比較結果に基づき、前回の入賞情報に対して今回の入賞情報が遊技者にとって有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知する報知手段とを備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  8. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    入賞装置の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
    遊技球の入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
    入賞装置に入賞する毎に、入賞検知手段により検知された入賞情報および入賞前における開閉状態検知手段により検知された開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブルに従って、遊技者にとって有利な入賞かどうかを判定する判定手段と、
    判定手段における判定結果に基づいて有利かどうかで異なった役物の動作態様によって報知する報知手段とを備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれかにおいて、
    前記入賞装置への入賞により獲得する賞球数が遊技者にとって有利となる順序で入賞した場合には、前記報知手段により報知する役物の動作態様が互いに関連して違和感のない役物の動作態様を形成するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  10. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    入賞装置へ入賞した遊技球の動きに基づき作動して、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかについて役物の動作態様によって報知する報知手段から成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  11. 請求項10において、
    前記報知手段が、前記遊技球の動きにより入賞した入賞装置を判別するとともに、該入賞装置への入賞が遊技者にとって有利かどうかを判別する判別機構と、
    前記判別機構の判別により、該入賞装置への入賞順序が遊技者にとって有利かどうかによって異なった動作をする表示役物から成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  12. 請求項11において、
    前記判別機構は、前記遊技球の落下位置によって揺動方向が異なる揺動部材によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  13. 請求項11において、
    前記判別機構は、前記遊技球が入賞した入賞装置によって回転方向が異なり、入賞した遊技球を複数の供給導路に振り分ける回転機構によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれかにおいて、
    前記報知手段によって報知する役物の動作態様が、揺動動作またはおよび回転動作によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれかにおいて、
    前記報知手段によって報知する役物の動作態様が、直線動作またはおよび往復動作によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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