JP2010124305A - 半導体撮像素子アレイの駆動回路 - Google Patents

半導体撮像素子アレイの駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体撮像素子アレイの走査速度を向上する。
【解決手段】半導体撮像素子アレイの画素の読出用スイッチを制御する読出用制御線GT(n+1)又は読出用制御線GT(n−1)が選択されている期間に、画素のリフレッシュ用スイッチを制御するリフレッシュ用制御線GR(n)を選択する。これにより、読み出しとリフレッシュを同時に実行、或いはリフレッシュと読み出しモード設定を同時に実行することができ、半導体撮像素子アレイの走査が短縮される。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に医療画像診断装置、非破壊検査装置などに用いられる放射線検出装置に好適な半導体撮像素子アレイの駆動回路に関するものである。
放射線を用いた被写体の観察や撮影において、特に動画を得る場合には、I.I.(イメージインテンシファイア)と可視光像撮影用カメラによる所謂X線テレビが用いられている。これはX線の濃淡情報をイメージインテンシファイアにより増幅しながら可視光像に変換し、この可視光像をテレビカメラによって撮影するように構成されている。カメラとして初期には撮像管が、後にはCCDなどの固体撮像素子が用いられている。
I.I.を用いたX線テレビは、X線の濃淡が投影されるX線受像面と、可視光像が投影され映像信号に変換されるテレビカメラの受像面は別体であり、これらの間には電子レンズ、テレビカメラの可視光レンズが存在する。これらの光学系により、テレビカメラの受像面サイズを、X線受像面のサイズよりも大幅に小さくできる。しかし、光学系による像の歪み、特にI.I.の電子レンズの収差や外部電磁界による乱れを取り除くことが困難であったり、装置が大きく重たくなったりする問題がある。
電子レンズによる像の歪みや装置サイズの問題を回避するためには、光学系を廃し、X線受像面において直接にX線の濃淡を電気信号に変換する必要がある。近年では、このような用途向けに大画角のX線検出器が提案され、また実用に供されている。特に、被写体と同等以上のサイズを持つFPD(フラットパネル型検出器)による放射線検出器は、初期には静止画撮影に用いられ、現在は動画撮影装置への応用が期待されている。
FPDとして、ガラス基板上にアモルファスシリコンやポリシリコンによる光電変換素子及びTFT(thin-film-transistor)を形成し、これらにより構成される多数の画素を二次元的に配列したものが提案されている。
図6はFPDの画素配列の様子を表した回路構成図である。多数の画素10が縦横多数並べて二次元的に配列されており、各画素10には、例えばTFTから成るそれぞれ2つのスイッチ素子が接続されている。第1のスイッチ素子は、画素10を読出線11に接続する読出用スイッチ12であり、第2のスイッチ素子は画素10をリフレッシュ電圧線13に接続するリフレッシュ用スイッチ14である。
画素10の全ての上部電極に共通して、バイアス電源線15を介してバイアス電圧源16が接続されている。下部電極は各画素毎に読出用スイッチ12及びリフレッシュ用スイッチ14が接続されており、読出用スイッチ12をONにする、又はリフレッシュ用スイッチ14をONにすることでリフレッシュ電圧線13に接続される。
各読出用スイッチ12は行ごとに読出用制御線GTを介してシフトレジスタ17により制御され、同一行内の読出用スイッチ12は、同時にON又はOFFされる。同様に、リフレッシュ用スイッチ14は行ごとにリフレッシュ用制御線GRを介してシフトレジスタ18により制御され、同一行内のリフレッシュ用スイッチ14は同時にON又はOFFされる。
画素10を光電変換モードとするには、リフレッシュ用スイッチ14をOFFにし、読出用スイッチ12をONにする。読出線11はGND電位であるため、画素10には上部電極を正とするバイアス電圧源16によるバイアス電圧が印加される。なお、バイアス電圧を印加した後は、読出用スイッチ12をOFFしても、図示しない容量によって画素に印加する電界が保持され、画素10の光電変換モードが維持される。
光電変換モードにおいて入射した光量を計測するには、再び読出用スイッチ12をONにする。これにより、光電変換モードの画素10の絶縁層界面に溜ったホール電荷に対応する量の電子が、読出線11から読出用スイッチ12を経由して画素10に流れ込む。即ち、画素10から読出線11に向かって電流が流れ、この電流を計測することにより、入射光量を知ることができる。
画素10をリフレッシュモードとするには、読出用スイッチ12をOFFにし、リフレッシュ用スイッチ14をONにする。リフレッシュ電圧源19はバイアス電圧源16よりも高電圧に設定されているため、画素10には下部電極を正として、リフレッシュ電圧とバイアス電圧の差の電圧が印加される。
図7(a)は行nに対する読み出し状態、(b)は行nに対するリフレッシュ状態を、実行している様子を表している。
このように、異なる読出線11であっても、読み出しとリフレッシュを同時に実行することはできない。
このように読出用スイッチ12とリフレッシュ用スイッチ14の制御は、シフトレジスタ17、18により行を選択することにより行われる。従って、同一行の画素は、同時に光電変換モード或いはリフレッシュモードに遷移する。
図8は画素10のパネル断面の構造図(a)と、その無バイアス時のエネルギバンド図(b)を示している。絶縁性基体から成るガラス基板21上に各種材料が成膜積層されて画素10が形成されている。上部電極22は透明電極で構成され、下部電極23はAlやCrなどで形成されている。絶縁層24はアモルファスシリコン窒化膜により形成され、電子とホールの両方の通過を阻止する。真性半導体層25は水素化アモルファスシリコンで形成され、光入射に対して電子ホール対を生成し、光電変換層として動作する。不純物半導体層26はN+アモルファスシリコンにより形成され、上部電極22から真性半導体層25への正孔の注入を阻止するホールブロッキング層として動作する。
図9は画素10の動作説明図である。画素10のモードとして、光電変換モードとリフレッシュモードがある。光電変換モードでは図9(a)に図示するように、上部電極22と下部電極23の間に、上部電界が正電圧となるバイアス電圧が印加されている。バイアス電圧により、真性半導体層25の電子は上部電極22から掃き出される。一方で、上部電極22からは真性半導体層25にホールが注入されようとするが、不純物半導体層26により阻止され、真性半導体層25まで移動することはない。
この状態で、(b)に示すように真性半導体層25に光が入射すると、電子ホール対が生成される。電子ホール対は電界に導かれ、再結合することなく上下に分かれて移動する。このうち、電子は上部電極22から掃き出されるが、ホールは絶縁層24に阻まれて界面に留まる。
光電変換動作を継続し、絶縁層24の界面に滞留したホールが増加すると、真性半導体層25に加わる電界が弱まる。その結果、光入射によって発生した電子ホール対は、電界によって移動することなく再結合するようになり、画素10は光に対する感度を失う。(c)はこの状態のエネルギバンド図を示し、この状態を飽和と呼ぶ。
リフレッシュモードでは、図9(c)に示すように、上部電極22と下部電極23の間に、下部電界が正電圧となるリフレッシュ電圧が印加される。画素10が光電変換モードからリフレッシュモードに移行すると、絶縁層24の界面に滞留していたホールは上部電極22に掃き出され、代りに電子が注入されて絶縁層24の界面に滞留する。これにより、前述の飽和状態が解消される。
画素10を再び(a)の光電変換モードにすると、リフレッシュにより注入された電子は速やかに上部電極22から掃き出され、バイアス電圧が印加された状態になる。このように、画素10が光感度を維持するには、定期的にリフレッシュモードと光電変換モードが交互に実行し続けられる。
図10はシフトレジスタによりFPDを読み出し走査するタイミングチャート図である。タイミングチャート図は行(n−1)から(n+1)にかけて走査する様子を示している。先ず、読出用制御線GT(n−1)を出力することにより、行(n−1)の読出用スイッチ12をONにし、行(n−1)の各画素10に蓄積された光信号を読み出す。その後に、読出用制御線GT(n−1)を停止し、リフレッシュ用制御線GR(n−1)を出力することにより、行(n−1)のリフレッシュ用スイッチ14をONにし、行(n−1)の各画素10をリフレッシュする。
次に、リフレッシュ用制御線GR(n−1)を停止し読出用スイッチ12をパルス状にONすることで、行(n−1)の各画素10を光電変換モードに設定している。このようにして、行(n−1)の読み出しとリフレッシュが完了し、行(n−1)の各画素は、次にリフレッシュされるまで光電変換モードを維持する。
行(n−1)に加えた操作を、同様に行(n)についても加える。以後は同様に画素10を走査することで、画素10の全面の読み出しとリフレッシュが完了する。最後の行まで走査が完了した時点で、全画素10が光電変換モードに設定されているので、走査完了後に入射した光信号は、次回の走査で読み出すことができる。このようなFPDについては、例えば特許文献1に開示されている。
特開2007−104219号公報
上述のように、各画素に2つのスイッチを備えたFPDが開示されており、放射線動画撮影用に使われ始めている。
しかしながら上述のFPDには、或る走査と次回の走査の間の全面が光電変換モードにある時点で、X線をパルス状に照射することが望ましい。一方で、短期間に高輝度のX線を発生することはX線管球に負担を強いるため、照射可能期間を広げるために走査速度を高速化したい課題があり、またフレームレート向上のためにも、走査速度の向上が望まれている。
本発明の目的は、上記課題を解決し、走査速度の向上を図る半導体撮像素子アレイの駆動回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る半導体撮像素子アレイの駆動回路は、半導体撮像素子アレイの各画素(x,y)に接続した読出用スイッチ(x,y)と、特定のx座標に対してy座標上に配置した全ての読出用スイッチを同時に制御する読出用制御線(x)と、前記読出用スイッチ(x,y)と対となるように前記各画素(x,y)に接続したリフレッシュ用スイッチ(x,y)と、特定のx座標に対してy座標上に配置した全てのリフレッシュ用スイッチを同時に制御するリフレッシュ用制御線(x)と、前記読出用制御線(x)を駆動する読出用制御線駆動回路と、前記リフレッシュ用制御線(x)を駆動するリフレッシュ用制御線駆動回路とを備え、前記読出用制御線駆動回路は、読出用制御線(x)を選択し駆動した後に、読出用制御線(x−m:mは自然数)を選択して駆動し、更に読出用制御線(x+m)を選択して駆動することを第1の組とし、該第1の組を順次に繰り返して制御することを特徴とする。
本発明に係る半導体撮像素子アレイの駆動回路によれば、半導体撮像素子アレイの走査速度を向上することができる。
本発明を図1〜図5に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は例えばMIS型センサであるFPDの回路構成図であり、図6と同一の符号は同一の回路要素を示している。
多数の画素10がx座標、y座標に従って二次元的に配列され、各画素10に接続された2つのスイッチ12、14、バイアス電圧及びリフレッシュ電圧については、図6の従来例と同様であり、説明を省略する。なお、シフトレジスタ17’にはシフト方向を変更するための方向入力ビットが設けられている。
図2は原理的説明図であり、読出用スイッチ12によって実行されるステップと、リフレッシュ用スイッチ14によって実行されるステップは、異なる行の画素10の読出線に対しての操作であれば、同時に実行することができることを示している。
図2(a)は行nに対する読み出しと、行(n−1)に対するリフレッシュを同時に実行している様子を表している。読出用スイッチ12をONにしているのは1行のみであるため、読出線11に流れる電流は該当する行の画素10の光信号による電流だけであり、他の行でリフレッシュを実行していても、正常に読み出すことができる。
図2(b)は行nに対するリフレッシュと、行(n−1)に対する光電変換モード設定を、同時に実行している様子を示している。光電変換モード設定は読み出しと同じ電界を画素10に対して印加する操作であり、リフレッシュが他の行において実行されているときであっても同時に実行できる。これらに対し、例えば異なる読出線11(行n、行(n−1))において、読み出しと光電変換モード設定を同時に実行することはできない。
これは、異なる行で同時に読出用スイッチ12を作動する必要があり、光電変換モード設定のための電流と、読み出し電流が混在してしまうため、光信号を正しく分離できないためである。また、同一の行でリフレッシュ用スイッチ14と読出用スイッチ12とを同時にONにすることは、リフレッシュ電圧を短絡させてしまう結果となり、画素10に対する有効な操作にはならない。これらのことから、異なる行で異なる動作を同時に実行することができる。
図3はFPDの駆動タイミングチャート図である。図10に示した従来のタイミングチャート図と比較すると、読出用制御線GT(n)とリフレッシュ用制御線GR(n−1)が同時にONとなる期間や、リフレッシュ用制御線GR(n)と読出用制御線GT(n−1)が同時にONとなる期間があることが分かる。これらは、前者については、図2(a)と同じ状態、即ち行nに対する読み出しと、行(n−1)に対するリフレッシュを同時に実行している状態である。また後者については、図2(b)と同じ状態、即ち行nに対するリフレッシュと、行(n−1)に対する光電変換モード設定を、同時に実行している状態である。
図3の下側に示した各行の状態を確認すると、各行に対して読み出しとリフレッシュと、光電変換モード設定とがそれぞれ実行されているため、これはFPDの走査として正しく動作する。なお、各動作時間は図10の従来例のタイミングと同等或いはそれ以上に確保されている。更に、各行の読み出し動作の開始時刻を図10とを見比べると分かる通り、走査速度が向上している。
図10の従来例のタイミングチャート図の読出用制御線GTのON順序を実施例の図3と比較すると、従来例においては同一の行の読出用制御線GTを2回ONすることがある。しかし、読出用制御線GT(n)をONした後に、読出用制御線GT(n−1)に戻ってONすることはない。つまり、読出用制御線GTの行選択は単調増加であって、シフトレジスタ17のシフト方向は一方向のみである。
図3はタイミングチャート図においては、読出用制御線GTは行nを読み出すために、読出用制御線GT(n)をONにした後に、行(n−1)を読み出しモードに設定するために読出用制御線GT(n−1)をONにする。従って、今度は行(n+1)を読み出すために読出用制御線GT(n+1)をONにする。つまり、読出用制御線GTの行選択は単調増加にも単調減少にもなっておらず、走査の途中でシフト方向が頻繁に入れ換わっている。
このような走査を可能とするため、本実施例のFPDにおける読出用制御線駆動回路であるシフトレジスタ17’は、前述したようにシフト方向を変更するための方向入力ビットを備えている。方向入力ビットを走査の途中でシフト方向を右シフト又は左シフトに設定して、クロックパルスを入力することにより、単調増加にも単調減少でもない複雑な走査を実行することができる。
図4は本実施例に用いるシフトレジスタ17’の回路図である。シフトレジスタ17’はシフト方向指定DIR、シフトクロックCLK、アウトプットイネーブルOEを備えている。シフトレジスタ17’は多数のレジスタから構成され、単一のレジスタはシフトクロックCLKにパルスが入力される度に、シフト方向指定DIRの指定に従って、右隣又は左隣の出力を取り込み、自らの出力とする。
シフト方向指定DIRとシフトクロックCLKは全レジスタに共通して入力されているため、全体として右シフト又は左シフトが実現される。アウトプットイネーブルOEをOFFに指定している間は、シフトレジスタ17’の全出力は個々のレジスタの状態に関係なくOFFに固定される。アウトプットイネーブルOEを使用することにより、シフトの途中で意図しないビットがONになることが防止される。
図5はシフトレジスタ17’を用いて読出用制御線GTの行選択波形を実現する例を示している。シフト方向指定DIRにより左シフトと右シフトを選択しながら、シフトクロックCLKを入力することで、行選択が左シフト又は右シフトする。実際に特定行の読出用制御線GTをONにするためには、アウトプットイネーブルOEをONにする。本実施例においては、行選択を1行戻すために、シフト方向指定DIR=LでシフトクロックCLKを1回入力し、行選択を2行進めるためにシフト方向指定DIR=HでシフトクロックCLKを2回入力している。
このように、本実施例によるFPDは双方向にシフト可能なシフトレジスタ17’を読出用制御線GTの行選択に使用することにより、単調増加でない順序により読出用制御線GT(n)を選択可能となっている。この構成により、読出用制御線GT(n)をパルス状に選択して読み出しを実行した後に、読出用制御線GT(n−1)をパルス状に選択して読み出しモード設定を実行することができる。一方、読出用制御線GT(n)が選択されていない期間には、行nに関してリフレッシュを実行することが可能である。
このことに注目して、読出用制御線GT(n+1)又は読出用制御線GT(n−1)が選択されている期間に、リフレッシュ用制御線駆動回路であるシフトレジスタ18によりリフレッシュ用制御線GR(n)を選択する。これにより、読み出しとリフレッシュを同時に実行、或いはリフレッシュと読み出しモード設定を同時に実行している。これらの構成及び手順により、FPDの走査が短縮される。
実施例においては、同時に選択される行は1行となっており、読出用制御線GTの進行は1行戻って2行進むを繰り返している。これに対し、同時に選択される行を複数とした場合でも有効に作用する。例えば、同時に2行を選択する場合では、読出用制御線GTの進行を、例えば2行戻って4行進むの繰り返しとすることで同様の効果が得られる。
即ち、関数を用いて説明すると、読出用スイッチ12(x,y)は半導体撮像素子アレイの各画素10(x,y)に接続されている。読出用制御線GT(x)は特定のx座標に対してy座標上に配置された全ての読出用スイッチ12を同時に制御し、リフレッシュ用スイッチ14(x,y)は読出用スイッチ12(x,y)と対となるように、各画素10(x,y)に接続されている。リフレッシュ用制御線GR(x)は特定のx座標に対してy座標上に配置された全てのリフレッシュ用スイッチ14を同時に制御する。シフトレジスタ17’は読出用制御線GT(x)を駆動し、シフトレジスタ18はリフレッシュ用制御線GR(x)を駆動する。
シフトレジスタ17’は1つの読出用制御線GT(x)を選択し駆動した後に、読出用制御線GT(x−m:mは自然数)を選択して駆動し、更に読出用制御線GT(x+m)を選択して駆動することを第1の組とし、この第1の組を順次に繰り返して制御する。
また、シフトレジスタ18はリフレッシュ用制御線GR(x)を制御することにより、リフレッシュ用スイッチ14(x,y)を順次に駆動する。例えば、シフトレジスタ18による制御が1動作進行する間に、シフトレジスタ17’による制御が2動作進行する。
即ち、シフトレジスタ18は読出用制御線GT(x)を選択時はリフレッシュ用制御線GR(x−m)を選択して駆動する。読出用制御線GT(x−m)及び読出用制御線GT(x+m)の選択時はリフレッシュ用制御線GR(x)を選択して駆動することを第2の組とし、この第2の組を順次に繰り返して制御する。
本実施例においては、読出用制御線GT(n)の選択に双方向シフトレジスタ17’を使用したが、これを例えば行番号指定から特定行を選択するアドレスデコーダで構成しても、実施することができる。
実施例において、読み出しとリフレッシュの同時実行と、リフレッシュと読み出しモード設定の同時実行を両方とも実施しているが、一方のみを実施しても、走査時間の短縮の効果が得られることは云うまでもない。
実施例においては、複数列から成る二次元アレイセンサによるFPDに本発明を適用しているが、アレイを順次に読み出すような構成であれば有効であるため、列が単一であるラインセンサに応用してもよい。また、半導体撮像素子としてTFTを使用することができる。
実施例のFPDの回路構成図である。 原理的説明図である。 動作タイミングチャート図である。 双方向シフトレジスタの説明図である。 シフトレジスタのタイミングチャート図である。 従来例のFPDの回路構成図である。 原理的説明図である。 画素構造とエネルギバンド図である。 画素操作のエネルギバンド図である。 タイミングチャート図である。
符号の説明
11 読出線
12 読出用スイッチ
13 リフレッシュ電源線
14 リフレッシュ用スイッチ
15 バイアス電源線
16 バイアス電圧源
17’、18 シフトレジスタ
19 リフレッシュ電圧源
GT 読出用制御線
GR リフレッシュ用制御線

Claims (6)

  1. 半導体撮像素子アレイの各画素(x,y)に接続した読出用スイッチ(x,y)と、
    特定のx座標に対してy座標上に配置した全ての読出用スイッチを同時に制御する読出用制御線(x)と、
    前記読出用スイッチ(x,y)と対となるように前記各画素(x,y)に接続したリフレッシュ用スイッチ(x,y)と、
    特定のx座標に対してy座標上に配置した全てのリフレッシュ用スイッチを同時に制御するリフレッシュ用制御線(x)と、
    前記読出用制御線(x)を駆動する読出用制御線駆動回路と、
    前記リフレッシュ用制御線(x)を駆動するリフレッシュ用制御線駆動回路とを備え、
    前記読出用制御線駆動回路は、読出用制御線(x)を選択し駆動した後に、読出用制御線(x−m:mは自然数)を選択して駆動し、更に読出用制御線(x+m)を選択して駆動することを第1の組とし、該第1の組を順次に繰り返して制御することを特徴とする半導体撮像素子アレイの駆動回路。
  2. 前記リフレッシュ用制御線駆動回路は、読出用制御線(x)の選択時はリフレッシュ用制御線(x−m)を選択して駆動し、読出用制御線(x−m)及び読出用制御線(x+m)の選択時はリフレッシュ用制御線(x)を選択して駆動することを第2の組とし、該第2の組を順次に繰り返して制御することを特徴とする請求項1に記載の半導体撮像素子アレイの駆動回路。
  3. 前記画素(x,y)に対して、読出用制御線(x)をパルス状に選択し、続いてリフレッシュ用制御線(x)をパルス状に選択し、続いて再び読出用制御線(x)をパルス状に選択するように、前記読出用制御線駆動回路及び前記リフレッシュ用制御線駆動回路を作動することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体撮像素子アレイの駆動回路。
  4. 前記読出用制御線駆動回路及びリフレッシュ用制御線駆動回路はシフトレジスタであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の半導体撮像素子アレイの駆動回路。
  5. 前記半導体撮像素子アレイはMIS型センサであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の半導体撮像素子アレイの駆動回路。
  6. 前記読出用スイッチ及び前記リフレッシュ用スイッチはTFTであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1つの請求項に記載の半導体撮像素子アレイの駆動回路。
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