JP2010120583A - フィルタ装置 - Google Patents

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Masayuki Kikuchi
政幸 菊地
Kiyoshi Wakamatsu
清志 若松
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Abstract

【課題】車両の走行状態に応じて、ヨーレートセンサの出力をローパスフィルタを介して出力するか、あるいは、直接出力するかを選択できるようにする。
【解決手段】フィルタ装置10は、車両が直進走行であるか否かを判定する直進走行判定部14と、ローパスフィルタ15を備えるローパスフィルタ部12とを有し、該ローパスフィルタ部12は、前記車両が直進走行であると直進走行判定部14が判定したときに、前記ヨーレートをローパスフィルタ15を介して出力し、一方で、前記車両が直進走行ではないと直進走行判定部14が判定したときに、前記ヨーレートを直接出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両に搭載されたヨーレートセンサの出力をフィルタリングするためのフィルタ装置に関する。
従来より、走行中の車両の旋回速度(ヨーレート)を該車両に搭載されたヨーレートセンサで検出し、検出した前記ヨーレートを用いて前記車両の挙動を制御することが広く行われている。
特許文献1には、ヨーレートセンサの出力側にローパスフィルタを接続し、前記ヨーレートセンサの出力(ヨーレート)を前記ローパスフィルタを介して出力することで、前記ヨーレートセンサの出力に対するノイズの影響を除去することが提案されている。
特開2007−249407号公報
しかしながら、ローパスフィルタは、所定の時定数を有する遅延フィルタであるため、ヨーレートセンサの出力を前記ローパスフィルタを介して出力すると、該ヨーレートセンサの出力が遅延して、車両の挙動を迅速に制御することができない場合がある。すなわち、曲線状の道路(カーブ)等を前記車両が走行する場合に、前記カーブに沿って前記車両が旋回するように該車両の挙動を制御するときに、前記ローパスフィルタにより前記ヨーレートセンサの出力が遅延すれば、旋回中の前記車両の挙動を迅速に制御することができない。
一方、車両が直線状の道路を走行している場合(直線走行)には、該車両が旋回する可能性は少なく、ヨーレートセンサの出力は比較的に小さい。従って、この場合には、前記ヨーレートセンサの出力をローパスフィルタを介して出力しなければ、ノイズの影響を受けて、前記車両の挙動を適切に制御することができない。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、車両の走行状態に応じて、ヨーレートセンサの出力をローパスフィルタを介して出力するか、あるいは、直接出力するかを選択することができるフィルタ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るフィルタ装置は、車両が直進走行であるか否かを判定する直進走行判定部と、ローパスフィルタを備えるローパスフィルタ部とを有し、前記ローパスフィルタ部は、前記車両が直進走行であると前記直進走行判定部が判定したときに、ヨーレートセンサの出力を前記ローパスフィルタを介して出力し、一方で、前記車両が直進走行ではないと前記直進走行判定部が判定したときに、前記ヨーレートセンサの出力を直接出力することを特徴としている。
この構成によれば、前記車両が直進走行であると前記直進走行判定部が判定したときに、前記ヨーレートセンサの出力を前記ローパスフィルタを介して出力し、一方で、前記車両が直進走行ではないと前記直進走行判定部が判定したときに、前記ヨーレートセンサの出力を直接出力するようにしたので、前記車両の走行状態に応じて、前記ヨーレートセンサの出力を前記ローパスフィルタを介して出力するか、あるいは、直接出力するかを選択することができる。
この結果、前記車両が直進走行であるときには、前記ヨーレートセンサの出力が前記ローパスフィルタを介して出力されるので、比較的小さな前記ヨーレートセンサの出力に対するノイズの影響を確実に除去することができ、前記車両の挙動を適切に制御することが可能となる。
一方、前記車両が直進走行ではなく、カーブ等を旋回しながら走行している場合には、前記ヨーレートセンサの出力が前記ローパスフィルタを介さずに直接出力されるので、前記ヨーレートセンサの出力の遅延が発生せず、旋回中の前記車両の挙動を迅速に制御することができる。
ここで、前記直進走行判定部は、前記ヨーレートセンサの出力が所定の閾値よりも小さいときに前記車両が直進走行であると判定し、一方で、前記ヨーレートセンサの出力が前記閾値以上であるときに前記車両が直進走行ではないと判定してもよい。この場合でも、前記車両の走行状態に応じて、前記ヨーレートセンサの出力を適切に出力することが可能となる。
この発明では、車両の走行状態に応じて、ヨーレートセンサの出力をローパスフィルタを介して出力するか、あるいは、直接出力するかを選択することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施形態に係るフィルタ装置10の概略ブロック図である。
このフィルタ装置10は、図示しない車両に搭載されたヨーレートセンサと、該車両の挙動を制御するマイクロコンピュータから構成される制御装置(ECU)との間に接続され、前記ヨーレートセンサの出力(ヨーレート)をフィルタリングして前記ECUに出力することが可能である。また、フィルタ装置10は、ローパスフィルタ部12と、直進走行判定部14とを有する。なお、前記車両に搭載された前記ヨーレートセンサ及び前記ECUの構成及び機能は、特許文献1に開示されているので、この明細書では、それらの詳細な説明については省略する。
ローパスフィルタ部12は、減算点16と、アンプ18と、切替スイッチ20とを備えている。この場合、直進走行判定部14から切替スイッチ20の入力ポート20dへの制御信号の入力により、入力ポート20aと出力ポート20cとが接続されると、図1に示すように、出力ポート20cの出力が減算点16に減算信号としてフィードバック(入力)される閉ループのローパスフィルタ15が構成される。一方、入力ポート20dに対する制御信号の入力が停止すると、入力ポート20aと出力ポート20cとの接続が、入力ポート20bと出力ポート20cとの接続に切り替わる。また、直進走行判定部14は、絶対値変換部22と、閾値記憶部24と、判定部26とを備える。
次に、このフィルタ装置10の動作について説明する。
前記ヨーレートセンサが前記車両のヨーレートを検出し、検出した前記ヨーレートをローパスフィルタ部12及び直進走行判定部14に出力した場合に、直進走行判定部14の絶対値変換部22は、前記ヨーレートを絶対値に変換して判定部26に出力する。
判定部26は、閾値記憶部24に記憶された所定の閾値を読み出し、読み出した前記閾値と、前記ヨーレートの絶対値とを比較して、前記絶対値が前記閾値よりも小さい場合(絶対値<閾値)には、前記車両が直線状の道路を走行する直進走行であると判定し、切替スイッチ20の入力ポート20dに制御信号(所定の振幅レベルの信号)を出力する。切替スイッチ20は、入力ポート20dに制御信号が入力されたときに、入力ポート20aと出力ポート20cとを接続する。これにより、出力ポート20cの出力が減算点16に減算信号として入力される閉ループが形成されてローパスフィルタ15が構成される。
減算点16では、前記ヨーレートセンサからのヨーレートが加算信号として入力されると共に、出力ポート20cからの切替スイッチ20の出力が減算信号としてフィードバック(入力)される。従って、減算点16は、前記加算信号と前記減算信号との偏差をアンプ18に出力する。アンプ18は、所定のカットオフ周波数fを有し、前記偏差を所定のゲインで増幅すると共に、増幅後の前記偏差における前記カットオフ周波数f以下の低周波成分を通過させる。アンプ18から出力された低周波成分の信号(ローパスフィルタ15を通過したヨーレート)は、入力ポート20a及び出力ポート20cを介して前記減算信号としてフィードバックされると共に、前記車両の挙動の制御に必要な信号として前記ECUに供給される。
一方、判定部26は、前記ヨーレートの絶対値と前記閾値とを比較して、前記絶対値が前記閾値以上である場合(絶対値≧閾値)には、前記車両は直進走行ではなく、カーブ等を旋回しているものと判定し、次に、切替スイッチ20の入力ポート20dに対する制御信号の出力を停止する。これにより、切替スイッチ20は、入力ポート20dに対する制御信号の入力停止に起因して、入力ポート20aと出力ポート20cとの接続を、入力ポート20bと出力ポート20cとの接続に切り替える。この結果、前記ヨーレートセンサからのヨーレート(ローパスフィルタ15を通過しないヨーレート)は、入力ポート20b及び出力ポート20cを介して、前記ECUに直接供給される。
この場合、減算点16には、前記ヨーレートセンサからのヨーレートが加算信号として供給されると共に、出力ポート20cからも減算信号として供給されるので、その偏差は略0となり(加算信号≒減算信号)、実際上、ローパスフィルタ15は、フィルタとして機能しない。
以上説明したように、この実施形態に係るフィルタ装置10は、車両に搭載されたヨーレートセンサの出力(ヨーレート)に基づいて該車両が直進走行であるか否かを判定する直進走行判定部14と、ローパスフィルタ15を備えるローパスフィルタ部12とを有し、ローパスフィルタ部12は、前記車両が直進走行であると直進走行判定部14が判定したときにヨーレートをローパスフィルタ15を介して出力し、一方で、前記車両が直進走行ではないと直進走行判定部14が判定したときに前記ヨーレートを直接出力する。
これにより、前記車両の走行状態に応じて、前記ヨーレートをローパスフィルタ15を介して出力するか、あるいは、直接出力するかを選択することができる。この結果、前記車両が直進走行であるときには、前記ヨーレートがローパスフィルタ15を介して出力されるので、比較的小さな前記ヨーレートの出力に対するノイズの影響を確実に除去することができ、ローパスフィルタ15を介してヨーレートが供給されるECUは、前記車両の挙動を適切に制御することが可能となる。
一方、前記車両が直進走行ではなく、カーブ等を旋回しながら走行している場合には、前記ヨーレートがローパスフィルタ15を介さずに直接出力されるので、前記ヨーレートの遅延が発生せず、従って、前記ヨーレートが直接供給されるECUは、旋回中の前記車両の挙動を迅速に制御することができる。
また、直進走行判定部14は、ヨーレートの絶対値が閾値よりも小さいときに前記車両が直進走行であると判定し、一方で、前記ヨーレートの絶対値が閾値以上であるときに前記車両が直進走行ではないと判定するので、フィルタ装置10は、前記車両の走行状態に応じて、前記ヨーレートを適切に出力することが可能となる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書及び図面の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることは勿論である。
この発明の実施形態に係るフィルタ装置の概略ブロック図である。
符号の説明
10…フィルタ装置 12…ローパスフィルタ部
14…直進走行判定部 15…ローパスフィルタ
16…減算点 18…アンプ
20…切替スイッチ 20a、20b、20d…入力ポート
20c…出力ポート 22…絶対値変換部
24…閾値記憶部 26…判定部

Claims (2)

  1. 車両が直進走行であるか否かを判定する直進走行判定部と、ローパスフィルタを備えるローパスフィルタ部とを有し、
    前記ローパスフィルタ部は、前記車両が直進走行であると前記直進走行判定部が判定したときに、ヨーレートセンサの出力を前記ローパスフィルタを介して出力し、一方で、前記車両が直進走行ではないと前記直進走行判定部が判定したときに、前記ヨーレートセンサの出力を直接出力することを特徴とするフィルタ装置。
  2. 請求項1記載のフィルタ装置において、
    前記直進走行判定部は、前記ヨーレートセンサの出力が所定の閾値よりも小さいときに前記車両が直進走行であると判定し、一方で、前記ヨーレートセンサの出力が前記閾値以上であるときに前記車両が直進走行ではないと判定することを特徴とするフィルタ装置。
JP2008298072A 2008-11-21 2008-11-21 フィルタ装置 Withdrawn JP2010120583A (ja)

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