JP2010120564A - 車体強度部材構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、車体強度部材本体の強度、剛性を効果的に向上させ得るようにする。
【解決手段】車室31内の前部に、車体強度部材33が設けられ、車体強度部材33が、ほぼ車幅方向34へ延びる車体強度部材本体37を備えると共に、車体強度部材本体37が、車幅方向34の中間部に、少なくとも、車体強度部材本体37の下部を上下方向36に支持可能なステー42と、車体強度部材本体37の前部を車両前後方向35に支持可能なポストブラケット44と、緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重45,46を吸収可能なニープロテクタ47とを備えた車体強度部材構造であって、車体強度部材本体37の少なくとも中間部に、複数の閉断面部61〜63を有する高剛性構造部分64を設けると共に、高剛性構造部分64に対して、ステー42と、ポストブラケット44と、ニープロテクタ47とを取付けるようにしている。
【選択図】図2

Description

この発明は、車体強度部材構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に樹脂製のインストルメントパネル(車室前部内装パネル)が設けられている。このインストルメントパネルの内部には、金属製の車体強度部材が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図3に示すように、このような車室内の前部に設けられる車体強度部材1は、ほぼ車幅方向2へ延びる車体強度部材本体3を備えている。この場合、車体強度部材本体3は、丸パイプによって構成されている。この丸パイプは、中間部が(前方などに)迂回する形状を有している。この車体強度部材本体3は、両端部に、図示しない左右の車体パネル(サイドパネル)に取付けるためのサイドブラケット4を備えている。
そして、車体強度部材本体3は、主に、図示しないステアリングコラムを支持するためのものとして構成されている。そのために、車体強度部材本体3には、車幅方向2の中間部(運転席側部分)に、ステアリングコラムを取付けるためのコラムブラケット5が備えられている。コラムブラケット5は、通常、車体強度部材本体3に対し、前後に分けて設けられる(特に図示せず)。
また、車体強度部材本体3は、車幅方向2の中間部(中央部分)に、車体強度部材本体3の下部を車室床部6(フロアパネル、図5参照)に対して上下方向7に支持可能なステー8を備えている。この場合、ステー8は、左右2本設けられている。このステー8には、図示しない、車載用オーディオ装置や、空調装置を制御するための制御ボックスなどを取付可能な図示しない取付用ブラケットなどが設けられている。また、車載用オーディオ装置や制御ボックスなどを所定の位置に設置するために、ステー8は、インストルメントパネル9(図5参照)の後面部の近くに位置するように、後方に取り回されている。この場合には、ステー8は、ほぼ上下方向7へ延びると共に、側面視ほぼ「く」字状の後方取回形状を呈している。これにより、ステー8は、上端部と下端部との位置が、前後に大きくズレている。
そして、車体強度部材本体3は、車幅方向2の中間部(運転席側部分)に、車体強度部材本体3の前部を車室前壁部11(ダッシュパネル、図5参照)に対して車両前後方向12に支持可能なポストブラケット13を備えている。この場合、ポストブラケット13は、車両前後方向12へ延びると共に、上方に開いたほぼU字断面形状のものとされている。このポストブラケット13は、図6に示すように、前方からの緊急入力荷重15(例えば、車室前壁部11の後退動)に対して仮想線で示すように屈曲変形する(潰れる)と共に、後方からの乗員の膝入力荷重16,17(図5参照)に対しても屈曲変形する程度の強度を有するように構成されている。このような強度とするために、ポストブラケット13には、切欠部やその他の脆弱部18(図6参照)などが形成されることにより、意図的に強度が弱められている。
更に、必要に応じて、図4に示すように、車体強度部材本体3は、車幅方向2の中間部(運転席側部分または助手席側部分)に、緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重16,17(図5参照)を吸収可能なニープロテクタ21を備えている。このニープロテクタ21は、例えば、車体強度部材本体3の下部から下方へ延びる側面視ほぼL字状またはほぼレ字状のニープロテクト用ブラケット22と、乗員の膝を直接受ける膝受部材23とを備えている。この場合、ニープロテクト用ブラケット22は、乗員の両膝にほぼ対応させて左右一対設けられており、膝受部材23は、左右一対のニープロテクト用ブラケット22の上方へ向けて曲げ形成された先端部(後端部または下端部)間に架設、連結されている。
また、ニープロテクタ21には、上記の他にも、図5に示すように、主に平均的体格の乗員の膝を受けてその膝入力荷重16を吸収可能な上部ニープロテクト用ブラケット24と、主に小柄な乗員の膝を受けてその膝入力荷重17を吸収可能な下部ニープロテクト用ブラケット25とを、分けて備えることにより、乗員の体格に対応させ得るようにしたものなども存在している。なお、図4のニープロテクタ21は、このような体格に対応する機能を有していないものである。
このような構成によれば、車体強度部材本体3は、その両端部に設けられたサイドブラケット4によって、図示しない左右の車体パネル(サイドパネル)に取付けられている。
この車体強度部材本体3は、基本的に、図示しないステアリングコラムを、コラムブラケット5を介して支持するように機能する。
また、車体強度部材本体3の車幅方向2の中間部に備えられたステー8は、車体強度部材本体3の下部を、車室床部6(フロアパネル)に対して主に上下方向7に支持するように機能する。このステー8により、ステアリングコラムや車体強度部材本体3の上下方向7の振動などを抑制することができる。
そして、車体強度部材本体3の車幅方向2の中間部に備えられたポストブラケット13は、車体強度部材本体3の前部を、車室前壁部11(ダッシュパネル)に対して主に車両前後方向12に支持するように機能する。また、前方からの緊急入力荷重15に対しては、図6に示すように、車体強度部材本体3が変形する前にポストブラケット13が屈曲変形する(潰れる)ことにより、車体強度部材本体3の後方への移動や折曲がりなどを防止するように機能する。更に、後方からの乗員の膝入力荷重16,17に対しては、車体強度部材本体3が変形する前にポストブラケット13が屈曲変形する(潰れる)ことにより、車体強度部材本体3の前方への移動や折曲がりなどを防止するように機能する。
更に、車体強度部材本体3の車幅方向2の中間部に備えられたニープロテクタ21は、緊急時に、膝受部材23が乗員の膝を受けて、ニープロテクト用ブラケット22が屈曲変形する(潰れる)ことにより、膝入力荷重16,17を吸収するように機能する。
また、図5では、膝受部材23に対する膝当り高さの違いによって、平均的体格の乗員の場合には、主に上部ニープロテクト用ブラケット24が屈曲変形する(潰れる)ことにより、その膝入力荷重16を吸収し、小柄な乗員の場合には、主に下部ニープロテクト用ブラケット25が屈曲変形する(潰れる)ことにより、その膝入力荷重17を吸収するように機能する。
これにより、例えば、乗員が車外へ飛出すことなどを防止することができる。
特開平05−142354号
しかしながら、上記車体強度部材構造には、以下のような問題があった。
即ち、ニープロテクタ21を構成するニープロテクト用ブラケット22は、図5に示すように、車体強度部材本体3から下方へ延びるように構成されているため(アーム長L)、緊急時にニープロテクタ21が乗員の膝を受けて膝入力荷重16,17を吸収する際に、車体強度部材本体3には、捩れ方向のモーメントMや、前方へ向かう荷重F1や、上方へ向かう荷重F2などが作用されることになる。
そして、乗員からの膝入力荷重16,17に対するニープロテクタ21の作動状態(潰れ方など)を予測して、予測通りに正確に作動させ得るようにするためには、上記したモーメントMや荷重F1,F2などによる車体強度部材本体3の変形をできるだけ小さくする必要がある。
この車体強度部材本体3の変形を小さくするためには、
1.車体強度部材本体3の強度を高くする、
2.ポストブラケット13やステー8の強度を高くして、これらによって車体強度部材本体3の変形を抑止させるようにする、
などの手段が考えられるが、
2の(間接的な)手段を採用する場合、ポストブラケット13は、上記したように、車体強度部材本体3の移動や折曲がりなどを防止するために、前方からの緊急入力荷重15に対して屈曲変形すると共に、後方からの乗員の膝入力荷重16,17に対しても屈曲変形する程度の強度を有するように構成されているので、即ち、ポストブラケット13は意図的に強度を弱められているので、ポストブラケット13よって車体強度部材本体3の変形を抑止させるようにするのは難しい。
同様に、ステー8は、車載用オーディオ装置や制御ボックスなどを配置するために、インストルメントパネル9の後面部の近くに位置するように、後方に取り回された側面視ほぼ「く」字状の後方取回形状を有しているので、即ち、ステー8は、強度確保を最優先にした構成を備えていないので、ステー8によって車体強度部材本体3の変形を抑止させるようにするのは難しい。
よって、1の(直接的な)手段を採用するのが最も効果が高くしかも現実性があるということになる。しかし、インストルメントパネル9の内部は混み合っていてスペースに余裕がないため、車体強度部材本体3の断面係数を大きくして車体強度部材本体3の強度を高くするのは難しい。また、車体強度部材本体3の断面係数を大きくする代りに高張力鋼などの高強度の(高価な)材料を使用するのはコストがかかるので難しいという問題がある。
また、上記以外にも、ニープロテクタ21を、車体強度部材本体3の変形を考慮した設計とすることなども考えられるが、乗員の膝の入力方向(膝入力荷重16,17の方向)には個人差や状況によるバラ付きなどがあるため、性能予測を正確に行うことが難しく、また、車体強度部材本体3の変形を考慮した設計をするには、多くの複雑な工程が必要になることなどが予測されることから、余り現実的な手段であるとは言えなかった。
なお、上記した以外にも、本発明に至る過程で新たな問題やその他の問題などが発生することも考えられるが、そのようなものについては、本発明の実施例の中で説明することによって、この欄での記載に代えることができるものとする。但し、必要な場合には、この欄に流用することができる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、車室内の前部に、車体強度部材が設けられ、該車体強度部材が、ほぼ車幅方向へ延びる車体強度部材本体を備えると共に、該車体強度部材本体が、車幅方向の中間部に、少なくとも、車体強度部材本体の下部を上下方向に支持可能なステーと、車体強度部材本体の前部を車両前後方向に支持可能なポストブラケットと、緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重を吸収可能なニープロテクタとを備えた車体強度部材構造において、車体強度部材本体の少なくとも中間部に、複数の閉断面部を有する高剛性構造部分を設けると共に、該高剛性構造部分に対して、前記ステーと、ポストブラケットと、ニープロテクタとを取付けたことを特徴としている。
請求項2に記載された発明は、上記において、前記ステーの上端側部分に、下端側部分よりも断面が大きくなる断面拡大部を設け、該断面拡大部を、高剛性構造部分の下面に対して接続したことを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、上記において、前記ポストブラケットを、車両前後方向の前方からの緊急入力荷重に対して車体強度部材本体よりも先に屈曲変形すると共に、車両前後方向後方からの乗員の膝入力荷重に対して車体強度部材本体よりも先には屈曲変形しない強度を有する強化型ポストブラケットとしたことを特徴としている。
なお、上記は、それぞれ、所要の作用効果を発揮するための必要最小限の構成であり、上記構成の詳細や、上記されていない構成については、それぞれ自由度を有しているのは勿論である。そして、上記構成の記載から読取ることが可能な事項については、特に具体的に記載されていない場合であっても、その範囲内に含まれるのは勿論である。また、上記以外の構成を追加した場合には、追加した構成による作用効果が加わることになるのは勿論である。
請求項1の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、車体強度部材本体の少なくとも中間部に、複数の閉断面部を有する高剛性構造部分を設けることにより、車体強度部材本体の少なくとも中間部の強度、剛性を向上させることができる。これによって、車体強度部材本体の撓みや(周方向の)捩れを少なくし、車体強度部材本体の移動や折曲がりなどを防止することができる。そして、このような高剛性構造部分に対して、ステーと、ポストブラケットと、ニープロテクタとを取付けることにより、これらに対する取付剛性を向上し、これらの個々の機能向上を図ることが可能となる。特に、ニープロテクタの車体強度部材本体への依存度を小さくすることができる。
請求項2の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、ステーの上端側部分に設けた断面拡大部は、断面係数が高いため、ステー自体の変形を小さくすることができる。そのため、断面拡大部を高剛性構造部分の下面に接続することにより、ステーによって、車体強度部材本体(高剛性構造部分など)の車両前後方向や上下方向の移動を効果的に抑制することが可能となる。例えば、前方からの緊急入力荷重に対して、車体強度部材本体が後方へ移動するのを、ステーによって抑制することが可能となる。また、例えば、ニープロテクタへの膝入力荷重によって、車体強度部材本体が上方や前方へ移動するのを、ステーによって抑制することが可能となる。また、断面拡大部を高剛性構造部分の下面に接続することにより、ステーによって、車体強度部材本体(高剛性構造部分など)の捩れを効果的に抑制することが可能となる。例えば、ニープロテクタへの膝入力荷重によって、車体強度部材本体に発生するモーメントに対し、ステーが反力を発生することで、車体強度部材本体の捩れを抑制することが可能となる。以て、ニープロテクタの性能を満足させるために必要な車体強度部材本体の強度を、断面拡大部を有するステーによって小さくすることができると共に、断面拡大部を有するステーによって、ニープロテクタの車体強度部材本体への依存度をより小さくすることができる。
請求項3の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、高剛性構造部分による車体強度部材本体の剛性、強度向上効果と、ステーによる車体強度部材本体の移動や捩れの抑制効果とにより、車体強度部材本体が折曲がったり、捩れたりし難くなっていることから、ニープロテクタへの膝入力荷重を車体強度部材本体のみによって受けさせることも可能となる。これにより、車体強度部材本体が折曲がる前にポストブラケットを屈曲変形させて膝入力荷重を吸収させるようにする必要がなくなるので、ポストブラケットの強度を上げることが可能となる。そして、ポストブラケットの強度を上げて強化型ポストブラケットとすることにより、車両前後方向の前方からの緊急入力荷重に対しては強化型ポストブラケットが屈曲変形して荷重吸収を行うと共に、車両前後方向後方からの乗員の膝入力荷重に対しては強化型ポストブラケットが屈曲変形しないで耐えることにより膝入力荷重を車体強度部材本体と共に分担するように機能することになる。よって、前方からの緊急入力荷重による車体強度部材本体の後方への移動と、膝入力荷重による車体強度部材本体の前方への移動や捩れとの両者を、共に抑制、防止し得る構造を得ることができる。以て、ニープロテクタの性能を満足させるために必要な車体強度部材本体の強度を、強化型ポストブラケットによって小さくすることができると共に、強化型ポストブラケットによって、ニープロテクタの車体強度部材本体への依存度をより一層小さくすることができる。また、強化型ポストブラケットとしたことにより、ステアリング支持剛性についても高くすることができるので、その分、材料選定の自由度を上げるなどして、車体強度部材本体の他部位の軽量化を図ることが可能となる。
本発明は、主に、車体強度部材本体の強度、剛性を効果的に向上させ得るようにすることを目的としている。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
なお、以下の実施例は、上記した背景技術や発明が解決しようとする課題などと密接な関係があるので、必要が生じた場合には、互いに、記載を流用したり、必要な修正を伴って流用したりすることができるものとする。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。
<基本部分の説明>まず、基本部分について説明する。
自動車などの車両には、車室31内の前部に樹脂製のインストルメントパネル32(車室前部内装パネル、図2参照)が設けられている。このインストルメントパネル32の内部には、金属製の車体強度部材33が設けられている。
ここで、符号34は車幅方向、35は車両前後方向、36は上下方向である。 このような車体強度部材33は、ほぼ車幅方向34へ延びる車体強度部材本体37を備えている。
この車室31内の前部に設けられる車体強度部材本体37は、両端部に、図示しない左右の車体パネル(サイドパネル)に取付けるためのサイドブラケット38を備えている。このサイドブラケット38は、金属製とされ、車体強度部材本体37に溶接固定されている。
そして、車体強度部材本体37は、主に、図示しないステアリングコラムを支持するためのものとして構成されている。そのために、車体強度部材本体37には、車幅方向34の中間部に、ステアリングコラムを取付けるためのコラムブラケット39が備えられている。このコラムブラケット39は、ステアリングコラムの前部を取付けるためのものとされている。このコラムブラケット39は、金属製とされて、車体強度部材本体37に固定されている。
また、車体強度部材本体37は、車幅方向34の中間部に、車体強度部材本体37の下部を車室床部41(フロアパネル、図2参照)に対して上下方向36に支持可能なステー42を備えている。このステー42は、金属製とされている。
そして、車体強度部材本体37は、車幅方向34の中間部に、車体強度部材本体37の前部を車室前壁部43(ダッシュパネル、図2参照)に対して車両前後方向35に支持可能なポストブラケット44を備えている。このポストブラケット44は、金属製とされて、車体強度部材本体37に固定されている。
更に、必要に応じて、車体強度部材本体37は、車幅方向34の中間部に、緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重45,46を吸収可能なニープロテクタ47を備えている。このニープロテクタ47は、車体強度部材本体37の下部に取付けられたニープロテクト用ブラケット48と、乗員の膝を直接受ける膝受部材49とを備えている。ニープロテクト用ブラケット48は、金属製とされている。また、膝受部材49とは、金属製とされている。
この場合、ニープロテクト用ブラケット48は、主に平均的体格の乗員の膝を受けてその膝入力荷重45を吸収可能な上部ニープロテクト用ブラケット51と、主に小柄な乗員の膝を受けてその膝入力荷重46を吸収可能な下部ニープロテクト用ブラケット52とを、分けて上下に備えることにより、乗員の体格に対応させ得るように構成されている。
ここで、上部ニープロテクト用ブラケット51は、側面視ほぼ「つ」字状を有していると共に、下部ニープロテクト用ブラケット52は、側面視ほぼ「レ」字状を有している。上部ニープロテクト用ブラケット51は、図示するように、下部ニープロテクト用ブラケット52の縦方向延設部分の途中に取付けられている(溶接固定)。また、下部ニープロテクト用ブラケット52は、縦方向延設部分の上端部が車体強度部材本体37に固定されている。
そして、ニープロテクト用ブラケット48は、乗員の両膝にほぼ対応させて左右一対設けられており、膝受部材49は、左右一対のニープロテクト用ブラケット48の先端部(上部ニープロテクト用ブラケット51および下部ニープロテクト用ブラケット52の後端部または下端部)間に架設、連結されている。膝受部材49は、インストルメントパネル32の内部に配設されている。
<構成>そして、以上のような基本部分に対し、この実施例のものでは、以下のように構成されている。
(a)車体強度部材本体37の少なくとも中間部に、複数の閉断面部61〜63を有する高剛性構造部分64を設ける。そして、高剛性構造部分64に対して、ステー42と、ポストブラケット44と、ニープロテクタ47とを(集中させて)取付けるようにする。
(b)上記において、ステー42の上端側部分65に、下端側部分66よりも断面が大きくなる断面拡大部67を設ける。この断面拡大部67を、高剛性構造部分64の下面に対して接続する(接続部68)。
(c)上記において、ポストブラケット44を、車両前後方向35の前方からの緊急入力荷重71に対して車体強度部材本体37よりも先に屈曲変形すると共に、車両前後方向35後方からの乗員の膝入力荷重45,46に対して車体強度部材本体37よりも先には屈曲変形しない強度を有する強化型ポストブラケット73とする。
(d)そして、上記のより詳細な構成は、以下の通りである。
複数の閉断面部61〜63を有する高剛性構造部分64は、車体強度部材本体37に対して、全体に設けても、部分的に設けても良い。この場合には、高剛性構造部分64は、部分的なものとされている。即ち、部分的な高剛性構造部分64は、車体強度部材本体37を、運転席側部分と、助手席側部分と、中央部分との3つの範囲に分けた場合に、運転席側部分の内側半部と対応する位置に設けられている。そして、運転席側部分の外側半部と、助手席側部分および中央部分の部分とは、それぞれ、同一の径寸法を有する別々の丸パイプ部材75,76にて構成されている。そして、丸パイプ部材75,76(の内端部)は、それぞれ高剛性構造部分64に対して圧入などによって固定されている。また、上記したサイドブラケット38は、丸パイプ部材75,76の外端部に、それぞれ取付けられている。この場合、車体強度部材本体37は、右ハンドル車用のものとされている。
そして、複数の閉断面部61〜63は、それぞれ、断面の大きさや形状が一定で車幅方向34へ延びる筒形状のものとされている。この場合、高剛性構造部分64は、3個の筒形状をした閉断面部61〜63を、車両前後方向35に隣接して成る3連筒形状を備えている。複数の閉断面部61〜63の個数については、2個以上であれば、何個でも良いが、3個とするのが構造的、機能的には最適である。また、複数の閉断面部61〜63の配置については、車両前後方向35に隣接するように構成するのが、車両前後方向35の強度を上げるためには最適である。これにより、高剛性構造部分64は、通常よりも、車両前後方向35に長いものになる。但し、複数の閉断面部61〜63の配置については、これに限るものではない。
複数の閉断面部61〜63は、前側のもの(閉断面部61)が大きく、中間のもの(閉断面部62)がそれよりも小さく、後側のもの(閉断面部63)が最も小さくなるように大きさを異ならせて構成されている。これにより、高剛性構造部分64は、側面視、後細り形状を有している。そして、前側の閉断面部61は、丸パイプ部材75,76を圧入可能な大きさ(内径寸法)および形状(円形形状)を有することにより、丸パイプ接続部とされている。
このような、高剛性構造部分64は、例えば、軽合金を押出成形することによって作成することができる。
そして、コラムブラケット39は、高剛性構造部分64の車幅方向34ほぼ中央部の前側下部に取付けられる。また、ステー42は、高剛性構造部分64の内端部下面に取付けられる。ポストブラケット44は、高剛性構造部分64の車幅方向34ほぼ中央部の前側上部で、しかも、コラムブラケット39の上側に取付けられる。ニープロテクタ47の一対のニープロテクト用ブラケット48は、高剛性構造部分64の両端部近傍の下面にそれぞれ取付けられる。
そのために、高剛性構造部分64は、その前面下部に、コラムブラケット39を取付可能な下向きのコラムブラケット取付面を有し、その前面上部に、ポストブラケット44を取付可能な上向きのポストブラケット取付面を有し、その下面のほぼ全面にステー42と、ニープロテクタ47とを取付可能な水平取付面を有している。更に、水平取付面の後部には、ステアリングコラムの後部を直接取付けるための後上がりのコラム取付面が設けられている。このコラム取付面には、コラム取付用ネジ孔部が一体に形成されている。
そして、ステー42は、高剛性構造部分64の(上下方向36の)真下の位置に存するように配置されている。このステー42は、コ字状の断面形状を有して、ほぼ上下方向へ延びるように形成された金属板材によって構成されている。ステー42の上端側部分65や、下端側部分66には、必要に応じて、エンボス加工による補強形状部などが設けられる。
ステー42の上端側部分65の断面拡大部67は、前側部分が前方へ拡がる漸拡形状を呈している。断面拡大部67の上端部は、車両前後方向35に対し、高剛性構造部分64の下面全体に当接固定し得るようにするために、水平取付面およびコラム取付面とほぼ同じ車両前後方向35の長さおよび同じ(凹凸)形状を有している。
断面拡大部67と、高剛性構造部分64の下面との接続部68は、同材質であれば、溶接によって接合することができる。また、異材質であれば、機械接合や、接着剤による接着などとすることができる。また、接続部68は、全面的なもの(全面接続部)としても、部分的なもの(部分接続部)としても良い。
ポストブラケット44は、例えば、板厚を増加したり、高強度の材質に変更したりすることによって強化型ポストブラケット73とすることが可能である。この場合には、ポストブラケット44を側面視三角形状(閉ループ状)の独立した強化構造体とすることにより、構造的に強化された強化型ポストブラケット73とされている。この場合、側面視三角形状の強化型ポストブラケット73は、コラムブラケット39の上面と、高剛性構造部分64の前面上部に設けられた上向きのポストブラケット取付面との上部に跨がった状態で、当接配置されると共に、固定部材を用いて固定されている。
<作用>次に、この実施例の作用について説明する。
車体強度部材本体37は、基本的に、図示しないステアリングコラムを、コラムブラケット39を介して支持するように機能する。
また、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えられたステー42は、車体強度部材本体37の下部を、車室床部41(フロアパネル)に対して主に上下方向36に支持するように機能する。このステー42により、ステアリングコラムや車体強度部材本体37の上下方向36の振動などを抑制することができる。
そして、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えられたポストブラケット44は、車体強度部材本体37の前部を、車室前壁部43(ダッシュパネル)に対して主に車両前後方向35に支持するように機能する。
更に、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えられたニープロテクタ47は、緊急時に、膝受部材49が乗員の膝を受けて、ニープロテクト用ブラケット48が屈曲変形する(潰れる)ことにより、膝入力荷重45,46を吸収するように機能する。
特に、膝受部材49に対する膝当り高さの違いによって、平均的体格の乗員の場合には、主に上部ニープロテクト用ブラケット51が屈曲変形する(潰れる)ことにより、その膝入力荷重45,46を吸収し、小柄な乗員の場合には、主に下部ニープロテクト用ブラケット52が屈曲変形する(潰れる)ことにより、その膝入力荷重45,46を吸収するように機能する。
これにより、例えば、乗員が車外へ飛出すことなどを防止することができる。
そして、この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(a)車室31内の前部に、車体強度部材33が設けられ、車体強度部材33が、ほぼ車幅方向34へ延びる車体強度部材本体37を備えると共に、車体強度部材本体37が、車幅方向34の中間部に、少なくとも、車体強度部材本体37の下部を上下方向36に支持可能なステー42と、車体強度部材本体37の前部を車両前後方向35に支持可能なポストブラケット44と、緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重45,46を吸収可能なニープロテクタ47とを備えた車体強度部材33構造において、車体強度部材本体37の少なくとも中間部に、複数の閉断面部61〜63を有する高剛性構造部分64を設けると共に、高剛性構造部分64に対して、ステー42と、ポストブラケット44と、ニープロテクタ47とを取付けたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、上記したように、車体強度部材本体37は、基本的に、図示しないステアリングコラムを支持可能な剛性を備えている。そして、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えたステー42により、車体強度部材本体37の下部を上下方向36に支持することができる。また、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えたポストブラケット44により、車体強度部材本体37の前部を車両前後方向35に支持することができる。更に、車体強度部材本体37の車幅方向34の中間部に備えたニープロテクタ47により、緊急時の乗員の膝入力荷重45,46を受けて吸収することができる。
そして、車体強度部材本体37の少なくとも中間部に、複数の閉断面部61〜63を有する高剛性構造部分64を設けることにより、車体強度部材本体37の少なくとも中間部の強度、剛性を向上させることができる。これによって、車体強度部材本体37の撓みや(周方向の)捩れを少なくし、車体強度部材本体37の移動や折曲がりなどを防止することができる。
そして、このような高剛性構造部分64に対して、ステー42と、ポストブラケット44と、ニープロテクタ47とを取付けることにより、これらに対する取付剛性を向上し、これらの個々の機能向上を図ることが可能となる。特に、ニープロテクタ47の車体強度部材本体37への依存度を小さくすることができる。
(b)上記において、ステー42の上端側部分65に、下端側部分66よりも断面が大きくなる断面拡大部67を設け、断面拡大部67を、高剛性構造部分64の下面に対して接続したことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、ステー42の上端側部分65に設けた断面拡大部67は、断面係数が高いため、ステー42自体の変形を小さくすることができる。
そのため、断面拡大部67を高剛性構造部分64の下面に接続することにより、ステー42によって、車体強度部材本体37(高剛性構造部分64など)の車両前後方向35や上下方向36の移動を効果的に抑制することが可能となる。
例えば、前方からの緊急入力荷重71に対して、車体強度部材本体37が後方へ移動するのを、ステー42によって抑制することが可能となる。また、例えば、ニープロテクタ47への膝入力荷重45,46によって、車体強度部材本体37が上方や前方へ移動する(荷重F1,F2、図2参照)のを、ステー42によって抑制することが可能となる。
また、断面拡大部67を高剛性構造部分64の下面に接続することにより、ステー42によって、車体強度部材本体37(高剛性構造部分64など)の捩れを効果的に抑制することが可能となる。例えば、ニープロテクタ47への膝入力荷重45,46によって、車体強度部材本体37に発生するモーメントMに対し、ステー42が反力を発生することで、車体強度部材本体37の捩れを抑制することが可能となる。
以て、ニープロテクタ47の性能を満足させるために必要な車体強度部材本体37の強度を、断面拡大部67を有するステー42によって小さくすることができると共に、断面拡大部67を有するステー42によって、ニープロテクタ47の車体強度部材本体37への依存度をより小さくすることができる。
(c)上記において、ポストブラケット44を、車両前後方向35の前方からの緊急入力荷重71に対して車体強度部材本体37よりも先に屈曲変形すると共に、車両前後方向35後方からの乗員の膝入力荷重45,46に対して車体強度部材本体37よりも先には屈曲変形しない強度を有する強化型ポストブラケット73としたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、高剛性構造部分64による車体強度部材本体37の剛性、強度向上効果と、ステー42による車体強度部材本体37の移動や捩れの抑制効果とにより、車体強度部材本体37が折曲がったり、捩れたりし難くなっていることから、ニープロテクタ47への膝入力荷重45,46を車体強度部材本体37のみによって受けさせることも可能となる。これにより、車体強度部材本体37が折曲がる前にポストブラケット44を屈曲変形させて膝入力荷重45,46を吸収させるようにする必要がなくなるので、ポストブラケット44の強度を上げることが可能となる。
そして、ポストブラケット44の強度を上げて強化型ポストブラケット73とすることにより、車両前後方向35の前方からの緊急入力荷重71に対しては強化型ポストブラケット73が屈曲変形して荷重吸収を行うと共に、車両前後方向35後方からの乗員の膝入力荷重45,46に対しては強化型ポストブラケット73が屈曲変形しないで耐えることにより膝入力荷重45,46を車体強度部材本体37と共に分担するように機能することになる。
よって、前方からの緊急入力荷重71による車体強度部材本体37の後方への移動と、膝入力荷重45,46による車体強度部材本体37の前方への移動や捩れとの両者を、共に抑制、防止し得る構造を得ることができる。
以て、ニープロテクタ47の性能を満足させるために必要な車体強度部材本体37の強度を、強化型ポストブラケット73によって小さくすることができると共に、強化型ポストブラケット73によって、ニープロテクタ47の車体強度部材本体37への依存度をより一層小さくすることができる。
また、強化型ポストブラケット73としたことにより、ステアリング支持剛性についても高くすることができるので、その分、材料選定の自由度を上げるなどして、車体強度部材本体37の他部位の軽量化を図ることが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
本発明の実施例にかかる車体強度部材構造の斜視図である。 図1の側面図である。 従来例にかかる車体強度部材構造の斜視図である。 従来例にかかるニープロテクタを示す斜視図である。 従来例の問題点を説明するための側面図である。 従来例の別の問題点を説明するための平面図である。
符号の説明
31 車室
33 車体強度部材
34 車幅方向
35 車両前後方向
36 上下方向
37 車体強度部材本体
42 ステー
44 ポストブラケット
45 膝入力荷重
46 膝入力荷重
47 ニープロテクタ
61 閉断面部
62 閉断面部
63 閉断面部
64 高剛性構造部分
65 上端側部分
66 下端側部分
67 断面拡大部
71 緊急入力荷重
73 強化型ポストブラケット

Claims (3)

  1. 車室内の前部に、車体強度部材が設けられ、
    該車体強度部材が、ほぼ車幅方向へ延びる車体強度部材本体を備えると共に、
    該車体強度部材本体が、車幅方向の中間部に、少なくとも、
    車体強度部材本体の下部を上下方向に支持可能なステーと、
    車体強度部材本体の前部を車両前後方向に支持可能なポストブラケットと、
    緊急時に乗員の膝を受けて膝入力荷重を吸収可能なニープロテクタとを備えた車体強度部材構造において、
    車体強度部材本体の少なくとも中間部に、複数の閉断面部を有する高剛性構造部分を設けると共に、
    該高剛性構造部分に対して、前記ステーと、ポストブラケットと、ニープロテクタとを取付けたことを特徴とする車体強度部材構造。
  2. 前記ステーの上端側部分に、下端側部分よりも断面が大きくなる断面拡大部を設け、
    該断面拡大部を、高剛性構造部分の下面に対して接続したことを特徴とする請求項1記載の車体強度部材構造。
  3. 前記ポストブラケットを、
    車両前後方向の前方からの緊急入力荷重に対して車体強度部材本体よりも先に屈曲変形すると共に、
    車両前後方向後方からの乗員の膝入力荷重に対して車体強度部材本体よりも先には屈曲変形しない強度を有する強化型ポストブラケットとしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体強度部材構造。
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