JP2010120147A - 同軸度調整方法および研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熟練技術を必要とすることなく、研磨装置のワーク軸と砥石軸の同軸度の調整作業を短時間で高精度に行う。
【解決手段】研磨装置M1において、ワークホルダを介してレンズが装着される上軸1に治具A2を介して凹形テーパ面5を備えた治具B4を遊動状態に装着し、研磨皿が装着される下軸8に凸形テーパ面6を備えた治具C7を固定し、上軸1を降下させて治具B4の凹形テーパ面5を治具C7の凸形テーパ面6に嵌合させて密着させた後、治具B4をビス9で上軸1の治具A2に固定することにより、熟練を要することなく、上軸1の軸方向1Zと下軸8の軸方向8Zの同軸度の調整を簡便かつ迅速に行うことを可能にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同軸度調整方法および研磨装置に関する。
一般にレンズ、プリズム、ミラーなどの光学素子の表面仕上げを行なう手法としては、被研磨物(以降、レンズと称する)と研磨用の弾性工具(ピッチやポリウレタン製のパッド、ポリシャを示し、以降、研磨皿と称する)とを互いに摺動運動させ、界面に介在する研磨用砥粒でレンズを除去する研磨加工法が用いられる。この研磨加工法はレンズにとどまらず半導体やガラスハードディスク、液晶テレビなど表示装置のガラスパネルの加工にも利用されている。
このような加圧およびすり合わせにより被加工物を摩滅させて加工を行う研磨加工法では、研磨面の形状精度を確保する段取り作業を相変わらず人の技能に依存する製造形態が多く存在する。特に均等に研磨、つまり均等に被研磨物の磨耗を進めることは困難である。
図7に示すように、特許文献1には、ガラスレンズを製造する工程において、創成した球面形状の精度を高めるために研磨皿131で球面を仕上げる研削加工を実施するための装置が開示されている。
具体的には、上軸121を支持する揺動アーム129に、案内筒123および滑車125を設け、案内筒123の内部を昇降するバランスウェイト122を、滑車125を介してバランスワイヤー124で上軸121の上端に接続した構成としている。
上軸121は、上軸シリンダー部126のピストンと一体となって当該上軸シリンダー部126を貫通し、下端部(レンズ軸B)にはカンザシ133、レンズホルダ132を介してレンズ130保持されている。
そして、上軸シリンダー部126におけるエアーポート127および上軸上昇用エアーポート128に対する流体圧の給排により、カンザシ133に支持されたレンズ130の研磨皿131に対する押圧力Wを自在に制御可能にしたものである。
そして、研磨皿軸Cに支持された研磨皿131を回転させながら、レンズ130を研磨皿131に当接して上方よりカンザシ133を介して加圧し、研磨皿131を揺動アーム129により揺動中心Oを支点として揺動させて研磨が行われる。
このような、レンズ研磨装置においては、レンズ軸Bと研磨皿軸Cの軸心がずれた状態で研磨加工を行うと均一な研磨加工が行われずレンズが偏磨耗することにより高精度なレンズが得られない。
そこで、従来からレンズ軸Bと研磨皿軸Cの同軸度を調整する作業が行われている。
レンズ研磨機の同軸度を調整する方法としては以下の図8および図9に開示される参考技術の方法が考えられる。
具体的には、まずレンズ軸(上軸111)と砥石軸(下軸117)の平行度を出すために、図8に示されるように、上軸111に円柱状の検具112を同軸に取り付けるとともに、下軸117にはゲージ取付治具114を取付ける。
そして、ゲージ取付治具114には、端子113aが上向きに検具112の底面に当接する姿勢でゲージ113が装着されている。
そして、ゲージ113を下軸117の回転軸上で回転させつつ、検具112の底面上をゲージ113の端子113aを接触させて、測定を行い揺動方向118の調整と左右方向119の調整を行う。
その後、上軸111および下軸117の同軸度を出すために図9に示すように、検具112の外周にゲージ115の端子115aを接触させて下軸117を回転させることにより、下軸117に対する上軸111の偏心量を測定し、偏心量がゼロになるまで上軸111の前後左右の位置の調整をしてレンズ軸Bと研磨皿軸Cの同軸度を出す。
しかしながら、上述の参考技術の方法では、上軸111および下軸117の位置調整を繰り返し実施しながら試行錯誤で行う必要があるため、調整作業に長時間を要するという技術的課題がある。
また、調整作業に熟練した技術を要する、という技術的課題もある。
特開平8−39425号公報
本発明の目的は、熟練技術を必要とすることなく、研磨装置のワーク軸と砥石軸の同軸度の調整作業を短時間で高精度に行うことが可能な技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、研磨装置のワーク軸と砥石軸の同軸度を調整する同軸度調整方法であって、
前記ワーク軸に取り付けられた第1治具に対して、前記砥石軸に臨む凹面又は凸面を有する第2治具を前記ワーク軸に直交する方向に遊動状態に固定し、前記砥石軸には前記第2治具と相反する凸面又は凹面を有する第3治具を取り付ける工程と、
前記ワーク軸を前記砥石軸に相対的に接近させて、前記第2治具の前記凹面又は前記凸面と前記第3治具の前記凸面又は前記凹面とを嵌合させる工程と、
前記第2治具を前記第1治具に締結する工程と、
を含む同軸度調整方法を提供する。
本発明の第2の観点は、ワーク軸と砥石軸を具備した研磨装置であって、
前記ワーク軸に取り付けられた第1治具と、
前記砥石軸に臨む凹面又は凸面を有し、前記第1治具に対して前記ワーク軸に直交する方向に遊動可能に装着された第2治具と、
前記砥石軸に設けられ、前記第2治具と相反する凸面又は凹面を有する第3治具と、
を含む研磨装置を提供する。
本発明によれば、熟練技術を必要とすることなく、研磨装置のワーク軸と砥石軸の同軸度の調整作業を短時間で高精度に行うことが可能な技術を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である同軸度調整方法が実施される研磨装置における加
工軸部分を示す側断面図である。図2は、本実施の形態の研磨装置における同軸度調整工程を示す側断面図である。図3は、本実施の形態の研磨装置における研磨工程の一例を示す側断面図である。
(構成)
図1に例示されるように、本実施の形態の研磨装置M1は、下軸8(砥石軸)と上軸1(ワーク軸)を上下方向に対向させた構成となっている。
上軸1は、筒状の上軸ハウジング1bに図示しないベアリングを介して空転自在に支持されている。
上軸ハウジング1bは、研磨装置M1の図示しない筐体に固定された上軸ブラケット1aに昇降自在に支持されている。
上軸ブラケット1aに側面には、当該上軸ブラケット1aを貫通して上軸ハウジング1bに先端部が当接される上軸昇降位置固定ネジ1dが設けられ、この上軸昇降位置固定ネジ1dの基端部には上軸昇降位置固定ハンドル1cが固定されている。
そして、上軸ハウジング1b、すなわち上軸1を所望の高さに停止させた状態で上軸昇降位置固定ハンドル1cで上軸昇降位置固定ネジ1dを上軸ハウジング1bの側面に当接させることで、上軸1を任意の高さに設定することが可能になっている。
本実施の形態の研磨装置M1の場合、上軸1の下端部には、円柱状の治具A2(第1治具)が同軸に固定されている。本実施の形態の場合、この治具A2を用いて、上述の図8の参考技術の方法で上軸1および下軸8の平行度が出されている。
すなわち、上軸1の軸方向1Zと、下軸8の軸方向8Zが平行になるように調整されている。また、治具A2の下端面(後述の調整面3)は、軸方向1Zに対して直交している。
治具A2の下端面には、フランジ部を有する円筒状の治具B4(第2治具)が複数のビス9を介して遊動自在に装着されている。この治具B4は、下側の下軸8に臨む端部に凹形テーパ面5(凹面)が同軸に形成されている。
すなわち、治具B4のフランジ部を締結したビス9の締結力を緩めた状態では、図1に例示されるように、上軸1に取り付けた治具A2と凹形テーパ面を有する治具B4は、治具A2の下端面、すなわち治具B4に対する当接面である調整面3において前後左右方向(軸方向1Zに対して直交するX方向と、軸方向1ZおよびX方向に対して直交するY方向)に調整可能である。
一方、下軸8には、上述の凹形テーパ面5と相反する形状の凸形テーパ面6(凸面)を有する治具C7(第3治具)が同軸に取り付けられている。
また、後述の図3のように、治具B4の凹形テーパ面5には、レンズ40を保持するワークホルダ11の凸形テーパ面10が嵌合されることにより、ワークホルダ11を上軸1に同軸に装着することが可能になっている。
同様に、下軸8には、治具C7の凸形テーパ面6の代わりに研磨皿12を装着することが可能になっている。
(作用)
まず、図2に例示されるように、治具A2に治具B4を固定するためのビス9を緩めた状態で上軸1を下降させ、下軸8の側の治具C7の凸形テーパ面6と、上軸1の側の治具
B4の凹形テーパ面5が隙間無く当接される嵌合状態とする。
このとき、本実施の形態の場合、下軸8に固定された治具C7の凸形テーパ面6に凹形テーパ面5が嵌合することにより、上軸1の側の治具B4は、自律的に治具C7に対して同軸となるように水平方向に変位する。そして、この嵌合状態でビス9を締めて治具A2と治具B4を固定させる。
本実施の形態の場合、この作業のみで上軸1の軸方向1Zと下軸8の軸方向8Zを一致させる同軸度出し作業が完了し、上軸1と下軸8は高精度に同軸状態となる。
すなわち、本実施の形態の研磨装置M1によれば、熟練技術を必要とすること無く、上軸1と下軸8の同軸度の調整作業を短時間で高精度に簡単に行うことができる。
その後、図3に例示されるように、凸形テーパ面10を有するワークホルダ11を治具B4の凹形テーパ面5に当接させて取り付けるとともに、下軸8の治具C7には研磨皿12を装着する。
そして、回転している研磨皿12に、上軸1を下降させ、ワークホルダ11に保持されたレンズ40を所望の荷重で押圧して擦りながら研磨加工を行う。
このとき、本実施の形態の研磨装置M1の場合には、ワークホルダ11を支持する上軸1の軸方向1Zと、研磨皿12を支持する下軸8の軸方向1Zが高い同軸度に調整されているため、レンズ40の高精度な研磨加工が可能となる。
(効果)
本実施の形態の研磨装置M1によれば、上述の図2に例示されるように、上軸1の治具A2の端面(調整面3)に遊動状態に装着された治具B4の凹形テーパ面5と、下軸8に保持された治具C7の凸形テーパ面6とを嵌合させた後に、ビス9を締結して治具B4を上軸1の側の治具A2に固定するだけで、熟練技術を必要とすること無く、上軸1と下軸8の同軸度の調整作業を短時間で高精度に簡単に行うことができる。
また、図3に例示される研磨加工において、凸形テーパ面10を有し、レンズ40を保持したワークホルダ11を治具B4の凹形テーパ面5に当接させて取り付け、回転している研磨皿12にレンズ40を押圧して擦りながら研磨加工を行えば上軸1と下軸8の同軸度は高精度に調整されているので、高精度な研磨加工が可能となる。
なお、特に図示しないが、上述の凹形テーパ面5および凸形テーパ面6の代わりにストレート面を設けても良い。すなわち、治具B4と治具C7の各々の嵌合端に、隙間なく高精度で嵌め合いが可能な、相反する形状の円筒穴面(凹形ストレート面)および円柱面(凸形ストレート面)からなるストレート面を形成し、両者を嵌合させることで、上軸1と下軸8の同軸度の調整を行うこともできる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の他の実施の形態である同軸度調整方法が実施される研磨装置における加工軸部分を示す側断面図である。図5は、本実施の形態の研磨装置における同軸度調整工程を示す側断面図である。図6は、本実施の形態の研磨装置における研磨工程の一例を示す側断面図である。
(構成)
この実施の形態2の研磨装置M2の場合には、上軸1の側の治具E24(第2治具)と、下軸8の側の治具F27(第3治具)で、テーパ面の凹凸の関係が上述の実施の形態1と逆になっている点が異なり、他同じである。
上軸1には、上述の実施の形態1の治具A2と等価な形状の治具D22(第1治具)を介して治具E24が装着され、ビス9を介して遊動可能に固定される。
すなわち、図4に例示されるように、本実施の形態の上軸1の治具D22に取り付けた治具E24には、凸形テーパ面25(凸面)が設けられ、反対側の下軸8に固定された治具F27には凹形テーパ面26(凹面)が設けられている。
(作用)
次に上述した本実施の形態2の研磨装置M2の作用の説明は以下の通りである。
図5のように、治具D22に治具E24を固定するためのビス29を緩めて上軸1を下降させて治具F27の凹形テーパ面26と治具E24の凸形テーパ面25が隙間無く当接して嵌合した状態でビス29を締めて治具D22と治具E24を固定させる。この作業のみで上軸1の軸方向1Zと下軸8の軸方向8Zを一致させる同軸度の調整作業が可能となる。
その後、図6に例示されるように、一端に凹形テーパ面30を有し、他端にレンズ40を保持するワークホルダ31を治具E24の凸形テーパ面25に当接させて取り付け、治具F27には研磨皿32を取り付ける。
そして、回転している研磨皿32にワークホルダ31に保持されたレンズ40を押圧して擦りながら研磨加工を行う。
(効果)
本実施の形態によれば、上軸1の側の治具E24の凸形テーパ面25と、下軸8の側の治具F27の凹形テーパ面26とを嵌合させてビス29を締結するだけで、熟練技術を必要とすること無く、簡便に上軸1と下軸8の同軸度を調整することができる。
この結果、レンズ40の高精度な研磨加工が可能となる。
本発明の各実施の形態によれば、上軸1と下軸8の同軸度の調整作業を、熟練技術を必要とすること無く、短時間で高精度に簡単に行うことができる。
この結果、レンズの研磨加工を高精度に行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
[付記1]
レンズ研磨機のワーク軸と砥石軸の同軸度を調整する方法において、ワーク軸に治具Aを取り付け、凹面又は凸面を有する治具Bを前後左右に調整可能となるように自由度をもたせて、治具Aにビスにて固定し、砥石軸に治具Bと相反する凸面又は凹面を有する治具Cを取り付けて、ワーク軸を砥石軸に接近させて、治具Bおよび治具Cの凹凸面を当接して同軸度の調整を行うことを特徴とする同軸度調整方法。
[付記2]
付記1の治具Bは凹形テーパ面或いは凸形テーパ面であり、治具Cは治具Bと相反する凸形テーパ面或いは凹形テーパ面であり、ワーク軸を砥石軸に接近させて、治具Bおよび治具Cの凹凸形テーパ面を当接して同軸度の調整を行うことを特徴とする同軸度調整方法。
[付記3]
付記1の治具Bは凹形ストレート面或いは凸形ストレート面であり、治具Cは治具Bと相反する凸形ストレート面或いは凹形ストレート面であり、ワーク軸を砥石軸に接近させて、治具Bおよび治具Cの凹凸形ストレート面を当接して同軸度の調整を行うことを特徴とする同軸度調整方法。
本発明の一実施の形態である同軸度調整方法が実施される研磨装置における加工軸部分を示す側断面図である。 本発明の一実施の形態である研磨装置における同軸度調整工程を示す側断面図である。 本発明の一実施の形態である研磨装置における研磨工程の一例を示す側断面図である。 本発明の他の実施の形態である同軸度調整方法が実施される研磨装置における加工軸部分を示す側断面図である。 本発明の他の実施の形態である研磨装置における同軸度調整工程を示す側断面図である。 本発明の他の実施の形態である研磨装置における研磨工程の一例を示す側断面図である。 本発明の参考技術である研磨装置を説明する説明図である。 本発明の参考技術である研磨装置における同軸度の調整作業を示す説明図である。 本発明の参考技術である研磨装置における同軸度の調整作業を示す説明図である。
符号の説明
1 上軸
1Z 軸方向
1a 上軸ブラケット
1b 上軸ハウジング
1c 上軸昇降位置固定ハンドル
1d 上軸昇降位置固定ネジ
2 治具A
3 調整面
4 治具B
5 凹形テーパ面
6 凸形テーパ面
7 治具C
8 下軸
8Z 軸方向
9 ビス
10 凸形テーパ面
11 ワークホルダ
12 研磨皿
22 治具D
24 治具E
25 凸形テーパ面
26 凹形テーパ面
27 治具F
30 凹形テーパ面
31 ワークホルダ
32 研磨皿
40 レンズ
111 上軸
112 検具
113 ゲージ
113a 端子
114 ゲージ取付治具
115 ゲージ
115a 端子
117 下軸
118 揺動方向
119 左右方向
M1 研磨装置
M2 研磨装置

Claims (8)

  1. 研磨装置のワーク軸と砥石軸の同軸度を調整する同軸度調整方法であって、
    前記ワーク軸に取り付けられた第1治具に対して、前記砥石軸に臨む凹面又は凸面を有する第2治具を前記ワーク軸に直交する方向に遊動状態に固定し、前記砥石軸には前記第2治具と相反する凸面又は凹面を有する第3治具を取り付ける工程と、
    前記ワーク軸を前記砥石軸に相対的に接近させて、前記第2治具の前記凹面又は前記凸面と前記第3治具の前記凸面又は前記凹面とを嵌合させる工程と、
    前記第2治具を前記第1治具に締結する工程と、
    を含むことを特徴とする同軸度調整方法。
  2. 請求項1記載の同軸度調整方法において、
    前記凹面および前記凸面は、それぞれ凹形テーパ面および凸形テーパ面であることを特徴とする同軸度調整方法。
  3. 請求項1記載の同軸度調整方法において、
    前記凹面および前記凸面は、それぞれ凹形ストレート面および凸形ストレート面であることを特徴とする同軸度調整方法。
  4. 請求項1記載の同軸度調整方法において、
    さらに、前記砥石軸の前記第3治具に研磨皿を固定し、前記ワーク軸の前記第2治具における前記凹面又は前記凸面に、相反する前記凸面又は前記凹面を有し、ワークを保持するワークホルダを固定する工程、を含むことを特徴とする同軸度調整方法。
  5. ワーク軸と砥石軸を具備した研磨装置であって、
    前記ワーク軸に取り付けられた第1治具と、
    前記砥石軸に臨む凹面又は凸面を有し、前記第1治具に対して前記ワーク軸に直交する方向に遊動可能に装着された第2治具と、
    前記砥石軸に設けられ、前記第2治具と相反する凸面又は凹面を有する第3治具と、
    を含むことを特徴とする研磨装置。
  6. 請求項5記載の研磨装置において、
    さらに、前記第2治具の前記凹面又は前記凸面に嵌合し、ワークを保持するワークホルダと、前記第3治具に固定される研磨皿と、を含み、
    遊動状態の前記第2治具の前記凹面又は前記凸面と前記第3治具の前記凸面又は前記凹面とを嵌合させた状態で前記第1治具に前記第2治具が固定された後、前記第2治具に前記ワークホルダが固定され、前記第3治具に前記研磨皿が固定されることを特徴とする研磨装置。
  7. 請求項5記載の研磨装置において、
    前記凹面および前記凸面は、それぞれ凹形テーパ面および凸形テーパ面であることを特徴とする研磨装置。
  8. 請求項5記載の研磨装置において、
    前記凹面および前記凸面は、それぞれ凹形ストレート面および凸形ストレート面であることを特徴とする研磨装置。
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