JP2010120043A - ダイクッション装置及びそれを備えるプレス機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス機械を停止させた後、再び駆動させることが容易なダイクッション装置及びそれを備えるプレス機械を提供すること。
【解決手段】本発明は、プレス機械101でワークWをプレスする際のワークWに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークWを上方に付勢するクッション圧をワークWの周縁に付加するためのダイクッション装置100において、クッションパッド11と、該クッションパッド11の下面に設けられた油圧室16と、該油圧室16に連結された支杆12を介してクッションパット11にクッション圧を付与する付勢装置と、油圧室16に充填された油が流出入可能となるように連通され、油圧室16にプレス圧に対応する過負荷防止圧を付与可能な過負荷防止装置20と、を備え、プレス圧が過負荷防止圧を超えたとき、油圧室16に充填された油を過負荷防止装置20内に流入させるダイクッション装置100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイクッション装置及びそれを備えるプレス機械に関する。
一般にワークをプレス加工するプレス機械においては、プレス中、ワークにシワが発生しないように、ダイクッション装置が設けられる。
かかるダイクッション装置は、プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークを上方に付勢するためのクッション圧をワークの周縁に付与するものである。
ところで、一般に、プレス機械においては、機械保護の目的でオーバーロードプロテクタが設けられる。
また、現在最も多く用いられている空圧式ダイクッション装置は、オーバーロードプロテクタを備えないが、機械駆動式ダイクッション装置の場合は慣性質量が大きくなる場合が多く、特に衝突時の衝撃圧が過大となりやすいため、この場合、オーバーロード装置を備えたダイクッション装置が注目されている。
例えば、油圧室の油圧が最高使用圧力になったとき、オーバーロードプロテクタが、油圧室の油を流出させ、圧力を除去させるようになっているダイクッション装置が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。かかるダイクッション装置によれば、プレス機械各部の破損を防げる。
特開平8−118083号公報 特開2006−15407号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載のオーバーロード防止装置を含む従来のオーバーロード防止装置は、プレス機械の駆動を停止させると共に、油圧室の油を流出させるので、プレス機械を再び駆動させる場合、排出した油を油圧室に再充填する必要がある。
このため、プレス機械の再駆動には時間がかかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、プレス機械を停止させた後であっても、直ぐにプレス機械を再駆動させることができるダイクッション装置及びそれを備えるプレス機械を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、ダイクッション装置が、油圧室に充填された油が流出入可能となるように連通された過負荷防止装置を備えることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(1)プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークを上方に付勢するクッション圧をワークの周縁に付加するためのダイクッション装置において、クッションパッドと、該クッションパッドの下面に設けられた油圧室と、該油圧室に連結された支杆を介してクッションパッドにクッション圧を付与する付勢装置と、油圧室に充填された油が流出入可能となるように連通され、油圧室にプレス圧に対応する過負荷防止圧を付与可能な過負荷防止装置と、を備え、プレス圧が過負荷防止圧を超えたとき、油圧室に充填された油を過負荷防止装置内に流入させるダイクッション装置に存する。
本発明は、(2)過負荷防止装置が、油を収容可能な油貯留室と、該油貯留室に過負荷防止圧を付与する過負荷防止用エアーシリンダと、を備え、過負荷防止用エアーシリンダが、過負荷防止用シリンダと、該過負荷防止用シリンダ内を摺動可能な過負荷防止用ピストンと、からなる上記(1)記載のダイクッション装置に存する。
本発明は、(3)プレス圧が過負荷防止圧を超えたとき、油圧室に充填された油を過負荷防止装置内に流入させると共に、プレス機械の駆動を停止させる上記(1)記載のダイクッション装置に存する。
本発明は、(4)過負荷防止用シリンダには、近接センサーが設けられており、該近接センサーが、油の流入によって、下降した過負荷防止用ピストンを検出し、該検出による検出信号に基づいて、プレス機械の駆動が停止する上記(2)記載のダイクッション装置に存する。
本発明は、(5)過負荷防止用エアーシリンダの過負荷防止圧が、下記式で表される値に設定されている上記(2)記載のダイクッション装置に存する。
p2=(f1×a2)/(a1×a3)
[式中、p2は過負荷防止圧を示し、f1はクッション力を示し、a1は油圧室の断面積を示し、a2は油貯留室の断面積を示し、a3は過負荷防止用ピストンの断面積を示す。]
本発明は、(6)過負荷防止装置内の過負荷防止圧を調整するための圧力調節装置を更に備える上記(1)記載のダイクッション装置に存する。
本発明は、(7)付勢装置が、付勢用エアーシリンダ及びラックピニオン機構であり、付勢用エアーシリンダが支杆の中腹に設けられ、ラックピニオン機構が支杆の下端に設けられている上記(1)に記載のダイクッション装置に存する。
本発明は、(8)上記(1)〜(7)のいずれか一つに記載のダイクッション装置を備えるプレス機械に存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記(1)〜(8)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明のダイクッション装置は、過負荷防止装置を備えるので、プレス圧に基づく過負荷が生じた場合、油圧室に充填された油が過負荷防止装置に流入することにより、例えば、プレス機械の駆動を停止させることでプレス機械の故障を抑制することができる。
また、プレス圧に基づく過負荷が収束した場合、過負荷防止装置から油を油圧室に流出させることにより、油が油圧室に容易に復帰するので、再びプレス機械を駆動させることが容易となる。
上記ダイクッション装置においては、油圧室と過負荷防止装置とにより、油圧室に充填された油を油圧室から流出可能、及び、油を油圧室に流入可能とすることで、油圧室の体積変化を大きくできる。そうすると、プレス時のプレス圧がクッション圧を超えた場合、超えた分の圧力(以下「サージ圧」という。)は、過負荷防止装置に伝達され、かかる過負荷防止装置により確実に吸収されるので、サージ圧に伴うプレス機械の故障を防止できる。
上記ダイクッション装置においては、過負荷防止装置が、油を収容可能な油貯留室と、該油貯留室を所定の過負荷防止圧で付与する過負荷防止用エアーシリンダと、を備えると、油貯留室に油を流入させ貯留させることにでき、且つ、油を油貯留室から過負荷防止用エアーシリンダによって、容易に流出させることができる。
上記ダイクッション装置においては、過負荷防止用シリンダに、近接センサーが設けられていると、油の流出入が容易に検出できる。このため、プレス圧が過負荷防止圧を超えた場合、確実にプレス機械の駆動を停止させることができる。
上記ダイクッション装置においては、過負荷防止用エアーシリンダの過負荷防止圧が、上記式で表される値に設定されていると、確実に過負荷を吸収でき、プレス機械の復帰も容易となる。
上記ダイクッション装置においては、過負荷防止装置内の過負荷防止圧を調整するための圧力調節装置を更に備えると、過負荷防止装置内の過負荷防止圧を容易に調整できるようになる。そうすると、例えば、過負荷防止圧を金型が壊れる程度の圧力に設定すれば、プレス圧がその圧力に達すると、プレス機械の駆動が停止するので、金型の保護が可能となる。
上記ダイクッション装置においては、付勢装置が、付勢用エアーシリンダ及びラックピニオン機構であり、付勢用エアーシリンダが支杆の中腹に設けられ、ラックピニオン機構が支杆の下端に設けられていると、付勢用エアーシリンダにクッション圧の一部を発揮させ、付勢装置に残りのクッション圧を発揮させることにより、プレス時のワークに伝わる下方へのプレス圧に十分に対応できる。すなわち、上記ダイクッション装置においては、付勢装置に必要なクッション圧が小さくなるので、十分なクッション圧を発揮できる。なお、この場合、付勢装置や駆動源の小型化又は長寿命化が可能となり、メンテナンスも容易となる。
本発明のプレス機械は、上述したダイクッション装置を備えているので、停止させた後、過負荷防止装置から油が油圧室に流入するので、容易に、再駆動させることができる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
[第1実施形態]
まず、本発明のダイクッション装置の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るダイクッション装置の一例を概略的に示す正面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るダイクッション装置100は、クッションパッド11と、該クッションパッド11の下面に設けられた油圧室16と、該油圧室16に連結された支杆12を介してクッションパッド11にクッション圧を付与する付勢装置と、油圧室16に充填された油が流出入可能となるように連通された過負荷防止装置20と、を備える。
ここで、本発明において、「プレス圧」とは、プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方への圧力を意味する。なお、プレス圧はワークの形状によって適宜決定される。
また、「クッション力」とは、プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークを上方に付勢する力を意味し、「クッション圧」とは、プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークを上方に付勢する圧力を意味する。
さらに、「過負荷防止圧」とは、過負荷防止装置が油圧室に加える圧力を意味する。
本実施形態に係るダイクッション装置に100において、油圧室16は、クッションパッド11の下面に設けられる。換言すると、上記ダイクッション装置100においては、クッションパッド11と支杆12との間に、油圧室16が設けられている。
かかる油圧室16は、下方に開放された中空円筒状の油圧室用シリンダ15aと、油圧室用シリンダ15a内を摺動可能となるように支杆12の上端に設けられている油圧室用ピストン15bと、の間に形成されている。
上記ダイクッション装置100においては、油圧室16が設けられているので、クッションパッド11と支杆12との動きの自由度が担保され、プレス時の下方へのプレス圧が支杆12に正確に伝達される。このため、付勢装置によるクッション圧がより確実に発揮される。
また、油が緩衝材としても機能するので、プレス時のプレス圧によるクッションパッド11と支杆12との衝突を防止する。
さらに、支杆12の上端の形状が球面座であるので、金型の偏心配置などによりクッションパッド11に傾きが生じた場合でも問題なく支杆12の軸方向にプレス圧を伝達することができる。
本実施形態に係るダイクッション装置100において、過負荷防止装置20は、油圧室16に連通され、プレス圧が過負荷防止圧を超えた場合に、油が過負荷防止装置20の方に流入するようになっている。
図2は、本実施形態に係るダイクッション装置に設けられた過負荷防止装置を拡大して示す断面図である。
図2に示すように、過負荷防止装置20は、油を収容可能な油貯留室21aと、該油貯留室21aに過負荷防止圧を付与する過負荷防止用エアーシリンダ21bと、を備える。
上記過負荷防止用エアーシリンダ21bは、径が大きい大径シリンダ部22b及び該大径シリンダ部22bよりも径が小さい小径シリンダ部22aからなる過負荷防止用シリンダ22と、大径シリンダ部22b内を摺動可能な大径ピストン部23b及び小径シリンダ部22a内を摺動可能な小径ピストン23bからなる過負荷防止用ピストン23と、を備える。なお、大径シリンダ部22bと小径シリンダ部22aとは一体となっており、大径ピストン部23bと小径ピストン部23aとは一体となっている。
上記過負荷防止装置20において、小径シリンダ部22aと大径シリンダ部22bとの段差部分、すなわち、大径シリンダ部22bの肩部分には、近接センサー24が設けられており、該近接センサー24が、油の流入によって、下降した大径ピストン部23bを検出するようになっている。なお、かかる検出方法は、後述する。
上記過負荷防止装置20において、大径シリンダ部22bと大径ピストン部23bとにより形成される上側の上側空間A1は、外気に通じており、大気圧となっている。
一方、大径シリンダ部22bと大径ピストン部23bとにより形成される下側の下側空間A2は、空気圧がかけられた状態で密閉されており、かかる空気圧が過負荷防止用ピストン23を上方に付勢する過負荷防止圧となっている。
上記過負荷防止装置20においては、下側空間A2に空気を流出入させる圧力調節装置25が設けられている。これにより、過負荷防止装置20内の過負荷防止圧を容易に調整することが可能となる。
具体的には、プレス機械を再駆動させる際、過負荷防止装置の過負荷防止圧を大きくすることによって、容易に油を油圧室に流入させることができる。
上記ダイクッション装置100においては、上記過負荷防止用ピストン23(小径ピストン部23a)が所定の過負荷防止圧で油貯留室21aを付勢している。
ここで、上記過負荷防止圧は、プレス圧に対応する圧力に設定される。
具体的には、下記式で表される値に設定される。
p2=(f1×a2)/(a1×a3)
式中、p2は過負荷防止圧を示し、f1はクッション力を示し、a1は油圧室の断面積を示し、a2は油貯留室の断面積を示し、a3は過負荷防止用ピストンの断面積を示す。なお、言い換えると、a1は油圧室16が油圧を受ける面36の面積を示し、a2は油貯留室21aが油圧を受ける面31の面積を示し、a3は過負荷防止用ピストン23が過負荷防止圧を受ける面32の面積を示す。
すなわち、過負荷防止圧は、プレス圧を、油圧を受ける面31,36及び過負荷防止圧を受ける面32の面積比で割った値に調整される。
この場合、過負荷防止装置20においては、過負荷防止用エアーシリンダ21bの過負荷防止圧が、上記式で表される値に設定されていると、確実に過負荷を吸収でき、プレス機械の復帰も容易となる。
ここで、油圧室の断面積a1と、油貯留室の断面積a2との関係において、下記関係式を満たすことが好ましい。
a1/a2>3.5
また、油貯留室の断面積a2と、過負荷防止用ピストンの断面積a3との関係において、下記関係式を満たすことが好ましい。
3≦a3/a2≦5
これらの場合、より確実に過負荷を吸収でき、プレス機械の復帰も容易となる。
図1に戻り、本実施形態に係るダイクッション装置100において、付勢装置は、油圧室16に連結された支杆12を介してクッションパッド11にクッション圧を付与するものである。
かかる付勢装置としては、支杆12の中腹に設けられた付勢用エアーシリンダ13及び支杆12の下端に設けられたラックピニオン機構14が用いられる。なお、ラックピニオン機構14とは、上下移動する平板状のラック杆に回転するピニオン軸である歯車を噛み合わせて力を伝達する機構である。
上記ダイクッション装置100においては、付勢用エアーシリンダ13を用いるので、ダイクッション装置100(例えば、ラックピニオン機構14、サーボモータ17、減速機18)を小型化できる。すなわち、付勢用エアーシリンダ13は、単に、シリンダとピストンとからなる構造であるので、油圧シリンダのような大型の装置が不要である。なお、付勢用エアーシリンダ13は構造が簡便であるので、メンテナンスが容易である。
付勢用エアーシリンダ13のシリンダの内部は、空気が充填され、密閉された状態となっており、内部の空気が、流出入可能となるように図示しない大容量のエアータンクが設けられている。付勢用エアーシリンダ13の内部空間より、はるかに大きい大容量のエアータンクであるので、付勢用エアーシリンダ13のシリンダクッション圧が略一定に調整される。
上記ダイクッション装置100においては、ラックピニオン機構14を用いるので、ボールネジのように軸が高速回転せず、回転慣性力が小さくて済むため、動きやすく、サージ圧も小さくなり、正確なクッション圧を瞬間的に発揮できる。
さらに、この場合、支杆と駆動源を兼ねているボールネジとは異なり、支杆と減速機等を分離できるので、各々最適な構造にできるという利点もある。
上記ダイクッション装置100においては、付勢用エアーシリンダ13及びラックピニオン機構14が支杆に設けられているので、付勢用エアーシリンダ13によるクッション圧(以下「シリンダクッション圧」という。)と、ラックピニオン機構14によるクッション圧(以下「ラックピニオンクッション圧」という。)と、が同一軸上に発生する。
このため、付勢用エアーシリンダ13にクッション圧の一部を発揮させ、ラックピニオン機構14に残りのクッション圧を発揮させることにより、それぞれの付勢装置の負担を軽減できる。なお、この場合、ラックピニオン機構14や後述する駆動源の小型化又は長寿命化が可能となり、メンテナンスも容易となる。
また、シリンダクッション圧及びラックピニオンクッション圧から実際のプレス時のプレス圧を検出することができる。
この検出値をフィードバックさせることにより、上記ダイクッション装置においては、正確なフルクローズトループ制御が可能となるので、ダイクッション装置の応答性が向上する。
上記ダイクッション装置100においては、付勢用エアーシリンダ13が、支杆から上方の可動部の重量に対応するクッション圧を発揮することが好ましい。
この場合、支杆から上方の可動部の重量に伴う慣性モーメントが小さくなるので、ダイクッション装置100の応答性がより向上する。
ここで、「支杆から上方の可動部」とは、例えば、クッションパッド及び支杆が挙げられる。
上記ラックピニオン機構14は、駆動源がサーボモータ17である。
このため、ラックピニオンクッション圧の大きさをサーボモータ17により適宜コントロールすることが可能である。
かかるサーボモータには、減速機18が取り付けられており、該減速機18を介することにより、モータ等の駆動源の回転速度または回転トルクをダイクッション装置100にとって必要な範囲に入るように変換することができる。
次に、本実施形態に係るダイクッション装置100をプレス機械に用いた場合の作用について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るダイクッション装置100は、プレス機械でワークをプレスする際のワークに伝わる下方へのプレス圧に対応してワークを上方に付勢するクッション圧をワークの周縁に付加するものである。
まず、プレス機械がワークをプレスすると、ワークにプレス圧がかかると共に、ダイクッション装置100の可動部であるクッションパッド11及び支杆12が下方に移動しようとする。
このとき、上記プレス機械においては、クッションパッド11と支杆12との間に油が充填された油圧室16が設けられているので、プレス圧は、クッションパッド11から油圧室16内の油に伝わる(油圧)。なお、かかる油圧を測定することにより、プレス圧を求めることができる。また、プレス圧の測定は、ひずみセンサー等の圧力センサーを用いればよい。
油圧室16に伝わったプレス圧は、支杆12に伝わることになる。
ダイクッション装置100においては、支杆12に設けられた付勢用エアーシリンダ13及びラックピニオン機構14により、プレス時の下方へのプレス圧に対応して、上方にクッション圧が発揮されている。すなわち、付勢用エアーシリンダ13においては、支杆12から上方の重量に対応する上向きのシリンダクッション圧が働き、ラックピニオン機構14においては、油圧の測定値に基づいて、上向きのラックピニオンクッション圧が働いている。なお、サーボモータ17が、ラックピニオン機構14を駆動させるときの上方付勢クッション圧の設定は、油圧の測定値から導かれるクッション圧の値から、付勢用エアーシリンダ13のシリンダクッション圧の値を引いた値である。
なお、上記プレス機械においては、プレス圧に対応してクッション圧が発揮される際に、何らかの原因でプレス圧がクッション圧を超えたサージ圧が生じる場合がある。
この場合、上記ダイクッション装置100においては、油圧室16の油が図2に示す過負荷防止装置20に流入することにより、過度のサージ圧が解消される。これにより、過度のサージ圧に伴うプレス機械の故障が防止される。
一方、油圧室16に伝わったプレス圧は、過負荷防止装置20にも伝わることになる。
ところが、過負荷防止装置20においては、圧力調節装置25によって調節された所定の過負荷防止圧が付加されているので、プレス圧が過負荷防止圧を超えない限り、過負荷防止装置20は動かない。
上記プレス圧が過負荷防止圧を超えた場合、油圧室16に充填された油が過負荷防止装置20内に流入される。すなわち、プレス圧に基づく過負荷が生じた場合、油圧室16に充填された油が過負荷防止装置20に流入する。
過負荷防止装置20に流入した油は、油貯留室21aに収容されると共に、過負荷防止用ピストン23を押し下げる。
そうすると、過負荷防止用シリンダ22の上部に設けられた近接センサー24が、過負荷防止用ピストン23の下降を検出して、プレス機械の駆動が停止される。これにより、プレス機械の故障が抑制される。
なお、プレス圧に基づく過負荷が収束した場合、過負荷防止装置20の油が過負荷防止圧により、油圧室16に流出される。これにより、油が油圧室16に復帰し、再びプレス機械を駆動させることが可能となる。
ここで、過負荷防止装置20の制御方法について更に説明する。
図3は、本実施形態に係るダイクッション装置における制御方法を示すフローチャート図である。
図3に示すように、本実施形態に係るダイクッション装置における制御方法は、過負荷防止用ピストン23が下降したことを近接センサー24が検出し、該検出に基づく検出信号を制御回路S1が受信し、非常停止回路S2に伝達され、プレス機械を駆動する全てのサーボモータ17が停止され、プレス機械の駆動が停止されることになる。
これにより、プレス機械を異常状態で運転し続ける事が無くなり、故障が防止される。
本実施形態に係るダイクッション装置100は、上述したように、油圧室16に充填された油が流出入可能となるように連通された過負荷防止装置20を備えるので、プレス機械を再駆動させることが容易であり、また、油圧室16と過負荷防止装置20とにより、油圧室16に充填された油を油圧室16から流出可能、及び、油を油圧室16に流入可能とすることで、サージ圧は、過負荷防止装置に伝達され、かかる過負荷防止装置により確実に吸収されるので、過度なサージ圧に伴うプレス機械の故障を防止できる。
また、上記ダイクッション装置100においては、過負荷防止用シリンダ20に、近接センサー24が設けられていると、油の流出入が容易に検出できる。このため、プレス圧が過負荷防止圧を超えた場合、確実にプレス機械の駆動を停止させることができる。
次に、上記ダイクッション装置100を備えるプレス機械101について説明する。
図4は、本実施形態に係るプレス機械の一例を示す部分断面図である。
図4に示すように、本実施形態に係るプレス機械101は、上述したダイクッション装置100と、該ダイクッション装置100のクッションパッド11の上にクッションピン4を介して設けられたブランクホルダ3と、クッションパッド11の上にライナ6を介して固定されたボルスタ7と、ボルスタ7上に載置された下型2と、該下型2に対応する形状を有する上型1と、上型1が支持されたスライド5とを備える。なお、上述したクッションピン4は、ボルスタ7の内部を貫通している。
上記プレス機械101においては、下型2上にワークWが載置され、プレス加工が行われる。
このとき、ダイクッション装置100は、ワークWの周縁部にブランクホルダ3が接するように配置される。
そして、ワークWが上型1と下型2との間でプレスされると、プレス圧がダイクッション装置100に伝達し、ダイクッション装置100は、上述したように、そのプレス圧に対応して、上方に付与するクッション圧を発揮する。
このように、本実施形態に係るプレス機械101は、上述したダイクッション装置100を備えるので、プレス機械101を停止させた後、過負荷防止装置20から油を油圧室に流入させれば、容易に、再駆動させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明のダイクッション装置の第2実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係るダイクッション装置の一例を概略的に示す正面図である。
図5に示すように、本実施形態に係るダイクッション装置200は、クッションパッド11と、クッションパッド11の下面に取り付けられた2つの上方付勢機構10とを備える。なお、2つの上方付勢機構10は、クッションパッド11の中心線に対して、左右対称に同じものが取り付けられている。
ここで、上記上方付勢機構10は、クッションパッド11の下面に設けられた油圧室16と、該油圧室16に連結された支杆12を介してクッションパッド11にクッション圧を付与する付勢装置である付勢用エアーシリンダ13及びラックピニオン機構14と、油圧室16に連通され、プレス圧がクッション圧を瞬間的に超えたときに生じるサージ圧を吸収する過負荷防止装置20と、を備える。すなわち、上方付勢機構10は、ダイクッション装置200からクッションパッド11を除いたものを意味する。
本実施形態に係るダイクッション装置200は、クッションパッド11の下面に、上方付勢機構10を2つ備える点で、第1実施形態に係るダイクッション装置100と異なる。なお、過負荷防止装置20は、上方付勢機構10同士の間に配置すると、コンパクトになる。
ダイクッション装置200においては、上方付勢機構10を備えるので、上述した第1実施形態に係るダイクッション装置100と同様に、停止させた後、容易に、プレス機械を再駆動させることができる。
また、上記ダイクッション装置200は、上方付勢機構10がクッションパッド11の中心線に対応して、左右対称に設けられているので、上述した第1実施形態に係るダイクッション装置100の場合よりも、バランスよくクッション圧を上方に付与することができ、更には大きなクッション圧を発揮することも可能である。
次に、上記ダイクッション装置200を備えるプレス機械201について説明する。
図6は、本実施形態に係るプレス機械の一例を示す部分断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係るプレス機械201は、上述したダイクッション装置200と、該ダイクッション装置200のクッションパッド11の上にクッションピン4を介して設けられたブランクホルダ3と、クッションパッド11の上にライナ6を介して固定されたボルスタ7と、ボルスタ7上に載置された下型2と、該下型2に対応する形状を有する上型1と、上型1が支持されたスライド5とを備える。なお、上述したクッションピン4は、ボルスタ7の内部を貫通している。
上記プレス機械201においては、下型2上にワークWが載置され、プレス加工が行われる。
このとき、ダイクッション装置200は、ワークWの周縁部にブランクホルダ3が接するように配置される。
そして、ワークWが上型1と下型2との間でプレスされると、プレス圧がダイクッション装置200に伝達し、ダイクッション装置200は、上述したように、そのプレス圧に対応して、上方に付与するクッション圧を発揮する。
このように、本実施形態に係るプレス機械201は、上述したダイクッション装置200を備えるので、プレス機械201を停止させた後、過負荷防止装置20から油を油圧室に流入させれば、容易に、再駆動させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1及び第2実施形態に係るダイクッション装置100,200においては、過負荷防止装置20が過負荷防止用エアーシリンダ21bを備え、かかる過負荷防止用エアーシリンダ21bにて、過負荷防止圧を付勢しているが、過負荷防止圧を付勢可能であれば、必ずしも過負荷防止用エアーシリンダ21bに限定されるものではない。
また、かかる過負荷防止用エアーシリンダ21bにおいては、近接センサー24により、油の流入を検出しているが、リミットスイッチ、リードスイッチ、距離センサー等であってもよい。
第1及び第2実施形態に係るダイクッション装置100,200においては、付勢装置として、付勢用エアーシリンダ13及びラックピニオン機構14を用いているが、これらに限定されるものではない。
これらの代わりに、ボールネジ、リニアモータ、油圧シリンダ等を用いてもよく、付勢用エアーシリンダ13又はラックピニオン機構14を単独で用いてもよい。
第1及び第2実施形態に係るダイクッション装置100,200においては、駆動源として、サーボモータ17を用いているが、DCモータ、ACインバータモータ又は油圧モータ等であってもよい。
第1及び第2実施形態に係るダイクッション装置100,200においては、サーボモータ17に減速機18が取り付けられているが、モータ軸のトルクを増幅するため、モータ軸上に保持用ブレーキを備えていてもよい。
この場合、重量の大きいダイクッション装置の可動部を安全に保持する力を得るのに、一般的なトルクのブレーキを用いることができる。
また、減速機18の代わりに、変速機が取り付けられていても良い。この場合、プレス時の下方へのプレス圧の大きさが変わる場合であっても、変速機の変速比を切り替えることにより、クッション圧を該プレス圧に対応した大きさにすることができる。
第2実施形態に係るダイクッション装置200においては、2つの上方付勢機構10を備えているが、4つの上方付勢機構10を備えていてもよい。
この場合、よりクッション圧が大きくなり、クッション圧が発揮されるバランスにも特に優れる。
第1及び第3実施形態に係るダイクッション装置100,200において、予め、付勢用エアーシリンダ13に、必要なクッション圧よりも大きなクッション圧を付加させ、且つ、ラックピニオン機構14に支杆12を引き下げる方向に力を発生させておいてもよい。
この場合、必要なクッション圧を得ることができるのみならず、ラックピニオン機構14にはバックラッシュは一切発生せず、更に長寿命化が可能となる。また、ダイクッション装置が上昇する過程で電力回生を行うことができる。
図1は、本実施形態に係るダイクッション装置の一例を概略的に示す正面図である。 図2は、本実施形態に係るダイクッション装置に設けられた過負荷防止装置を拡大して示す断面図である。 図3は、本実施形態に係るダイクッション装置における制御方法を示すフローチャート図である。 図4は、本実施形態に係るプレス機械の一例を示す部分断面図である。 図5は、本実施形態に係るダイクッション装置の一例を概略的に示す正面図である。 図6は、本実施形態に係るプレス機械の一例を示す部分断面図である。
符号の説明
1・・・上型
2・・・下型
3・・・ブランクホルダ
4・・・クッションピン
5・・・スライド
6・・・ライナ
7・・・ボルスタ
10・・・上方付勢機構
11・・・クッションパッド
12・・・支杆
13・・・付勢用エアーシリンダ
14・・・ラックピニオン機構
15a・・・油圧室用シリンダ
15b・・・油圧室用ピストン
16・・・油圧室
17・・・サーボモータ
18・・・減速機
20・・・過負荷防止装置
21a・・・油貯留室
21b・・・過負荷防止用エアーシリンダ
22・・・過負荷防止用シリンダ
22a・・・小径シリンダ部
22b・・・大径シリンダ部
23・・・過負荷防止用ピストン
23a・・・小径ピストン部
23b・・・大径ピストン部
24・・・近接センサー
25・・・圧力調節装置
31,32,36・・・面
100,200・・・ダイクッション装置
101,201・・・プレス機械
A1・・・上側空間
A2・・・下側空間
S1・・・制御回路
S2・・・非常停止回路
W・・・ワーク

Claims (8)

  1. プレス機械でワークをプレスする際の前記ワークに伝わる下方へのプレス圧に対応して前記ワークを上方に付勢するクッション圧を前記ワークの周縁に付加するためのダイクッション装置において、
    クッションパッドと、
    該クッションパッドの下面に設けられた油圧室と、
    該油圧室に連結された支杆を介して前記クッションパッドに前記クッション圧を付与する付勢装置と、
    前記油圧室に充填された油が流出入可能となるように連通され、前記油圧室に前記プレス圧に対応する過負荷防止圧を付与可能な過負荷防止装置と、
    を備え、
    前記プレス圧が前記過負荷防止圧を超えたとき、前記油圧室に充填された油を前記過負荷防止装置内に流入させるダイクッション装置。
  2. 前記過負荷防止装置が、
    前記油を収容可能な油貯留室と、
    該油貯留室に前記過負荷防止圧を付与する過負荷防止用エアーシリンダと、
    を備え、
    前記過負荷防止用エアーシリンダが、過負荷防止用シリンダと、該過負荷防止用シリンダ内を摺動可能な過負荷防止用ピストンと、からなる請求項1記載のダイクッション装置。
  3. 前記プレス圧が前記過負荷防止圧を超えたとき、前記油圧室に充填された油を前記過負荷防止装置内に流入させると共に、前記プレス機械の駆動を停止させる請求項1記載のダイクッション装置。
  4. 前記過負荷防止用シリンダには、近接センサーが設けられており、
    該近接センサーが、前記油の流入によって、下降した前記過負荷防止用ピストンを検出し、
    該検出による検出信号に基づいて、前記プレス機械の駆動が停止する請求項2記載のダイクッション装置。
  5. 前記過負荷防止用エアーシリンダの過負荷防止圧が、下記式で表される値に設定されている請求項2記載のダイクッション装置。
    p2=(f1×a2)/(a1×a3)
    [式中、p2は過負荷防止圧を示し、f1はクッション力を示し、a1は油圧室の断面積を示し、a2は油貯留室の断面積を示し、a3は過負荷防止用ピストンの断面積を示す。]
  6. 前記過負荷防止装置内の過負荷防止圧を調整するための圧力調節装置を更に備える請求項1記載のダイクッション装置。
  7. 前記付勢装置が、付勢用エアーシリンダ及びラックピニオン機構であり、
    前記付勢用エアーシリンダが前記支杆の中腹に設けられ、
    前記ラックピニオン機構が前記支杆の下端に設けられている請求項1記載のダイクッション装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のダイクッション装置を備えるプレス機械。
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