JP2010120005A - 反力相殺装置及びそれを備えたペーストディスペンサー - Google Patents

反力相殺装置及びそれを備えたペーストディスペンサー Download PDF

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Abstract

【課題】移動体の移動により発生する反力を相殺する反力相殺装置を備えたペーストディスペンサーを提供すること。
【解決手段】移動体93の移動により発生する反力を移動体93の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達して質量体を移動させるための駆動エネルギーに変換して相殺させることで、反力相殺装置80の構成を単純化させるだけでなく、移送システム90が移動体93の移動方向でなく他の方向へ移動する場合にも移動体93の移動により発生する反力を相殺することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、移送システムに適用されて移動体の移動により発生する反力を相殺するための装置に関するものである。
液晶ディスプレイ(LCD)を含む各種平板ディスプレイ(FPD)の製造工程には、基板、液体吐き出し用ノズルまたはノズル移送装置などの目的物を移送するロボット、クレーンなどの移送システムが適用されている。
このような移送システムは、移動体支持部材と、移動体支持部材上に支持される支持体と、支持体上に設けられて一側方向へ移動する移動体と、を備えて構成されて、移動体を所定目的のために移動させるようになっている。
このような従来移送システムの動作過程では、移動体の移動により発生する反力によって移送システムに振動が発生し、このような反力に伴う振動によって作業の精密性が低下するという問題点があった。
そこで、このような振動を低減させるために移送システムに反力相殺装置を適用する方案が考慮されている。例えば、特許文献1には、反力相殺装置に関する技術が開示されている。
しかし、特許文献1を含む従来の反力相殺装置は移送システムとは別途に配置されて固定されるので、移動体を含む移送システムが移動体の移動方向でなく他の方向へ移動する場合は、それら反力相殺装置を適用することが出来ないという問題点があった。
また、従来の反力相殺装置は、移送システムとは別途に配置されるので、その構成及び設置作業が非常に複雑であるという問題点があった。
大韓民国公開特許第10−2005−0003426号
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するために鑑みたもので、本発明の目的は、移送システムの移動体が移動することによって発生する反力を移動体の移動方向と同一方向へ移動する質量体に伝達し質量体を移動させるための駆動エネルギーに変換して相殺させることで、その構成を単純化し得ることだけでなく、移送システムが移動体の移動方向でなく他の方向へ移動する場合も移動体の移動によって発生する反力を相殺することができる反力相殺装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、上記した反力相殺装置を備えたペーストディスペンサーを提供することにある。
上記した目的を達成するための本発明に係る反力相殺装置は、支持体と、支持体上で移動される移動体と、支持体がスライド可能に支持される移動体支持部材と、により構成される移送システムに設けられ、支持体に連結されて移動体の移動により発生する反力によって移動体の移動方向と同一方向へ移動する質量体と、質量体が移動された場合、質量体を初期の位置に復元させる復元体と、を包含して構成される。
ここで、移動体の移動により発生して支持体に伝達された力を移動体の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達するために、移動体支持部材に回転可能に連結され、その回転中心を基準に一側は支持体に連結されて他側は質量体に連結される回転体を更に包含して構成される。
この時、回転体の回転中心と回転体が支持体に連結される接点間の距離は、回転体の回転中心と回転体が質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことが好ましく、質量体と移動体支持部材との間には、質量体に伝達された力が移動体支持部材に伝達されることを防止すると共に質量体を移動体支持部材にスライド可能に連結させる摩擦防止手段が具備されることが好ましい。
また、上記目的を達成するため本発明に係るペーストディスペンサーは、ヘッド支持部材と、ヘッド支持部材に移動可能に設けられるヘッドユニットと、ヘッドユニットがヘッド支持部材の長手方向へ移動するように、ヘッド支持部材にスライド可能に連結される固定子と、ヘッドユニットに取り付けられる可動子と、を含むヘッド移動装置と、固定子に連結されてヘッドユニット及び可動子の移動により発生する反力によって可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体と、質量体が移動された場合に質量体を初期の位置に復元させる復元体と、を含んで構成される反力相殺装置と、を包含して構成される。
ここで、ヘッドユニット及び可動子の移動により発生して固定子に伝達された力を可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達するために、ヘッド支持部材に回転可能に連結されてその回転中心を基準に一側は固定子に連結されて他側は質量体に連結される回転体を更に含んで構成することができる。
この時、回転体の回転中心と回転体が固定子に連結される接点間の距離は、回転体の回転中心と回転体が質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことが好ましく、質量体とヘッド支持部材間には、質量体に伝達された力がヘッド支持部材に伝達されることを防止すると共に質量体をヘッド支持部材にスライド可能に連結させる摩擦防止手段が備わることが好ましい。
且つ、本発明に係るペーストディスペンサーは、ヘッドユニットが設けられたヘッド支持部材が支持される支持部材フレームと、ヘッド支持部材が支持部材フレームの長手方向へ移動するように、支持部材フレームにスライド可能に連結される固定子と、ヘッド支持部材に取り付けられる可動子と、を含む支持部材移動装置と、固定子に連結されてヘッド支持部材及び可動子の移動により発生する反力によって可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体と、質量体が移動された場合に質量体を初期の位置に復元させる復元体と、を含む反力相殺装置と、を包含して構成される。
ここで、ヘッド支持部材及び可動子の移動により発生して固定子に伝達された力を可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達するために、支持部材フレームに回転可能に連結されてその回転中心を基準に一側は固定子に連結されて他側は質量体に連結される回転体を更に含んで構成することができる。
この時、回転体の回転中心と回転体が固定子に連結される接点間の距離は、回転体の回転中心と回転体が質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことが好ましい。
また、質量体と支持部材フレーム間には、質量体に伝達された力が支持部材フレームに伝達されることを防止すると共に質量体を支持部材フレームにスライド可能に連結させる摩擦防止手段が備わることが好ましい。
本発明に係る反力相殺装置は、移動体の移動により発生する反力を移動体の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達し、質量体を移動させる駆動エネルギーに変換して相殺させることができるので、その構成を単純化させることができる。また、移動体の移動により発生する反力が、支持体を移動させるための駆動エネルギー、回転体を回転させるための駆動エネルギー、質量体を移動させるための駆動エネルギー、にそれぞれ変換されることにより相殺されるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮し得る効果がある。また、回転体、質量体及び復元体の全てが移動体支持部材に連結されると、移送システムが移動体の移動方向でなく他の方向へ移動する場合にも移動体の移動により発生する反力を相殺することができる効果がある。
更に、反力相殺装置がペーストディスペンサーのヘッド支持部材に適用される場合には、ヘッドユニット及び可動子の移動により発生する反力を可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達し、質量体を移動させるための駆動エネルギーに変換することにより相殺させるので、その構成を単純化させることができるだけでなく、ヘッド支持部材がヘッドユニットの移動方向の垂直方向へ移動する場合にもヘッドユニットの移動により発生する反力を相殺することができるという効果がある。また、ヘッドユニット及び可動子の移動により発生する反力が、回転体を回転させるための駆動エネルギー、質量体を移動させるための駆動エネルギー、にそれぞれ変換されることにより相殺されるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮することができるという効果がある。
且つ、反力相殺装置がペーストディスペンサーの支持部材フレームに適用される場合には、ヘッド支持部材及び可動子の移動により発生する反力を可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体に伝達して、質量体を移動させるための駆動エネルギーに変換させることにより相殺させるので、その構成を単純化させることができるという効果がある。また、ヘッド支持部材及び可動子の移動により発生する反力が、回転体を回転させるための駆動エネルギー、質量体を移動させるための駆動エネルギー、にそれぞれ変換されることにより相殺されるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮することができるという効果がある。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る反力相殺装置を示した概略図である。
図1に示すように、本発明に係る反力相殺装置80は、移動体93が所定目的のために移動するように設けられる移送システム90に設けられて移動体93の移動により発生する反力を相殺させる反力相殺部81を備えて構成される。ここで、移送システム90は、移動体93が移動可能に支持される支持体92と、支持体92がスライド可能に支持される移動体支持部材91と、を含んで構成される。
反力相殺部81は、支持体92に連結されて移動体93の移動により発生する反力によって移動体93の移動方向と同一方向へ移動する質量体812と、質量体812が移動すると質量体812を初期の設置位置に復元させる復元体813と、を含んで構成される。
このような構成により、移動体93の移動によって発生する反力は支持体92に伝達されて支持体92を移動させ、支持体92を移動させる力はその作用方向が変換されて質量体812に伝達され、質量体812に伝達された力は質量体812を移動させるためのエネルギーに変換されて相殺される。
反力相殺部81は、移動体93の移動により発生して支持体92に伝達された力を移動体93の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達するために、移動体支持部材91に回転可能に連結されて、その回転中心を基準にして一方側は支持体92に連結されて他方側は質量体812に連結される回転体811が具備される。
ここで、支持体92と回転体811との間には、それら支持体92と回転体811を連結する別途の第1連結部材82が具備される。また、回転体811と質量体812との間には、それら回転体811と質量体812を連結する別途の第2連結部材83が具備される。
回転体811が移動体支持部材91に回転可能に連結されるように、移動体支持部材91には、回転体811の回転中心が連結されるヒンジユニット94が具備される。ここで、ヒンジユニット94は、移動体支持部材91から突出される少なくとも一対の支持部材95と、支持部材95に固定されて回転体811を貫通するか回転体811から突出されるヒンジ軸96と、を包含して構成される。このような場合、回転体811が移動体支持部材91に回転できるように直接連結されるので、その構成を単純化し得る効果がある。一方、本発明の実施例においては回転体811が移動体支持部材91に回転可能に連結される構成が提示されているか、本発明はこのような構成に限定されず、回転体811が移動体支持部材91以外の他の構成要素に回転可能に支持されて回転しながら移動体93の移動により発生して支持体92に伝達された力を質量体812に伝達する構成を適用することもできる。
一方、回転体811の回転中心(C)と回転体811が支持体92に連結される接点間の距離(D1)は、回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)よりも小さいことが好ましい。即ち、レバーの原理に基づいて、回転体811が支持体92に連結される接点は力点となり、回転体811が質量体812に連結される接点は作用点となり、回転体811の回転中心(C)は支え点となるが、力点と支え点間の距離(D1)に比べて支え点と作用点間の距離(D2)が大きくなるので、移動体93の移動により発生して支持体92に伝達された力の大きさに比べて小さい力が質量体812に伝達される。従って、回転体811の回転中心(C)と回転体811が支持体92に連結される接点間の距離(D1)が回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)と同一であるか大きい場合に比べて質量体812の移動変位を縮小させることができる。一方、本発明の実施例では移動体93の移動により発生して支持体92に伝達された力の作用方向を変化させて移動体93の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達するために、移動体支持部材91に回転可能に支持される回転体811が提示されるが、本発明はそれに限定されず、支持体92に伝達された力を移動体93の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達するために力の作用方向を変化させる複数のリンクなどの様々な構成を適用することができる。
質量体812は、支持体92及び移動体93の質量に比べて十分に大きい質量を有するもので、移動体93の移動により発生した反力が支持体92及び回転体811を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させる場合、質量体812の微小量の移動だけでも移動体93の移動によって発生した反力を十分に相殺させることができる。
質量体812と移動体支持部材91との間には、質量体812に伝達された力が移動体支持部材91に伝達されることを防止すると共に質量体812を移動体支持部材91にスライド可能に連結させる摩擦防止手段97が具備される。摩擦防止手段97としては、例えば、ボールベアリング、ローラーベアリング、ローラーまたは内部に摩擦油が受容されたハウジングなど、質量体812と移動体支持部材91間の振動伝達及び摩擦を防止できる様々な構成を適用することができる。一方、本発明の実施例では質量体812が移動体支持部材91にスライド可能に連結される構成が提示されるか、本発明はこのような構成に限定されず、質量体812が移動体支持部材91以外の他の構成要素にスライド可能に支持されて移動体93の移動により発生する反力によって移動する構成を適用することもできる。
復元体813は、移動体93の移動により発生する反力によって質量体812が移動した場合、質量体812を初期の設置位置に復元させる役割をするものであって、復元体813は、質量体812に連結される弾性コイルスプリング、板スプリング、油圧式または空圧式ダンパーなど、質量体812に対して所定の復原力を与えることができる様々な構成を適用することができる。
このような構成によって支持体92上で移動体93が移動する場合、移動体93の移動方向とは反対方向の反力が発生するが、このような反力は、その一部が支持体92に伝達されて支持体92を移動させるための駆動エネルギーに変換されて消滅し、他の一部は支持体92を通して回転体811に伝達されて回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換されて消滅し、また別の一部は回転体811の回転を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換されて消滅する。この場合、質量体812の質量は支持体92及び移動体93の質量に比べて十分に大きいので、質量体812の移動量はごく僅かである。一方、質量体812に伝達された力によって質量体812が移動した後は、質量体812は復元体813によって初期の設置位置に復帰される。
上述したような本発明に係る反力相殺装置80は、移動体93の移動により発生する反力の作用方向を回転体811の回転によって変換して質量体812に伝達し、質量体812を移動体93の移動方向と同一方向へ移動させることによって反力を相殺させることができるので、反力システムの構成を単純化させることができる。且つ、移動体93の移動により発生する反力を、支持体92を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮することができるという効果がある。更に、回転体811、質量体812及び復元体813の全てが移動体支持部材91に連結される場合は、反力相殺部81が設けられた移送システム90が移動体93の移動方向でなく他の方向へ移動する場合にも移動体93の移動による反力を相殺できる効果がある。
上述したように構成されて作用効果を有する反力相殺装置80は、クレーン、ロボット、FPD製造装備など様々な移送システムに適用することができる。以下、本発明に係る反力相殺装置80をペーストディスペンサーに適用する場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明に係る反力相殺装置80を備えたペーストディスペンサーを示した斜視図で、図3は、図2のペーストディスペンサーのヘッドユニットを示した斜視図である。
図2に示したように、本発明に係るペーストディスペンサーは、ベースフレーム10と、ベースフレーム10に固定されて基板20が載置されるステージ11と、ステージ11の両側にY軸方向に設けられる一対の支持部材フレーム40と、一対の支持部材フレーム40にそれぞれ支持されるように設けられてX軸方向へ延長されるヘッド支持部材50と、ヘッド支持部材50に設けられる複数のヘッドユニット60と、ヘッドユニット60をヘッド支持部材50に設けると共にヘッドユニット60をX軸方向へ水平移動させるヘッド移動装置70と、ヘッドユニット60及びヘッド移動装置70の動作を制御する制御部(未図示)と、を含んで構成される。
ベースフレーム10には、ステージ11をベースフレーム10の前後方向(Y軸方向)へ移動させるステージ駆動装置(未図示)が具備され、ヘッド支持部材50にはヘッド支持部材50を支持部材フレーム40に沿って移動させる支持部材移動装置30が具備される。ヘッド支持部材50は、基板20が大面積に構成される場合、ペーストパターン形成の生産性を向上し得るように複数設置することができる。
図3に示したように、ヘッドユニット60は、ペーストが充填されるシリンジ61と、シリンジ61と連通してペーストが吐き出されるノズル62と、ノズル62に隣接して配置されてノズル62と基板20間のギャップデータを測定するレーザー変位センサー63と、ノズル62及びレーザー変位センサー63をY軸方向へ移動させるY軸駆動部64と、ノズル62及びレーザー変位センサー63をZ軸方向へ移動させるZ軸駆動部65と、を包含して構成される。ここで、レーザー変位センサー63は、レーザーを発光する発光部631と、発光部631と所定間隔に離隔されて基板20から反射されたレーザーが受光される受光部632と、により構成されて、発光部631から発光されて基板20に反射されたレーザーの結像位置に対応する電気信号を制御部に出力して基板20とノズル62間のギャップデータを計測する役割を行う。
更に、ヘッドユニット60には、基板に塗布されたペーストパターン(P)の断面積を測定する断面積センサー66が設けられる。このような断面積センサー66は、基板20にレーザーを連続放出してペーストパターン(P)をスキャンすることによってペーストパターン(P)の断面積を測定する。断面積センサー66により測定されたペーストパターン(P)の断面積データは、ペーストパターン(P)の不良可否を判断するときに利用される。
以下、本発明に係る反力相殺装置80がペーストディスペンサーのヘッド支持部材50に適用される実施例に対して説明する。
図4は、本発明に係るペーストディスペンサーのヘッド支持部材50を示した断面図であって、ヘッド支持部材50に反力相殺装置80が適用された構成を示す。
図4に示したように、ヘッド支持部材50には、ヘッド移動装置70によってヘッドユニット60が連結される。ヘッド移動装置70は、ヘッド支持部材50の長手方向へ延長される固定子71と、ヘッドユニット60に取り付けられる可動子72と、を含んで構成される。従って、固定子71と可動子72の電磁気的相互作用によってヘッドユニット60がX軸方向、即ち、ヘッド支持部材50の長手方向へ移動される。
反力相殺装置80は、ヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生して固定子71に作用する力の作用方向を変換して可動子72の移動方向と同一方向へ移動する質量体812に伝達し、質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させる反力相殺部81を含んで構成される。反力相殺部81は、固定子71に連結され、ヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生する反力によって可動子72の移動方向と同一方向へ移動される質量体812と、質量体812が移動された場合、質量体812を初期の設置位置に復元させる復元体813と、を含んで構成される。
反力相殺部81は、固定子71に伝達された力を可動子72の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達するために、ヘッド支持部材50に回転可能に連結されその回転中心を基準に一側は固定子71に連結されて他側は質量体812に連結される回転体811を具備することができる。
ここで、固定子71と回転体811間には、それら固定子71と回転体811を連結する別途の第1連結部材82が具備され、また、回転体811と質量体812間には、それら回転体811と質量体812を連結する別途の第2連結部材83が具備される。
回転体811がヘッド支持部材50に回転可能に連結されるように、ヘッド支持部材50には回転体811の回転中心が連結されるヒンジユニット94が具備される。ここで、ヒンジユニット94は、ヘッド支持部材50から突出される少なくとも一対の支持部材95と、支持部材95に固定されて回転体811を貫通したり回転体811から突出されるヒンジ軸96と、を含んで構成される。このような場合、回転体811がヘッド支持部材50に回転可能に直接連結されるので、その構成を単純化することができる。一方、本発明の実施例では回転体811がヘッド支持部材50に回転可能に連結される構成を提示するか、本発明はこのような構成に限定されず、回転体811がヘッド支持部材50以外の他の構成要素に回転可能に支持されて回転しながら固定子71の反力を質量体812に伝達する構成を適用することもできる。
一方、回転体811の回転中心(C)と回転体811が固定子71に連結される接点間の距離(D1)は、回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)よりも小さいことが好ましい。それによって、回転体811の回転中心(C)と回転体811が固定子71に連結される接点間の距離(D1)が回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)と同一または大きい場合に比べて質量体812の移動変位を縮小させることができる。
質量体812は、ヘッドユニット60、固定子71及び可動子72の質量に比べて十分に大きい質量を有するもので、ヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生した反力が固定子71及び回転体811を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させる場合、質量体812の微小量の移動だけでも可動子72の移動により発生した反力を十分に相殺させることができる。
更に、質量体812とヘッド支持部材50間には、質量体812に伝達された力がヘッド支持部材50に伝達されることを防止すると共に質量体812をヘッド支持部材50にスライド可能に連結させる摩擦防止手段97が具備される。摩擦防止手段97としては、例えば、、ボールベアリング、ローラーベアリング、ローラーまたは内部に摩擦油が受容されたハウジングなど、質量体812とヘッド支持部材50間の振動伝達及び摩擦を防止することができる様々な構成が適用される。一方、本発明の実施例では質量体812がヘッド支持部材50にスライド可能に連結される構成が提示されるか、本発明はこのような構成に限定されず、質量体812がヘッド支持部材50以外の他の構成要素にスライド可能に支持されてヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生した反力によって移動する構成を適用することもできる。また、本発明の実施例では質量体812がヘッド支持部材50の一側に配置された構成を提示するが、質量体812がヘッド支持部材50の内部空間に配置される構成を適用することもできる。
復元体813は、ヘッドユニット60及び固定子71の移動により発生する反力によって質量体812が移動した場合、質量体812を初期の設置位置に復元させる役割をするものであって、復元体813としては、質量体812に連結される弾性コイルスプリング、板スプリング、油圧式または空圧式ダンパーなど、質量体812に対して所定の復原力を付与することができる様々な構成が適用される。
このような構成によって固定子71上で可動子72及びヘッドユニット60が移動する場合、可動子72の移動方向と反対方向の反力が発生するが、このような反力は、その一部が固定子71に伝達されて固定子71を移動させるための駆動エネルギーに変換されて消滅され、他の一部は固定子71を通して回転体811に伝達されて回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換されて消滅され、さらに別の一部は回転体811の回転を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換されて消滅される。この場合、質量体812の質量は固定子71、可動子72及びヘッドユニット60の質量に比べて十分に大きいので、質量体812の移動量はごく僅かである。一方、質量体812に伝達された力によって質量体812が移動した後は、質量体812は復元体813によって初期の設置位置に復帰される。
上述したような本発明に係るペーストディスペンサーは、ヘッドユニット60が移動可能に支持されるヘッド支持部材50にヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生する反力の作用方向を回転体811の回転によって変換した後質量体812に伝達し、質量体812を可動子72の移動方向と同一方向へ移動させることにより反力を相殺させる反力相殺装置80が具備されるので、その構成を単純化させることが可能であるだけでなく、ヘッド支持部材50がY軸方向へ移動する場合にもヘッドユニット60及び可動子72の移動によって発生する反力を相殺することができるという効果がある。また、ヘッドユニット60及び可動子72の移動により発生する反力を固定子71を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮することができる。
本発明に係るペーストディスペンサーは、反力相殺装置80をヘッド支持部材50の両端中少なくとも一端に備えることが可能で、両端に全て備えることもできる。
以下、本発明に係る反力相殺装置80がペーストディスペンサーの支持部材フレーム40に適用される実施例に関して説明する。
図5は、本発明に係るペーストディスペンサーの支持部材フレーム40を示した断面図で、支持部材フレーム40に反力相殺装置80が適用された構成を示す。
図5に示したように、支持部材フレーム40には支持部材移動装置30によってヘッド支持部材50が連結される。支持部材移動装置30は、支持部材フレーム40の長手方向に延長される固定子31と、ヘッド支持部材50に取り付けられる可動子32と、を含んで構成される。従って、固定子31と可動子32の電磁気的相互作用によってヘッド支持部材50がY軸方向、即ち、支持部材フレーム40の長手方向へ移動することができる。
反力相殺装置80は、ヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生して固定子31に作用する力の作用方向を変換して可動子32の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達し、質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させる反力相殺部81を含んで構成する。反力相殺部81は、固定子31に連結されてヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生する反力によって可動子32の移動方向と同一方向へ移動される質量体812と、質量体812が移動された場合に質量体812を初期の設置位置に復元させる復元体813と、を含んで構成される。
反力相殺部81は、固定子31に伝達された力を可動子32の移動方向と同一方向へ移動される質量体812に伝達するために、支持部材フレーム40に回転可能に連結され、その回転中心を基準に一側は固定子31に連結されて他側は質量体812に連結される回転体811を備える。
ここで、固定子31と回転体811との間には、それら固定子31と回転体811を連結する別途の第1連結部材82が具備され、また、回転体811と質量体812との間には、それら回転体811と質量体812を連結する別途の第2連結部材83が具備される。
回転体811が支持部材フレーム40に回転可能に連結されるように、支持部材フレーム40には、回転体811の回転中心が連結されるヒンジユニット94が具備される。ここで、ヒンジユニット94は、支持部材フレーム40から突出される少なくとも一対の支持部材95と、支持部材95に固定されて回転体811を貫通したり回転体811から突出されるヒンジ軸96と、を含んで構成される。このような場合、回転体811が支持部材フレーム40に回転可能に直接連結されるので、その構成を単純化することができる。一方、本発明の実施例では回転体811が支持部材フレーム40に回転可能に連結される構成が提示されるか、本発明はこのような構成に限定されず、回転体811が支持部材フレーム40以外に他の構成要素に回転可能に支持されて回転しながら固定子31の反力を質量体812に伝達する構成を適用することもできる。
一方、回転体811の回転中心(C)と回転体811が固定子31に連結される接点間の距離(D1)は、回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)に比べて小さいことが好ましい。従って、回転体811の回転中心(C)と回転体811が固定子31に連結される接点間の距離(D1)が回転体811の回転中心(C)と回転体811が質量体812に連結される接点間の距離(D2)と同一または大きい場合に比べて質量体812の移動変位を縮小させることができる。
質量体812は、ヘッド支持部材50、固定子31及び可動子32の質量に比べて十分に大きい質量を有するものであって、ヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生した反力が固定子31及び回転体811を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させる場合、質量体812の微小量の移動だけでも可動子32の移動により発生する反力を十分に相殺させることができる。
質量体812と支持部材フレーム40との間には、質量体812に伝達された力が支持部材フレーム40に伝達されることを防止すると共に質量体812を支持部材フレーム40にスライド可能に連結させる摩擦防止手段97が具備される。摩擦防止手段97としては、例えば、、ボールベアリング、ローラーベアリング、ローラーまたは内部に摩擦油が受容されたハウジングなど、質量体812と支持部材フレーム40間の振動伝達及び摩擦を防止できる様々な構成を適用することができる。一方、本発明の実施例では質量体812が支持部材フレーム40にスライド可能に連結される構成を提示するか、本発明はこのような構成に限定されず、質量体812が支持部材フレーム40以外の他の構成要素にスライド可能に支持されて伝達されたヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生する反力によって移動する構成を適用することもできる。且つ、本発明の実施例では質量体812が支持部材フレーム40の内部空間に配置される構成を提示しているが、質量体812が支持部材フレーム40の一側に配置される構成を適用することもできる。
復元体813は、ヘッド支持部材50及び固定子31の移動により発生する反力によって質量体812が移動した場合、質量体812を初期の設置位置に復元させる役割をするものであって、復元体813としては、質量体812に連結される弾性コイルスプリング、板スプリング、油圧式または空圧式ダンパーなど、質量体812に対して所定の復原力を付与することができる様々な構成を適用することができる。
このような構成により固定子31上で可動子32及びヘッド支持部材50が移動する場合、可動子32の移動方向と反対方向の反力が発生するが、このような反力は、その一部が固定子31に伝達されて固定子31を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅され、他の一部は固定子31を通して回転体811に伝達されて回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換して消滅され、また、別の一部は回転体811の回転を通して質量体812に伝達されて質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅される。この場合、質量体812の質量は、固定子31、可動子32及びヘッド支持部材50の質量に比べて十分に大きいので、質量体812の移動量はごく僅かである。一方、質量体812に伝達された力によって質量体812が移動した後、質量体812は復元体813によって初期の設置位置に復帰する。
上述したような本発明に係るペーストディスペンサーは、ヘッド支持部材50が移動可能に支持される支持部材フレーム40にヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生する反力の作用方向を回転体811の回転によって変換した後質量体812に伝達し、質量体812を可動子32の移動方向と同一方向へ移動させることによって反力を相殺させる反力相殺装置80が備わるので、その構成を単純化させることができる。また、ヘッド支持部材50及び可動子32の移動により発生する反力を固定子31を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、回転体811を回転させるための駆動エネルギーに変換して消滅させ、質量体812を移動させるための駆動エネルギーに変換して消滅させるので、このような多重の複合的な反力相殺効果によって反力相殺性能を効率的に発揮することができるという効果がある。
本発明に係るペーストディスペンサーは、反力相殺装置80を支持部材フレーム40の両端中少なくとも一端に具備することが可能で、両端に全て具備することもできる。
以上、本発明の各実施例で説明した技術的思想はそれぞれ独立的に実施することが可能であるが、互いに組合わせて実施することもできる。
更に、本発明に係る反力相殺装置80は、上述した実施例で提示した構成の他に、ステージ11を移動させるステージ駆動装置などペーストディスペンサー内の構成部品を移動させる多数の装置に適用することができる。
このように本発明を図面及び発明の詳細な説明に記載された実施例を通して説明したが、これは例示的なものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であればこれから様々な変形及び均等な他の実施例が可能である。従って、本発明の技術的保護範囲は添付の特許請求の範囲により決まるべきである。
本発明に係る反力相殺装置を示した概略図である。 本発明に係る反力相殺装置が設けられたペーストディスペンサーを示した斜視図である。 図2のペーストディスペンサーのヘッドユニットを示した斜視図である。 本発明に係る反力相殺装置が設けられたペーストディスペンサーのヘッド支持部材を示した断面図である。 本発明に係る反力相殺装置が設けられたペーストディスペンサーの支持部材フレームを示した断面図である。
符号の説明
10 ベースフレーム
11 ステージ
20 基板
30 支持部材移動装置
40 支持部材フレーム
50 ヘッド支持部材
60 ヘッドユニット
70 ヘッド移動装置
80 反力相殺装置
90 移送システム
91 移動体支持部材
92 支持体
93 移動体
811 回転体
812 質量体
813 復元体

Claims (12)

  1. 支持体と、前記支持体上で移動される移動体と、前記支持体がスライド可能に支持される移動体支持部材と、により構成される移送システムに設けられ、
    前記支持体に連結されて前記移動体の移動により発生する反力によって前記移動体の移動方向と同一方向へ移動する質量体と、
    前記質量体が移動された場合、前記質量体を初期の位置に復元させる復元体と、
    を包含して構成されることを特徴とする反力相殺装置。
  2. 前記移動体支持部材に回転可能に連結され、その回転中心を基準に一側は前記支持体に連結されて他側は前記質量体に連結される回転体を更に包含して構成されることを特徴とする請求項1記載の反力相殺装置。
  3. 前記回転体の回転中心と前記回転体が前記支持体に連結される接点間の距離は、前記回転体の回転中心と前記回転体が前記質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことを特徴とする請求項2記載の反力相殺装置。
  4. 前記質量体と前記移動体支持部材との間には、前記質量体に伝達された力が前記移動体支持部材に伝達されることを防止すると共に前記質量体を前記移動体支持部材にスライド可能に連結させる摩擦防止手段が具備されることを特徴とする請求項1乃至3中何れか一つに記載の反力相殺装置。
  5. ヘッド支持部材と、
    前記ヘッド支持部材に移動可能に設けられるヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットが前記ヘッド支持部材の長手方向へ移動するように、前記ヘッド支持部材にスライド可能に連結される固定子と、前記ヘッドユニットに取り付けられる可動子と、を含むヘッド移動装置と、
    前記固定子に連結されて前記ヘッドユニット及び前記可動子の移動により発生する反力によって前記可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体と、前記質量体が移動された場合に前記質量体を初期の位置に復元させる復元体と、を含んで構成される反力相殺装置と、
    を包含して構成されることを特徴とするペーストディスペンサー。
  6. 前記反力相殺装置は、前記ヘッド支持部材に回転可能に連結され、その回転中心を基準に一側は前記固定子に連結されて他側は前記質量体に連結される回転体をさらに包含することを特徴とする請求項5記載のペーストディスペンサー。
  7. 前記回転体の回転中心と前記回転体が前記固定子に連結される接点間の距離は、前記回転体の回転中心と前記回転体が前記質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことを特徴とする請求項6記載のペーストディスペンサー。
  8. 前記質量体と前記ヘッド支持部材との間には、前記質量体に伝達された力が前記ヘッド支持部材に伝達されることを防止すると共に前記質量体を前記ヘッド支持部材にスライド可能に連結させる摩擦防止手段が具備されることを特徴とする請求項5乃至7中何れか一つに記載のペーストディスペンサー。
  9. ヘッドユニットが設けられたヘッド支持部材が支持される支持部材フレームと、
    前記ヘッド支持部材が前記支持部材フレームの長手方向へ移動するように、前記支持部材フレームにスライド可能に連結される固定子と、前記ヘッド支持部材に取り付けられる可動子と、を含む支持部材移動装置と、
    前記固定子に連結されて前記ヘッド支持部材及び前記可動子の移動により発生する反力によって前記可動子の移動方向と同一方向へ移動される質量体と、前記質量体が移動された場合に前記質量体を初期の位置に復元させる復元体と、を含む反力相殺装置と、
    を包含して構成されることを特徴とするペーストディスペンサー。
  10. 前記反力相殺装置は、前記支持部材フレームに回転可能に連結され、その回転中心を基準に一側は前記固定子に連結されて他側は前記質量体に連結される回転体を更に含むことを特徴とする請求項9記載のペーストディスペンサー。
  11. 前記回転体の回転中心と前記回転体が前記固定子に連結される接点間の距離は、前記回転体の回転中心と前記回転体が前記質量体に連結される接点間の距離に比べて小さいことを特徴とする請求項10記載のペーストディスペンサー。
  12. 前記質量体と前記支持部材フレームとの間には、前記質量体に伝達された力が前記支持部材フレームに伝達されることを防止すると共に、前記質量体を前記支持部材フレームにスライド可能に連結させる摩擦防止手段が具備されることを特徴とする請求項9乃至11中何れか一つに記載のペーストディスペンサー。
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