JP2010119629A - 遊技機 - Google Patents

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JP2010119629A JP2008296332A JP2008296332A JP2010119629A JP 2010119629 A JP2010119629 A JP 2010119629A JP 2008296332 A JP2008296332 A JP 2008296332A JP 2008296332 A JP2008296332 A JP 2008296332A JP 2010119629 A JP2010119629 A JP 2010119629A
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Abstract

【課題】入賞時に払い出す遊技媒体の数を、ストップスイッチ34の近傍に指が配されてから操作されるまでの時間に応じてを変化させる遊技機を提供する。
【解決手段】複数の回転リール45と、各回転リール45にそれぞれ対応して設けられ対応する回転リール45の回転を停止させるためのストップスイッチ34と、少なくとも1のストップスイッチ34に対応して設けられ対応するストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことを検知するための物体検知センサー57と、ストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57により検知されてから操作されるまでの時間を計時する計時手段151と、特定の役に入賞したと判定されたときに計時手段151の計時時間に基づいて遊技媒体の払い出し数を決定する払出数決定手段152とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関し、さらに詳しくは、特定の役に入賞した際に払い出される遊技媒体の数が、ストップスイッチに指を近づけたことが検知されてからそのストップスイッチが操作されるまでの時間に応じて変化する遊技機に関する。
従来、遊技機として、周囲に複数の図柄が付された3個の回転リールと、各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各回転リールにそれぞれ対応して設けられており対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備えたスロットマシンが知られている。
このようなスロットマシンでは、スタートスイッチの操作を契機に、3個すべての回転リールの回転が開始するとともに、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、いずれかのストップスイッチを操作すると、操作されたストップスイッチに対応する回転リールの回転を停止させる制御が行われる。ここで、役抽選でいずれかの役に当選したときには、当選した役に対応する図柄がいずれかの有効な入賞ライン上に揃い得るように、かつ、当選した役以外の役に対応する図柄についてはいずれの有効な入賞ライン上にも揃わないように、引き込み制御及び蹴飛ばし制御が行われる。一方、役抽選でハズレたときには、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応する図柄も揃わないように、蹴飛ばし制御が行われる。そして、3個すべての回転リールの回転が停止したときに、役抽選で当選した役に対応する図柄がいずれかの有効な入賞ライン上に揃うと、その役に入賞となり、その役に応じた枚数のメダルが払い出される。
ここで、下記の特許文献1には、役に当選してからすべての回転リールの回転が停止するまでの時間を計時し、この計時時間に応じて入賞時に払い出すメダルの枚数を変化させるスロットマシンが開示されている。
また、下記の特許文献2には、役に当選してからすべての回転リールの回転が停止するまでの時間を計時し、この計時時間が長くなるほど入賞時に払い出すメダルの枚数を減少させるスロットマシンが開示されている。
また、下記の特許文献3には、ストップスイッチの操作開始から操作終了までの時間を計時し、この計時時間に応じて入賞時に払い出すメダルの枚数を変化させるスロットマシンが開示されている。
また、下記の特許文献4には、ストップスイッチの操作開始から操作終了までの時間を計時し、この計時時間が長くなるほど入賞時に払い出すメダルの枚数を減少させるスロットマシンが開示されている。
特開2008−237340号公報 特開2008−237341号公報 特開2008−237482号公報 特開2008−237483号公報
ところで、スロットマシンやパロットなどの遊技機では、ストップスイッチの近傍に指を配した状態で、狙った図柄を入賞ライン上に停止させ得る操作タイミングを待ち、その操作タイミングが到来したところでストップスイッチを操作する、ということがよく行われる。ストップスイッチの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間は、狙った図柄の数や配置の仕方などによって異なるものであり、また、遊技者の技量や性格や集中力の高まり度合いなどによっても異なるものであるが、この時間に応じて役に入賞した際に払い出すメダルの枚数を変化させる遊技機は、従来はなかった。
(請求項1)
そこで、請求項1記載の発明は、ストップスイッチの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間を計時し、この計時時間に基づいて払い出す遊技媒体の数を決定することにより、同一の役に入賞でも計時時間によって遊技媒体の払い出し数が変化するようにし、ストップスイッチを速やかに操作しようとか、逆にゆっくり操作しようなどということを遊技者に意識させるようにして、遊技性を向上させるようにした遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
また、請求項2記載の発明は、計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応付けが異なる複数のテーブルを備え、これらから選択した1のテーブルと計時時間とを照合して払い出す遊技媒体の数を決定することにより、計時時間が同一でも遊技媒体の払い出し数が変化するようにして、遊技が単調にならないようにした遊技機を提供することを目的とする。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、遊技機に係るものであって、周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リール45と、各回転リール45の回転を開始させるためのスタートスイッチ33と、各回転リール45にそれぞれ対応して設けられており対応する回転リール45の回転を停止させるためのストップスイッチ34と、少なくとも1のストップスイッチ34に対応して設けられており対応するストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことを検知するための物体検知センサー57と、ストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によって検知されてからそのストップスイッチ34が操作されるまでの時間を計時するための計時手段151と、スタートスイッチ33の操作を契機に複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選を行うための役抽選手段110と、各ストップスイッチ34の操作を契機に役抽選手段110の抽選結果に基づいて操作されたストップスイッチ34に対応する回転リール45の回転を停止させるための停止制御手段130と、すべての回転リール45の回転が停止した際における図柄の組み合わせに基づいて複数の役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段120と、複数の役のうち特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときに計時手段151の計時時間に基づいて遊技媒体の払い出し数を決定するための払出数決定手段152とを備えていることを特徴とする。
(請求項2)
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、払出数決定手段152は、特定の役について計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数とを対応付けたものであってこの対応付けが異なる複数の払出数テーブル153と、複数の払出数テーブル153のうちいずれか1つを選択するためのテーブル選択手段154とを備え、テーブル選択手段154により選択された1の払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とを照合して遊技媒体の払い出し数を決定することを特徴とする。
ここで、本発明は、スロットマシン10やパロットなどの遊技機に係るものである。
また、スロットマシン10であれば、遊技媒体としてメダルが用いられ、また、パロットであれば、遊技媒体としてパチンコ球が用いられる。
また、「少なくとも1のストップスイッチ34に対応して設けられ」には、複数個のストップスイッチ34のうちいずれか1個にのみ対応して設ける場合、n個(n≧3)のストップスイッチ34のうちのいずれかm個(n>m≧2)に対応して設ける場合、及び複数個の各ストップスイッチ34にそれぞれに対応して設ける場合を含む。
また、物体検知センサー57は、対応するストップスイッチ34を操作するためにその近傍に配された指を主として検知するためのものであるが、ストップスイッチ34は、例えば、メダルや棒など、指以外で操作されることもあり得るため、物体検知センサー57としては、指を含む物体が配されたことを検知すると検知信号を出力する、近接センサー、赤外線センサー、又は超音波センサーなどを用いることができる。つまり、指を含む物体が配されたことを検知できるセンサーであれば、いずれのタイプのセンサーを物体検知センサー57として用いてもよい。
また、ストップスイッチ34として、指で押圧操作される押しボタン56aを備えたものを用いることができ、この場合、物体検知センサー57は、押しボタン56aの内部に埋設することができる。押しボタン56aは、指で押圧操作される部材であることから、押しボタン56aの内部に物体検知センサー57を埋設しておけば、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されたことを高精度で検知できる。もっとも、物体検知センサー57は、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されたことを検知できる位置であれば、押しボタン56aの内部に限らず、いずれの位置に設けてもよい。
また、計時手段151は、ストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57により検知されて検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、そのストップスイッチ34が操作されてストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了する。このようにして、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間を計時することができる。
また、計時手段151による計時対象は、複数個のストップスイッチ34のうちいずれか1個の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によって検知されてからそのストップスイッチ34が操作されるまでの時間としてもよく、また、n個(n≧3)のストップスイッチ34のうちいずれかm個(n>m≧2)の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によってそれぞれ検知されてからこれらのストップスイッチ34がそれぞれ操作されるまでの時間の累計としてもよく、また、複数個の各ストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によってそれぞれ検知されてからこれらのストップスイッチ34がそれぞれ操作されるまでの時間の累計としてもよい。
また、役として、いわゆるボーナスと、遊技媒体の払い出しがある小役と、遊技媒体の払い出しはないものの新たな遊技媒体を投入することなく前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる再遊技とを設けることができ、この場合、遊技媒体の払い出しがある小役が、特定の役の対象となる。更に、小役を複数設けることができ、この場合、いずれか1の小役のみを特定の役としたり、すべての小役を特定の役とするなど、適宜選択可能である。
また、例えば、特定の役に入賞したときに払い出す遊技媒体の基準数を予め定めておくとともに、ストップスイッチ34の近傍に指が配されてから操作されるまでの基準時間を予め定めておき、特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、計時手段151の計時時間と基準時間とを比較し、その結果、計時時間が基準時間未満であれば、基準数を遊技媒体の払い出し数として決定し、一方、計時時間が基準時間以上であれば、基準数から一定数を減算して得た数を遊技媒体の払い出し数として決定するように、払出数決定手段152を形成することもできる。
また、払出数テーブル153については、例えば、計時時間が長くなるに従って払い出し数が次第に少なくなるように、計時時間と払い出し数とを対応付けることができる。そうすると、ストップスイッチ34を素早く操作するよう遊技者に促すことができる。
また、テーブル選択手段154による払出数テーブル153の選択は、例えば、乱数を用いた抽選により行うことができる。そうすると、計時時間が同一でも遊技媒体の払い出し数が変化するようにすることができる。
また、テーブル選択手段34による払出数テーブル153の選択時期は、例えば、役抽選手段110による抽選で特定の役に当選後、各回転リール45の回転開始前や、各ストップスイッチ34の操作有効前とすることができる。そうすると、回転リール45の回転開始前や、各ストップスイッチ34の操作有効前に、計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を、遊技者に対して報知可能にすることができる。もちろん、テーブル選択手段34による払出数テーブル153の選択時期は、役抽選手段110による抽選で特定の役に当選後、払出制御手段140による遊技媒体の払い出し前であれば、例えば、入賞判定手段120により特定の役に入賞したと判定された後など、適宜選択可能である。
更に、本実施の形態によれば、役抽選で特定の役である第1小役に当選したときに、報知抽選を行い、報知抽選で当選したときには、回転リール45の回転開始前に、計時時間とメダルの払い出し枚数との対応関係を報知することから、メダルの払い出し枚数が最大になる計時時間がストップスイッチ34の操作前にわかるので、遊技者の興趣を高めることができ、一方、報知抽選でハズレたときには、報知が行われないので、遊技が単調にならないようにすることができる。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、ストップスイッチの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間が計時され、この計時時間に基づいて払い出す遊技媒体の数が決定されることから、同一の役に入賞でも計時時間によって遊技媒体の払い出し数が変化するので、ストップスイッチを速やかに操作しようとか、逆にゆっくり操作しようなどということを遊技者に意識させることができ、遊技性の向上が図れる遊技機を提供できる。
(請求項2)
また、請求項2記載の発明によれば、計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応付けが異なる複数のテーブルが備えられ、これらから選択された1のテーブルと計時時間とが照合されて払い出す遊技媒体の数が決定されることから、計時時間が同一でも遊技媒体の払い出し数が変化するので、遊技が単調にならない遊技機を提供できる。
(図面の説明)
図1ないし図7は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシンのブロック図、図2は、スロットマシンの外観正面図、図3は、ストップスイッチの断面図、図4は、払出数テーブル、図5ないし図7は、スロットマシンの動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機としてのスロットマシン10の構成を、図2に示す外観正面図に基づいて説明する。
本実施の形態に係る遊技機としてのスロットマシン10は、メダルを遊技媒体として遊技を行うものであって、前面に開口部を有する箱型の筐体を備えている。また、筐体の内部には、3個の回転リール45を横並びに設けたリールユニット40が備えられている。また、3個の回転リール45のうち、左側に設けられているのが左リール46であり、また、中央に設けられているのが中リール47であり、また、右側に設けられているのが右リール48である。また、各回転リール45の周囲には、複数種類の図柄が所定の配列で合計21個付されている。また、筐体の前面には、開口部を塞ぐ前扉12が備えられている。また、前扉12の上部には、上パネル13が備えられ、また、前扉12の下部には、下パネル14が備えられている。また、前扉12の前面における、上パネル13と下パネル14との間には、前方へ向けて突出する操作部16が設けられている。また、下パネル14には、当該スロットマシン10の機種名のロゴやイメージキャラクターなどが表示されている。また、上パネル13のほぼ中央には、各回転リール45の周囲に付されている21個の図柄のうちの3個を遊技者に見せるための図柄表示窓15が設けられている。また、図柄表示窓15が設けられる位置は、各回転リール45の前方に相当する位置である。また、図柄表示窓15は、3個すべての回転リール45の回転が停止した際に、縦3列、横3行に配置した合計9個の図柄を遊技者に見せるように形成されている。つまり、3個すべての回転リール45の回転が停止した際には、遊技者は、図柄表示窓15を通して、縦3列、横3行に配置した合計9個の図柄を見ることができる。
また、操作部16の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口36が設けられ、また、操作部16の上面左側には、クレジットされているメダルをベットするためのベットスイッチ32が設けられ、また、操作部16の上面左端付近には、クレジットされているメダルを返却するための精算スイッチ35が設けられ、また、操作部16の前面左側には、回転リール45の回転を開始させるためのスタートスイッチ33が設けられ、また、操作部16の前面中央には、回転リール45の回転を停止させるための3個のストップスイッチ34が横並びに設けられている。
また、上パネル13の上部中央には、表示装置55が設けられている。
また、前扉12の上部には、演出用ランプが設けられ、前扉12上部の左右両側には、効果音などを鳴らすためのスピーカがそれぞれ設けられている。
また、前扉12の下部中央には、メダルを払い出すためのメダル払出口37が設けられ、また、メダル払出口37の下方には、メダル払出口37から払い出されたメダルを受け止めて貯留するためのメダル受け皿38が設けられている。
また、前扉12の裏面における、メダル投入口36の裏側に相当する位置には、メダル投入口36に投入されたメダルを処理するためのメダル処理ユニットが備えられている。
また、筐体の内部には、スロットマシン10を制御するための制御装置20や、メダルを払い出すためのホッパーユニット50や、スロットマシン10が備える各装置に電力を供給するための電源ユニットなどが備えられている。
(リールユニット40)
リールユニット40は、フレームと、このフレームに横並びに固定した3個のステッピングモータと、各ステッピングモータの出力軸に固定した3個の回転リール45とを備えている。上述したように、3個の回転リール45のうち、左側に設けられているのが左リール46であり、また、中央に設けられているのが中リール47であり、また、右側に設けられているのが右リール48である。そして、ステッピングモータについても、左リール46用のものと、中リール47用のものと、右リール48用のものとが、それぞれ別個に設けられている。
また、フレームは、リールユニット40の骨格となるものであって、3個のステッピングモータを支持するためのものである。
また、各ステッピングモータの出力軸には、それぞれ、対応する回転リール45の回転軸が固定されている。また、ステッピングモータは、パルス信号によって駆動するものであって、入力されるパルス信号のパターンによって駆動・加速・減速のパターンが決まるものである。そして、ステッピングモータが駆動すると、対応する回転リール45が回転軸を中心に回転する。
また、各回転リール45は、それぞれ、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されているテープ状のリールテープとを備えている。また、各リールテープの外周面には、「7」「BAR」「ベル」「スイカ」「チェリー」「R」などの複数種類の図柄が所定の配列で合計21個付されている。また、「7」の図柄はビッグボーナス/BBに対応するものであり、また、「BAR」の図柄はレギュラーボーナス/RBに対応するものであり、また、「ベル」の図柄は第1小役に対応するものであり、また、「スイカ」の図柄は第2小役に対応するものであり、また、「チェリー」の図柄は第3小役に対応するものであり、また、「R」の図柄は再遊技/Replayに対応するものである。
(スタートスイッチ33)
スタートスイッチ33は、回転リール45の回転を開始させるためのものであって、図2に示すように、操作部16の前面左側に設けられている。また、スタートスイッチ33は、レバー式のスイッチを用いて構成されており、レバーの先端を押し下げると、スタート信号が出力されて、3個すべての回転リール45の回転が開始するようになっている。
(ストップスイッチ34)
ストップスイッチ34は、回転リール45の回転を停止させるためのものであって、図2に示すように、操作部16の前面中央に設けられている。また、ストップスイッチ34は、3個設けられており、また、各ストップスイッチ34は、各回転リール45にそれぞれ対応している。また、3個のストップスイッチ34は、操作部16の前面中央に横並びに設けられている。また、3個のストップスイッチ34のうち、左側に設けられているのが左リール46に対応する左ストップスイッチ34aであり、また、中央に設けられているのが中リール47に対応する中ストップスイッチ34bであり、また、右側に設けられているのが右リール48に対応する右ストップスイッチ34cである。
また、図3に示すように、各ストップスイッチ34は、それぞれ、指で押圧操作されるものであってほぼ円柱状に形成されている押しボタン56aと、押しボタン56aを前後方向に摺動可能に保持するためのものであってほぼ円筒状に形成されており前扉12の操作部16に固定されているボタンホルダー56bと、ボタンホルダー56bの内部に設けられており押しボタン56aを前方へ付勢するための前方付勢スプリング56cと、押しボタン56aに連設されており押しボタン56aの摺動に伴って変位する検知片56dと、ボタンホルダー56sの内部に設けられており検知片56dの変位を検知することで押しボタン56aが押圧操作されたことを検知するための変位検知センサー56eとを備えている。
つまり、押しボタン56aは、ボタンホルダー56bの内部に設けられた前方付勢スプリング56cによって、常時前方へ付勢されている。これにより、押しボタン56aは、常態では、その前面がボタンホルダー56bの前端縁よりも前方へ突出するが、その前面が指で押されると(押圧操作されると)、ボタンホルダー56bの内部に没入し、その前面から指が離されると(押圧操作が止められると)、前方付勢スプリング56cによって前方へ付勢されることにより、再び前面がボタンホルダー56bの前端縁よりも前方へ突出する。
また、変位検知センサー56eには、発光部と受光部とを備えたフォトセンサーが用いられており、常態では、発光部から発せられた光が受光部まで到達するが、押しボタン56aの押圧操作に伴って検知片56dが変位すると、発光部と受光部との間に検知片56dが位置して、発光部から発せれた光が受光部まで届かなくなる。そうすると、ストップ信号が出力されて、対応する回転リール45の回転が停止する。
具体的には、左ストップスイッチ34aが備える押しボタン56aを押圧操作すると、左ストップ信号が出力されて左リール46の回転が停止し、また、中ストップスイッチ34bが備える押しボタン56bを押圧操作すると、中ストップ信号が出力されて中リール47の回転が停止し、また、右ストップスイッチ34cが備える押しボタン56aを押圧操作すると、右ストップ信号が出力されて右リール48の回転が停止する。
(物体検知センサー57)
物体検知センサー57は、対応するストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことを検知するためのものである。
本実施の形態では、図2に示すように、物体検知センサー57として、左ストップスイッチ34aに対応する左物体検知センサー57a、中ストップスイッチ34bに対応する中物体検知センサー57b、及び右ストップスイッチ34cに対応する右物体検知センサー57cが設けられている。また、各物体検知センサー57は、指を含む物体が配されたことを検知すると検知信号を出力する近接センサーを用いて構成されており、図3に示すように、各ストップスイッチ34が備える押しボタン56aの内部に埋設されている。押しボタン56aは、指で押圧操作される部材であることから、押しボタン56aの内部に物体検知センサー57を埋設しておくと、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されたことを高精度で検知できる。そして、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する左物体検知センサー57aによって検知されると左検知信号が出力され、また、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する中物体検知センサー57bによって検知されると中検知信号が出力され、また、右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する右物体検知センサー34cによって検知されると右検知信号が出力されるようになっている。
(ベットスイッチ32)
ベットスイッチ32は、クレジットされている遊技媒体としてのメダルをベットするためのものである。
図2に示すように、本実施の形態では、ベットスイッチ32は、操作部16の上面左側に設けられている。また、ベットスイッチ32としては、シングルベットスイッチ32aと、マックスベットスイッチ32bとが備えられている。また、図2に示すように、シングルベットスイッチ32aおよびマックスベットスイッチ32bは、操作部16の上面左側に横並びに設けられている。右側に位置するのがシングルベットスイッチ32aであり、左側に位置するのがマックスベットスイッチ32bである。
また、シングルベットスイッチ32aは、1回の操作で最小ベット数の遊技媒体をベット可能なスイッチである。本実施の形態では、シングルベットスイッチ32aは、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、ボタンを1回押すと、クレジットされているメダルが1枚ベットされるようになっている。
また、マックスベットスイッチ32bは、1回の操作で最大ベット数の遊技媒体をベット可能なスイッチである。本実施の形態では、マックスベットスイッチ32bは、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、ボタンを1回押すと、通常は、クレジットされているメダルが3枚ベットされるようになっている。
(精算スイッチ35)
精算スイッチ35は、クレジットされているメダルを返却するためのものであって、図2に示すように、操作部16の上面左端付近に設けられている。また、精算スイッチ35は、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、ボタンを押すと、ホッパーユニット50の送出機構が駆動し、クレジットされているメダルと同数のメダルがメダル払出口37から払い出されるとともに、クレジットされているメダルが0になる。すなわち、クレジットカウンタ151の数値が0になる。
(メダル投入口36)
メダル投入口36は、メダルを投入するためのものであって、図2に示すように、操作部16の上面右側に設けられている。
(メダル払出口37)
メダル払出口37は、メダルを払い出すためのものであって、図2に示すように、前扉12の下部中央に設けられている。
(メダル受け皿38)
メダル受け皿38は、メダル払出口37から払い出されたメダルを受け止めて貯留するためのものであって、図2に示すように、メダル払出口37の下方に設けられている。
(ホッパーユニット50)
ホッパーユニット50は、メダルを払い出すためのものであって、筐体の内部に設けられている。また、ホッパーユニット50は、メダルを貯留するためのメダルタンクと、メダルタンクに貯留されているメダルを送り出すための送出機構とを備えている。そして、送出機構によって送り出されたメダルは、メダル払出口37から払い出されるようになっている。
(メダル処理ユニット)
メダル処理ユニットは、メダル投入口36から投入されたメダルを処理するためのものであって、前扉12の裏面における、メダル投入口36の裏側に相当する位置に設けられている。また、メダル処理ユニットは、メダル投入口36に投入されたメダルを一定方向へ誘導するためのメダル通路と、メダル通路の途中から分岐するメダル返却通路と、メダル通路からメダル返却通路が分岐する分岐部に位置するメダルセレクターとを有している。また、メダル通路の途中であって、メダルセレクターよりも下流側には、メダル投入口36から投入されたメダルを検知するためのメダル検出センサー31が設けられている。また、メダル通路は、ホッパーユニット50のメダルタンクに連通し、また、メダル返却通路は、メダル払出口37に連通している。
また、メダル検出センサー31は、メダル投入口36から投入されたメダルを検出するためのものであって、図示しないが、フォトセンサーを用いて構成されている。メダル通路を流下するメダルは、フォトセンサーの発光部と受光部との間を通るようになっている。発光部から発せられた光は、常態では、受光部まで到達するようになっているが、メダル通路を流下するメダルがフォトセンサーの発光部と受光部との間を通過するときには、受光部まで届かなくなる。そして、フォトセンサーの受光部に光が届かなくなると、メダル検知信号が出力されて、メダルが1枚投入されたものと判定されるようになっている。
(表示装置55)
本実施の形態では、表示装置55として、液晶ディスプレイが備えられている。
また、表示装置55としての液晶ディスプレイは、図2に示すように、上パネル13の上部中央に設けられている。
(電源ユニット)
電源ユニットは、スロットマシン10が備える各装置、具体的には、例えば、制御装置20や、リールユニット40や、ホッパーユニット50などに電力を供給するためのものである。また、電源ユニットは、筐体の内部に備えられている。
(制御装置20)
制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、1個に限定されず、2個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置21
(2)演出制御装置22
また、本実施の形態では、制御装置20を、主制御装置(メイン基板)と、主制御装置からの信号を受信して作動する副制御装置(サブ基板)とから構成し、主制御装置を遊技制御装置21として機能させるとともに、副制御装置を演出制御装置22として機能させるようにしている。このように、遊技を司る制御装置と演出を司る制御装置を別個に構成することにより、演出制御に当てられるメモリを大幅に増やすことができるとともに、演出のみを変更することもできるようにしている。
(入力段)
制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)メダル検出センサー31
(2)シングルベットスイッチ32a(32)
(3)マックスベットスイッチ32b(32)
(4)スタートスイッチ33
(5)左ストップスイッチ34a(34)
(6)中ストップスイッチ34b(34)
(7)右ストップスイッチ34c(34)
(8)左物体検知センサー57a(57)
(9)中物体検知センサー57b(57)
(10)右物体検知センサー57c(57)
(11)精算スイッチ35
なお、入力段としては、上記(1)ないし(11)のパーツに限定されるものではない。
(出力段)
制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット40
(2)ホッパーユニット50
(3)表示装置55(液晶ディスプレイ)
なお、出力段としては、上記(1)ないし(3)のパーツに限定されるものではない。
(演出制御装置22)
演出制御装置22は、演出用ランプ、スピーカ、およびリール照明などを制御するためのものである。また、演出制御装置22は、遊技制御装置21からの信号を受信して作動するものである。
(遊技制御装置21)
次に、遊技制御装置21について詳述する。
遊技制御装置21は、スタートスイッチ33及びストップスイッチ34の操作により、回転リール45の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、図1に示すように、次の(1)ないし(13)の手段として機能する。
(1)遊技制御手段60
(2)役抽選手段110
(3)入賞判定手段120
(4)停止制御手段130
(5)払出制御手段140
(6)計時手段151
(7)払出数決定手段152
(8)第1払出数テーブル153a(153)
(9)第2払出数テーブル153b(153)
(10)第3払出数テーブル153c(153)
(11)テーブル選択手段154
(12)払出数報知手段155
(13)報知抽選手段156
なお、遊技制御装置21としては、上記(1)ないし(13)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(遊技制御手段60)
遊技制御手段60は、通常遊技制御手段70と、特別遊技制御手段80とを備え、また、特別遊技制御手段80は、特定導入遊技制御手段90と、特定遊技制御手段100とを備えている。また、通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるために通常遊技に関する制御を行うものであり、また、特別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊技に関する制御を行うものである。また、特定導入遊技制御手段90は、BBゲームを制御するためのものであり、また、特定遊技制御手段100は、RBゲームを制御するためのものである。以下さらに、通常遊技制御手段70、特別遊技制御手段80、特定導入遊技制御手段90、および特定遊技制御手段100について説明する。
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。
メダルをベットすると、メダルのベット枚数に応じた本数の入賞ラインが有効になる。具体的には、1回の遊技につきベット可能なメダルの枚数は、最小で1枚、最大で3枚とされている。また、メダルのベットには、メダル投入口36からメダルを投入することによるベットと、ベットスイッチ32(シングルベットスイッチ32aまたはマックスベットスイッチ32b)を操作することによるクレジットされているメダルのベットとがある。また、「再遊技/Replay」のときには、前回の遊技でベットした枚数と同数のメダルが自動的にベットされるようになっている。そして、メダルのベット枚数が1枚のときには、1本の入賞ラインが有効になり、また、メダルのベット枚数が2枚のときには、3本の入賞ラインが有効になり、また、メダルのベット枚数が3枚のときには、5本の入賞ラインが有効になる。また、メダルのベットを条件に、スタートスイッチ33を操作すると、複数の役のいずれかに当選かまたはハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、スタートスイッチ33を操作すると、所定のウエイト時間が経過していることを条件に、3個すべての回転リール45の回転が開始する。その後に、3個のストップスイッチ34のうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ34に対応した回転リール45の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ34の操作を終えると、3個すべての回転リール45の回転が停止する。このとき、いずれかの有効な入賞ライン上に、当選した役に対応する図柄が揃うと、当該役に入賞となり、入賞態様に応じた枚数のメダルを獲得できる。また、獲得したメダルは、クレジットされ、クレジットされているメダルの枚数が所定の上限値に達しているときには、メダル払出口37から払い出される。また、メダルの獲得に代えて、あるいはメダルの獲得とともに、遊技者に対して所定の利益が付与されることもある。
なお、「ウエイト時間」とは、前回の遊技で回転リール45の回転が開始してから4.1秒の時間をいう。このようなウエイト時間が設けられているのは、単位時間あたりのメダル投入枚数を一定以下に制限するために、1回の遊技時間に制限が設けられているためである。
また、役には、ビッグボーナス/BBと、レギュラーボーナス/RBと、第1小役と、第2小役と、第3小役と、再遊技/Replayとがあり、また、当選には、ビッグボーナス/BBに対応するビッグボーナス当選/BB当選と、レギュラーボーナス/RBに対応するレギュラーボーナス当選/RB当選と、第1小役に対応する第1小役当選と、第2小役に対応する第2小役当選と、第3小役に対応する第3小役当選と、再遊技/Replayに対応する再遊技当選/Replay当選とがあり、また、入賞には、ビッグボーナス/BBに対応するビッグボーナス入賞/BB入賞と、レギュラーボーナス/RBに対応するレギュラーボーナス入賞/RB入賞と、第1小役に対応する第1小役入賞と、第2小役に対応する第2小役入賞と、第3小役に対応する第3小役入賞と、再遊技/Replayに対応する再遊技入賞/Replay入賞とがある。
また、第1ないし第3小役は、入賞すると所定枚数のメダルを払い出すことで遊技者に利益を付与するものであり、また、ビッグボーナス/BB及びレギュラーボーナス/RBは、入賞すると小役よりも大きな利益を遊技者に付与するものであり、また、再遊技/Replayは、メダルの払い出しはないが、入賞すると新たにメダルを投入することなく前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行えるようにするものである。
なお、当選とは、役抽選手段110の抽選で当たることを意味し、入賞とは、いずれかの有効な入賞ライン上に所定の図柄の組み合わせが揃うことを意味する。
そして、役抽選手段110の抽選でいずれかの役に当選すると、その役に対応したフラグが成立し、その役に対応した図柄の組み合わせがいずれかの有効な入賞ライン上に揃い得るようになるとともに、その役以外の役に対応した図柄の組み合わせについてはいずれの有効な入賞ライン上にも揃わないようになる。そして、すべての回転リール45の回転が停止したときに、当選した役に対応する図柄の組み合わせがいずれかの有効な入賞ライン上に揃うと、その役に入賞となり、入賞した役に応じた利益が遊技者に付与される。
具体的には、役抽選でBB当選となると、BBフラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「7」「7」「7」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「7」「7」「7」の図柄の組み合わせが揃うと、BB入賞となって、BBゲームへ移行する。また、役抽選でRB当選となると、RBフラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「BAR」「BAR」「BAR」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「BAR」「BAR」「BAR」の図柄の組み合わせが揃うと、RB入賞となって、RBゲームへ移行する。また、役抽選で第1小役当選となると、第1小役フラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「ベル」「ベル」「ベル」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「ベル」「ベル」「ベル」の図柄の組み合わせが揃うと、第1小役入賞となって、所定枚数(例えば15枚)のメダルが払い出される。また、役抽選で第2小役当選となると、第2小役フラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄の組み合わせが揃うと、第2小役入賞となって、所定枚数(例えば10枚)のメダルが払い出される。また、役抽選で第3小役当選となると、第3小役フラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄の組み合わせが揃うと、第3小役入賞となって、所定枚数(例えば2枚)のメダルが払い出される。なお、「ANY」とは、いずれの図柄でもよいことを意味する。また、役抽選でReplay当選となると、Replayフラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「R」「R」「R」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「R」「R」「R」の図柄の組み合わせが揃うと、Replay入賞となって、新たにメダルを投入することなく前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行える。
なお、BBフラグ及びRBフラグは、対応する入賞が引き当てられるまで持ち越される一方、第1ないし第3小役フラグ及びReplayフラグは、成立した遊技で対応する入賞を引き当てられなければ、それ以後の遊技への持ち越しはない。
また、役抽選でハズレとなると、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応した図柄の組み合わせも揃わない。
また、役抽選の結果の如何にかかわらず、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応した図柄の組み合わせも揃わないと、入賞なしとなる。
また、いずれかのフラグ成立中に、対応する図柄を有効な入賞ライン上に停止させることができるか否かは、回転リール45の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ34のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ34を操作した後、190ms以内に回転リール45が停止するように設定されているため、ストップスイッチ34を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール45の円周上の引き込み可能図柄、例えば停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄の中に、対応する図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール45は有効な入賞ライン上にその図柄を引き込んで停止する。一方、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、対応する図柄が含まれていないような場合には、有効な入賞ライン上にその図柄を引き込んで停止することができない。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、役抽選手段110の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(ビッグボーナスゲーム/BBゲーム)
(2)特定遊技(レギュラーボーナスゲーム/RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
なお、特定遊技(RBゲーム)は、特定導入遊技(BBゲーム)中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、特定当選遊技(JACゲーム)は、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記(1)ないし(3)の遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段(BBゲーム制御手段)90
(2)特定遊技制御手段(RBゲーム制御手段)100
(特定導入遊技制御手段90)
特定導入遊技制御手段90は、特定導入遊技(BBゲーム)を制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、役抽選手段110の抽選結果が特定導入遊技当選(ビッグボーナス当選/BB当選)となり、このときビッグボーナス/BBに対応する図柄(例えば「7」)が有効な入賞ライン上に3個揃うと、特定導入遊技入賞(ビッグボーナス入賞/BB入賞)となり、ホッパーユニット50を介して所定枚数(例えば「15枚」)のメダルが払い出され、その後に、BBゲームが開始される。
BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に、最小で1枚、最大で3枚のメダルのベットによって開始され、3つの回転リール45の回転を各々停止させた際に、有効な入賞ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が有効な入賞ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。
そして、BBゲームは、予め設定された一定枚数のメダル払い出しの終了により、終了するものである。
(特定遊技制御手段100)
特定遊技制御手段100は、特定遊技(RBゲーム)を制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、役抽選手段110の抽選結果が特定遊技当選(レギュラーボーナス当選/RB当選)となり、このときレギュラーボーナス/RBに対応する図柄(例えば「BAR」)が有効な入賞ライン上に3個揃うと、特定遊技入賞(レギュラーボーナス入賞/RB入賞)となり、ホッパーユニット50を介して所定枚数(例えば「15枚」)のメダルが払い出され、その後に、RBゲームが開始される。
RBゲームに移行すると、メダルが1枚ベットとなり、回転リール45の所定の図柄が図柄表示窓15のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
(役抽選手段110)
役抽選手段110は、スタートスイッチ33の操作を契機に、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)を行うためのものである。
また、役抽選手段110による抽選の結果、所定の役に当選である場合に、当選した役に対応するフラグが成立する。そして、このフラグ成立中に、回転リール45の停止図柄の組み合わせが、当選した役に対応する図柄の組み合わせと一致すると、その役に入賞となり、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与される。
役抽選手段110は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段111
(2)乱数抽出手段112
(3)当選判定テーブル113
(4)判定手段114
なお、役抽選手段110としては、上記(1)ないし(4)に限定されるものではない。
(乱数発生手段111)
乱数発生手段111は、当選抽選用の乱数を所定の範囲内(例えば10進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段112)
乱数抽出手段112は、乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ33の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1づつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜16383の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイッチを押したタイミングでカウンタの数字を読みとることなる。
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル113)
当選判定テーブル113は、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
本実施の形態では、当選には、入賞すると所定枚数のメダルを払い出すことで遊技者に利益を付与する小役当選と、入賞すると小役当選よりも大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、メダルの払い出しはないが入賞すると新たにメダルを投入することなく前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる再遊技当選/Replay当選とがある。
更に、小役当選には、入賞すると所定枚数(例えば2枚)のメダルを払い出す第3小役当選と、入賞すると第3小役当選よりも多い所定枚数(例えば10枚)のメダルを払い出す第2小役当選と、入賞すると第2小役当選よりも多い所定枚数(例えば15枚)のメダルを払い出す第1小役当選とがあり、また、特別当選には、特定遊技入賞(レギュラーボーナス入賞/RB入賞)に係る特定遊技当選(レギュラーボーナス当選/RB当選)と、特定導入遊技入賞(ビッグボーナス入賞/BB入賞)に係る特定導入遊技当選(ビッグボーナス当選/BB当選)とがある。
(判定手段114)
判定手段114は、乱数抽出手段112が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル113の抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
(入賞判定手段120)
入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際における図柄の組み合わせに基づいて、複数の役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うためのものである。
本実施の形態では、入賞判定手段120は、3個すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に、当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃うと、当該役に入賞したと判定し、一方、いずれの有効な入賞ライン上にも、当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃わないと、入賞なしと判定する。
具体的には、入賞判定手段120は、例えば、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「7」「7」「7」の図柄の組み合わせが揃うと、「特定導入遊技入賞(ビッグボーナス入賞/BB入賞)」と判定する。
また、入賞判定手段120は、例えば、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「BAR」「BAR」「BAR」の図柄の組み合わせが揃うと、「特定遊技入賞(レギュラーボーナス入賞/RB入賞)」と判定する。
また、入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「ベル」「ベル」「ベル」の図柄の組み合わせが揃うと、「第1小役入賞」と判定する。
また、入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄の組み合わせが揃うと、「第2小役入賞」と判定する。
また、入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄の組み合わせが揃うと、「第3小役入賞」と判定する。なお、「ANY」とは、いずれの図柄でもよいことを意味する。
また、入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に「R」「R」「R」の図柄の組み合わせが揃うと、「再遊技入賞/Replay入賞」と判定する。
また、入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応する図柄の組み合わせも揃わないと、「入賞なし」と判定する。
(停止制御手段130)
停止制御手段130は、各ストップスイッチ34の操作が有効にされていることを条件に、役抽選手段110の抽選結果と、各ストップスイッチ34が操作されたときの対応する回転リール45の回転位置とに基づいて、各回転リール45の停止制御を行うものである。
役抽選手段110の抽選結果がハズレの場合には、停止制御手段130は、3個すべての回転リール45の回転を停止させるにあたり、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応する図柄の組み合わせも揃わないように、蹴飛ばし制御を行う。
一方、役抽選手段110の抽選結果がいずれかの役に当選の場合には、停止制御手段130は、3個すべての回転リール45の回転を停止させるにあたり、当選した役に対応する図柄が、いずれかの有効な入賞ライン上に極力揃うように、かつ、当選した役以外の役に対応する図柄については、いずれの有効な入賞ライン上にも揃わないように、引き込み制御及び蹴飛ばし制御を行う。
(計時手段151)
計時手段151は、ストップスイッチ34の近傍に指が配されたことが対応する物体検知センサー57によって検知されてからそのストップスイッチ34が操作されるまでの時間を計時するためのものである。
本実施の形態では、計時手段151は、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する左物体検知センサー57aによって検知されて左検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、左ストップスイッチ34aが操作されて左ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を一時停止し、その後、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する中物体検知センサー57bにより検知されて中検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を再開し、中ストップスイッチ34bが操作されて中ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を一時停止し、その後、右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する右物体検知センサー34cにより検知されて右検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を再開し、右ストップスイッチ34cが操作されて右ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了する。これは、ストップスイッチ34の操作順序が「左」→「中」→「右」の場合の計時動作であるが、「左」→「右」→「中」の場合、「右」→「中」→「左」の場合、「右」→「左」→「中」の場合、「中」→「左」→「右」の場合、及び「中」→「右」→「左」の場合も同様である。このようにして、計時手段151は、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、及び右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間を計時する。
(払出数決定手段152)
払出数決定手段152は、複数の役のうち特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときに、計時手段151の計時時間に基づいて、遊技媒体の払い出し数を決定するためのものである。
本実施の形態では、払出数決定手段152は、特定の役について計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数とを対応付けたものであってこの対応付けが異なる複数の払出数テーブル153と、複数の払出数テーブル153のうちいずれか1つを選択するためのテーブル選択手段154とを備えている。そして、特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、テーブル選択手段154により選択された1の払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とを照合して、遊技媒体の払い出し数を決定する。
具体的には、本実施の形態では、第1小役を特定の役とするとともに、図1及び図4に示すように、払出数テーブル153として、第1払出数テーブル153a(153)、第2払出数テーブル153b(153)及び第3払出数テーブル153c(153)を備えている。また、第1払出数テーブル153a(153)は、計時手段151の計時時間(t)が3秒未満のときにはメダルの払い出し枚数を15枚とし、3秒以上6秒未満のときには5枚とし、6秒以上のときにも5枚とするように、計時時間と払出数とを対応付けている。また、第2払出数テーブル153b(153)は、計時手段151の計時時間(t)が3秒未満のときにはメダルの払い出し枚数を5枚とし、3秒以上6秒未満のときには15枚とし、6秒以上のときには5枚とするように、計時時間と払出数とを対応付けている。また、第3払出数テーブル153c(153)は、計時手段151の計時時間(t)が3秒未満のときにはメダルの払い出し枚数を5枚とし、3秒以上6秒未満のときにも5枚とし、6秒以上のときには15枚とするように、計時時間と払出数とを対応付けている。更に、テーブル選択手段154は、役抽選手段110の抽選結果が第1小役当選となったときに、乱数を用いた抽選により、第1払出数テーブル153a(153)、第2払出数テーブル153b(153)及び第3払出数テーブル153c(153)のうちいずれか1つを選択する。そして、入賞判定手段120により第1小役入賞と判定されたときには、払出数決定手段152は、テーブル選択手段154により選択された払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とを照合して、遊技媒体としてのメダルの払い出し枚数を決定する。
具体的には、例えば、計時手段151による計時時間が2.5秒であり、かつ、テーブル選択手段154により第1払出数テーブル153a(153)が選択されたときには、払出数決定手段152は、計時時間の2.5秒と第1払出数テーブル153a(153)とを照合して、メダルの払い出し枚数を15枚に決定するが、計時手段151による計時時間が同じ2.5秒であっても、テーブル選択手段154により第2払出数テーブル153b(153)が選択されたときには、払出数決定手段152は、計時時間の2.5秒と第2払出数テーブル153b(153)とを照合して、メダルの払い出し枚数を5枚に決定する。更に、テーブル選択手段154により選択されたのが同じ第2払出数テーブル153b(153)であっても、計時手段151による計時時間が5.0秒のときには、払出数決定手段152は、計時時間の5.0秒と第2払出数テーブル153b(153)とを照合して、メダルの払い出し枚数を15枚に決定する。
(払出制御手段140)
払出制御手段140は、入賞判定手段120からのメダル払い出し信号や、精算スイッチ17の操作信号に基づいて、ホッパーユニット50を作動させるためのものである。
本実施の形態では、払出制御手段140は、入賞判定手段120により第1小役入賞と判定されたときには、払出数決定手段152が決定した枚数のメダルを払い出すように、ホッパーユニット50を作動させ、入賞判定手段120により第1小役以外の役に入賞したと判定されたときには、それぞれの役に応じた枚数のメダルを払い出すように、ホッパーユニット50を作動させる。
(払出数報知手段155)
払出数報知手段155は、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を報知するためのものである。
図1に示すように、本実施の形態では、払出数報知手段155は、役抽選手段110の抽選結果が特定の役の当選となったときに、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を報知するか否かの抽選(報知抽選)を行うための報知抽選手段156を備えており、報知抽選でハズレたときには、報知は行なわないが、報知抽選で当選したときには、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を報知する。なお、報知抽選で当選とは、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を報知する旨の抽選結果を意味し、一方、報知抽選でハズレとは、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を報知しない旨を意味する。
具体的には、役抽選手段110の抽選結果が第1小役当選となると、テーブル選択手段154により、第1払出数テーブル153a(153)、第2払出数テーブル153b(153)及び第3払出数テーブル153c(153)のうちいずれか1つが選択され、その後、報知抽選手段156により、報知抽選が行われる。この報知抽選でハズレたときには、払出数報知手段155による報知は行われないが、この報知抽選で当選したときには、払出数報知手段155は、テーブル選択手段154が選択した払出数テーブル153に定められている計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係を、各回転リール45の回転開始前に、表示装置55としての液晶ディスプレイに表示することで、遊技者に対して報知する。例えば、テーブル選択手段154が第1払出数テーブル153a(153)を選択したときには、払出数報知手段155は、「ストップスイッチ34の操作タイミングを計る時間が3秒未満なら15枚払い出し」などの情報を、各回転リール45の回転開始前に、表示装置55としての液晶ディスプレイに表示することで、遊技者に対して報知する。
(スロットマシン10の動作)
次に、本実施の形態に係るスロットマシン10の動作の概略を、図5ないし図7に示したフローに基づいて説明する。
先ず、図5に示すステップ101において、スタートスイッチ33が操作されたか否かの判断が行われる。ここで、スタートスイッチ33が操作されたと判断されると、次のステップ102に進む。一方、スタートスイッチ33が操作されていないと判断されると、再度ステップ101となる。
ステップ102において、役抽選手段110により、役抽選処理が行われる。また、役抽選処理については、後で詳しく説明する。そして、役抽選処理が終了すると、次のステップ103に進む。
ステップ103において、払出数決定手段152により、特定の役である第1小役に当選したか否かの判断が行われる。ここで、当選したと判断されると、次のステップ104に進む。一方、当選していないと判断されると、ステップ108に進む。
ステップ104において、テーブル選択手段154により、第1払出数テーブル153a(153)、第2払出数テーブル153b(153)及び第3払出数テーブル153c(153)のうちいずれか1つが選択される。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、報知抽選手段156により、報知抽選が行われる。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、払出数報知手段155により、報知抽選で当選したか否かの判断が行われる。ここで、当選したと判断されると、次のステップ107に進む。一方、ハズレたと判断されると、ステップ108に進む。
ステップ107において、払出数報知手段155により、ステップ104でテーブル選択手段154に選択された払出数テーブル153に定められた計時手段151の計時時間とメダルの払い出し枚数との対応関係が報知される。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、遊技制御手段60により、回転リール45の回転開始処理が行われる。そして、回転リール45の回転開始処理が終了すると、次のステップ109に進む。
ステップ109において、計時手段151により、いずれかのストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によって検知されたか否かの判断が行われる。ここで、検知されたと判断されると、次のステップ110に進む。一方、検知されていないと判断されると、再度ステップ109となる。
ステップ110において、計時手段151により、計時動作が開始(再開)される。そして、次のステップ111に進む。
ステップ111において、計時手段151により、ステップ109で指を含む物体の近接を検知した物体検知センサー57に対応するストップスイッチ34が操作されたか否かの判断が行われる。ここで、操作されたと判断されると、次のステップ112に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ111となる。
ステップ112において、計時手段151により、計時動作が停止(終了)する。そして、次のステップ113に進む。
ステップ113において、停止制御手段130により、回転リール45の回転停止処理が行われる。また、回転リール45の回転停止処理については、後で詳しく説明する。そして、回転リール45の回転停止処理が終了すると、次のステップ114に進む。
ステップ114において、3個すべての回転リール45の回転が停止したか否かの判断が行われる。ここで、3個すべての回転リール45の回転が停止したと判断されると、次のステップ115に進む。一方、3個すべての回転リール45の回転がまだ停止していないと判断されると、すなわち、まだ回転中の回転リール45が1個以上あると判断されると、ステップ109に戻る。
ステップ115において、入賞判定手段120により、いずれかの役に入賞か否か、具体的には、いずれかの役に対応するフラグ成立中に、その役に対応する図柄の組み合わせが有効な入賞ライン上に揃ったか否かの判断が行われる。ここで、いずれかの役に入賞したと判断されると、次のステップ116に進む。一方、いずれの役にも入賞していないと判断されると、その後のステップをスキップして、遊技が終了する。
ステップ116において、入賞判定手段120により、特定の役である第1小役に入賞したか否かの判断が行われる。ここで、入賞したと判断されると、次のステップ117に進む。一方、入賞していないと判断されると、次のステップ117をスキップして、ステップ118に進む。
ステップ117において、払出数決定手段152により、ステップ104でテーブル選択手段154によって選択された払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とが照合されて、メダルの払い出し枚数が決定される。そして、次のステップ118に進む。
ステップ118において、メダル払出処理が行われる。具体的には、ステップ117で払出数決定手段152によってメダルの払い出し枚数が決定されたときには、決定された枚数のメダルが払い出され、それ以外のときには、入賞した役に応じた枚数のメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
次に、上述したステップ102の役抽選処理について、図6のフローを用いて説明する。
ステップ201において、役抽選手段110の乱数発生手段111により発生された乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽出される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、抽出された乱数が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、判定手段114により、抽出された乱数と、当選判定テーブル113の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、判定手段114により、抽出された乱数が、当選判定テーブル113のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ205に進む。
ステップ205において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了する。
次に、上述したステップ113の回転リール45の回転停止処理について、図7のフローを用いて説明する。
ステップ301において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合、次のステップ302に進む。
ステップ302において、1個の図柄分だけ、回転リール45を回転させる。すなわち、1個の図柄分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ303に進む。
ステップ303において、上述した1個の図柄分だけ回転リール45を回転させた当該図柄の数がストップスイッチ34の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。そして、ストップスイッチ34を操作した後、1図柄ずつ回転リール45を回転させてずらした図柄の数が4個目の場合には、次のステップ304に進む。
ステップ304において、回転リール45の回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リール45の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了する。
前記ステップ301において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のステップ305に進む。
ステップ305において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合、次のステップ306に進む。
ステップ306において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成されたと判定された場合、次のステップ304に進む。
前記ステップ305において、いずれの図柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合、ステップ304に進む。
前記ステップ306において、引き込み設定が達成されていないと判定された場合、ステップ302に進む。
前記ステップ303において、ストップスイッチ34を操作した後、1図柄ずつ回転リール45を回転させてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステップ301に戻る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ストップスイッチ34の近傍に指が配されてから操作されるまでの時間を計時し、この計時時間に基づいてメダルの払い出し枚数を決定することから、同一の役に入賞でも計時時間によってメダルの払い出し枚数が変化するので、ストップスイッチ34を速やかに操作しようとか、逆にゆっくり操作しようということを遊技者に意識させることができ、遊技性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、計時時間とメダルの払い出し枚数との対応付けが異なる複数の払出数テーブル153を備え、これらから抽選で選択した1の払出数テーブル153と計時時間とを照合して、メダルの払い出し枚数を決定することから、計時時間が同一でもメダルの払い出し枚数が変化するので、遊技が単調にならないようにすることができる。
更に、本実施の形態によれば、役抽選で特定の役である第1小役に当選したときに、報知抽選を行い、報知抽選で当選したときには、回転リール45の回転開始前に、計時時間とメダルの払い出し枚数との対応関係を報知することから、メダルの払い出し枚数が最大になる計時時間がストップスイッチ34の操作前にわかるので、遊技者の興趣を高めることができ、一方、報知抽選でハズレたときには、報知が行われないので、遊技が単調にならないようにすることができる。
(変形例)
なお、上記実施の形態では、物体検知センサー57として、左ストップスイッチ34aに対応する左物体検知センサー57a、中ストップスイッチ34bに対応する中物体検知センサー57b、及び右ストップスイッチ34cに対応する右物体検知センサー57cの3個を設けたが、これに限られるものではなく、例えば、左ストップスイッチ34aに対応する左物体検知センサー57aのみ設けてもよく、また、左ストップスイッチ34aに対応する左物体検知センサー57a、及び中ストップスイッチ34bに対応する中物体検知センサー57bの2個を設けてもよい。つまり、物体検知センサー57は、複数個の各ストップスイッチ34にそれぞれに対応して設けてもよく、また、複数個のストップスイッチ34のうちいずれか1個にのみ対応して設けてもよく、また、n個(n≧3)のストップスイッチ34のうちのいずれかm個(n>m≧2)に対応して設けてもよい。
また、上記実施の形態では、物体検知センサー57は、押しボタン56aの内部に埋設したが、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されたことを検知できる位置であれば、押しボタン56aの内部に限らず、いずれの位置に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、物体検知センサー57として、近接センサーを用いたが、これに限られるものではなく、近傍に指を含む物体が配されたことを検知できるセンサーであれば、赤外線センサーや超音波センサーなど、いずれのタイプのセンサーを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、計時手段151は、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する左物体検知センサー57aにより検知されて左検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、左ストップスイッチ34aが操作されて左ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を一時停止し、その後、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する中物体検知センサー57bにより検知されて中検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を再開し、中ストップスイッチ34bが操作されて中ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を一時停止し、その後、右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する右物体検知センサー34cにより検知されて右検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を再開し、右ストップスイッチ34cが操作されて右ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了することにより、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、及び右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間を計時するとしたが、これに限られるものではない。
例えば、計時手段151として、左ストップスイッチ34aに対応する左計時手段、中ストップスイッチ34bに対応する中計時手段、及び右ストップスイッチ34cに対応する右計時手段を設け、更に、左計時手段は、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する左物体検知センサー57aにより検知されて左検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、左ストップスイッチ34aが操作されて左ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了ものとし、また、中計時手段は、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する中物体検知センサー57bにより検知されて中検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、中ストップスイッチ34bが操作されて中ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了するものとし、また、右計時手段は、右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されたことが対応する右物体検知センサー34cにより検知されて右検知信号が出力されたことを契機に、計時動作を開始し、右ストップスイッチ34cが操作されて右ストップ信号が出力されたことを契機に、計時動作を終了するものとし、そして、左計時手段の計時時間、中計時手段の計時時間、及び右計時手段の計時時間を合算することにより、左ストップスイッチ34aの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間、中ストップスイッチ34bの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間、及び右ストップスイッチ34cの近傍に指が配されてから操作されるまでの時間を計時することができる。
また、上記実施の形態では、3個の各ストップスイッチ34の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によってそれぞれ検知されてからこれらのストップスイッチ34がそれぞれ操作されるまでの時間の累計を、計時手段151による計時対象としたが、これに限られるものではない。
例えば、複数個のストップスイッチ34のうち、最初又は最後に操作されたものなど、いずれか1個の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によって検知されてからそのストップスイッチ34が操作されるまでの時間を、計時手段151による計時対象としてもよく、また、n個(n≧3)のストップスイッチ34のうち、最初及び最後に操作されたものなど、いずれかm個(n>m≧2)の近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサー57によってそれぞれ検知されてからこれらのストップスイッチ34がそれぞれ操作されるまでの時間の累計を、計時手段151による計時対象としてもよい。
また、上記実施の形態では、第1小役のみを特定の役としたが、これに限られるものではなく、例えば、第3小役のみを特定の役としてもよく、また、第1小役、第2小役、及び第3小役の3つを特定の役としてもよい。つまり、メダルの払い出しがある小役が、特定の役の対象となるものであり、更に、小役が複数設けられる場合には、いずれか1の小役のみを特定の役としたり、すべての小役を特定の役とするなど、適宜選択可能である。
また、上記実施の形態では、払出数決定手段152は、計時手段151の計時時間とメダルの払い出し枚数との対応付けが異なる複数の払出数テーブル153と、複数の払出数テーブル153のうちいずれか1つを選択するためのテーブル選択手段154とを備え、特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、テーブル選択手段154により選択された1の払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とを照合して、メダルの払い出し枚数を決定するとしたが、これに限られるものではない。
例えば、特定の役に入賞したときに払い出す遊技媒体の基準数を予め定めておくとともに、ストップスイッチ34の近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの基準時間を予め定めておき、特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、計時手段151の計時時間と基準時間とを比較し、その結果、計時時間が基準時間未満であれば、基準数を遊技媒体の払い出し数として決定し、一方、計時時間が基準時間以上であれば、基準数から一定数を減算して得た数を遊技媒体の払い出し数として決定するように、払出数決定手段152を形成することもできる。
具体的には、例えば、特定の役としての第1小役に入賞したときに払い出すメダルの枚数の基準数を15枚と予め定めておくとともに、左ストップスイッチ34aの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、中ストップスイッチ34bの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間、及び右ストップスイッチ34cの近傍に指を含む物体が配されてから操作されるまでの時間の基準時間を3秒と予め定めておき、第1小役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、計時手段151の計時時間(t)と基準時間の3秒とを比較し、その結果、計時時間(t)が基準時間の3秒未満であれば、基準数の15枚を、メダルの払い出し枚数として決定し、一方、計時時間(t)が基準時間の3秒以上であれば、基準数の15枚から一定数としての10枚を減算して得た数である5枚を、メダルの払い出し枚数として決定するように、払出数決定手段152を形成することができる。
また、例えば、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数とを対応付けた払出数テーブル153を1つ備え、特定の役に入賞したと入賞判定手段120により判定されたときには、払出数テーブル153と計時手段151の計時時間とを照合して、遊技媒体の払い出し数を決定するように、払出数決定手段152を形成することができる。そうすると、比較的簡易な構成で、遊技媒体の払い出し数を変化させることができる。
また、払出数テーブル153について、例えば、計時手段151の計時時間が長くなるに従って遊技媒体の払い出し数が次第に少なくなるように、計時手段151の計時時間と遊技媒体の払い出し数とを対応付けることができる。そうすると、ストップスイッチ34を素早く操作するよう遊技者に促すことができる。
また、上記実施の形態では、テーブル選択手段34による払出数テーブル153の選択時期は、役抽選手段110による抽選で第1小役に当選後、各回転リール45の回転開始前としたが、これに限られるものではない。
各回転リール45の回転開始前に、払出数報知手段155による、計時時間と遊技媒体の払い出し数との対応関係の報知は行わず、計時手段151の計時時間に応じて遊技媒体の払い出し数を変化させるだけであれば、テーブル選択手段34による払出数テーブル153の選択時期は、例えば、入賞判定手段120により特定の役に入賞と判定された後など、役抽選手段110による抽選で特定の役に当選後、払出制御手段140による遊技媒体の払い出し前の間で、適宜選択可能である。
また、上記実施の形態において、回転リール45の回転停止処理に関してステップ301〜ステップ306で説明しているが、この例は、いわゆる最小引き込み停止制御の例であり、逆に最大引き込み停止制御としても良い。更には、例えば、ストップスイッチ34を押すタイミングで予め定めたテーブルに従って回転リール45の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御の方法によるものでも良いものである。このテーブル停止制御は、フラグ成立の有無や、フラグ成立中の図柄に基づいた複数のテーブルを有し、この複数のテーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択されるものである。
また、テーブル停止制御においても、いずれかの役に対応するフラグが成立しているときには、その役に対応する図柄が有効な入賞ライン上に揃うように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み設定の一種を備えているものである。また、いずれの役に対応するフラグも成立していないときには、いずれの役に対応する図柄も有効な入賞ライン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備えているものである。
また、本発明は、スロットマシン10以外の遊技機、例えば、パロットにも応用できる。
本発明の実施の形態に係る遊技機のブロック図。 本発明の実施の形態に係る遊技機の外観図。 本発明の実施の形態に係る遊技機が備えるストップスイッチの断面図。 本発明の実施の形態に係る遊技機が備える払出数テーブル。 本発明の実施の形態に係る遊技機の動作の概略を示すフロー。 本発明の実施の形態に係る遊技機の動作の概略を示すフロー。 本発明の実施の形態に係る遊技機の動作の概略を示すフロー。
符号の説明
10 スロットマシン
12 前扉 13 上パネル
14 下パネル 15 図柄表示窓
16 操作部 20 制御装置
21 遊技制御装置 22 演出制御装置
31 メダル検出センサー 32 ベットスイッチ
32a シングルベットスイッチ 32b マックスベットスイッチ
33 スタートスイッチ 34 ストップスイッチ
34a 左ストップスイッチ 34b 中ストップスイッチ
34c 右ストップスイッチ 35 精算スイッチ
36 メダル投入口 37 メダル払出口
38 メダル受け皿 40 リールユニット
45 回転リール 46 左リール
47 中リール 48 右リール
50 ホッパーユニット 55 表示装置
56a 押しボタン 56b ボタンホルダー
56c 前方付勢スプリング 56d 検知片
56e 変位検知センサー 57 物体検知センサー
57a 左物体検知センサー 57b 中物体検知センサー
57c 右物体検知センサー
60 遊技制御手段 70 通常遊技制御手段
80 特別遊技制御手段 90 特定導入遊技制御手段
100 特定遊技制御手段 110 役抽選手段
111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段
113 当選判定テーブル 114 判定手段
120 入賞判定手段 130 停止制御手段
140 払出制御手段 151 計時手段
152 払出数決定手段 153 払出数テーブル
153a 第1払出数テーブル 153b 第2払出数テーブル
153c 第3払出数テーブル 154 テーブル選択手段
155 払出数報知手段 156 報知抽選手段

Claims (2)

  1. 周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リールと、
    各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールにそれぞれ対応して設けられており対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    少なくとも1のストップスイッチに対応して設けられており対応するストップスイッチの近傍に物体が配されたことを検知するための物体検知センサーと、
    ストップスイッチの近傍に物体が配されたことが対応する物体検知センサーによって検知されてからそのストップスイッチが操作されるまでの時間を計時するための計時手段と、
    スタートスイッチの操作を契機に複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選を行うための役抽選手段と、
    各ストップスイッチの操作を契機に役抽選手段の抽選結果に基づいて操作されたストップスイッチに対応する回転リールの回転を停止させるための停止制御手段と、
    すべての回転リールの回転が停止した際における図柄の組み合わせに基づいて複数の役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段と、
    複数の役のうち特定の役に入賞したと入賞判定手段により判定されたときに計時手段の計時時間に基づいて遊技媒体の払い出し数を決定するための払出数決定手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 払出数決定手段は、
    特定の役について計時手段の計時時間と遊技媒体の払い出し数とを対応付けたものであってこの対応付けが異なる複数の払出数テーブルと、
    複数の払出数テーブルのうちいずれか1つを選択するためのテーブル選択手段とを備え、
    テーブル選択手段により選択された1の払出数テーブルと計時手段の計時時間とを照合して遊技媒体の払い出し数を決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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