JP2010118005A - 電子メール配信サーバ、方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じて当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成することができる電子メール配信サーバ、方法及びシステムを提供すること。
【解決手段】電子メール配信サーバ10は、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信し、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認し、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、転送先順位DB20に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メール配信サーバ、方法及びシステムに関する。特に、電子メールを転送する電子メール配信サーバ、方法及びシステムに関する。
近年、インターネットの普及によって、仕事等に関するオフィシャルな連絡だけでなく、個人等に関するプライベートな連絡にも、電子メールを利用することが一般的である。この電子メールは、送り側が都合のよい時に作成して送ることによって電子メールサーバのメールボックスに記憶される。そして、電子メールサーバからの通知を受けた受信側が都合のよい時にメールボックスから読むことにより、電子メールによる互いの連絡が可能となる。また、互いの連絡だけではなく、電子メールを送る際に関係者等にも同時に送るように指定することもでき、これらの機能を利用して容易に、確実な連絡及び情報の共有をすることができる。
このような電子メールを利用すれば、災害が発生した場合であっても、電子メールサーバの機能によって、相手の安否情報を効率よく処理することができる。すなわち、電子メールサーバが、同一人物への重複する安否情報や、短時間に集中してしまう安否情報等の電子メールを整理して記憶し、通知することによって、安否情報を効率よく処理することができる。このような電子メールの特徴を利用したシステムとして、例えば、特許文献1のようなシステムが知られている。
特許文献1には、利用者の利便性を損なうことなく特定の組織に属する利用者の安否情報を効率よく把握できるようにした安否情報確認装置が記載されている。特許文献1の発明は、利用者のうち特定の組織に所属する利用者について利用者端末のアドレス情報を含む個人情報を記憶し、汎用伝言板に記憶された安否情報のうち特定の組織に所属する利用者の安否情報を収集し記憶し、この収集し記憶された安否情報を出力する。
特開2007−334492号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、特定の組織に所属する利用者の安否情報を収集し出力することによって、利用者の利便性を損なうことなく効率よく利用者の安否を把握できるようにしているだけである。例えば、相手が電子メールを受け取ったり、送ったりすることができない場合には、送り側が、把握した安否によって電子メールを作成し直し、適切な相手を調べた上で送信し直さなければならない。
そこで、災害等で、相手が電子メールを受け取ったり、送ったりすることができない場合に、送り側が、把握した送り先の安否によって電子メールを作成し直したり、適切な相手を調べた上で送信し直したりすることなく、通常通り送信するだけで、必要に応じて当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成するような電子メール配信サーバが求められている。
本発明は、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じて当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成することができる電子メール配信サーバ、方法及びシステムを提供する。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末に電子メールを配信する電子メール配信サーバであって、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信する災害地域情報受信手段と、前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記災害地域情報受信手段により受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する端末位置情報確認手段と、前記端末位置情報確認手段が、前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認する安否情報確認手段と、前記安否情報確認手段が前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるメール転送先設定手段と、を備えることを特徴とする電子メール配信サーバ。
(1)の構成によれば、本発明に係る電子メール配信サーバは、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信し、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認し、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。
すなわち、本発明に係る電子メール配信サーバは、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末が、受信した災害の発生地域内である場合にユーザの可搬端末に安否情報を送信し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。したがって、本発明によれば、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、、必要に応じて予め定められた順位に基づいて他のユーザに転送するので、予め定められた関係者に連絡することができ、電子メールの役割を達成することができる。
(2) 前記転送モードに切り替えられたユーザ宛に送信された電子メールを受信したことに応じて、転送するか否かを確認する電子メールを送信元に送信する転送確認手段を、更に備えることを特徴とする(1)に記載の電子メール配信サーバ。
(2)の構成によれば、(1)に記載の電子メール配信サーバは、転送モードに切り替えられたユーザ宛の電子メールを転送するか否かを確認する電子メールを送信元に送信するので、転送する必要がある電子メールか否かを送信元のユーザが指定することができる。したがって、本発明によれば、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールが勝手に転送されるわけではないので、電子メールの役割を達成することができる。
(3) 緊急に関する用語を記憶する緊急用語辞書と、前記緊急用語辞書を参照して、緊急に関する用語を含む電子メールのみを抽出する緊急メール抽出手段と、を更に備え、前記メール転送先設定手段により設定された前記転送モードに基づいて、前記緊急メール抽出手段が抽出した電子メールのみを転送することを特徴とする(1)又は(2)に記載の電子メール配信サーバ。
(3)の構成によれば、(1)又は(2)に記載の電子メール配信サーバは、緊急用語辞書を参照して、緊急に関する用語を含む電子メールのみを抽出し、転送モードに基づいて、抽出した電子メールのみを転送する。したがって、本発明によれば、緊急性のある電子メールのみを抽出し転送モードに基づいて転送するので、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの緊急の電子メールを転送でき、電子メールの役割を達成することができる。
(4) 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末に電子メールを配信する方法であって、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信するステップと、前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記発生情報を受信するステップにより受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認するステップと、前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認するステップと、前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるステップと、を備えることを特徴とする方法。
(4)の構成によれば、本発明に係る方法は、通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末に電子メールを配信する方法であって、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信し、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、発生情報を受信することにより受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認し、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。したがって、本発明に係る方法は、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じ当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成するようにすることができる。
(5) 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末と、前記端末に電子メールを配信する電子メール配信サーバと、からなる電子メール配信システムであって、前記電子メール配信サーバは、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信する災害地域情報受信手段と、前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記災害地域情報受信手段により受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する端末位置情報確認手段と、前記端末位置情報確認手段が、前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認する安否情報確認手段と、前記安否情報確認手段が前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるメール転送先設定手段と、を備え、前記端末は、前記電子メール配信サーバを介して、前記電子メールの送信及び受信をする電子メール手段、を備える、ことを特徴とする電子メール配信システム。
(5)の構成によれば、本発明に係る電子メール配信システムは、通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末と、当該端末に電子メールを配信する電子メール配信サーバと、からなる電子メール配信システムであって、電子メール配信サーバは、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信し、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認し、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替え、端末は、電子メール配信サーバを介して、電子メールの送信及び受信をする。したがって、本発明に係る電子メール配信システムは、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じて当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成するように電子メールを配信することができる。
本発明によれば、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じて当該電子メールを転送し、電子メールの役割を達成することができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の特徴を示す図である。本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10は、災害地域情報受信手段として災害地域情報受信部11と、端末位置情報確認手段として端末位置情報確認部12と、安否情報確認手段として安否情報確認部13と、メール転送先設定手段としてメール転送先設定部14と、転送先順位記憶手段として転送先順位DB20とを備えている。
災害地域情報受信部11は、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信する。発生情報は、例えば、発生時刻、災害の種類、災害の規模等と共に発生地域情報を含み、気象庁の防災気象情報等から得ることができる。発生地域情報は、例えば、地震の場合には市町村名と震度により示され、大雨の場合には地域名及び雨量等により示される。受信した災害の発生地域情報のうちどの範囲を対象とするかは、災害ごとの判断閾値(例えば、地震の場合震度4以上、雨量50mm/時間等)によって判断する。
端末位置情報確認部12は、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、災害地域情報受信部11により受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する。予め指定されたユーザは、ユーザのうち予め登録され、記憶されたユーザである。ユーザの可搬端末の位置情報は、可搬端末の位置等を管理するサーバから受信することができる。可搬端末の位置は、GPS(Global Positioning System)機能による緯度及び経度を把握しているサーバや、その他の機能、例えば、可搬端末の位置を都度ユーザが入力して連絡する等により市町村名を把握している管理センター等から受信することができる。端末位置情報確認部12は、受信した位置が緯度及び経度の場合には、緯度及び経度により対応付けられる市町村名を取得し、災害の発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する。市町村名や地域名と、緯度及び経度により表される位置とは、緯度及び経度により市町村名等を求めるプログラム等によって対応付けることができる。
安否情報確認部13は、端末位置情報確認部12が、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認する。安否情報は、例えば、安否を確認し、折り返し返信することを促す電子メールである。受信したユーザは、返信操作をするだけで電子メールを受信したことを連絡することができる。所定時間は、予め設定された時間、例えば、3分等であり、所定の設定された回数の再送を行う。また、安否が確認できた後にも、定期的に安否情報を送信するとしてもよい。通信の復旧や障害発生に迅速に対応することができる。
転送先順位DB20は、予め定められた順位を記憶する(後述する図4参照)。転送可能なユーザは予め優先順位を明確にして、複数のユーザを記憶する。例えば、他のユーザも災害の発生地域にいて連絡が取れない場合には、更に別のユーザに転送することができる。また、転送先順位DB20は、例えば、職制上の上司や、仕事の担当者等を考慮して優先順位を明確にして記憶している。転送先順位DB20に基づいて転送された電子メールによって、他の担当者や上司は、仕事を引き継ぐことができ、中断や延期等が許されない仕事を災害が発生しても組織的に取り組むことができる。
メール転送先設定部14は、安否情報確認部13が所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、転送先順位DB20に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。すなわち、災害の発生地域内にいて安否情報の返信を所定時間内に返信しないユーザについて、転送先順位DB20に基づいて、安否が確認できるユーザへ電子メールを転送する転送モードに切り替える。安否が確認できるユーザは、例えば、災害の発生地域外のユーザ、災害の発生地域内であるが安否情報を返信したユーザである。
図2は、本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の機能を示す機能ブロック図である。本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10は、本発明の特徴として図1で説明した構成に加えて、更に、緊急メール抽出手段として緊急メール抽出部15と、転送確認手段として転送確認部16と、緊急用語記憶手段として緊急用語DB32と、災害地域情報DB30と、メール転送切替設定DB31とを備えている。
災害地域情報DB30は、災害の発生地域情報を含む発生情報を記憶する(後述する図5を参照)。災害地域情報受信部11は、受信した発生情報を災害地域情報DB30に記憶し、端末位置情報確認部12は、受信した位置情報が示す可搬端末の位置が災害の発生地域内であるか否かを確認する際に災害地域情報DB30の発生地域情報を参照する。
メール転送切替設定DB31は、ユーザについてのメール転送切替に関する情報を記憶する(後述する図6参照)。安否情報確認部13は、確認した安否情報をメール転送切替設定DB31に記憶し、メール転送先設定部14は、転送先順位DB20に基づいて切り替えた転送モードをメール転送切替設定DB31に記憶する。
緊急用語DB32は、緊急に関する用語を記憶する(後述する図7)。例えば、緊急、避難、危険等の、緊急時に電子メールに記載される可能性の高い用語を記憶している。
緊急メール抽出部15は、緊急用語DB32を参照して、緊急に関する用語を含む電子メールのみを抽出する。例えば、電子メールのタイトルを自然言語処理による形態素解析を行い、判別した文字列が緊急用語DB32に記憶されている用語である場合に、該当する電子メールとして抽出する。
転送確認部16は、転送モードに切り替えられたユーザ宛に送信された電子メールを受信したことに応じて、転送するか否かを確認する電子メールを送信元に送信する。すなわち、転送確認部16が送信した、転送するか否かを確認する電子メールについての返信が、転送することを許可する場合に、電子メール配信サーバ10は、転送モードに基づいて転送する。
図3は、本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。電子メール配信サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU1012等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、並びにキーボード及びマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
BIOS1060は、電子メール配信サーバ10の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、電子メール配信サーバ10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
ハードディスク1074は、電子メール配信サーバ10が本発明の機能を実行するためのプログラムを記憶しており、更に、転送先順位DB20、災害地域情報DB30、メール転送切替設定DB31、緊急用語DB32等の各種データベースを構成可能である。
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050又はハードディスク1074に提供することもできる。また、同様にテープドライブ1072に対応したテープメディア1071を主としてバックアップのために使用することもできる。
電子メール配信サーバ10に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、又はメモリカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、又は通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、電子メール配信サーバ10にインストールされ実行されてもよい。
前述のプログラムは、内部又は外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、又はメモリカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又は光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムを電子メール配信サーバ10に提供してもよい。
ここで、表示装置1022は、電子メール配信サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
また、通信I/F1040は、電子メール配信サーバ10を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して端末(例えば、ユーザの端末60a、60b等)と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る転送先順位DB20におけるユーザの優先順位を示す図である。
転送先順位DB20は、ユーザごとに、本人であるユーザを中心とした優先順位を記憶する組織図様のデータ構造を有している。具体的には、例えば、本人が属する会社の組織図や、本人の家族の関係図などの例が考えられる。そこで、例えば、本人(ユーザIDがGGG)が、安否情報の返信を所定時間内にしない場合には、メール転送先設定部14は、GGGへの送信メールを、転送先順位DB20のGGGに対応付けられた優先順位テーブルに基づいて、優先順位が1位であるユーザ(ユーザIDがCCC)に転送するための転送モードに切り替える。転送先順位DB20は、予め作成され、電子メール配信サーバ10に内蔵してもよいし、ネットワークを介して他のシステムから提供されるとしてもよい。また、転送先順位DB20のユーザごとの優先順位の構成は、電子メール配信サーバ10又は他のシステムによって適時更新される。
なお、図4は本人を含むデータ構造の例であるが、これに限らず、本人を含まないデータ構造において優先順位を指定してもよい。具体的には、例えば、本人の友人の家族の関係図や、本人の配偶者の属する会社の組織図などの例が考えられる。このように、本実施例に係る転送先順位DB20は、ある特定の本人に対応して転送先の優先順位を特定することができる様々な態様のものが含まれる。
図5は、本発明の一実施形態に係る災害地域情報DB30を示す図である。
災害地域情報DB30は、例えば、災害の発生している地域と、災害が発生した発生日時と、災害が復旧した復旧日時等とを対応付けて記憶している。災害地域情報DB30は、受信した災害の発生情報に基づいて作成される。地域、発生日時及び復旧日時を参照して、自動的に災害発生時の安否情報や、災害復旧時の安全確認情報等を送信することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係るメール転送切替設定DB31を示す図である。
メール転送切替設定DB31は、ユーザIDと、端末IDと、端末位置確認と、安否確認有無と、転送モード切替判断と、転送先アドレス優先順位と、転送確認とを対応付けて記憶している。ユーザID及び端末IDは、ユーザのうちから指定された時に、記憶される。端末位置確認は、ユーザの可搬端末が災害の発生地域内であるか否かを確認した情報を記憶する。安否確認有無は、安否情報に対する返信を所定時間内に受信するした否かを記憶する。転送モード切替判断は、安否確認有無に基づいて、通常(転送しない)又は切替(転送する)を記憶する。転送先アドレス優先順位は、ユーザID及び端末IDを記憶する時に、転送先順位DB20に基づいて、転送先のユーザの端末60aのアドレスを優先順位の順に記憶する。転送確認は、転送を確認するか否かが設定され、記憶する。
図7は、本発明の一実施形態に係る緊急用語DB32を示す図である。
緊急用語DB32は、緊急に関する用語を記憶している。緊急用語DB32は、予め作成され、電子メール配信サーバ10に内蔵してもよいし、ネットワークを介して他のシステムから提供されるとしてもよい。また、緊急用語DB32は、電子メール配信サーバ10又は他のシステムによって適時更新される。
図8は、本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の処理内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、例えば、プログラム開始指令を受け付けて開始し、プログラム終了指令を受け付けて終了する。
ステップS101において、CPU1010は、災害受信か否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、受信したデータが災害についての緊急通知情報であるか否かを、予め定められた規約に従い判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS102に移し、NOの場合は処理をステップS103に移す。
ステップS102において、CPU1010は、災害受信処理(後述する図9参照)をする。その後、CPU1010は、処理をステップS101に移す。
ステップS103において、CPU1010は、電子メールか否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、受信したデータが配信すべき電子メールであるか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS104に移し、NOの場合は処理をステップS101に移す。
ステップS104において、CPU1010は、電子メール処理(後述する図10参照)をする。その後、CPU1010は、処理をステップS101に移す。
図9は、本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の災害受信処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、CPU1010は、受信した災害の発生情報を災害地域情報DB30に記憶する。その後、CPU1010は、処理をステップS202に移す。
ステップS202において、CPU1010は、ユーザの端末60aの位置情報を確認する。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末60aの位置等を管理するサーバに、ユーザの端末60aを指定して位置情報を要求し、ユーザの端末60aの位置情報を取得する。その後、CPU1010は、処理をステップS203に移す。
ステップS203において、CPU1010は、災害区域内か否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、ユーザの端末60aの位置情報が、災害地域情報DB30に記憶した地域及び災害情報等に基づいて、災害区域内に該当するか否かを判断し、メール転送切替設定DB31の端末位置確認に記憶する。この判断がYESの場合は、処理をステップS204に移し、NOの場合は処理をステップS208に移す。
ステップS204において、CPU1010は、ユーザの端末60aに安否情報を送信する。その後、CPU1010は、処理をステップS205に移す。
ステップS205において、CPU1010は、ユーザの端末60aに送信した安否情報の返信を受信したか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS208に移し、NOの場合は処理をステップS206に移す。
ステップS206において、CPU1010は、所定時間が経過か否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS207に移し、NOの場合は処理をステップS205に移す。
ステップS207において、CPU1010は、転送モードに切り替える。すなわち、CPU1010は、ユーザの端末60aに送信した安否情報を、所定時間内に受信しなかったので、受信しなかったユーザ宛の電子メールを転送できるように転送モードに切り替え、メール転送切替設定DB31の安否情報有無及び転送モード切替判断に記憶する。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理に移るステップの次のステップに戻す。
ステップS208において、CPU1010は、転送モードを通常にする。すなわち、CPU1010は、ユーザの端末60aに送信した安否情報を、所定時間内に受信したので、転送モードを通常にし、メール転送切替設定DB31の安否情報有無及び転送モード切替判断に記憶する。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理に移るステップの次のステップに戻す。
図10は、本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の電子メール処理を示すフローチャートである。
ステップS301において、CPU1010は、送信先は転送モードか否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、送信先のユーザIDに基づいてメール転送切替設定DB31を検索し、検索したユーザIDに対応付けられた転送モード切替判断を取得し、転送モードか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS302に移し、NOの場合は処理をステップS306に移す。
ステップS302において、CPU1010は、転送を確認か否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、メール転送切替設定DB31に設定されている転送確認の設定が要確認であるか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS303に移し、NOの場合は処理をステップS305に移す。
ステップS303において、CPU1010は、転送確認メッセージを送信する。その後、CPU1010は、処理をステップS304に移す。
ステップS304において、CPU1010は、転送許可を受信か否かを判断する。より具体的には、CPU1010は、送信した転送確認メッセージに対する転送許可を示す返信を受信したか否かを判断する。なお、所定の時間内に返信されない場合には、CPU1010は、転送許可と判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS305に移し、NOの場合は処理を終了し、当処理に移るステップの次のステップに戻す。
ステップS305において、CPU1010は、転送先順位DB20に基づいて転送する。より具体的には、CPU1010は、転送先順位DB20に基づいてメール転送切替設定DB31に記憶された転送先アドレスに転送する。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理に移るステップの次のステップに戻す。なお、CPU1010は、緊急用語DB32に基づいて電子メールを解析し、緊急に該当する電子メールであると判断した場合のみ転送するとしてもよい。
ステップS306において、CPU1010は、通常通り電子メールの配信を行う。その後、CPU1010は、処理を終了し、当処理に移るステップの次のステップに戻す。
図11は、本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す図である。図11が示す例は、ユーザの端末60aの表示装置61aに電子メールが表示されていることを示す例である。図11が示す例では、電子メール配信サーバ10は、災害の発生情報(例えば、多摩東部にて地震発生)を受信している。そして、ユーザBBBの端末60bの位置情報(例えば、緯度35.7度、経度139.5度)を受信し、発生地域情報(例えば、多摩東部)が示す発生地域内であると確認している。そして、BBBの端末60bに安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内(例えば、3分以内10回再送)に受信しないので、BBB宛に送信された電子メールを、転送先順位DB20に基づいてAAAに転送する転送モードに切り替えている。
表示装置61aの送信欄101に、ユーザ「田中」が作成した「BBB」宛の電子メールが表示されている。応答欄102には、電子メール配信サーバ10が「BBB」宛の電子メールを検出し、AAAに転送するか否かを確認するために送信した電子メールが表示されている。
図12は、本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す別の図である。図12が示す例は、ユーザの端末60aの表示装置61aに「緊急」の用語を含む電子メールが表示されていることを示す例である。図12が示す例では、図11と同様に、電子メール配信サーバ10は、BBB宛に送信された電子メールを、転送先順位DB20に基づいてAAAに転送する転送モードに切り替えている。
表示装置61aの送信欄101に、ユーザ「田中」が作成した「BBB」宛の電子メールが表示されている。電子メールのタイトルは、「緊急連絡」であるので、電子メール配信サーバ10は、緊急用語DB32に基づいて、抽出し、応答欄102には、電子メール配信サーバ10が抽出した「BBB」宛の緊急の電子メールを、AAAに転送したことを示す電子メール配信サーバ10からの電子メールが表示されている。
実施例によれば、電子メール配信サーバ10は、災害の発生地域情報を含む発生情報を受信し、ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す可搬端末の位置が、受信した発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認し、発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認し、所定時間内に返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、転送先順位DB20の順位に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替える。したがって、本実施例によれば、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールであっても、必要に応じて予め定められた順位に基づいて他のユーザに転送するので、予め定められた関係者に連絡することができ、電子メールの役割を達成することができる。
そして、転送モードに切り替えられたユーザ宛に送信された電子メールを受信したことに応じて、転送するか否かを確認する電子メールを送信元に送信する。したがって、本実施例によれば、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの電子メールが勝手に転送されるわけではないので、電子メールの役割を達成することができる。
更に、緊急用語DB32を参照して、緊急に関する用語を含む電子メールのみを抽出し、設定された転送モードに基づいて、抽出した電子メールのみを転送する。したがって、本実施例によれば、緊急性のある電子メールのみを抽出し転送モードに基づいて転送するので、災害発生時に災害が発生した地域にいて電子メールを受け取ることができないユーザへの緊急の電子メールを転送でき、電子メールの役割を達成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の特徴を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る転送先順位DB20におけるユーザの優先順位を示す図である。 本発明の一実施形態に係る災害地域情報DB30を示す図である。 本発明の一実施形態に係るメール転送切替設定DB31を示す図である。 本発明の一実施形態に係る緊急用語DB32を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の災害受信処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子メール配信サーバ10の電子メール処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザの端末60aの表示例を示す別の図である。
符号の説明
10 電子メール配信サーバ
11 災害地域情報受信部
12 端末位置情報確認部
13 安否情報確認部
14 メール転送先設定部
15 緊急メール抽出部
16 転送確認部
20 転送先順位DB
30 災害地域情報DB
31 メール転送切替設定DB
32 緊急用語DB

Claims (5)

  1. 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末に電子メールを配信する電子メール配信サーバであって、
    災害の発生地域情報を含む発生情報を受信する災害地域情報受信手段と、
    前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記災害地域情報受信手段により受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する端末位置情報確認手段と、
    前記端末位置情報確認手段が、前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認する安否情報確認手段と、
    前記安否情報確認手段が前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるメール転送先設定手段と、
    を備えることを特徴とする電子メール配信サーバ。
  2. 前記転送モードに切り替えられたユーザ宛に送信された電子メールを受信したことに応じて、転送するか否かを確認する電子メールを送信元に送信する転送確認手段を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子メール配信サーバ。
  3. 緊急に関する用語を記憶する緊急用語辞書と、
    前記緊急用語辞書を参照して、緊急に関する用語を含む電子メールのみを抽出する緊急メール抽出手段と、を更に備え、
    前記メール転送先設定手段により設定された前記転送モードに基づいて、前記緊急メール抽出手段が抽出した電子メールのみを転送することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子メール配信サーバ。
  4. 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末に電子メールを配信する方法であって、
    災害の発生地域情報を含む発生情報を受信するステップと、
    前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記発生情報を受信するステップにより受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認するステップと、
    前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認するステップと、
    前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  5. 通信ネットワークを介して接続可能なユーザの端末と、前記端末に電子メールを配信する電子メール配信サーバと、からなる電子メール配信システムであって、
    前記電子メール配信サーバは、
    災害の発生地域情報を含む発生情報を受信する災害地域情報受信手段と、
    前記ユーザのうち予め指定されたユーザの可搬端末の位置情報を受信し、当該受信した位置情報が示す前記可搬端末の位置が、前記災害地域情報受信手段により受信した前記発生地域情報が示す発生地域内であるか否かを確認する端末位置情報確認手段と、
    前記端末位置情報確認手段が、前記発生地域内にあると確認したユーザの可搬端末に安否情報を送信し、前記送信した安否情報に対する返信を所定時間内に受信するか否かを確認する安否情報確認手段と、
    前記安否情報確認手段が前記所定時間内に前記返信を受信しないユーザ宛に送信された電子メールを、予め定められた順位を記憶する転送先順位記憶手段に基づいて他のユーザに転送する転送モードに切り替えるメール転送先設定手段と、を備え、
    前記端末は、
    前記電子メール配信サーバを介して、前記電子メールの送信及び受信をする電子メール手段、を備える、
    ことを特徴とする電子メール配信システム。
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