JP2010117417A - 記録材判別装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材表面の撮像と透過光の検出を同時に行うことにより短時間で記録材の種類を判別することが可能で、さらに同一エリアの表面像と透過光像を得ることで、より精度良く記録材の種類を判別可能とする。
【解決手段】第1の光照射手段からの照射光に対する記録材の一方の面からの反射光と、第2の光照射手段からの照射光による記録材の透過光を結像する結像手段と、結像手段により結像された反射光像及び透過光像を電気信号に変換して出力する撮像手段と、結像手段と撮像手段の間に設けられ、光の透過特性が異なる2つのフィルタ部材を並列配置してなるフィルタリング手段を備え、2つのフィルタ部材のうち第1のフィルタ部材は、第1の光照射手段からの光に対する透過率が前記第2の光照射手段からの光に対する透過率より高く、他方の第2のフィルタ部材は、第2の光照射手段からの光に対する透過率が第1の光照射手段からの光に対する透過率よりも高くなっていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録材に光を照射し記録材表面で反射する光を撮像することで記録材の表面粗さ情報を、記録材を透過する光を撮像することで記録材の厚み情報もしくは坪量情報を検知する記録材判別装置およびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置は、潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持体に現像剤を付与することにより前記潜像を現像剤像として可視化する現像装置とを有している。所定方向に搬送される記録材に、現像装置による現像剤像を所定の転写条件にて転写する転写手段と、転写手段によって現像剤像の転写を受けた記録材を所定の定着条件にて加熱及び加圧する。これにより現像剤像を記録材に定着させる定着装置を備えている。
従来の画像形成装置においては、画像形成装置本体に設けられた操作パネル等に記録材たる記録紙のサイズや種類(以下、紙種ともいう)がユーザによって設定される。その設定に応じて、転写条件(例えば転写バイアスや転写時の記録紙の搬送速度)や定着条件(例えば、定着温度や定着時の記録紙の搬送速度)が設定されるよう制御されている。
また、近年では画像形成装置内部に記録材を判別するセンサを用いて記録材の種類を判別し、判別結果に応じて転写条件あるいは定着条件等が設定されるよう制御する手法が提案されている。
具体的には、特許文献1においては、記録材の表面に斜めから光を照射し、表面の凹凸に応じて生じる反射光の陰影をCMOSセンサによって撮像することで表面平滑度を検出して記録材の種類を判別している。また、特許文献2においては、記録材を判別するセンサに対向する位置に発光源を設け、記録材を透過した透過光量を検出することにより厚さもしくは坪量を判別している。さらに、特許文献3においては、記録材に超音波を照射して記録材からの反射率や透過率を検出することにより、表面性や厚さ・坪量を判別するようになっている。
特開2002−182518号公報 特開2001−139189号公報 特開2004−219856号公報
記録材の表面平滑度および厚み,坪量の2つの検出を行った結果から記録材の種類を判別する場合には、記録材の反射光をイメージセンサによって撮像する手法と、同じイメージセンサを用いて透過光量を検出する手法を組み合わせることが考えられる。このような組合せが、記録材判別装置のコスト、サイズの面で最も有利である。
しかしながら、単に前述2つの手法を組み合わせた場合には、表面平滑度の判別と、厚みもしくは坪量の判別に同一のイメージセンサを用いるため、同時にこれら2つの特性を判別することはできない。つまり、どちらか一方の測定(例えば表面平滑度)を行った後に、改めてもう一方(例えば厚み・坪量)の測定を行う必要があり、判別の遅延を招く結果となる。
特に、記録材の種類判別を精度良く行うためには、記録材表面のなるべく広いエリアの
表面像や透過光像を得ることが望ましい。しかし、イメージセンサとしてラインセンサを用いた場合、記録材を移動させながらの撮像を表面像撮像と透過光撮像の2回繰り返すこととなる。このため撮像に要する時間が長くなってしまい、スループットの低下を招く結果となってしまう。
また、このような記録材判別装置に対しては、判別精度をより向上させて記録材の誤判別率を低減させる要求が強まっている。
しかしながら、記録材の種類を精度良く判別するためには、記録材の表面や坪量(厚み)の情報を得るだけでは充分とは言えず、例えば記録材裏面の平滑度情報を得ることなども重要である。ところが、記録材裏面の平滑度に対する情報を得るためには、記録材の裏面側にも表面側と同じような撮像手段が必要となり、コストアップの要因となってしまう。
本発明は、以上のような状況に鑑みなされたものであり、撮像手段によって記録材表面の撮像と透過光量の検出を同時に行うことにより短時間で記録材の種類を判別することを可能とし、更に同一エリアの表面の反射光像と透過光像を得ることで、より精度良く記録材の種類を判別することが可能な記録材判別装置およびそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の記録材判別装置は、記録材の一方の面に光を照射する第1の光照射手段と、記録材の他方の面に前記第1の光照射手段とは異なる波長の光を照射する第2の光照射手段と、前記第1の光照射手段により照射され前記記録材の一方の面からの反射光と、前記第2の光照射手段により照射され前記記録材の他方の面から一方の面に透過する透過光を結像する結像手段と、該結像手段により結像された反射光像及び透過光像を電気信号に変換して出力する撮像手段と、前記結像手段と撮像手段の間に設けられ、前記第1の光照射手段と第2の光照射手段からの各照射光の透過特性が異なる2つのフィルタ部材を並列配置してなるフィルタリング手段を備え、前記2つのフィルタ部材の一方の第1のフィルタ部材は、前記第1の光照射手段からの光に対する透過率が前記第2の光照射手段からの光に対する透過率より高く、もう一方の第2のフィルタ部材は、前記第2の光照射手段からの光に対する透過率が前記第1の光照射手段からの光に対する透過率よりも高くなっていることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上記記録材判別装置を用いて記録材を判別し、その判別結果に応じて制御動作されることを特徴とする。
本発明によれば、第1の光照射手段と第2の光照射手段からの各照射光の透過特性が異なる2つのフィルタ部材を並列配置したので、記録材の一方の面の反射光と透過光を区別して撮像手段に結像することができる。
したがって、一つの撮像手段によって、記録材の表面の撮像と透過光の撮像を同時に行うことができる。その結果、記録材の種類を判別する時間を短縮させることが可能な記録材判別装置を提供することが可能となる。さらに、この記録材判別装置を使用することで、スループットの低下を招くことなく記録材の種類に合った最適な転写条件あるいは定着条件を設定することの可能な画像形成装置を提供することができる。
特に、記録材の同一エリアの表面粗さ像と透過光像を得ることができるので、より精度良く記録材の種類を判別することが可能となる。
以下に、図面に沿って、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
本発明の記録材判別装置は、例えば電子写真方式のカラー画像形成装置で用いられることが可能であり、図1はその一例である中間転写ベルトを採用したタンデム方式のカラー画像形成装置を示す構成図である。
まず、図1を用いて本実施の形態で用いた画像形成装置の画像形成部の動作を説明する。
画像形成部は、給紙部15、CMYK各色のステーション毎の感光体(以下感光ドラムという)1Y、1M、1C、1Kを備えている。また、一次帯電手段としての帯電ローラ2Y、2M、2C、2K、露光光スキャナ部11Y、11M、11C、11K、現像手段としての現像器8Y、8M、8C、8Kを有している。さらに、中間転写ベルト24、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ23を有している。また、張架ローラ13、一次転写ローラ4Y、4M、4C、4K、二次転写ローラ25、二次転写対向ローラ26、および定着部21、さらにこれらを制御動作させる制御部10を備えた構成となっている。
感光ドラム1Y、1M、1C、1Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するものである。駆動モータは感光ドラム1Y、1M、1C、1Kを、画像形成動作に応じて時計周り方向に回転させる。
制御部10が画像信号を受け取ると、記録材Pは、給紙カセット15等から給紙ローラ17、18によって画像形成装置内に送り出される。そして、後述の画像形成動作と記録材Pの搬送との同期をとるためのローラ状同期回転体、即ち、搬送(レジスト)ローラ19a、及び搬送(レジスト)対向ローラ19bに一旦挟持され、停止して待機する。
一方、制御部10は、受け取った画像信号に応じて、露光光スキャナ部11Y、11M、11C、11Kによって、一定電位に帯電された感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に静電潜像を形成する。感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面は、あらかじめ帯電ローラ2Y、2M、2C、2Kの作用により一定電位に帯電されている。
現像器8Y、8M、8C、8Kは前記静電潜像を可視化する手段であり、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う。各現像器には、スリーブ5Y、5M、5C、5Kが設けられており、前記静電潜像を可視可するための現像バイアスが印加されている。
このように、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面に形成された前記静電潜像は、現像器8Y、8M、8C、8Kの作用により単色トナー像として現像される。
各々の感光体1・帯電ローラ2・現像器8は一体構成となっており、画像形成装置本体から脱着可能なトナーカートリッジ31の形態で取り付けられている。
中間転写ベルト24は、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに接触しており、カラー画像形成時に反時計周り方向に感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの回転と同期して回転する。現像された単色トナー像は一次転写ローラ4に印加された一次転写バイアスの作用により順次転写され、中間転写ベルト24上で多色トナー像となる。
その後、中間転写ベルト24上に形成された多色トナー像は二次転写ローラ25とで形成される二次転写ニップ部に搬送される。これと同時に、搬送ローラ対19abに挟持された状態で待機していた記録材Pが搬送ローラ対19abの作用により中間転写ベルト上
の他色トナー像と同期を取りながら二次転写ニップ部に搬送される。中間転写ベルト24上の多色トナー像が、二次転写ローラ25に印加された二次転写バイアスの作用により一括転写される。
定着部21は、記録材Pを搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものである。定着部21は、図1に示すように、記録材Pを加熱する定着ローラ21aと記録材Pを定着ローラ21aに圧接させるための加圧ローラ21bを備えている。
定着ローラ21aと加圧ローラ21bは中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ21ah、21bhが内蔵されている。
多色トナー像を保持した記録材Pは定着ローラ21aと加圧ローラ21bにより搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、トナーが表面に定着される。
トナー像定着後の記録材Pは、排出ローラ20によって排紙トレイ16に排出され画像形成動作を終了する。
クリーニング手段28は、中間転写ベルト24上に転写残として残ったトナーをクリーニングするものであり、ここで回収された転写残トナーは廃トナーとしてクリーナ容器29に蓄えられる。
このような一連の画像形成動作は画像形成装置内に設けられた制御部10によって制御動作される。
図1の画像形成装置において、本発明の記録材判別装置40は搬送ローラ対19ab手前の記録材判別部に設置されており、給紙カセット15等から搬送された記録材Pの表面平滑性を反映した情報を検出することが可能である。記録材判別装置40による検出は、記録材Pが給紙カセット15等から画像形成装置内に送り出され、搬送(レジスト)ローラ対19abに挟持されて停止している間に行われる。
制御部10は記録材判別装置40から送られてくる検出情報をもとに、最適な転写バイアス・定着温度を設定して画像形成装置を制御動作させる。
次に、本願発明の一実施形態による記録材判別装置40について説明する。
図2は記録材判別装置40の概略構成を示す断面模式図である。
本記録材判別装置40は、第1の光照射手段である照射用LED421、第2の光照射手段である照射用LED422、撮像手段であるCMOSエリアセンサ43A及び結像手段である結像レンズ44Aを備えている。さらに、フィルタリング手段を構成するフィルタリング部45Aおよび駆動・演算部41を備えている。
照射用LED421を光源とする光は、図3のような波長特性を持った青色光であり、記録材Pの表面に向けて照射される。青色の照射用LED421は紙面から45度の角度をもって光を照射させるよう配置されており、記録材Pの表面に凹凸に応じた陰影を持つ反射光を生じさせる。この反射光は、結像レンズ44Aを介し集光され、このうちフィルタリング部45Aを透過した波長成分がCMOSエリアセンサ43Aに反射光像として結像する。
CMOSエリアセンサ43Aは、結像した各エリア毎に反射光量に応じて変化する電気信号として映像電圧信号を出力する。駆動・演算部41は、CMOSエリアセンサ43Aの出力する映像電圧出力信号を受け取るとこれをA−D変換し、変換後の256階調のデジタル信号を制御部10へ出力する。
一方、照射用LED422を光源とする光は、図4のような波長特性を持った赤色光であり、青色の照射用LED421が照射した面とは反対側の面に向けて照射される。赤色の照射用LED422は、紙面の法線方向から光を照射させるよう配置されており、記録材Pの厚みもしくは坪量に応じた減衰量で光が透過する。この透過光も結像レンズ44Aを介し集光され、フィルタリング部45Aを透過した波長成分がCMOSエリアセンサ43Aに透過光像として結像され、透過光量に応じて変化する電気信号としての映像電圧信号を出力する。そして、同様の作用で、駆動・演算部41は、映像電圧信号を256階調のデジタル信号に変換し、制御部10へ出力する。
本実施の形態において、CMOSエリアセンサ43Aの有効画素サイズは、縦1.5mm×横1.5mmで600dpiの解像度である。レンズ44Aとの組み合わせで記録材表面における縦3.0mm×横3.0mmのエリアを300dpiの解像度で撮像する構成となっている。
また、フィルタリング部45Aは、互いに透過率特性の異なる2種類のフィルタ部材から成る。これらフィルタ部材は、公知の樹脂に、着色材料として、有機顔料、無機顔料、染料等のうち所望の吸収特性を持つものを単体もしくは、これらのうちのいくつかの混合物として配合することによって得られる。公知の樹脂は、例えば、メタクリル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂(ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂)、エポキシ系樹脂を有する。さらに、ウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン共重体樹脂等も含まれる。特に、耐久性を含む透過率の安定性を勘案すると、有機顔料が着色材料として最も好ましい。上記有機顔料としては、溶性アゾ系、不溶性アゾ系、縮合アゾ系等のアゾ系顔料をはじめ、フタロシアニン系顔料が適用可能である。そしてインジゴ系,アントラキノン系,ペリレン系,ペリノン系,ジオキサジン系,キナクリドン系,イソインドリノン系,フタロン系,メチン・アゾメチン系、その他金属錯体系を含む縮合多環系顔料が用いられる。あるいは、これらのうちのいくつかの混合物が用いられる。
この他に、たとえば、ガラス基板に誘電体膜と金属膜をコートし、光の干渉作用を利用することで任意の波長を取り出すことのできる干渉フィルタを用いるなどしても良い。
本実施形態においては、透過率特性をもった第1、第2のフィルタ部材として、図5および図6のような、青、赤2種類のフィルタ部材45B、45Rが、図7に示すように並列配置されている。
以上のような構成の記録材判別装置の動作にあたっては、照射用LED421および442を同時発光させ、前述の一連の動作によってデジタル信号を得る。このデジタル信号を明度情報として画像化すると図8のようになる。
図8(a)は表面の平滑な厚紙(坪量220g/m)の像、図8(b)は表面の粗い薄紙(坪量60g/m)の表面の像である。図8(a)(b)ともにR1の部分が、第2のフィルタ部材である赤色のフィルタ部材45Rを配置した部分に、B2の部分が、青色のフィルタ部材45Bを配置した部分に相当する。
フィルタリング部45Aの赤色のフィルタ部材45Rでは、記録材表面で反射した青色光は吸収され、記録材Pを透過した赤色光のみが透過される。このような構成とすることで、赤色領域R1の部分は記録材Pの坪量もしくは厚さを反映した画像情報となり、坪量が大きいほど(もしくは厚みが厚いほど)明度の低い画像となる。画像の階調は、坪量がおおよそ50〜250g/cm程度の記録材Pに対する透過像の明度が0階調から255階調に割り振られるよう予め調整されている。制御部10は、R1の部分の明度情報(
デジタル信号)の平均値を求めることで記録材Pの坪量もしくは厚みを識別する。
通常の画像形成装置に使用される市販の記録材に対して、上記の手法にて坪量識別を行った結果を図9に示す。明度情報の平均値と記録材の坪量に良い相関関係があり、十分な識別能力を持っていることが判る。
一方、フィルタリング部45Aの青色のフィルタ部材45Bでは、記録材Pを透過した赤色光は吸収され、記録材P表面で反射した青色光のみが透過される。つまり、前記青色領域B2は記録材の表面粗さを反映した画像情報となる。制御部10は、青色領域B2の部分の明度情報(デジタル信号)を、その全平均が中間調(階調数256のうちの128階調程度)となるように全画素一律の明度補正をかける。その後、明度が最も高い5つのエリアからの信号の平均値Imaxと、明度の最も低い5つのエリアからの信号の平均値Iminを算出し、それらの差分であるΔIを求める。
例えば、表面の粗いボンド紙では反射光の陰影がはっきりしているので、ΔIは大きくなり、表面が平滑なコート紙では反射光の陰影の差があまり無いのでΔIは小さくなる。このように制御部10は、ΔIの大きさから記録材Pの表面粗さを識別する。
市販のボンド紙、普通紙(2種)、コート紙の表面粗さの異なる4種類の記録材に対して上記の手法にて表面粗さ識別を行った結果を、図10に示す。ΔIの大きさと記録材の表面粗さに良い相関関係があり、十分な識別能力を持っていることが判る。すなわち、この図10のΔIと記録材Pの表面粗さの関係をテーブルに格納し、あらかじめ不図示のメモリに記憶しておき、制御部10は、ΔIの結果に基づいて、メモリを参照して表面粗さ情報を読み出す。
本実施形態においては、図3,図4、および図5,図6から判るように、赤色のフィルタ部材45Rの照射用LED422からの光に対する透過率は98%以上であり、青色の照射用LED421からの光に対する透過率は5%以下である。同様に、青色のフィルタ部材45Bの照射用LED421からの光の透過率は98%以上であり、赤色の照射用LED422からの光の透過率は5%以下である。
赤色のフィルタ部材45Rにおける、青色の照射用LED421からの光に対する透過率が高すぎると、坪量もしくは厚さの判別に使用する赤色領域R1の画像部分に、記録材表面で反射した青色光が充分に吸収されず入り込んでしまう。そのため、精度良く坪量もしくは厚さを判別することが困難となる。具体的には、図9の、Aで示される90g/cmの普通紙の判別値と、Bで示される120g/cm2の厚紙の判別値の差はおおよそ50階調ある。
ここで、120g/cmの厚紙を判別する場合を想定する。記録材表面で反射した青色光が赤色のフィルタ部材45Rを25階調分に相当する以上の光量、即ち平均光量128階調のうちの20%を超える光量で透過してしまうと、明度情報の平均値がその分大きな値となってしまう。その結果、普通紙として誤判別することとなる。
同様のことは、青色のフィルタ部材45Bの、赤色の照射用LED422からの光に対する透過率についても言える。例えば、図10のAで示される普通紙と、Bで示されるボンドの判別値の差は、およそ20階調ある。一方、図8からも判るように、記録材を透過した照射用LED422の赤色の光は、記録材Pの漉き目ムラを反映して画素毎に光量分布を持っていることが判る。この光量差、即ち明部と暗部の差は、例えばコート紙においても50階調程度生じることがある。ここで、Aの普通紙を判別する場合に、記録材を透過した光が10階調以上の分布を持って第1のフィルタ部材45Bを透過するとする。つまり50階調程度の光量ムラを持った光が20%を超える透過率で第1のフィルタ部材4
5Bを透過してしまうと、表面粗さの識別値が本来の値以上に大きな値となってしまい、普通紙として誤判別することとなる。
このように、記録材Pを透過した赤色光が、青色のフィルタ部材45Bを、記録材表面で反射した青色光が赤色の第2フィルタ部材45Rを、それぞれ20%程度透過することを考慮すると、その影響を相対的に小さく抑えるためには、赤色の第2フィルタ部材45Rの赤色光透過率および青色の第1のフィルタ部材45Bの青色光透過率を高く設定しておく必要がある。具体的には少なくとも80%以上の透過率とすることが好適である。
フィルタリング部45Aの青色、赤色のフィルタ部材45B,45Rの組み合わせは、一方のフィルタ部材が2つの照射用LED光のうちの一方に対する透過率が高ければ高いほどよく、他方に対する透過率が低ければ低いほど良い。
具体的には、2つのフィルタ部材の組み合わせとして、一方の照射用LEDの光に対する透過率を少なくとも80%以上とすると共に、他方の照射用LEDの光に対する透過率を20%以下となるように選択することが好ましい。
このような透過率特性の組み合わせは、フィルタ部材の選択のみでなされるのではなく、照射用LEDの選択も重要な要素である。本実施例にて説明した照射用LED421,422の発光波長特性に限らず、一方が発する光が400nmから500nmの間に最大波長を有し、他方が発する光は600nmから700nmの間に最大波長を有する組合せとすればよい。このようにすれば、容易にフィルタ部材を選択することが可能となる。
以上説明した一連の判別動作によって識別した坪量(厚み)情報および表面粗さ情報の結果から、制御部10は最適な二次転写バイアスおよび定着温度を算出し、算出した設定にて画像形成装置を制御動作させる。
このように、本実施例の記録材判別装置の動作においては、表面粗さの判別動作と坪量(厚み)の判別動作を同時に実行できるため、判別動作に要する記録材の搬送停止時間を最小限に抑えることが可能となる。
尚、本実施の形態1の説明では、フィルタ部材の配置をCMOSエリアセンサの受光面を2分割する形態としたが、たとえば、図14に示されるように、CMOSエリアセンサの1画素ごとに千鳥格子状に配置するなどしてもよい。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施の形態2において使用する画像形成装置は、記録材判別装置40の詳細構成および判別動作を除いては、実施の形態1にて説明したのと同じであり、図1を用いて説明したのと同様に制御動作される。
図11(a)は本実施形態1における記録材判別装置40の概略構成を示す断面模式図である。
本記録材判別装置40は、第1の光照射手段を構成する照射用LED421と導光板461、第2の光照射手段を構成する照射用LED422と導光板462、撮像手段であるCMOSラインセンサ43Lを備えている。
さらに、結像手段である結像レンズアレイ44L、フィルタリング部45L、駆動・演算部41を備える。
CMOSラインセンサ43Lおよび結像レンズアレイ44Lの長手方向は、搬送方向と
直交するように設置されている。
図11(b)は、図11(a)に示される記録材判別装置の照明系の概略構成を矢印Aの方向から見た模式図である。
照射用LED421(および422)は、導光板461(および462)の側面部に取り付けられている。図8(b)においては、照射用LED421から発せられた照射光は導光板461の作用により図中矢印方向へ照射され、記録材Pの被撮像部ILを長手方向全域にわたって均一に照射する構成となっている。断面方向から見た照射光の照射方向は記録材Pの表面と照射方向のなす角度が45°となるように照射用LED421および導光板461を設置してある。
なお、第2の照射手段である照射用LED422および導光板462については図示されていないが、第1の照明手段と同様の構成により、記録材P表面の法線方向から光が照射されるように設置されている。
記録材Pの表面からの反射光および記録材Pを透過した透過光は、レンズアレイ44Lを介して集光され、フィルタリング部45Lを透過した波長成分がCMOSラインセンサ43Lに結像する。CMOSラインセンサ43Lは、結像した各エリア毎に受光した反射光像及び透過光像の光量に応じて変化する映像電圧信号を出力する。
駆動・演算部40cはCMOSラインセンサ43Lの出力する電気信号である映像電圧出力信号を受け取ると、これをA−D変換し、変換後の256階調デジタル信号を制御部10へ出力する。
本実施の形態において、CMOSラインセンサ43Lは、図12に示される通り、受光素子列が600dpiの解像度ピッチで20mmの幅に一次元配列したa〜fの受光素子列を1列もしくは複数列並列に配置した構成となっている。この例では、6列並列に配列されている。
制御部10は、記録材Pを搬送(レジスト)ローラ対19abに挟持されながら、二次転写ニップ部に搬送されるまで待機している間に、搬送方向に10mm移動させながら上述一連の撮像動作を行う。受け取ったデジタル信号は、a〜fの各画素列毎に逐次つなぎ合わされる。これにより、記録材の縦10mm×横10mm部のエリアについて、画素列a〜fに対応する6個分の情報を、600dpi×600dpiの解像度で得ることができる。
青色の照射用LED421および赤色の照射用LED422を光源とする光は、実施形態1にて説明したのと同様に、それぞれ図3、図4のような波長特性を持った青色光・赤色光である。フィルタリング部を構成する青色、赤色のフィルタ部材45B,45Rの透過率特性も、実施形態1と同じく図5、図6に示される通りである。
CMOSラインセンサ43L上に設けられたフィルタリング部は、図12に示されるように、2つのフィルタ部材45B,45Rを画素列と同一方向に並列配置されている。このため、実施の形態1と同様の原理により、図12に示す、a〜cの受光素子列では、坪量(厚み)を反映した画像情報が、d〜fの受光素子列では表面粗さを反映した画像情報がそれぞれ得られる。
本実施形態においては、a〜fの受光素子列毎に得られた6個のエリア情報のうち、坪量(厚み)情報としてe列で得られた画像を、表面粗さ情報としてb列で得られた画像をそれぞれ解析することとした。
制御部10は2つのエリア情報を実施の形態1にて説明したのと同様の手法により、表面粗さおよび坪量もしくは厚みを識別する。更に、図13に模式図を示したように、表面粗さ情報として得たb列の画像から坪量(厚み)情報として得たe列画像のネガ画像を差し引くことで、擬似的に裏面粗さ像を得ることができる。
例えば、b列の画像において周囲より明るい部分は表面が凸の部分に相当するが、同一個所の透過像も周囲より明るいのであればその部分は局所的に厚みが薄くなっている部分であり、裏面は凹部になっていることがわかる。
本実施例においては、b列で得た画像とe列で得た画像とで記録材の搬送方向に3列分(約130μm)のズレが生じる。このため、制御部10では、この3画素分のズレを補正した上で上述の演算により裏面粗さ像を得た。
ここで、記録材の特徴量を検出するのに差し支えない程度のズレ量であれば、上記のズレ補正は必ずしも必要でなく、両方の画像を同一エリアの像として扱っても問題ない。具体的には、通常の画像形成装置において、画質に影響を与える記録材の凹凸うねりの周波数を勘案すれば、おおよそ100μm程度以内のズレ量であれば、同一エリア像として扱うことが可能である。
制御部10は、このようにして得られた裏面粗さ像に対して、表面粗さ像に施したのと同様の操作をすることで裏面粗さを識別する。
以上のようにして求められた表面粗さ・裏面粗さ・坪量(厚み)の識別結果から、制御部10は最適な二次転写バイアスおよび定着温度を算出し、算出した設定にて画像形成装置を制御動作させる。
以上説明した本実施例の記録材判別装置の動作においても、表面粗さの判別動作と坪量(厚み)の判別動作を同時に実行できる。特に、本実施例はラインセンサ45Lを用いて、受光素子の一次元配列方向と直交する方向に記録材Pを移動させながら画像スキャン動作を行うため、エリアセンサ45Aを用いた実施の形態1よりもスキャン時間短縮の効果が大きくなる。その結果、判別動作に要する時間を最小限に抑えることが可能となる。
さらに、記録材Pの同一で広いエリアについて表面粗さ像と透過光像を得ることが可能となるので、それらの情報から裏面粗さ情報を得ることができ、記録材Pの判別精度を向上させることも可能となる。
なお、本実施形態の説明では、CMOSラインセンサとして20mm幅の受光素子列を複数列並列配置、この実施の形態では6列並列配置されている。フィルタリング手段を構成するフィルタ部材45B,45Rの配置を受光素子列と同一方向に2列並列配置する形態となっている。
これに限らず、CMOSラインセンサ45Lは受光素子列を1列配置したものでもよく、この場合には、青色、赤色のフィルタ部材45B,45Rを、図15に示されるように、1画素ごとに交互配置するなどしてもよい。
また、以上説明した本発明の実施形態1および2では、表面検出における光源を赤色もしくは青色の照射用LEDとしたが、例えば白色照射用LEDに赤色や青色のフィルタを組み込んだ光源を使用してもよい。また、照射用LED以外に例えばキセノン管やハロゲンランプ等を用いることもできる。
光源の波長とフィルタの透過特性についても、実施形態1および2で例示した赤色と青色の組み合わせ以外に、緑色光や赤外光・紫外光などの中からフィルタ部材との組み合わせで分離可能な2つを選択すればよい。
また、撮像手段としてCMOSタイプのセンサの代わりにCCDタイプのセンサを用いても良い。
また、記録材判別装置40での判別結果に応じて、制御部10で識別された結果は、転写バイアス・定着温度の制御にフィードバックされると説明しているが、このような制御に限定されるものではない。例えば、潜像形成や現像の各プロセスにおける各種制御パラメータや、一連の画像形成速度(プロセス速度)にフィードバックさせることも可能である。
本発明の記録材判別装置が適用可能なタンデム方式のカラー画像形成装置を示す構成図。 本発明の実施の形態1に係る記録材判別装置の概略構成を示す断面模式図。 青色の照射用LEDの波長特性のグラフ。 赤色の照射用LEDの波長特性のグラフ。 青色のフィルタ部材の透過特性のグラフ。 赤色のフィルタ部材の透過特性のグラフ。 図2のフィルタリング部の構成を示す斜視図。 (a)は表面の平滑な厚紙(坪量220g/m)の像、(b)は表面の粗い薄紙(坪量60g/m)の表面の像。 記録材に対して坪量識別を行った結果を示すグラフ。 記録材に対して表面粗さ識別を行った結果を示すグラフ。 (a)は本発明の実施の形態2に係る記録材判別装置の概略構成を示す断面模式図、(b)は(a)に示される記録材判別装置の照明系の概略構成を矢印Aの方向から見た模式図。 図11のフィルタ部とCMOSラインセンサの関係を示す概略斜視図。 表面粗さ情報として得たb列の画像から坪量(厚み)情報として得たe列画像のネガ画像を差し引くことで擬似的に裏面粗さ像を得る方法の説明図。 フィルタ部材の配置をCMOSエリアセンサの1画素ごとに千鳥格子状に配置した構成例を示す図である。 CMOSラインセンサは画素列を1列配置し、フィルタ部材を1画素ごとに交互配置した構成例を示す図である。
符号の説明
40 記録材判別装置
41 駆動・演算部
421 照射用LED(青色)(第1の光照射手段)
422 照射用LED(赤色)(第2の光照射手段)
43A CMOSエリアセンサ(撮像手段)
43L CMOSラインセンサ(撮像手段)
44A 結像レンズ(結像手段)
44L 結像レンズアレイ(結像手段)
45A フィルタリング部(フィルタリング手段)
45B フィルタ部材(青色)
45R フィルタ部材(赤色)
45L フィルタリング部(フィルタリング手段)
461、462 導光板

Claims (5)

  1. 記録材の一方の面に光を照射する第1の光照射手段と、
    記録材の他方の面に前記第1の光照射手段とは異なる波長の光を照射する第2の光照射手段と、
    前記第1の光照射手段により照射され前記記録材の一方の面からの反射光と、前記第2の光照射手段により照射され前記記録材の他方の面から一方の面に透過する透過光を結像する結像手段と、
    該結像手段により結像された反射光像及び透過光像を電気信号に変換して出力する撮像手段と、
    前記結像手段と撮像手段の間に設けられ、前記第1の光照射手段の照射光と第2の光照射手段の照射光の透過特性が異なる第1のフィルタ部材と第2のフィルタ部材を並列配置してなるフィルタリング手段を備え、
    前記第1のフィルタ部材は、前記第1の光照射手段からの光に対する透過率が前記第2の光照射手段からの光に対する透過率より高く、第2のフィルタ部材は、前記第2の光照射手段からの光に対する透過率が前記第1の光照射手段からの光に対する透過率よりも高くなっていることを特徴とする記録材判別装置。
  2. 前記第1のフィルタ部材は、前記第1の光照射手段からの光に対する透過率が80%以上で、前記第2の光照射手段からの光に対する透過率が20%以下で、前記第2のフィルタ部材は、前記第2の光照射手段からの光に対する透過率が80%以上で、前記第1の光照射手段からの光に対する透過率が20%以下である請求項1に記載の記録材判別装置。
  3. 前記撮像手段は、受光素子を一次元配列した受光素子列を1列もしくは複数列並列配置したラインセンサであり、前記受光素子の一次元配列方向と直交する方向に前記記録材を移動させながら前記撮像手段による撮像を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録材判別装置。
  4. 前記第1の光照射手段が発する光は、400nmから500nmの間に最大波長を有し、他方の第2の光照射手段が発する光は600nmから700nmの間に最大波長を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の記録材判別装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の記録材判別装置を用いて記録材を判別し、その判別結果に応じて制御動作されることを特徴とする画像形成装置。
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