JP2010116082A - 車輪支持構造 - Google Patents

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Akira Nakamura
明 中村
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Abstract

【課題】組み付けや分解の作業性を向上できる車輪支持構造を提供する。
【解決手段】車輪が取り付けられるアクスルハブと、アクスルハブをベアリングを介して回転可能に支持するナックル11と、アクスルハブに連結されたドライブシャフトと、ナックル11が取り付けられるサスペンションのストラット13とを備える車輪支持構造10である。ナックル11は、ベアリングが挿入される挿入孔32が形成された本体部12と、本体部12から二股に分かれて突設されており、該二股の間の空間33が挿入孔32に連通しているストラット取付アーム14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輪を支持する車輪支持構造に関する。
従来、ドライブシャフトが連結された等速ジョイントとアクスルハブとを一体化したベアリングユニットを採用した車輪支持構造が知られている。このようなベアリングユニットとナックルとを組み付ける際の作業性を向上するために、たとえば特許文献1には、ナックルを2つのナックル構成部に分割し、この2つのナックル構成部でアクスルハブの外周を覆う構造が開示されている。この構造によれば、ドライブシャフトをエンジンに取り付けた状態であってもベアリングユニットにナックルを組み付けることができる。
特開2000−71710号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるようにナックルを分割構造とした場合、ベアリングユニットにナックルを組み付ける際に、2つのナックル構成部同士をボルト等で締結する作業が必要となるため、組み付けの作業性が低下するおそれがある。また、ベアリングユニットからナックルを取り外す際には、ボルトの締結を外す作業が必要となるため、分解の作業性が低下するおそれもある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み付けや分解の作業性を向上できる車輪支持構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車輪支持構造は、車輪が取り付けられるアクスルハブと、アクスルハブをベアリングを介して回転可能に支持するナックルと、アクスルハブに連結されたドライブシャフトと、ナックルが取り付けられるサスペンションのストラットとを備える車輪支持構造であって、ナックルは、ベアリングが挿入される挿入孔が形成された本体部と、本体部から二股に分かれて突設されており、該二股の間の空間が挿入孔に連通しているストラット取付アームとを備える。ストラット取付アームの二股の間隔は、ドライブシャフトの外径よりも大きく形成されていてもよい。アクスルハブ、ベアリングおよびドライブシャフトは、一体化されていてもよい。
この態様によると、ストラット取付アームを二股に分けており、該二股の間の空間が挿入孔に連通するようにナックルが形成されているので、ドライブシャフトをエンジンに取り付けた状態であっても、ストラット取付アームの二股の間の空間を通してドライブシャフトを挿入孔に挿入し、その後ナックルをスライドさせてベアリングとナックルとを組み付けることができる。この態様では、上述のようなナックル構成部同士の締結が不要となるため、組み付けおよび分解の作業性を向上できる。
本発明によれば、組み付けや分解の作業性を向上できる車輪支持構造を提供できる。
図1および図2は、本発明の実施の形態に係る車輪支持構造10を説明するための図である。図1、図2では、車輪支持構造10が分解された様子を示している。図1は、車輪支持構造10を車幅方向外方から見た様子を示しており、図2は、車輪支持構造10を車両前方から見た様子を示している。なお、図1、図2において、Rは車両後方、OUTは車幅方向外方、UPは車両上方を表す。
図1および図2に示す車輪支持構造10は、ドライブシャフトを備える駆動輪に適用される。車輪支持構造10は、ナックル11と、サスペンションのストラット13と、ベアリングユニット(図示せず)とを備える。
ナックル11は、ベアリング(図示せず)を介してアクスルハブ(図示せず)を回転可能に支持する。ナックル11は、本体部12と、本体部12に設けられたストラット取付アーム14、タイロッド取付アーム16、ロワアーム取付部18およびブレーキキャリパ取付部24を備える。
本体部12は、略円形状の板状部材であり、その中央には円形状の挿入孔32が形成されている。挿入孔32には、ベアリング(図示せず)が挿入される。挿入孔32の孔径は、ベアリングを挿入できるようベアリングの外径よりも大きく形成されている。また、本体部12には、車幅方向外側の挿入孔32の周囲に、ベアリングを取り付けるためのベアリング取付部28が4つ設けられている。後述するように、ベアリングは、車幅方向外方から挿入孔32に挿入され、ボルトを用いてベアリング取付部28に固定される。
タイロッド取付アーム16は、本体部12の右側部から、車両後方且つ車幅方向内方に延びるように形成されている。タイロッド取付アーム16の先端には、ステアリング機構のタイロッドに連結するためのタイロッド取付部22が形成されている。
ロワアーム取付部18は、本体部12の下部に形成され、サスペンション装置のロワアーム(図示せず)が連結される。また、ブレーキキャリパ取付部24は、本体部12の左側部に2つ形成されており、ブレーキキャリパ(図示せず)が取り付けられる。
ストラット取付アーム14は、本体部12の上部から、上方に延びるように形成されている。ストラット取付アーム14は、図1に示すように本体部12の上部から二股に分かれて突設されており、該二股の間の空間33が挿入孔32に連通するように形成されている。ストラット取付アーム14の二股の間隔dは、ドライブシャフトが通り抜けられるよう、ドライブシャフトの外径よりも大きく形成されている。ストラット取付アーム14には、ナックル11をストラット13の下端に設けられたブラケット44に取り付けるための取付孔20が2つ形成されている。
ストラット13にナックル11を組み付ける際には、ストラット取付アーム14の二股の間の空間33にブラケット44を挿入し、取付孔20とブラケット44に設けられた取付孔45とを位置合わせして、ボルト46とナット47により締結する。
図3は、ベアリングユニット42を説明するための図である。ベアリングユニット42は、車輪が取り付けられるアクスルハブ34と、アクスルハブ34を回転可能に支持するベアリング36と、アクスルハブ34と一体に形成された等速ジョイント38と、等速ジョイント38に一端部が連結されたドライブシャフト40とを備える。ベアリング36には、ナックル11の本体部12へ取り付けるための取付部36aが設けられている。
本実施の形態におけるベアリングユニット42は、アクスルハブ34、ベアリング36、等速ジョイント38およびドライブシャフト40が一体化されたものである。このように一体化されたベアリングユニット42を用いることにより、組み付け性が向上し、また、部品点数が減るため軽量且つコンパクトな車輪支持構造10を実現できる。ここで、本実施の形態においては、ベアリング36を車幅方向外方からナックル11の挿入孔32に挿入できるように、ベアリング36の外径aよりも等速ジョイント38の外径bが小さく形成されている。
図4(a)〜(c)、図5(a)〜(c)および図6(a)〜(c)は、本実施の形態に係る車輪支持構造10の組み付け作業を説明するための図である。図4(a)、図5(a)および図6(a)は車幅方向外方から見た様子を示し、図4(b)、図5(b)および図6(b)は車両前方から見た様子を示し、図4(c)、図5(c)および図6(c)は車両上方から見た様子を示す。
車体に車輪支持構造を組み付ける場合、まず図4(b)に示すように、車体に搭載されたエンジン50にドライブシャフト40を連結する。あるいは、ドライブシャフト40が連結されたエンジン50を車体に搭載するようにしてもよい。
次に、図4(b)に示すようにナックル11を倒しながら、ストラット取付アーム14の上方からドライブシャフト40をストラット取付アーム14の二股の間の空間33に通し、挿入孔32まで導く。その後ナックル11を起こし、ナックル11を車幅方向外方へスライドさせながら、等速ジョイント38、ベアリング36の順に挿入孔32に挿入する。
その後、図5(a)〜(c)に示すようにストラット13のブラケット44をストラット取付アーム14の二股の間の空間33に挿入し、取付孔20と取付孔45とを位置合わせした後、図6(a)〜(c)に示すようにボルト46とナット47を用いてナックル11とストラット13とを締結する。また、ボルト48を用いてベアリング36をナックル11に取り付ける。
このように、本実施の形態に係る車輪支持構造10では、ナックル11のストラット取付アーム14を二股に分かれるように形成し、該二股の間の空間33が挿入孔32に連通するように構成した。これにより、ナックル11をベアリングユニット42に組み付ける際に、ドライブシャフト40がエンジン50に取り付けられた状態であっても、ストラット取付アーム14の二股の間の空間33を通してドライブシャフト40を挿入孔32に挿入し、その後ナックル11をスライドさせてベアリング36とナックル11とを組み付けることができる。この態様では、上述の特許文献1のようなナックル構成部同士の締結が不要となるため、組み付けおよび分解の作業性を向上できる。また、ボルト等の部品を削減できるので、低コスト化および軽量化を図ることができる。
本実施の形態に係る車輪支持構造10は、ドライブシャフト40を通すための二股の間の空間33を、ストラット13と一体となったブラケット44で閉じる構造のため、締結のためのボルトおよびナットの数はたとえば特許文献1に記載されたものと変わらず、重量が増加することはない。
また、通常であれば、サスペンション部品(ロアアーム、サスペンションブッシュなど)を交換する必要がある場合、毎回ドライブシャフトをエンジンから外す必要があり、作業性が悪い。さらに、ドライブシャフトとエンジン間のオイルシールを毎回交換する必要があるため、高コストになる。しかしながら、このような場合であっても本実施の形態によれば、ストラット取付アーム14の二股の間の空間33を通して容易にベアリングユニット42をナックル11から外すことができるので、ドライブシャフトをエンジンから外す必要はなくなり、作業性の向上および低コスト化を図ることができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施の形態に係る車輪支持構造を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る車輪支持構造を説明するための図である。 ベアリングユニットを説明するための図である。 図4(a)〜(c)は、本実施の形態に係る車輪支持構造の組み付け作業を説明するための図である 図5(a)〜(c)は、本実施の形態に係る車輪支持構造の組み付け作業を説明するための図である 図6(a)〜(c)は、本実施の形態に係る車輪支持構造の組み付け作業を説明するための図である。
符号の説明
10 車輪支持構造、 11 ナックル、 12 本体部、 13 ストラット、 14 ストラット取付アーム、 32 挿入孔、 34 アクスルハブ、 36 ベアリング、 40 ドライブシャフト。

Claims (3)

  1. 車輪が取り付けられるアクスルハブと、前記アクスルハブをベアリングを介して回転可能に支持するナックルと、前記アクスルハブに連結されたドライブシャフトと、前記ナックルが取り付けられるサスペンションのストラットとを備える車輪支持構造であって、
    前記ナックルは、
    前記ベアリングが挿入される挿入孔が形成された本体部と、
    前記本体部から二股に分かれて突設されており、該二股の間の空間が前記挿入孔に連通しているストラット取付アームと、
    を備えることを特徴とする車輪支持構造。
  2. 前記ストラット取付アームの二股の間隔は、前記ドライブシャフトの外径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪支持構造。
  3. 前記アクスルハブ、前記ベアリングおよび前記ドライブシャフトは、一体化されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車輪支持構造。
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KR20170063090A (ko) * 2015-11-30 2017-06-08 현대자동차주식회사 체결 부재 및 이를 이용한 스트럿과 너클의 체결 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170063090A (ko) * 2015-11-30 2017-06-08 현대자동차주식회사 체결 부재 및 이를 이용한 스트럿과 너클의 체결 방법
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