JP2010115733A - 自動両面研掃装置、及び自動両面研掃方法 - Google Patents

自動両面研掃装置、及び自動両面研掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被研掃物の両面を研掃する技術を改良して、自動的に被研掃物の上下を反転させる技術を提供する。
【解決手段】第1コンベア1を上段に位置せしめ、第2コンベア2を下段に位置せしめて上下2段に設置し、矢印Inのように供給された被研掃物3sを矢印d方向に搬送しつつノズル4から研掃材を噴射して片側の面を研掃する。第1コンベア1の終点に到達した被研掃物3tは放出されて落下しようとする。これを反転シュート9で案内して矢印fのように上下を反転させながら滑降させ、矢印rのように第2コンベア2に送り込む。被研掃物3tと被研掃物3uとを比較すると、上下が反転していることが分かる。このようにして、第1コンベア1で搬送しながら被研掃物の片方の面を研掃し、第2コンベア2で搬送しながら被研掃物の他方の面を研掃する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被研掃物の頂面それぞれを研掃する装置に係り、特に平板状の被研掃物に好適である。
図5は両面研掃装置によって、平板状被研掃物の両面を研掃する従来技術を描いた模式図である。
被研掃物の片方の面を研掃するための第1コンベア1と、他方の面を研掃するための第2コンベア2とが設けられている。
被研掃物は、これらのコンベアによって水平に搬送されつつ、その上方から研掃材の投射を受ける。
本例においては、第1、第2各コンベアの上方それぞれに研掃材ノズル(以下、単にノズルと略称する)4が配置されている。
ノズルは、圧縮空気によって研掃材を噴射する部材であるが、ノズルの代りに遠心式の研掃材投射機を設けた従来例も広く実用されている。本発明においてノズルと研掃材投射機とは等価であり、代替可能である。
被研掃物は図示の符号3aの位置に供給され、第1コンベア1に乗せられて矢印aのように図の右方へ搬送され、符号3bを付して示した位置に到達するまでの間に、ノズル4から研掃材の噴射を受け、上になっている方の面を片面だけ研掃される。
片方の面を研掃された被研掃物3bを作業員5が取り上げ、螺旋矢印cのように上下を反転させた被研掃物3cを第2コンベア2に乗せる。
乗せられた被研掃物3dは矢印b方向に搬送されて符号3eを付して示した位置に到達するまでの間に、ノズル4から研掃材の噴射を受け、他方の面(第1コンベアで下側になっていた面)を研掃される。
特開平10−300295号公報
前掲の図5に描かれている範囲内の状態に着目して考察すると、作業員5を配置しなければならないので人件費が掛かり、作業コストを増加させている。
また作業員が用便や食事などで機械を離れるときは、交替要員を手配し、又は機械を停止させなければならないので、労務管理が容易でないという問題が有る。
図5に描かれた両面研掃機が、巨大な製造ラインの一部として組み込まれている場合、
作業員5の配置を欠くことができないので、ライン全体の省力化や能率向上のネックになっている。
本発明は以上に述べた事情に鑑みて為されたものであって、その目的は「人手を要せずに被研掃物の両面を自動的に研掃できる技術」を提供することである。
本発明の基本的な原理について、その1実施形態に対応する図1を参照して説明すると次の通りである。
この[課題を解決するための手段]の欄は、図面との対照が容易なように、括弧書きで図面符号を付記してあるが、この括弧付き符号は本発明の構成を図面のとおりに限定するものではない。
本発明の特徴の一つは、第1コンベア(1)を上段に、第2コンベア(2)を下段に配置した2段構造をとったことである。
共用のケース(6)の中に2段構造のコンベア、及び研掃材投射機構(例えばノズル)を設けることによって、被研掃物の受け渡しが容易になり、かつ、投射された研掃材の回収再利用が合理的に行われる。
本発明の特徴のもう一つは、第1コンベア(1)の終点(図において右端)と第2コンベア(2)の始点との間に『被研掃物の上下を反転させる機能を有する受け渡し機構(例えば反転シュート(9))』を設けたことである。これにより、人手を要せずに被研掃物の両面を自動的に研掃することができる。
請求項1の発明に係る自動両面研掃装置の構成は、
(図1参照)被研掃物を搬送して、研掃材ノズル(4)又は研掃材投射機(図示省略)の下方を通過させる第1コンベア(1)と、
第1コンベアから送り出された被研掃物を搬送して前記と異なる研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させる第2コンベア(2)とを具備し、
第1コンベアで搬送する間に前記被研掃物の片方の面を研掃した後、第2コンベアで搬送する間に該被研掃物の他方の面を研掃する両面研掃装置において、
第1コンベア(1)の下方に第2コンベア(2)が設置されるとともに、
第1コンベアを通過した被研掃物を受け取って第2コンベアに送給する被研掃物受け渡し手段(例えば図1に示した反転シュート(9)、又は図5に示した反転ローラー(15)及び移送ベルト(19))が設けられており、
前記の被研掃物受け渡し手段は、第1コンベアから被研掃物を受け取り、その上下を反転させて、第2コンベアに送り込む機能を有していることを特徴とする。
請求項2の発明に係る自動研掃装置の構成は、前記請求項1の発明装置の構成要件に加えて、
(図3(B)参照)被研掃物(3i)の重心(G)の垂直下方の箇所が、第1コンベア(1)を通過し終えてコンベアの搬送面から離れ、
(図3(C)参照)被研掃物(3j)が平衡を失って回転しつつ落下する際、
該被研掃物の搬送方向前端に接触して、その回転を助長する案内面を有するシュート部材(9)によって、前記の被研掃物受け渡し手段が構成されていることを特徴とする。
本発明においてコンベアの搬送面とは、搬送される被研掃物を載置する面をいう。
請求項3の発明に係る自動両面研掃装置の構成は、前記請求項1に記載した発明装置の構成要件に加えて、前記の被研掃物受け渡し手段が次のように構成されていることを特徴とする。
(図4参照)被研掃物(3p)の重心の垂直下方の箇所が、第1コンベア(1)を通過し終えてコンベアの搬送面から離れ、該被研掃物が平衡を失って回転しつつ落下する際、
回転しつつ落下する被研掃物の軌跡付近に位置せしめて、反転ローラーが(15)設けられるとともに、
該反転ローラー、及びその近傍に配設された複数個の案内プーリ(16,17,18)に、移送ベルト(19)が掛け回されていて、
第1コンベアから放出(矢印p)された被研掃物が、反転ローラーと移送ベルトとの間に挟み込まれ(3q)、反転ローラーの外周面と共に回動(矢印k)して上下が反転された後、移送ベルト(9)によって第2コンベア(2)に送給される。
請求項4の発明に係る自動両面研掃装置の構成は、前記請求項3に記載した発明装置の構成要件に加えて、
(図4参照)前記移送ベルト(19)が弾性的に伸縮可能な材料によって構成され、
及び又は、前記複数個の案内プーリの内の少なくとも1個(18)の回転軸が弾性的に支持されていて、テンションプーリとして機能することにより、前記移送ベルトに発生する張力が抑制され、
反転ローラーと移送ベルトとの間に挟み込まれて移送される被研掃物(3q)に対して過大な圧力が加えられないようになっていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る自動両面研掃装置の構成は、前記請求項3または請求項4に記載した発明装置の構成要件に加えて、
(図4参照)第1コンベア(1)から放出(矢印p)された被研掃物を案内して、反転ローラー(15)と移送ベルト(19)との間に送り込む補助シュート(22)、
及び又は移送ベルト(19)から送り出される被研掃物(3r)を第2コンベア(2)に案内する補助シュート(23)が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明に係る自動両面研掃方法は、
(図1参照)被研掃物を第1コンベア(1)で搬送しつつ、研掃材ノズル(4)又は研掃材投射機(図示省略)の下方を通過させて、該被研掃物の片方の面を研掃し、
片方の面を研掃された被研掃物を第2コンベア(2)で搬送しつつ、前記と異なる研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させて、該被研掃物の他方の面を研掃する両面研掃方法において、
第1コンベア(1)の下方に第2コンベア(2)を設置するとともに、
前記第1コンベアを通過した被研掃物を受け取って第2コンベアに送りこむ受け渡し手段(例えば反転シュート(9))を設け、
前記の受け渡し手段により、第1コンベアから受け取った被研掃物の上下を反転させて第2コンベアに送りこむことを特徴とする。
請求項1の発明に係る自動両面研掃装置装置を適用すると、
第1コンベアで片方の面を研掃された被研掃物を、自動的に上下反転させて第2コンベアに送給して他方の面を研掃し、該被研掃物の両面を研掃することができる。
請求項2の発明に係る自動両面研掃装置装置を適用すると、前記の受け渡し手段がシュートによって構成されているので、人手を要しないのみでなく、別段の動力を必要とせず、被研掃物の上下を自動的に反転させることができる。
請求項3の発明に係る自動両面研掃装置装置を適用すると、前記の受け渡し手段が移送ベルトで構成されているので、被研掃物に衝撃や摩擦を与える虞れ無く被研掃物の上下を自動的に反転させることができる。
請求項4の発明に係る自動両面研掃装置装置を適用すると、被研掃物を挟みつけて移送しながら上下反転させる移送ベルトが弾性的に伸縮し、及び又は、弾性的に支承されて、その張力が抑制的に制御されているので、被研掃物に過大な圧力が掛からず、変形,破損の虞れが無くて安全である。
請求項5の発明に係る自動両面研掃装置装置を適用すると、第1コンベアから移送ベルトへの被研掃物受け渡し、及び、移送ベルトから第2コンベアへの被研掃物受け渡しが補助シュートに案内されて円滑に行なわれ、かつ、被研掃物が衝撃を受けない。
請求項6の発明に係る自動両面研掃方法を適用すると、
第1コンベアで片方の面を研掃された被研掃物を、自動的に上下反転させて第2コンベアに送給して他方の面を研掃し、該被研掃物の両面を全自動的に研掃することができる。
図1は本発明の第1の実施形態を示す模式的な正面図である。模式化して描いてあるので、写実的な投影図ではない。
研掃作業は粉塵を発生するので、 研掃装置を構成する主要機器は一般にケース6内に収納されている。
本実施形態の自動両面研掃装置は、ケース6の中に、上段の第1コンベア1と下段の第2コンベア2とを上下2段に配置する。
第1コンベア1は、矢印Inのように送り込まれた被研掃物3sを矢印dのように図の右方へ搬送する。
前記第1コンベア1の上方に複数個のノズル4が配置されている。本例のノズル4は、水平なノズル支持軸10に取り付けられていて、軸の往復回動によって振り子状に傾動する(詳細は、図2を参照して後に説明する)。このノズル4は、遠心式の研掃材投射機(図示省略)によって代替することもできる。
前記第1コンベア1の下方に第2コンベア2が設置されている。該第2コンベア2の上方(第1コンベア1の下方)に、第2コンベア用のノズル4が配置されている。
全てのノズル4から噴射された研掃材は落下してケース6の底部に溜まり、第1スクリューコンベア7によって矢印g,矢印hのように掻き集められ、第2スクリューコンベア8で搬出されて再利用される。
第1コンベア1の搬送終点に到達した被研掃物3tは該第1コンベア1から放出され、反転シュート9に案内されて矢印fのように上下反転しつつ滑り降り、矢印rのように第2コンベア2に送り込まれる。反転シュート9による反転作用については、図3を参照して後に詳しく説明する。
矢印rのように第2コンベア2に送り込まれた被研掃物3uは矢印e方向に搬送され、被研掃物3vの位置へ到達するまでの間に、反転後の上面(反転前の下面)を研掃される。
このようにして、被研掃物は自動的に両面を研掃される。
本発明を実施する場合、少なくとも2組のコンベアを設置しなければならないが、3組若しくはそれ以上のコンベアを設けることもでき、本発明の技術的範囲に属する。
図2は、前掲の図1に示した第1の実施形態を図1の右方から見て描いた模式的な側面断面図である。この図2では、第1コンベア1及び第2コンベア2の横断面が現れていて、符号Wはコンベアベルトの幅(搬送方向と直角)を表している
ノズル支持軸10は鋭角範囲内で往復回動し、これに取り付けられているノズル4は、矢印i−jのごとく振り子状に首振り傾動して、コンベア上の被研掃物(図示省略)の上面を均等に研掃する。
研掃装置のコンベアベルトは研掃材の投射を受けるので比較的早期に損耗する。このため、コンベアベルトの交換が容易であることを要する。
本例においては図の左側からベルトを交換するように構成されていて、ケース6の左側に整備用のドア11が設けられるとともに、コンベア軸13が右端側で片持ち形に支持されている。符号12を付して示したのはコンベア軸13を取り付けるためのフレームである。
ノズル4から噴射された研掃材は、研掃作用を果たした後フレーム12の底部に溜まり、第1スクリューコンベア7によって紙面と垂直方向に掻き集められて、第2スクリューコンベア8で矢印s方向に搬出され、エレベータ14で汲み上げられて循環する。
図3は、前掲の図1に示した第1の実施形態における反転シュート9の作用を説明するための工程図である。
図3(A)参照、第1コンベア1上の被研掃物3gは矢印d方向に搬送されて、被研掃物3hのようにコンベアの終点に到達する。
該被研掃物の重心位置Gがコンベアの終点を越えると平衡が崩れ、図3(B)に描かれている被研掃物3iのように前のめりになる。すなわち、搬送方向の前端が下がる形に回動しつつ、重力落下を始める。
図3(C)のように、回動しながら落下した被研掃物3jは反転シュート9に接触して回動を助長され、矢印f方向に滑り落ちる。
第1コンベア1の搬送方向(矢印d)が右向きであるのに対して、反転シュート9による滑り案内方向(矢印f)が左向き(詳しくは左下がりの傾斜)であることによって被研掃物3jの回動が助長される。
そして図3(D)のように被研掃物3kは、(A)図の状態に比して上下を反転された形の斜め姿勢となり、矢印rのように第2コンベア2上に送り込まれて、矢印e方向に搬送される。
図4は、前記と異なる第2の実施形態を模式的に描いた正面図である。模式化して描いてあるので、写実的な投影図ではない。
第1コンベア1の上方にノズル4が配列され、該第1コンベア1の下方に第2コンベア2が設置されるとともに、この第2コンベア2の上方(第1コンベア1の下方)にノズル4が配列されていることは第1の実施形態におけると同様である。
第1コンベア1に乗せられた被研掃物3mは矢印d方向に送られ、被研掃物3pの位置に到達する。この被研掃物3pは第1コンベアから放出されて、矢印pの方向に運動を続ける。この運動を為さしめる力は、
矢印d方向(搬送方向)に進行してきた慣性力と、被研掃物に働く重力と、平衡を崩して生じた回転力とである。
このため被研掃物3pは、図において右回り(時計方向)に回転しながら矢印p方向へ放物線を描いて落下しようとする。
被研掃物の落下軌跡を受け入れるように反転ローラー15と移送ベルト19とが設けられている。
すなわち、前記の放物線に対してほぼ接するように位置せしめて反転ローラー15が配置されるとともに、
被研掃物を該反転ローラーと移送ベルト19との間へ受け入れるように移送ベルト19が巻き掛けられている。
この移送ベルト19は、反転ローラー15と、案内プーリ16と、案内プーリ17とテンションプーリ18とに巻き掛けられている。
反転ローラー15の中心軸は前記の落下軌跡(矢印p)よりも下方に配設され、案内プーリ16の中心軸は前記の落下軌跡(矢印p)よりも上方に配設されていて、反転ローラー15は矢印kのように右回り(時計方向)に回転駆動され、移送ベルト19は矢印m,nのように左回り(反時計方向)に周回している。
第1コンベア1から矢印pのように放出された被研掃物3pは、反転ローラー15と移送ベルト19との間に挟み込まれて被研掃物3qの位置に進み、反転ローラー15と一緒に矢印k方向に回動する。
図から理解されるように、被研掃物3qはほぼ垂直姿勢になっており、この箇所を過ぎて回動すると該被研掃物の上下が反転する。
移送ベルト19に乗って矢印q方向に動いている被研掃物は、前記被研掃物3pに比して上下が反対の斜め姿勢になっている。この被研掃物は矢印q方向に進行して、被研掃物3rの位置に至り、矢印rのように第2コンベア2上に送り込まれて矢印e方向に搬送される。
第1コンベア1から移送ベルト19への被研掃物受け渡しが円滑に行われるように、前記の落下方向(矢印p)に沿った面を有する補助シュート22が設けられるとともに、
移送ベルト19から第2コンベア2への被研掃物受け渡しが円滑に行われるように、前記矢印qの延長線に沿った面を有する補助シュート23が設けられている。
本発明において補助シュートとは、二つの搬送用機器の間に配設された短距離のシュート部材をいう。
3q位置の被研掃物が適正な圧力で反転ローラー15と移送ベルト19との間に挟みつけられるよう、テンションプーリ18は傾動アーム20の自由端に軸着され、かつ該傾動アーム20にテンションスプリング21の一端を取り付けてある。これにより、移送ベルト19に適度の張力が与えられる。特に、被研掃物3qに過大な圧力を加えて変形,破損させる虞れが無い。
上述の張力調整手段に併せて、又は上述の張力調整手段に代えて、移送ベルト19を弾性材料で構成して伸縮可能ならしめることも有効である。
以上に説明した第1の実施形態(図1〜図3)においては、被研掃物の上下を反転させる受け渡し手段として反転シュート9を設け、
第2の実施形態(図4)においては、被研掃物の上下を反転させる受け渡し手段として
移送ベルト19を設けた。
しかし本発明を実施する場合、被研掃物の上下を反転させる受け渡し手段は、反転シュートと移送ベルトとに限られるものではなく、例えば水車状の羽根車を適用することもでき、螺旋状のシュートを適用することもでき、これらは何れも本発明の技術的範囲に属するものである。
本発明に係る自動両面研掃装置の第1の実施形態を模式的に描いた正面図である。 前掲の図1に示した自動両面研掃装置の第1の実施形態を模式的に描いた側面断面図である。 前掲の図1に示した自動両面研掃装置の第1の実施形態における作動を説明するための工程図である。 本発明に係る自動両面研掃装置の第2の実施形態を模式的に描いた正面図である。 従来例の両面研掃装置を用いて被研掃物の表裏両面を研掃している状態を模式的に描いた正面図である。
符号の説明
1…第1コンベア
2…第2コンベア
3…被研掃物
3a〜3r…被研掃物
4…ノズル
5…作業員
6…ケース
7…第1スクリューコンベア
8…第2スクリューコンベア
9…反転シュート
10…ノズル支持軸
11…整備ドア
12…フレーム
13…コンベア軸
14…エレベータ
15…反転ローラー
16,17…案内プーリ
18…テンションプーリ
19…移送ベルト
20…傾動アーム
21…テンションスプリング
22,23…補助シュート
a,b…従来例における被研掃物の搬送方向を表す矢印
c…従来例において作業員による反転作業を表す矢印
d…本発明における第1コンベアの搬送方向を表す矢印
e…本発明における第2コンベアの搬送方向を表す矢印
f…本発明における反転シュートの案内方向を表す矢印
g,h…第1スクリューコンベアの搬送方向を表す矢印
i,j…ノズルの傾動を表す矢印
k…反転ローラーの回転方向を表す矢印
m,n…本発明における移送ベルトの周回方向を表す矢印
p…被研掃物の放出方向を表す矢印
q…移送ベルトによる被研掃物の搬送方向を表す矢印
r…移送ベルトから第2コンベアへの被研掃物送り込み方向を表す矢印
s…第2スクリューコンベアの搬送方向を表す矢印

Claims (6)

  1. 被研掃物を搬送して、研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させる第1コンベアと、
    第1コンベアから送り出された被研掃物を搬送して、前記と異なる研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させる第2コンベアとを具備し、
    第1コンベアで搬送する間に前記被研掃物の片方の面を研掃し、第2コンベアで搬送する間に該被研掃物の他方の面を研掃する両面研掃装置において、
    第1コンベアの下方に第2コンベアが設置されるとともに、
    第1コンベアを通過した被研掃物を受け取って第2コンベアに送給する被研掃物受け渡し手段が設けられており、
    前記の被研掃物受け渡し手段は、第1コンベアから被研掃物を受け取り、その上下を反転させてから、第2コンベアに送り込む機能を有していることを特徴とする自動両面研掃装置。
  2. 被研掃物の重心の垂直下方の箇所が、第1コンベアを通過し終えてコンベアの搬送面から離れ、該被研掃物が平衡を失って回転しつつ落下する際、
    前記被研掃物の前端に接触して、その回転を助長するように傾斜した案内面を有するシュート部材が、前記の被研掃物受け渡し手段に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載した自動両面研掃装置。
  3. 被研掃物の重心の垂直下方の箇所が、第1コンベアを通過し終えてコンベアの搬送面から離れ、該被研掃物が平衡を失って回転しつつ落下する際、
    回転しつつ落下する被研掃物の軌跡付近に位置せしめて、反転ローラーが設けられるとともに、
    該反転ローラー、及びその近傍に配設された複数個の案内プーリに、移送ベルトが巻き掛けられていて、
    第1コンベアから放出された被研掃物が、反転ローラーと移送ベルトとの間に挟み込まれ、反転ローラーの外周面と共に回動して上下を反転された後、移送ベルトによって第2コンベアに送給される被研掃物受け渡し手段が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載した自動両面研掃装置。
  4. 前記移送ベルトが弾性的に伸縮可能な材料によって構成されており、又は、前記複数個の案内プーリの内の少なくとも1個の回転軸が弾性的に支持されていて、テンションプーリとして機能することにより、前記移送ベルトに発生する張力が抑制され、
    反転ローラーと移送ベルトとの間に挟み込まれて移送される被研掃物に対して過大な圧力が加えられないようになっていることを特徴とする、請求項3に記載した自動両面研掃装置。
  5. 第1コンベアから放出された被研掃物を案内して、反転ローラーと移送ベルトとの間に送り込む補助シュート、
    及び又は移送ベルトから送り出される被研掃物を第2コンベアに案内する補助シュートが設けられていることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載した自動両面研掃装置。
  6. 被研掃物を第1コンベアで搬送しつつ、研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させて、該被研掃物の片方の面を研掃し、
    片方の面を研掃された被研掃物を第2コンベアで搬送しつつ、前記と異なる研掃材ノズル又は研掃材投射機の下方を通過させて、該被研掃物の他方の面を研掃する両面研掃方法において、
    第1コンベアの下方に第2コンベアを設置するとともに、
    第1コンベアを通過した被研掃物を受け取って第2コンベアに送りこむ受け渡し手段を設け、
    前記の受け渡し手段により、第1コンベアから受け取った被研掃物の上下を反転させて第2コンベアに送りこむことを特徴とする自動両面研掃方法。
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