JP2003251293A - 予備洗浄装置 - Google Patents

予備洗浄装置

Info

Publication number
JP2003251293A
JP2003251293A JP2002057881A JP2002057881A JP2003251293A JP 2003251293 A JP2003251293 A JP 2003251293A JP 2002057881 A JP2002057881 A JP 2002057881A JP 2002057881 A JP2002057881 A JP 2002057881A JP 2003251293 A JP2003251293 A JP 2003251293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular arc
conveyor
arc plates
movable
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002057881A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumichi Yamashita
山下達道
Noriaki Takaoka
高岡紀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Automatic Machine Co Ltd
Original Assignee
Koyo Automatic Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Automatic Machine Co Ltd filed Critical Koyo Automatic Machine Co Ltd
Priority to JP2002057881A priority Critical patent/JP2003251293A/ja
Publication of JP2003251293A publication Critical patent/JP2003251293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で以ってガイド部材の隙間調整を
可能とすること。 【解決手段】 反転ガイド装置50を備えた予備洗浄装
置において、反転ガイド装置50が、所定の間隔を隔て
て並列に配置した複数の固定円弧板51と、固定円弧板
51の間に配置し、上部を回動自在に軸支した複数の可
動円弧板52と、複数の掛止用の開口部を形成し、前記
円弧板の外方で回動自在に枢支した掛止板59とを備
え、可動円弧板52の最上部を連接バー56で連接し、
掛止板59の開口部59a,59bと連接バー56との
掛止位置を変更することで、複数の固定円弧板の間に複
数の可動円弧板を出入り自在に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弁当箱等の容器を洗
浄する予備洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回収した使用済み弁当箱内には、飯類や
惣菜だけでなくアルミホイル製や紙製の使い捨て皿等の
様々な残留汚物(以下「残滓」という)が残っている。
業務用の弁当箱は洗浄して再使用に供するが、再使用に
あたり古くはこれらの残滓を手作業で除去していたが、
除去効率の低さと除去コスト高の問題から、出願人は手
作業に代わり、機械的に除去する予備洗浄装置を特開平
5−184513号公報として先に提案した。
【0003】この予備洗浄装置は、図12に示すように
少なくとも容器搬送用のコンベアaと、コンベアaの終
端に一定間隔を隔てて配置し、容器bを反転させる湾曲
ガイド装置cと、容器b内に洗浄液を吹き付けて洗浄す
る洗浄ノズルdとを具備している。湾曲ガイド装置cは
所定の間隔を隔てて並列した複数の円弧板と、これらの
円弧板の上端部及び中間部の複数箇所を貫通する連結棒
とよりなり、各円弧板の隙間は、反転時に容器bの透過
を規制し、かつこれらの残滓を透過し得る間隔に設定し
てある。
【0004】そして、コンベアaの上部上で容器b内に
注水した後、湾曲ガイド装置cで誘導して反転させ、逆
さになって搬送する容器b内に上向きに噴射ノズルdか
ら洗浄水を噴射することで、容器b内の残滓を除去し得
るようになっている。尚、同図の符号eは容器bの蓋を
取る蓋取り機構で、蓋を吸着する負圧吸引式の吸盤f
と、吸盤を縦向きに往復回動する手段gとにより構成し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】前記した予備洗浄装
置にはつぎのような問題点がある。 <イ>最近、アルミホイル製や紙製の使い捨て皿の使用
が増え、容器bの反転時にこれらの使い捨て皿が湾曲ガ
イド装置cに付着したり隙間を塞いだりして残滓の落下
を阻害する。湾曲ガイド装置cの隙間に詰まった残滓を
取り除くために、洗浄作業の一時的な中断を強いられ、
予備洗浄作業を円滑に行い難い。 <ロ>湾曲ガイド装置cでの残滓の除去性能を高めるた
めには、円弧板の配置間隔を広げればよいが、隙間が広
く設定してあると反転時に容器bが傾いて湾曲ガイド装
置cの間に挟まったり、容器bが通過したりする問題が
ある。 <ハ>例えばご飯と惣菜とを夫々大きさの異なる専用容
器に入れ分けする場合があり、通常は惣菜専用容器がご
飯専用容器より横幅が大きい。このような大きさの異な
る容器を予備洗浄するには、湾曲ガイド装置cの隙間を
小形容器に合わせて設定しなければならず、そのため大
形容器を洗浄する場合、上記<イ>と同様に湾曲ガイド
装置cの目詰まりが起き易くなる。
【0006】本発明は上記したような従来の問題点に鑑
みて考えられたもので、その目的とするところは、簡易
な構成で以ってガイド部材の隙間調整を可能とする、予
備洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
容器を載置して搬送する搬送コンベアの終端部に、該搬
送コンベアと一定の間隔を隔てて対向させて配置した反
転ガイド装置を備えた予備洗浄装置において、前記反転
ガイド装置が、所定の間隔を隔てて並列に配置した複数
の固定円弧板と、前記固定円弧板の間に出入り自在に配
置した複数の可動円弧板とにより構成したことを特徴と
する、予備洗浄装置である。請求項2に係る発明は、容
器を載置して搬送する搬送コンベアの終端部に、該搬送
コンベアと一定の間隔を隔てて対向させて配置した反転
ガイド装置を備えた予備洗浄装置において、前記反転ガ
イド装置が、所定の間隔を隔てて並列に配置した複数の
固定円弧板と、前記固定円弧板の間に配置し、上部を回
動自在に軸支した複数の可動円弧板と、複数の掛止用の
開口部を形成し、前記円弧板の外方で回動自在に枢支し
た掛止板とよりなり、前記可動円弧板の最上部を連接バ
ーで連接し、前記掛止板の開口部と連接バーとの掛止位
置を変更することで、複数の固定円弧板の間に複数の可
動円弧板を出入り自在に構成したことを特徴とする、予
備洗浄装置である。請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2において、上部を軸支した各固定円弧板の
中間に可動円弧板の共通軸を貫通し、固定円弧板を二軸
で回動不能に支持したことを特徴とする、予備洗浄装置
である。請求項3に係る発明は、請求項1または請求項
2において、搬送コンベアの上方に、旋回自在でかつ昇
降自在の複数の負圧吸引式の吸盤を具備する蓋取り装置
を配備したことを特徴とする、予備洗浄装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発明
に係る実施の形態について説明する。
【0009】<イ>予備洗浄装置の全体構成 図1,2に示すように予備洗浄装置は、少なくとも無端
の搬送コンベア10と、この搬送コンベア10の上方に
配設した旋回昇降式の蓋取り装置20と、搬送コンベア
10の周囲に配置した単数又は複数の洗浄ノズル30
と、搬送コンベア10の終端側(図の左方)に配置した
湾曲ガイド装置50とを備えている。本発明は湾曲ガイ
ド装置50に改良を加えたものであり、後述する湾曲ガ
イド装置50を除いた予備洗浄装置の他の構成は公知の
各種形式を適用し得るものである。以降に主要な構成要
素について詳述する。
【0010】<ロ>コンベア類 [搬送コンベア]図2に示す如く搬送コンベア10は、
ドラム11,11の間に無端のベルト体13を巻回して
なり、ドラム11,11の何れか一方の駆動力を受けて
ベルト体13が回転する。ベルト体13は帯状ベルトで
もよいが、図4に示すように複数のピース13aの連鎖
体で構成し、ベルト体13の下半が垂れ下がるようにそ
の全長を僅かに長く設定しておくとよい。搬送コンベア
10の内部には洗浄液の透過を規制する遮水板14を配
置する。
【0011】[補助コンベア]図1,3に示すように搬
送コンベア10の下方には、該コンベア10と平行に補
助コンベア40を配置する。補助コンベア40は反転し
た容器本体Aを搬送する搬送具で、例えばスプロケット
41,41間に一対の無端のチェーン42,42を巻回
して並設すると共に、これらのチェーン体42,42の
外周側に複数の突起43付きのバー44を所定の間隔を
隔てて横架したもので、各バー44の突起43を反転し
た容器本体Aに掛止させて搬送し得るようになってい
る。また図1中の符合45は補助コンベア40の延長上
に配設した搬出コンベア、46は補助コンベア40の下
方に設置した残滓槽である。
【0012】また図2,3に示す如く、搬送コンベア1
0の側方には蓋回収用の回収コンベア47を配置し、容
器本体Aから取り外した蓋Bを、回収コンベア47上へ
移し変えて回収し得るようになっている。また本例では
蓋Bの回収手段がコンベアである場合について説明する
が、蓋Bの回収手段はコンベアに限定されず、搬送コン
ベア10の側方に配置した図示しない回収槽へ直接落下
させて回収するか、或いは滑り台のように滑走させて回
収するようにしてもよく、要は搬送コンベア10の側方
で蓋Bを回収できればよい。
【0013】<ハ>洗浄ノズル 図1に示すように補助コンベア50の内部と搬送コンベ
ア10の終端の上方には夫々洗浄ノズル30,31を配
設する。洗浄ノズル30,31は例えば中空管の周面に
小孔を穿設してなり、容器本体Aの搬送方向に対し直交
方向に配置する。放出方向が下向きの洗浄ノズル31
は、反転前の容器本体A内へ大量の洗浄液を注水するた
めのノズルであり、また放出方向が上向きの洗浄ノズル
30は、補助コンベア50上を通過する反転後の容器本
体Aに対して洗浄液を高圧で噴射するためのノズルであ
る。
【0014】<ニ>湾曲ガイド装置 搬送コンベア10の終端側(図1,2の左方)に、コン
ベア10の湾曲部との間に一定の間隔を隔てて配置した
湾曲ガイド装置50は、容器本体Aの反転時のガイド部
材であると共に、容器本体Aに残置した箸やスプーン等
の異物を透過して排除して、搬送コンベア10の円滑な
回転を保証する部材であるが、本発明では以下に説明す
るように湾曲ガイド装置50の隙間を任意に調整できる
ようになっている。
【0015】図4〜図9に示すように湾曲ガイド装置5
0は、一定の間隔を隔てて交互に配置した複数の固定円
弧板51と、隣り合う各固定円弧板51,51の間に出
入り自在に配置した複数の可動円弧板52とを具備して
いる。両円弧板51,52はその内側の曲率を等しく形
成し、その全長は可動円弧板52が固定円弧板51に対
して相対的に短く設定してある。
【0016】各固定円弧板51はその上端部を装置本体
に固定した固定軸53に、またその中間部を装置本体に
固定した共通軸54に夫々貫通して、回動不能に取り付
けてある。
【0017】各可動円弧板52はその上端部を前記した
共通軸54に貫通して該軸54を中心に回動可能に枢支
する。各可動円弧板52に対して外部から同時に回動力
を付与するため、各可動円弧板52の側面にレバー55
の下端を一体に取り付け、各レバー55の上端部を筒状
または棒状の連接バー56で連接する。連接バー56に
よる各レバー55の連接位置は、前記した共通軸54の
枢支位置より上方に設定する。また一部のレバー55を
連接バー56より上方へ突出するように長く形成し、こ
の連接バー56の延長部と固定軸53との間にバネ57
を張設する。バネ57は、全ての可動円弧板52が共通
軸54を中心とする湾曲ガイド装置50の外側への回動
力として常時作用させるばねで、設置箇所は図示した箇
所に制限されるものではない。また全可動円弧板52の
静止位置を段階的に規制するため、装置本体に固定した
支軸58に掛止板59の中間部を枢支する。支軸58を
間に挟んで掛止板59の内方には連結バー56と掛止可
能な開口部59a,59bを所定の間隔を隔てて複数設
け、また掛止板59の外方には操作バー59cを横架し
て設ける。操作バー59cの上下操作により、連接バー
56に対する各開口部59a,59bの掛止位置を変え
ることで、全可動円弧板52の静止位置を段階的に変更
し得るようになっている。
【0018】<ホ>蓋取り装置 図1に示すように搬送コンベア10の上方に配設した蓋
取り装置20について説明すると、蓋取り装置20は負
圧吸引式の複数の吸盤21を具備し、これらの吸盤21
を搬送コンベア10に対して昇降可能で、かつ搬送コン
ベア10と回収コンベア57との間を、回転軸22を中
心に旋回可能に配設されている。
【0019】各部について詳述すると、図3に示すよう
に装置本体の静止部材60に、一方向に回転駆動する回
転軸22を垂下し、回転軸22の中間部と最下部に夫々
上位回転板23と下位回転板24を固着している。両回
転板23,24の両端部間の対称位置に二本の昇降軸2
5,25を貫通配置し、各昇降軸25の両側に並設した
棒状のガイド27,27の上下両端を両回転板23,2
4に固着する。両回転板23,24に対して各昇降軸2
5は昇降可能であるが、ガイド27,27は昇降不能で
ある。各昇降軸25の中間に昇降体28を設け、またそ
の下端に複数の吸盤21を配列した吸着板26,26を
逆T字形に固着する。一対のガイド27,27は、昇降
軸25、昇降体28、吸着板26これら一連の部材の昇
降を許容するように昇降体28を貫通しており、また回
転軸22の回転力に伴い両回転板23,24および各軸
25,27へ経て両吸着板26,26へ旋回力を付与で
きるようになっている。
【0020】図3,10を基に吸盤21の昇降機構につ
いて説明すると、昇降体28より上位の昇降軸25に昇
降体28を通過不能な鍔体29が突設してあって、この
鍔体29が昇降体28の上部に当接することで昇降体2
8の降下位置を一定に規制し得るようになっている。ま
た昇降軸25は昇降体28に対し回動可能である。そし
て、各昇降体28の外方の側面に設けた空転式のガイド
ローラ28aを、昇降軸22,22の回転軌跡の外方に
固定して設けた環状の昇降用板カム61に走行可能に載
置して、水平のガイド面61aと略U字形に窪んだ降下
面61bとを形成した昇降用板カム61に沿って前記ガ
イドローラ28aが走行することで、昇降軸25と一体
の吸盤21に昇降運動を付与するようになっている。本
例では蓋Bの取り外し位置に合わせて降下面61bを昇
降用板カム61に一箇所だけ形成する場合について説明
するが、蓋Bの回収位置に併せて二箇所に形成しても良
い。
【0021】図3において、回転軸22に貫挿して上位
回転板23に搭載したドーナツ形の分配機70は、装置
本体の静止部材60から延びる垂下材62により非回転
状態で垂下する。分配機70の下面には、図11に示す
ようにコンプレッサに接続した円弧状の負圧溝71と大
気孔72とが同一の円形線上に形成してあり、一方、ホ
ース73や軸路25aなどを通じて吸引力を各組の吸盤
21へ伝えられるように流路が形成してあって、そのホ
ース73の一端が上位回転板23の上面に露出してい
る。上位回転板23に連通したホース72の露出端が、
連続的に負圧を発生する分配機70の負圧溝71を通過
中に各組の吸盤に吸引力を生じ、負圧溝71の通過後に
負圧が切れるようになっている。したがって、この負圧
溝71は搬送コンベア10上における蓋Bの取り外し位
置から回収コンベア57の上方へ達する約180度の区
間に亘って形成してあればよい。
【0022】図11に示すように上位回転板23の上方
に突出する各昇降軸25,25の上部にスプラインを形
成してレバー80,80を設ける。レバー80は昇降軸
25に対してスライド(昇降)可能で、かつ回転力を伝
達可能に嵌装し、またその自由端にガイドローラ81を
有する。回転軸22の同心上に、ガイドローラ81と係
合可能な環状の補正用板カム63を固定して設けると共
に、レバー80と上位回転板23との間にばね82を張
設する。ガイドローラ81が当接する補正用板カム63
の側面には、同一半径のガイド面63aと、ガイド面6
3aより内側へ窪んだ後退面63bとを連続して形成し
ていて、ガイドローラ81が後退面63bを通過すると
きに公転中の昇降軸25に反時計回り方向の回転力を付
与し得るようになっている。このように構成したのは、
吸盤21が蓋Bを吸着する際に昇降軸25の回動を補正
(吸盤21の旋回運動を容器の搬送方向に沿った平行移
動運動に変えること)して、吸盤21の摩滅を解消する
ためである。
【0023】
【作用】つぎに洗浄方法について説明する。
【0024】<イ>蓋の分離 図1,2において、搬送コンベア10上に所定の間隔を
隔てて載置された容器が右方から左方へ向けて移動す
る。一方、蓋取り装置20を構成する吸盤21を装備し
た吸着板26は回転軸22の回転駆動に伴い搬送コンベ
ア10と回収コンベア57の上方を旋回する。一組の吸
着板26が搬送コンベア10の交差(横断)位置に達す
ると、昇降軸25が昇降して吸盤21が蓋Bの上面に吸
着する。蓋Bを吸着した吸盤21は、昇降軸25と共に
上昇して蓋Bを容器本体Aから分離して持ち上げ、回収
コンベア57の真上で吸盤21の負圧が切れて蓋Bを回
収コンベア57上に受け渡す。
【0025】<ロ>容器本体の予備洗浄 図1に示すように容器本体Aが搬送コンベア10の終端
に達すると、洗浄ノズル31から大量の注水があり、容
器本体Aが湾曲ガイド装置50に沿って反転し、補助コ
ンベア40が順次図の左方から右方へ搬送する容器本体
Aに対して、洗浄ノズル30から洗浄液を噴射して容器
本体Aを洗浄する。残滓は残滓槽46で回収する。
【0026】<ハ>湾曲ガイドの隙間調整 洗浄対象の容器本体Aがご飯と惣菜とを夫々大きさの異
なる専用容器に入れ分けする場合、ご飯専用容器は惣菜
専用容器より小さい。容器本体Aが小形容器の場合は、
図6,7に示すように湾曲ガイド装置50を構成する複
数の可動円弧板52を固定円弧板51と同位置に位置さ
せて、円弧板51,52間の隙間を狭いピッチに揃えて
おく。これにより小形の容器本体Aが反転時に傾かない
ように対処しておく。
【0027】また洗浄対象が大きな容器本体Aの場合、
図6に示した湾曲ガイド装置50の円弧板52と51の
狭ピッチでも反転は可能であるが、目詰まりが起き易く
なる。そこで、大きな容器本体Aの場合は、図8,9に
示すように湾曲ガイド装置50を構成する可動円弧板5
2を固定円弧板51の位置より後方に位置させて、固定
円弧板51,51だけの広いピッチに揃えておく。これ
により反転時に容器本体Aの傾きを防止すると共に、広
いピッチで残滓を透過させて湾曲ガイド装置50の目詰
まりを回避する。
【0028】前記したように全ての可動円弧板51を前
後方向へ回動して反転ガイド装置50の隙間調整をする
には、バネ57を僅かに引き伸ばしながら操作バー59
cを上下操作して、連接バー56に対する各開口部59
a,59bの掛止位置を変えるだけの簡単に操作でよ
い。
【0029】
【本発明の効果】本発明は以上説明したように、洗浄対
象の容器の大きさに応じて、可動円弧板を回動操作して
反転ガイド装置の隙間を最適に調整できるので、容器の
傾きや通過を防止しつつ、残滓によるを最適な隙間から
透過して目詰まりを防止できる。そのため、洗浄作業の
中断がなくなり予備洗浄作業を円滑に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】予備洗浄装置の縦断面図
【図2】予備洗浄装置の平面図
【図3】図1におけるIII−IIIの断面図
【図4】一部を省略した反転ガイド装置の斜視図
【図5】反転ガイド装置の平面図
【図6】図5におけるVI−VIの断面図
【図7】図5における反転ガイド装置の側面図
【図8】可動円弧板の一部を省略した反転ガイド装置の
側面図
【図9】図8における反転ガイド装置の中央断面図
【図10】吸盤の昇降手段の説明図
【図11】旋回補正機構の説明図
【図12】本発明が前提とする予備洗浄装置の説明図
【符号の説明】
10 搬送コンベア 20 蓋取り装置 21 吸盤 22 回転軸 23,24 回転板 25 昇降軸 30,31 洗浄ノズル 40 補助コンベア 50 湾曲ガイド 60 静止部材 70 分配機 A 容器本体 B 蓋
フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA26 AB14 AB27 BB22 BB90 CA01 3B201 AA26 AB14 AB27 BB22 BB90 BB92 CA01 3F044 AA01 AB11 AB19 BA03 CD01 CF04 CF05 3F081 AA18 BB01 BE03 BF04 BF20 CA26 CA28 CC08 DA04 DA08 DA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を載置して搬送する搬送コンベア
    の終端部に、該搬送コンベアと一定の間隔を隔てて対向
    させて配置した反転ガイド装置を備えた予備洗浄装置に
    おいて、 前記反転ガイド装置が、所定の間隔を隔てて並列に配置
    した複数の固定円弧板と、 前記固定円弧板の間に出入り自在に配置した複数の可動
    円弧板とにより構成したことを特徴とする、 予備洗浄装置。
  2. 【請求項2】 容器を載置して搬送する搬送コンベア
    の終端部に、該搬送コンベアと一定の間隔を隔てて対向
    させて配置した反転ガイド装置を備えた予備洗浄装置に
    おいて、 前記反転ガイド装置が、所定の間隔を隔てて並列に配置
    した複数の固定円弧板と、 前記固定円弧板の間に配置し、上部を回動自在に軸支し
    た複数の可動円弧板と、 複数の掛止用の開口部を形成し、前記円弧板の外方で回
    動自在に枢支した掛止板とよりなり、 前記可動円弧板の最上部を連接バーで連接し、 前記掛止板の開口部と連接バーとの掛止位置を変更する
    ことで、複数の固定円弧板の間に複数の可動円弧板を出
    入り自在に構成したことを特徴とする、 予備洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上
    部を軸支した各固定円弧板の中間に可動円弧板の共通軸
    を貫通し、固定円弧板を二軸で回動不能に支持したこと
    を特徴とする、予備洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、搬
    送コンベアの上方に、旋回自在でかつ昇降自在の複数の
    負圧吸引式の吸盤を具備する蓋取り装置を配備したこと
    を特徴とする、予備洗浄装置。
JP2002057881A 2002-03-04 2002-03-04 予備洗浄装置 Pending JP2003251293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002057881A JP2003251293A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 予備洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002057881A JP2003251293A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 予備洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003251293A true JP2003251293A (ja) 2003-09-09

Family

ID=28668040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002057881A Pending JP2003251293A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 予備洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003251293A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120564A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Daido Corp パレット搬送装置
JP2010115733A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sanpoo:Kk 自動両面研掃装置、及び自動両面研掃方法
JP2011020835A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Heian Corp 加工木材反転装置
JP2012126493A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Yazaki Corp 電線搬送装置及び電線搬送方法
CN106975643A (zh) * 2017-04-28 2017-07-25 南通中邦微电子股份有限公司 一种高稳定二极管溶剂型线路板清洗机用的出料机构
KR101823757B1 (ko) * 2016-05-03 2018-03-14 (주)명성 배추이송용 반전 컨베이어장치 및 구동방법
KR101918105B1 (ko) * 2017-02-03 2018-11-14 주식회사 이그린테크 식재료 분리 배출장치
CN113247587A (zh) * 2021-05-31 2021-08-13 中国第十八冶金建设有限公司 一种空调滤网夹持翻转装置
CN113633241A (zh) * 2021-08-04 2021-11-12 刘运来 一种餐饮用盘子清洗辅助下料装置
CN115608730A (zh) * 2022-12-20 2023-01-17 河北大安制药有限公司 一种微生物培养皿加热风干清理装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120564A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Daido Corp パレット搬送装置
JP2010115733A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sanpoo:Kk 自動両面研掃装置、及び自動両面研掃方法
JP2011020835A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Heian Corp 加工木材反転装置
JP2012126493A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Yazaki Corp 電線搬送装置及び電線搬送方法
KR101823757B1 (ko) * 2016-05-03 2018-03-14 (주)명성 배추이송용 반전 컨베이어장치 및 구동방법
KR101918105B1 (ko) * 2017-02-03 2018-11-14 주식회사 이그린테크 식재료 분리 배출장치
CN106975643A (zh) * 2017-04-28 2017-07-25 南通中邦微电子股份有限公司 一种高稳定二极管溶剂型线路板清洗机用的出料机构
CN113247587A (zh) * 2021-05-31 2021-08-13 中国第十八冶金建设有限公司 一种空调滤网夹持翻转装置
CN113247587B (zh) * 2021-05-31 2022-12-23 中国第十八冶金建设有限公司 一种空调滤网夹持翻转装置
CN113633241A (zh) * 2021-08-04 2021-11-12 刘运来 一种餐饮用盘子清洗辅助下料装置
CN113633241B (zh) * 2021-08-04 2022-09-16 山东绿能环宇低碳科技有限公司 一种餐饮用盘子清洗辅助下料装置
CN115608730A (zh) * 2022-12-20 2023-01-17 河北大安制药有限公司 一种微生物培养皿加热风干清理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101977388B1 (ko) 전복 세척장치
JP2003251293A (ja) 予備洗浄装置
US8663726B2 (en) Method and apparatus for lapping food dough
JP3388449B2 (ja) 予備洗浄装置における蓋取り装置
JPH0680229A (ja) ベルトコンベア手段
KR101076727B1 (ko) 회전식 맛김치 절단장치
US20100224082A1 (en) Food dough extending apparatus
EP1253084B1 (en) A packaging processing apparatus in a packaging machine
JP4635646B2 (ja) 作物洗浄装置
US20230067001A1 (en) Inversion guide device and tofu production device
KR20120051868A (ko) 리프트형 판유리 방향 전환장치
CN213446193U (zh) 一种包装桶残料倒出系统
JP3889237B2 (ja) 付着物除去装置
JP2011162223A (ja) 横形製袋充填機の供給コンベヤ
JP2004224555A (ja) スクレーパコンベア用のクリーニング装置及び搬送設備
US2655928A (en) Bottle cleansing machine
JP4166323B2 (ja) 形鋼材の反転装置
KR100993992B1 (ko) 브렌딩 리크레머의 휠 버켓 전환장치
JP4881148B2 (ja) ベルト式真空包装装置
JPH06141687A (ja) 育苗箱用播種装置における土供給装置
JP2005082362A (ja) 函の反転方法とその装置、それらを利用したゴミ落し装置
JP2001354318A (ja) 水流式整列装置
JPH1156328A (ja) 球状作物供給装置
JP2529150B2 (ja) 予備洗い装置における蓋取り装置
JPH05308893A (ja) いかクリ−ンチュ−ブの連続製造方法ならびにその製 造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603