JP2010115528A - 穿刺針カートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 穿刺器具本体101に装着する穿刺針カートリッジにおいて、穿刺針を有するランセット本体203と、そのランセット本体203を移動可能なように収納する穿刺針ホルダー201とを備え、さらに、ランセット本体203はアーム手段302を有し、穿刺針ホルダー201はその内部にアーム手段302と協働する被係止手段403を有する。そして、穿刺針保護キャップ202を外した穿刺針カートリッジ102を穿刺器具本体に装着させる時、アーム手段302と被係止手段403とが協働して、アーム手段302が外側に弾性変形するとともに、アーム手段302と穿刺器具本体とが当接することにより、穿刺準備ができず、これにより再使用できないようにした。
【選択図】図6(a)
Description
ジにおいて、前記ランセット本体は、その胴部後端に、前記穿刺針ホルダーの後端面と協働する第2の凸部をさらに有することを特徴とするものである。
ダー内を移動しないよう前記ランセット本体を固定可能とするものであり、前記穿刺針保護キャップを有する該穿刺針カートリッジを穿刺器具本体に差し込むと、前記ランセット本体が前記穿刺針ホルダー内を移動しないように固定されるとともに、前記アーム手段と前記穿刺器具本体のハウジングとが係合して、前記アーム手段がランセット本体の中心方向へ弾性変形し、前記穿刺針保護キャップを外した該穿刺針カートリッジを穿刺器具本体に差し込むと、前記ランセット本体と前記穿刺針ホルダーとが相互に近づくように移動するとともに、前記アーム手段と前記被係止手段の凸部とが協働し、前記アーム手段がランセット本体の外方向へと弾性変形するようにしたので、前記穿刺針カートリッジの再使用を防止でき、かつ、前記穿刺針の突出も防止できるため、感染問題の防止や安全性を高める効果がある。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る穿刺針カートリッジについて図1〜図6を用いて説明する。
図2は、本実施の形態1に係る穿刺針カートリッジを示す構成図である。図2において、穿刺針カートリッジ102は、穿刺針ホルダー201と、穿刺針保護キャップ202とランセット本体203とを有する。穿刺針保護キャップ202はランセット本体203の穿刺針を覆い、該穿刺針保護キャップ202とランセット本体203とからなるランセット204として筒状の穿刺針ホルダー201の内径部205に収納される。なお、本実施
の形態1に係る穿刺針カートリッジ102は、穿刺針が突出できるようにランセット本体203がその軸心方向に穿刺針ホルダー201内を移動可能なように収納されている。
図3はランセット204の構成図である。図3において、ランセット204は、穿刺針301を有するランセット本体203と穿刺針301を保護する穿刺針保護キャップ202とを有しており、穿刺針301は、穿刺針保護キャップ202に有するランセット本体203の胴部と同形状の穿刺針保護部307により保護される。さらに、ランセット本体203はアーム手段302と、ランセット本体第1の凸部303とランセット本体第2の凸部304とを有する。
図4に示すように、穿刺針ホルダー201は、開口部401が形成された皮膚接触部402を先端に有し、さらに、その内部が凸部により形成され、該凸部とアーム手段302とが協働する被係止手段403を有する。さらに、穿刺針ホルダー201はランセット本体203の第1の凸部303と係合し、ランセット本体203をより直進運動させるためのガイドとしての穿刺針ホルダー溝404を軸心方向に有している。そして、穿刺針ホルダー201は、ランセット本体203の先端方向への抜けを防止するため、ランセット本体203のランセット本体第2の凸部304と協働する穿刺針ホルダー後端面405を有する。
し、穿刺針ホルダー201にはめ込みやすい形状にすることにより、ランセット本体203は該第2の凸部304を弾性変形させながら、容易にランセット204を図2に示す位置まで押し込むことができる。これにより、容易にランセット本体を穿刺針ホルダーに組み込むことができ、穿刺針カートリッジの組立工数を削減することができる。なお、本実施の形態1では、図2に示すような、ランセット204と穿刺針ホルダー201との組み込みが完了したランセット本体203の位置をランセット本体203の初期位置(以下第1の位置とする)とする。
図6(a)は、本実施の形態1に係る穿刺針カートリッジ102を装着した穿刺器具の穿刺前の内部構成を示す断面図である。図6(b)は、穿刺針保護キャップ202をはずし穿刺待機状態の穿刺器具の内部構成を示す断面図である。図6(c)は、穿刺時において穿刺針が突出した位置の穿刺器具の内部構成を示す断面図である。図6(d)は、穿刺後の穿刺器具の内部構成を示す断面図である。図6(e)は、穿刺器具から穿刺針カートリッジ102を廃棄する際の構成を示す断面図である。
なお、本実施の形態1では、穿刺針保護キャップを手にフィットさせ易いようにローレット形状604にしたが、これに限るものではなく、八角形や指形状にしても良い。
るものではなく、例えば、穿刺準備の際、一旦、付勢力を蓄えるためにプランジャ601及びランセット本体203を穿刺方向と反対方向へ移動させるような穿刺器具に対応するために、前記初期位置より後方の位置を穿刺準備位置とする構成にしてもよく、このとき、該穿刺準備位置を第1の位置として、以後同様の動作を行うとよい。
穿刺終了後、穿刺針カートリッジ102を取り外す際に、使用者は、まず、穿刺針カートリッジ102が図6(d)の状態から、穿刺針ホルダー201を持ち、該穿刺針カートリッジ102の引き抜き動作を行うと、穿刺針ホルダー201とランセット本体203とが相互に遠ざかるように移動することにより、ランセット本体203は、前記第3の位置からランセット本体のアーム手段302が被係止手段403よりも後端側に位置する第1の位置まで戻り、ランセット本体のアーム手段302の係止部305が穿刺針ホルダーの後端405に、及び/または第1の凸部303が穿刺針ホルダー溝404に当接し、さらに引き抜く動作を行うと、ランセット本体203と穿刺器具本体のプランジャ601との係合、及びアーム手段303と穿刺器具本体のハウジング602との係合が解除されるとともに、アーム手段302のランセット本体の中心方向への弾性変形が解除される。このように、図6(e)に示すような取り外し後の状態では、ランセット本体が前記第3の位置から前記第1の位置へ移動し、さらにランセット本体の中心方向へ弾性変形していたアーム手段302が元の位置に戻るため、穿刺針ホルダー内において、ランセット本体203を穿刺方向に移動させてもアーム手段302が被係止手段403と協働することにより穿刺針が突出することがない。これにより、廃棄時において、穿刺針保護キャップを要することなく安全に廃棄することが可能である。
用し穿刺針保護キャップ202を外した穿刺針カートリッジ102を穿刺器具本体101に差し込もうとすると、穿刺針ホルダー201とランセット本体203とが相互に近づくように移動するとともに、アーム手段302と被係止手段403とが協働し、該アーム手段302が外側に弾性変形する。これにより、外方向へ広がったアーム手段302と穿刺器具の挿入口あるいはハウジングとが当接することにより、穿刺針カートリッジ102を完全には穿刺器具本体101に装着できないため、再度穿刺することができない。すなわち、一度穿刺動作を行った後、穿刺器具から取り外した穿刺針カートリッジは、再使用ができないとともに穿刺針301が突出することがない構造とすることができる。
203はアーム手段302を有し、穿刺針ホルダー201はアーム手段302と協働する被係止手段403を有するようにし、該アーム手段302と被係止手段403とが協働したときにランセット本体203の穿刺方向への移動が係止される構成としたので、穿刺針の突出が穿刺時のみとすることができ、穿刺針カートリッジの安全性を高めることができ、さらに、1度使用し穿刺針保護キャップ202を外した穿刺針カートリッジ102を穿刺器具本体101に装着させるときに、ランセット本体203のアーム手段302とホルダー201の被係止手段403とが協働するようにしたことにより、1度使用した穿刺針を再使用することを防止できる。
102 穿刺針カートリッジ
201 穿刺針ホルダー
202 穿刺針保護キャップ
203 ランセット本体
204 ランセット
205 穿刺針ホルダー内径部
301 穿刺針
302 アーム手段
303 ランセット本体第1の凸部
304 ランセット本体第2の凸部
305 係止部
306 先端部
307 穿刺針保護部
401 開口部
402 皮膚接触部
403 被係止手段
404 穿刺針ホルダー溝
405 穿刺針ホルダー後端面
601 プランジャー
602 ハウジング
603 穿刺針ホルダーカバー
604 ローレット形状
605 被係止手段の内径
606 ハウジングの内径
701 穿刺針カートリッジ
702 穿刺針保護キャップ
703 穿刺針
704 ランセット本体
705 大径部
706 穿刺針ホルダー
Claims (5)
- 穿刺針を有するランセット本体及び前記穿刺針を保護する穿刺針保護キャップからなるランセットと、開口部を有し前記ランセット本体をその内部にて移動可能なように収納する穿刺針ホルダーとから構成される穿刺針カートリッジにおいて、
前記ランセット本体は、その一端が該ランセット本体に接続され、その他端が該ランセット本体の先端側に向かってテーパ状に広がって開放する形状を有し、かつ、前記ランセット本体の中心方向あるいは外方向へ弾性変形可能なアーム手段を、さらに有し、
前記穿刺針ホルダーは、前記アーム手段と協働する被係止手段をさらに有し、前記ランセット本体を、前記アーム手段が前記被係止手段より後端側に位置する前記ランセット本体の初期位置または穿刺準備位置である第1の位置から穿刺針が突出した位置である第2の位置へと、軸心方向に沿って移動可能に収納する筒状のホルダーであり、
前記ランセット本体は、前記第1の位置から穿刺方向へ移動する際、前記アーム手段が、前記穿刺針ホルダーの被係止手段と協働して、該ランセット本体の外方向へ弾性変形するとともに、その前記被係止手段が前記アーム手段の一端の接続部分と当接して、その穿刺方向への移動が係止されるものであり、
該穿刺針カートリッジは、前記ランセット本体の後端側から前記穿刺器具本体に差し込まれると、前記アーム手段が、その穿刺器具本体のハウジングと係合して、該ランセット本体の中心方向へ弾性変形して、前記穿刺針ホルダーの被係止手段と協働しないことにより、前記ランセット本体が前記第1の位置から前記第2の位置へ移動して穿刺動作が行われ、
穿刺終了後、該穿刺針カートリッジを穿刺器具から取り外す際、該穿刺針カートリッジを引っ張ると、前記ランセット本体が、前記穿刺針ホルダーと相互に遠ざかるように移動して、穿刺終了位置である第3の位置から前記第1の位置へ戻り、さらに該穿刺針カートリッジを引っ張ると、前記アーム手段と前記穿刺器具本体のハウジングとの係合が解除されるとともに、前記アーム手段の該ランセット本体の中心方向への弾性変形が解除される、
ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。 - 請求項1に記載の穿刺針カートリッジにおいて、
前記被係止手段は、前記穿刺針ホルダー内部に設けられた凸部により形成されており、
前記穿刺針保護キャップは、前記穿刺針を保護するとともに、該穿刺針カートリッジを穿刺器具本体に差し込む際に、前記ランセット本体が前記穿刺針ホルダー内を移動しないよう前記ランセット本体を固定可能とするものであり、
前記穿刺針保護キャップを有する該穿刺針カートリッジを穿刺器具本体に差し込むと、前記ランセット本体が前記穿刺針ホルダー内を移動しないように固定されるとともに、前記アーム手段と前記穿刺器具本体のハウジングとが係合して、前記アーム手段がランセット本体の中心方向へ弾性変形し、
前記穿刺針保護キャップを外した該穿刺針カートリッジを穿刺器具本体に差し込むと、前記ランセット本体と前記穿刺針ホルダーとが相互に近づくように移動するとともに、前記アーム手段と前記被係止手段の凸部とが協働し、前記アーム手段がランセット本体の外方向へと弾性変形する、
ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。 - 請求項1に記載の穿刺針カートリッジにおいて、
前記ランセット本体は、その胴部に第1の凸部を有し、前記穿刺針ホルダーは、前記第1の凸部と係合する溝を軸心方向に有し、前記溝が前記第1の凸部をガイドして、前記ランセット本体が前記穿刺針ホルダー内部を軸心方向に移動する、
ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。 - 請求項1に記載の穿刺針カートリッジにおいて、
前記ランセット本体は、その胴部後端に、前記穿刺針ホルダーの後端面と協働する第2の凸部をさらに有する、
ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。 - 請求項4に記載の穿刺針カートリッジにおいて、
該穿刺針カートリッジは、前記穿刺針ホルダーに前記ランセットが組み込まれてなるものであり、
前記第2の凸部は、弾性変形可能な素材から構成され、該ランセット本体の胴部後端に向けて傾斜する形状であり、
前記ランセット部と前記穿刺針ホルダーを組み込む際、前記ランセットの後端を前記穿刺針ホルダーの先端からはめ込み、前記第2の凸部を弾性変形させながら組み込む、
ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。
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JP2012005518A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Nipro Corp | ディスポーザブル型穿刺器具 |
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2010
- 2010-02-22 JP JP2010036658A patent/JP2010115528A/ja active Pending
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