JP2010114785A - 映像送信装置、映像送信方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

映像送信装置、映像送信方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像データに含まれる送信先において表示させたくない物体を簡便かつ確実に非表示とする。
【解決手段】撮像装置から取得した映像データを編集して受信装置に送信する映像送信装置であって、撮像装置から映像データを取得する取得部と、映像データにおける検知領域を設定する領域設定部と、検知領域内に物体が存在することを検知する物体検知部と、物体検知部が検知領域内に物体が存在することを検知した場合に、映像データの物体を含む領域を、受信装置において物体が表示されないように編集する編集部と、編集された映像データを受信装置に送信する送信部とを備える。編集部は、映像データにおける物体の占める領域が変更された場合に、変更後の物体を含む領域を編集する。
【選択図】図7

Description

本発明は、映像送信装置、映像送信方法、およびコンピュータプログラムに関する。
近年、ビデオカメラなどで映像を撮影し、インターネットや専用線を通じて相手先に送信する映像送信装置が提案され、ビデオ会議や監視等に応用されている。映像送信装置において、プライバシー保護等のために送信相手に映像の一部を見せたくない場合には、動きがある物体を映像認識してマスキングする方法が知られている。
例えば、特許文献1に記載の技術は、送信相手に見せたくない領域をマスキングすることによって、この領域に含まれる物体を相手先に表示させない。しかしながら、この方法では、表示させたくない物体がこの領域から外れてしまった場合には相手先に表示されてしまう。また、特許文献2に記載の技術は、送信相手に見せたくない物体をユーザが予め登録しておくことによって、この物体を相手先に表示させない。しかしながら、この方法では、マスキング処理したい物体を個々に登録するのは手間がかかる上に、あらかじめ映像を用意できない物体は登録できないという問題がある。さらに、撮像装置がパン、チルト、ズームなどのカメラ制御を行った際に、表示させない物体を正しく認識し、マスキングする方法についてはいずれの文献においても述べられていない。
特許第3287382号公報 特開2002−142214号公報
そこで本発明は、映像データに含まれる送信先において表示させたくない物体を簡便かつ確実に非表示とすることを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明に係る映像送信装置は、撮像装置から取得した映像データを編集して受信装置に送信する映像送信装置であって、
前記撮像装置から前記映像データを取得する取得手段と、
前記映像データにおける検知領域を設定する領域設定手段と、
前記検知領域内に物体が存在することを検知する物体検知手段と、
前記物体検知手段が前記検知領域内に物体が存在することを検知した場合に、前記映像データの該物体を含む領域を、前記受信装置において該物体が表示されないように編集する編集手段と、
前記編集された映像データを前記受信装置に送信する送信手段と
を備え、
前記編集手段は、前記映像データにおける前記物体の占める領域が変更された場合に、該変更後の前記物体を含む領域を編集することを特徴とする。
本発明により、映像データに含まれる送信先において表示させたくない物体を簡便かつ確実に非表示とすることが可能となる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明に係る実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1および図2を参照して本実施形態に係る映像送信装置100について説明する。図1は本実施形態に係る映像送信装置100の機能ブロック図の一例である。映像送信装置100は、映像取得部101、領域設定部102、物体検知部103、編集部104、送信部105、および表示部106を備える。
映像取得部101は映像データを撮像装置130から取得する。映像データは撮像装置130で撮影された映像であり、撮像装置130から直接取得してもよいし、他の機器を介して取得してもよい。また、映像データは映像送信装置100内に記憶されたものを読み出してもよい。
領域設定部102は、映像データの表示する映像に含まれる物体のうち、受信装置140において表示させない物体を検知する領域を設定する。受信装置140において表示させない物体を検知する領域のことを検知領域と呼ぶ。領域設定部102は、指定領域取得部107と検知領域算出部108とを含む。指定領域取得部107は、映像送信装置100のユーザ150から、検知領域を指定する領域指定を取得する。検知領域として領域指定された領域を指定領域という。検知領域算出部108は映像データの映像において、検知領域とすべき領域を算出する。本実施形態では、指定領域をそのまま検知領域として設定する。
物体検知部103は、映像取得部101が取得した映像データから、検知領域内の物体を検出する。検知対象の物体は、人物のような移動を伴う物体であってもよい。
編集部104は、物体検知部103が検知領域内に物体を検知した場合に、受信装置140においてその物体が表示されないように、その物体を含む領域を編集した映像データを生成する。編集部104は、マスク領域設定部109、物体追尾部110、および映像編集部111を含む。マスク領域設定部109は、物体検知部103が物体を検知した場合に、その物体を含む領域をマスク領域として設定する。また、マスク領域設定部109はユーザ150からのマスク解除指示を受けてマスク領域を解除する。物体追尾部110は、マスク領域内の物体の移動を追尾して、マスク領域を更新する。映像編集部111は、映像取得部101が取得した映像データに対して、マスク領域をマスキングする編集処理を行う。
送信部105は、映像編集部111が編集した映像データを、通信ネットワーク等を介して受信装置140に送信する。受信装置140への送信は直接であっても間接であってもかまわない。例えば、編集した映像データをリアルタイムに受信装置140に送信してもよいし、編集した映像データのファイルを非同期に受信装置140に送信してもよい。例えば、映像送信装置100の送信する映像データがテレビ番組の場合には、受信装置140はテレビ受信器などであり得る。映像送信装置100の送信する映像データがビデオ会議の映像である場合には、受信装置140は会議相手のPCなどであり得る。
表示部106は、映像取得部101が取得した映像データやマスク領域設定部109が設定したマスク領域などを表示する。
図2は本実施形態に係る映像送信装置100のハードウェア・ブロック図の一例である。なお、図2は、本発明の実施形態に対応する映像送信装置100の構成を実現するための最小限の構成を示しており、映像送信装置100に係わるその他の機構については説明の簡単のために省略している。
マイクロプロセッサであるCPU201は、ROM203、ハードディスク(HD)212、外部メモリドライブ211にセットされた記憶メディアに記憶されたコンピュータプログラムやデータなどに基づき、映像送信装置100を制御する。
RAM202は、CPU201のワークエリアとして機能し、ROM203やHD212等に格納されたコンピュータプログラムを保持する。また、以下に説明する検知領域の座標や各種設定などの一時データを記憶するのにも用いられる。
ROM203、外部メモリドライブ211にセットされた記憶メディア或いは、HD212には、後述するフローチャートに示されるような、CPU201により実行されるコンピュータプログラムなどが記憶されている。
キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード(KB)209や図示しないマウス、リモコンなどのポインティングデバイスからの入力を制御する。KBC205は、指定領域取得部107として機能する。ディスプレイコントローラ(DPC)206は、ディスプレイ210の表示を制御する。ディスプレイ210は表示部106として機能する。ディスクコントローラ(DKC)207は、HD212および外部メモリドライブ211のアクセスを制御し、それらの記憶メディアに対して各種プログラム、並びに、フォントデータ、ユーザファイルおよび編集ファイルなどの各種データを読み書きする。ネットワークコントローラ(NC)208は、ネットワーク220との間の通信を行う。NC208は映像取得部101や送信部105として機能する。ネットワーク220を介して映像取得部101が撮像装置130から映像データを取得したり、送信部105が受信装置140に映像データを送信したりする。
なお、CPU201は、例えばRAM202上に割り当てられた表示情報領域あるいは専用のビデオメモリ(VRAM)へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、ディスプレイ210上での表示を可能にする。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソルなどにより指示されるコマンドに基づいて、登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
映像送信装置100は、検知領域設定動作と映像送信動作という2種類の動作を主に行う。検知領域設定動作は、検知領域を設定する動作である。一方、映像送信動作は、映像データを編集して、受信装置140に送信する動作である。
最初に映像送信装置100の検知領域動作について図3と図4とを用いて説明する。図3は本実施形態における映像送信装置100の検知領域設定動作の一例を説明するフローチャートである。図3のフローチャートに記載された動作は、RAM202に読み出されたコンピュータプログラムをCPU201が実行することによって処理される。
ステップS301で、映像取得部101は撮像装置130から映像データを取得して、表示部106に出力する。ステップS302で、表示部106が検知領域指定用のインタフェースを表示し、あわせて指定領域取得部107がユーザ150から領域指定を取得する。図4は本実施形態における表示部106が表示する検知領域指定用のインタフェースの一例を説明する図である。映像401は映像取得部101が取得した映像データの、ある時刻における映像であり、撮影対象の部屋の状況が映されている。領域402はユーザ150が指定した指定領域である。ユーザ150はリモコンなどの入力機器を用いて領域402の中心位置を上下左右に移動させたり、領域402の縦横の長さを変更したりすることによって、指定領域を指定する。図4においては、部屋の入り口を覆う領域402が指定領域として指定されている。ユーザ150による指定終了後に、ステップS303に移行する。
図3に戻り、ステップS303で、検知領域算出部108は、指定領域402の中心位置座標、横の長さ、および縦の長さ等の領域を表すために必要な情報を検知領域情報として物体検知部103に出力する。ユーザ150の指定領域402が検知領域として設定される。
ステップS304で、指定領域取得部107はすべての指定領域の取得を終了したか否かを判定する。例えば、指定領域取得部107はユーザ150からの終了指示を受け付けることによって、終了したか否かの判定をする。すべての検知領域指定が終了したと判定された場合(ステップS304において「YES」)は、映像送信装置100は、検知領域設定動作を終了する。一方、一部の検知領域指定が終了していないと判定された場合(ステップS304において「NO」)は、ステップS302に戻り、指定領域をさらに取得する。
続いて映像送信装置100の映像送信動作について図5と図6とを用いて説明する。図5は本実施形態における映像送信装置100の映像送信動作の一例を説明するフローチャートである。図5のフローチャートに記載された動作は、RAM202に読み出されたコンピュータプログラムをCPU201が実行することによって処理される。
ステップS501で、映像取得部101は撮像装置130から映像データを取得して、物体検知部103と映像編集部111とに出力する。ステップS502で、物体検知部103は検知領域内に物体を検知したか否かを判定する。検知したと判定された場合(ステップS502において「YES」)は、ステップS503に移行する。検知していないと判定された場合(ステップS502において「NO」)は、ステップS504に移行する。
図6を用いて映像に出現した物体の検知方法について説明する。図6は本実施形態において、映像に出現した物体の検知方法の一例を説明する図である。映像610はステップS501において取得した映像データの、ある時刻における映像である。検知領域611は、検知領域設定動作によって設定された検知領域であり、部屋の入り口を覆う領域が設定されている。物体612は、部屋に入ってきた人物である。物体検知部103は映像610における検知領域611内のデータと、過去の時刻に取得した映像における検知領域611内のデータとの差分をとる。そして、物体検知部103は、差分が閾値を超えた場合に物体612を検知する。このように、時間的に前後する映像データを比較することで物体検知部103は物体612を検知することができる。
図5に戻り、ステップS503で、表示部106は物体612を含む領域613をハイライト表示する。これによって、ユーザ150は物体612が検知されたことを認識することが容易になる。領域613は図に示すように検知領域611と同じであってもよいが、これに限られない。物体612を覆い隠す領域であればいかなるサイズや形状であってもかまわない。
また、マスク領域設定部109は、領域613をマスク領域として設定する。この際、マスク領域設定部109は、マスク領域613内の映像を受信装置140において表示させるか否かを示す公開情報も合わせて設定する。公開情報とは、受信装置140においてマスク領域内の映像を表示させる場合には「公開」となり、表示させない場合には「非公開」となる情報である。本実施形態では、公開情報の初期値を「非公開」とする。なお、領域613が所定の大きさよりも小さい場合には、ノイズと判断してマスク領域として設定しなくてもよい。
ステップS504で、マスク領域設定部109は、設定されたマスク領域に対して、ユーザ150からマスクを解除する指示を受けたか否かを判定する。ユーザ150は、ステップS503において表示部106が表示したハイライト表示を参照して、領域613内の物体612を受信装置140において表示してもよいか否かを決定する。表示してもよい場合には、リモコン等の入力機器を通じてマスク解除を指示する。指示を受けたと判定された場合(ステップS504において「YES」)は、ステップS505に移行して、マスク領域設定部109は、マスク領域の設定を解除する。この解除は、設定されているマスク領域の公開情報を「非公開」から「公開」に変更することで行う。一方、指示を受けていないと判定された場合(ステップS504において「NO」)は、ステップS506に移行する。
ステップS506で、物体追尾部110は、設定されているマスク領域の追尾処理を行う。マスク領域の追尾処理についての詳細は後述する。
ステップS507で、映像編集部111は、映像データに対して、公開情報が「非公開」になっているマスク領域にマスキング処理を施し、編集された映像データを送信部105に出力する。図6に示す映像620は、ステップS504においてマスク解除がされなかった場合に送信部105に出力される映像である。マスク領域613の公開情報が「非公開」であるため、マスク領域613がマスキングされ、マスク領域613内の映像が受信装置140において表示されない状態になっている。そのため、受信装置140のユーザは物体612を見ることができない。一方、映像630は、ステップS504においてマスク解除がされた場合に送信部105に出力される映像である。マスク領域613の公開情報がステップS505において「公開」に変更されているため、マスク領域613のマスキングが解除され、マスク領域613内の映像が受信装置140において表示される状態になっている。そのため、受信装置140のユーザは物体612を見ることができる。
ステップS508で、送信部105は編集された映像データを受信装置140に送信する。ステップS509で、ユーザ150からの映像送信終了の指示を受けたか否かを判定する。終了の指示を受けたと判定された場合(ステップS509において「YES」)には、映像送信動作を終了する。終了の指示を受けていないと判定された場合(ステップS509において「NO」)には、ステップS501に戻り、次の時刻の映像データを取得する。
続いて、ステップS506におけるマスク領域の追尾処理について、図7と図8とを用いて詳細に説明する。図7は時刻の経過に伴って、物体が移動する場合の映像の状況とその処理との一例について説明する図である。
映像710は映像データの時刻Tにおける映像である。入り口から入ってきた人物が移動して席についた状態を映している。マスク領域701は、時刻T−1におけるマスク領域である。物体702は時刻Tにおける検知された物体である。時刻T−1から時刻Tにかけて物体702が移動したので、物体702はマスク領域701からはみ出した状態になっている。したがって、このままの状態で映像データを受信装置140に送信するわけにはいかない。
背景映像720は撮影対象の部屋の背景の映像である。背景映像720は事前に取得してROM203等に記憶しておく。背景映像720はどのように取得したものであってもかまわない。例えば、映像取得部101が取得した映像データの時間的に連続する所定数のフレームの同一画素位置における各画素の画素値のメディアンを、背景映像720の同一画素位置における画素値として、映像送信中に背景映像720を作成してもよい。
図8は図5に示したステップS506におけるマスク領域の追尾処理の一例を詳細に説明するフローチャートである。図8のフローチャートに記載された動作は、RAM202に読み出されたコンピュータプログラムをCPU201が実行することによって処理される。
ステップS801で、時刻Tにおける映像710と背景映像720との差分映像730を算出する。図7に示すように、差分映像730には人物の映像とマスク領域701とのみが抽出されている。
ステップS802で、差分映像730におけるマスク領域701の近傍領域に対して、時刻T−1における物体702を用いてパターンマッチングを行い、時刻Tにおける物体702の位置を求める。
ステップS803で、ステップS802において求めた物体702に合わせて、マスク領域701を移動させ、マスク領域701の位置を更新する。このようにしてマスク領域701の位置を更新した差分映像が図7に示す差分映像740である。その後、映像編集部111は、差分映像740を背景映像720に重ね合わせることにより、時刻Tにおける編集した映像750を生成する。映像750では、物体702の移動に伴って、マスク領域701も移動しているため、物体702が受信装置140において表示されない状態が維持されている。一方、時刻Tにおいてマスク領域701の解除指示があった場合は、映像編集部111から出力される映像データは映像760のようになる。このように、映像データの送信の途中においても、物体702が受信装置140において表示される状態に変更することも可能である。なお、物体追尾部110は物体702の位置だけではなく、大きさも含めて追尾してもよい。すなわち、物体702の大きさが変化してマスク領域701に収まりきらなくなった場合に、物体追尾部110は自動的にマスク領域701を拡大する。
以上のように、本実施形態では、検知対象の物体が移動をして、もともとの検知領域の範囲を外れた場合であっても、送信先に対して検知対象の物体を非表示とすることができる。
なお、本実施形態では映像編集部111はマスク領域内の映像をマスキングことにより物体を非表示したが、本発明の編集処理はこれに限られない。例えば、映像編集部111は、マスク領域内の映像を背景映像などの過去に取得した映像に置き換えてもよい。
また、本実施形態では物体として人物を検出する例を説明したが、物体は人物に限られず、時間の変化に応じて位置や形状が変化するものであればかまわない。
なお、本実施形態ではマスク領域に公開情報を設け、公開情報が「非公開」のときのみマスキング処理を行う構成としたが、本発明において公開情報の与え方はこれに限られない。例えば、マスク領域は公開情報を持たず、図5におけるステップS505でマスク解除指示がなされた際にマスク領域を削除し、ステップS507では、存在するマスク領域のすべてにマスキング処理を施すようにしてもよい。
また、本実施形態では公開情報の種類が「公開」、「非公開」の2種類の場合を説明したが、本発明は公開情報の種類はこれに限られない。例えば、公開情報を3種類以上持ち、受信装置140の権限に応じて公開するか否かを切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では検知領域が映像内部の矩形領域である例を説明したが、検知領域の形状はこれに限られない。例えば、図9に示す斜線を付した領域901のような端部周辺領域を検知領域として指定することで、映像の外部から侵入してくる物体を非表示にすることも可能である。図9は検知領域の設定の別の例を説明する図である。
また、本実施形態では検知領域は一つである例を説明したが、複数の領域を検知領域として設定しても、本発明の効果を得ることができるのは言うまでもない。
また、本発明の映像送信装置100は外部から映像データを受信する構成で説明したが、撮像装置130等の映像データ出力元を映像送信装置100と一体に構成しても、本発明の効果を得ることができるのは言うまでもない。さらに、映像送信装置100は映像データを取得しつつ、編集された映像データをリアルタイムに受信装置140に送信してもよいし、映像データ全体を保存した後に編集された映像データを受信装置140に送信してもよい。
また、本実施形態では物体が移動をする場合を説明したが、移動に限らず、大きさの変更など、映像データにおける物体の占める領域が変更されるいかなる変化であってもかまわない。変更後の物体を覆うようにマスク領域は設定される。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、撮像装置130の撮影している範囲に変化がない場合について説明した。しかしながら、撮像装置130がパンチルト機構、ズーム機構などを備えている場合には、映像データにおいて撮影範囲が変化する場合もある。このような場合、新規に撮影範囲に含まれるようになった領域に受信装置140において表示させたくない物体が映っている可能性がある。例えば、リアルタイムに映像データを取得して、逐次的に検知領域を指定する場合に、新規に撮影範囲に含まれるようになる領域をユーザ150が事前に検知領域として指定することは難しい。そこで、第2の実施形態では、映像送信装置100が新規に映像範囲に含まれるようになった領域を自動的に検知領域として設定する形態について説明する。なお、第1の実施形態と重複する構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
図10を用いて本実施形態における映像送信装置1000について説明する。図1は本実施形態における映像送信装置1000の機能ブロック図の一例である。なお、映像送信装置1000のハードウェア・ブロック図については第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。本実施形態に係る映像送信装置1000において、検知領域算出部1008、物体検知部1003、および物体追尾部1010が第1の実施形態と異なる動作を行う。
検知領域算出部1008は、第1の実施形態で説明した動作に加えて、撮像装置130から撮像制御情報を取得する。撮像制御情報とは撮像装置130の撮影範囲を決定するパラメータであり、最大パン角度および最大チルト角度、撮影時点の撮像装置130のパン角度、チルト角度、およびズーム相対倍率、ならびに撮像装置130のワイド端での画角を含む。検知領域算出部1008はさらに、撮像制御情報に基づいて、撮影領域の算出を行い、新規に撮影範囲に含まれるようになった領域を検知領域として設定する。
物体検知部1003は、第1の実施形態で説明した動作に加えて、背景映像と処理時点の映像とを比較して物体を含む領域を切り出し、マスク領域を算出する。
物体追尾部1010は、第1の実施形態で説明した動作に加えて、撮像制御情報に基づいてマスク領域の動き補償を行うことにより、物体の追尾の精度を高める。
続いて、本実施形態における映像送信装置1000の動作について説明する。映像送信装置1000の検知領域設定動作は第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。映像送信装置1000が映像送信動作について、図11について説明する。図11は本実施形態における映像送信動作の一例を説明するフローチャートである。図11のフローチャートに記載された動作は、RAM202に読み出されたコンピュータプログラムをCPU201が実行することによって処理される。
第1の実施形態と異なる点は、ステップS1101〜ステップS1103である。 ステップS1101で、領域設定部102が検知領域を算出する。本実施形態においては撮像装置130による撮影範囲が変更される場合があるため、領域設定部102は、新規に撮影範囲に含まれることになった領域についても検知領域に含める。また、撮影範囲の変更に伴ってユーザ150が設定した検知領域が撮影範囲から外れた場合には、領域設定部102はその検知領域を検知対象から除外する。詳細は後述する。
ステップS1002で、第1の実施形態で説明した動作に加えて、物体を含む領域を切り出し、マスク領域を算出する。詳細は後述する。
ステップS1103で、第1の実施形態で説明した動作に加えて、撮像制御情報に基づいてマスク領域の動き補償を行うことにより、物体の追尾の制度を高める。詳細は後述する。
続いて、図12から図16を用いて図11におけるステップS1101の詳細について説明する。図12は本実施形態における検知領域算出部1008の詳細な機能ブロック図の一例である。検知領域算出部1008は、撮影領域算出部1201、既存領域算出部1202、新規領域算出部1203、および指定領域算出部1204を備える。
撮影領域算出部1201は、撮像装置130から取得した撮像制御情報に基づいて、パノラマ映像における撮影領域の相対位置座標を算出する。パノラマ映像とは、撮像装置130が、パン、チルト、およびズームなどのカメラ制御によって撮影可能な領域全体の映像である。相対位置座標の算出方法の詳細は後述する。
既存領域算出部1202は、撮影領域算出部1201から取得した相対位置座標に基づいて、既存の検知領域の相対座標を更新して再設定する。
新規領域算出部1203は、撮影領域算出部1201から取得した撮影領域の相対位置座標と、過去の時刻における撮影領域の相対位置座標との差分を算出し、新規に撮影領域に含まれることになった領域を検知領域として設定する。
指定領域算出部1204は、ユーザが指定した指定領域を検知領域に設定するが、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
図13を用いて、検知領域算出部1008の動作の詳細について説明する。図13は本実施形態における検知領域算出部1008の動作の一例を説明するフローチャートである。図13のフローチャートに記載された動作は、RAM202に読み出されたコンピュータプログラムをCPU201が実行することによって処理される。
ステップS1301で、撮影領域算出部1201は、撮像装置130から撮像制御情報を取得し、この撮像制御情報に基づいて、パノラマ映像における撮影領域の相対位置座標を算出する。撮像制御情報には、最大パン角度φmaxおよび最大チルト角度θmax、映像撮影時点のパン角度φ、チルト角度θ、およびワイド端を1倍とした場合のズーム相対倍率γ、ならびに撮像装置130のワイド端での水平画角λおよび垂直画角μが含まれる。
ここで、図14と図15とを用いて、撮像制御情報に基づいて、パノラマ映像における撮影領域を算出する方法について説明する。図14は本実施形態におけるパノラマ座標系の一例を説明する図である。パノラマ映像1401は撮像装置130が撮影可能な全領域を表す映像である。撮影領域1402は、ある時刻に撮像装置130が撮影している範囲を表し、撮影対象の部屋の一部の状況が映されている。パノラマ映像1401の左上の点1403を原点とし、水平方向右向きをX軸、垂直方向下向きをY軸とした座標系をパノラマ座標系と呼び、パノラマ座標系における座標をパノラマ座標と呼ぶ。パノラマ座標系における、撮影領域1402の左上の点1404および右下の点1405の座標をそれぞれ、
Figure 2010114785
とおく。
なお、本実施形態ではパノラマ映像1401全体を表しているが、これは単に説明の便宜のために表示しているに過ぎず、パノラマ座標の決定においてはパノラマ映像1401自体が必要となるわけではない。以下に説明するように、撮影領域算出部1201は撮像制御情報を用いてパノラマ座標を決定できる。
図15は本実施形態におけるパノラマ座標の算出方法の一例を説明する図である。図15(a)を用いて撮像装置130内部の撮像素子の空間座標の算出方法について説明する。撮像装置130のレンズ中心位置を原点1500とし、撮像装置130のパンチルト機構が可動範囲の中心にあるときのレンズの光軸方向をx軸とする。また、光軸に直交する水平方向の軸をy軸、光軸に直交する垂直方向の軸をz軸とする。このように定めた座標系を空間座標系と呼び、空間座標系における座標を空間座標と呼ぶ。
ワイド端での焦点距離を1とし、空間座標系において撮像装置130内部の撮像素子は領域1511に位置するとする。このとき、撮像装置130のパンチルト機構が可動範囲の中心にある場合の撮像素子上の点1512および点1513の空間座標は、ワイド端を1倍とした場合のズーム相対倍率γ、ならびにワイド端での水平画角λおよび垂直画角μを用いて、それぞれ、
Figure 2010114785
と表せる。
図15(b)を用いてパノラマ映像1401の空間座標の算出方法について説明する。パノラマ映像1401は空間座標系において領域1521に位置し、パノラマ座標系における点1403は空間座標系における点1522に位置するとする。このとき、点1522の空間座標は最大パン角度φmaxおよび最大チルト角度θmaxを用いて、
Figure 2010114785
と表せる。
図15(c)を用いて撮影領域1402の空間座標の算出方法について説明する。撮影領域1402は空間座標系において領域1531に位置し、パノラマ座標系における点1404および点1405は空間座標系における点1532および点1533にそれぞれ位置するとする。一般的に、y軸回転、z軸回転の三次元の回転行列はそれぞれ、
Figure 2010114785
と表せることが知られている。したがって、点1532および点1533の空間座標はそれぞれ、
Figure 2010114785
と表せる。その結果、点1404および点1405のパノラマ座標はそれぞれ、
Figure 2010114785
となり、パノラマ座標系における撮影領域1402の位置を、撮像制御情報を用いて表現することができる。
図13に戻り、ステップS1302で、既存領域算出部1202は既存の検知領域の設定の有無を判定する。検知領域が設定されていると判定された場合(ステップS1302において「YES」)には、ステップS1303に移行する。検知領域が設定されていないと判定された場合(ステップS1302において「NO」)には、ステップS1304に移行する。
ステップS1303で、既存領域算出部1202は、既存の検知領域と撮影領域1402との重複範囲を算出し、この重複範囲を映像撮影時点の検知領域として再設定する。既存の検知領域には、ユーザが指定した指定領域を検知領域としたものと、過去に新規に撮影範囲に含まれることになった領域によるものとがある。再び図14を用いて重複範囲の算出方法を説明する。既存領域算出部1202は撮影領域算出部1201から、現在の撮影領域1402の左上の点1404および右下の点1405のパノラマ座標を取得する。簡単のために、点1404のパノラマ座標を(X,Y)=(A,B)とおき、点1405のパノラマ座標を(X,Y)=(C,D)とおく。検知領域1406はユーザ150からの指定に基づく領域であり、撮影対象の入り口を覆う領域が指定されている。検知領域1406の左上の点1407のパノラマ座標を(X,Y)=(E,F)とおき、検知領域1406の右下の点1408のパノラマ座標を(X,Y)=(G,H)とおく。
この場合、max(A,E)<=min(G,C)かつmax(B,F)<=min(H,D)を満たす場合に撮影領域1402と検知領域1406との重複領域が存在する。ここで、max(m,n)は2つの数m,nの最大値を返す関数であり、min(m、n)は2つの数m,nの最小値を返す関数である。重複領域の左上の点のパノラマ座標は、(max(A,E),max(B,F))となり、重複領域の右下の点のパノラマ座標は、(min(G,C),min(H,D))となる。この結果、撮影領域1402の範囲から外れた検知領域1406の部分については検知領域から除外することができる。このようにして求めた重複領域を検知領域として再設定する。
図13に戻り、ステップS1304で、新規領域算出部1203が撮影領域1402の変化の有無を判定する。新規領域算出部1203は、撮影時点の時刻Tと時刻T−1とにおける点1404および点1405のパノラマ座標値の差分絶対値の合計が閾値Thより小さい場合、すなわち、
|A(T)-A(T-1)|+|B(T)-B(T-1)|+|C(T)-C(T-1)|+|D(T)-D(T-1)| < Th
が成り立つ場合にカメラ制御による撮影領域の変化はないと判定する。ここで、A(t)、B(t)、C(t)、およびD(t)はそれぞれ、時刻tにおける座標値A、B、C、およびDを表す。一方、差分絶対値の合計が閾値Th以上の場合、すなわち、
|A(T)-A(T-1)|+|B(T)-B(T-1)|+|C(T)-C(T-1)|+|D(T)-D(T-1)| ≧ Th
が成り立つ場合に撮影領域の変化があったと判定する。変化があったと判定された場合(ステップS1304において「YES」)にはステップS1305に移行し、変化がないと判定された場合(ステップS1304において「NO」)にはステップS1306に移行する。
ステップS1305で、新規領域算出部1203は、時刻T−1から時刻Tにかけて新規に撮影領域に入ってきた領域を算出して検知領域として設定する。新規領域算出部1203は、撮影領域算出部1201からR(T)と、ROM203等に記憶されているR(T−1)とを比較する。ただし、R(t)は時刻tにおける撮影領域である。そして、R(T)において、R(T−1)に含まれない部分の座標を算出し、新規の検知領域とする。
図16を用いて新規の検知領域の具体例について詳細に説明する。図16は時刻T−1から時刻Tにかけて撮影領域が右下方向に移動した場合の一例を説明する図である。領域1601は時刻T−1における映像領域すなわちR(T−1)を表し、領域1602は時刻Tにおける映像領域すなわちR(T)を表す。この場合に、R(T)に含まれるがR(T−1)に含まれない領域、すなわち斜線を付した領域1603が新規の検知領域として設定される。領域1603はどのように設定されてもよい。例えば、領域1603の各頂点の座標を設定してもよいし、パノラマ座標を管理するビットマップにおいて領域1603に含まれるビットにフラグを立ててもよい。
続いて、図17と図18とを用いて図11におけるステップS1102の詳細について説明する。図17は本実施形態における物体検知部1003の詳細な機能ブロック図の一例である。なお、第1の実施形態で説明した機能については省略する。物体検知部1003は、切り出し部1701、物体判定部1702、および出力部1703を備える。
切り出し部1701は、映像取得部101が取得した映像のうち、知領域に設定されている領域を切り出して物体判定部1702に出力する。物体判定部1702は、事前に取得したパノラマ映像の背景映像と、切り出し部1701が切り出した領域とを比較して、物体が存在するか否かを判定する。判定の詳細は後述する。出力部1703は、物体判定部1702の検知結果に基づいて、物体を含む領域をハイライト領域として表示部106に出力する。
物体検知処理について図18を用いてさらに詳しく説明する。図18は本実施形態における物体の切り出しの一例を説明する図である。映像1800は映像取得部101が取得した、時刻Tにおける映像である。領域1801はユーザ150によって指定された検知領域である。領域1802は撮影範囲の移動により、時刻Tにおいて新規に検知領域となった領域である。時刻Tにおける撮影範囲の変更により、人物である物体1803が撮影領域内に含まれるようになっている。
切り出し部1701は、映像1800から、検知領域1801と検知領域1802とを切り出す。そして、物体判定部1702は、事前に取得していた背景映像と、切り出された領域との差分をとる。差分が閾値を超えた場合に、物体判定部1702は検知領域内に物体1803が含まれると判定する。
その結果、映像1810に示すように、物体1803を含む領域1804がマスク領域として設定され、マスキングされる。このように、事前に取得した背景映像と比較する方法では、物体が動いていない場合であっても、検知領域内に含まれている物体を非表示の対象とすることができる。
続いて、図11におけるステップS1103の詳細について説明する。物体追尾部1010は、第1の実施形態で説明した動作に加えて、撮像制御情報に基づいてマスク領域の動き補償を行う。
例えば、時刻T−1から時刻Tまでの撮影領域の中心の動きベクトル(U1,V1)とし、および撮影領域の水平方向拡大率をL1、垂直方向拡大率L2とする。このとき、U1,V1,L1,L2は、
U1 = (A(T)+C(T))-(A(T-1)+C(T-1))/2,
V1 = (B(T)+D(T))-(B(T-1)+D(T-1))/2,
L1 = (C(T)-A(T))/(C(T-1)-A(T-1)),
L2 = (D(T)-B(T))/(D(T-1)-B(T-1))
のように算出される。
時刻T−1でのマスク領域602の中心の撮影画面内座標を(P,Q)とし、マスク領域の水平方向・垂直方向の長さをそれぞれS1、S2とする。このとき、動き補償した後の時刻Tにおけるマスク領域の中心の撮影画面内座標は、(P−U1,Q9−V1)と算出できる。また、動き補償した後の時刻Tにおけるマスク領域の縦の長さ、横の長さはそれぞれ、S1/L1,S2/L2と算出できる。上述した方法で、パターンマッチングを行う前にマスク領域の位置および大きさを補正することにより、追尾精度を高めることが可能になる。
以上のように、本実施形態では、撮像装置による撮影範囲が途中で変更された場合にも、送信先において表示をさせない物体を非表示とすることができる。
なお、本発明の映像送信装置1000は事前にパノラマ映像の背景映像を取得したが、本発明はこれに限られない。例えば、映像取得部101が取得した時間的に連続する所定フレーム数の映像データの同一画素位置における各画素の画素値のメディアンを背景映像の同一画素位置における画素値として繋ぎ合わせ、映像送信中に背景映像を作成するようにしてもよい。
なお、本実施形態では撮像装置130の撮影領域が右下方向に移動した例を用いて説明したが、他の方向に移動した場合やズームにより撮影領域の大きさが変化した場合にも同様に新規に撮影領域に含まれるようになった領域を算出することができる。例えば、図19は撮影範囲をズームアウトした場合の映像の一例を説明する図である。領域1901は時刻T−1における映像であり、領域1902は時刻Tにおける映像である。撮像装置130がズームアウトすることにより、撮影範囲が広がっている。この場合には、斜線を付した領域1903が新規に検知領域となる。
<その他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するコンピュータプログラムのコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがコンピュータプログラムのコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムのコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのコンピュータプログラムのコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムのコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのコンピュータプログラムのコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するコンピュータプログラムのコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態における映像送信装置100の機能ブロック図の一例である。 本発明の実施形態における映像送信装置100のハードウェア・ブロック図の一例である。 本発明の実施形態における映像送信装置100の検知領域設定動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態における表示部106が表示する検知領域指定用のインタフェースの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態における映像送信装置100の映像送信動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態において、映像に出現した物体の検知方法の一例を説明する図である。 本発明の実施形態において、時刻の経過に伴って、物体が移動する場合の映像の状況とその処理との一例について説明する図である。 本発明の第1の実施形態におけるマスク領域の追尾処理の一例を詳細に説明するフローチャートである。 本発明の実施形態における検知領域の設定の別の例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態における映像送信装置1000の機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態における映像送信装置1000の映像送信動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における検知領域算出部1008の詳細な機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態における検知領域算出部1008の動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるパノラマ座標系の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態におけるパノラマ座標の算出方法の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態において、撮影領域が右下方向に移動した場合の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態における物体検知部1003の詳細な機能ブロック図の一例である。 本発明の第2の実施形態における物体の切り出しの一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態において、撮影範囲をズームアウトした場合の映像の一例を説明する図である
符号の説明
100 映像送信装置
101 映像取得部
102 領域設定部
103 物体検知部
104 編集部
105 送信部
106 表示部
107 指定領域取得部
108 検知領域算出部
109 マスク領域設定部
110 物体追尾部
111 映像編集部
130 撮像装置
140 受信装置
150 ユーザ

Claims (11)

  1. 撮像装置から取得した映像データを編集して受信装置に送信する映像送信装置であって、
    前記撮像装置から前記映像データを取得する取得手段と、
    前記映像データにおける検知領域を設定する領域設定手段と、
    前記検知領域内に物体が存在することを検知する物体検知手段と、
    前記物体検知手段が前記検知領域内に物体が存在することを検知した場合に、前記映像データの該物体を含む領域を、前記受信装置において該物体が表示されないように編集する編集手段と、
    前記編集された映像データを前記受信装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記編集手段は、前記映像データにおける前記物体の占める領域が変更された場合に、該変更後の前記物体を含む領域を編集することを特徴とする映像送信装置。
  2. 前記取得手段は、前記撮像装置の撮影範囲を決定するパラメータである撮像制御情報を該撮像装置から取得し、
    前記領域設定手段は、
    前記撮像制御情報に基づいて前記撮影範囲が変更されたか否かを判定し、
    前記撮影範囲が変更されたと判定した場合に、前記撮影範囲に新規に加わった領域を検知領域に含める
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像送信装置。
  3. 前記撮像制御情報は、前記撮像装置の最大パン角度及び最大チルト角度、前記映像データの撮影時点のパン角度、チルト角度、及びズーム相対倍率、並びにワイド端での画角の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項2に記載の映像送信装置。
  4. 前記領域設定手段は、前記撮影範囲が変更されたと判定した場合に、既に設定されていた検知領域を前記変更後の撮影範囲と重複する部分に更新することを特徴とする請求項2又は3に記載の映像送信装置。
  5. 前記領域設定手段は、前記映像データの端部周辺領域を検知領域として設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像送信装置。
  6. 前記物体検知手段は、時間的に前後する前記映像データの差分に基づいて物体が存在することを検知することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像送信装置。
  7. 前記編集手段は、前記映像データの前記物体を含む領域をマスキングすることにより前記編集を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の映像送信装置。
  8. 前記編集手段は、前記映像データの前記物体を含む領域を該映像データの過去の映像に置き換えることにより前記編集を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の映像送信装置。
  9. 前記編集手段はさらに、前記受信装置の権限に応じて、前記物体を含む領域を編集するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の映像送信装置。
  10. 撮像装置から取得した映像データを編集して受信装置に送信する映像送信方法であって、
    取得手段が、前記撮像装置から前記映像データを取得する取得工程と、
    領域設定手段が、前記映像データにおける検知領域を設定する領域設定工程と、
    物体検知手段が、前記検知領域内に物体が存在することを検知する物体検知工程と、
    前記物体検知工程において前記検知領域内に物体が存在することを検知された場合に、編集手段が、前記映像データの該物体を含む領域を、前記受信装置において該物体が表示されないように編集する編集工程と、
    送信手段が、前記編集された映像データを前記受信装置に送信する送信工程と
    を備え、
    前記映像データにおける前記物体の占める領域が変更された場合に、前記編集手段が該変更後の前記物体を含む領域を編集することを特徴とする映像送信方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至9の何れか1項に記載の映像送信装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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