JP2010114171A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソース電極及びドレイン電極よりも低精度の製造方法でゲート電極と半導体層を形成し、それらの位置ズレが発生した場合でも、半導体装置の安定な特性を維持しつつ、歩留まりを向上させる構造を提供するものである。
【解決手段】 塗布法、滴下法、印刷法で、TFTのゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、半導体層のパターニングを行う。この際、櫛歯状ドレイン電極と櫛歯状ソース電極とは嵌めあわされ、さらに、ソース電極及びドレイン電極の櫛背部と間隔を空けてゲート電極及び半導体層を配置し、このゲート電極と半導体層は、前記櫛歯の延伸方向(チャネル幅の方向)で幅が異なり、一方が他方を内包するように配置しておくことで、位置ズレマージンが高まる。
【選択図】 図1
【解決手段】 塗布法、滴下法、印刷法で、TFTのゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、半導体層のパターニングを行う。この際、櫛歯状ドレイン電極と櫛歯状ソース電極とは嵌めあわされ、さらに、ソース電極及びドレイン電極の櫛背部と間隔を空けてゲート電極及び半導体層を配置し、このゲート電極と半導体層は、前記櫛歯の延伸方向(チャネル幅の方向)で幅が異なり、一方が他方を内包するように配置しておくことで、位置ズレマージンが高まる。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下、TFTと称する)を備える半導体装置に関する。
トップゲート型のTFTの半導体を有機半導体で構成し、その有機半導体を印刷法で形成した半導体装置の例が特許文献1に開示されている。この特許文献1の図9を参酌すると、第1の方向に突き出たn(n=4)本の櫛歯部を有する櫛状のドレイン電極と、第1の方向に突き出たn+1(n=4)本の櫛歯部を有する櫛状のソース電極とが交互に(ソース電極の櫛歯が最外に位置するように)、嵌め合わされている。なお、本明細書で、櫛状とは、第1の方向に突き出た部分(櫛背部)から、第2の方向に突き出た突出部(櫛歯部)を有する形状のことを言うものとし、必ずしも複数の突出部を備えた構造だけでなく、1つの突出部も含むものである。
特許文献1のゲート電極は、ソース電極の櫛背部とドレイン電極の櫛背部の両方に重なる位置まで延在している。
この構造では、有機半導体の印刷による位置ズレが発生した場合、チャネル幅が短くなったり、また、櫛背部との重なり面積の増大による容量増加が生じたりして、歩留まりを下げる可能性がある。
つまり、本願発明の目的は、ゲート電極及び半導体層の位置ズレマージンを確保し、半導体装置の安定な特性を維持しつつ、歩留まりを向上させる半導体装置を提供することにある。
本出願に含まれる主要な構成を述べると、次の通りである。
第1の方向に突き出たn(nは1以上の整数)本の櫛歯部を有する櫛状のドレイン電極と、第1の方向に突き出たn+1本の櫛歯部を有する櫛状のソース電極と、前記第1の方向と直交する第2の方向に伸びるゲート電極と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と、前記ゲート電極との間の層に配置されゲート絶縁膜と、前記ゲート電極と重なる位置に配置された半導体層とを備え、前記ドレイン電極の櫛歯が、前記ソース電極の櫛歯の間に嵌め合わされている有機半導体装置において、
前記半導体層と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、前記ゲート電極と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、前記第1の方向において、前記半導体層と前記ゲート電極の一方は他方よりも広く、他方が一方に内包されていることを特徴とする半導体装置。
前記半導体層と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、前記ゲート電極と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、前記第1の方向において、前記半導体層と前記ゲート電極の一方は他方よりも広く、他方が一方に内包されていることを特徴とする半導体装置。
本願発明は、ソース電極及びドレイン電極をホトリソグラフィ法や高精度印刷法により高精度にパターニングを行い、その一方で、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び半導体層のパターニングは塗布材料を用いて低精度印刷技術で行うか、マスク蒸着法により行うプロセスを採用する場合に、特にメリットが発揮される。
本願発明では、半導体層とゲート電極を、櫛状ソース電極及び櫛状ドレイン電極のそれぞれの櫛背部とは重ねず、それらの櫛歯部でのみ重ねるように形成し、半導体層とゲート電極の一方は他方よりも広く、他方が一方に内包されるようにするので、低精度に印刷される半導体層とゲート電極との位置ズレが発生してもTFTを形成する位置が変化するだけなので、TFT特性がほとんど変化せず、高い歩留まりを維持できる。また、櫛状ソース電極の櫛背部及び櫛状ドレイン電極の櫛背部と半導体層及びゲート電極とを重ねないので、重畳領域で生じる寄生容量が発生せず、TFT特性が変化しない。さらに、ソース電極の櫛歯とドレイン電極の櫛歯の嵌め合わせ順序として、最も外側にソース電極を配置しているので、この構成によっても寄生容量が低減する。
なお、このTFTの構造としては、TFT用の基板を基準として、ゲート電極が半導体層より下にあるボトムゲート構造と、ゲート電極が半導体層より上にあるトップゲート構造のいずれでも適用できる。また、NAND回路、NOR回路、インバータ回路のようにソースとドレインの役割が決まっているような論理回路においては、好適である。
ボトムゲート構造とトップゲート構造における半導体装置の製造方法の要旨は、次の通りである。
(1)ボトムゲート構造の場合は、ゲート電極を低精度印刷装置でパターニングし、ソース電極及びドレイン電極を、ホトリソグラフィもしくは高精度印刷装置で、ゲート電極に合わせて微細加工し、半導体層を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。
(2)トップゲート構造の場合は、ソース電極及びドレイン電極を、ホトリソグラフィもしくは高精度印刷装置で微細加工し、半導体層を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングし、ゲート電極を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。
(1)ボトムゲート構造の場合は、ゲート電極を低精度印刷装置でパターニングし、ソース電極及びドレイン電極を、ホトリソグラフィもしくは高精度印刷装置で、ゲート電極に合わせて微細加工し、半導体層を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。
(2)トップゲート構造の場合は、ソース電極及びドレイン電極を、ホトリソグラフィもしくは高精度印刷装置で微細加工し、半導体層を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングし、ゲート電極を低精度印刷装置で、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。
本願発明によれば、ゲート電極及び半導体層の位置ズレマージンを確保し、半導体装置の安定な特性を維持しつつ、歩留まりを向上させる半導体装置を提供することができる。
以下、実施例を説明する。
第1の実施例は、ボトムゲート構造およびトップゲート構造の基本TFTを形成する例である。本例では、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース電極、ドレイン電極、半導体層を、塗布または滴下または印刷製法により加工する。この時、ソース電極及びドレイン電極と半導体層及びゲート電極との重なりを、最小限にする平面形状にするので、ソース電極及びドレイン電極とゲート電極間の寄生容量を最小限にすることが可能になる。
具体的には、ソース電極とドレイン電極とを櫛状にし、ソース電極の櫛歯本数を1本多くして、ソース電極でドレイン電極が挟まれるように、ソース電極とドレイン電極の櫛歯を嵌め合わすように配置する。そして、これらのソースドレイン電極と直交するようにゲート電極を配置する。さらに、半導体層及びゲート電極は、櫛状ソース電極及び櫛状ドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、櫛歯が伸びているチャネル幅方向において、半導体層とゲート電極の一方は他方よりも広く、他方が一方に内包されるようにする。
フレキシブル電子機器装置のNOR、NAND、インバータなどの論理回路や、表示装置の画素アレイの周辺回路などにおいて、本実施例のTFTを用いることにより、TFTのゲート電極とソース電極及びドレイン電極の重なり容量、およびチャネルのゲート容量を最小にすることができる。これらの構成にしたことにより、低精度の塗布または滴下または印刷製法でゲート電極や半導体層を形成しても、ゲート電極及び半導体層の位置ズレマージンが確保されているので、半導体装置の安定な特性を維持しつつ、歩留まりを向上させる半導体装置を提供することができる。
[薄膜トランジスタ装置の例と基本的な製造工程]
図1〜図9を用いて、本願発明の第1の実施例を説明する。本実施例は、フレキシブル電子機器装置に内蔵されたNORやNANDの論理回路や、表示装置のTFT画素アレイ周辺回路を構成する基本TFTの例である。
図1〜図9を用いて、本願発明の第1の実施例を説明する。本実施例は、フレキシブル電子機器装置に内蔵されたNORやNANDの論理回路や、表示装置のTFT画素アレイ周辺回路を構成する基本TFTの例である。
先ず、基本的な製造工程を説明する。
図1〜図3は、TFTの平面図である。図4〜図6は、ボトムゲート構造のTFTの製造工程順に、図1のAA’断面および図2のBB’断面の断面構造を示したものである。
図7〜図9は、トップゲート構造のTFTの製造工程順に、図1のAA’断面および図2のBB’断面の断面構造を示したものである。
図1〜図3のゲート電極1が、図4〜図6のゲート電極101と、図7〜図9のゲート電極111に対応し、同様に図1〜図3のソース電極2及びドレイン電極3が、図4〜図6の102,103と、図7〜図9の112,113に、図1〜図3の半導体層4が、図4〜図6の104と、図7〜図9の114に対応する。このTFTは、例えば、塗布印刷法を用い、全てのプロセス温度を200℃以下にすることにより、耐熱性の低い薄型フレキシブル基板上に直接TFTを形成することができる。
先ず、ボトムゲート構造TFTの製造工程を説明する。図4に示すように、薄いプラスチック、金属薄膜、紙、布などの薄型フレキシブル基板100の上に、印刷製法によりゲート電極101を設けた後に、例えば塗布型SiO2膜や有機高分子絶縁膜のような、塗布型のゲート絶縁膜107を塗布する。この時、ゲート電極101は低精度の印刷装置によりパターニングするため、最小電極幅が図1の場合20μm、図2の場合50μmとした。
次に、図5に示すように、例えばAuやAgやCuのような金属インクを用いて、例えば反転オフセット印刷のような、高精度の印刷パターニング技術により、ソース電極102及びドレイン電極103を選択的に塗布する。この時、ソース電極102及びドレイン電極103のそれぞれの幅と間隔は、本実施例では4μmとしたが、それ以下でもかまわない。また、例えば、マスクを必要としないダイレクト露光装置を用いたホトリソグラフィ技術により、高精度に、ソース電極及びドレイン電極をパターニングすることも可能である。
次に、図6に示すように、印刷製法により、例えば塗布型低分子有機半導体膜104を選択的に塗布する。この時、有機半導体膜104は低精度の印刷装置によりパターニングしたため、最小幅が図1の場合50μm、図2の場合20μmである。
なお、半導体層としては、有機半導体以外に、塗布型酸化物半導体、塗布型Si半導体などでも可能である。また半導体層のパターニングの方法としては、塗布法や滴下法により半導体膜を形成した後に、パターニングすることや、マスク蒸着により選択的に半導体膜を形成することも可能である。こうして、ボトムゲート構造TFTの主要な部分を形成する。
次に、トップゲート構造TFTの製造工程を説明するが、ソース電極、ドレイン電極、半導体層、ゲート電極の平面レイアウトはボトムゲート構造のTFTと変わらないので、省略する。まず、図7に示すように、薄いプラスチック、金属薄膜、紙、布などの薄型フレキシブル基板110の上に、例えばAuやAgやCuのような金属インクを用いて、例えば反転オフセット印刷のような、高精度の印刷パターニング技術により、ソース電極及びドレイン電極112および113を選択的に塗布する。この時、ソース電極及びドレイン電極のそれぞれの幅と間隔は、本実施例では4μmとしたが、それ以下でも構わない。また、例えばマスクを必要としないダイレクト露光装置を用いたホトリソグラフィ技術により、ソース電極及びドレイン電極を高精度にパターニングすることも可能である。
次に、図8に示すように、印刷製法により、例えば、塗布型低分子有機半導体膜114を選択的に塗布する。この時、半導体層は低精度の印刷装置によりパターニングしたため、最小幅が図1の場合50μm、図2の場合20μmである。
ここで、半導体層としては、有機半導体以外に、塗布型酸化物半導体、塗布型Si半導体などでも可能である。また半導体層のパターニングの方法としては、塗布法や滴下法により半導体膜を形成した後に、パターニングすることや、マスク蒸着により選択的に半導体膜を形成することも可能である。
次に図9に示すように、例えば塗布型SiO2膜や有機高分子絶縁膜のような、塗布型のゲート絶縁膜117を塗布した後に、印刷製法によりゲート電極111を設ける。この時、ゲート電極は低精度の印刷装置によりパターニングするため、最小電極幅が図1の場合20μm、図2の場合50μmである。こうして、トップゲート構造TFTの主要な部分を形成する。
最後に、いずれのTFTにおいても、保護膜を塗布、所望領域を選択的に開口後、印刷パターニング製法で配線層を形成し、基本TFTを完成する。この配線層により、ゲート電極とソース電極及びドレイン電極の接続や、その他回路形成に必要な電極間の接続を行う。こうして、TFT回路により構成される薄膜トランジスタ装置の製造が可能になる。
この製造工程において、ボトムゲートTFTのソース電極及びドレイン電極は、ゲート電極に合わせてパターニングし、半導体層は、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。トップゲートTFTの半導体層およびゲート電極は、ソース電極及びドレイン電極に合わせてパターニングする。
図1に平面図を示す。これは図4から図6のプロセスで構成したボトムゲート型のTFTの平面図である。ソース電極2は櫛状をしており、その櫛歯はn+1(n=1)の2本であり、ドレイン電極3も櫛状をしており、その櫛歯はn=1の1本であり、ソース電極102の櫛歯の間に全てのドレイン電極103の櫛歯が挿入されるように嵌め合わされた平面パターンとなっている。また、ゲート電極101がソース電極102とドレイン電極103の櫛歯を串刺しにする位置に、ソース電極102とドレイン電極103が配置されている。有機半導体膜104は最も外側のソース電極102の櫛歯よりも外側まで延在し、ソース電極102の櫛歯とドレイン電極103の櫛歯を覆うように配置されている。この有機半導体膜104とゲート電極101は一方(有機半導体膜104)が他方(ゲート電極101)に内包される平面パターンとなっている。
この例では、ソース電極2及びドレイン電極3の長手方向(櫛歯の突出方向)、すなわちチャネル幅方向に、ゲート電極1とソース電極2及びドレイン電極3が合わせズレを起こしても、ゲート電極1とソース電極2及びドレイン電極3の櫛背部(ソース配線5及びドレイン配線6)との間には隙間があるので、位置ズレがない場合と同じ特性(形状)のTFTが構成され、寄生容量が増えない。
半導体層4が同方向に合わせズレを起しても、ソース電極2及びドレイン電極3の櫛背部(ソース配線5及びドレイン配線6)との間には隙間があるので、位置ズレがない場合と同じ特性(形状)のTFTが構成され、寄生容量が増えない。
つまり、合わせ位置マージンが増加することで、合わせズレが起きても、TFTの位置は変化するが、特性が同じTFTが構成され、寄生容量も増えないので、歩留まりは低下しない。
図2は、有機半導体膜104とゲート電極101との幅の関係が逆転し、内包関係が逆転したパターンである。
図3は、図1のTFTにおいて、ソース電極2及びドレイン電極3を、複数本交互に配置した例である。図2のTFTにおいても、同様にソース電極2及びドレイン電極3の櫛歯を複数本配置することができるが、ここでは図1のTFTの応用例である。
本実施例で使用した薄型フレキシブル基板100および110は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエーテルスルホンなどのプラスチック基板や、金属薄膜、紙、布が実施可能であるが、本実施例に限ったものではなく、印刷が可能なあらゆるものに、本実施例のTFTを形成することができる。電極配線材料101、102、103、111、112、113としては、Agインク、Auインク、Cuインクなどの金属インクや、PEDOT(ポリエチレンダイオキシチオフェン)のような導電性有機材料、透明電極材料などが可能である。塗布型ゲート絶縁膜107および117としては、塗布型SiO2膜、有機高分子絶縁膜、塗布型高誘電率金属酸化膜などが可能である。塗布型半導体材料104および114としては、ペンタセン、その誘導体、トリイソプロピルシリルエチニルペンタセン、トリエチルシリルエチニルアントラダイチオフェン、テトラベンゾポルフィリンなどのような低分子有機材料、P3HT(ポリ3ヘキシルチオフェン)、F8T2(フルオレンチオフェン共重合体)などのような高分子有機材料が可能である。更には、塗布形成できる、例えば塗布型Siや、塗布型酸化物半導体などでも可能である。
その電極や半導体層の製法としては、例えばインクジェット法、オフセット印刷法、グラビア印刷法、電子写真法、ディスペンサ法などの通常の印刷製法や、他にはメッキ法、マスク蒸着法などが可能である。
第2の実施例は、第1の実施例の基本TFTを集積した、フレキシブルな多機能集積回路装置の例である。集積回路以外にも、表示装置や電池を具備し、RF−ID(Radio Frequency IDentification;無線認識装置)と呼ばれる機能や、演算機能や、表示機能をあわせ持つ。この装置は、薄型軽量で曲がっても壊れない電子カードや、商品などに貼り付けられる電子ラベルなどに応用される。
図10は、本実施例の各機能を、ブロック図で示した平面図である。各機能は、薄膜フレキシブル基板70上に設けられており、例えば電子カードに応用される例では、膜厚が1mm前後のフレキシブル基板を用い、品物に貼り付ける電子ラベルの例では、膜厚が0.1mm前後のフレキシブル基板を用いる。搭載機能としては、アンテナと容量よりなる共振回路71、ダイオードと容量よりなる整流・平滑回路72、TFTとダイオードと容量よりなる変調回路73、デジタル回路74、電池75、表示装置76などである。デジタル回路74には、リング発振器、コード発生器、メモリ、演算回路などが含まれる。電池75は、薄型でフレキシブルな太陽電池や充電可能な2次電池などで構成される。表示装置76は、薄型でフレキシブルなメモリ性反射表示装置や有機EL表示装置から成る。
これらの集積回路、および電池や表示装置などの機能装置を駆動する回路や配線は、実施例1で説明したTFT、それを構成する配線、TFT容量、TFTダイオードなどで構成される。また、電池や表示装置などの機能装置は、塗布材料やラミネートフィルムで形成する。従って、本実施例の高機能フレキシブル集積回路装置は、フレキシブル基板上に、印刷製法やラミネートフィルムの貼り付けなどの製法により、簡便に低コストで形成可能である。また、このような製法により、本実施例のTFT集積回路とその他の機能を形成することにより、本装置を薄型軽量にしても、集積回路の性能を向上しつつ、曲げに対する信頼性が向上し、曲面を持った商品への貼り付けなども可能になる。
[TFTをリング発振器に用いた集積回路装置の例]
次に、デジタル回路74を構成する、いくつかの回路実施例を説明する。図11(a)および図11(b)は、リング発振器に実施例1の図1のTFTを応用した例である。図11(a)は、発振器を構成するインバータ2段分の平面図であり、図11(b)は、2段分を示した回路図である。本回路例では、TFTを構成する半導体層に、p型チャネル用半導体材料と、n型チャネル用半導体材料を用いて、p型TFT(図11(b)に記号PTFTで示す)と、n型TFT(図11(b)に記号NTFTで示す)より成る相補型インバータ回路を形成し、発振器を構成する。
次に、デジタル回路74を構成する、いくつかの回路実施例を説明する。図11(a)および図11(b)は、リング発振器に実施例1の図1のTFTを応用した例である。図11(a)は、発振器を構成するインバータ2段分の平面図であり、図11(b)は、2段分を示した回路図である。本回路例では、TFTを構成する半導体層に、p型チャネル用半導体材料と、n型チャネル用半導体材料を用いて、p型TFT(図11(b)に記号PTFTで示す)と、n型TFT(図11(b)に記号NTFTで示す)より成る相補型インバータ回路を形成し、発振器を構成する。
ここで、図11(a)のp型チャネル用半導体層14としては、実施例1で説明した有機半導体材料が使用可能である。またn型チャネル用半導体層17としては、塗布型酸化物半導体、アモルファスSi、ヘキサデカフルオロ銅フタロシアニンやペリレンジイミド誘導体のようなn型有機半導体、などが使用可能である。TFTのゲート電極が11であり、ソース電極が12であり、ドレイン電極が13である。ドレイン電極13を接続するドレイン配線16は、TFTの上部に設けた別配線19により、次段のゲート電極に接続する。p型TFTのソース電極12は、ソース配線15により接続し、電源線を構成する。n型TFTのソース電極12は、ソース配線18により接続し、もう1本の電源線を構成する。
このようにして相補型インバータを多段接続し、発振器を構成する。この例では、ソース電極及びドレイン電極の役割が決まっており、ドレイン電極をソース電極が挟む構造にする。このように、塗布印刷の加工寸法精度や位置合せ精度を考慮した平面形状にしても、チャネル長が4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法であると同時に、ソースおよびドレイン電極と、ゲート電極の重なり容量を最小限にすることができるため、本発振器の発振周波数を大幅に向上できる。
[TFTを演算回路に用いた集積回路装置の例]
次に実施例1の図1のTFTを、2入力NOR論理回路に応用した例を示す。図12(a)は、NOR回路1段分の平面図であり、図12(b)は2段分を示した回路図である。本回路はp型TFTにより構成したが、n型TFTで構成することも可能である。信号が入力するTFTのゲート電極が21、ソース電極が22、ドレイン電極が23であり、負荷TFTのゲート電極が27、ソース電極が28、ドレイン電極が29である。ソース電極22を接続するソース配線25を、電源配線(記号GRD)として使用し、ゲート電極27およびソース電極28を接続するソース配線30を、電源配線(記号VDD)として使用し、論理回路を構成する。出力(記号OUT)の信号は、次段の入力に接続され、論理演算を行う。
次に実施例1の図1のTFTを、2入力NOR論理回路に応用した例を示す。図12(a)は、NOR回路1段分の平面図であり、図12(b)は2段分を示した回路図である。本回路はp型TFTにより構成したが、n型TFTで構成することも可能である。信号が入力するTFTのゲート電極が21、ソース電極が22、ドレイン電極が23であり、負荷TFTのゲート電極が27、ソース電極が28、ドレイン電極が29である。ソース電極22を接続するソース配線25を、電源配線(記号GRD)として使用し、ゲート電極27およびソース電極28を接続するソース配線30を、電源配線(記号VDD)として使用し、論理回路を構成する。出力(記号OUT)の信号は、次段の入力に接続され、論理演算を行う。
この例では、ソース電極及びドレイン電極の役割が決まっており、ドレインをソースが挟む構造にする。このように、塗布印刷の加工寸法精度や位置合せ精度を考慮した平面形状にしても、チャネル長が4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法であると同時に、ソースおよびドレイン電極と、ゲート電極の重なり容量を最小限にすることができるため、高速で消費電力の少ない論理演算性能を、合わせて実現できる。
次に実施例1の図2のTFTを、2入力NAND論理回路に応用した例を示す。図13(a)は、NAND回路1段分の平面図であり、図13(b)は2段分を示した回路図である。本回路はp型TFTにより構成したが、n型TFTで構成することも可能である。信号が入力するTFTのゲート電極が31、ソース電極が32、ドレイン電極が33であり、負荷TFTのゲート電極が37、ソース電極が38、ドレイン電極が39である。ソース電極32を接続するソース配線35を、電源配線(記号GRD)として使用し、ゲート電極37およびソース電極38を接続するソース配線40を、電源配線(記号VDD)として使用し、論理回路を構成する。出力(記号OUT)の信号は、次段の入力に接続され、論理演算を行う。
この例では、ソース電極及びドレイン電極の役割が決まっており、ドレインをソースが挟む構造にする。このように、塗布印刷の加工寸法精度や位置合せ精度を考慮した平面形状にしても、チャネル長が4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法であると同時に、ソース電極およびドレイン電極と、ゲート電極の重なり容量を最小限にすることができるため、高速で消費電力の少ない論理演算性能を、合わせて実現できる。
これらの集積回路の実施例では、TFTのチャネル長を、例として4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法でパターニングし、TFTの電界効果移動度が1cm2/Vs以上になる半導体材料を用い、ゲート寄生容量を最小にすることにより、例えば1入力の無負荷インバータ1段当たりの動作遅延時間に換算して10n秒前後以下にし、また例えば無負荷インバータを多段接続したリングオシレータの発振周波数を、約1MHz前後以上で動作させることが可能である。また、マスクを用いないダイレクト露光などを用いて、ソース電極及びドレイン電極のパターニング寸法をさらに縮小してチャネル長を短縮したり、半導体材料として、例えば室温形成が可能なアモルファス酸化物半導体のように、電界効果移動度が10cm2/Vs以上の材料を用いて、本実施例以外のいろいろな回路にも応用することにより、より高速で多機能な回路動作を実現することも可能である。
第3の実施例は、第1の実施例の基本TFTを集積し、フレキシブル反射型表示装置の周辺回路に応用した例である。この装置は、薄型軽量で曲がっても壊れない電子カードや電子書籍、さらには、商品などに貼り付けられる電子ラベルや電子ペーパなどの表示機能に応用される。
図14は、本実施例の各機能を、ブロック図で示した平面図である。各機能は、薄膜フレキシブル基板上に設けられており、例えば電子カードや電子書籍に応用される例では、フレキシブル基板に、膜厚が1mm前後の基板を用い、品物に貼り付ける電子ラベルや電子ペーパの例では、膜厚が0.1mm前後の基板を用いる。周辺搭載機能としては、走査回路80を構成するアドデスレコーダ、シフトレジスタ、レベルシフタ、バッファ回路、信号回路82を構成するアドデスレコーダ、シフトレジスタ、ラインメモリ、レベルシフタ、DA変換器、バッファ回路、表示制御回路83などである。表示部81は、薄型でフレキシブルなメモリ性反射表示装置や液晶反射表示装置から成る。
これらの周辺集積回路は、実施例1で説明したTFT、それを構成する配線、TFT容量、TFTダイオードなどで構成される。また、表示部は、塗布材料やラミネートフィルムで形成する。従って、本実施例のフレキシブル反射型表示装置は、フレキシブル基板上に、印刷製法やラミネートフィルムの貼り付けなどの製法により、簡便に低コストで形成可能である。また、このような製法により、本実施例のTFT集積回路とその他の機能を形成することにより、本装置を薄型軽量にしても、集積回路の性能を向上しつつ、曲げに対する信頼性が向上し、曲面を持った商品への貼り付けや、電子書籍と呼ばれるような、紙のように曲げて読書やカラー写真の閲覧ができる、高性能で低消費電力な表示装置が可能になる。
[TFTをバッファ回路に用いた集積回路装置の例]
次に、画素アレイ周辺回路を構成する、いくつかの回路実施例を説明する。図15は、バッファ回路に実施例1の図3のTFTを応用した例であり、画素アレイ2列分の駆動バッファ回路の平面図である。信号が入力するゲート電極が41、ソース電極が42、ドレイン電極が43である。ソース電極42を接続するソース配線45を、TFTの上部に設けた別配線47に接続し、電源配線として使用し、ドレイン電極43を接続するドレイン配線46を、画素アレイ駆動ドレイン線として使用する。
次に、画素アレイ周辺回路を構成する、いくつかの回路実施例を説明する。図15は、バッファ回路に実施例1の図3のTFTを応用した例であり、画素アレイ2列分の駆動バッファ回路の平面図である。信号が入力するゲート電極が41、ソース電極が42、ドレイン電極が43である。ソース電極42を接続するソース配線45を、TFTの上部に設けた別配線47に接続し、電源配線として使用し、ドレイン電極43を接続するドレイン配線46を、画素アレイ駆動ドレイン線として使用する。
この例では、ソース電極及びドレイン電極の役割が決まっており、駆動能力を増加するため、ソース電極及びドレイン電極42および43を複数本配置し、並びの両端をソース電極にする。このように、塗布印刷の加工寸法精度や位置合せ精度を考慮した平面形状にしても、チャネル長が4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法であると同時に、ソースおよびドレイン電極と、ゲート電極の重なり容量を最小限にすることができるため、高速で消費電力の少ない画素ドレイン線駆動を、合わせて実現できる。
[TFTをフリップフロップ回路に用いた集積回路装置の例]
次に実施例1の図1のTFTを、ラインメモリ、ラッチ回路、シフトレジスタ、などに使用される基本的な回路である、フリップフロップ回路に応用した例を、図16に示す。図16は、フリップフロップ回路1段分の平面図であり、メモリやシフトレジスタには、本要素回路から構成される回路を、多段配置する。本回路はp型TFTもしくはn型TFTのどちらかで構成する例である。ゲート電極が51、ソース電極が52、ドレイン電極が53、ソース電極52を接続するソース配線が55、ドレイン電極53を接続し引き出すドレイン配線が56である。上段のTFTのゲート電極51と、ドレイン電極56を、TFTの上部に設けた別配線57によりたすきがけに接続する。下段のTFTは負荷TFTであり、ソース配線55とゲート電極51を、別配線57により接続する。このようにして、フリップフロップ回路を構成する。
次に実施例1の図1のTFTを、ラインメモリ、ラッチ回路、シフトレジスタ、などに使用される基本的な回路である、フリップフロップ回路に応用した例を、図16に示す。図16は、フリップフロップ回路1段分の平面図であり、メモリやシフトレジスタには、本要素回路から構成される回路を、多段配置する。本回路はp型TFTもしくはn型TFTのどちらかで構成する例である。ゲート電極が51、ソース電極が52、ドレイン電極が53、ソース電極52を接続するソース配線が55、ドレイン電極53を接続し引き出すドレイン配線が56である。上段のTFTのゲート電極51と、ドレイン電極56を、TFTの上部に設けた別配線57によりたすきがけに接続する。下段のTFTは負荷TFTであり、ソース配線55とゲート電極51を、別配線57により接続する。このようにして、フリップフロップ回路を構成する。
この例では、ソース電極及びドレイン電極の役割が決まっており、ドレイン電極53をソース電極52が挟む構造にする。このように、塗布印刷の加工寸法精度や位置合せ精度を考慮した平面形状にしても、チャネル長を4μm程度、あるいはそれ以下の最小加工寸法にするのと同時に、ソース電極およびドレイン電極と、ゲート電極の重なり容量を最小限にすることができるため、高速で消費電力の少ない回路動作を、合わせて実現できる。
以上に述べたような実施例においては、本願発明の主旨を損なわない範囲で、材料、パターニング寸法、仕様、製造条件、製造方法などいくつもの変更が可能である。またTFT構造も、これらの実施例に限ったものではない。例えば、大面積のセンサーアレイ駆動TFT回路や、ガラス基板上の大画面アクティブマトリクス画像表示装置の駆動TFT回路に、本願発明を実施することも可能である。また、これらの実施例ではTFTの製造方法として、ほぼ全て塗布印刷法を例にとったが、これに限ったものではなく、例えばマスク蒸着やスパッタなどの真空成膜や、ホトリソグラフィ/エッチングなどのパターニング法を一部取り入れて組み合わせて、TFTや電極、配線を形成することでも、本願発明の効果を得られることは、いうまでもない。
以上、詳細に説明したが、本願発明によれば、特に、TFT集積回路基板と、フレキシブルな多機能集積回路装置、フレキシブル表示装置、わけても薄型軽量性、耐衝撃性、フレキシブル性に優れ、製造の低コスト化が可能な薄膜トランジスタ集積回路基板、多機能集積回路装置、表示装置およびその製造方法を提供することが出来る。さらに、これらの電子装置の製造工程数を削減、製造装置の簡略化を行うことにより、製造コストを低減し、印刷による大量生産や大型化を容易にする。
1…ゲート電極、2…ソース電極、3…ドレイン電極、4…半導体層、5…ソース配線、6…ドレイン配線、11…ゲート電極、12…ソース電極、13…ドレイン電極、14…半導体層、15…ソース配線、16…ドレイン配線、17…半導体層、18…ソース配線、19…配線、21…ゲート電極、22…ソース電極、23…ドレイン電極、24…半導体層、25…ソース配線、26…ドレイン配線、27…ゲート電極、28…ソース電極、29…ドレイン電極、30…ソース配線、31…ゲート電極、32…ソース電極、33…ドレイン電極、34…半導体層、35…ソース配線、36…ドレイン配線、37…ゲート電極、38…ソース電極、39…ドレイン電極、40…ソース配線、41…ゲート電極、42…ソース電極、43…ドレイン電極、44…半導体層、45…ソース配線、46…ドレイン配線、47…配線、51…ゲート電極、52…ソース電極、53…ドレイン電極、54…半導体層、55…ソース配線、56…ドレイン配線、57…配線、
70…フレキシブル基板、71…共振回路、72…整流・平滑回路、73…変調回路、74…デジタル回路、75…電池、76…表示装置、
80…走査回路、81…表示部、82…信号回路、83…表示制御回路
100…フレキシブル基板、101…ゲート電極、102、103…ソース電極及びドレイン電極、104…半導体層、107…ゲート絶縁膜、
110…フレキシブル基板、111…ゲート電極、112、113…ソース電極及びドレイン電極、114…半導体層、117…ゲート絶縁膜。
70…フレキシブル基板、71…共振回路、72…整流・平滑回路、73…変調回路、74…デジタル回路、75…電池、76…表示装置、
80…走査回路、81…表示部、82…信号回路、83…表示制御回路
100…フレキシブル基板、101…ゲート電極、102、103…ソース電極及びドレイン電極、104…半導体層、107…ゲート絶縁膜、
110…フレキシブル基板、111…ゲート電極、112、113…ソース電極及びドレイン電極、114…半導体層、117…ゲート絶縁膜。
Claims (2)
- 第1の方向に突き出たn(nは1以上の整数)本の櫛歯部を有する櫛状のドレイン電極と、
第1の方向に突き出たn+1本の櫛歯部を有する櫛状のソース電極と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に伸びるゲート電極と、
前記ソース電極及び前記ドレイン電極と、前記ゲート電極との間の層に配置されゲート絶縁膜と、
前記ゲート電極と重なる位置に配置された半導体層とを備え、
前記ドレイン電極の櫛歯が、前記ソース電極の櫛歯の間に嵌め合わされている半導体装置において、
前記半導体層と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、
前記ゲート電極と、前記ソース電極及びドレイン電極の櫛背部とは重ならず、それらの櫛歯部でのみ重なり、
前記第1の方向において、前記半導体層と前記ゲート電極の一方は他方よりも広く、他方が一方に内包されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1において、
前記半導体層が、有機半導体、もしくは酸化物半導体、もしくはシリコン半導体であることを特徴とする有機半導体装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-11-05 JP JP2008283861A patent/JP2010114171A/ja active Pending
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