JP2010113490A - タッチパネル装置、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

タッチパネル装置、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】衝撃等の外部応力が加わってもタッチパネルを構成する基板の損傷やタッチパネルの変形を低減することができるタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】本発明のタッチパネル装置は、第1基板111と、該第1基板と間隔を有して対向配置された第2基板112と、前記第1基板に設けられ、前記第2基板の外縁部より外側に張り出してなる張出外縁部111aと、前記第1基板と前記第2基板の重なる領域に設けられた位置検出構造113,114と有するタッチパネル110と、該タッチパネルの第2基板を操作側へ露出するための開口部140aを備えるとともに、該開口部の開口縁部140bが前記張出外縁部と重なる枠体140とを具備し、前記開口縁部140bは前記張出外縁部111aを前記第2基板112の側から直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明はタッチパネル装置、電気光学装置及び電子機器に関する。
一般に、タッチパネルは指やペン等で示された部位の平面座標を電子機器へ入力する座標入力装置であり、液晶パネル等の表示装置の表示画面上に設置される。
従来のタッチパネルの検出方式には、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波弾性波方式などの種々の方式がある。このうち、例えば上記抵抗膜方式では、微小間隔を空けて対向配置された2枚のガラス基板の各対向面上に透光性の導電膜がそれぞれ形成され、指やペン等で視認側のガラス基板を押圧すると、その導電膜が互いに接触して通電することによって両導電膜間の抵抗値に応じた電圧等の出力が得られるように構成される。この種のタッチパネルは比較的安価なため現在主流となっている。
この種の従来のタッチパネル10について具体的に説明すると、図9に示すように、ガラスや樹脂等からなる透明な第1基板11と第2基板12を樹脂製のシール部材15によって貼り合わせ、微小間隔を空けて対向配置されるように構成したものであり、第1基板11と第2基板12の相互に対向する面上には透光性の導電膜13、14がそれぞれ形成されている。そして、このタッチパネル10の第1基板11は接着材19によって基板21,22を備えた液晶パネル20の視認側の基板22に接着される。
また、第2基板12の外面上には液晶パネル20の偏光板28Aが貼着される。さらに、タッチパネル10は電子機器の筐体等からなる枠体40の内部に収容され、タッチパネル10の操作面が枠体40の開口部40aから露出するように配置される。このとき、枠体40の開口縁部40bは衝撃吸収材41と偏光板28Aを介してタッチパネル10の第2基板12の周縁部を上方より支持している。なお、同様な支持構造が特許文献1に記載されている。
特開2006−134180号公報
しかしながら、図9に示したタッチパネルの支持構造においては、枠体40の開口縁部40bが衝撃吸収材41と偏光板28Aを介してタッチパネル10の第2基板12を支持しているとともに、この第2基板12は指f(ペン等の部材でもよい。以下同様。)による押圧によって弾性変形可能となるように形成されているので、このタッチパネル10を搭載した電子機器が落下することなどによって衝撃を受けると、図9に二点鎖線で示すように第2基板12が変形し、枠体40の開口縁部40bによる第2基板12の支持部位に応力が集中するため、第2基板12が脆性材料であるガラス等で構成されるときには図示の点P(上記支持部位の内側の端部)の近傍から亀裂が生じるという問題がある。また、第2基板12が樹脂材料等の弾性素材で構成されているときでも第2基板12が損傷を受けたりタッチパネル10全体が変形したりする場合が考えられる。また、枠体40の開口縁部40bが衝撃吸収材41と偏光板28Aを介してタッチパネル10の第2基板12を支持しているため、タッチパネル装置の厚さが厚くなるとともに、枠体40と偏光板28Aとの段差が目立ち、見栄えが悪いという問題もある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は衝撃等の外部応力が加わってもタッチパネルを構成する基板の損傷やタッチパネルの変形を低減することができ、さらに厚さを薄く、見栄えの良いタッチパネル装置、或いはタッチパネルを搭載した電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明のタッチパネル装置は、第1基板と、該第1基板と間隔を有して対向配置された第2基板と、前記第1基板に設けられ、前記第2基板の外縁部より外側に張り出してなる張出外縁部と、前記第1基板と前記第2基板の重なる領域に設けられた位置検出構造と、有するタッチパネルと、該タッチパネルの前記第2基板を露出するための開口部を備えるとともに、該開口部の開口縁部が前記張出外縁部と重なる枠体とを具備し、前記開口縁部は前記張出外縁部を前記第2基板の側から直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする。
本発明によれば、枠体がタッチパネルの第1基板の張出外縁部を支持していることにより、衝撃等の外部応力が加わっても第2基板に加わる応力を低減でき、また、第1基板と第2基板との間に加わる応力も低減できることから、第2基板の損傷を防止できるとともにタッチパネル全体の変形を抑制することが可能になる。また、第2基板と枠体との重なりがない分薄型にできるとともに、第2基板側の表面と枠体との段差が無く見栄えの良いタッチパネル装置が実現できる。
本発明の一の態様においては、前記第1基板は前記第2基板より高い剛性を有する。これによれば、タッチパネル本来の機能を確保するために第2基板を押圧したときに容易に変形するように構成しつつ、枠体の開口縁部によって支持される第1基板の剛性を高めることができるので、タッチパネルの耐衝撃性、変形耐性その他の外部応力に対する耐性を高めることができる。
本発明の他の態様においては、前記張出外縁部は前記第2基板の少なくとも相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出してなり、前記開口縁部は、前記両外縁の外側において前記張出外縁部をそれぞれ直接若しくは間接的に支持している。これによれば、第1基板の張出外縁部が第2基板の相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出し、これらの両外縁の外側において張出外縁部を上記開口縁部が支持することで、タッチパネルをより安定して確実に支持することができる。
ただし、本発明において第1基板の張出外縁部に対する枠体の開口縁部の支持位置は特に限定されるものではなく、当該張出外縁部の少なくとも一箇所が直接若しくは間接的に支持されていればよい。また、第1基板及び第2基板が矩形の平面形状を備えている場合には、相互に対向する二つの辺の側において支持していることが望ましいが、特定の一つの辺に沿って支持していてもよく、隣接する二つの辺の側において支持していてもよい。もっとも、第2基板の外側に全周に亘り第1基板の張出外縁部が設けられ、枠体の開口縁部が全周に亘って張出外縁部を支持していることが最も望ましいことは当然であり、また、上記矩形の四つの辺の側においてそれぞれ支持していることが好ましいことも勿論である。
本発明の別の態様においては、タッチパネル装置は、前記張出外縁部を前記操作側とは反対側より支持する、前記枠体と一体又は別体の反対側支持部をさらに具備する。これによれば、張出外縁部を操作側とは反対側から支持する反対側支持部を有することで、タッチパネルの第1基板が枠体の開口縁部及び反対側支持部により両側から共に支持されることとなるので、衝撃等の外部応力が第1基板の張出外縁部にさらに集中するため、第2基板やタッチパネル全体の損傷や変形をさらに低減できる。
なお、本発明においては、前記枠体の前記開口縁部と前記第1基板の前記張出外縁部とが直接当接し、また、前記第1基板の前記張出外縁部と前記枠体の前記反対側支持部とが直接当接していてもよいが、前記枠体の前記開口縁部と前記第1基板の前記張出外縁部との間、並びに、前記第1基板の前記張出外縁部と前記枠体の前記反対側支持部との間のいずれか一方又は両方に、衝撃吸収材、両面テープ、パッキン等といった弾性部材その他の部材が介在していてもよい。
次に、本発明の電気光学装置は、第1基板と、該第1基板と間隔を有して対向配置された第2基板と、前記第1基板に設けられ、前記第2基板の外縁部より外側に張り出してなる張出外縁部と、前記第1基板と前記第2基板の重なる領域に設けられた位置検出構造と、有するタッチパネルと、該タッチパネルの前記第1基板の側に配置された電気光学パネルと、前記タッチパネルの第2基板を露出するための開口部を備えるとともに、該開口部の開口縁部が前記張出外縁部と重なる枠体と、を具備し、前記開口縁部は前記張出外縁部を前記第2基板の側から直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする。
本発明によれば、枠体がタッチパネルの第1基板の張出外縁部を支持していることにより、衝撃等の外部応力が加わっても第2基板に加わる応力を低減でき、また、第1基板と第2基板との間に加わる応力も低減できることから、第2基板の損傷を防止できるとともにタッチパネル全体の変形を抑制することが可能になる。また、第2基板と枠体との重なりがない分薄型にできるとともに、第2基板側の表面と枠体との段差が無く見栄えの良い電気光学装置が実現できる。
上記の電気光学パネルとしては、液晶表示体(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(organic electroluminescence Display)、EPD(マイクロカプセル型電気泳動ディスプレイ:Electrophoretic Display)等が挙げられる。
本発明の一の態様においては、前記第1基板は前記第2基板より高い剛性を有する。これによれば、タッチパネル本来の機能を確保するために第2基板を押圧したときに容易に変形するように構成しつつ、枠体の開口縁部によって支持される第1基板の剛性を高めることができるので、タッチパネルの耐衝撃性、変形耐性その他の外部応力に対する耐性を高めることができる。
本発明の他の態様においては、前記張出外縁部は前記第2基板の少なくとも相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出してなり、前記開口縁部は、前記両外縁の外側において前記張出外縁部をそれぞれ直接若しくは間接的に支持している。これによれば、第1基板の張出外縁部が第2基板の相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出し、これらの両外縁の外側において張出外縁部を上記開口縁部が支持することで、タッチパネルをより安定して確実に支持することができる。
本発明の別の態様においては、前記第1基板は、前記操作側とは反対側から前記電気光学パネルにより直接若しくは間接的に支持されている。これによれば、電気光学パネルが第1基板の張出外縁部を操作側とは反対側から支持することで、タッチパネルの第1基板が枠体の開口縁部と電気光学パネルにより両側から共に支持されることとなるので、衝撃等の外部応力が第1基板に集中するため、第2基板やタッチパネル全体の損傷や変形をさらに低減できる。
本発明のさらに別の態様においては、前記張出外縁部は前記液晶パネルの外縁より外側へ張り出し、また、電気光学装置は、前記張出外縁部を前記操作側とは反対側より支持する、前記枠体と一体又は別体の反対側支持部をさらに具備する。これによれば、第1基板の張出外縁部を操作側とは反対側から支持する反対側支持部を有することで、タッチパネルの第1基板が枠体の開口縁部と反対側支持部により両側から共に支持されることとなるので、衝撃等の外部応力が第1基板の外周部にさらに集中するため、第2基板やタッチパネル全体の損傷や変形をさらに低減できる。また、張出外縁部が電気光学パネルの外側へ張り出していることにより、当該張り出した部分を反対側支持部により確実に支持することが可能になる。
この場合に、前記開口縁部による前記張出外縁部に対する支持部位と、前記反対側支持部による前記張出外縁部に対する支持部位の少なくとも一部が平面的に重なることが好ましい。これによれば、第1基板の張出外縁部の開口縁部から受ける支持力と反対側支持部から受ける支持力とが張出外縁部の厚み方向に加わることとなるので、第1基板に曲げ応力が生じにくくなることから、耐衝撃性、変形耐性その他の外部応力に対する耐性をさらに高めることができる。
次に、本発明の電子機器は、上記のいずれかに記載の電気光学装置と、該電気光学装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。このような電子機器としては特に限定されないが、落下等の衝撃を受ける可能性の高い機器、例えば、携帯電話機、電子時計、携帯型情報端末などの携帯型電子機器である場合に特に効果的である。
次に、添付図面を参照して本発明に係るタッチパネル装置、電気光学装置及び電子機器の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明に係る第1実施形態のタッチパネル装置若しくは電気光学装置を模式的に示す概略平面図、図2は図1のII−II′線で切断した部分を模式的に示す概略縦断面図、図3は図2中の一点鎖線で囲まれた範囲Lを拡大して示す概略拡大図である。
図2に示すように、電気光学装置100は、タッチパネル110と、タッチパネル110の背面側に重ねて配置された液晶パネル120と、液晶パネル120の背面側に配置されたバックライト130と、これらのタッチパネル110、液晶表示装置120及びバックライト130を収容し、保持する枠体140とを有している。なお、本実施形態の電気光学装置100は上記のタッチパネル装置にも相当するものである。
図2及び図3に示すように、タッチパネル110は、樹脂等よりなるシール材115を介して対向するように貼り付けられた2枚の基板である第1基板111と第2基板112を有している。これらの第1基板111と第2基板112の間には間隔が存在し、第1基板111と第2基板112の相互に対向する面上にはITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等の如き透光性の導電膜113、114(位置検出構造)がそれぞれ形成されている。これらの導電膜113、114には図示しない電極がそれぞれ設けられ、当該電極から配線がそれぞれ引き出されてFPC(Flexible Printed Circuit:フレキシブルプリント基板)等よりなる配線部材117の内の配線に接続されている。この配線部材117は第1基板111の端部に実装され、外側へ張り出している。
第1基板111と第2基板112は、本実施形態のようにタッチパネル110が表示体の視認側に重ねて配置される場合には、少なくとも透光性を有する材料、好ましくは透明なガラスや透明樹脂等で構成される。また、第1基板111と第2基板112は同一の素材で構成されていてもよいし、異なる素材で構成されていてもよい。
タッチパネル110は第2基板112が押圧によって変形して第1基板111上の導電膜113と第2基板112上の導電膜114が接触することで位置検出するので、通常は、第2基板112は第1基板111に比べて剛性(より詳細には厚み方向の剛性)が低くなるように構成される。すなわち、第2基板112は指fで容易に厚み方向に変形させることができる程度の可撓性を備えたものであることが好ましく、第1基板111は第2基板よりも厚み方向に変形しにくくなるように或る程度の剛性(より詳細には厚み方向の剛性)を有することが好ましい。特に、本実施形態の場合、後述する支持構造により第1基板111の剛性を高くすると外部応力を受けたときのタッチパネル110の変形量を低減できるので、信頼性を確保する面でも効果的である。
図示例の場合、第1基板111と第2基板112は同一の材料(例えばガラス)で構成され、第2基板112の厚みは第1基板111の厚みより薄く構成され、これによって、第1基板111に必要な剛性と第2基板112に必要な可撓性とを実現している。
本実施形態において、第1基板111は第2基板112の外縁から外側に張り出した張出外縁部111aを備えている。この張出外縁部111aは第2基板112の周囲に全周に亘り形成されている。
より具体的に説明すると、図1に示すように、第1基板111と第2基板112はそれぞれ平面視矩形状であり、タッチパネル110も矩形の平面形状を備えている。そして、第1基板111は第2基板112と重なる平面範囲から周囲に張り出し、第2基板112の各辺の外側に上記張出外縁部111aが配置される。すなわち、張出外縁部111aは第2基板112のいずれの辺の外側にも存在し、図示例では第2基板112を取り囲むように矩形枠状に一体に構成されている。
次に、液晶パネル120は、図2に示すように、透光性の基板121と基板122がシール材125を介して貼着され、両基板間に液晶129が封入されてなる。一方の基板121には他方の基板122の一側の端部外縁から外側へ張り出した基板張出部121aが設けられ、この基板張出部121aには液晶駆動用チップ126とFPC等よりなる配線部材127が実装されている。
また、基板121と基板122の各対向面上にはITO等からなる透明電極123、124がそれぞれ形成され、この透明電極123、124は図示しない配線を介して基板張出部121a上で液晶駆動用チップ126及びFPC127に電気的に接続されている。
液晶パネル120では液晶129の両側に一対の偏光板128A、128Bが配置される。図示例の場合、一方の偏光板128Aはタッチパネル110の第2基板112の外面上に配置(貼着)され、他方の偏光板128Bは基板121の外面上に配置(貼着)される。
図示例の場合、液晶パネル120の基板122とタッチパネル110の第1基板111とは透明な接着剤119によって接着固定されている。これにより、タッチパネル110は視認側(操作側)とは反対側から液晶パネル120により支持されていることになる。なお、本実施形態では接着剤119でタッチパネル110と液晶パネル120を接着固定しているが、タッチパネル110を単に液晶パネル120上に載置し、これによって液晶パネル120により上記反対側から支持された状態としても構わない。
また、タッチパネル110の検出領域Pと液晶パネル120の表示領域Qとは平面的にほぼ一致する(平面的に重なる)ように設定される。これによって、タッチパネル110の検出領域Pの背後に液晶パネル120の表示領域Qが重ねて配置されるので、表示領域Q内の表示画像に合わせてタッチパネル110の検出領域P内の任意の位置を指fで操作することができる。
次に、バックライト130は、上記液晶パネル120の背後に導光板131が配置され、この導光板131の上記液晶パネル120側の面が光出射面とされる。この光出射面と隣接する端縁である光入射面にはLED(Light−Emitting Diode:発光ダイオード)や冷陰極管等の如き光源132が隣接配置される。また、導光板131の背後(上記液晶パネル120とは反対側)には光反射板133が配置される。さらに、導光板131の液晶パネル120側には2枚のプリズムシート134、135と光拡散板136等といった各種の光学シートが配置される。
枠体140は、上記タッチパネル110、液晶パネル120及びバックライト130を保持するものであり、図示例では、前面枠140Aと背面枠140Bが相互に厚み方向に係合することで構成される。ただし、枠体140の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、図示の背面枠140Bが上記タッチパネル110、液晶パネル120及びバックライト130を視認側(タッチパネル110に対しては操作側、図2において上側、以下同様。)より保持し、電子機器の筐体の一部で構成される前面枠140Aが別途タッチパネル110を視認側より保持するように構成されていてもよい。
図1及び図2に示すように、枠体140の視認側には開口部140aが形成される。この開口部140aの内側には上記タッチパネル110の第2基板112が配置される。開口部140aの開口縁部140bはタッチパネル110の第1基板111に設けられた上記の張出外縁部111aと対向し、ゲルシートなどの緩衝機能を有する樹脂等からなる衝撃吸収材141を介して第1基板111を視認側から支持している。
上記開口部140aの開口形状は上述のように平面視矩形状であり、タッチパネル110の第2基板112の全体を視認側に露出している。図示例の場合、第2基板112の外縁は開口縁部140bに接触しないように構成される。また、開口縁部140bはタッチパネル110の張出外縁部111aの視認側に配置され、矩形枠状の張出外縁部111aを全周に亘り覆っている。
また、上記衝撃吸収材141は開口縁部141aのうちタッチパネル110の配線部材117が接続されている部分を避けた形で設けられ、図示例では開口縁部140bに沿ってタッチパネル110の四辺に亘り延在する平面視略C字形とされている。これによって、配線部材117の接続部分には枠体140の開口縁部140bによる支持力が加わらないように構成される。これは、配線部材117の接続部分に外部応力が加わることによる接続不良を防止するためである。
上述のように構成された電気光学装置100においては、タッチパネル110の第1基板111の張出外縁部111aが枠体140の開口縁部140bにより視認側から支持されているので、衝撃力などといった外部応力が視認側からタッチパネル110に加わった場合に、当該外部応力の多くを第1基板111で受け止めることができるため、タッチパネル110の機能を確保するために剛性(厚み方向の剛性)が小さい第2基板112に加わる外部応力を低減でき、第2基板112の損傷や亀裂を防止できる。
特に、本実施形態のように第1基板111の剛性が第2基板112より高い場合には、より剛性の高い第1基板111によりタッチパネル110を支持することで、上記効果をさらに高めることができるという利点がある。すなわち、同じ外部応力を受け止める場合でも、第2基板112で受け止める場合の第2基板112の損傷や変形の程度に比べて、第1基板111で受け止める場合の第1基板111の損傷や変形の程度は軽くなる。
また、タッチパネル110の視認側とは反対側(タッチパネルについては操作側とは反対側、図2では下側、以下同様。)にある第1基板111の張出外縁部111aが開口縁部140bにより視認側より支持されていることで、当該開口縁部140bからタッチパネル110が受ける応力は直接第1基板111に加わるため、第1基板111と第2基板112の間にパネル変形を引き起こす圧力が生じにくくなることから、タッチパネル110の変形に起因する不具合の発生も防止できる。
特に、本実施形態ではタッチパネル110は視認側とは反対側から液晶パネル120によって支持されているが、この液晶パネル120の支持力もまた第1基板111に与えられるので、タッチパネル110の視認側とその反対側のいずれの側から受ける支持力も第1基板111に与えられるから、上記第2基板112の損傷やパネルの変形をより確実に防止できる。
なお、本実施形態では、タッチパネル110の第2基板112は、開口縁部140bに接触することのないように開口部140aの内側に配置されているので、外部応力が第2基板112に加わることはほとんどない。しかし、例えば第2基板112の外周部を枠体140に固定されたさらに別のカバー板等で被覆することで、開口縁部140bが間接的に第2基板112に接触する構造とした場合であっても、当該開口縁部140bが第1基板111の張出外縁部111aを支持している限り、程度の差こそあれ、第2基板112に対するダメージは少なくなるなど、上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態においては、枠体140の開口縁部140bが視認側とは反対側にある第1基板111を支持していることにより、図9に示す従来構造に比べて開口縁部140bの外面位置を第2基板112とシール材115の厚み分だけ第1基板111側に配置できることとなるので、装置の薄型化を図ることができるという効果も得られる。また、第2基板112と枠体140の開口縁部140bとの段差が少なくできるので、見栄えが良いという効果も得られる。
本実施形態では、第1基板111の張出外縁部111aは視認側より上記開口縁部140bにより支持されるとともに視認側とは反対側より液晶パネル120により支持されているが、開口縁部140bによる支持部位と、液晶パネル120による支持部位の少なくとも一部が平面的に重なるように構成されていることにより、両側より支持される第1基板111に曲げ応力が加わりにくくなり、その結果、第1基板111の受ける圧力の方向が厚み方向となるため、耐衝撃性、変形耐性その他の外部応力に対する耐性を高めることができ、その結果、タッチパネル110の不具合を防止することができる。
なお、本実施形態では、張出外縁部111aが第2基板112の外縁の外側に全周に亘り張り出すように一体に構成されているが、少なくとも一部に張出外縁部111aが設けられていればよく、また、相互に分離された複数の張出外縁部111aが設けられていてもよい。ただし、第2基板112の相互に対向する両外縁の外側に共に張出外縁部111aに対する開口縁部140bの支持部位が存在することが、開口縁部140bによる支持を安定させ、確実に支持するために好ましいことは言うまでもない。
また、本実施形態では、タッチパネル110外周の張出外縁部111aに対する開口縁部140bによる支持部位が第2基板112の外縁に沿って延在しているが、当該支持部位がこのように延在している必要は必ずしもない。ただし、後述するように、上記支持部位が辺に沿って延在した態様でなく離散的に形成されている場合には、支持の安定性の観点より当該支持部位は3箇所以上に設けられていることが好ましい。
[第2実施形態]
次に、図4を参照して第2実施形態に係るタッチパネル装置若しくは電気光学装置について説明する。図4は第2実施形態の電気光学装置におけるタッチパネルの支持構造の一部を部分的に示す概略縦断面図である。この場合において第1実施形態と同一部分については同一符号を付しその説明を省略する。
第1実施形態では枠体140の開口縁部140bがタッチパネル110の第1基板111を視認側から支持する一方で、液晶パネル120が視認側とは反対側から支持しているが、この第2実施形態では、視認側からの開口縁部140bによる第1基板111′に対する支持態様は上記と同様であるものの、視認側とは反対側からの支持態様については、枠体140の一部である反対側支持部140cが第1基板111′に当接することで支持している点で異なる。すなわち、本実施形態では、タッチパネル110の第1基板111′の張出外縁部111a′が枠体140で表裏両側より挟持される態様で支持されている。
本実施形態のタッチパネル110の第1基板111′は、液晶パネル120の外形より外側に張り出した張出外縁部111a′を備えている。そして、上記反対側支持部140cは、液晶パネル120の外側に配置され、ここで視認側とは反対側から張出外縁部111a′を支持している。
第2実施形態においては、第1基板111′の張出外縁部111a′が枠体140の開口縁部140bと反対側支持部140cとによって表裏両側から狭持されているので、第1基板111′を表裏両側に強固かつ高精度に支持できるとともに、当該支持部位がタッチパネル110の周縁部に限定されることにより、外部応力によるタッチパネル110の検出領域及び液晶パネル120の表示領域への影響、例えばこれらの領域の変形や不具合の発生を低減できる。
なお、本実施形態において、開口縁部140bと反対側支持部140cは互いに対向する向きに支持面を有するので、例えば、図2に示すように枠体140を前面枠140Aと背面枠140Bとを厚み方向に係合させて構成する場合には、前面枠140Aに開口縁部140bを設けるとともに、背面枠140Bに反対側支持部140cを設けることにより、組立作業を容易に行うことが可能になる。
また、本実施形態では反対側支持部140cが枠体140の一部で構成されているが、張出外縁部を開口縁部とは反対側より支持するものであれば、枠体140とは別体で構成されたものであっても構わない。
[第3実施形態]
次に、図5を参照して第3実施形態に係るタッチパネル装置若しくは電気光学装置について説明する。図5は第3実施形態の電気光学装置におけるタッチパネルの支持構造の一部を部分的に示す概略縦断面図である。この場合において第1実施形態及び第2実施形態と同一部分については同一符号を付しその説明を省略する。
上記第2実施形態では、図4に示すように、枠体140の開口縁部140bによる第1基板111′に対する支持部位がやや内側に配置され、反対側支持部140cによる第1基板111′に対する支持部位がそれよりも外側に配置されている。一方、この第3実施形態では、図5に示すように、反対側支持部140c′による第1基板111″の支持部位が開口縁部140bによる第1基板111″に対する支持部位と平面的に重なるように設けている。すなわち、第1基板111″の張出外縁部111a″を挟んで開口縁部140bと反対側支持部140c′が互いの正面に対向するように配置される。ここで、上記の両支持部位が平面的に一致するように構成されることが好ましいことは言うまでもないが、両支持部位の少なくとも一部が平面的に重なるように構成されていればよい。
なお、本実施形態では、上記のように構成するために、液晶パネル120の外縁位置(基板121,122の外縁の端面位置)をタッチパネル110の第2基板112の外縁位置と平面的に見てほぼ一致するように設計し、これらの外縁位置より張出外縁部111a″が側方へ突出するように構成される。そして、この張出外縁部111a″の突出部分を開口縁部140bと反対側支持部140c′で挟持することにより、タッチパネル110を保持している。
この第3実施形態においては、開口縁部140bと反対側支持部140c′の支持面同士が正面に対向するように構成され、これによってタッチパネル110の第1基板111″の張出外縁部111a″の同じ部位を表裏両側から挟持していることになる。このようにすると、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる上に、表裏両側からの支持部位の位置ずれに起因して第1基板111に曲げ応力が加わることを抑制でき、当該曲げ応力の減少により結果として第1基板111″の耐衝撃性、変形耐性その他の外部応力に対する耐性を実質的に高めることができる。
また、この第3実施形態においては、タッチパネル110の第2基板112の外縁が液晶パネル120の外縁と平面的にほぼ一致するように構成され、その結果、図2に示す検出領域Pと表示領域Qの範囲もほぼ一致するように構成できるので、外形の小型化を図りつつ、検出領域P及び表示領域Qを大きく構成できるという利点を備えている。
[第4実施形態]
次に、図6を参照して第4実施形態に係るタッチパネル装置若しくは電気光学装置について説明する。図6は第4実施形態の電気光学装置を模式的に示す概略縦断面図である。この場合において第1実施形態と同一部分については同一符号を付しその説明を省略する。
第1実施形態ではタッチパネル110と液晶パネル120とが表示領域の全面に亘って塗布された接着材119によって固着されているが、この第4実施形態ではタッチパネル110と液晶パネル120が周回状に貼着された両面テープ419によって接着されている。
より具体的に説明すると、図6に示すように、タッチパネル110の第1基板111と第2基板112の各外面上に透光性の保護シート411A、411Bがそれぞれ貼着されているとともに、液晶パネル120の第1基板121と第2基板122の各外面上には偏光板128B、128Aがそれぞれ貼着されており、タッチパネル110の保護シート111Bと液晶パネル120の偏光板128Aが両面テープ419によって接着されている。
ここで、両面テープ419はタッチパネル110の保護シート411Bと液晶パネル120の偏光板128Aのそれぞれの周縁部にその外縁に沿って周回状に配置されている。したがって、両面テープ419の内側においてタッチパネル110と液晶パネル120の間には間隙(空気層)が介在している。
なお、本実施形態では両面テープ419を設けることにより、タッチパネル110と液晶パネル120が接着固定されているが、タッチパネル110と液晶パネル120とが固定されている必要はなく、例えば、周縁部に限定された任意の部材を介してタッチパネル110が単に液晶パネル120により視認側とは反対側から支持されるようにしてもよい。このようにしても、本実施形態と同様に液晶パネル120によるタッチパネル110の支持範囲が周縁部に限定される。
また、液晶パネル120の下側には直下型のバックライト130が配置されている。バックライト130は光反射板131′の底面上に複数の光源132′を縦横方向に配列させ、その上に間隔を設けて光拡散板133′を配置したものである。また、光拡散板133′の光出射側には、液晶パネル120との間に2枚のプリズムシート134、135と光拡散板136等よりなる各種の光学シートが配置される。
タッチパネル110、液晶表示装置120及びバックライト130は第1実施形態と同様に積層された状態で枠体140の中に収容されている。この状態において、第1実施形態と同様に、タッチパネル110は、枠体140の開口縁部140bが衝撃吸収材141を介して第1基板111の張出外縁部111aを視認側より支持し、液晶パネル120が両面テープ419を介して第1基板の張出外縁部111aを視認側とは反対側より支持することで、表裏両側から挟持された状態で保持されている。この実施形態でも、開口縁部140bによる張出外縁部111aの支持部位と、両面テープ419を介した液晶パネル120による第1基板111の支持部位との少なくとも一部が平面的に重なっている。
この第4実施形態は、テレビジョン受像機、キャッシュディスペンサ等の比較的大型の表示画面を備えた電子機器に用いることのできる電気光学装置の例を示すものであるが、基本的には先の各実施形態と同様に第2基板112やパネル構造の損傷、変形を抑制できる。
また、本実施形態では、両面テープ419或いはこれと同じ平面形状を有する各種の部材を介して液晶パネル120による第1基板111の支持部位がその周縁部、すなわち張出外縁部111aに限定されているので、検出領域Pや表示領域Qへの外部応力による影響をさらに低減できる。
さらに、本実施形態においても、開口縁部140bによる第1基板111aの支持部位と、両面テープ419を介することによる液晶パネル120による第1基板111aの支持部位との少なくとも一部が平面的に重なるように対向配置されているので、上記第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
[第5実施形態]
次に、図7を参照して第5実施形態に係るタッチパネル装置若しくは電気光学装置について説明する。図7は第5実施形態の電気光学装置における表示部分を視認側から見た状態を模式的に示す概略平面図である。この場合において第1実施形態と同一部分については同一符号を付しその説明を省略する。
第1実施形態では、図1に示すように衝撃吸収材141が略C字形状に一体に構成され、その結果、開口縁部140bによる張出外縁部111aの支持部位も一体に構成されているが、この第5実施形態では、図7に示すように略矩形状の複数の衝撃吸収材541、542、543、544、545、546が第2基板112の周囲に離散的に配置されている。すなわち、本実施形態では、開口縁部140bによる張出外縁部111aの支持部位が複数分散して設けられている。
より具体的に説明すると、上記支持部位はタッチパネル110の相互に対向する両側外縁にそれぞれ設けられている。また、上記支持部位はタッチパネル110の周囲外縁の少なくとも3箇所に分散して設けられている。このように構成すると、第1実施形態のように各支持部位がタッチパネル110の外縁に沿って延在した形状となっていなくても、より安定して確実にタッチパネル110を支持することができる。特に、図示例のように、平面視矩形状のタッチパネル110の各辺においてそれぞれ上記支持部位が設けられていることで、タッチパネル110の支持安定性をさらに高めることができる。
[電子機器]
図8は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機の外観を示す。この携帯電話機200は、操作部201と表示部202を有し、この表示部202には上記各実施形態において説明した構成を有する電気光学装置100が構成されている。この電気光学装置100は表示部202の筐体(外装ケース)を少なくとも一部とする枠体140が含まれる。この枠体140の内部には、上記タッチパネル110、液晶パネル120及びバックライト130が順次視認側より反対側へ向けて配置されている。タッチパネル110の表面(第2基板112)は、枠体140の開口部140aから露出するようになっている。
上記電気光学装置100のタッチパネル110、液晶パネル120及びバックライト130は操作部201の内部に配置された回路基板210に形成された表示制御回路220と接続される。この表示制御回路220には、タッチパネル110と接続され、タッチパネル110の状態に応じた位置座標を検出するための位置検出回路部と、液晶パネル120を駆動する図示しない駆動回路と接続され、液晶パネル120に所定の画像を表示させるための表示制御回路部と、バックライト130と接続され、上記光源を点灯させる照明制御回路部とが含まれる。
この携帯電話機200において、電気光学装置100は上記各実施形態に示す構成を備えているので、携帯電話機200を落下させた場合などにおいて、その衝撃により枠体140とタッチパネル110との間に発生する応力が第1基板111で受け止められることとなるため、第2基板112の損傷やタッチパネル110の変形などを抑制することができる。
本実施形態において、開口部140a内にタッチパネル110の第2基板112全体が露出することで外観上及びタッチパネル110の保護上の支障が考えられる場合には、例えば、開口部140a及び開口縁部140b上に図8に二点鎖線で示す可撓性の透明フィルム203を取り付け(貼着し)てもよい。また、この透明フィルム203の代わりに、図示の開口部204aを備えた外縁枠(フィルム)204を取り付け(貼着し)てもよい。この外縁枠204は、第2基板112の外縁から開口縁部140bまでの範囲を全周に亘り覆うものである。外縁枠204は上記透明フィルム203とは異なり、開口部204aを有することで検出領域に対する操作や表示領域の視認を妨げることはないので、透光性を有しない素材や硬質の素材で構成されていてもよい。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、第1実施形態乃至第5実施形態においては枠体140が衝撃吸収材141、541、542、543、544、545、546を介して、タッチパネル110、210、310、410の第1基板111、111′、111″を支持しているが、枠体140の開口縁部140bが直接第1基板に当接していてもよく、衝撃吸収材以外の他の部材、例えば、パッキン等のシール材、接着剤、金属板や樹脂板等よりなるスペーサが介在するように構成されていてもよい。
また、第2実施形態及び第3実施形態においては、衝撃吸収材141その他の部材をタッチパネル110の第1基板111と枠体140の反対側支持部140c、140c′の間に配置してもよい。
本発明に係る第1実施形態の電気光学装置を模式的に示す概略平面図。 図1のII−II′線で切断した部分を模式的に示す概略縦断面図。 図2中の一点鎖線で囲まれた範囲Lを模式的に拡大して示す概略拡大図。 第2実施形態の電気光学装置におけるタッチパネルの支持構造の一部を部分的に示す概略縦断面図。 第3実施形態の電気光学装置におけるタッチパネルの支持構造の一部を部分的に示す概略縦断面図。 第4実施形態の電気光学装置を模式的に示す概略縦断面図。 第5実施形態の電気光学装置における表示部分を視認側から見た状態を模式的に示す概略平面図。 携帯電話機を模式的に示す概略斜視図。 従来の電気光学装置におけるタッチパネルの支持構造の一部を部分的に示す概略縦断面図。
符号の説明
100…電気光学装置、110…タッチパネル、111…第1基板、111a…張出外縁部、112…第2基板、113、114…導電膜、115…シール材、120…液晶パネル、128A、128B…偏光板、140…枠体、140a…開口部、140b…開口縁部、140c…反対側支持部、141、541、542、543、544、545、546…衝撃吸収材、P…検出領域、Q…表示領域

Claims (11)

  1. 第1基板と、該第1基板と間隔を有して対向配置された第2基板と、前記第1基板に設けられ、前記第2基板の外縁部より外側に張り出してなる張出外縁部と、前記第1基板と前記第2基板の重なる領域に設けられた位置検出構造と、を有するタッチパネルと、
    該タッチパネルの前記第2基板を露出するための開口部を備えるとともに、該開口部の開口縁部が前記張出外縁部と重なる枠体とを具備し、
    前記開口縁部は前記張出外縁部を前記第2基板の側から直接若しくは間接的に支持していることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記第1基板は前記第2基板より高い剛性を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記張出外縁部は前記第2基板の少なくとも相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出してなり、前記開口縁部は、前記両外縁の外側において前記張出外縁部をそれぞれ直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記タッチパネル装置は、前記張出外縁部を前記操作側とは反対側より支持する、前記枠体と一体又は別体の反対側支持部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタッチパネル装置。
  5. 第1基板と、該第1基板と間隔を有して対向配置された第2基板と、前記第1基板に設けられ、前記第2基板の外縁部より外側に張り出してなる張出外縁部と、前記第1基板と前記第2基板の重なる領域に設けられた位置検出構造と、有するタッチパネルと、
    該タッチパネルの前記第1基板の側に配置された電気光学パネルと、
    前記タッチパネルの第2基板を露出するための開口部を備えるとともに、該開口部の開口縁部が前記張出外縁部と重なる枠体と、を具備し、
    前記開口縁部は前記張出外縁部を前記第2基板の側から直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記第1基板は前記第2基板より高い剛性を有することを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記張出外縁部は前記第2基板の少なくとも相互に対向する両外縁よりそれぞれ外側に張り出してなり、前記開口縁部は、前記両外縁の外側において前記張出外縁部をそれぞれ直接若しくは間接的に支持していることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気光学装置。
  8. 前記第1基板は、前記操作側とは反対側から前記電気光学パネルにより直接若しくは間接的に支持されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  9. 前記張出外縁部は前記電気光学パネルの外縁より外側へ張り出し、
    前記電気光学装置は、前記張出外縁部を前記操作側とは反対側より支持する、前記枠体と一体又は別体の反対側支持部をさらに具備することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  10. 前記開口縁部による前記張出外縁部に対する支持部位と、前記反対側支持部による前記張出外縁部に対する支持部位の少なくとも一部が平面的に重なることを特徴とする請求項9に記載の電気光学装置。
  11. 請求項5乃至10のいずれか一項に記載の電気光学装置と、該電気光学装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
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