JP2010113108A - レンズ鏡筒及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒の鏡筒長を短縮する際に確実に、鏡筒長をその最短長まで短縮することができるレンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒は、第1レンズ(2)と該第1レンズ(2)とは異なる第2レンズ(1)とを有する光学系と、前記第1レンズ(2)を前記光学系の光軸(O)方向に沿った第1位置と該第1位置とは異なる第2位置とに移動させる第1駆動部材(5)と、前記第2レンズ(1)を前記光軸(O)方向に沿って移動させる第2駆動部材(12,13)と、前記第1レンズ(2)が前記第1位置から前記第2位置へ移動することを選択的に制限するとともに、該制限を解除した状態で前記第1駆動部材(5)と前記第2駆動部材(12,13)とを一体的に連係させる切換部材(20A,20B)とを備えること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
【選択図】図6

Description

本発明は、レンズ鏡筒及びそれを備えた撮像装置に関するものである。
従来、ズームレンズ鏡筒の携帯性や不使用時の収納性を向上させるために、レンズ群の間隔を合焦不可能な位置関係にまで狭めて鏡筒長を縮めることが可能なレンズ鏡筒が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−25815号公報
レンズ鏡筒の中には、手動によるズーム環の操作によってズーミングが可能であるが、フォーカシングはカメラボディより自動制御され、手動によるフォーカシングが不可能なレンズ鏡筒もある。このようなレンズ鏡筒において、フォーカシングレンズが最も被写体側にある状態で、例えば、レンズ鏡筒をカメラボディから取り外してしまうと、レンズ鏡筒を最短長まで縮めようとしても、フォーカシングレンズが被写体側へ繰り出したままとなってしまい、最短長まで縮めることができないという問題があった。
本発明の課題は、レンズ鏡筒の鏡筒長を短縮する際に確実に、鏡筒長をその最短長まで短縮することができるレンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、第1レンズ(2)と該第1レンズ(2)とは異なる第2レンズ(1)とを有する光学系と、前記第1レンズ(2)を前記光学系の光軸(O)方向に沿った第1位置と該第1位置とは異なる第2位置とに移動させる第1駆動部材(5)と、前記第2レンズ(1)を前記光軸(O)方向に沿って移動させる第2駆動部材(12,13)と、前記第1レンズ(2)が前記第1位置から前記第2位置へ移動することを選択的に制限するとともに、該制限を解除した状態で前記第1駆動部材(5)と前記第2駆動部材(12,13)とを一体的に連係させる切換部材(20A,20B)とを備えること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第2駆動部材(12,13)を駆動する駆動手段(16)と、前記駆動手段(16)の駆動力を前記第2駆動部材(12,13)に伝達する伝達手段(20C)とを有し、前記切換部材(20A,20B)は、前記第1駆動部材(5)と前記第2駆動部材(12,13)とを一体的に連係する際に前記伝達手段(20C)による駆動力の伝達を解除すること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第1駆動部材(5)は、前記第2駆動部材(12,13)と連係している状態で前記第1レンズ(2)と前記第2レンズ(1)とを移動させること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第1駆動部材(5)によって前記第1レンズ(2)を前記第1位置から前記第2位置へ移動させることによって、前記レンズ鏡筒(120)の長さを短縮すること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第1レンズ(2)を前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材(5)の第1移動量(θ1)と、前記第2レンズ(1)を移動するための前記第2駆動部材(12,13)の第2移動量(θ2)とが等しいこと、特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第1レンズ(2)を前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材(5)の第1移動量(θ1)よりも、前記第2レンズ(1)を移動するための前記第2駆動部材(12,13)の第2移動量(θ2)の方が小さい場合に、前記切換部材(20A,20B)と前記第2駆動部材(12,13)との係合部に間隙(θ3)を設けること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(120)であって、前記第1レンズ(2)を前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材(5)の第1移動量(θ1)よりも、前記第2レンズ(1)を移動するための前記第2駆動部材(12,13)の第2移動量(θ2)の方が大きい場合に、前記切換部材(20A,20B)によって前記第1駆動部材と前記第2駆動部材(12,13)とを係合させる際に第2駆動部材(12,13)を移動させること、を特徴とするレンズ鏡筒(120)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(120)を備える撮像装置(100)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、レンズ鏡筒の鏡筒長を短縮する際に確実に、鏡筒長をその最短長まで短縮することができるレンズ鏡筒及びそれを備える撮像装置を提供することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸Oを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。
図1は、本発明の一実施形態のカメラ100を示す図である。カメラ100は、カメラボディ110と、カメラボディ110に対して着脱可能な交換レンズであるレンズ鏡筒120と、を備えている。
レンズ鏡筒120は、略円筒形状であって一方の端部にカメラボディ110に着脱可能とする、例えばバヨネット式のマウント部3(図2から図4参照)を備えるズームレンズである。カメラボディ110は、レンズ鏡筒120側の側面に、レンズ鏡筒120をカメラボディ110から取り外し可能とする着脱ボタン111と不図示のマウント部とを備え、内部に不図示の撮像素子等を備えている。カメラボディ110にレンズ鏡筒120が装着された状態において、使用者が着脱ボタン111を押すと、マウント部分の係合が外れ、レンズ鏡筒120をカメラボディ110から取り外すことが可能となる。
図2から図4は、レンズ鏡筒120の断面図である。図2は、レンズ鏡筒120の鏡筒長が最短となる収納状態を示し、図3(a)は、ワイド端において無限遠に合焦した状態、図3(b)は、ワイド端において至近に合焦した状態を示す。図4(a)は、テレ端において無限遠に合焦した状態を示し、図4(b)は、テレ端において至近に合焦した状態を示す。なお、図2から図4では、理解を容易にするために、レンズ鏡筒120の光軸Oを含む断面のうち、光軸Oに対して一方側のみを示す。
レンズ鏡筒120の内部には、Zプラス側に第1レンズ群1が配置され、Zマイナス側に第2レンズ群2が配置されている。この第1レンズ群1と第2レンズ群2とにより、カメラボディ110内に備えられた撮像素子の表面に被写体像が形成される。
また、レンズ鏡筒120は、外固定筒4、ズーム環5、連動板6(図2参照)、内固定筒7、カム筒8、移動枠9、第2レンズ群2を保持する第2保持枠10、筒部材11、第1レンズ群1を保持する第1保持枠12、フォーカス連動リング13、モータ16(図4参照)、ギア列30(図4参照)等を備えている。
外固定筒4は、レンズ鏡筒120の外周側であってマウント部3側に設けられた略円環形状の部材である。外固定筒4の外周面には、ズーム環5の回転量の表示に用いられる突起41(図1及び後述の図5参照)が設けられている。
ズーム環5は、略円筒形状であり、レンズ鏡筒120の外周側であって外固定筒4のZプラス側に設けられた部材である。ズーム環5は、光軸回りに回転可能であるが、光軸方向には移動不可能に設けられている。このズーム環5が光軸回りに所定量回転することにより、カム筒8等が駆動され、レンズ鏡筒120のズーム動作を行うことができる。ズーム動作は、ズーム環5を、図1に示すようにを矢印C方向又は矢印D方向へ回転させることにより手動で行われる。しかし、フォーカシングはカメラボディ110に備えられたCPUからの信号によって制御され、手動で行うことはできない。
ズーム環5の内周側から延びる突出部5aには、連動板6が固定されている(図2参照)。この連動板6には、溝6aが形成され、溝6aにはカム筒8のカムピン8aが係合しており、ズーム環5の回転をカム筒8に伝えるようになっている。
内固定筒7は、連動板6の内径側に配置された略円筒形状の部材である。内固定筒7には、カム筒8のカムピン8bや移動枠9のカムピン9bが係合するカム溝がそれぞれ設けている。
カム筒8は、内固定筒7の内径側に配置された略円筒形状の部材である。カム筒8には、移動枠9のカムピン9bや第2保持枠10のカムピン10aが係合するカム溝が形成されている。また、カム筒8の外周面には、内固定筒7を介して連動板6とカム係合する上述のカムピン8a、内固定筒7とカム係合するカムピン8bが設けられている。
移動枠9は、カム筒8の内径側に設けられた略円筒形状の部材である。移動枠9には、第2保持枠10のカムピン10aがカム係合するカム溝が形成されている。また、移動枠9のZマイナス側の外周面には、カム筒8及び内固定筒7とカム係合するカムピン9bが形成され、Zプラス側の外周面には、後述の第1保持枠12とカム係合するカムピン9aが形成されている。
第2保持枠10は、移動枠9の内径側であってZマイナス側に配置された略円環形状の部材である。第2保持枠10は、外周側に形成されたカムピン10aが移動枠9及びカム筒8のカム溝とカム係合しており、ズーム環5の光軸回りの回転に連動して、光軸Oに沿って移動可能である。
筒部材11は、径方向において第1保持枠12とズーム環5との間に設けられている。この筒部材11は、ズーム環5の回転に連動して、光軸方向に移動可能に設けられている。
第1保持枠12は、ズーム環5より内径側であって光軸方向において被写体側に配置された略円環形状の部材である。第1保持枠12は、移動枠9のカムピン9aとカム係合しており、ズーム動作時には、ズーム環5の光軸回りの回転に連動する移動枠9の光軸方向の移動に伴い、光軸方向に移動可能である。フォーカス動作時には、第1レンズ群1のみが、光軸方向に移動可能であり、第2レンズ群2は光軸方向には移動しない。
第1保持枠12は、光軸Oに沿ってZマイナス側に延びる腕部12a(図4参照)を有している。この腕部12aは、フォーカス連動リング13に形成された溝部13a(図4(b)参照)に係合しており、フォーカス動作時等には、フォーカス連動リング13の回転によって光軸方向へ移動可能である。
フォーカス連動リング13は、内固定筒7の外径側に配置された略円環形状の部材である。フォーカス連動リング13には、光軸方向においてギア列30とは反対側に光軸方向を長手方向とする上述の溝部13aが形成され、この溝部13aに、被写体側から第1保持枠12の腕部12aが係合している。
モータ16は、カメラボディ110からの指示に基づいて、第1レンズ群1を光軸方向に駆動させる駆動力を発生するモータである。モータ16は、光軸方向においてレンズ鏡筒120のZマイナス側であって、径方向において内固定筒7とズーム環5との間となる空間に配置されている。モータ16を起動するための電力は、カメラボディ110から供給される。
モータ16の駆動力は、ギア列30を介してフォーカス連動リング13へ伝達される。モータ16は、例えば、回転型の超音波モータを用いてもよいし、リニア型のモータや、超音波領域の振動を利用しない電気機械変換アクチュエータ等の他のアクチュエータ等を用いてもよい。
図5は、ズーム環5の操作範囲を説明する図である。図5では、ズーム環5及び外固定筒4をレンズ鏡筒120の外周側から観察した状態を展開して示している。外固定筒4は光軸回りには回転不可能であり、ズーム環5が矢印に沿って光軸回りに回転可能であるが、理解を容易にするために、図5では、外固定筒4の突起41が矢印に沿って移動するかのように示している。
外固定筒4の突起41は、レンズ鏡筒120が、ズーム環5の回転により撮影領域A内にあるか収納領域B内にあるかを使用者に示す指示部材である。突起41がズーム環5の指標「W」と指標「T」の間に位置する場合は、レンズ鏡筒120が、撮影領域A内にあることを示し、突起41がズーム環5の指標「W」と指標「○」の間に位置する場合は、レンズ鏡筒120が収納領域B内にあることを示している。
また、ズーム環5の突起41と指標「W」が一致した状態は、レンズ鏡筒120がワイド端(図3参照)であることを示し、突起41と指標「T」が一致した状態は、レンズ鏡筒120がテレ端(図4参照)であることを示している。そして突起41と指標「○」とが一致した状態は、レンズ鏡筒120が最短まで短縮された収納状態(図2参照)であることを示している。
ズーム環5は、矢印C方向及び矢印D方向に回転することができるが、撮影時には、ズーム環5の回転は、撮影領域Aの範囲内(ワイド端の状態からテレ端の状態まで)でのみ回転可能に制限されている。この回転を制限する回転制限機構については後述する。
そして、回転制限が解除されると、ズーム環5は、収納領域Bの範囲内へ回転可能となる。ズーム環5を収納領域Bへ回転させると、レンズ鏡筒の鏡筒長を撮影可能な状態より短くすることができ、「○」の位置まで回転させたとき、レンズ鏡筒の鏡筒長が最短となる。
ここで、カメラボディ110にレンズ鏡筒120が装着されている場合は、モータ16によって第1レンズ群1は至近の繰り出した状態(図3(b)及び図4(b)参照)から、無限の鏡筒長が短縮した状態(図3(a)及び図4(a)参照)に移動可能である。しかし、カメラボディ110からレンズ鏡筒120が取り外された場合、モータ16による第1レンズ群1の駆動ができなくなる。
そのため、本実施形態では、レンズ鏡筒120の鏡筒長を短縮する操作を行う際に、第1レンズ群1とモータ16との連結を切り離し、第1レンズ群1とズーム環5とを連結に切り換える切換機構20を備える。切換機構20は、切換部20Aと、第1レンズ群1とズーム環5とを連結する第1連結部20Bと、第1レンズ群1とモータ16との間の駆動力を伝達する第2連結部20Cとを備える。図6から図8は切換部20Aと第1連結部20Bとを説明する図であり、図9は切換部20Aと第2連結部20Cとを説明する図である。
図6から図9に示すように、切換部20Aはスライドスイッチ23と、スライドスイッチ23のZマイナス側端部から延びる板ばね25とを有する。スライドスイッチ23は、外固定筒4の一部分4dの表面をZ方向に滑動するものである。その部分4dの表面には、斜面を形成して窪み4eが設けられている。スライドスイッチ23をZプラス方向に移動すると、板ばね25は斜面を滑って窪み4eの内部に入り込む。
スライドスイッチ23の一部は、外固定筒4の外部に露出していて、手動で操作が行える。縮筒するときは、ズームリング5をワイド位置まで回転させ、スライドスイッチ23をZ(+)方向へ移動させ、その状態を手で保持したまま、ズームリング5を縮筒領域へ回転させる。
図6は、レンズ鏡筒120が図3(b)に示すように、ワイド端において至近に合焦した状態(第1レンズ群1が繰り出した状態)であって、且つズーム環5とフォーカス連動リング13(すなわち第1レンズ群1)とが連結していない状態を示す図である。この場合、後述するが、図9(a)に示すように第2連結部20Cにより第1レンズ群1とモータ16とは連結されている。
図7は、図6と同様に図3(b)の状態であるが、ズーム環5とフォーカス連動リング13(すなわち第1レンズ群1)とを連結させた場合を示す図である。この場合、後述するが、図9(b)に示すように、第2連結部20Cにより第1レンズ群1とモータ16との間の動力伝達は遮断される。図8は、図7の状態でズーム環5を回転した図であって、図2に示す収納状態となったときの図である。
図6により第1連結部20Bを説明する。第1連結部20Bは、スライドスイッチ23から延びる第1延在部26と、第1延在部26の端部からZプラス方向に延びる第1軸部22とを備える。
第1連結部20Bはさらに、図6の状態において、第1軸部22とZ方向の同一直線上に配置される第2軸部27と、第2軸部27のZマイナス側に接続された第1回転制限部21と、第2軸部27のZプラス側に接続された第2回転制限部28と、第2軸部27が挿通されるとともにズーム環5のZプラス側端部に固定された固定部29と、第2軸部27における固定部29と第1回転制限部21との間に挿通されたコイルばね24とを備える。
一方、外固定筒4には、ワイド端制限壁4aとテレ端制限壁4bとが設けられている。第1軸部22はワイド端制限壁4aに固定され、光軸方向にのみの移動に制限されている。上述のように固定部29はズーム環5に固定されているので、図6の状態でズーム環5が図中矢印方向に回転すると、第1回転制限部21、コイルばね24、第2軸部27及び第2回転制限部28も矢印方向に回転する。図6の状態において第1軸部21は、外固定筒4のワイド端制限壁4aとテレ端制限壁4bの間に位置するので、ズーム環5の回転はワイド端制限壁4aとテレ端制限壁4bとの間に制限される。
また、図中、7cは、内固定筒7と一体又は内固定筒7に固定された進入防止部である。この進入防止部7cにより、図6の状態でズーム環5が矢印方向に回転した場合における第2回転制限部28のフォーカス連動リング13側への移動が防止される。
フォーカス連動リング13には、壁部13b,13cによって形成される切り欠き部13dが設けられている。図6の状態で、スライドスイッチ23をZプラス方向にスライドさせると、スライドスイッチ23に連結されている第1軸部22によって押されて第1回転制限部21は外固定筒4の端面よりも前に押し出される。これにより、第2回転制限部28は進入防止部7cの端部を通って壁部13bと接するようにして切り欠き部13dに入り込む。図7はこのときの状態を示したものである。
図7の状態においてスライドスイッチ23に備えられた板ばね25は、外固定筒4の上述の部分4dに設けられた斜面を滑り、窪み4eに入り込む。コイルばね24のスラスト方向の力量をF1、板ばね25が部分4dの斜面を乗り上げるために必要な光軸方向の力量をF2とすると、二つのばねの力量の関係は、常にF1>F2となるように設定されている。よって、第1回転制限部21と第1軸部22とが接している図6の場合、スライドスイッチ23を指でスライドさせて図7の状態としても、指を離せば、板ばね25は部分4d上面へ戻ることになる。一方、図8に示すように、第1回転制限部21と第1軸部22とが接していない場合、すなわちレンズ鏡筒120が図5の収納領域Bにある場合は、スライドスイッチ23及び第1軸部22はZプラス方向にスライドされた状態で保持される。
第1回転制限部21が押し出されている図7の状態になると、後述するが図9(b)に示すようにフォーカス連動リング13とモータ16の連結も切断される。したがって、ズーム環5を鏡筒長が短縮する側(図7における矢印の方向、図5の収納領域B)へ回転させると、第2回転制限部28は壁部13bを押し、フォーカス連動リング13が回転する。この間、第1回転制限部21の後側端面は、ばね24の付勢によって、外固定筒4のZプラス側端面4cと当接しているため、切り欠き部13dから抜けることはない。
内固定筒7には、無限側制限壁7aと至近側制限壁7bとが設けられている。またフォーカス連動リング13には、無限側制限壁7aと至近側制限壁7bとの間を移動可能な突起部13fが設けられており、この突起部13fによってフォーカス連動リング13の回転が無限側制限壁7aと至近側制限壁7bとの間に規制される。
フォーカス連動リング13の回転角をθ2、ズーム環5の回転角をθ1とすると、本実施形態ではθ1とθ2とは同じである。しかし、θ2がθ1より小さい場合は、例えば図7の状態で点線で示すように第2回転制限部28の幅θ3だけ小さくして壁部13bとの間にθ1とθ2との間の差の分だけ隙間θ3を設ければよい。一方、θ2がθ1より大きい場合は、第1保持枠12を手動で移動させる。
図9は、第1レンズ群1とモータ16との間の駆動力を伝達する第2連結部20Cを説明する図であり、フォーカス連動リング13に設けられた大ギア13eとの関係として示す。フォーカス連動リング13には、図4に示すように、第1レンズ群1を保持する第1保持枠12の腕部12aが連結しているため、大ギア13eが回転するとフォーカス連動リング13が回転し、第1レンズ群1も回転する。図9(a)は、レンズ鏡筒120が撮影可能な状態であって、第2連結部20Cにより第1レンズ群1とモータ16とが連結されている状態、図6(b)は、第1レンズ群1とモータ16とが切断された状態を示す。
第2連結部20Cは、モータ16の出力に連結されたギア列30として、第1ギア31、第1ギア31にかみ合う第2ギア32を備える。また第2連結部20Cは、スライドスイッチ23から延びる第2延在部33と、第2延在部33の端部からZ方向に延びる第3軸部34と、を備える。第3軸部34には、第3ギア35と第4ギア36とが嵌合され、第4ギア36は、フォーカス連動リング13の大ギア13eとかみ合っている。
図9(a)に示す場合、第3ギア35と第2ギア32とがかみ合っており、モータ16の回転は、第1ギア31、第2ギア32、第3ギア35、第4ギア36、大ギア31aと伝達され、フォーカス連動リング13が回転される。フォーカス連動リング13が回転すると、図4に示すように、第1レンズ群1の第1保持枠12が回転し、第1保持枠12は回転に伴い光軸方向に移動して、フォーカシングが行われる。
レンズ鏡筒120がワイド端にある場合(図5で示すようにズーム環5の突起41と指標「W」が一致した状態、図6の状態)において、レンズ鏡筒120を収納状態にする場合、スライドスイッチ23を図9(b)に示すように、Zプラス方向に移動させる。このとき、スライドスイッチ23の板ばね25は、外固定筒の部分4dの斜面によってZプラス方向に保持される。このとき、第3ギア35もZプラス方向に移動するので、第2ギア32と第3ギア35との間の係合が解除される。したがって、モータ16の回転はフォーカス連動リング13の大ギア13eに伝達されなくなる。
このようにモータ16とフォーカス連動リング13との駆動力伝達が切断される場合、スライドスイッチ23が移動しているので、第1連結部20Bも図6の状態から図7の状態となっている。すなわち、前述のようにズーム環5と、フォーカス連動リング13とが連結され、ズーム環5を鏡筒長が短縮する側(図7における矢印の方向、図5の収納領域B)へ回転させると、フォーカス連動リング13が回転する。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ワイド端において、スライドスイッチ23を移動させることにより、モータ16とフォーカス連動リング13との駆動力伝達が切断される。これとともに、ズーム環5と、フォーカス連動リング13とが連結される。これによって、ズーム環5を回転することによりフォーカス連動リング13を回転させることが可能となる。したがって、第1レンズ群1が繰り出した状態でレンズ鏡筒120がカメラボディ110から取り外されたときでも、第1レンズ群1を収納してレンズ鏡筒120の鏡筒長を短縮することができる。レンズ鏡筒120が最短状態となることで、携帯性を向上させることができる。
(2)本実施形態では、レンズ鏡筒120の鏡筒長を短縮する操作を行う際に、フォーカス連動リング13とモータ16との連結を切り離し、フォーカス連動リング13とズーム環5とが連結するように切り換えることができるが、この操作は、スライドスイッチ23を移動させるだけであるので容易である。
(3)外固定筒4の外周面には、ズーム環5の回転量の表示に用いられる突起41が設けられているため、レンズ鏡筒120がどの状態にあるかを認識することができる。
(4)撮影領域Aにおいて切換機構20の第1回転制限部21が、外固定筒4のワイド端制限壁4aとテレ端制限壁4bの間に配置されているので、ズーム環5の回転をワイド端とテレ端との間に制限することができる。このため、ズーム環5が、合焦不可能な収納領域B側へ回転することがなく、使用者が、撮影時に収納領域B側へズーム環5を回転させてしまうことを防ぐことができる。
(5)レンズ鏡筒120が撮影領域Aにある場合に、内固定筒7と一体又は内固定筒7に設けられた進入防止部7cにより、図6の状態における第2回転制限部28のフォーカス連動リング13側への移動を防止することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
(1)至近に合焦する場合に最も第1レンズ群1が被写体側に移動する形態である例を示したが、これに限らず、例えば、無限遠に合焦する場合に最も第1レンズ群1が被写体側へ移動する形態であってもよい。
(2)各実施形態では、レンズ鏡筒120は、第1レンズ群1と第2レンズ群2の2つのレンズ群を有する例を示したが、これに限らず、レンズ群は3つ以上あってもよい。
なお、上述の実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
本発明の一実施形態のカメラを示す図である。 鏡筒長が最短となる収納状態を示すレンズ鏡筒の断面図である。 ワイド端におけるレンズ鏡筒の断面図であり、(a)無限遠に合焦した状態、(b)は至近に合焦した状態を示す。 テレ端におけるレンズ鏡筒の断面図であり、(a)無限遠に合焦した状態、(b)は至近に合焦した状態を示す。 レンズ鏡筒のズーム環の操作範囲を説明する図である。 切換部と第1連結部とを説明する図である。 切換部と第1連結部とを説明する図である。 切換部と第1連結部とを説明する図である。 切換部と第2連結部とを説明する図である。
符号の説明
1:第1レンズ群、2:第2レンズ群、5:ズーム環、12:第1保持枠、13:フォーカス連動リング13、20:切換機構、20A:切換部、20B:第1連結機構、20C:第2連結機構、100:カメラ、120:レンズ鏡筒

Claims (8)

  1. 第1レンズと該第1レンズとは異なる第2レンズとを有する光学系と、
    前記第1レンズを前記光学系の光軸方向に沿った第1位置と該第1位置とは異なる第2位置とに移動させる第1駆動部材と、
    前記第2レンズを前記光軸方向に沿って移動させる第2駆動部材と、
    前記第1レンズが前記第1位置から前記第2位置へ移動することを選択的に制限するとともに、該制限を解除した状態で前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とを一体的に連係させる切換部材とを備えること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第2駆動部材を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動力を前記第2駆動部材に伝達する伝達手段とを有し、
    前記切換部材は、前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とを一体的に連係する際に前記伝達手段による駆動力の伝達を解除すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1駆動部材は、前記第2駆動部材と連係している状態で前記第1レンズと前記第2レンズとを移動させること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1駆動部材によって前記第1レンズを前記第1位置から前記第2位置へ移動させることによって、前記レンズ鏡筒の長さを短縮すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1レンズを前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材の第1移動量と、前記第2レンズを移動するための前記第2駆動部材の第2移動量とが等しいこと、
    特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1レンズを前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材の第1移動量よりも、前記第2レンズを移動するための前記第2駆動部材の第2移動量の方が小さい場合に、前記切換部材と前記第2駆動部材との係合部に間隙を設けること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1レンズを前記第1位置から前記第2位置まで移動するための前記第1駆動部材の第1移動量よりも、前記第2レンズを移動するための前記第2駆動部材の第2移動量の方が大きい場合に、前記切換部材によって前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とを係合させる際に第2駆動部材を移動させること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備える撮像装置。
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