JP2010112580A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも冷媒の蒸発器として機能する熱交換器10であって、1対のヘッダ15と、複数の扁平管11とを備える。1対のヘッダ15は、上下に延びる。複数の扁平管11は、1対のヘッダ15に貫通し、冷媒が流れる多数の穴が形成されている。1対のヘッダ15の少なくとも一方の内部が、上下に2以上の室内に仕切られることにより、1対のヘッダ15には、蒸発器として機能するときに、冷媒の出口となる出口室151aと、冷媒の入口となる入口室152aとを含む複数の室が形成される。扁平管11のうち、出口室151aに接続される少なくとも1本の出口側扁平管11bの穴の第1断面積が、扁平管11のうち、入口室152aに接続される少なくとも1本の入口側扁平管11aの穴の第2断面積よりも大きい。
【選択図】図2
Description
<冷凍装置1の構成>
まず、熱交換器10を含む冷凍装置1の全体構成について説明する。
熱交換器10は、空調機に用いられ、熱交換器10内を流れる冷媒と、熱交換器10を通り抜ける空気との間で熱交換を行わせるものである。
図3は、図2のIII部の拡大斜視図である。
波形フィン12は、波形に折り曲げられたアルミニウム製またはアルミニウム合金製のフィンである。波形フィン12は、隣接する扁平管11に挟まれた空間に配置され、谷部および山部が扁平管11の平面部113と接触している。なお、谷部と山部と平面部113とはロウ付け溶接されている。
ヘッダ15は、鉛直方向に延びる円筒形状をした管である。図2に示すように、ヘッダ15の外面から内面へ、複数の扁平管11がそれぞれ異なる高さ位置でヘッダ15の長手に直交する方向から貫通している。ヘッダ15は、扁平管11を支持する機能と、冷媒を扁平管11の多数の穴114に導く機能と、多数の穴114から出てきた冷媒を集合させる機能とを有している。
この熱交換器10では、出口側扁平管11bの穴114の断面積は、入口側扁平管11aの穴114の断面積よりも大きい構成としている。
以下、図1を参照しながら熱交換器10が蒸発器として機能するときの冷媒の流れについて説明する。
従来、鉛直方向に延びる1対のヘッダに、ヘッダの長手方向に直交する方向に延びる複数の扁平管が異なる高さ位置からそれぞれ貫通している積層型熱交換器が提案されている。この熱交換器が蒸発器として機能するとき、ガス冷媒と液冷媒とが混合した状態の冷媒が流れる。
(A)
上記実施形態では、第1ヘッダ151の上部に冷媒出口部151aが形成されていると説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、第2ヘッダ152の上部に冷媒出口部151aが形成される構成としてもよい。また、上記実施形態におけるバッフル板18の本数や位置は、変更されてもよい。
上記実施形態では、出口側扁平管11bは1本である構成としているが、複数本あってもよい。また、入口側扁平管11aに関しても、3本の構成としているが、出口側扁平管11bの本数より多ければ、それ以下であっても、それ以上であってもよい。
上記実施形態では、出口側扁平管11bの穴114の断面積またはその断面積に近い断面積を有する扁平管11の総本数は3本であり、入口側扁平管11aの穴114の断面積またはその断面積に近い断面積を有する扁平管11の総本数は12本であるが、出口側扁平管11bの本数よりも、入口側扁平管11aの本数のほうが多ければ、本発明はこれに限られるものではない。
上記実施形態では、熱交換器10は、空調機に用いられると説明したが、他の機器に用いられてもよい。他の機器とは、例えば、ヒートポンプ式の給湯器である。
上記実施形態では、ヘッダ15は鉛直方向に延びると説明したが、ヘッダ15は、鉛直方向に延びるものに限られず、上下に延びていればよい。また、扁平管11は、ヘッダ15の長手に直交する方向に延びると説明したが、これに限られず、ヘッダ15に交差する方向に延びていればよい。
第2実施形態に係る冷凍装置1の構成については、熱交換器10aの構成を除いては、第1実施形態に係る冷凍装置1とほぼ同様の構成であるので、説明を省略する。なお、第1実施形態と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る熱交換器10aは、図4に示すように、第1熱交換器100と、第2熱交換器200とを有する。
以下、図4を参照しながら熱交換器10aが蒸発器として機能するときの冷媒の流れについて説明する。
積層型熱交換器においては、主として鉛直方向に延びるヘッダと、そのヘッダの長手に直交する方向からヘッダに貫通する複数の扁平管とから構成される。そして、この熱交換器が蒸発器として機能するとき、冷媒は、ヘッダを介して下部に位置する扁平管から上部に位置する扁平管へと蛇行するように流れる。
(A)
上記実施形態では、第1熱交換器100にフィンアンドチューブ型熱交換器である第2熱交換器200が接続されると説明したが、本発明では、図5、図6に示すように、第2熱交換器200の代わりに、チューブ300aの周囲にアルミ製のフィン300bが巻かれたスパインフィン(針状フィン)熱交換器300を第1熱交換器100に接続させる構成としてもよい。
上記実施形態では、3本の配管200aをU字管で繋いで1本の冷媒配管としているが、本発明はこれに限られるものではなく、扁平管11の本数より少なければ、配管200aの本数は3本以下であっても、3本以上であってもよい。
11 扁平管
11a 入口側扁平管
11b 出口側扁平管
15 ヘッダ
151a 出口室
152a 入口室
153 出口室
100 第1熱交換器
200 第2熱交換器
200a 配管
200b 熱交換促進フィン
210 入口部
Claims (6)
- 少なくとも冷媒の蒸発器として機能する熱交換器(10)であって、
上下に延びる1対のヘッダ(15)と、
前記1対のヘッダ(15)に貫通し、前記冷媒が流れる多数の穴(114)が形成されている複数の扁平管(11)と、
を備え、
前記1対のヘッダ(15)の少なくとも一方の内部が、上下に2以上の室内に仕切られることにより、前記1対のヘッダ(15)には、前記蒸発器として機能するときに、前記冷媒の出口となる出口室(151a)と、前記冷媒の入口となる入口室(152a)とを含む複数の室が形成され、
前記扁平管(11)のうち、前記出口室(151a)に接続される少なくとも1本の出口側扁平管(11b)の穴(114)の第1断面積が、前記扁平管(11)のうち、前記入口室(152a)に接続される少なくとも1本の入口側扁平管(11a)の穴(114)の第2断面積よりも大きい、
熱交換器(10)。 - 前記出口側扁平管(11b)の本数よりも、前記入口側扁平管(11a)の本数のほうが多い、
請求項1に記載の熱交換器(10)。 - 前記第1断面積または前記第1断面積に近い断面積を有する穴(114)が形成される前記扁平管(11)の本数よりも、前記第2断面積または前記第2断面積に近い断面積を有する穴(114)が形成される前記扁平管(11)の本数のほうが多い、
請求項1に記載の熱交換器(10)。 - 前記冷媒が流れる多数の穴(114)が形成されている複数の扁平管(11)と、上下に延び、前記扁平管(11)に貫通される1対のヘッダ(15)とを有し、少なくとも冷媒の蒸発器として機能する第1熱交換器(100)と、
前記冷媒が流れる円筒状の配管(200a)と、前記配管(200a)と接触し、前記冷媒と空気との熱交換を促進させる熱交換促進フィン(200b)とを有し、少なくとも前記冷媒の蒸発器として機能する第2熱交換器(200)と、
を備え、
1対の前記ヘッダ(15)の少なくとも一方の内部が、2以上の室内に仕切られることにより、1対の前記ヘッダ(15)には、前記第1熱交換器(100)が前記蒸発器として機能するときに、前記冷媒の出口となる出口室(153)と、前記冷媒の入口となる入口室(152a)とを含む複数の室が形成され、
前記第1熱交換器(100)と前記第2熱交換器(200)とを隣接させて、前記第1熱交換器(100)の前記出口室(153)と、前記蒸発器として機能するときの前記第2熱交換器(200)の入口部(210)とを直接接続する、
冷凍装置(1)。 - 前記熱交換促進フィン(200b)は、前記配管(200a)に貫通されるプレート状のフィン、または、前記配管(200a)の周囲に巻かれる針状のフィンである、
請求項4に記載の冷凍装置(1)。 - 前記配管(200a)の流路面積は、前記扁平管(11)の穴(114)の断面積の2倍以上である、
請求項4または5に記載の冷凍装置(1)。
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