JP2010112025A - コーナー化粧部材 - Google Patents

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JP2010112025A
JP2010112025A JP2008283902A JP2008283902A JP2010112025A JP 2010112025 A JP2010112025 A JP 2010112025A JP 2008283902 A JP2008283902 A JP 2008283902A JP 2008283902 A JP2008283902 A JP 2008283902A JP 2010112025 A JP2010112025 A JP 2010112025A
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corner
slit
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fastening
wall
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Akira Abu
武 明 阿
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Abstract

【課題】
廻り縁、巾木、入り隅化粧縁、出隅化粧縁等のコーナー化粧部材をコーナーに取り付ける時、タッカーの針や釘、木ネジ等で留め付けると留め付け金具の山が表面から見え、見栄えが悪い。
【解決手段】
本発明は、コーナー化粧部材を合成樹脂の押し出しで成形する際、上記コーナー化粧部材の内部に留め付けに使用する金具を隠蔽する為の空洞(複数でも良い)を設けて成形する。成形時か成形後に表面から空洞に向け、押し出し方向へ全長にわたりスリットを入れ、留め付け器具の先端の出し入れ口とする。
その為、本コーナー化粧部材の表面層は、留め付け器具の先端の出し入れが出来
る軟らかさに、また、スリットで出来た蓋は、留め付け後、器具の先端を抜いた時
に元の形状へ戻る弾力性のある樹脂で成形する。
表面にはスリットが目立たない様、化粧溝をデザイン的に複数入れ、スリットは
化粧溝の筋に沿って入れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製の押し出し成形による、コーナー化粧部材に関するものである。
従来、廻り縁、巾木、入り隅化粧縁、出隅化粧縁等のコーナー化粧部材は、壁や天井や
床や柱や開口部の枠等に留め付けるには、粘、接着剤で貼り付けるか、連続して留め付け
針等を打ち込む器具であるタッカーの針や釘、ネジ等で留め付けられているが、表面に留め付ける金具を出さない為様々な工夫をしている。
特開2003−74179号公報 特開平11−22171号公報 特開2002−364165公報
コーナー化粧部材を壁や天井や床や柱や開口部の枠等に留め付ける時、連続して留め付
け針等を打ち込む器具であるタッカーの針や釘、ネジで留め付けると表面から留め付け金
具が見える。目隠しとして別途成形されたカバー類を取り付け、金具を隠蔽する方法では
形状が複雑で、コーナー化粧部材も留め付けもコストが高い欠点があった。
本発明は、以上の様な欠点をなくす為になされた物である。
本発明は、合成樹脂の押し出しで成形する際、上記押し出し製品の内部に、留め付け金
具を隠蔽する為の空洞(複数でも良い)を設けて成形する。成形時か成形後に表面から空洞に向け、押し出し方向へ全長にわたるスリットを入れ、留め付け器具の先端の出し入れ口とする。
その為、本コーナー化粧部材の表面層は、スリットから留め付け器具の先端の出し入れ
が出来る軟らかさで、留め付け後、元の形状に戻る弾力性のある樹脂で成形する。
必要に応じ、留め付け側を硬めに、表層の蓋近辺は、軟らかめに積層押し出し成形をする。
表面にはスリットが目立たない様、化粧溝をデザイン的に複数入れ、スリットは化粧溝
の筋に沿って入れる。
請求項2に於いて、前期コーナー化粧部材の空洞は、留め付け器具の先端の形状、スリ
ットに差し込む角度、スリットで出来た蓋の厚さ、硬さ等の条件により様々な形状が考えられ、留め付け金具で最も留め付け易く、金具を隠蔽し易い最適な断面形状を選択する。
請求項3に於いて、前期コーナー化粧部材のスリットは、留め付け器具の先端の形状、
スリットに差し込む角度、スリットで出来た蓋の厚さ、硬さ等の条件により様々な位置が
考えられ、留め付け器具で最も留め付け易く、金具を隠蔽し易い、表面から空洞に向け最
適な位置を選択する。
請求項4に於いて、前期コーナー化粧部材の空洞、スリットを複数列設けて成形し、留め付ければ留め付けの強度が増す。
本発明は、上述の様に成形されたコーナー化粧部材なので、低コストで簡単に強固に綺
麗に留め付けられる。留め付けに使用した金具は、空洞の中に隠蔽されるので表面からは
見えない。
本発明のコーナー化粧部材を取り付ける為の最良の形態を説明する。
各図のコーナー化粧部材である本廻り縁、巾木、入り隅化粧縁、出隅化粧縁1a〜e等を
留め付けたい長さに切り、位置決めをする。その後、各図のタッカー等の留め付け器具の
先端6a〜eをスリット2a〜eから空洞3a〜e内に差し込み、針7a〜eで壁8a〜eや床9cや天井10a〜bに留め付ける。タッカーの先端6a〜eをスリット2a〜eから抜けばスリットで出来た蓋4a〜eは、その弾性によって元の形状に戻り、留め付け金具7a〜eは空洞3a〜e内に留まり表面から見えない。
本発明のコーナー化粧部材の入り隅コーナー側の隅の断面11a〜dは90度とせず、壁紙等のコーナーにアールが付いていたり、壁紙等の継ぎ目の端が飛び出ていても本コーナー化粧部材1a〜eを留め付ける際、両サイドの壁等に密着できる様、入り隅コーナー側の隅の断面11a〜dは面取りした形状としてある。
スリット2a〜eは、そのままでも良いが、スリット面に両面粘着テープの1面を貼り、他の面に離型紙を貼り、本コーナー化粧部材1a〜eを留め付け後、その離型紙を剥がし粘着面を圧着すればスリット2a〜eをふさぐことも出来る。
本発明のコーナー化粧部材1a〜eの表面には、スリット2a〜eが目立たない様、化粧溝5a〜eをデザイン的に複数入れ、スリット2a〜eは化粧溝5a〜eの筋に沿って入れる。
図1、図2は、第1実施例を示し、図1はコーナー化粧部材の一つである本発明の廻り
縁1aに於いて、空洞3aは変形扇型とし、スリット2aは空洞3aの端に設けた例で、廻り縁1a をタッカーの針7aで壁8aに留め付けた状態を示す断面図である。
図2は、スリット2aから空洞3a内にタッカーの先端6aを差し込み、針7aで壁8aに留め付けている状態を示す断面図である。タッカーの先端6aを抜けば、蓋4aはその弾
性によって元の形状に戻り、図1の通りタッカーの針7aは空洞3a内に残り表面からは見
えない。
図3、図4は、第2実施例を示し、図3は本発明の他の例を示す断面図であって、コー
ナー化粧部材の一つである廻り縁1bに於いて、空洞3bを変形扇型とし、スリット2bは空洞3bの中央に設けた例で、廻り縁1bをタッカーの針7bで壁8bに留め付けた状態を示す断面図である。
図4は、スリット2bから空洞3b内にタッカーの先端6bを差し込み、針7bで壁
8bに留め付けている状態を示す断面図である。タッカーの先端6bを抜けば、蓋4bはその弾性によって元の形状に戻り、図3の通りタッカーの針7bは空洞3b内に残り表面からは見えない。
図5、図6は、第3の実施例を示し、図5は本発明のコーナー化粧部材の一つである巾
木1cに於いて、空洞3cを台形とし、長さ方向に2列成形し、スリット2cは空洞3c
の端に設けた例で、巾木1cをタッカーの針7cで壁8cに留め付けた状態を示す断面図
である。
図6は、スリット2cから空洞3c内にタッカーの先端6cを差し込み、針7cで壁
8cに留め付けている状態を示す断面図である。タッカーの先端6cを抜けば、蓋4cはその弾性によって元の形状に戻り、図5の通りタッカーの針7cは空洞内に残り表面からは見えない。
下段の空洞にも上段同様留め付け、留め付け強度を高めることが期待出来る。
図7,図8は、第4の実施例を示し、図7は本発明のコーナー化粧部材の一つである入
り隅化粧縁1dに於いて、空洞3dを三角形とし、スリット2dは空洞の端に設けた例で、壁紙のコーナーの継ぎ目を隠し、押さえる為、入り隅化粧縁1dを、タッカーの針
7dで壁8dに留め付けた状態を示す断面図である。
図8は、スリット2dから空洞3d内にタッカーの先端6dを差し込み、針7dで壁8dに留め付けている状態を示す断面図である。タッカーの先端6dを抜けば、蓋4dはその弾性によって元の形状に戻り、図7の通りタッカーの針7dは空洞3d内に残り表面からは見えない。
通常、壁紙のコーナーの継ぎ目は、シーリング剤を塗布し、目隠しと押えに使用しているが、本発明のコーナー化粧部材である入り隅化粧縁は、その代替として使用出来、より低コストで簡単に綺麗に壁紙のコーナーの継ぎ目を隠し、押さえることが出来る。
本入り隅化粧縁は、壁と壁のコーナーの継ぎ目を隠し、押さえる用途に限らず、壁と柱、壁と開口部の枠等との入り隅コーナーにも留め付けることが出来る。
図9、図10は、第5の実施例を示し、図9は本発明のコーナー化粧部材の一つである
出隅化粧縁に於いて、空洞3eを台形とし、両サイドに成形し、スリット2eは空洞3eの
端に設けた例で、出隅化粧縁1eをタッカーの針7eで壁8eに留付けた状態を示す断面図
である。
図9は、スリット2eから空洞3e内にタッカーの先端6eを差し込み、針7eで壁8e
に留め付けている状態を示す断面図である。タッカーの先端6eを抜けば、蓋4eはその弾
性によって元の形状に戻り、図9の通りタッカーの針7eは空洞3e内に残り表面からは見えない。
出隅化粧縁のもう一方の側も同様に留め付ける。
以上の本発明の説明では、その全てに於いて留め付けには、タッカーを使用している状態を示したが、タッカー以外に釘打ち機によって釘で留め付けても、ドライバーによって木ネジで留め付けても良い。どの場合も留め付け金具を打ち込む際、蓋を避けて留め付ければ留め付け金具は空洞内に隠蔽される。
本コーナー化粧部材の素材は、合成樹脂以外の弾性を有する素材で成形しても同一の効果を得ることが出来る。
第1実施例を示し、本発明の廻り縁(スリットの位置が端)をタッカーで壁に留め付けた状態の断面図である。 第1実施例を示し、本発明の廻り縁(スリットの位置が端)のスリットから空洞にタッカーの先端を入れ、針で壁に留め付けている状態の断面図である。 第2実施例を示し、本発明の廻り縁(スリットの位置が中央)をタッカーで壁に留め付けた状態の断面図である。 第2実施例を示し、本発明の廻り縁(スリットの位置が中央)のスリットから空洞にタッカーの先端を入れ、針で壁に留め付けている状態の断面図である。 第3実施例を示し、本発明の巾木をタッカーで壁に留め付けた状態の断面図である。 第3実施例を示し、本発明の巾木の上部スリットから空洞にタッカーの先端を入れ、壁に留め付けている状態の断面図である。 第4実施例を示し、本発明の入り隅化粧縁をタッカーで壁に留め付けた状態の断面図である。 第4実施例を示し、本発明の入り隅化粧縁のスリットから空洞にタッカーの先端を入れ、針で壁に留め付けている状態の断面図である。 第5実施例を示し、本発明の出隅化粧縁をタッカーで壁に留め付けた状態の断面図である。 第5実施例を示し、本発明の出隅化粧縁のスリットからタッカーの先端を入れ、針で壁に留め付けている状態の断面図である。
符号の説明
1a、1b、1c、1d、1e 本発明のコーナー化粧部材
2a、2b、2c、2d、2e スリット
3a、3b、3c、3d、3e 空洞
4a、4b、4c、4d、4e 蓋
5a、5b、5c、5d、5e 化粧溝
6a、6b、6c、6d、6e タッカー先端
7a、7b、7c、7d、7e タッカーの針
8a、8b、8c、8d、8e 壁
9c 床
10a、10b 天井
11a、11b、11c、11d 面取り

Claims (4)

  1. 壁と床、壁と天井、壁と壁、壁と柱、壁と開口部の枠、等の境界又はその近傍に配置される、コーナー化粧部材に於いて、
    押し出し方向に全長にわたる、内部に留め付け金具を隠蔽する為の空洞と、表面から空洞に向かい、留め付けに使用する器具の先端を出し入れするスリットを設けた事を特徴とするコーナー化粧部材。
  2. 前記空洞の断面形状は、円形、楕円形、台形、平行四辺形、多角形またはその複合、変形等から選択され、設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコーナー化粧部材。
  3. 前記スリットは、表面から前記空洞の一端、中央、またその中間の位置に向け設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコーナー化粧部材。
  4. 前記空洞、スリットを複数列設けて成形したことを特徴とする請求項1に記載のコーナー化粧部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103088993A (zh) * 2013-01-25 2013-05-08 胡崇亮 吊顶转角凸出部位的收边装饰件
CN103088979A (zh) * 2013-01-25 2013-05-08 胡崇亮 吊顶转角凸出部位的修边装饰件

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CN103088979B (zh) * 2013-01-25 2015-03-11 佛山市锦绣明天建材有限公司 吊顶转角凸出部位的修边装饰件

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