JP3116858U - 巾木 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部材が簡潔で組み立てやすく、任意で家やオフィスの壁の底部に組み込むことができ、同時に効果的に美感を増進すると共に、個人でのDIY操作と使用に適しており、施工品質を向上する巾木の提供。
【解決手段】 本考案の巾木は主に、位置決め板及び化粧板を相互に組み合わせて成り、位置決め板の上端部に切欠部及び嵌入片を設け、化粧板に挟み槽及び長辺、短辺を設け、位置決め板を先に釘で壁の下端部に緊密に貼り合わせた後、化粧板を上から下へ嵌入片に嵌入し、化粧板で位置決め板の外表を覆い、全体で美感を形成する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本考案の巾木は主に、位置決め板及び化粧板を相互に組み合わせて成り、位置決め板の上端部に切欠部及び嵌入片を設け、化粧板に挟み槽及び長辺、短辺を設け、位置決め板を先に釘で壁の下端部に緊密に貼り合わせた後、化粧板を上から下へ嵌入片に嵌入し、化粧板で位置決め板の外表を覆い、全体で美感を形成する。
【選択図】 図2
Description
本考案は巾木の設計に関し、詳細には、生産が容易で製造コストが低く、施工・組み立てが簡単・迅速にでき、個人がDIYで自ら組み立て家庭やオフィスの内装に用いるのに適しており、任意に壁の底部に組み込むことができる、巾木に関する。
中華民国特許公告第456407号「分離式化粧板を備えた巾木」は、断面が凵の字形の位置決め部材と、結合板と、化粧板を含み、位置決め部材中間部に凹み槽が形成され、一面が壁の下端部壁面上に貼り付けられると共に、結合板の両側にそれぞれ外側に向かって延伸された相互に対応する突出板が設けられ、そのうち一つの突出板を上述の位置決め部材の凹み槽内に挿入することができ、さらに化粧板の上端部を内側に向かって水平に延伸して掛止板を形成し、下端部に冂の字形の嵌合板を形成し、上から下へ位置決め部材上に挿入して設置することができるものである。
上述の巾木は、断面が凵の字形の位置決め部材を設けており、この位置決め部材が凵の字形であるがために、垂直方向に柔軟な可撓度を維持することができず、このため、巾木を釘で打ちつけるとき、コンクリートの壁面に緊密に貼り合わせることが難しく、また、結合板下端部の突出板を位置決め部材の凹み槽内に挿入し、これら2つの部材を固定した後、さらに化粧板を上から下へ位置決め部材上に挿入する際、化粧板下端部の冂字形の嵌合板が凵字形の位置決め部材の凹み槽内に嵌入されるが、床の表面はコンクリートであるため平坦ではない状態になりやすく、化粧板の下端部の嵌合板は一部が凹み槽内に挿入されているため、上下の高さを調節することはできず、位置決め部材が露出されてしまいやすいことが主な欠点である。
このため、本考案の巾木は、構造が簡単で、製造しやすく、製造コストを抑え、同時に現場での施工を迅速に行なうことができ、市場のニーズに応えるものである。本考案は上述の構造において改善が求められる欠点に鑑みて、よりよい巾木を提供し、消費者に使用してもらうことをその創作の動機としている。
本考案の主な目的は、部材が簡潔で組み立てやすく、且つ、任意で家やオフィスの壁の底部に組み込むことができ、同時に効果的に美感を増進する、巾木を提供することにある。
本考案の別の目的は、技術に熟練していない個人でのDIY操作と使用に適しており、施工品質を向上する巾木を提供することにある。
上述の目的を達するため、本考案の巾木は主に、位置決め板及び化粧板を相互に組み合わせて成り、位置決め板の上端部に切欠部及び嵌入片を設け、化粧板に挟み槽及び長辺、短辺を設け、位置決め板を先に釘で壁の下端部に緊密に貼り合わせた後、化粧板を上から下へ嵌入片に嵌入し、化粧板で位置決め板の外表を覆い、全体で美感を形成する。
本考案は次のような利点がある:
1、本考案は位置決め板と化粧板を上、下方向に嵌め込んで組み立てる施工方法であるため、直接相互を嵌合させるという操作は簡単であり、床の高さの起伏への密着性についても、化粧板を上下に移動させ適用することができる。
2、本考案の化粧板にはさまざまな模様を設けることができ、また化粧板と位置決め板の結合は板体の嵌合のみでしっかりと結合させることができ、迅速且つ容易に組み立て・施工が可能であるため、例えば毎年度の内装変化の際にもDIYで簡単に組み立てることができ、実用性及び利便性に優れている。
1、本考案は位置決め板と化粧板を上、下方向に嵌め込んで組み立てる施工方法であるため、直接相互を嵌合させるという操作は簡単であり、床の高さの起伏への密着性についても、化粧板を上下に移動させ適用することができる。
2、本考案の化粧板にはさまざまな模様を設けることができ、また化粧板と位置決め板の結合は板体の嵌合のみでしっかりと結合させることができ、迅速且つ容易に組み立て・施工が可能であるため、例えば毎年度の内装変化の際にもDIYで簡単に組み立てることができ、実用性及び利便性に優れている。
本考案のその他特徴と具体的な実施例について、以下図面に基づき詳細に説明する。
図1、図2に示すように、本考案の巾木は、主に位置決め板10、化粧板20を相互に組み合わせて結合して成る。
そのうち、該位置決め板10は長細い形状の薄い片体であり、その上端部に切欠部11を設け、同時に、この切欠部11の設置により嵌入片12が形成される。位置決め板10全体は薄く細長い形状を呈しているため、この板体は自然に垂直方向の可撓性を備えており、平坦とは限らないコンクリート壁面に貼り付ける際、緊密に貼り合わせることができる。
該化粧板20も細長い形状の薄い片体であり、板体に挟み槽21を形成し、この挟み槽の前側に長辺22を設け、この挟み槽の後ろ側に短辺23を設ける。この挟み槽21の幅は少なくとも前述の嵌入片12の厚さと同じかそれより大きいものとし、挟み槽21に位置決め板10の嵌入片12を十分に嵌入させて結合させることができるものとする。化粧板20の外表面には、一層の剥がせるフィルム24を設けてもよい。このフィルム24を室内壁面の塗装が完了した後剥がすことで、きれいに保つことができる。
図3、図4に示すように、本考案の構成部材である位置決め板10及び化粧板20の具体的な構造は前述の通りとするが、本考案の使用上、完全性を追及するため、化粧板20の長辺22を長さaとし、短辺23を長さbとして設ける。同時に位置決め板10の嵌入片12(即ち、切欠部11)を長さcとして設け、位置決め板10の高さをdとする。そのうち、長辺の長さaは位置決め板の高さdと同じかそれより大きいものとし、化粧板20が完全に位置決め板10を遮蔽することができ、且つ、短辺の長さbは位置決め板の切欠部の長さcより大きくないものとし、これにより化粧板20を位置決め板10上で下方向へ滑らせ、下方位置まで達させることができ、完全に遮蔽する効果を得ることができる(図5参照)。図4から図6に示すように、予めエア釘打機30で釘31を利用し位置決め板10を壁40の下部に固定し、最後に化粧板20をその挟み槽21を利用して直接位置決め板10上の嵌入片12に嵌入し、完全な巾木を構成することができる。施工が完了した巾木は継ぎ目が細かく、美感の効果を得ることができる。
本考案の位置決め板10は、一般に比較的廉価の板体を加工して成り、釘31を利用して壁40下部に固定し、化粧板20を外側に被せるとき、見た目に美しくない釘31を隠すことができ、外観には加工の痕跡が見られず、完成状態の品質を向上することができる。且つ、釘31に時間が経つにつれて錆が発生しても、外側からは分からないため、永久にその美感を維持することができる。
上述の説明は本考案の具体的な実施例に基づくものであるが、本考案はこの説明に制限されることはなく、関連技術を熟知した人物によるあらゆる修飾や変化も本考案に含まれるものとみなし、本考案は特許請求の範囲によりその完全な範疇が定められる。
上述のように、本考案は過去の従来の巾木の欠点を改善することができるだけでなく、組み立てユニットの設置により、迅速且つ簡単に組み立てることができ、施工コストを抑えることが可能であり、全体の実用性及び利便性を大幅に向上し、壁下部の修飾として適しているため、その実用性は疑う余地がない。
10 位置決め板
11 切欠部
12 嵌入片
20 化粧板
21 挟み槽
22 長辺
23 短辺
24 剥がせるフィルム
30 エア釘打機
31 釘
40 壁
11 切欠部
12 嵌入片
20 化粧板
21 挟み槽
22 長辺
23 短辺
24 剥がせるフィルム
30 エア釘打機
31 釘
40 壁
Claims (5)
- 主に位置決め板及び化粧板から構成され、該位置決め板が薄い片体を呈し、上端に切欠部を設けて嵌入片を形成し、該化粧板が薄い片体を呈し、板体に挟み槽を形成し、該挟み槽の前後両側にそれぞれ長辺及び短辺を設け、該化粧板の挟み槽を位置決め板の嵌入片に嵌入して結合することができる構成とした巾木。
- 前記化粧板の短辺の長さが位置決め板の切欠部の長さより大きくない構成とした請求項1に記載の巾木。
- 前記化粧板の長辺の長さが位置決め板の高さより小さくない構成とした請求項1に記載の巾木。
- 前記位置決め板の嵌入片の厚さが化粧板の挟み槽の幅より大きくない構成とした請求項1に記載の巾木。
- 前記化粧板の表面に剥がせるフィルムを設けた構成とした請求項1に記載の巾木。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014091957A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Mitsui Home Co Ltd | 建築用見切り材 |
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- 2005-09-14 US US11/224,933 patent/US20060073286A1/en not_active Abandoned
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JP2014091957A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Mitsui Home Co Ltd | 建築用見切り材 |
Also Published As
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