JP2010111563A - 合わせガラス貼り合せ材及び合わせガラス - Google Patents
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Abstract
【課題】合わせガラスの中間膜との接着力を向上させることができる合わせガラス貼り合せ材、及び長期安定性に優れ、防犯性能が向上した合わせガラスの提供。
【解決手段】2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せるのに用いられる合わせガラス貼り合せ材であって、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、該接着層が熱可塑性樹脂を含有し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)が40℃〜60℃であり、該熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000である合わせガラス貼り合せ材とする。
【選択図】図1
【解決手段】2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せるのに用いられる合わせガラス貼り合せ材であって、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、該接着層が熱可塑性樹脂を含有し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)が40℃〜60℃であり、該熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000である合わせガラス貼り合せ材とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、合わせガラスの中間膜との接着力が向上した合わせガラス貼り合せ材、及び防犯及び盗難防止機能を有する合わせガラスに関する。
近年、建材用ガラス分野において、「こじ破り」や「打ち破り」に対する防犯性が高いガラスへのニーズが高まっている。その1種として、2枚のガラス板の間の2枚の中間膜の間にポリエステルフィルム等の支持体を挟み込むことで、防犯及び盗難防止機能を持たせた合わせガラス(以下、「防犯合わせガラス」と称することもある)が提案されている(特許文献1及び2参照)。
しかし、これらの先行技術文献では、防犯合わせガラスに挟み込む支持体と中間膜との接着力が弱いという欠点があり、積極的な実用化が進んでいないのが現状である。
しかし、これらの先行技術文献では、防犯合わせガラスに挟み込む支持体と中間膜との接着力が弱いという欠点があり、積極的な実用化が進んでいないのが現状である。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、合わせガラスの中間膜との接着力を向上させることができる合わせガラス貼り合せ材、及び長期安定性に優れ、防犯性能が向上した合わせガラスを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せるのに用いられる合わせガラス貼り合せ材であって、
支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、該接着層が熱可塑性樹脂を含有し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)が40℃〜60℃であり、該熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000であることを特徴とする合わせガラス貼り合せ材である。
<2> 熱可塑性樹脂が、アクリル樹脂である前記<1>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<3> 接着層の厚みが、1μm〜50μmである前記<1>から<2>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<4> 支持体の一方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている前記<1>から<3>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<5> 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<4>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<6> 支持体の他方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<4>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<7> 支持体の一方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている前記<1>から<3>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<8> 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<7>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<9> 支持体の他方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<7>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<10> 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せてなる合わせガラスであって、
前記<1>から<9>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材の両面に、それぞれ前記中間膜が接するように貼り合せてなることを特徴とする合わせガラスである。
<1> 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せるのに用いられる合わせガラス貼り合せ材であって、
支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、該接着層が熱可塑性樹脂を含有し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)が40℃〜60℃であり、該熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000であることを特徴とする合わせガラス貼り合せ材である。
<2> 熱可塑性樹脂が、アクリル樹脂である前記<1>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<3> 接着層の厚みが、1μm〜50μmである前記<1>から<2>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<4> 支持体の一方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている前記<1>から<3>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<5> 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<4>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<6> 支持体の他方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<4>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<7> 支持体の一方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている前記<1>から<3>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<8> 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<7>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<9> 支持体の他方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい前記<7>に記載の合わせガラス貼り合せ材である。
<10> 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せてなる合わせガラスであって、
前記<1>から<9>のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材の両面に、それぞれ前記中間膜が接するように貼り合せてなることを特徴とする合わせガラスである。
本発明によると、従来における諸問題を解決でき、合わせガラスの中間膜との接着力を向上させることができる合わせガラス貼り合せ材、及び該合わせガラス貼り合せ材を用いた、長期安定性に優れ、防犯性能が向上した合わせガラスを提供することができる。
(合わせガラス貼り合せ材)
本発明の合わせガラス貼り合せ材は、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、アンダー層、中間層、更に必要に応じてその他の層を有してなる。
本発明の合わせガラス貼り合せ材は、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、アンダー層、中間層、更に必要に応じてその他の層を有してなる。
ここで、図1に示すように、前記合わせガラス貼り合せ材3は、2つのガラス板1,1を、合わせガラス中間膜2,2を介して貼り合せるのに用いられる。
前記合わせガラス貼り合せ材としては、図2に示すように、支持体11の両面に接着層12,12を有する態様、図3に示すように、支持体11の片面に接着層12を有する態様などが挙げられる。これらの中でも、密着力の向上が図れ、防犯及び盗難防止機能を向上させる点から図2に示す態様が好ましい。
なお、支持体の片面に接着層を設ける場合には、支持体の室内側の面ではなく、屋外側の面に設けることが好ましい。
前記合わせガラス貼り合せ材としては、図2に示すように、支持体11の両面に接着層12,12を有する態様、図3に示すように、支持体11の片面に接着層12を有する態様などが挙げられる。これらの中でも、密着力の向上が図れ、防犯及び盗難防止機能を向上させる点から図2に示す態様が好ましい。
なお、支持体の片面に接着層を設ける場合には、支持体の室内側の面ではなく、屋外側の面に設けることが好ましい。
前記合わせガラス貼り合せ材は、支持体上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、前記中間層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えていることが、紫外線遮断機能は「皮膚の日焼け、シワ、たるみ、又は皮膚癌の予防」により、赤外線遮断機能は「室内温度上昇抑制による冷房機器使用の抑制によるエコロジー」により、合わせガラスの機能を高めることができる点で好ましい。
また、前記合わせガラス貼り合せ材は、支持体上に、アンダー層と、中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)と、接着層とをこの順に有することが、全ての層間の接着力を高く維持する点で好ましい。図4は、支持体11上に、アンダー層14、中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)13、接着層12をこの順に設けた合わせガラス貼り合せ材である。なお、紫外線遮断層又は赤外線遮断層は、各層を独立に設けても構わない。
また、前記合わせガラス貼り合せ材は、支持体上に、アンダー層と、中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)と、接着層とをこの順に有することが、全ての層間の接着力を高く維持する点で好ましい。図4は、支持体11上に、アンダー層14、中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)13、接着層12をこの順に設けた合わせガラス貼り合せ材である。なお、紫外線遮断層又は赤外線遮断層は、各層を独立に設けても構わない。
また、図5に示すように、支持体11の一方の面に、アンダー層14と、中間層13と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えており、
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
また、図6に示すように、支持体11の一方の面に、アンダー層14と、中間層13と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えており、
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14と、中間層13と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14と、中間層13と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
また、図7に示すように、支持体11の一方の面に、アンダー層14と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている態様が好ましい。
また、図8に示すように、支持体11の一方の面に、アンダー層14と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えており、
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
また、図9に示すように、支持体11の一方の面に、アンダー層14と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えており、
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
前記支持体11の他方の面に、アンダー層14と、接着層12とをこの順に有し、前記接着層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい。
<支持体>
前記支持体としては、その形状、構造、大きさ等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記形状としては、例えば、平板状などが挙げられ、前記構造としては、単層構造であってもいし、積層構造であってもよく、前記大きさとしては、前記合わせガラスの大きさ等に応じて適宜選択することができる。
前記支持体としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステルフィルム;ポリカーボネート(PC)フィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム;ポリイミドフィルム、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、などが挙げられる。これらの中でも、コスト及び性能の面からポリエステルフィルムが特に好ましい。
前記支持体としては、その形状、構造、大きさ等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記形状としては、例えば、平板状などが挙げられ、前記構造としては、単層構造であってもいし、積層構造であってもよく、前記大きさとしては、前記合わせガラスの大きさ等に応じて適宜選択することができる。
前記支持体としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステルフィルム;ポリカーボネート(PC)フィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム;ポリイミドフィルム、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、などが挙げられる。これらの中でも、コスト及び性能の面からポリエステルフィルムが特に好ましい。
前記支持体もしくは前記接着層と前記アンダー層との間に設けた中間層には、着色調色機能の発現のため、あるいは紫外線や赤外線の透過防止効率アップのため、必要に応じて、アゾ系、メチン系、アンスラキノン系、キノフタロン系、ペリレン系、キサンテン系、クマリン系等の染料;アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ペリレン系、ジオキサジン系、アンスラキノン系、イソインドリン系等の有機顔料又は無機顔料等の着色剤を添加することが可能である。前記着色剤の配合量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択される。
また、前記フィルム支持体、又は前記接着層と前記アンダー層との間に設けた中間層には紫外線吸収剤を添加することが可能である。前記紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、ベンゾジチオール系、クマリン系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収剤;酸化チタン、酸化亜鉛などが挙げられる。前記紫外線吸収剤の種類、配合量は特に制限はなく、目的に応じて適宜選択される。
また、前記フィルム支持体、又は前記接着層と前記アンダー層との間に設けた中間層には紫外線吸収剤を添加することが可能である。前記紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、ベンゾジチオール系、クマリン系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収剤;酸化チタン、酸化亜鉛などが挙げられる。前記紫外線吸収剤の種類、配合量は特に制限はなく、目的に応じて適宜選択される。
前記支持体の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、125μm〜250μmが好ましい。この厚み範囲において、ガラスの打ち破りに対する防犯性能を満たすことができる。
<接着層>
前記接着層は、熱可塑性樹脂を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記接着層は、熱可塑性樹脂を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)は40℃〜60℃であり、45℃〜55℃が好ましい。前記ガラス転移温度が、40℃未満であると、接着層が軟化しすぎて合わせガラス加工時の冷却工程にてムラとなることがあり、60℃を超えると、接着層の軟化が進まず、合わせガラスの中間膜との相互作用が生じないので、接着力が著しく低下することがある。
前記ガラス転移温度は、例えば試料の温度をゆっくりと上昇又は下降させながら吸熱及び発熱を測定する示差熱分析法(DTA)により測定することができる。
前記ガラス転移温度は、例えば試料の温度をゆっくりと上昇又は下降させながら吸熱及び発熱を測定する示差熱分析法(DTA)により測定することができる。
前記熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)は、20,000〜100,000であり、50,000〜70,000が好ましい。前記重量平均分子量が、20,000未満であると、紫外線吸収剤や遮熱材料を接着層に混ぜて機能を持たせる場合に紫外線吸収剤や遮熱材料の析出や長期使用によるブリードアウトが生じやすくとなることがあり、100,000を超えると、液粘度自体の上昇と、紫外線吸収剤や遮熱材料を接着層に混ぜて機能を持たせる場合の調液段階での紫外線吸収剤や遮熱材料との相溶性の悪化により調液から塗布までの製造の難易度が高まることと、面状故障の発生頻度が高まることがある。
前記重量平均分子量は、例えばゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定することができる。
前記熱可塑性樹脂は酸価を有することが好ましく、該酸価は、2.0mgKOH/g〜10.0mgKOH/gであることが好ましい。
前記重量平均分子量は、例えばゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定することができる。
前記熱可塑性樹脂は酸価を有することが好ましく、該酸価は、2.0mgKOH/g〜10.0mgKOH/gであることが好ましい。
前記熱可塑性樹脂としては、上記物性値を満たせば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアクリル樹脂、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、などが挙げられる。これらの中でも、透明性、耐光性、各種添加剤との相溶性などの点からアクリル樹脂が特に好ましい。
前記アクリル樹脂としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記合成する場合には、以下に例示されるモノマーを重合又は共重合して得られるものを用いることができる。即ち、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等);2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシ含有モノマー;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸又はその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等のカルボキシ基又はその塩を有するモノマー;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N,N−ジアルキルアクリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)、N−アルコキシアクリルアミド、N−アルコキシメタクリルアミド、N,N−ジアルコキシアクリルアミド、N,N−ジアルコキシメタクリルアミド(アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基等)、アクリロイルモルホリン、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−フェニルメタクリルアミド等のアミド基を有するモノマー;無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマー;2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−メチル−2−オキサゾリン等のオキサゾリン基含有モノマー;メトキシジエチレングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート、ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノエステル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記市販品としては、例えば、ダイヤナールBR−106、ダイヤナールMB−7601、ダイヤナールMB−7602、ダイヤナールMB−7603(いずれも三菱レイヨン株式会社製)などを用いることができる。
前記合成する場合には、以下に例示されるモノマーを重合又は共重合して得られるものを用いることができる。即ち、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等);2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシ含有モノマー;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸又はその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等のカルボキシ基又はその塩を有するモノマー;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N,N−ジアルキルアクリルアミド、N,N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)、N−アルコキシアクリルアミド、N−アルコキシメタクリルアミド、N,N−ジアルコキシアクリルアミド、N,N−ジアルコキシメタクリルアミド(アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基等)、アクリロイルモルホリン、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−フェニルメタクリルアミド等のアミド基を有するモノマー;無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマー;2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−メチル−2−オキサゾリン等のオキサゾリン基含有モノマー;メトキシジエチレングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート、ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノエステル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記市販品としては、例えば、ダイヤナールBR−106、ダイヤナールMB−7601、ダイヤナールMB−7602、ダイヤナールMB−7603(いずれも三菱レイヨン株式会社製)などを用いることができる。
前記接着層には、必要に応じて、赤外線遮断機能や紫外線遮断機能などを付与するため赤外線吸収剤、紫外線吸収剤を添加することができる。
更に必要に応じて、着色剤、発泡抑制剤等のその他の成分を添加することができる。
更に必要に応じて、着色剤、発泡抑制剤等のその他の成分を添加することができる。
前記接着層の形成方法としては、特に制限はなく、公知の方法に従って形成することができ、例えば、上記成分を配合してなる接着層塗布液を用いた塗布法により好適に形成することができる。
前記塗布法としては、例えばブレード塗工法、グラビア塗工法、グラビアオフセット塗工法、バー塗工法、ロール塗工法、ナイフ塗工法、エアーナイフ塗工法、コンマ塗工法、Uコンマ塗工法、AKKU塗工法、スムージング塗工法、マイクログラビア塗工法、リバースロール塗工法、4本又は5本ロール塗工法、ディップ塗工法、落下カーテン塗工法、スライド塗工法、ダイ塗工法、などが挙げられる。
前記接着層の厚みは、1μm〜50μmが好ましく、20μm〜40μmがより好ましい。前記厚みが、1μm未満であると、合わせガラスの中間膜との接着力が著しく低下することがあり、50μmを超えると、合わせガラス加工時に接着層が持つ含水分が揮発して生じる泡故障が発生しやすくなることがある。
前記塗布法としては、例えばブレード塗工法、グラビア塗工法、グラビアオフセット塗工法、バー塗工法、ロール塗工法、ナイフ塗工法、エアーナイフ塗工法、コンマ塗工法、Uコンマ塗工法、AKKU塗工法、スムージング塗工法、マイクログラビア塗工法、リバースロール塗工法、4本又は5本ロール塗工法、ディップ塗工法、落下カーテン塗工法、スライド塗工法、ダイ塗工法、などが挙げられる。
前記接着層の厚みは、1μm〜50μmが好ましく、20μm〜40μmがより好ましい。前記厚みが、1μm未満であると、合わせガラスの中間膜との接着力が著しく低下することがあり、50μmを超えると、合わせガラス加工時に接着層が持つ含水分が揮発して生じる泡故障が発生しやすくなることがある。
<アンダー層>
前記アンダー層は、支持体と、接着層又は中間層の間の密着力を向上させる目的で設けられる。
前記アンダー層に使用可能なバインダーとしては、例えばポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記アンダー層中には、紫外線遮断機能、赤外線遮断機能、着色調色機能を発現させるため、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、着色剤を添加することができる。これら紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、着色剤としては、前記支持体に使用したもの等が適宜選択使用できる。
前記アンダー層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、0.1μm〜2.0μmが好ましい。
前記アンダー層は、支持体と、接着層又は中間層の間の密着力を向上させる目的で設けられる。
前記アンダー層に使用可能なバインダーとしては、例えばポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記アンダー層中には、紫外線遮断機能、赤外線遮断機能、着色調色機能を発現させるため、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、着色剤を添加することができる。これら紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、着色剤としては、前記支持体に使用したもの等が適宜選択使用できる。
前記アンダー層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、0.1μm〜2.0μmが好ましい。
<中間層>
前記中間層は、接着層とアンダー層との間に設けられ、紫外線遮断機能を主として備えた場合には紫外線遮断層として用いられる。また、赤外線遮断機能を主として備えた場合には赤外線遮断層として用いられる。
前記中間層は、接着層とアンダー層との間に設けられ、紫外線遮断機能を主として備えた場合には紫外線遮断層として用いられる。また、赤外線遮断機能を主として備えた場合には赤外線遮断層として用いられる。
−紫外線線遮断層−
前記紫外線線遮断層は、ベンゾトリアゾール系、ベンゾジチオール系、クマリン系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル系、シアノアクリレート系の有機系紫外線吸収剤や金属酸化物粒子を分散した樹脂塗布層である。
前記金属酸化物粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばTiO2、ZnO、α−Fe2O3、CeO2などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの粒子を分散させる樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、あるいは紫外線硬化ハードコート剤などが挙げられる。これらの耐候性を高めるために、更に、架橋剤又はシランカップリング剤などを添加することができる。
前記紫外線遮断層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、20μm〜40μmが好ましい。
前記紫外線線遮断層は、ベンゾトリアゾール系、ベンゾジチオール系、クマリン系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル系、シアノアクリレート系の有機系紫外線吸収剤や金属酸化物粒子を分散した樹脂塗布層である。
前記金属酸化物粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばTiO2、ZnO、α−Fe2O3、CeO2などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの粒子を分散させる樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、あるいは紫外線硬化ハードコート剤などが挙げられる。これらの耐候性を高めるために、更に、架橋剤又はシランカップリング剤などを添加することができる。
前記紫外線遮断層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、20μm〜40μmが好ましい。
−赤外線遮断層−
前記赤外線遮断層は、赤外線遮断機能を有する金属酸化物及び金属の少なくとも1種とバインダー樹脂からなる透明な層である。
前記赤外線遮断機能を有する金属酸化物又は金属としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ。例えばドープ酸化インジウム(ITO)、アンチモンドープ酸化錫(ATO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛、酸化亜鉛と銀と酸化亜鉛の複合系などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記バインダー樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、あるいは紫外線硬化ハードコート剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記赤外線遮断層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、1.0μm〜5.0μmが好ましい。
前記赤外線遮断層は、赤外線遮断機能を有する金属酸化物及び金属の少なくとも1種とバインダー樹脂からなる透明な層である。
前記赤外線遮断機能を有する金属酸化物又は金属としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ。例えばドープ酸化インジウム(ITO)、アンチモンドープ酸化錫(ATO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛、酸化亜鉛と銀と酸化亜鉛の複合系などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記バインダー樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、あるいは紫外線硬化ハードコート剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記赤外線遮断層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、1.0μm〜5.0μmが好ましい。
(合わせガラス)
本発明の合わせガラスは、2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せてなり、
本発明の前記合わせガラス貼り合せ材の両面に、それぞれ前記中間膜が接するように貼り合せてなる。具体的には、図1に示す態様が好ましい。
本発明の合わせガラスは、2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せてなり、
本発明の前記合わせガラス貼り合せ材の両面に、それぞれ前記中間膜が接するように貼り合せてなる。具体的には、図1に示す態様が好ましい。
前記合わせガラスは、2枚のガラス板の間に中間膜を介在させて、本発明の前記合わせガラス貼り合せ材により一体化したものである。このような合わせガラスは、外部衝撃を受けて破損してもガラスの破片が飛散することがなく安全であるため、建築物等の窓ガラスとして広く用いられている。
前記2枚のガラス板としては、例えば透明ガラス板、型ガラス板、網入りガラス板、線入りガラス板、強化ガラス板、熱線反射ガラス板、熱線吸収ガラス板、Low−Eガラス板、その他の各種ガラス板などが挙げられる。
1枚のガラス板は、厚みが1mm〜3mmであることが好ましい。
1枚のガラス板は、厚みが1mm〜3mmであることが好ましい。
−合わせガラス中間膜−
前記合わせガラス中間膜は、熱可塑性樹脂を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が特に好ましい。
前記合わせガラス中間膜は、熱可塑性樹脂を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が特に好ましい。
前記合わせガラス中間膜には、前記熱可塑性樹脂以外にも、必要に応じて例えば可塑剤、顔料、接着性調整剤、カップリング剤、界面活性剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、赤外吸収剤などを添加することができる。
前記合わせガラス中間膜の成形方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、熱可塑性樹脂及びその他の成分を含有する組成物を均一に混練りした後、押出し法、カレンダー法、プレス法、キャスティング法、インフレーション法等の従来公知の方法によりシート状に作製する方法などが挙げられる。
前記合わせガラス中間膜の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.3mm〜1.6mmが好ましい。
前記合わせガラス中間膜の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.3mm〜1.6mmが好ましい。
前記合わせガラスの作製方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の合わせガラス貼り合わせ材の一方の面の接着層を、一のガラス板の中間膜と接するように重ね合わせ、本発明の合わせガラス貼り合わせ材の他方の面の接着層を、他方のガラス板の中間膜と接するように重ね合わせ、加圧下に加熱して接着させ、合わせガラスを製造する。
前記接着層を加熱・加圧接着させる方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法が使用可能であるが、2つのガラス板の間に中間膜介して本発明の合わせガラス貼り合せ材を挟み込み、合わせガラス構成体を作製する。この合わせガラス構成体を、例えばゴムバッグのような真空バッグの中に入れ、この真空バッグを排気系に接続して、真空バッグ内の圧力が約−65kPa〜−100kPaの減圧度となるように減圧吸引(脱気)しながら温度が70℃〜110℃の予備接着を行った後、この予備接着された合わせガラス構成体をオートクレーブの中に入れ、温度120℃〜150℃、圧力0.98MPa〜1.47MPaの条件で加熱加圧して本接着を行うことにより、所望の合わせガラスを得ることができる。
−用途−
本発明の合わせガラスは、優れた防犯及び盗難防止機能を有しているので、例えば一般の戸建住宅、集合住宅、オフィスビス、店舗、公共施設、工場施設等の建物の開口部、間仕切り等の建材用ガラス;自動車、バス、トラック、電車、新幹線、飛行機、旅客機、船等の各種乗り物用窓ガラスなどに幅広く用いることができる。
本発明の合わせガラスは、優れた防犯及び盗難防止機能を有しているので、例えば一般の戸建住宅、集合住宅、オフィスビス、店舗、公共施設、工場施設等の建物の開口部、間仕切り等の建材用ガラス;自動車、バス、トラック、電車、新幹線、飛行機、旅客機、船等の各種乗り物用窓ガラスなどに幅広く用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
下記例で用いたアクリル樹脂のガラス転移温度及び重量平均分子量は、以下の方法で測定したものである。
下記例で用いたアクリル樹脂のガラス転移温度及び重量平均分子量は、以下の方法で測定したものである。
<アクリル樹脂のガラス転移温度>
アクリル樹脂のガラス転移温度は、試料の温度をゆっくりと上昇又は下降させながら吸熱や発熱を測定する示差熱分析法(DTA)により測定した。
アクリル樹脂のガラス転移温度は、試料の温度をゆっくりと上昇又は下降させながら吸熱や発熱を測定する示差熱分析法(DTA)により測定した。
<アクリル樹脂の重量平均分子量>
アクリル樹脂の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定した。
アクリル樹脂の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定した。
(実施例1)
<合わせガラス貼り合せ材の作製>
厚み188μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(富士フイルム株式会社製)に、下記接着剤層塗布液をバー塗布し、120℃で7分間乾燥し、厚み20μmの接着層を形成した。以上により、実施例1の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−接着剤層塗布液−
・メチルエチルケトン・・・・40質量部
・メトキシプロピルアセテート・・・10質量部
・アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)・・・10質量部
<合わせガラス貼り合せ材の作製>
厚み188μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(富士フイルム株式会社製)に、下記接着剤層塗布液をバー塗布し、120℃で7分間乾燥し、厚み20μmの接着層を形成した。以上により、実施例1の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−接着剤層塗布液−
・メチルエチルケトン・・・・40質量部
・メトキシプロピルアセテート・・・10質量部
・アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)・・・10質量部
(実施例2)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、接着層の厚みを5μmに変えた以外は、実施例1と同様にして、実施例2の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、接着層の厚みを5μmに変えた以外は、実施例1と同様にして、実施例2の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例3)
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例3の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例3の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例4)
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例4の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例4の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例5)
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例5の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例5の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例6)
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例6の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例6の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例7)
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例7の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、実施例7の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(実施例8)
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例8の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例2と同様にして、実施例8の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例1)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7487、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例1の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7487、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例1の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例2)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7487、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例2の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7487、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例2の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例3)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−87、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例3の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−87、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例3の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例4)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−87、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例4の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−87、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例4の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例5)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−113、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例5の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−113、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例5の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例6)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−113、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例6の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−113、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例6の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例7)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−77、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例7の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−77、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例7の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例8)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−77、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例8の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−77、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例8の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例9)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−80、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例9の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例1において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−80、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例1と同様にして、比較例9の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
(比較例10)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−80、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例10の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
実施例2において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−80、三菱レイヨン株式会社製)に変えた以外は、実施例2と同様にして、比較例10の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
次に、実施例1〜8及び比較例1〜10について、以下のようにして密着力を評価した。結果を表1に示す。
<密着力の評価>
実施例1〜8及び比較例1〜10の合わせガラス貼り合せ材をそれぞれ2枚用いて、塗布面同士を内向きに対にし、その間に合わせガラス中間膜(PVB、又はEVA)を挟んだ状態のサンプルを作製した。このサンプルを、両面から150℃の熱がかかるラミネーターにて1.0m/minの速度で通してラミネートし、評価サンプルを完成させた。この評価サンプルを常温(25℃)まで冷却した後、合わせガラス中間膜で接着していない部分の2枚の塗布サンプルを人手で反接着方向(外向き)に引っ張ることによる、合わせガラス中間膜と実施例1〜8及び比較例1〜10の合わせガラス貼り合せ材が接着している部分の剥離しやすさから、合わせガラス中間膜と実施例及び比較例の合わせガラス貼り合せ材との接着力を以下の基準で評価した。
〔評価基準〕
5:非常に密着力強い(合わせガラス中間膜の両面ともに接触面積の1%以下しか剥がれがない)
4:密着力強い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで接触面積の10%以下の剥がれしか生じない)
3:やや接着力あり(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで接触面積の50%程度の剥がれが発生する)
2:やや密着力弱い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで剥がす時に抵抗はあるものの接触面積の100%が剥がれる)
1:密着力弱い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで剥がす時に抵抗感もなく簡単に接触面積の100%が剥がれる)
実施例1〜8及び比較例1〜10の合わせガラス貼り合せ材をそれぞれ2枚用いて、塗布面同士を内向きに対にし、その間に合わせガラス中間膜(PVB、又はEVA)を挟んだ状態のサンプルを作製した。このサンプルを、両面から150℃の熱がかかるラミネーターにて1.0m/minの速度で通してラミネートし、評価サンプルを完成させた。この評価サンプルを常温(25℃)まで冷却した後、合わせガラス中間膜で接着していない部分の2枚の塗布サンプルを人手で反接着方向(外向き)に引っ張ることによる、合わせガラス中間膜と実施例1〜8及び比較例1〜10の合わせガラス貼り合せ材が接着している部分の剥離しやすさから、合わせガラス中間膜と実施例及び比較例の合わせガラス貼り合せ材との接着力を以下の基準で評価した。
〔評価基準〕
5:非常に密着力強い(合わせガラス中間膜の両面ともに接触面積の1%以下しか剥がれがない)
4:密着力強い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで接触面積の10%以下の剥がれしか生じない)
3:やや接着力あり(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで接触面積の50%程度の剥がれが発生する)
2:やや密着力弱い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで剥がす時に抵抗はあるものの接触面積の100%が剥がれる)
1:密着力弱い(合わせガラス中間膜の両面のいずれかで剥がす時に抵抗感もなく簡単に接触面積の100%が剥がれる)
*PVB(ポリビニルブチラール)
表1の結果から、実施例1〜8の合わせガラス貼り合せ材は、比較例1〜10に比べて、EVA及びPVBとの密着力が向上していることが分かった。
(実施例9)
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
厚み188μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(富士フイルム株式会社製)の両面に、下記接着剤層塗布液をバー塗布し、120℃で7分間乾燥し、厚み20μmの接着層をそれぞれ形成した。以上により、実施例9の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−接着剤層塗布液−
・メチルエチルケトン・・・・40質量部
・メトキシプロピルアセテート・・・10質量部
・アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)・・・10質量部
−合わせガラス貼り合せ材の作製−
厚み188μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(富士フイルム株式会社製)の両面に、下記接着剤層塗布液をバー塗布し、120℃で7分間乾燥し、厚み20μmの接着層をそれぞれ形成した。以上により、実施例9の合わせガラス貼り合せ材を作製した。
−接着剤層塗布液−
・メチルエチルケトン・・・・40質量部
・メトキシプロピルアセテート・・・10質量部
・アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)・・・10質量部
−合わせガラスの作製−
実施例9の合わせガラス貼り合せ材を、合わせガラス中間膜としての透明な2枚のポリビニルブチラール(PVB)フィルム(厚み0.38mm)で挟んで、更にその両側を2枚のフロートガラス(厚み1.5mm)で挟み込んだ。これをゴムバック内に入れ、2,660Paの真空度で20分間脱気した後、脱気したままオーブンに移し、更に90℃で30分間保持しつつ真空プレスした。このようにして予備圧着された合わせガラスをオートクレーブ中で150℃、圧力118N/cm2の条件で30分間圧着を行い、実施例9の合わせガラスを作製した。
実施例9の合わせガラス貼り合せ材を、合わせガラス中間膜としての透明な2枚のポリビニルブチラール(PVB)フィルム(厚み0.38mm)で挟んで、更にその両側を2枚のフロートガラス(厚み1.5mm)で挟み込んだ。これをゴムバック内に入れ、2,660Paの真空度で20分間脱気した後、脱気したままオーブンに移し、更に90℃で30分間保持しつつ真空プレスした。このようにして予備圧着された合わせガラスをオートクレーブ中で150℃、圧力118N/cm2の条件で30分間圧着を行い、実施例9の合わせガラスを作製した。
(実施例10)
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例10の合わせガラスを作製した。
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7601、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例10の合わせガラスを作製した。
(実施例11)
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例11の合わせガラスを作製した。
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7602、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例11の合わせガラスを作製した。
(実施例12)
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例12の合わせガラスを作製した。
実施例9の合わせガラス貼り合せ材の作製において、アクリル樹脂(ダイヤナールBR−106、三菱レイヨン株式会社製)を、アクリル樹脂(ダイヤナールMB−7603、三菱レイヨン株式会社製)に代えた以外は、実施例9と同様にして、実施例12の合わせガラスを作製した。
本発明の合わせガラス貼り合せ材は、合わせガラス中間膜との接着力を向上させることができるので、防犯及び盗難防止機能を持たせた合わせガラスに好適であり、各種建材用ガラス、各種乗り物用窓ガラスなどに幅広く用いられる。
1 ガラス板
2 合わせガラス中間膜
3 合わせガラス貼り合せ材
10 合わせガラス
11 支持体
12 接着層
13 中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)
14 アンダー層
2 合わせガラス中間膜
3 合わせガラス貼り合せ材
10 合わせガラス
11 支持体
12 接着層
13 中間層(紫外線遮断層又は赤外線遮断層)
14 アンダー層
Claims (10)
- 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せるのに用いられる合わせガラス貼り合せ材であって、
支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に接着層を有し、該接着層が熱可塑性樹脂を含有し、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)が40℃〜60℃であり、該熱可塑性樹脂の重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000であることを特徴とする合わせガラス貼り合せ材。 - 熱可塑性樹脂が、アクリル樹脂である請求項1に記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 接着層の厚みが、1μm〜50μmである請求項1から2のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の一方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている請求項1から3のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい請求項4に記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の他方の面上に、アンダー層と、中間層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記中間層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい請求項4に記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の一方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、前記アンダー層、及び前記支持体の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えている請求項1から3のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の他方の面上に、アンダー層を有し、該アンダー層が、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい請求項7に記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 支持体の他方の面上に、アンダー層と、接着層とをこの順に有し、前記接着層、及び前記アンダー層の少なくともいずれかが、紫外線遮断機能及び赤外線遮断機能の少なくともいずれかを兼ね備えてもよい請求項7に記載の合わせガラス貼り合せ材。
- 2つのガラス板を中間膜を介して貼り合せてなる合わせガラスであって、
請求項1から9のいずれかに記載の合わせガラス貼り合せ材の両面に、それぞれ前記中間膜が接するように貼り合せてなることを特徴とする合わせガラス。
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